JP5601885B2 - ヒートポンプ式給湯・空調装置 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯・空調装置 Download PDF

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Description

本発明は、冷媒/水熱交換器で冷媒により水を加熱して温水を製造するヒートポンプ式給湯・空調装置に関するものである。
従来から、ヒートポンプ式給湯・空調装置として、圧縮機、熱源側空気熱交換器、暖房用電子膨張弁、冷房用電子膨張弁および冷媒/水熱交換器からなる冷媒回路を備え、給湯運転時、冷媒/水熱交換器で冷媒により水を加熱して温水を製造するようにしたものが知られている。このようなヒートポンプ式給湯・空調装置においては、一般にヒートポンプを暖房モードで運転する給湯運転時、冷房用電子膨張弁を全開または全開に近い一定開度とし、暖房用電子膨張弁で熱源側空気熱交換器出口の冷媒過熱度が目標値となるように制御していた。
しかるに、上記の如く、暖房用電子膨張弁のみを過熱度制御する方式では、低外気温条件下での運転が制約されるとともに、高い暖房能力が得られないことから、昨今、暖房用電子膨張弁で過熱度制御を行うと同時に、冷房用電子膨張弁で冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度を冷媒/水熱交換器の出入口水温差により決定される目標値過冷却度に制御するようにし、暖房能力を向上させるとともに、運転可能範囲を拡大するようにしたものが提案されている。
また、高圧液冷媒の過冷却度と低圧ガス冷媒の過熱度とを同時に制御できるようにした冷凍機(ヒートポンプ)として、特許文献1に示されるようなものが知られている。このものでは、暖房負荷が減少して凝縮圧力が上昇する過負荷運転時、過冷却度制御を行うと高圧圧力がますます上昇し、その上限値の制約から運転域が狭められることから、過負荷運転検出手段を設け、過負荷運転が検出されたとき、過冷却度制御用膨張弁を大開度に制御するようにしている。
実公平2−39179号公報
しかしながら、上記の如く、過熱度制御と同時に冷房用電子膨張弁で冷媒の過冷却度制御を行うようにしたものでは、暖房用電子膨張弁と冷房用電子膨張弁とが独立して制御されているため、冷房用電子膨張弁が過冷却度制御により絞られ過ぎると、過熱度を制御している暖房用電子膨張弁が全開に至り、制御不能に陥ってしまうことがある。そこで、冷房用電子膨張弁を開くことが考えられるが、無条件で冷房用電子膨張弁を開くと、暖房用電子膨張弁が全開に近いことから、そのまま液バックしてしまうおそれがあった。
また、特許文献1に示されるように、過冷却度を増加するため、絞り気味に制御していた過冷却度制御用膨張弁をいきなり大開度にすると、液冷媒の流量が急激に増大し、運転状態によっては、過熱度を制御している暖房用電子膨張弁で冷媒を絞り切れきれずに液バックが発生することがあり、圧縮機の損傷原因となるおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、過熱度制御と過冷却度制御を同時に行うものにあって、膨張弁が制御不能に陥る事態を防止できるとともに、運転状態の急変による液バック等を確実に防止できるヒートポンプ式給湯・空調装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯・空調装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるヒートポンプ式給湯・空調装置は、冷媒圧縮機、熱源側熱交換器、暖房用電子膨張弁、冷房用電子膨張弁および冷媒/水熱交換器からなる冷媒回路を備え、前記冷媒/水熱交換器で冷媒により水を加熱して温水を製造する給湯運転時、前記暖房用電子膨張弁により前記熱源側熱交換器出口の冷媒過熱度を制御するとともに、前記冷房用電子膨張弁により前記冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度を制御するようにしたヒートポンプ式給湯・空調装置において、前記暖房用電子膨張弁の開度が設定開度以上となったとき、前記冷房用電子膨張弁の目標過冷却度を徐々に下げ、両電子膨張弁を適正作動領域で制御する目標値補正制御手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、給湯運転時、暖房用電子膨張弁により熱源側熱交換器出口の冷媒過熱度を制御するとともに、冷房用電子膨張弁により冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度を制御するようにしたヒートポンプ式給湯・空調装置にあって、暖房用電子膨張弁の開度が設定開度以上となったとき、冷房用電子膨張弁の目標過冷却度を徐々に下げ、両電子膨張弁を適正作動領域で制御する目標値補正制御手段を備えているため、冷房用電子膨張弁が過冷却度制御により絞られ過ぎ、それに伴い過熱度を制御している暖房用電子膨張弁の開度が大きくなった場合でも、その開度が設定開度を超えると、目標値補正制御手段が冷房用電子膨張弁の目標過冷却度を徐々に下げて行くことにより、冷房用電子膨張弁が自律的に開かれ、下流側の暖房用電子膨張弁に冷媒が供給されるようになる。従って、暖房用電子膨張弁が全開となって制御不能に陥ることがなく、両電子膨張弁を適正な作動領域で制御することが可能となる。また、目標過冷却度を徐々に下げることにより、両電子膨張弁の急激な動作を防止し、運転状態の急変を抑制できるため、液バック等の発生を確実に回避することができる。
さらに、本発明のヒートポンプ式給湯・空調装置は、上記のヒートポンプ式給湯・空調装置において、前記冷房用電子膨張弁は、前記冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度が前記冷媒/水熱交換器の出入口水温差により決定される目標過冷却度となるように制御される構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、冷房用電子膨張弁が、冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度が冷媒/水熱交換器の出入口水温差により決定される目標過冷却度となるように制御される構成とされているため、冷媒/水熱交換器に接続される温水負荷側のアプリケーションに応じて設定される冷媒/水熱交換器の出入口水温差により決まる目標過冷却度に基づき、冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度を制御することができる。従って、暖房能力を負荷側アプリケーションの求めに合せて増加させ、最適な運転を行うことができる。
さらに、本発明のヒートポンプ式給湯・空調装置は、上述のいずれかのヒートポンプ式給湯・空調装置において、前記目標値補正制御手段は、前記暖房用電子膨張弁の開度が全開の概ね3/5程度の開度になったとき、前記補正制御を行うように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、目標値補正制御手段が、暖房用電子膨張弁の開度が全開の概ね3/5程度の開度になったとき、補正制御を行うように構成されているため、運転状態の急変等で暖房用電子膨張弁の開度が急激に大きくなり、設定開度を多少オーバーシュートとしたとしても、全開の概ね3/5程度の設定開度で目標値補正制御手段が補正制御を開始することから、暖房用電子膨張弁が全開に至る事態を確実に阻止することができる。従って、暖房用電子膨張弁が全開となって制御不能に陥ることがなく、両電子膨張弁を自律的に開閉制御可能な範囲で適正に動作させることができる。
また、本発明のヒートポンプ式給湯・空調装置は、上述のいずれかのヒートポンプ式給湯・空調装置において、前記目標値補正制御手段は、前記冷房用電子膨張弁の補正制御時、前記冷媒/水熱交換器の出入口水温差によって決定される過冷却度と補正値との和を目標過冷却度とし、補正値が0の場合は、補正値に−1を加算し、サンプルタイム毎に前記暖房用電子膨張弁の開度を確認し、所定時間継続して設定開度を超えておれば、更に−1を加算し、出入口水温差によって決定される過冷却度の最小値まで同様の補正を行い、前記暖房用電子膨張弁の開度が所定時間継続して設定開度未満であれば、補正値に+1を加算し、補正値が0となるまで同様の動作を繰り返す構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、目標値補正制御手段が、冷房用電子膨張弁の補正制御時、冷媒/水熱交換器の出入口水温差により決定される過冷却度と補正値との和を目標過冷却度とし、補正値が0の場合は、補正値に−1を加算し、サンプルタイム毎に暖房用電子膨張弁の開度を確認し、所定時間継続して設定開度を超えておれば、更に−1を加算し、出入口水温差によって決定される過冷却度の最小値まで同様の補正を行い、暖房用電子膨張弁の開度が所定時間継続して設定開度未満であれば、補正値に+1を加算し、補正値が0となるまで同様の動作を繰り返す構成とされているため、暖房用電子膨張弁の開度が設定開度を超えると、その開度に応じて補正値を−1ずつ所定の最小値となるまで徐々に加算して目標過冷却度を補正することにより、冷房用電子膨張弁の開度を明けて行き、暖房用電子膨張弁の開度が自律的に設定開度未満となると、補正値を初期値の0に戻し、目標過冷却度を正常値に戻すことができる。従って、運転状態に応じて両電子膨張弁を独立または連動して制御し、制御不能に陥る事態を回避しながら両電子膨張弁をそれぞれ適正な作動領域で制御することができる。
本発明によると、冷房用電子膨張弁が過冷却度制御により絞られ過ぎ、それに伴い過熱度を制御している暖房用電子膨張弁の開度が大きくなった場合でも、その開度が設定開度を超えると、目標値補正制御手段が冷房用電子膨張弁の目標過冷却度を徐々に下げて行くことにより、冷房用電子膨張弁が自律的に開かれ、下流側の暖房用電子膨張弁に冷媒が供給されるようになるため、暖房用電子膨張弁が全開となって制御不能に陥ることがなく、両電子膨張弁を適正な作動領域で制御することが可能となる。また、目標過冷却度を徐々に下げることにより、両電子膨張弁の急激な動作を防止し、運転状態の急変を抑制できるため、液バック等の発生を確実に回避することができる。
本発明の一実施形態に係るヒートポンプ式給湯・空調装置の冷媒系統図である。 図1に示すヒートポンプ式給湯・空調装置の冷房用電子膨張弁の目標値補正制御手段による制御フロー図である。 図1に示すヒートポンプ式給湯・空調装置の冷房用電子膨張弁の目標過冷却度決定方法についての説明図である。 図3に示すAゾーン制御およびBゾーン制御の選択過程に用いられる外気温設定値のヒステリシスについての説明図である。
以下に、本発明にかかる一実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るヒートポンプ式給湯・空調装置の冷媒系統図が示されている。
ヒートポンプ式給湯・空調装置1は、冷媒の循環方向を切替えることにより冷房サイクルと暖房サイクルのいずれかが選択可能とされている空気熱源ヒートポンプ10と、該空気熱源ヒートポンプ10により水を加熱して得られる温水を給湯や暖房に使用する水系統30とを備えている。
空気熱源ヒートポンプ10は、冷媒圧縮機11より吐出される冷媒が、熱源側空気熱交換器(熱源側熱交換器)12および冷媒/水熱交換器13を備えた閉サイクルの冷媒回路14を循環して気液の状態変化を繰り返すものである。図示の冷媒回路14は、冷媒圧縮機11の吐出側に四方弁15を備えており、この四方弁15を操作して冷媒の循環方向を可逆させ、熱源側空気熱交換器12を経て冷媒/水熱交換器13へと時計回りに冷媒を循環させる冷房サイクル(デフロストサイクル)と、冷媒/水熱交換器13を経て熱源側空気熱交換器12へと反時計回りに冷媒を循環させる暖房サイクルとのいずれか一方が選択可能とされている。
なお、冷媒回路14には、熱源側空気熱交換器12、冷媒/水熱交換器13および四方弁15の他、公知の如く、冷房用電子膨張弁(EEVC)16、暖房用電子膨張弁(EEVH)17およびレシーバ18が設けられている。この冷房用電子膨張弁(EEVC)16および暖房用電子膨張弁(EEVH)17は、レシーバ18を挟んで直列に接続されている。また、熱源側空気熱交換器12には、外気を流通させるための外気ファン12aが付設されている。この外気ファン12aは、熱源側空気熱交換器12に流通する外気量(送風量)を適宜調整可能なファンとされている。
水系統30は、ポンプ31を介して循環される水が冷媒回路14に設けられている冷媒/水熱交換器13で冷媒から吸熱して温水とされ、その温水を負荷側のラジエータ(利用側熱交換器)36との間で循環させることにより、暖房用の熱源等として利用する温水循環流路32を備えている。この温水循環流路32には、流量割合を調整可能な三方切替え弁(制御弁)33、第1電磁切替え弁34および第2電磁切替え弁35を介して温水循環流路32から温水を導入し、その温水を蓄熱温水として蓄えることができる蓄熱タンク37が接続されている。
蓄熱タンク37は、冷媒/水熱交換器13で加熱された温水を、ラジエータ36に循環する温水循環流路32中に設けられている三方切替え弁33を介して該蓄熱タンク37の底部付近に還流可能な第1還流路(水系統)32aと、蓄熱タンク37の上部から蓄熱温水を取水し、三方切替え弁33と第1電磁切替え弁34との間において温水循環流路32側に還流可能な第2還流路(水系統)32bと、第2電磁切替え弁35を介して蓄熱タンク37の底部付近から温水をポンプ31の上流側において温水循環流路32側に吸上げる吸水路(水系統)32cと、を介して温水循環流路32と接続されている。
また、蓄熱タンク37には、貯湯されている蓄熱温水の熱を利用して加熱された給湯用の温水を供給するサニタリ水供給回路38と、必要に応じて通電される電気ヒータ(加熱手段)39とが設けられている。サニタリ水供給回路38は、給湯ポンプ(図示省略)により供給される水が、蓄熱タンク37に設けられている熱交換器38aを流れる間に加熱されて温水とされ、該温水を給湯等の用途に使用する給湯温水供給系統である。電気ヒータ39は、蓄熱タンク37内に貯湯されている蓄熱温水の蓄熱量が所定値以下と低い場合に使用される補助加熱手段である。すなわち、電気ヒータ39は、蓄熱タンク39内の蓄熱温水が所定水温以下の場合に通電され、蓄熱温水を加熱して所望の温度まで昇温させるための装置である。
このように構成されている水系統30は、上述した三方切替え弁33、第1電磁切替え弁34および第2電磁切替え弁35を適宜開度制御または開閉操作して選択切替えすることにより、ラジエータ36に温水を供給する暖房運転または温水タンク37に温水を供給する蓄熱運転のいずれか一方を選択して実施し、あるいは、ラジエータ36および温水タンク37の両方に温水を分割供給して温水による暖房運転及び蓄熱運転の両方を同時に実施可能な構成とされている。
一方、冷媒回路14においては、暖房サイクルが選択されると、低温低圧のガス冷媒が冷媒圧縮機11で圧縮され、高温高圧のガス冷媒として冷媒回路14に吐出される。このガス冷媒は、図中に実線矢印で示されるように、四方弁15により冷媒/水熱交換器13に導かれて反時計回りに循環される。この場合の冷媒/水熱交換器13は、ポンプ31により循環される水系統30の水と高温高圧のガス冷媒を熱交換させる熱交換器であり、冷媒の凝縮により放熱される凝縮熱が水を加熱する凝縮器として機能する。この結果、冷媒回路14を流れる高温高圧のガス冷媒は、凝縮して高温高圧の液冷媒となり、水系統30を流れる水は冷媒から吸熱して温水となる。
冷媒/水熱交換器13で凝縮された液冷媒は、その過冷却度を制御している冷房用電子膨張弁(EEVC)16を通ってレシーバ18に流入する。レシーバ18では、冷媒の気液分離が行われるとともに、循環する冷媒量の調整が行われる。レシーバ18の下流側には、高温高圧の液冷媒を減圧する暖房用電子膨張弁(EEVH)17が配置されている。この暖房用電子膨張弁(EEVH)17を冷媒が通過することにより、高温高圧の液冷媒は減圧されて低温低圧の気液二相冷媒となり、熱源側空気熱交換器12に導かれる。蒸発器として機能する熱源側空気熱交換器12に導入された気液二相冷媒は、外気と熱交換することにより外気から吸熱して気化する。
上記熱源側空気熱交換器12で気化された冷媒の過熱度は、暖房用電子膨張弁(EEVH)17により制御されるようになっている。熱源側空気熱交換器12を通過することにより、外気から吸熱して気化した低温低圧のガス冷媒は、再び四方弁15を通って冷媒圧縮機11に吸引される。こうして冷媒圧縮機11に吸引された低温低圧のガス冷媒は、冷媒圧縮機11により再度圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、以下同様の経路を循環して気液の状態変化を繰り返す。この際、低温となる熱源側空気熱交換器12の外周面において、空気中の水分等が氷結して着霜現象が発生することが知られている。
上記霜は、熱源側空気熱交換器12での冷媒と外気との熱交換を阻害し、熱交換効率を低下させるため、霜の堆積の有無を検知することにより、適当な運転時間毎にデフロスト運転を実施して霜を除去する必要がある。このデフロスト運転は、上述の冷媒回路14において、四方弁15を操作して冷媒の循環方向を逆転させ、図中の破線矢印方向に冷媒を循環させる冷房サイクル(デフロストサイクル)に切替え、冷媒圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒を熱源側空気熱交換器12に導入し、その放熱(凝縮熱)で熱源側空気熱交換器12に付着している霜を融解することによって行われる。
ここで、冷媒/水熱交換器13で水を加熱して温水を製造する暖房サイクルによる給湯運転時、冷房用電子膨張弁(EEVC)16は、膨張弁制御部50を介して冷媒/水熱交換器13で凝縮された冷媒の過冷却度が目標値となるように制御され、また、暖房用電子膨張弁(EEVH)17は、膨張弁制御部50を介して熱源側空気熱交換器12で蒸発された冷媒の過熱度が目標値となるように制御されている。
具体的には、冷房用電子膨張弁(EEVC)16は、高圧センサ40の検出値に対応する圧力飽和温度と熱交温度センサ41で検出された冷媒温度の差から算出される冷媒過冷却度が、冷媒/水熱交換器13の水出入口に設けられている温度センサ42,43により検出された水温差から図3の折れ線Sに従って決まる目標過冷却度Tscとなるように冷房用膨張弁制御手段51を介して制御され、暖房用電子膨張弁(EEVH)17は、熱源側空気熱交換器12の出口に設置されている温度センサ44と低圧センサ45との検出値から算出される冷媒過熱度が、目標過熱度Tshとなるように暖房用膨張弁制御手段52を介して制御されるようになっている。
さらに、膨張弁制御部50には、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が設定開度以上となったとき、冷房用電子膨張弁(EEVC)16の目標過冷却度Tscを徐々に下げて、冷房用電子膨張弁(EEVC)16および暖房用電子膨張弁(EEVH)17を適正作動領域で制御するための目標値補正制御手段53が設けられている。この目標値補正制御手段53は、冷房用電子膨張弁(EEVC)16が過冷却度制御により絞られ過ぎたときに、過熱度を制御している暖房用電子膨張弁(EEVH)17が全開に至り、制御不能に陥るのを防止するためのものであり、暖房用電子膨張弁(EEVH)17が過熱度制御によって予め設定されている開度以上になったとき、動作されるようになっている。
本実施形態では、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が全開(500パルス)の概ね3/5程度の設定開度(300パルス相当)になったとき、目標値補正制御手段53が補正制御を行うように構成されている。この暖房用電子膨張弁(EEVH)17の設定開度は、あまり全開に近いところに設定すると、オーバーシュートにより全開に至ってしまう可能性があるので、オーバーシュートしても開閉制御によって自律的に回復が見込める範囲で出来るだけ大きな開度に設定することが望ましい。従って、この設定開度は、必ずしも全開の3/5程度に制限されるものではなく、ある程度の幅があってもよいことはもちろんである。
また、この場合の目標過冷却度Tscは、冷媒/水熱交換器13の水出入口に設けられている温度センサ42,43によって検出された水温TWoutおよびTWinの水温差(ΔT=TWout−TWin(deg))と外気温度Tho−Aとから、図3の折れ線Sの如く決まるTsc’および補正値ΔTscの和である、Tsc=Tsc’+ΔTscとされる。ただし、Tsc<0となる場合は、Tsc=0とする。
上記の補正値ΔTscは、その値および暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度に応じて加減算されるように以下の通り設定されている。
[実施条件]
(1)ΔTsc=0の場合、「EEVH≧300パルス」となった時点にてΔTscに−1を加算する。
(2)ΔTsc≠0の場合、サンプリングタイムを、例えば5分としてEEVHの開度を確認し、5分間継続して「EEVH≧300パルス」の場合、更に−1を加算する。
ΔTscの最小値は、Tsc’maxとし、Tsc’maxに到達しても実施条件が成立している場合、更なる減算は行わない。
[解除条件]
「EEVH<300パルス」を連続5分間継続した場合、ΔTscに+1を加算する。サンプリングタイムを、例えば5分として、この動作を繰り返す。
ΔTscの最大値は、0とし、0に到達しても解除条件が成立している場合、更なる加算は行わない。また、他の制御に移行した場合は、ΔTsc=0とする。
つまり、目標値補正制御手段53は、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が300パルス(全開に対する3/5程度の開度に相当)を超えると、目標過冷却度Tscを上記の如く補正し、自律的に冷房用電子膨張弁(EEVC)16の開度を明けて行くことにより、冷媒/水熱交換器13出口の過冷却度を補正制御するように構成されている。図2にその制御フロー図が示されている。以下、図2に基づいて目標値補正制御手段53の機能を詳しく説明する。
目標値補正制御手段53は、動作を開始し、ステップS1において、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が「EEVH≧300パルス」と判断されると、ステップS2に移行し、補正値ΔTscの値を判定する。ここで、「ΔTsc=0」の場合、ステップS3に移行し、上記の如く、ΔTscに−1を加算してトップに戻る。また、ΔTscが0からTsc’maxの−14(図3参照)の間の「−14<ΔTsc<0」の場合は、ステップS4に移行し、「EEVH≧300パルス」が連続5分間継続したか否かを判定する。その結果、YESであれば、ステップS3に移行し、上記の如く、ΔTscに−1を加算した後、トップに戻る。NOであれば、そのままトップに戻る。
さらに、ステップS2において、ΔTscがTsc’maxの−14以下(ΔTsc≦−14)と判定された場合、ステップS5に移行し、更なる減算は行わずにそのままトップに戻る。このように、「EEVH≧300パルス」の場合は、その開度に応じて補正値ΔTscを−1ずつTsc’max(−14)まで徐々に加算して目標過冷却度Tscを補正することによって、自律的に冷房用電子膨張弁(EEVC)16の開度を明けて行くようにしている。
一方、ステップS1において、「EEVH<300パルス」と判断されると、ステップS6に移行し、補正値ΔTscの値を判定する。ここで、「ΔTsc=0」の場合、そのままトップに戻り、「ΔTsc<0」の場合は、ステップS7に移行する。ステップS7においては、「EEVH<300パルス」が連続5分間継続したか否かを判定する。YESの場合には、ステップS8に移行し、ΔTscに+1を加算してトップに戻り、NOの場合には、ステップS9に移行し、更なる加算は行わずにそのままトップに戻る。このように、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が300パルス未満となった場合、補正値ΔTscを初期値の0に戻し、目標過冷却度Tscを正常値とするようにしている。
加えて、本実施形態では、低外気温下での暖房サイクルによる給湯運転範囲を拡大するために、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が所定開度以上に絞られた場合、外気温度に応じてAゾーン制御もしくはBゾーン制御のいずれかが選択され、冷房用電子膨張弁(EEVC)16がAゾーン制御またはBゾーン制御による2段階の開度制御によって過冷却度を目標過冷却度Tscに制御できるようにした構成を採用している。
ここでは、図4に示されるように、外気温度Tho−A(℃)が、例えば18℃以上の場合は、Aゾーン制御が選択され、外気温度が例えば15℃以下に低下すると、Bゾーン制御が選択されるようになっており、Aゾーン制御とBゾーン制御とが短時間で頻繁に切り替わらないように、両制御間に数℃のヒステリシスが設けられている。
そして、外気温度Tho−A(℃)がAゾーンのときは、冷媒/水熱交換器13の出入口水温差ΔTが第1判定温度(例えば、5deg)以上か否かを判定し、5deg以上の場合は、目標過冷却度Tscを一定値(例えば、5deg)として冷房用電子膨張弁(EEVC)16により過冷却度制御を行い、5deg以下の場合は、冷媒/水熱交換器13の出入口水温差ΔTに応じて変化する目標過冷却度Tscを設定し、過冷却度制御を行うようにしている。この場合の目標過冷却度Tscは、0から5degまで、水温差ΔTに比例して変化する値が設定されることになる。
また、外気温度Tho−A(℃)がBゾーンのときは、冷媒/水熱交換器13の出入口水温差ΔTが第2判定温度(例えば、14deg)以上か否かを判定し、14deg以上の場合には、目標過冷却度Tscを一定値(例えば、14deg)として冷房用電子膨張弁(EEVC)16により過冷却度制御を行い、14deg以下の場合には、冷媒/水熱交換器13の出入口水温差ΔTに応じて変化する目標過冷却度Tscが設定される。この場合の目標過冷却度Tscは、0から14degまで、水温差ΔTに比例して変化する値が設定されることになる。
斯くして、本実施形態によれば、給湯運転時、暖房用電子膨張弁(EEVH)17で熱源側空気熱交換器(熱源側熱交換器)12出口の冷媒過熱度を制御するとともに、冷房用電子膨張弁(EEVC)16で冷媒/水熱交換器13出口の冷媒過冷却度を制御することにより、過熱度および過冷却度を独立して制御しているヒートポンプ式給湯・空調装置1にあって、冷房用電子膨張弁(EEVC)16が絞られ過ぎ、それに伴い過熱度を制御している暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が大きくなった場合でも、その開度が設定開度の300パルス(全開の3/5相当の開度)を超えると、目標値補正制御手段53が、冷房用電子膨張弁(EEVC)16の目標過冷却度Tscを徐々に下げて行く。
これによって、冷房用電子膨張弁(EEVC)16が自律的に開かれ、下流側の暖房用電子膨張弁(EEVH)17に冷媒が供給されるようになる。このため、暖房用電子膨張弁(EEVH)17が全開となって制御不能に陥ることがなく、両電子膨張弁16,17をそれぞれ適正な作動領域で制御することが可能となる。また、目標過冷却度Tscを徐々に下げることにより、両電子膨張弁16,17の急激な動作を防止し、運転状態の急変を抑制できるため、液バック等の発生を確実に回避することができる。
また、冷房用電子膨張弁(EEVC)16が、冷媒/水熱交換器出口13の冷媒過冷却度が冷媒/水熱交換器13の出入口水温差ΔTにより決定される目標過冷却度Tscとなるように制御されるようになっているため、冷媒/水熱交換器13に接続される温水負荷側のアプリケーションに応じて設定される冷媒/水熱交換器13の出入口水温差ΔTにより決まる目標過冷却度Tscに基づき、冷媒/水熱交換器13出口の過冷却度を制御することができ、従って、暖房能力を負荷側アプリケーションの求めに合せて増加させ、最適な運転を行うことができる。
さらに、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が全開の概ね3/5程度の開度になったとき、補正制御が実行されるようにしているため、運転状態の急変等で暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が急激に大きくなり、設定開度を多少オーバーシュートとしたとしても、全開の概ね3/5程度の設定開度で目標値補正制御手段53が補正制御を開始することから、暖房用電子膨張弁(EEVH)17が全開に至る事態を確実に阻止することができる。従って、暖房用電子膨張弁(EEVH)17が全開となって制御不能に陥ることがなく、両電子膨張弁16,17を自律的に開閉制御可能な範囲で適正に動作させることができる。
また、暖房用電子膨張弁(EEVH)17が設定開度の300パルスを超えると、その開度に応じて補正値を−1ずつ所定の最小値(−14)となるまで徐々に加算して目標過冷却度Tscを補正することにより、冷房用電子膨張弁(EEVC)16の開度を明けて行き、暖房用電子膨張弁(EEVH)17の開度が自律的に設定開度未満となると、補正値を初期値の0に戻し、目標過冷却度を正常値Tscに戻すことができる。従って、運転状態に応じて両電子膨張弁16,17を独立または連動して制御し、制御不能に陥る事態を回避しながら両電子膨張弁16,17をそれぞれ適正な作動領域で制御することが可能となる。
さらに、本実施形態においては、直列に接続されている冷房用電子膨張弁(EEVC)16および暖房用電子膨張弁(EEVH)17を外気温の検出値に応じて制御し、凝縮冷媒を減圧できる範囲を拡大しているため、従来は冷媒を絞りきれずに運転範囲が限定されていた低外気温条件下での運転を安定して行うことができるようになり、運転可能範囲を拡大することができる。また、この際の液バックをも抑制することができ、信頼性の高いヒートポンプ式給湯・空調装置を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、水系統30側の構成は、いかなる構成であってもよく、ラジエータ36等のアプリケーションも様々な形態のアプリケーションを採用することができる。また、上記実施形態において説明した具体的数値等については、あくまでも一例であって、これに制約されないことは云うまでもない。
1 ヒートポンプ式給湯・空調装置
11 冷媒圧縮機
12 熱源側空気熱交換器
13 冷媒/水熱交換器
14 冷媒回路
16 冷房用電子膨張弁(EEVC)
17 暖房用電子膨張弁(EEVH)
50 膨張弁制御部
51 冷房用膨張弁制御手段
52 暖房用膨張弁制御手段
53 目標値補正制御手段

Claims (4)

  1. 冷媒圧縮機、熱源側熱交換器、暖房用電子膨張弁、冷房用電子膨張弁および冷媒/水熱交換器からなる冷媒回路を備え、前記冷媒/水熱交換器で冷媒により水を加熱して温水を製造する給湯運転時、前記暖房用電子膨張弁により前記熱源側熱交換器出口の冷媒過熱度を制御するとともに、前記冷房用電子膨張弁により前記冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度を制御するようにしたヒートポンプ式給湯・空調装置において、
    前記暖房用電子膨張弁の開度が設定開度以上となったとき、前記冷房用電子膨張弁の目標過冷却度を徐々に下げ、両電子膨張弁を適正作動領域で制御する目標値補正制御手段を備えていることを特徴とするヒートポンプ式給湯・空調装置。
  2. 前記冷房用電子膨張弁は、前記冷媒/水熱交換器出口の冷媒過冷却度が前記冷媒/水熱交換器の出入口水温差により決定される目標過冷却度となるように制御される構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式給湯・空調装置。
  3. 前記目標値補正制御手段は、前記暖房用電子膨張弁の開度が全開の概ね3/5程度の開度になったとき、前記補正制御を行うように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式給湯・空調装置。
  4. 前記目標値補正制御手段は、前記冷房用電子膨張弁の補正制御時、前記冷媒/水熱交換器の出入口水温差によって決定される過冷却度と補正値との和を目標過冷却度とし、補正値が0の場合は、補正値に−1を加算し、サンプルタイム毎に前記暖房用電子膨張弁の開度を確認し、所定時間継続して設定開度を超えておれば、更に−1を加算し、出入口水温差によって決定される過冷却度の最小値まで同様の補正を行い、前記暖房用電子膨張弁の開度が所定時間継続して設定開度未満であれば、補正値に+1を加算し、補正値が0となるまで同様の動作を繰り返す構成とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯・空調装置。
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