JP5602170B2 - プロセッサの動作を制御する方法および電子機器 - Google Patents

プロセッサの動作を制御する方法および電子機器 Download PDF

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Description

本発明はプロセッサのクロック周波数を制御する技術に関し、さらに詳細にはパフォーマンスの低下を抑制しながらプロセッサの消費電力を低減する技術に関する。
コンピュータの中心的な処理装置である中央演算処理装置(CPU)や画像描画処理をするグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)は、他のデバイスに比べて消費電力が大きい。CPUの消費電力は動作するときのクロック周波数にほぼ比例して増大する。ノートブック型パーソナル・コンピュータ(ノートPC)は、AC/DCアダプタまたは電池パックを電力源として動作する。電池パックやAC/DCアダプタには定格出力電力が設定されている。
従来からノートPCの消費電力が一定値を越えたときにCPUやGPUのクロック周波数を低下させる制御が行われている。特許文献1は、消費電力が閾値を超えた場合にCPUのクロック周波数を下げるスロットル制御を行う技術を開示する。特許文献2は、消費電力が所定値を越えたときにCPUのクロック・レートを低下させて電源の小型化を図る技術を開示する。特許文献3は、プロセッサの消費電力および温度を測定し閾値を超えたときに最大動作周波数を段階的に低減してパフォーマンスの低下を抑制する技術を開示する。
特開2007−72962号公報 特開2007−72962号公報 特開2007−233782号公報
CPUのクロック周波数を下げると消費電力は低下するが処理能力(パフォーマンス)も低下する。電池の放電電流を許容値未満に維持するためにCPUのクロック周波数を制御する場合には、放電電流を許容値未満に維持しながらできるだけクロック周波数を下げないようにすることが望ましい。これまでのクロック周波数の制御方法では、消費電力が閾値を越えたときにクロック周波数を下げるというものであった。この種の制御系は閉ループ回路ではあるがシーケンス制御の範疇に属しており、制御量が閾値に対する2値で制御対象の動作も2値であるためパフォーマンスを過剰に低下させていた。
そこで本発明の目的は、パフォーマンスの低下を抑制したクロック周波数の制御方法を提供することにある。さらに本発明の目的はクロック周波数を制御してプロセッサのパフォーマンスの低下を抑制しながら電池の放電電流を許容値未満に維持する方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような方法を実現するクロック周波数制御システムおよび電子機器を提供することにある。
本発明の第1の態様では、電池から電力の供給を受けるプロセッサの動作を制御する方法を提供する。電池の放電電流を検出してフィードバック電流を生成する。つぎにフィードバック電流に対する目標電流値を設定する。つづいて、フィードバック電流と目標電流値を比較して操作信号を生成する。操作信号を受け取ったプロセッサが第1のクロック周波数または第1のクロック周波数より低い第2のクロック周波数で動作する。制御する物理量は電流に代えて電力としてもよい。
このような構成により、クロック周波数を制御して電池の放電電流を許容値未満に維持することができる。操作信号は、第1のクロック周波数で動作する時間と第2のクロック周波数で動作する時間をPWM制御するように生成することができる。そして、フィードバック電流の増大に応じて第2のクロック周波数で動作する時間が第1のクロック周波数で動作する時間より長くなるように操作信号を生成すれば、フィードバック電流が一定の閾値を越えたときに第2のクロック周波数で動作させる制御方法よりもパフォーマンスの低下を抑制することができる。目標電流値を電池の温度に応じて変更すれば。電池温度により許容される放電電流が変化する場合にも電池の安全を確保することができる。
本発明の第2の態様は、第1のクロック周波数または第1のクロック周波数より低い第2のクロック周波数で動作することが可能なプロセッサの動作を制御する方法を提供する。クロック周波数に応じて変化する制御量を測定してフィードバック量を生成する。つぎに目標値を設定する。つぎに目標値とフィードバック量を比較して、フィードバック量の増大に応じて第2のクロック周波数で動作する時間が第1のクロック周波数で動作する時間よりも長くなる操作量を生成する。操作量を受け取ったプロセッサは、第1のクロック周波数または第2のクロック周波数で動作する。
目標値を示す信号は交流信号とすることができる。フィードバック量が所定値よりも小さいときに第1のクロック周波数だけで動作する操作量を生成することができる。この場合、フィードバック量が所定値よりも小さいときは第1のクロック周波数だけで動作し、所定値を越えてからクロック周波数をPWM制御することができる。また、フィードバック量が所定値よりも大きいときに第2のクロック周波数だけで動作する操作量を生成することができる。この場合、第2のクロック周波数を維持すればプロセッサの電力源の保護装置が動作しないようにすることができる。
本発明により、パフォーマンスの低下を抑制したクロック周波数の制御方法を提供することができた。さらに本発明によりクロック周波数を制御してプロセッサのパフォーマンスの低下を抑制しながら電池の放電電流を許容値未満に維持する方法を提供することができた。さらに本発明により、そのような方法を実現するクロック周波数制御システムおよび電子機器を提供することができた。
ノートPCに搭載したクロック周波数制御システム10の構成を示す機能ブロック図である。 負帰還制御部100の構成を示す機能ブロック図である。 温度テーブル13の構成を示す図である。 負帰還制御部100の動作を説明する図である。 目標電流値とクロック周波数の関係を示す図である。 クロック周波数制御システム10の動作手順を説明するフローチャートである。 クロック周波数制御システム10によるGPU27のパフォーマンスをオン/オフ制御方式と比較して説明する図である。 フィードバック電流に重畳された交流成分の影響を説明する図である。 比較制御部の別の構成を示す図である。
図1は、ノートPCに搭載したクロック周波数制御システム10の構成を示す機能ブロック図である。電池パック11はSBS(Smart Battery Specification)規格に適合しておりノートPCの電池ベイに収納されて、図示しないAC/DCアダプタとともにノートPCの電力源として機能する。電池パック11は、温度テーブル13、長時間過電流保護回路(OCP_L)15、短時間過電流保護回路(OCP_H)17、電池セル19、温度センサ21、およびMPU22などの周知の要素を含んで構成されている。
温度テーブル13は、電池セル19の表面温度に対する放電電力の許容値を定めたデータでMPU22の不揮発性メモリに記録されている。温度テーブル13の構成を図3に示す。表面温度がT≦T1の間は、許容放電電力に制限はないが、表面温度Tが閾値T1より高くなると、放電中の安全を確保するために、表面温度Tが上昇するに従って放電電力を低下させる必要がある。
図3は表面温度T1から表面温度T2までは単調減少関数で許容放電電力が低下し、表面温度T2を越えると放電を停止する必要があることを示している。MPU22は定期的に温度テーブルと温度センサ21が検出した温度から放電電流を許容値未満に納めるための目標電流値Itを計算する。MPU22は、電池セルの温度TがT≦T1の範囲では、一定の目標電流値It1をレジスタに設定する。MPU22は、電池セルの温度TがT>T1の範囲では、セル温度Tに応じて決まる可変の目標電流値It2をレジスタに設定する。
図1に戻って、OCP_L15は、MPU22が実行するファームウェアとスイッチ回路で構成され、一例として放電電流が連続して4秒間以上設定値Imを越えたときに電池セル19の放電を停止する保護回路である。OCP_H17はハードウェアで構成され、一例として放電電流が連続して12ミリ秒間以上設定値Is(Is>Im)を越えたときに電池セル19の放電を停止する保護回路である。本実施の形態においては設定値Im、Isは電池セルの仕様に適合するように固定値として設定される。
電池セル19は、一例としてリチウムイオン電池セルであるが、本発明を適用するに当たっては電池セルの種類は問わない。温度センサ21は、電池セル19の表面温度を測定するセンサである。MPU22は、電池パック11の充放電の動作を制御したり、残容量を計算したり、エンベデッド・コントローラ(EC)31と通信したりする。MPU22は充電電流の設定値もレジスタに設定する。
センス抵抗23は、電池パック11がGPU27に供給する放電電流を電圧に変換する。DC/DCコンバータ25は、電池パック11の出力電圧を所定の電圧に変換してGPU27に電力を供給する。クロック生成器29は、GPU27に一例として27MHzのベース・クロックを送る。GPU27は、ノートPCの図示しないディスプレイに表示する画像データを処理する。GPU27は、ベース・クロックから内部クロックを生成して高周波数モード(HFM)または低周波数モード(LFM)のいずれかの動作モードで動作する。GPU27は、離散的な複数のクロック周波数で動作するものであってもよい。一例として、HFMのクロック周波数(HFM(f))は1080MHzで、LFMのクロック周波数(LFM(f))は270MHzである。
EC31は、ノートPCのCPUとは独立して動作するマイクロ・プロセッサを備え、LPCで図示しないチップ・セットに接続されており、ノートPCの電源管理および温度管理などを行う。EC31は、SMバスで電池パック11に接続されおり、電池パック11のレジスタから定期的に目標電流値Itを受け取って負帰還制御部100に参照信号Irefを設定する。
負帰還制御部100は、GPU27、センス抵抗23、およびEC31に接続されている。負帰還制御部100は、センス抵抗23の検出したフィードバック電流IfbおよびEC31が設定した参照信号Irefに基づいてGPU27をHFMまたはLFMのいずれかの動作モードで動作させるための操作信号H/Lを出力する。GPU27は操作信号Hを受け取った期間はLFMで動作し、操作信号Lを受け取った期間または操作信号Hを受け取らない期間はHFMで動作する。あるいは、GPU27は操作信号Lを受け取った期間はLFMで動作し、操作信号Hを受け取った期間または操作信号Lを受け取らない期間はHFMで動作するように構成してもよい。
GPU27の消費電力は、実際に動作するクロック周波数(実クロック周波数)に比例する。HFM(f)、LFM(f)は実クロック周波数である。負帰還制御部100は、フィードバック電流Ifbが所定値を越えると、動作モードをHFMとLFMの間で遷移させる。GPU27がHFMで動作する期間をHFM期間といい、LFMで動作する期間をLFM期間という。
負帰還制御部100は、HFM期間+LFM期間を一定値としたときに、フィードバック電流Ifbの大きさに反比例するように、
LFM期間/(HFM期間+LFM期間)
の値を変化させる。このときGPU27のクロック周波数はフィードバック電流の大きさに反比例するように擬似的に低下する。擬似的とはGPU27の消費電力およびパフォーマンスの視点で表現することをいい、擬似的に変化するクロック周波数を擬似クロック周波数ということにする。負帰還制御部100はHFMとLFMをパルス幅変調(PWM)制御してGPU22を擬似クロック周波数で動作させる。GPU27の消費電力は擬似クロック周波数にも比例する。
図2は、負帰還制御部100の構成を示す機能ブロック図である。図2(A)に示すように負帰還制御部100は、比較部103、制御部105および検出部107で構成されている。負帰還制御部100は、物理量を電圧で処理するがここでは説明をわかりやすくするために電流で説明する。比較部103は、目標値となる参照信号Irefと検出部107の出力であるフィードバック電流Ifbの差ΔIを検出して動作信号として制御部105に送る。制御部105は、動作信号から操作信号H/Lを生成して制御対象であるGPU27に送る。
検出部107は、制御量である電池セル19の放電電流から参照信号Irefと比較できる物理量に変換したフィードバック電流Ifbを生成する。GPU27は実クロック周波数だけでなく、アイドル・プロセスと処理命令の実行割合を示す使用率によっても消費電力が変化する。GPUの負荷が増大すると使用率は高くなる。使用率が同一でも実クロック周波数の変化により電池セル19の放電電流は変化する。使用率の変化は制御系に対してGPU27の消費電力すなわち放電電流に対する外乱として作用する。なお、外乱はGPU27以外のデバイスの消費電力の変化によっても発生する。
図2(B)に示すように本実施の形態では、比較部103と制御部105で構成された比較制御部101を三角波発振器121とコンパレータ123で構成している。コンパレータ123は、フィードバック電流Ifbと参照信号Irefを比較して、Ifb>Irefのときは操作信号Hを出力し、Ifb≦Irefのときは操作信号Lを出力する。GPU27は操作信号Hを受け取った期間はLFMで動作し、操作信号Lを受け取った期間または操作信号Hを受け取らない期間はHFMで動作する。
三角波発振器121は、一例として周波数が25KHzの三角波の参照信号Irefを生成する。参照信号Irefの周波数を高くすると操作信号のパルス幅が小さくなってGPU27が動作モードを変更できなくなる。他方で参照信号Irefの周波数を低くすると一定の閾値で制御する方法に近付いてPWM制御によるパフォーマンスの改善効果が低くなる。さらに、基板やセラミック・コンデンサなどの振動で騒音が発生しないようにするために、参照信号Irefの周波数は可聴周波数帯域に入らないように設定する必要がある。したがって、参照信号Irefの周波数はこれらを勘案して決定する。参照信号Irefのピーク・ツー・ピーク値(P−P値)はOCP_L15の設定値Imと制御系の特性に基づいて決定することができる。参照信号Irefの中心値は目標電流値Itに一致するようにEC31が設定する。
図4は、GPU27の実クロック周波数をPWM制御して擬似クロック周波数で動作させるときの負帰還制御部100の動作を説明する図である。ライン209は、OCP_H17の設定値Isを示す。ライン205は、三角波の参照信号Irefの最大値に一致し、ライン207は参照信号Irefの最小値に一致する。参照信号IrefのP−P値は電池パック11が保有している。ライン211は、参照信号Irefの中心値でT≦T1のときの目標電流値It1に一致する。ライン213は、新たな目標電流値It2を示す。ライン215は、OCP_L15の設定値Imを示す。
ライン201は、GPU27が最大値未満の使用率でかつHFMで連続的に動作するときの電池セル19の放電電流を示す。ライン203は、ライン201と同じ使用率でかつLFMで連続的に動作するときの電池セル19の放電電流を示す。ライン201、203は、負帰還制御部100がフィードバック制御をしていないときの仮想的な放電電流に相当する。
目標電流値It1とライン205の間には残留誤差α+が存在し、目標電流値It1とライン207の間には残留誤差α−が存在する。目標電流値It1は、設定値Isとライン205の間にはマージンβが存在するように設定されている。ライン201の仮想的な放電電流をフィードバック制御したときのフィードバック電流Ifbは以下のように生成される。時刻t0以前では、Ifb≦Irefであるため、コンパレータ123が操作信号Lを出力し、GPU27はHFMで動作している。
時刻t0でIfb>Irefとなるため、コンパレータ123が操作信号Hを出力してGPU27はLFMに遷移する。Ifb>Irefの期間にコンパレータ123が操作信号Hを出力してGPU27をLFMに遷移させることをクリップするということにする。電力系はキャパシタンスおよびインダクタンスの成分を含むため、クリップされたときのフィードバック電流Ifbは時刻t0から時刻t1までのライン203の放電電流に近付くようにほぼライン207まで低下する。時刻t1ではIfb≦Irefとなってクリップが解除され、GPU27はHFMで動作して、フィードバック電流Ifbは時刻t1から時刻t2までのライン201の放電電流に近付くように徐々に上昇する。以後、時刻t3、t4、t5で同様にGPU27の動作モードが変化して、ライン201の仮想的な放電電流はフィードバック電流Ifbに制御される。
このとき参照信号Irefの1周期Pについて、操作信号Hを出力する時間x1+x2=xとすると、x/Pで計算した値がコンパレータ123のデューティxとなる。GPU27の1周期当たりの平均的なクロック周波数すなわち擬似クロック周波数CLKは、
CLK=LFM(f)×x+HFM(f)×(1−x)
として計算することができる。
直流であると想定したフィードバック電流Ifbがライン205に一致するときにx=1になり、ライン207に一致するときにx=0になる。擬似クロック周波数CLKは、GPU27のパフォーマンスおよび消費電力に比例する特質を備えている。ライン201の仮想的な放電電流に対するフィードバック電流Ifbの平均値は、参照信号Irefの周波数、P−P値、HFM(f)およびLFM(f)でのGPU27の消費電力、フィードバック電流Ifbが含む交流成分ならびに電源系統のリアクタンスなどで決まる。
参照信号Irefがフィードバック電流Ifbをクリップしている間は0<x<1となる。仮想的な放電電流201が増大するにしたがって、フィードバック電流Ifbの平均値は上昇するがxも増加するため、その上昇の程度は緩慢になる。さらに仮想的な放電電流201が増大すると、参照信号Irefはフィードバック電流Ifbを連続的にクリップしてx=1となりGPU27はLFMで連続的に動作する。フィードバック電流Ifbは、クリップされるたびにライン207の近辺まで低下するため、OCP_L15は設定値Imをx=0の近辺に設定しても動作しない。また、GPU27の使用率が小さくなって参照信号Irefがフィードバック電流Ifbを完全にクリップしなくなると、x=0になってGPU27は常時HFMで動作する。
放電電流が上限側の所定値を越えたときにGPU27をLFMで動作させ、ヒステリシスを持たせて設定した下限側の所定値未満になったときにHFMに戻すようなオン/オフ制御方式でもOCP_L15が動作しないようにGPU27の動作を制御することはできる。この方式に対して負帰還制御部100は、フィードバック電流Ifbが擬似クロック周波数で動作する期間が存在するため図7で後に説明するようにパフォーマンスの低下を抑制することができる。また、短時間だけGPU27の負荷が増大するような場合にも、オン/オフ制御方式では一旦LFMに移行するとGPU27の負荷が軽くなってHFMに移行するまで時間がかかるが、負帰還制御部100は負荷の増減に対して擬似クロック周波数を連続的に変化させるため一層パフォーマンスの低下を抑制することができる。
MPU22は、セル温度TがT>T1になると、セル温度Tに応じた新たな目標電流値It2をレジスタに設定する。EC31は、定期的にレジスタを参照して新たな目標電流値It2を取得する。EC31は前回取得した目標電流値Itと異なる目標電流値を取得したときに三角波発振器121の設定を変更する。EC31が三角波発振器121の設定を変更するのは、前回または今回の少なくとも一方の目標電流値Itが設定されたときのセル温度TがT>T1のときである。
EC31は、参照信号Irefの中心値を新たな目標電流値It2に一致するように平行移動させる。中心値が目標電流値It2(It2<It1)の新たな参照信号Irefは、同じ放電電流201に対してxがより大きくなるため、GPU27がLFMで動作する時間はより長くなる。その結果フィードバック電流Ifbの平均値は小さくなる。電池セル19の温度が上下するに従って目標電流値It2およびフィードバック電流Ifbが変化するため、図3で設定した特性に基づく電池セル19の安全性を確保することができる。
図5は図4で説明した動作を、目標電流値とクロック周波数の関係として示す図である。図5(A)はセル温度TがT≦T1の範囲での動作を示し、図5(B)はT1<T≦T2の範囲での動作を示している。図5(A)において目標電流値It1を中心値とするIrefが設定され、フィードバック電流Ifbが、x=0に対応する値より小さいときはGPU27が実クロック周波数HFM(f)で動作する。フィードバック電流Ifbが0<x<1の範囲で制御されているときは、擬似クロック周波数CLKがxに反比例して低下する。フィードバック電流Ifbがx=1に対応する値より大きいときはGPU27が実クロック周波数LFM(f)で動作する。図5(B)においては、目標電流値It2(It2<It1)を中心値とするIrefが設定されて、擬似クロック周波数で動作する範囲はフィードバック電流Ifbが小さくなる方向に平行移動している。
図6は、クロック周波数制御システム10の動作手順を説明するフローチャートである。ブロック301でAC/DCアダプタが取り外されたノートPCは、電池パック11を電力源として動作を開始する。最初に電池セル19の表面温度Tは、T≦T1でGPU27はHFMまたはLFMのいずれかで動作している。ブロック303でMPU22は目標電流値It1をレジスタに設定する。
EC31は、電池パック11のレジスタから所定の周期で目標電流値It1を取得する。EC31は電池パック11から取得した目標電流値It1に基づいて三角波発振器121に参照信号Iref1を設定する。ブロック305で検出部107がセンス抵抗23の出力からフィードバック電流Ifbを生成する。ブロック307では、コンパレータ123の正端子に、検出部107からフィードバック電流Ifbが入力され、負端子に三角波発振器121から参照信号Iref1が入力される。
ブロック309でコンパレータ123は、フィードバック電流Ifbの瞬時値と参照信号Iref1の瞬時値の大きさを比較する。Ifb>Iref1のときはブロック313で参照信号Iref1がフィードバック電流Ifbをクリップしてコンパレータ123は操作信号Hを出力する。その結果、GPU27はLFMで動作する。Ifb≦Irefのときはブロック311でコンパレータ123は操作信号Lを出力する。その結果、フィードバック電流IfbはクリップされないためGPU27はHFMで動作する。
ブロック315でEC31は、目標電流値Itが前回の値から変更されかた否かを判断する。目標電流値が変更されていないときはブロック307に戻ってブロック309に移行し、GPU27はHFMまたはLFMのいずれかで動作する。ここまでの動作手順では、GPU27の擬似クロック周波数または実クロック周波数が図5(A)のように変化する。ブロック315で前回または今回の少なくとも一方のセル温度TがT>T1の範囲にあるときは目標電流値が変化する場合がある。
目標電流値が変化したときはブロック317でEC31は電池パック11から新たな目標電流値It2を取得して、三角波発振器121に参照信号Iref2を設定する。これ以降の動作は、先に説明したとおりであるが、参照信号Iref2が下側にシフトしたときは、0<x<1の範囲において同一のフィードバック電流Ifbに対する擬似クロック周波数が低下し、参照信号Iref2が上側にシフトしたときは擬似クロック周波数が上昇する。
図7は、本実施の形態にかかるクロック周波数の制御方式(PWM制御方式)をオン/オフ制御方式と比較して説明する図である。図7(A)は、オン/オフ制御方式による動作モードを示し、図7(B)はPWM制御方式による動作モードを示している。オン/オフ制御方式でGPU27の実クロック周波数をHFMとLFMのいずれかに制御する場合には、LFMからHFMに切り換わるときのフィードバック電流に対する切換値Isw1とHFMからLFMに切り換わるときのフィードバック電流に対する切換値Isw2との間にヒステリシスを設ける必要がある。また、切換値Isw1は、HFMで動作するGPU27の負荷が急激に増加した場合でも制御の遅れでOCP_L15が動作しないようにするために、設定値Imに対して所定のマージンを設定する必要がある。
図7(A)に示すようにオン/オフ制御方式では、切換値Isw1、Isw2のヒステリシスのために、GPU27はフィードバック電流が実質的にその中間値Iavよりも小さい範囲ではHFMで動作し、大きい範囲ではLFMで動作するといえる。これに対して図7(B)に示すようにPWM制御方式では、x<0のときにHFM(f)で動作していたGPU27は、0<x<1の範囲ではxに反比例して擬似クロック周波数が低下して、x=1のときにLFM(f)で動作する。したがって、領域401と領域403は、フィードバック電流が増加したときに、PWM制御方式がオン/オフ制御方式よりも高いパフォーマンスでGPU27を制御できる範囲に相当することになる。
ここで、フィードバック電流Ifbが参照信号Irefによりクリップされるようなフィードバック制御の状態のときに、フィードバック電流に重畳する交流成分について検討する。図4でフィードバック電流Ifbがライン207に一致するときは、クリップされないためGPU27はHFMで連続的に動作する。また、フィードバック電流Ifbがライン205に一致するときに、GPU27は参照信号Irefの全期間でクリップされてLFMで連続的に動作する。フィードバック電流Ifbが交流成分を含まないときは、フィードバック制御の間のフィードバック電流Ifbは参照信号IrefのP−P値の間に収まる。このとき、残留誤差α+、α−だけ目標電流値Itとフィードバック電流Ifbの間に差が生ずる。
実際にはフィードバック電流はさまざまな交流成分を含む。フィードバック制御される直前のフィードバック電流が交流成分を含むと、交流成分の大きさ、周波数および参照信号に対する位相によっては、フィードバック制御後のフィードバック電流の平均値に対する残留誤差α+、α−は交流成分を含まない場合よりも大きくなる。フィードバック制御中のある瞬間におけるフィードバック電流Ifbが図8(A)のような参照信号Irefと位相が一致する交流成分を含むと、参照信号Irefはフィードバック電流Ifbをまったくクリップしなくなる。そのためフィードバック制御されたフィードバック電流Ifbの平均値は交流成分を含まないフィードバック電流よりも大きな値になる。
x=1の近辺では、交流成分を含まないときはx=1になるフィードバック電流はライン451になるが、交流成分を含むときはx=1になるフィードバック電流の平均値がライン453になり残留誤差α+が増大する。これとは逆にフィードバック制御中のある瞬間におけるフィードバック電流Ifbが図8(B)のような参照信号Irefと位相が180度ずれた交流成分を含むと、参照信号Irefは交流成分を含まないフィードバック電流よりも過剰にクリップする。そのためフィードバック制御されたフィードバック電流Ifbの平均値は交流成分を含まないフィードバック電流よりも小さな値になる。
x=0の近辺では、交流成分を含まないときはx=0になるフィードバック電流はライン455になるが、交流成分を含むときはx≧0になるフィードバック電流の平均値がライン457になり残留誤差α−が増大する。このように交流成分を含むフィードバック電流Ifbの平均値は、交流成分を含まないフィードバック電流に比べて、残留誤差α+、α−が大きくなる可能性がある。
残留誤差α+が大きくなると、OCP_H17が動作する可能性が生じてくる。これに対して、目標電流値Itを小さくしてマージンβを大きくすることで対処することができる。残留誤差α−が大きくなると、クリップを開始するフィードバック電流の平均値が小さくなるため、パフォーマンスの改善効果が低下する。実際にはフィードバック電流は、さまざまな位相の交流成分を含むため制御誤差α+、α−は相殺され、オン/オフ制御方式よりもパフォーマンスの低下を抑制することができる。図8(A)のように参照信号がフィードバック電流をクリップしないことにより発生する制御誤差α+は、参照信号の周波数を高くすることでも小さくすることができる。ただし、参照信号の周波数を高くしすぎるとGPUの動作モードを変更するのに必要な操作信号のパルス幅を十分に確保できなくなる。
図9は、参照信号の周波数を高くしないでクリップの確率を増加させることができる比較制御部の構成を説明する図である。図9(A)は、比較制御部の構成を示し、図9(B)は動作波形を示す図である。三角波発振器501は、コンパレータ503の負端子に参照信号Iref1を出力し、コンパレータ505の負端子に参照信号Iref2を出力する。参照信号Iref1と参照信号Iref2は、位相が180度シフトしており周波数とP−P値は等しい。
コンパレータ503、505の正端子にはそれぞれフィードバック電流Ifbが入力される。コンパレータ503、505の出力はOR論理素子507に出力される。OR論理素子507の出力は操作信号としてGPU27に接続される。フィードバック電流Ifbに対してコンパレータ503は操作信号521を出力し、コンパレータ505は操作信号523を出力するため、OR論理素子507は合成された操作信号525を出力する。
コンパレータ503、505は、相互に補完しあってさまざまな位相の交流成分を含むフィードバック電流Ibをクリップする。コンパレータ503、505はクリップするたびにHFMとLFMをPWM制御する。この比較制御回路は、コンパレータが1個の比較制御回路に対して、操作信号のパルス幅を同等に確保でき、かつ残留誤差α+を低減することができるためマージンβを小さくしてよりパフォーマンスを改善することができる。コンパレータ505は、コンパレータ503に対して補助的な役割を担うものであるため、参照信号Iref2は参照信号Iref1と位相を180度シフトさせるだけでなく、中心値をシフトさせるようにしてもよい。また、三角波以外の他の波形を組み合わせてもよい。また3台以上のコンパレータを並列に接続して補助的な参照信号を2個以上にしてもよい。
これまで制御量を電池セルの放電電流に限定して説明してきたが本発明はこれに限定する必要はない。たとえば、軽量化した持ち運び用のAC/DCアダプタには、定格電力がシステムの最大消費電力より小さいものがある。この場合、システムの消費電力が増大したときにプロセッサのクロック周波数を低下させる制御が行われる。制御量としてAC/DCアダプタの出力電流を採用すれば、本実施の形態と同様に擬似クロック周波数をPWM制御することで、パフォーマンスの低下を抑制しながらAC/DCアダプタの出力電流を許容値未満に維持することができる。
また負帰還制御システム10は、プロセッサの温度やノートPCの筐体内部の温度を制御量にして、温度が上昇したときにクロック周波数を下げて温度を許容値未満に維持するような制御にも適用することができる。なお、負帰還制御システム10は、GPU27に変えてCPUに適用することもできる。参照信号は三角波に限定するものではなく、本発明はフィードバック電流の増大に応じてxが小さくなるような変化をする交流信号全般に適用することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
10 クロック周波数制御システム
23 センス抵抗
100 負帰還制御部
101 比較制御部
It1、It2 目標電流値
Iref1、Iref2 参照信号
Im 短時間過電流保護回路(OCP_L)の設定値
Ifb フィードバック電流
x デューティ
P 参照信号の周期
HFM 高周波数モード
PWM パルス幅変調モード
LFM 低周波数モード
T セル温度

Claims (13)

  1. 電池で動作することが可能な電子機器であって、
    操作信号を受け取って第1のクロック周波数または該第1のクロック周波数より低い第2のクロック周波数で動作することが可能なプロセッサと、
    前記電池の放電電流を検出してフィードバック電流を出力する検出部と、
    前記放電電流に対する目標電流値を設定する目標値設定部と、
    前記目標電流値に基づいて交流波形の参照信号を生成する発振器と、前記参照信号と前記フィードバック電流を入力したときに前記プロセッサが前記第1のクロック周波数で動作する時間と前記第2のクロック周波数で動作する時間をPWM制御するための前記操作信号を出力するコンパレータとを含む比較制御部と
    を有する電子機器。
  2. 前記参照信号の周期に対する前記操作信号のデューティが1になるときの前記フィードバック電流で動作しない設定値で動作する前記電池に対する過電流保護装置を有する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記目標値設定部が、前記目標電流値に基づいて前記参照信号の中心値を設定する請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記目標値設定部は、前記電池の温度に応じて前記目標電流値の値を変更する請求項1に記載の電子機器。
  5. 操作信号を受け取ってプロセッサのクロック周波数を制御して電池の放電電流を許容値未満に維持する方法であって、
    前記電池の放電電流を検出してフィードバック電流を生成するステップと、
    前記放電電流に対する目標電流値を設定するステップと、
    前記目標電流値に基づいて交流波形の参照信号を生成するステップと、
    前記参照信号と前記フィードバック電流の大きさを比較して2値の前記操作信号を出力するステップと、
    前記プロセッサが、一方の前記操作信号を受け取ったときに第1のクロック周波数で動作し、他方の前記操作信号を受け取ったときに前記第1のクロック周波数より低い第2のクロック周波数で動作するステップと、
    を有する方法。
  6. 前記目標電流値を前記電池の温度に応じて変更するステップを有する請求項5に記載の方法。
  7. 操作量を受け取って第1のクロック周波数と該第1のクロック周波数より低い第2のクロック周波数で動作することが可能なプロセッサと、
    クロック周波数に応じて変化する制御量を測定してフィードバック量を出力する検出部と、
    前記制御量に対する目標値を設定する目標値設定部と、
    前記目標値に基づいて交流波形の参照信号を生成する発振器と、前記参照信号と前記フィードバック量を入力したときに前記プロセッサが前記第1のクロック周波数で動作する時間と前記第2のクロック周波数で動作する時間をPWM制御するための前記操作量を出力するコンパレータとを含む比較制御部と
    を有するクロック周波数制御システム。
  8. 前記制御量が前記プロセッサに電力を供給する電源の電流または電力である請求項7に記載のクロック周波数制御システム。
  9. 前記制御量が前記プロセッサのクロック周波数に応じて変化する温度である請求項7に記載のクロック周波数制御システム。
  10. 請求項7から請求項9のいずれかに記載のクロック周波数制御システムを含む電子機器。
  11. 操作量を受け取って第1のクロック周波数または該第1のクロック周波数より低い第2のクロック周波数で動作することが可能なプロセッサの動作を制御する方法であって、
    クロック周波数に応じて変化する制御量を測定してフィードバック量を生成するステップと、
    前記制御量に対する目標値を設定するステップと、
    前記目標値に基づいて交流波形の参照信号を生成するステップと、
    前記参照信号と前記フィードバック量の大きさを比較して2値の前記操作量を生成するステップと、
    前記プロセッサが、一方の前記操作量を受け取ったときに前記第1のクロック周波数で動作し、他方の前記操作量を受け取ったときに前記第2のクロック周波数で動作するステップと、
    を有する方法。
  12. 前記操作量を生成するステップが、前記フィードバック量が所定値よりも小さいときに前記第1のクロック周波数だけで動作する操作量を生成するステップを含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記操作量を生成するステップが、前記フィードバック量が所定値よりも大きいときに前記第2のクロック周波数だけで動作する操作量を生成するステップを含む請求項11に記載の方法。
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