JP5602794B2 - 連続鉢苗移植機及び連続鉢苗移植方法 - Google Patents
連続鉢苗移植機及び連続鉢苗移植方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5602794B2 JP5602794B2 JP2012135825A JP2012135825A JP5602794B2 JP 5602794 B2 JP5602794 B2 JP 5602794B2 JP 2012135825 A JP2012135825 A JP 2012135825A JP 2012135825 A JP2012135825 A JP 2012135825A JP 5602794 B2 JP5602794 B2 JP 5602794B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potted seedling
- continuous
- seedling
- potted
- continuous potted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
本発明の第1実施形態を添付した図を参照して説明する。なお、説明の便宜上、連続鉢苗移植機1の進行方向(図1、図2における右方向)を前方向、その反対方向(図1、図2における左方向)を後方向と規定する。
図1〜図5に示されるように、連続鉢苗移植機1は、後側(図1、図2における左側)の下面を接地面とした機台9(本体フレーム)を有し、機台9上には、連続鉢苗2を載置する鉢苗載置部4と、鉢苗載置部4から引き出された連続鉢苗2を1列に整列させて案内する鉢苗案内部8と、鉢苗案内部8から植付け面へ連続鉢苗2を繰り出す鉢苗繰出部12とが、連続鉢苗2の搬送経路(図11参照)に沿って配設されいる。
まず、連続鉢苗移植機1を圃場5の植付け開始位置に位置させる。次に、ハンドル6を牽いて連続鉢苗移植機1を前進させることで、鉢苗載置部4から引き出された連続鉢苗2の始端部を固定するために必要な植付け溝を圃場5に形成する。次に、連続鉢苗2を収容した鉢苗台39(図3参照)を連続鉢苗移植機1の鉢苗載置部4にセットした後、鉢苗載置部4から引き出した連続鉢苗2を引き上げ用ローラ21に掛ける。さらに、連続鉢苗2を鉢苗載置部4から引き出して、引き上げ用ローラ21の下流側の連続鉢苗2(連続鉢苗2の始端部側)を回転体22の外周部に前方から掛ける(図6、図7参照)。
第1実施形態によれば、鉢苗載置部4と鉢苗案内部8との間に、鉢苗載置部4から引き出された連続鉢苗2に従動して回転する回転体22を設けて連続鉢苗移植機1を構成したので、回転体22の前後で(上流と下流とで)、搬送経路の向きを変化させる(調節する)ことが可能になり、設計の自由度を向上させることができる。例えば、鉢苗載置部4の延長上に鉢苗案内部8を配置する必要がないので、連続鉢苗移植機1のように、鉢苗載置部4の後側端部(鉢苗引き出し口)と鉢苗案内部8の前側端部(鉢苗受け入れ口)とを上下に間隔を空けて配置することができ、この場合、連続鉢苗移植機1の全長を短縮して連続鉢苗移植機1を小型化することができる。
本発明の第2実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1実施形態と重複する説明を省く。
図14に示されるように、連続鉢苗移植機41(第2実施形態)は、特に、鉢苗載置部4が鉢苗案内部8の上方に配置される点で連続鉢苗移植機1(第1実施形態)とは異なる。これにより、連続鉢苗移植機41では、図2及び図14から容易に理解できるように、連続鉢苗移植機1に対して下部フレーム10を短縮、延いては、全長を短縮することができる。また、連続鉢苗移植機41は、ハンドル6下部に、ハンドル6をピン46の回りに回転可能とするハンドル回転部材47を備えており、これにより、全長の短縮によりハンドル6の牽引方向等に起因して発生し易くなる機台9後方の浮き上がりを抑制することができる。また、ハンドル回転部材47は、ハンドル6を収容する機能を有しており、運搬時等にさらに小型化することができる。
本発明の第3実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1実施形態及び第2実施形態と重複する説明を省く。
図16に示されるように、連続鉢苗移植機51(第3実施形態)は、特に、回転体22が補助把手23を取り付けるためのステー24によって片持ち支持される点で連続鉢苗移植機1(第1実施形態)と一致する。そして、連続鉢苗移植機51は、引き上げ用ローラ21を備えていない点で第1実施形態及び第2実施形態とは異なる。また、ハンドルフレーム11の下端部に、車輪14に替えて滑走体54(ソリ)を備える点で第1実施形態及び第2実施形態とは異なる。
本発明の第4実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1実施形態及び第2実施形態と重複する説明を省く。
図17は、図2(第1実施形態の連続鉢苗移植機1)及び図14(第2実施形態の連続鉢苗移植機41)に対応する第4実施形態の連続鉢苗移植機61の左側面図である。図17と図2とを参照して理解できるように、連続鉢苗移植機1(第1実施形態)では、補助把手23は、下部フレーム10に立設されたステー24の上端部に固定されているのに対して、連続鉢苗移植機61(第4実施形態)では、補助把手23は、鉢苗載置部4の後端部の左側(図17における手前側)に取り付けられており、第1実施形態の連続鉢苗移植機1の基部23aに相当する要素、すなわち、引き上げ用ローラ21に対して平行に配置される部分を有していない。
また、第4実施形態では、円筒体64を補助把手23と別体で構成したので、円筒体64の配置の自由度が増して、円筒体64を連続鉢苗2に当たらない位置に配置することができる。これにより、連続鉢苗2が円筒体64に当たって連続鉢苗2に張力が掛かることに起因する植付け深さの脈動を抑制することができる。
さらに、第4実施形態では、引き上げ用ローラ21を通過した連続鉢苗2の終端部が円筒体64に引っ掛かる(ぶら下がる)ように構成したので、連続鉢苗2の終端部が落下して絡まったり、連続鉢苗2から土がこぼれ落ちる事態を回避することができる。そして、円筒体64の外径を第1実施形態の連続鉢苗移植機1の補助把手23の基部23aよりも大きく形成したので、連続鉢苗2の終端をより円滑に処理する(通過させる)ことができる。
本発明の第5実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1実施形態及び第2実施形態と重複する説明を省く。
図18及び図19に、第5実施形態の連続鉢苗移植機71の平面図及び左側面図を示す。連続鉢苗移植機71は、鉢苗載置部4が鉢苗案内部8の上方に配置される点で第2実施形態の連続鉢苗移植機41(図14参照)と一致する。また、連続鉢苗移植機71(第5実施形態)は、鉢苗載置部4が前後方向(図18及び図19における左右方向)へ伸縮される点で連続鉢苗移植機41(第2実施形態)と相違する。
なお、図18及び図19において符号90で示すボルトを調節することで、植付時の鎮圧ローラ37の上限位置を変え、それにより植付深さを変更できる。また、図19において符号36aで示されるのは1対の土寄せ板である。上述したように、第1実施形態及び第2実施形態の土寄せ板36は対になっており、機台9に対し水平方向に付設した金属製のプレートの端を下向きに折り曲げた形状になっており、連続鉢苗2の傍らに周辺の土を掻き寄せる機能を有しているが、夾雑物の多い圃場では土寄せ板36の下に夾雑物が詰まる問題があった。このため、縦型に付設した土寄せ板36aでは夾雑物が詰まることなく土寄せが可能となった。さらに、車輪カバー91の上端部は、かご形ローラー84を通過した連続鉢苗2の終端部を引っ掛ける機能を有する。
また、鉢苗載置部4(ガイドシャフト80)を伸長させた状態では、鉢苗載置部4上に2台の鉢苗台39を前後に並べて配置することができるので、前側に配置された鉢苗台39上の連続鉢苗2の終端部と、後側に配置された鉢苗台39上の連続鉢苗2の始端部とを連結することにより、2台分の鉢苗台39の連続鉢苗2を連続して移植することが可能であり、移植作業を効率化することができる。
さらに、圃場の終端部では、鉢苗載置部4(ガイドシャフト80)を縮長させて、鉢苗載置部4上の鉢苗台39を前方へ移動させることにより、連続鉢苗移植機71の全長を縮めることが可能であり、方向転換が容易になる。
換言すると、鉢苗台39から引き出された連続鉢苗2は、苗掛け皿78上を移動して、苗寄せ板87によって鉢苗載置部4の左右方向片側へ寄せられた後、苗起こし板88によってねじれが矯正されるので、かご形ローラ84の位置を、引き上げ用ローラ21よりも低く設定することができる。
さらに、第1実施形態及び第2実施形態では、各個別鉢体2aが引き上げ用ローラ21を乗り越える際、連続鉢苗2が脈動することがあり、個別鉢体2a間を連結する紙のちぎれや植付深さが不安定となる原因であった。この問題を解決するため、第5実施形態では、引き上げ用ローラ21(樹脂ローラ)に代えて、かご形ローラ84を採用した。かご形ローラ84に付設した4枚のプレートの間に各個別鉢体2aが納まることにより、連続鉢苗2に作用する脈動を抑制することができた。なお、上述したように、かご形ローラ84の構造は、第1実施形態及び第2実施形態の回転体22と同等の構造を採用しているため、かご形ローラ84に替えて、回転体22を取り付けることで、各個別鉢体2aが回転体22のロッド28に納まり、連続鉢苗2に作用する脈動を抑制することが可能である。
また、第5実施形態では、かご形ローラ85と下部フレーム10との間がオープンであり、かご形ローラ85と下部フレーム10との間に手が入れ易いため、連続鉢苗2の取り回しが容易である。
Claims (5)
- 進行方向後側の下面を接地面とした機台上に、連続鉢苗の搬送経路に沿って順次、前記連続鉢苗を載置する鉢苗載置部と、該鉢苗載置部から引き出された前記連続鉢苗を1列に整列させて案内する鉢苗案内部と、該鉢苗案内部から植付け面へ前記連続鉢苗を繰り出す鉢苗繰出部と、が設けられて、さらに、前記機台の接地面に、圃場に植付け溝を形成する溝切部が設けられる移植機であって、
前記搬送経路の前記鉢苗載置部と前記鉢苗案内部との間に設けられて、前記鉢苗載置部から引き出された前記連続鉢苗に従動して回転する回転体を有し、
前記回転体が、かご型のローラによって構成されて、前記回転体の外周部に、前記鉢苗載置部から引き出された前記連続鉢苗が係合されることを特徴とする連続鉢苗移植機。 - 前記鉢苗載置部の鉢苗引き出し口と前記鉢苗案内部の鉢苗受け入れ口とが、上下に間隔を空けて配置されることを特徴とする請求項1に記載の連続鉢苗移植機。
- 前記鉢苗載置部と前記回転体との間の前記鉢苗載置部よりも高い位置に設けられて、前記鉢苗載置部から引き上げられた前記連続鉢苗が係合される引き上げ用ローラを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の連続鉢苗移植機。
- 前記鉢苗載置部が、前記鉢苗案内部の上方に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の連続鉢苗移植機。
- 鉢苗載置部から引き出された連続鉢苗を鉢苗案内部によって1列に整列させて案内しながら圃場の植付け面へ繰り出す連続鉢苗移植方法であって、
前記鉢苗載置部と前記鉢苗案内部とを上下に間隔を空けて配置するとともに、前記鉢苗載置部から引き出された前記連続鉢苗を、かご型のローラによって構成されて前記連続鉢苗に従動して回転する回転体の外周部に係合しておいて、
前記鉢苗載置部から引き出された連続鉢苗は、前記回転体を通過することにより、搬送経路が前記鉢苗案内部に沿うように調節されることを特徴とする連続鉢苗移植方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012135825A JP5602794B2 (ja) | 2011-06-15 | 2012-06-15 | 連続鉢苗移植機及び連続鉢苗移植方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011133418 | 2011-06-15 | ||
JP2011133418 | 2011-06-15 | ||
JP2012135825A JP5602794B2 (ja) | 2011-06-15 | 2012-06-15 | 連続鉢苗移植機及び連続鉢苗移植方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013017480A JP2013017480A (ja) | 2013-01-31 |
JP5602794B2 true JP5602794B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=47689556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012135825A Active JP5602794B2 (ja) | 2011-06-15 | 2012-06-15 | 連続鉢苗移植機及び連続鉢苗移植方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5602794B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105265076A (zh) * | 2015-10-16 | 2016-01-27 | 农业部南京农业机械化研究所 | 一种水田平地摆秧机 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK168725B1 (da) * | 1985-09-24 | 1994-05-30 | Bentle Products Ag | Fremgangsmåde og apparat til udplantning af bånd med planter |
JPH0729786Y2 (ja) * | 1988-12-01 | 1995-07-12 | 株式会社クボタ | テープ苗移植機 |
JPH02273109A (ja) * | 1989-04-12 | 1990-11-07 | Kubota Corp | テープ苗移植機 |
JPH0576215A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-30 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 種球の植付け装置 |
JP3138905B2 (ja) * | 1995-03-22 | 2001-02-26 | 日本甜菜製糖株式会社 | 接地型連続鉢苗移植機 |
JP3663526B2 (ja) * | 1996-12-13 | 2005-06-22 | 日本甜菜製糖株式会社 | 育苗移植用連続集合鉢およびその移植機 |
-
2012
- 2012-06-15 JP JP2012135825A patent/JP5602794B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105265076A (zh) * | 2015-10-16 | 2016-01-27 | 农业部南京农业机械化研究所 | 一种水田平地摆秧机 |
CN105265076B (zh) * | 2015-10-16 | 2017-07-28 | 农业部南京农业机械化研究所 | 一种水田平地摆秧机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013017480A (ja) | 2013-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102027948B1 (ko) | 가이드부가 개선된 무 수확기 | |
KR101557365B1 (ko) | 감자 파종기 | |
US5207277A (en) | Agricultural harvester | |
JP5602794B2 (ja) | 連続鉢苗移植機及び連続鉢苗移植方法 | |
JP2018139570A (ja) | 苗移植機 | |
JP5035307B2 (ja) | 灌水手段を具備する連続鉢苗移植機 | |
KR20160069072A (ko) | 콤바인용 예취장치 | |
JP5748965B2 (ja) | 施肥移植機 | |
JP2014239670A (ja) | 苗移植機 | |
JP6688028B2 (ja) | 地下茎作物収穫機の茎葉引起し装置 | |
JP5680333B2 (ja) | 刈取り作業機 | |
JP6295511B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2014007977A (ja) | 農作物収穫機 | |
JP2014158425A5 (ja) | ||
US5979567A (en) | Front mounted mechanical row crop guidance system | |
KR200462539Y1 (ko) | 예취기용 가이드장치 | |
JP5212831B2 (ja) | 植付け方法および装置 | |
JP6689086B2 (ja) | 植付溝同時成形苗移植機 | |
JP7316857B2 (ja) | 全茎式サトウキビ植付装置 | |
JP6859066B2 (ja) | 茎葉処理機 | |
JP5215801B2 (ja) | 連続鉢苗移植機 | |
RU2694887C2 (ru) | Вспушиватель лент льна | |
JP2014158426A5 (ja) | ||
JP4160914B2 (ja) | 枝豆引抜収穫機 | |
CN105532158A (zh) | 一种大蒜集束收获机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20131217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140604 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20140718 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140813 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140820 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Country of ref document: JP Ref document number: 5602794 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |