JP5602193B2 - サーバ装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、インターネットなどのネットワークを介した電子商取引に用いるサーバ装置およびプログラムに関する。
従来、インターネットなどのネットワークを介した電子商取引が行われている。従来の電子商取引では、定額販売、オークション、および共同購入などが取引方法として採用されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2012−079077号公報 特開2007−115047号公報
定価販売を採用する場合には、商品の定価を高く設定すると他の販売者に対して競争力を失い、商品の定価を低く設定すると利益の低下およびブランドイメージが低下する可能性が生じる。ネットオークションを採用する場合には、販売機会を損失することなく利益の最大化を追求できるが、同一品種の大量販売には不適である。さらに、購入が確定するまでに時間もかかるためユーザにとって不便である。共同購入を採用する場合には、受付期間が設定され、当該受付期間が終了するまで商品が発送されないことが一般的である。そのため、早急な発送を望むユーザには不便である。このように、従来の電子商取引における取引方法では、販売単価の最大化を目指しながら、商品毎の売上点数を高くすることは困難であった。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、販売単価の最大化を目指しながら商品毎の売上点数を高くする新規な電子商取引方法を提供可能なサーバ装置およびプログラムを提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点によるサーバ装置は、
商品の最低販売価格を含む第1の情報の登録を受付け、
最低販売価格以外の第1の情報の少なくとも一部を、販売期間とともに第1のWEBページに表示し、
第1のWEBページまたは第1のWEBベージからリンクされた第2のWEBページにおいて、販売期間内に、所定の提示回数まで、購入価格の提示を受付け、
受付けた購入価格が最低販売価格を超える場合に、該購入価格で商品を購入する権利を付与する
ことを特徴とするものである。
また、当該サーバ装置は、
複数回の提示がなされた、最低販売価格を超えた購入価格の中で、最も安い購入価格で商品を購入する権利を付与する
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
第1のWEBページを介した商品の販売において該商品の残存点数が0に達するときに、購入価格での商品を購入する権利を消失させる
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
販売期間を第1の情報として登録可能である
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
提示回数を第1の情報として登録可能である
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
第1の情報の登録の受付け後に、最低販売価格の変更登録が可能である
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
購入価格、購入価格の提示数、第1のWEBページを介した商品の販売の売上金および売上点数、第1のWEBページを介した商品の販売における残存点数、第1の情報の登録の受付時からの経過時間、ならびに販売期間の終期までの期間の少なくとも一つに応じて、最低販売価格を変動させる
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
商品の売上目標額を、第1の情報として登録可能であり、
最低販売価格を、売上金、売上点数、および残存点数に基づいて、商品の売上額が売上目標額に近付くように、増加させる
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
売上点数および経過時間に基づいて定められる売上速度に対する閾値を、第1の情報として登録可能であって、
最低販売価格を、売上速度が閾値を超えるときに、増加させる
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
購入価格に基づいてヒストグラムを作成し、最頻値である購入価格に最低販売価格を近付ける
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
現時点から前記販売期間の終期までの期間が所定の期間未満であって残存点数が所定の個数を超えているときに、最低販売価格を減少させる
ことが好ましい。
また、当該サーバ装置は、
最低販売価格の変動範囲を、第1の情報として登録可能である
ことが好ましい。
上述したように本発明の解決手段をシステムとして説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
また、上述した諸課題を解決すべく、第1の観点によるプログラムは、
サーバ装置に、
商品の最低販売価格を含む第1の情報の登録を受付けさせ、
最低販売価格以外の第1の情報の少なくとも一部を、販売期間とともに第1のWEBページに表示させ、
第1のWEBページまたは第1のWEBベージからリンクされた第2のWEBページにおいて、販売期間内に、所定の提示回数まで、購入価格の提示を受付けさせ、
受付けた購入価格が最低販売価格を超える場合に、該購入価格で商品を購入する権利を付与させる
ことを特徴とするものである。
上記のように構成された本発明に係るサーバ装置およびプログラムによれば、販売単価の最大化を目指しながら商品毎の売上点数を高くする新規な電子商取引方法を提供可能である。
本実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システムの概略構成を示す構成図である。 図1のサーバ装置により作成される登録ページである。 サーバ装置により作成される商品リストページである。 サーバ装置により作成される第1のWEBページである。 サーバ装置により作成される結果発表ページである。 サーバ装置により作成される購入確定ページである。 サーバ装置が実行する第1の情報登録処理を示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する販売サービス提供処理を示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する第1のWEBページ表示のサブルーチンを示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する結果発表ページ表示のサブルーチンを示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する購入確定ページ表示のサブルーチンを示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する第1の自動調整処理を示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する第2の自動調整処理を示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する第3の自動調整処理を示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する第4の自動調整処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の一実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システムについて説明する。図1は、本実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システムの概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係るサーバ装置を有する情報通信システム10は、通信ネットワーク11、サーバ装置12、複数のユーザ端末13、および複数の基地局14を含んで構成される。
通信ネットワーク11は、サーバ装置12、複数のユーザ端末13、および複数の基地局 間において、多様な情報を通信するネットワークである。
サーバ装置12は、販売者、または代行者によって管理されるサーバであって、当該販売者が取扱う多様な商品の売買に用いる販売WEBサイトに関する各種情報を処理する。例えば、サーバ装置12は、販売WEBサイトにおける、商品の最低販売価格および当該商品の識別情報を含む第1の情報の登録を受付ける。また、サーバ装置12は、販売WEBサイトにおける第1のWEBページに、商品の最低販売価格以外の第1の情報の少なくとも一部を掲載する。また、サーバ装置12は、販売WEBサイトにおいて、ユーザ端末13からの商品の購入価格を受付ける。また、サーバ装置12は、受付けた購入価格で商品を販売するか否かを判別する。またサーバ装置12は、受付けた購入価格で商品を販売すると判別したユーザ端末13に購入する権利を付与する。
ユーザ端末13は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Pesonal Digital Assistant)、スマートフォンなどであって、販売WEBサイトを利用可能な、ユーザの端末装置である。ユーザ端末13は、ユーザからの操作に基づいて、サーバ装置12にアクセス可能である。ユーザ端末13はブラウザを組込んでおり、サーバ装置12から受信する第1のWEBページを表示する。なお、ユーザ端末13がスマートフォンなどのような無線通信端末である場合には、基地局14を介して、通信ネットワーク11と接続する。
次に、販売WEBサイトについて、説明する。販売WEBサイトは、販売者の取扱商品の登録、掲載、および商品の販売を実行する。このような目的のために、販売WEBサイトは、登録ページ、商品リストページ、第1のWEBページ、結果発表ページ、および購入確定ページを有する。なお、登録ページは、販売者のみが閲覧可能なページである。また、商品リストページ、第1のWEBページ、結果発表ページ、および購入確定ページは、販売WEBサイトを利用した商品の購入希望者も、ユーザ端末13を用いて、閲覧可能である。
販売者はサーバ装置12において、直接、登録ページを閲覧可能である。販売者は、登録ページにおいて、以下に説明する商品の識別情報、ユーザ提供情報、価格情報、および販売管理情報を、各商品の第1の情報として登録可能である。販売者は、例えば図2に示すような登録ページ15に第1の情報を入力して、登録ボタンアイコン16に入力すると、サーバ装置12、第1の情報を販売WEBサイトに登録する。
登録ページ15では、商品の識別情報としてIDおよび商品名を登録可能であって、ID欄17および商品名欄18が表示される。また、登録ページ15では、ユーザ提供情報として商品の紹介文、写真、および希望小売価格を登録可能であって、紹介文欄19、写真登録欄20、および希望小売価格欄21が表示される。また、登録ページ15では、価格情報として商品の最低販売価格、自動調整方法、および価格変動範囲を登録可能であって、最低販売価格欄22、調整方法欄23、および変動範囲欄24が表示される。また、登録ページ15には、販売管理情報として商品の販売期間、販売する商品点数、提示回数、第1のキャンペーンの実行の可否、第1のキャンペーンを実行する際のキャンペーン価格範囲、販売個数および実施期間、ならびに第2のキャンペーンの実行の可否、第2のキャンペーンを実行する際のキャンペーン価格、提供数、および実施期間を登録可能であって、販売期間欄25、商品点数欄26、提示回数欄27、第1のキャンペーン実行欄28、キャンペーン価格範囲欄29、販売個数欄30、実施期間欄31、第2のキャンペーン実行欄32、キャンペーン価格欄33、提供数欄34、および実施期間欄35が表示される。
登録ページ15における商品の登録後から販売期間が満了するまで、後述するように、サーバ装置12は、ユーザによる購入価格などの情報および商品の売上などのマーケット情報の元情報を蓄積し、元情報および元情報に基づいて作成したマーケット情報を販売者に提供可能である。販売者は、提供される情報などに基づいて、商品の登録後に登録ページにおいて最低販売価格の変更登録が可能である。また、後述するように、サーバ装置12は、登録ページ15の調整方法欄23において選択した調整方法の一部では、作成したマーケット情報に基づいて、最低販売価格を自動的に変更する。なお、最低販売価格の調整後には、購入価格の提示を行ったユーザに対して、提示可能回数がリセットされる。
一般ユーザは、ユーザ端末13からサーバ装置12にアクセスすることにより商品リストページを閲覧可能である。商品リストページにおいては、販売者が登録した取扱商品のリストが表示される。
例えば、図3に示すように、商品リストページ36では、登録されている商品のリストが表示される。なお、商品リストページ36は、商品の種類毎に作成することも可能である。商品リストページ36では、商品の写真37、商品名38、販売期間39、購入権情報40、購入ボタンアイコン41、提示回数情報42、およびHOW MUCHボタンアイコン43が、各商品に対して表示される。
商品の写真37、商品名38、および販売期間39は、登録ページ15において登録された写真、商品名、および販売期間である。購入権情報40は、ユーザによる当該商品を購入する権利の有無および購入価格である。購入ボタンアイコン41は購入する権利を有する場合にアクティブとなり、ユーザが購入ボタンアイコン41に入力すると、ユーザ端末13の表示画像は購入確定ページに遷移する。提示回数情報42は、各ユーザによる当該商品の購入価格の提示可能回数である。提示可能回数は、登録ページ15において登録した提示回数を最大として、購入価格を提示するたびに減少する。HOW MUCHボタンアイコン43は提示可能回数が1回以上であるときにアクティブとなり、ユーザがHOW MUCHボタンアイコン43に入力すると、ユーザ端末13の表示画像は第1のWEBページに遷移する。
第1のWEBページは、販売WEBサイトにおける、識別情報およびユーザ提供情報の表示により、商品リストページ36に記載された単独の商品を紹介するページである。また、第1のWEBページは、販売管理情報の表示により当該商品の販売状況を提供するとともに、ユーザの希望する購入価格の登録を行うページである。
図4に示すように、第1のWEBページ44には、識別情報およびユーザ提供情報として商品の写真37、ID45、商品名38、商品の紹介文46、および希望小売価格47が表示される。なお、写真37、ID45、商品名38、商品の紹介文46、および希望小売価格47は、登録ページ15において登録された写真、ID、商品名、商品の紹介文、および希望小売価格である。
また、第1のWEBページ44には、ユーザの希望する購入価格を登録する購入価格欄48、提示ボタンアイコン49、購入権情報40、購入ボタンアイコン41、提示回数情報42、販売期間39、および残存点数50が表示される。購入価格欄48にユーザの希望する購入価格を入力可能であり、購入価格を入力した状態で、提示ボタンアイコン49に入力することにより、希望する購入価格が販売WEBサイトに提示され、登録される。購入価格の登録と同時に、ユーザ端末13の表示画像は結果発表ページに遷移する。第1のWEBページ44における購入権情報40、購入ボタンアイコン41、提示回数情報42、および販売期間39は、商品リストページ36における購入権情報、購入ボタンアイコン、提示回数情報、および販売期間と同じである。残存点数50は、残りの商品点数であって、登録ページ15において登録された商品点数から現時点において販売が確定した商品点数を減じた数である。
なお、本実施形態では、第1のWEBページ44の購入価格欄48に購入価格を入力して提示ボタンアイコン49への入力により、購入価格の提示を行う構成であるが、このような構成に限定されない。例えば、第1のWEBページ44からリンクされる第2のWEBページにおいて購入価格を提示する構成であってもよい。
結果発表ページにおいては、第1のWEBページ44においてユーザが提示した購入価格で当該商品を購入可能であるか否かが表示される。例えば、図5に示すように、結果発表ページ51には、商品の識別情報およびユーザ提供情報52、購入権情報40、購入ボタンアイコン41、戻るボタンアイコン52、提示回数情報42、販売期間39、および残存点数50とともに、結果発表情報53が表示される。結果発表ページ51における商品の識別情報およびユーザ提供情報52、購入権情報40、購入ボタンアイコン41、提示回数情報42、販売期間39、ならびに残存点数50は、第1のWEBページ44における商品の識別情報およびユーザ提供情報、購入権情報、購入ボタンアイコン、回数情報、販売期間、ならびに残存点数と同じである。
結果発表情報53は、第1のWEBページ44において提示した購入価格が、登録ページ15において登録した最低販売価格以上であるか否かに応じて変わる。購入価格が最低販売価格以上であるときには、購入権がユーザに付与され“有難うございます。あなたは、本商品を登録価格”xxxxxx“円で購入する権利を得ました。”のメッセージが、結果発表情報53として表示される。なお、ユーザは付与された購入権を行使することなく保持することが可能であるが、販売期間が満了するとき或いは商品の残存点数がゼロになるときに購入権は消失する。購入価格が最低販売価格未満であるときには、購入権が付与されず、“残念ですが、あなたの希望する購入価格では、本商品を販売できません。”のメッセージが、結果発表情報53として表示される。
購入確定ページにおいては、販売WEBサイトから付与された購入権の購入条件で商品の購入の確認および商品の支払方法などを、ユーザは入力可能である。例えば、図6に示すように、購入確定ページ54には、注文番号55、受付日時56、写真37、商品名38、購入数量57、購入価格58が表示される。また、購入確定ページには、購入者氏名欄59、送付先住所欄60、電話番号欄61、および支払い方法欄62が表示される。ユーザは、購入者氏名欄59に自身の氏名を、送付先住所欄60に商品の送付を希望する住所を、電話番号欄61に自身の電話番号を入力可能である。また、ユーザは、支払い方法欄62において、例えば、振込み、クレジットカード、および代引きの中から、支払い方法を選択可能である。さらに、購入確定ページ54の下方には、確定ボタンアイコン63および戻るボタンアイコン64が表示される。ユーザが確定ボタンアイコン63に入力すると、商品の購入を確定させる。ユーザが戻るボタンアイコン64に入力すると、ユーザ端末13の表示画面を商品リストページ、第1のWEBページ、および結果発表ページのいずれかに遷移させる。
次に、サーバ装置12におけるマーケット情報の元情報の蓄積または検出と、元情報に基づくマーケット情報の作成と、マーケット情報に基づく最低販売価格の自動設定とについて以下に説明する。
サーバ装置12は、多様なユーザからのユーザ端末13を介して提示された購入価格を、元情報の一部として蓄積する。また、サーバ装置12は、購入価格が提示される回数をカウントし、購入価格の提示数を、元情報の一部として蓄積する。また、サーバ装置12は、第1のWEBページ44を介した商品の販売による販売者の売上金および売上点数を算出して、元情報の一部として蓄積する。また、サーバ装置12は、残存点数を、元情報の一部として検出する。また、サーバ装置12は、登録ページ15における第1の情報の登録の受付時からの経過時間を、元情報の一部として検出する。また、サーバ装置12は、現時点から販売期間の終期までの期間を、元情報の一部として検出する。
サーバ装置12は、上述の元情報に基づいて、販売者に提供可能なマーケット情報を作成する。例えば、サーバ装置12は、後述するように登録された売上目標額から、売上金および売上点数の積を減じ、その差を残存点数で割ることにより、目標売上達成のための販売価格を、マーケット情報として算出する。また、サーバ装置12は、売上点数を経過時間で割ることにより売上速度をマーケット情報として算出する。また、サーバ装置12は、提示された購入価格および提示回数に基づいて、購入価格の度数分布をマーケット情報として作成する。また、サーバ装置12は、残存点数をマーケット情報として抽出する。
前述のように、サーバ装置12は作成したこれらのマーケット情報を、販売者に提供可能である。なお、マーケット情報は、グラフ、表、または数値として提供可能である。
また、前述のように、サーバ装置12は、作成したマーケット情報に基づいて、最低販売価格を自動的に変更することが可能である。登録ページ15における調整方法欄23では、“目標売上追求”、“売れ筋値上げ”、“度数最大化”、および“在庫処分”のいずれかをマーケット情報に基づく自動調整方法として選択可能であり、サーバ装置12は登録される変動範囲内で、最低販売価格を調整する。なお、調整方法欄では“調整無し”を選択することも可能であり、サーバ装置12は、登録ページ15に登録した最低販売価格を維持する。
“目標売上追求”が選択されると、サーバ装置12は登録ページ15において目標売上額の登録を求める。サーバ装置12は、登録した目標売上額を用いて、前述の目標売上達成のための販売価格を算出する。サーバ装置12は、変動範囲内において最低販売価格を、算出した目標売上達成のための販売価格に近付ける。
“売れ筋値上げ”が選択されると、サーバ装置12は登録ページ15において売上速度閾値の登録を求める。サーバ装置12は、マーケット情報として算出した売上速度が売上速度閾値を超えるか否かを判別する。さらに、サーバ装置12は、変動範囲内において、売上速度が売上速度閾値以下になるように最低販売価格の調整をフィードバック制御する。あるいは、サーバ装置12は、変動範囲内において、単に最低販売価格を増加させる構成であってもよい。
“度数最大化”が選択されると、サーバ装置12は、変動範囲内において最低販売価格を、マーケット情報として作成した購入価格の度数分布において最頻値である購入価格に近付ける。
“在庫処分”が選択されると、サーバ装置12は、現時点から販売期間の終期までの期間が所定の期間未満で、かつ残存点数が所定の個数を超えているか否かを判別する。当該期間が所定の期間未満で、残存点数が所定の個数を超えている場合に、サーバ装置12は、変動範囲内において最低販売価格を、マーケット情報として作成した購入価格の度数分布において残存点数を販売可能な価格に近付ける。
次に、サーバ装置12が実行可能な、第1のキャンペーンおよび第2のキャンペーンについて説明する。
第1のキャンペーンにおいて、サーバ装置12は、短期間、通常の最低販売価格より低い価格範囲で、限定個数だけの販売キャンペーンを実行する。第1のキャンペーン実行欄28において“実行”が選択されると、サーバ装置12は、登録した第1のキャンペーン期間の始期に、キャンペーン価格範囲の下限値を最低販売価格に定め、上限値を最高販売価格に定める。サーバ装置12は、販売個数がゼロになるか、または第1のキャンペーン期間の終期に達するまで、キャンペーン価格範囲内の購入価格を提示したユーザに当該購入価格で商品を購入する権利を付与する。第1のキャンペーンを終えると、サーバ装置12は最低販売価格を元の価格に戻す。
第2のキャンペーンにおいて、サーバ装置12は、短期間、販売者が登録するキャンペーン価格を当てるクイズサービスを提供する。第2のキャンペーン実行欄32において“実行”が選択されると、サーバ装置12は、登録した第2のキャンペーン期間の始期に、第1のWEBページ44において、キャンペーン価格を回答するための価格欄を表示する。サーバ装置12は、ユーザ端末13による価格欄に入力された価格とキャンペーン価格欄33に登録された価格が一致するかを判別する。一致するときには、サーバ装置12は、ユーザに特典を付与する。なお、特典は販売者が定めることが可能であり、例えば、送料無料、販売WEBサイトで使用可能な金銭的ポイント、および商品へのサンプルなどが挙げられる。
次に、サーバ装置12が実行する第1の情報登録処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。第1の情報登録処理は、新規に商品の第1の情報の登録を開始するユーザの操作をサーバ装置12が当該入力を検知するときに開始する。
ステップS100において、サーバ装置12は、サーバ装置12のディスプレイに登録ページ を表示する。登録ページを表示すると、プロセスはステップS101に進む。
ステップS101に置いて、サーバ装置12は、調整方法欄23において調整方法の選択があるか否かを判別する。“目標売上追求”が調整方法として選択されたときに、プロセスはステップS102に進む。“売れ筋値上”が調整方法として選択されたときに、プロセスはステップS103に進む。他の調整方法が選択されたときには、プロセスはステップS104に進む。
ステップS102では、サーバ装置12は、登録ページ15に目標売上額を入力する欄を表示させ、目標売上額の登録を要求する。登録の要求後、プロセスはステップS104に進む。
ステップS103では、サーバ装置12は、登録ページ15に売上速度閾値を入力する欄を表示させ、売上速度閾値の登録を要求する。登録の要求後、プロセスはステップS104に進む。
ステップS104では、サーバ装置12は、登録ボタンアイコン16への入力の有無を判別する。入力が無いときには、プロセスはステップS101に戻る。入力があるときには、プロセスはステップS105に進む。
ステップS105では、サーバ装置12は、必須入力項目すべてへの入力がなされているか否かを判別する。例えば、識別情報、最低販売価格、販売期間、商品点数、および提示可能回数が必須入力項目である。必須入力項目すべてへの入力が完了していないときには、プロセスはステップS106に進む。必須入力項目すべてへの入力が完了しているときには、プロセスはステップS107に進む。
ステップS106では、サーバ装置12は、入力のされていない必須入力項目への入力を求めるメッセージをディスプレイに表示する。メッセージの表示後、プロセスは、ステップS101に戻る。
ステップS107では、サーバ装置12は、登録ページ15に入力された第1の情報を、サーバ装置12が有する、または通信ネットワークを介して通信可能なデータベースに登録する。データベースへの登録を終了すると、第1の情報登録処理を終了する。
次に、サーバ装置12が実行するユーザ端末13への販売サービス提供処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。販売サービス提供処理は、ユーザ端末13が販売WEBサイトにアクセスするときに開始する。販売サービス提供処理は、ユーザ端末13からのアクセスが切断するときに終了する。
ステップS200において、サーバ装置12は、ユーザを認識する。ユーザ認識には、サーバ装置12は、ユーザIDの入力および使用するユーザ端末13のIDの自動送信などの公知の方法を用いる。ユーザを認識すると、プロセスはステップS201に進む。
ステップS201では、サーバ装置12は、ステップS200において認識したユーザによる、販売WEBサイトの取扱商品毎の購入する権利および価格の提示回数を、データベースから読出す。これらのユーザデータを読出すと、プロセスはステップS202に進む。
ステップS202では、サーバ装置12は、ステップS202において、データベースに登録された商品の第1の情報の中で、商品リストページ36を作成するのに必要な一部の情報を読出す。一部の情報を読出すと、プロセスはステップS203に進む。
ステップS203では、サーバ装置12は、ステップS201で読出したユーザデータおよびステップS202で読出した第1の情報の一部に基づいて、商品リストページ36を作成する。サーバ装置12は、作成した商品リストページ36をデータとしてユーザ端末13に送信し、ユーザ端末13の表示画面を商品リストページ36に遷移させる。商品リストページ36の作成後、プロセスはステップS204に進む。
ステップS204では、サーバ装置12は、ユーザ端末13におけるいずれかの商品のボタンアイコンへの入力の有無を判別する。なお、前述のように、購入する権利を有していない商品および購入する権利を消失した商品については、購入ボタンアイコン41への入力は不可である。また、前述のように、提示可能回数が0回である商品については、HOW MUCHボタンアイコン43への入力は不可である。HOW MUCHボタンアイコン43への入力があるときには、プロセスはステップS300に進む。購入ボタンアイコン41への入力があるときには、プロセスはステップS500に進む。いずれのボタンアイコンへの入力が無いときには、プロセスはステップ204を繰返す。
ステップS300では、サーバ装置12は、後に説明する、第1のWEBページ表示のサブルーチンを実行する。第1のWEBページ表示のサブルーチンの実行後、プロセスはステップS201に戻る。
ステップS500では、サーバ装置12は、後に説明する、購入確定ページ表示のサブルーチンを実行する。購入確定ページ表示のサブルーチンの実行後、プロセスはステップS201に戻る。
次に、サーバ装置12が実行する第1のWEBページ表示のサブルーチン(S300)について、図9のフローチャートを用いて説明する。
第1のWEBページ表示のサブルーチン(S300)を開始すると、ステップS301において、サーバ装置12は、第1のWEBページ44の表示対象となる商品に関する、ユーザによる、購入する権利および価格の提示回数を、データベースから読出す。これらのユーザデータを読出すと、プロセスはステップS302に進む。
ステップS302では、サーバ装置12は、第1のWEBページ44の表示対象となる商品に関する第1の情報をデータベースから読出す。第1の情報を読出すと、プロセスはステップS303に進む。
ステップS303では、サーバ装置12は、ステップS301において読出したユーザデータおよびステップS302において読出した第1の情報に基づいて、第1のWEBページ44を作成する。サーバ装置12は、作成した第1のWEBページ44をデータとしてユーザ端末13に送信し、ユーザ端末13の表示画面を第1のWEBページ44に遷移させる。第1のWEBページ44の作成後、プロセスはステップS304に進む。
ステップS304では、サーバ装置12は、ユーザ端末13から購入価格の提示があるか否かを判別する。購入価格が提示されるときには、プロセスはステップS305に進む。購入価格が提示されていないときには、プロセスはステップS306に進む。
ステップS305では、サーバ装置12は、ステップS304において提示された購入価格をユーザデータとして登録し、また元情報としてデータベースに蓄積する。購入価格の登録後、プロセスはステップS400に進む。
ステップS400では、サーバ装置12は、後に説明する、結果発表ページ表示のサブルーチンを実行する。結果発表ページ表示のサブルーチンの実行後、第1のWEBページ表示のサブルーチンを終了する。
ステップS306では、サーバ装置12は、ユーザ端末13における購入ボタンアイコン41への入力の有無を判別する。購入ボタンアイコン41への入力が無いときには、プロセスはステップS304に戻る。購入ボタンアイコン41への入力があるときには、プロセスはステップS500に進む。
前述のように、ステップS500では、サーバ装置12は、後に説明する、購入確定ページ表示のサブルーチンを実行する。購入確定ページ表示のサブルーチンの実行後、第1のWEBページ表示のサブルーチンを終了する。
次に、サーバ装置12が実行する結果発表ページ表示のサブルーチン(S400)について、図10のフローチャートを用いて説明する。
結果発表ページ表示のサブルーチン(S400)を開始すると、ステップS401において、サーバ装置12は、結果発表ページ51の表示対象となる商品に関する、ユーザによる、購入する権利および価格の提示回数を、データベースから読出す。これらのユーザデータを読出すと、プロセスはステップS402に進む。
ステップS402では、サーバ装置12は、結果発表ページ51の表示対象となる商品に関する第1の情報をデータベースから読出す。第1の情報を読出すと、プロセスはステップS403に進む。
ステップS403では、サーバ装置12は、第1のWEBページ表示のサブルーチンにおけるステップS305において登録した購入価格が、ステップS402において読出した最低販売価格以上であるか否かを判別する。購入価格が最低販売価格以上であるときには、プロセスはステップS404に進む。購入価格が最低販売価格未満であるときには、プロセスはステップS405に進む。
ステップS404では、サーバ装置12は、結果発表情報として購入可能のメッセージ、すなわち、“有難うございます。あなたは、本商品を登録価格”xxxxxx“円で購入する権利を得ました。”を選択する。メッセージの選択後、プロセスはステップS406に進む。
ステップS405では、サーバ装置12は、結果発表情報として購入不可のメッセージ、すなわち、“残念ですが、あなたの希望する購入価格では、本商品を販売できません。”を選択する。メッセージの選択後、プロセスはステップS406に進む。
ステップS406では、サーバ装置12は、ステップS401において読出したユーザデータ、ステップS402において読出した第1の情報、およびステップS404またはステップS405において選択したメッセージに基づいて、結果発表ページ51を作成する。サーバ装置12は、作成した結果発表ページ51をデータとしてユーザ端末13に送信し、ユーザ端末13の表示画面を結果発表ページ51に遷移させる。結果発表ページ51の作成後、プロセスはステップS407に進む。
ステップS407では、サーバ装置12は、ユーザ端末13における戻るボタンアイコン52への入力の有無を判別する。戻るボタンアイコン52への入力があるときに、プロセスはステップS300に進む。戻るボタンアイコン52への入力が無いときには、プロセスはステップS408に進む。
前述のように、ステップS300では、サーバ装置12は、後に説明する、第1のWEBページ表示のサブルーチンを実行する。第1のWEBページ表示のサブルーチンの実行後、結果発表ページ表示のサブルーチンを終了する。
ステップS407では、サーバ装置12は、ユーザ端末13における購入ボタンアイコン41への入力の有無を判別する。購入ボタンアイコン41への入力が無いときには、プロセスはステップS406に戻る。購入ボタンアイコン41への入力があるときには、プロセスはステップS500に進む。
前述のように、ステップS500では、サーバ装置12は、後に説明する、購入確定ページ表示のサブルーチンを実行する。購入確定ページ表示のサブルーチンの実行後、結果発表ページ表示のサブルーチンを終了する。
次に、サーバ装置12が実行する購入確定ページ表示のサブルーチン(S500)について、図11のフローチャートを用いて説明する。
購入確定ページ表示のサブルーチン(S500)を開始すると、ステップS501において、サーバ装置12は、ユーザに付与された購入する権利における条件を掲載した購入確定ページ54を作成する。サーバ装置12は、作成した購入確定ページ54をデータとしてユーザ端末13に送信し、ユーザ端末13の表示画面を購入確定ページ54に遷移させる。購入確定ページ54の作成後、プロセスはステップS502に進む。
ステップS502では、サーバ装置12は、ユーザ端末13における確定ボタンアイコン63への入力の有無を判別する。確定ボタンアイコン63への入力があるときに、プロセスはステップS503に進む。確定ボタンアイコン63への入力が無いときに、プロセスはステップS503、S505をスキップして、ステップS506に進む。
ステップS503では、サーバ装置12は、購入確定ページ54における全入力項目への入力の有無を判別する。全入力項目への入力が未完であるときには、プロセスはステップS504に進む。全入力項目への入力が完了しているときには、プロセスはステップS505に進む。
ステップS504では、サーバ装置12は、入力されていない項目への入力を要求するメッセージをユーザ端末13に表示させる。メッセージの表示後、プロセスはステップS502に戻る。
ステップS505では、サーバ装置12は、購入確定ページ54において入力された購入条件および入力項目において商品の売買を確定する。また、サーバ装置12は、確定した売買における売上金を元情報としてデータベースに蓄積する。売買の確定後、プロセスはステップS506に進む。
ステップS506では、サーバ装置12は、ユーザ端末13における戻るボタンアイコン64への入力の有無を判別する。戻るボタンアイコン64への入力が無いときには、プロセスはステップS502に戻る。戻るボタンアイコン64への入力があるときには、購入確定ページ表示のサブルーチンを終了する。
次に、サーバ装置12が実行する“目標売上追求”による第1の自動調整処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。第1の自動調整処理は、第1の情報登録処理において“目標売上追求”を選択された商品に対して、所定の周期で開始する。
ステップS600において、サーバ装置12は、対象となる商品の売上目標額をデータベースから読出す。売上目標額を読出すと、プロセスはステップS601に進む。
ステップS601では、サーバ装置12は、売上金、売上点数、および残存点数をデータベースから読出す。これらの情報を読出すと、プロセスはステップS602に進む。
ステップS602では、サーバ装置12は、ステップS600において読出した売上目標額から、ステップS601において読出した売上金と売上点数の積を減じ、減じた差をステップS601において読出した残存点数で割ることにより、目標売上達成のための販売価格を算出する。販売価格を算出すると、プロセスはステップS603に進む。
ステップS603では、サーバ装置12は、ステップS602において算出した販売価格が第1の情報登録処理において登録した最低販売価格を超えるか否かを判別する。超えるときは、プロセスはステップS604に進む。超えないときには、第1の自動調整処理を終了する。
ステップS604では、サーバ装置12は、ステップS602において算出した販売価格が第1の情報登録処理において登録した変動範囲の上限を超えるか否かを判別する。超えるときには、プロセスはステップS605に進む。超えないときには、プロセスはステップS606に進む。
ステップS605では、サーバ装置12は、最低販売価格を、変動範囲の上限に置換する。最低販売価格を置換すると、第1の自動調整処理を終了する。
ステップS606では、サーバ装置12は、最低販売価格を、ステップS602において算出した販売価格に置換する。最低販売価格を置換すると、第1の自動調整処理を終了する。
次に、サーバ装置12が実行する“売れ筋値上”による第2の自動調整処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。第2の自動調整処理は、第1の情報登録処理において“売れ筋値上”を選択された商品に対して、所定の周期で開始する。
ステップS700では、サーバ装置12は、対象となる商品の売上速度閾値をデータベースから読出す。売上速度閾値を読出すと、プロセスはステップS701に進む。
ステップS701では、サーバ装置12は、売上点数および経過時間をデータベースから読出す。これらの情報を読出すと、プロセスはステップS702に進む。
ステップS702では、サーバ装置12は、ステップS701において読出した売上点数を経過時間で割ることにより、売上速度を算出する。売上速度を算出すると、プロセスはステップS703に進む。
ステップS703では、サーバ装置12は、ステップS702において算出した売上速度がステップS700において読出した売上速度閾値を超えるか否かを判別する。超えるときには、プロセスはステップS704に進む。超えないときには、第2の自動調整処理を終了する。
ステップS704では、サーバ装置12は、最低販売価格を増額する。なお、増額は変動範囲内で行う。最低販売価格を増額すると、第2の自動調整処理を終了する。
次に、サーバ装置12が実行する“度数最大化”による第3の自動調整処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。第3の自動調整処理は、第1の情報登録処理において“度数最大化”を選択された商品に対して、所定の周期で開始する。
ステップS800において、サーバ装置12は、対象とする商品に対して過去に提示された購入価格をデータベースから読出す。購入価格を読出すと、プロセスはステップS801に進む。
ステップS801では、サーバ装置12は、ステップS800において読出した購入価格に基づいて、購入価格のヒストグラムを作成する。ヒストグラムを作成すると、プロセスはステップS802に進む。
ステップS802では、サーバ装置12は、ステップS801において作成したヒストグラムにおける最頻値を検出する。最頻値を検出すると、プロセスはステップS803に進む。
ステップS803では、サーバ装置12は、ステップS802において検出した最頻値が変動範囲内であるか否かを判別する。変動範囲内であるときには、プロセスはステップS804に進む。変動範囲外であるときには、プロセスはステップS805に進む。
ステップS804では、サーバ装置12は、最低販売価格を、ステップS802において検出した最頻値に置換する。最頻値に置換すると、第3の自動調整処理を終了する。
ステップS805では、サーバ装置12は、最低販売価格を、変動範囲の上限または下限に置換する。ステップS802において検出した最頻値が変動範囲の上限より大きいときには、サーバ装置12は、最低販売価格を、変動範囲の上限に置換する。一方、当該最頻値が変動範囲の下限未満であるときには、サーバ装置12は、最低販売価格を、変動範囲の下限に置換する。変動範囲の上限または下限に置換すると、第3の自動調整処理を終了する。
次に、サーバ装置12が実行する“在庫処分”による第4の自動調整処理について、図15のフローチャートを用いて説明する。第4の自動調整処理は、第1の情報登録処理において“在庫処分”を選択された商品に対して、所定の周期で開始する。
ステップS900において、サーバ装置12は、残存期間および残存点数をデータベースから読出す。これらの情報を読出すと、プロセスはステップS901に進む。
ステップS901では、サーバ装置12は、ステップS900において読出した残存期間が所定の期間未満であるか否かを判別する。所定の期間未満であるときには、プロセスはステップS902に進む。所定の未満以上であるときには、第4の自動調整処理を終了する。
ステップS902では、サーバ装置12は、ステップS900において読出した残存点数が所定の個数より多いか否かを判別する。所定の個数より多いときには、プロセスはステップS903に進む。所定の個数以下であるときには、第4の自動調整処理を終了する。
ステップS903、S904では、サーバ装置12は、第3の自動調整処理におけるステップS800、S801と同じ処理を実行する。ステップS904におけるヒストグラムの作成後、プロセスはステップS905に進む。
ステップS905では、サーバ装置12は、ステップS904において作成したヒストグラムを用いて、ステップS900において読出した残存点数のすべてを販売し得る販売価格の最低値を検出する。最低値を検出値として検出すると、プロセスはステップS906に進む。
ステップS906では、サーバ装置12は、ステップS905において検出した検出値が、第1の情報登録処理において登録した第1の情報における変動範囲の下限を超えるか否かを判別する。超えるときには、プロセスはステップS907に進む。超えないときには、プロセスはステップS908に進む。
ステップS907では、サーバ装置12は、最低販売価格を、ステップS905において検出した検出値に置換する。検出値に置換すると、第4の自動調整処理を終了する。
ステップS908では、サーバ装置12は、最低販売価格を、第1の情報登録処理において登録した第1の情報における変動範囲の下限に置換する。下限に置換すると、第4の自動調整を終了する。
以上のような構成の本実施形態のサーバ装置によれば、新規な電子商取引方法を提供可能である。サーバ装置により提供される新規な電子商取引方法によれば、例えば以下に説明するような具体的な効果により、販売単価の最大化を目指しながら、商品毎の売上点数を高くすることが可能である。
すなわち、当該電子商取引方法では、購入希望者となるユーザに値引き交渉をする感覚を覚えさせることが可能で、このような値引き交渉により購買意欲の増加に寄与させることが可能である。さらに、当該電子商取引では、提示した購入価格で購入する権利を付与し、その行使を強制しないので、ユーザに気軽に購入価格の提示を促し、販売機会を得ることが可能である。また、当該電子商取引方法によれば、販売者の最低販売価格が購入希望者に表示されないので、他の販売者に対する競争力の低下を防ぐことが可能である。また、最低販売価格を必要以上に低く設定しなければ、利益の極端な低下およびブランドイメージの低下を防ぐことが可能である。また、当該電子商取引方法によれば、上述のような効果を得ながら、同一品種の大量販売に寄与可能である。また、当該電子商取引方法によれば、購入を早期に確定させることが可能なので、ネットオークションなどに比べて購入確定までの待ち時間を短縮化可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、マーケット情報を容易に収集可能である。このようなマーケット情報は、従来では、街頭またはネットなどにおけるアンケートの実施や実際の販売データを基に作成する必要があり、その作成には労力およびコストが係ることが一般的である。しかし、本実施形態では、上述のように、サーバ装置12が自動的に収集し、作成するので、このような労力およびコストを大幅に低減化可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、ユーザが提示した購入価格の中で最低販売価格を越えた最安値で当該商品を購入する権利が得られるので、ユーザに購入価格の提示に対する心理的不安を除去することが可能である。したがって、ユーザが気軽に購入価格の提示が可能になり、販売WEBサイトへのユーザの興味を引くことが可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、ユーザに付与した商品を購入する権利を残存点数が0になるときに消失させるので、権利を保留しているユーザの焦燥感を覚えさせ、権利を行使する可能性を高めることが可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、販売者が販売期間を第1の情報として登録可能である。販売期間の長短により、販売機会およびユーザに与える購入意欲などが変動する。このような販売期間の長短による影響は、商品毎に異なる。そこで、本実施形態では、販売者に販売期間の設定に対して自由を与えることが可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、ユーザによる購入価格の提示回数の上限を第1の情報として登録可能である。提示回数の上限を大きくすると、提示される購入価格が最低販売価格に近付く、また、提示回数の上限を小さくすると、ユーザに与える歓楽感が低下する。このような提示回数の上限回数の影響は、商品毎に異なる。そこで、本実施形態では、販売者に提示価格の上限の設定に対して自由を与えることが可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、販売者による第1の情報の登録後に、最低販売価格の変更登録が可能である。最低販売価格の変更登録により、例えばマーケット情報に基づいて、販売者は最終利益および/または最終在庫を目標に近付けることが可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、マーケット情報に基づいて最低販売価格の自動調整が可能である。したがって、販売者の利益または在庫に対する目標に沿った調整方法を選択することにより、最終利益および/または最終在庫を目標に近付けることが可能である。
また、本実施形態のサーバ装置によれば、最低販売価格の自動調整を実行するときの価格の変動範囲を定めることが可能である。したがって、販売者の意図に反した価格を最低販売価格に調整することを防止可能である。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
10 情報通信システム
11 通信ネットワーク
12 サーバ装置
13 ユーザ端末
14 基地局
15 登録ページ
16 登録ボタンアイコン
17 ID欄
18 商品名欄
19 紹介文欄
20 写真登録欄
21 希望小売価格欄
22 最低販売価格欄
23 調整方法欄
24 変動範囲欄
25 販売期間欄
26 商品点数欄
27 提示回数欄
28 第1のキャンペーン実行欄
29 キャンペーン価格範囲欄
30 販売個数欄
31 実施期間欄
32 第2のキャンペーン実行欄
33 キャンペーン価格欄
34 提供数欄
35 実施期間欄
36 商品リストページ
37 写真
38 商品名
39 販売期間
40 購入権情報
41 購入ボタンアイコン
42 提示回数情報
43 HOW MUCHボタンアイコン
44 第1のWEBページ
45 ID
46 紹介文
47 希望小売価格
48 購入価格欄
49 提示ボタンアイコン
50 残存点数
51 結果発表ページ
52 戻るボタンアイコン
53 結果発表情報
54 購入確定ページ
55 注文番号
56 受付日時
57 購入数量
58 購入価格
59 購入者氏名欄
60 送付先住所欄
61 電話番号欄
62 支払い方法欄
63 確定ボタンアイコン
64 戻るボタンアイコン

Claims (13)

  1. 商品の最低販売価格を含む第1の情報の登録を受付け、
    前記最低販売価格以外の前記第1の情報の少なくとも一部を、販売期間とともに第1のWEBページに表示し、
    前記第1のWEBページまたは前記第1のWEBージからリンクされた第2のWEBページにおいて、前記販売期間内に、所定の提示回数まで、購入価格の提示を受付け、
    受付けた前記購入価格が前記最低販売価格を超える場合に、行使すること無く保持可能であって、該購入価格で前記商品を購入する権利を付与し、
    前記権利の付与後であっても、前記購入価格の再提示を前記所定の提示回数まで受付け可能である
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置であって、複数回の提示がなされた、前記最低販売価格を超えた前記購入価格の中で、最も安い購入価格で前記商品を購入する権利を付与することを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のサーバ装置であって、前記第1のWEBページを介した前記商品の販売において該商品の残存点数が0に達するときに、前記購入価格での前記商品を購入する権利を消失させることを特徴とするサーバ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサーバ装置であって、前記販売期間を前記第1の情報として登録可能であることを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のサーバ装置であって、前記提示回数を前記第1の情報として登録可能であることを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のサーバ装置であって、前記第1の情報の登録の受付け後に、前記最低販売価格の変更登録が可能であることを特徴とするサーバ装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のサーバ装置であって、前記購入価格、前記購入価格の提示数、前記第1のWEBページを介した前記商品の販売の売上金および売上点数、前記第1のWEBページを介した前記商品の販売における残存点数、第1の情報の登録の受付時からの経過時間、ならびに前記販売期間の終期までの期間の少なくとも一つに応じて、前記最低販売価格を変動させることを特徴とするサーバ装置。
  8. 請求項7に記載のサーバ装置であって、
    前記商品の売上目標額を、第1の情報として登録可能であり、
    前記最低販売価格を、前記売上金、前記売上点数、および前記残存点数に基づいて、前記商品の売上額が前記売上目標額に近付くように、増加させる
    ことを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項7に記載のサーバ装置であって、
    前記売上点数および前記経過時間に基づいて定められる売上速度に対する閾値を、前記第1の情報として登録可能であって、
    前記最低販売価格を、前記売上速度が前記閾値を超えるときに、増加させる
    ことを特徴とするサーバ装置。
  10. 請求項7に記載のサーバ装置であって、前記購入価格に基づいてヒストグラムを作成し、最頻値である前記購入価格に前記最低販売価格を近付けることを特徴とするサーバ装置。
  11. 請求項7に記載のサーバ装置であって、現時点から前記販売期間の終期までの期間が所定の期間未満であって前記残存点数が所定の個数を超えているときに、前記最低販売価格を減少させることを特徴とするサーバ装置。
  12. 請求項7から請求項11のいずれか1項に記載のサーバ装置であって、前記最低販売価格の変動範囲を、前記第1の情報として登録可能であることを特徴とするサーバ装置。
  13. サーバ装置に、
    商品の最低販売価格を含む第1の情報の登録を受付けさせ、
    前記最低販売価格以外の前記第1の情報の少なくとも一部を、販売期間とともに第1のWEBページに表示させ、
    前記第1のWEBページまたは前記第1のWEBージからリンクされた第2のWEBページにおいて、前記販売期間内に、所定の提示回数まで、購入価格の提示を受付けさせ、
    受付けた前記購入価格が前記最低販売価格を超える場合に、行使すること無く保持可能であって、該購入価格で前記商品を購入する権利を付与させ
    前記権利の付与後であっても、前記購入価格の再提示を前記所定の提示回数まで受付け可能である
    ことを特徴とするプログラム。

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