JP5601446B2 - ファクシミリ装置およびファクシミリ通信システムおよびファクシミリ通信プログラム - Google Patents

ファクシミリ装置およびファクシミリ通信システムおよびファクシミリ通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ファクシミリ装置およびファクシミリ通信システムおよびファクシミリ通信プログラムに関する。
従来より、送信機と受信機間でファクシミリ通信を行い画像データを送信する技術が存在する。
ファクシミリ通信の際には、受信機側の能力情報が受信機側から送信機側へ伝えられて通信方式が決定された後に、画像データの通信が行われる。
そして、受信機側では、受信画像データをTI(Text Image)分離技術によりテキストデータとイメージデータとに分離されて、文字を補正するなどの処理が行れてからOCR(Optical Character Reader)処理がされたりしていた。
特許文献1では、画像形成装置は、送信機から送られる受信データの種類がカラーなのかモノクロなのかを判別するデータ判別手段と受信データのデータ変換処理を行う画像処理変換手段と変換されたデータを最適な印刷手段で印刷するよう印刷手段を選択する最適印刷選択手段とを備え、受信データの種類に応じて画像処理を行って最適な印刷を実施する自動画像印刷システム及びその方法が提案されている。
特許文献2では、受信データのヘッダ部の情報に基づき受信データのファイル種類が判別され、そのファイル種類に基づき、画像系データには画質優先の印刷データが作成され、HTML系データにはフォーマットを意識した印刷データが作成され、テキスト系データには速度優先の印刷データが作成される印刷装置が提案されている。
特開2006−166304号公報 特開2002−321427号公報
データを送信した送信機の機種に応じて、受信するファクシミリデータに異なる画像処理を行うファクシミリ装置およびファクシミリ通信システムおよびファクシミリ通信プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1のファクシミリ装置は、送信機からファクシミリ信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信したファクシミリ信号に含まれる送信機の機種を示す装置識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した装置識別情報に基づき、複数有する画像処理手段の中から一つの画像処理手段を選択する選択手段と、前記受信手段で受信したファクシミリ信号に基づく画像データを前記選択手段で選択した画像処理手段で画像処理するよう制御する制御手段とを具備するように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記選択手段は、前記取得手段で取得する装置識別情報が未知の装置を示すものであった場合には、予め決められた画像処理手段を選択するように構成される。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記選択手段は、前記装置識別情報と前記画像処理手段との対応が記された表に基づき前記画像処理手段を選択するように構成される。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記取得手段は、前記受信手段に含まれる非標準機能設定信号に基づき前記装置識別情報を取得するように構成される。
また、請求項5のファクシミリ通信システムは、送信機能を有する送信側ファクシミリ装置と、前記送信側ファクシミリ装置から送信されるファクシミリ信号を受信する受信側ファクシミリ装置と、前記ファクシミリ信号に基づく画像データを前記受信側ファクシミリ装置より受信する画像処理端末とを有し、前記受信側ファクシミリ装置は、送信機からファクシミリ信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信したファクシミリ信号に含まれる送信機の機種を示す装置識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した装置識別情報に基づき、複数の画像処理制御の中から一つの画像処理制御を選択する選択手段と、前記選択手段で選択した画像処理制御種類と、前記受信手段で受信したファクシミリ信号に基づく画像データとを前記画像処理端末に送信する送信手段とを具備し、前記画像処理端末は、前記送信手段で送信された画像データを、前記送信手段で送信された画像処理制御種類に基づき画像処理する画像処理手段を具備するように構成される。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記画像処理端末は、前記画像処理手段で画像処理された画像データ中の文字を認識してテキストデータを生成するテキストデータ生成手段を更に具備するように構成される。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の発明において、前記送信側ファクシミリ装置は、画像処理を行う画像処理手段を複数有し、送信する画像データに適用した前記画像処理手段の種類に対応する装置識別情報を作成する装置識別情報作成手段と、該画像データを送信する際に、前記装置識別情報作成手段で作成した装置識別情報を含むファクシミリ信号を送信するファクシミリ信号送信手段とを有するように構成される。
また、請求項8のファクシミリ通信プログラムは、コンピュータを、送信機からファクシミリ信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信したファクシミリ信号に含まれる送信機の機種を示す装置識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した装置識別情報に基づき、複数有する画像処理手段の中から一つの画像処理手段を選択する選択手段と、前記受信手段で受信したファクシミリ信号に基づく画像データを前記選択手段で選択した画像処理手段で画像処理するよう制御する制御手段として機能させる。
請求項1の発明によれば、送信装置の機種に応じた画像処理が受信機側で行われるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、送信装置の機種が受信機側で不明であっても、それに応じた画像処理が受信機側で行われるという効果を有する。
請求項3の発明によれば、送信装置の機種に応じた画像処理が受信機側で行われるという効果を奏する。
請求項4の発明によれば、非標準機能設定信号に基づく送信装置の機種に応じた画像処理が受信機側で行われるという効果を奏する。
請求項5の発明によれば、送信装置の機種に応じた画像処理が受信機側で行われるという効果を奏する。
請求項6の発明によれば、送信装置の機種に応じた画像処理が行われてた後OCR処理が行われるという効果を奏する。
請求項7の発明によれば、送信装置の処理に応じて受信機側で画像処理を行わせることができるという効果を奏する。
請求項8の発明によれば、送信装置の機種に応じた画像処理が受信機側で行われるという効果を奏する。
図1はファクシミリ通信システム1の構成を示す模式図である。(実施例1) 図2は画像制御種類決定テーブル113を示した表である。 図3はファクシミリ装置100で行われる処理を示すフローチャートである。 図4はファクシミリ通信システム2の構成を示す模式図である(実施例2) 図5はファクシミリ装置200で行われる処理を示すフローチャートである。 図6はPC300での処理を示したフローチャートである。 図7はファクシミリ通信システム3の構成を示す模式図である。(実施例3) 図8はファクシミリ装置400の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、ファクシミリ通信システム1について図1を参照して説明を行う。
図1は、ファクシミリ通信システム1の構成を示す模式図である。
ファクシミリ通信システム1では、ファクシミリ装置100が、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)10に接続され、また、インターネット11に接続と接続する通信回線14に接続される。
また、PSTN10には、ファクシミリ装置100にファックスを送信するファクシミリ装置12が接続される。
また、インターネット11には、ファクシミリ装置100にファックスを送信するファクシミリ装置13が接続される。
ファクシミリ装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、操作/表示部105、モデム106、画像処理部(A)107、画像処理部(B)108、機種コード判別部109、印刷実行部110、ネットワークインタフェース(以下、ネットワークI/Fと呼ぶ)111、ファックスプロトコル制御部112を備える。
CPU101は、ファクシミリ装置100が有する機能の主制御を行う。ファクシミリ装置100内の各部は、CPU101の指示に基づいて処理を行い、その処理結果を指示された各部に対して通知する。
ROM103は、ファクシミリ装置100を制御する各種プログラム等を記憶する。また、ROM103は画像制御種類決定テーブル113を記憶する。
画像制御種類決定テーブル113は、ファクシミリ装置100が送信相手装置から受信するNSS信号(非標準機能設定信号)に含まれる送信相手装置の機種コードと、画像処理制御種類とを対応付けるテーブルである。
HDD104は、画像データ等を記憶する。
操作/表示部105は、液晶のタッチパネル等で構成されるユーザインタフェースである。
モデム106は、PSTN10と接続され、PSTN10を介したファックス信号を送受信する。
画像処理部(A)107は、ファックスプロトコル制御部112で制御されて受信されるファックス信号を復号化して画像データを生成する処理、そして、その画像データに対して回転等の画像処理を行う。
そして、画像処理部(A)107は、画像処理制御種類がタイプAと判断された受信ファックスの画像データに画像処理する。
画像処理部(B)108は、ファックスプロトコル制御部112で制御されて受信されるファックス信号を復号化して画像データを生成する処理、そして、その画像データに対して回転、さらに階調変換、ノイズ除去、デジタルフィルタ等の画像処理を行う。
そして、画像処理部(B)108は、画像処理制御種類がタイプBと判断された受信ファックスの画像データに画像処理する。
つまり、ファックスの送信装置の性能(画像読取性能や画像処理性能など)が高くない場合に、ファクシミリ装置100がファックスを受信すると、その受信ファックスの画像処理は、画像処理部(A)107でなく画像処理部(B)108で行われる。
そして、画像処理部(B)108では、画像処理部(A)と比べて、階調変換、ノイズ除去、デジタルフィルタ等の画像処理が行われるので、画像データのエッジを際立たせる等の効果を有する画像処理が行われる。
画像処理部(A)107と画像処理部(B)108とは、異なるハードウェアが2つ存在するのではなく、1つのハードウェアに対して異なる設定を施すことで、異なる画像処理を実行させるものである。
機種コード判別部109は、ファックス信号に含まれるNSS信号に基づき、そのNSS信号に含まれる送信装置の機種コードを判別する。
印刷実行部110は、画像処理部(A)107、画像処理部(B)108で画像処理された画像データを用紙に印刷して排出する処理を行う。
ネットワークI/F111は、通信回線14を介してインターネット11に接続され、ファクシミリ装置13より送信されるインターネットファックスを受信する。
ファックスプロトコル制御部112は、PSTN10を介して送受信されるファックス信号や、インターネット11を介して送受信されるインターネットファックスの信号などを制御する処理を行う。ファックスで送受信される信号はT30、T37、T38等のファックスプロトコルで制御されており、ファクスプロトコル制御部112はそのファックス信号のプロトコル制御を行う。
ただし、画像処理部(A)107や画像処理部(B)108にファクスプロトコルを制御する機能を備えるように構成してもよい。
このように構成されるファクシミリ装置100は、PSTN10やインターネット11を介して受信するファックスに対して、送信装置から送られるNSS信号に基づき送信装置の機種コードを判別し、その機種コードに応じた異なる画像処理を画像処理部(A)107または画像処理部(B)108で行い、その後に画像処理された画像データを印刷出力する。
それで、性能の悪い送信装置から送られたファックスに対しては、そのファックスの画像データが性能の良い画像処理部(B)108により画像処理が行われて、エッジを際立たせるなどの処理がなされて印刷出力される。
次に、ROM103に記憶される画像制御種類決定テーブル113について、図2を参照して説明を行う。
図2は、画像制御種類決定テーブル113を示した表である。
ROM103に記憶される画像制御種類決定テーブル113は、ファックスを送信する送信装置の機種コードに対応した画像処理制御種類を記憶する。 例えば、機種コードが「688」の画像処理制御種類は「Type_A」、機種コードが「880」の画像処理制御種類は「Type_A」、機種コードが「776」の画像処理制御種類は「Type_B」等である。
ここで、装置の性能(画像読取性能や画像処理性能など)が高くない送信装置から受信する画像データは画像処理部(B)108で画像処理されるように、画像制御種類決定テーブル113では、その性能が高くない送信装置の機種コードには「Type_B」が対応するように記憶されている。
ファクシミリ装置100では、機種コード判別部109がNSS信号に含まれる機種コードを判別し、CPU101が判別された機種コードに基づき画像制御種類決定テーブル113を参照して画像処理制御種類を決定する。
次に、ファクシミリ装置100で行われる処理について図3を参照して説明を行う。
図3は、ファクシミリ装置100でファックスが受信された際に行われる処理を示すフローチャートである。
ファクシミリ装置100は、ファクシミリ装置12、ファクシミリ装置13から送信されたファックス信号をモデム106やネットワークI/F111で受信する。
送信側のファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13と受信側のファクシミリ装置100との情報のやり取りにおいて、受信側のファクシミリ装置100からNSF(非標準装置)信号、CSI(被呼局識別)信号、DIS(ディジタル識別)信号が送信され、受信機側のファクシミリ装置100の機能が送信側の装置(ファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13。PSTN10を介しての通信である場合にはファクシミリ装置12へであり、インターネット11を介しての通信である場合にはファクシミリ装置13へであるのは言うまでもない。)に伝えられる。
そして、送信側のファクシミリ装置12やファクシミリ装置13から受信機側のファクシミリ装置100に、NSS信号、TSI(送信局識別)信号、DCS(ディジタル命令)信号の送信機側が送出する受信命令信号が送信される。
それらの信号に基づき、信号を送信した装置(ファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13)がファクシミリ装置100と同じ会社の製品であるか否かが確認される(ステップ331)。
そして、同じ会社の製品であると確認されると(ステップ331でYES)、送信機側から送られたNSS信号に、信号を送信した装置(ファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13)の機種コードが含まれているか否かが機種コード判別部109により確認される(ステップ332)。
ステップ332で確認された機種コードが、ROM103に記憶される画像制御種類決定テーブル113に存在するか否かが確認される(ステップ333)。
ステップ333で画像制御種類決定テーブル113に存在することが確認されると(ステップ333でYES)、その機種コードに基づき(ステップ334)その機種コードと対応する画像処理制御種類が画像制御種類決定テーブル113より選択される(ステップ336)。
ステップ331で同じ会社の製品でないと確認された場合や(ステップ331でNO)、NSS信号に機種コードが含まれていない場合や(ステップ332でNO)、画像制御種類決定テーブル113にステップ332で判別された機種コードが存在しない場合には(ステップ333でNO)、機種コードは「Unknown」として(ステップ335)、「Unknown」に対応する画像処理制御種類が画像制御種類決定テーブル113より選択される(ステップ336)。
ファクシミリ信号の送信側より受信命令信号が送信された後には、送信側より送られるTCF(トレーニングチェック)信号等の各種信号のやり取りが行われ画像データが符号化されたファクシミリ信号がファクシミリ装置100に送信される。
ファクシミリ装置100では、受信したファクシミリ信号がファックスプロトコル制御部112により制御され、そのファクシミリ信号に基づく画像データの画像処理が画像処理部(A)107或いは画像処理部(B)108で行われる(ステップ337)。
画像データの画像処理が画像処理部(A)107か画像処理部(B)108で行われるかは、ステップ336で選択された画像制御種類に基づいて決定される。すなわち、ステップ336で画像制御種類決定テーブル113より画像処理制御種類として「Type_A」が選択されると画像処理部(A)107で画像データの画像処理が行われ、また、ステップ336で画像制御種類決定テーブル113より画像処理制御種類として「Type_B」が選択されると画像処理部(B)108で画像データの画像処理が行われる(ステップ337)。
画像制御種類決定テーブル113では、装置の性能(画像読取性能や画像処理性能など)が高くない送信装置の機種コードには「Type_B」が対応し、そうではない送信装置の機種コードには「Type_A」が対応している。
それで、ファクシミリ装置100では、装置の性能(画像読取性能や画像処理性能など)が高くない送信装置からファックス送信のされた画像データの画像処理は、画像処理部(B)108で行われる。
このようにして画像処理された画像データは、その後印刷実行部110で用紙に印刷されて排紙される(ステップ338)。
このようにファクシミリ装置100では、送信側のファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13の機種に応じて受信画像データに適した画像処理が行われて印刷出力される。
尚、ファクシミリ装置100のファックス受信機能について説明したが、ファクシミリ装置100は、受信機能だけを有する装置に限定されることなく、ファックス送信機能を有する装置であってなんら問題はない。
尚、ステップ331では、自社機でなくても、受信するNSSコードに対応した画像処理制御種類を画像制御種類決定テーブル113に記憶させていればステップ331でNOとならずに処理されるものとする。
尚、ROM103に記憶される画像制御種類決定テーブル113は、HDD104に記憶されて更新可能に構成されてもよい。
次に、ファクシミリ通信システム2について図4を参照して説明を行う。
図4は、ファクシミリ通信システム2の構成を示す模式図である。
ファクシミリ通信システム2では、ファクシミリ装置200が、PSTN10に接続され、また、インターネット11と接続する通信回線14に接続される。
通信回線14には、ファクシミリ装置200から送られる画像データを画像処理するパーソナルコンピュータ300(以下、PC300と呼ぶ)が接続される。
PSTN10には、ファクシミリ装置200にファックスを送信するファクシミリ装置12が接続される。
インターネット11には、ファクシミリ装置200にファックスを送信するファクシミリ装置13が接続される。
ファクシミリ装置200は、CPU201、RAM202、ROM203、HDD204、操作/表示部205、モデム206、ファックスプロトコル制御部207、画像処理部208、機種コード判別部209、種類送出部210、印刷実行部211、ネットワークI/F212を有する。
CPU201ファクシミリ装置200が有する機能の主制御を行う。ファクシミリ装置200内の各部は、CPU201の指示に基づいて処理を行い、その処理結果を指示された各部に対して通知する。
ROM203は、ファクシミリ装置200を制御する各種プログラム等を記憶する。また、ROM203は画像制御種類決定テーブル113を記憶する。ROM203が記憶する画像制御種類決定テーブル113は、第1実施例で図2を参照して説明した画像制御種類決定テーブル113と同じである。
HDD204は、画像データ等を記憶する。
操作/表示部205は、液晶のタッチパネル等で構成されるユーザインタフェースである。
モデム206は、PSTN10と接続され、PSTN10を介したファックス信号を送受信する。
ファックスプロトコル制御部207は、PSTN10を介して送受信されるファックス信号や、インターネット11を介して送受信されるインターネットファックスの信号などを制御する処理を行なう。ファックスで送受信される信号はT30、T37、T38等のファックスプロトコルで制御されており、ファックスプロトコル制御部207はそのファックス信号のプロトコル制御を行う。
画像処理部208は、ファックスプロトコル制御部207で制御されて受信されるファックス信号を復号化して画像データを生成する処理、そして、その画像データに対して回転等の画像処理を行う。
機種コード判別部209は、ファックス信号に含まれるNSS信号に基づき、そのNSS信号に含まれるファックス信号を送信した送信装置の機種コードを判別する。
種類送出部210は、機種コード判別部209が判別した機種コードとROM203に記憶される画像制御種類決定テーブル113とに基づき画像制御種類を選択し、選択した画像制御種類をPC300に送信する制御を行う。
印刷実行部211は、画像処理部208で画像処理された画像データや、PC300で画像処理されて印刷指示されてファクシミリ装置200に送られる画像データ等を印刷実行する処理を行う。
ネットワークI/F212は、通信回線14に接続され、インターネットファクスの送受信や、PC300との情報の授受等を行う。
PC300は、通信回線14に接続され、制御部301、RAM302、ROM303、HDD304、ネットワークI/F305、表示/操作部306、画像処理制御種類決定部307、画像処理部306、OCR(Optical Character Reader)処理部309を備える。
制御部301は、PC300の統括的な制御を行う。
RAM302は、プログラムを動作させるためのシステム変数の一時記憶や、画像処理を行うための一時的データの記憶を行う。
HDD304は、パーソナルコンピュータ300を動作させるOS(Operating System)のプログラムデータや各種プログラムを記憶し、また、画像制御種類決定テーブル113を記憶する。
ネットワークI/F305は、通信回線14と接続され、ファクシミリ装置200と情報の授受を行う。
表示/操作部306は、ユーザインタフェースであり、ユーザに情報を表示するディスプレイとユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスから構成される。
画像処理制御種類決定部307は、ファクシミリ装置200から送られて受信された機種コードと画像制御種類決定テーブル113とに基づき、画像処理制御種類を決定する処理を行う。
画像処理部308は、ファクシミリ装置200から送られる画像データ等の画像データに対して、階調変換、ノイズ除去、デジタルフィルタ等の画像処理を行う。
OCR処理部309は、画像データを基に、その画像データ上の文字を識別して、その文字から構成されるテキストファイルを作成する(以下、OCR処理と呼ぶ)機能を有する。具体的には、画像処理部308でエッジが際立つ等の処理された画像データを基に処理を行う。
このように構成されるファクシミリ通信システム2では、ファクシミリ装置200がファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13からファックスを受信する。
受信したファックス信号に基づく画像データは、パーソナルコンピュータ300に送られる。
その画像データは、ファックスの送信側の送信装置の性能(画像読取性能や画像処理性能など)によっては、OCR処理に適した画像データとはなっていない場合もあるため、パーソナルコンピュータ300の画像処理部306でOCR処理に適した画像データとなるように画像処理が行われる。
そして、画像処理された画像データはOCR処理される。
次に、ファクシミリ装置200で行われる処理について図5を参照して説明を行う。
図5は、ファクシミリ装置200で行われる処理について示したフローチャートである。
ファクシミリ装置200は、ファックスを受信すると、ファクスを送信した送信装置の機種コード或いはファックスで受信した画像データの画像処理種類を、パーソナルコンピュータ300に対して送信する。そして、ファクシミリ装置200からパーソナルコンピュータ300に、機種コード或いは画像処理種類のどちらが送信されるかは、予め操作/表示部205での操作により設定され、そして、その設定内容はHDD204に記憶される。
ファクシミリ装置200は、ファクシミリ装置12、ファクシミリ装置13から送信されたファックス信号をモデム206やネットワークI/F212で受信する。
送信側のファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13と受信側のファクシミリ装置200との情報のやり取りにおいて、受信側のファクシミリ装置200からNSF(非標準装置)信号、CSI(被呼局識別)信号、DIS(ディジタル識別)信号が送信され、受信機側のファクシミリ装置200の機能が送信側の装置に伝えられる。
そして、送信側のファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13から受信機側のファクシミリ装置200に、NSS信号、TSI(送信局識別)信号、DCS(ディジタル命令)信号の送信機側が送出する受信命令信号が送信される。
それらの信号に基づき、信号を送信した装置(ファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13)がファクシミリ装置200と同じ会社の製品であるか否かが確認される(ステップ501)。
そして、同じ会社の製品であると確認されると(ステップ501でYES)、送信機側から送られたNSS信号に、信号を送信した装置(ファクシミリ装置12或いはファクシミリ装置13)の機種コードが含まれているか否かが機種コード判別部209により確認される(ステップ502)。
ステップ502で確認された機種コードが、ROM203に記憶される画像制御種類決定テーブル113に存在するか否かが確認される(ステップ503)。
ステップ503で画像制御種類決定テーブル113に存在することが確認されると(ステップ503でYES)、その機種コードが採用されて、その機種コードがRAM202に一時記憶される(ステップ504)。
ステップ501で同じ会社の製品でないと確認された場合や(ステップ501でNO)、ステップ332でNSS信号に機種コードが含まれていない場合や(ステップ502でNO)、画像制御種類決定テーブル113にステップ502で判別された機種コードが存在しない場合には(ステップ503でNO)、機種コードは「Unknown」が採用されて、機種コードとして「Unknown」がRAM202に一時記憶される(ステップ505)。
また、ファクシミリ信号の送信側より受信命令信号が送信された後には、送信側より送られるTCF(トレーニングチェック)信号等の各種信号のやり取りが行われ画像データが符号化されたファクシミリ信号がファクシミリ装置200に送信される。
ファクシミリ装置200では、受信したファクシミリ信号がファックスプロトコル制御部207により制御され、そのファクシミリ信号に基づいて画像データ生成する等の処理が画像処理部208で行われる。
そして、ファクシミリ装置200の設定が、PC300に画像処理種類を送信するような設定になっている場合には(ステップ506でYES)、RAM202に一時記憶された機種コード(ステップ504或いはステップ505で一時記憶)に基づき、その機種コードと対応する画像処理制御種類が画像制御種類決定テーブル113より選択される(ステップ507)。画像制御種類決定テーブル113は、第1実施例で説明した画像制御種類決定テーブル113と同様である。それで、画像制御種類決定テーブル113では、装置の性能(画像読取性能や画像処理性能など)が高くない送信装置の機種コードには「Type_B」が対応し、そうではない送信装置の機種コードには「Type_A」が対応している。ステップ507で選択された画像処理制御種類(「Type_A」或いは「Type_B」)と、画像処理部208で生成された画像データとが、ネットワークI/F212からPC300に送信される(ステップ508)。
また、ファクシミリ装置200の設定が、PC300に機種コードを送信するような設定になっている場合には(ステップ506でNO)、RAM202に一時記憶された機種コード(ステップ504或いはステップ505で一時記憶)と、画像処理部208で生成された画像データとが、ネットワークI/F212からPC300に送信される(ステップ509)。
次に、PC300での処理について図6を参照して説明を行う。
図6は、PC300での処理について示したフローチャートである。
PC300では、ファクシミリ装置200から画像データと共に画像処理制御種類(「Type_A」或いは「Type_B」)を受信した場合には(ステップ602でYES)、受信した画像データに対して、受信した画像処理制御種類に応じた画像処理が行われる(ステップ604)。
また、PC300では、ファクシミリ装置200から画像データと共に機種コードを受信した場合には(ステップ601でYES)、受信した機種コードに対応する画像処理制御種類がHDD304に記憶される画像制御種類決定テーブル113に基づき選択され(ステップ603)、受信した画像データに対して、選択された画像処理制御種類に応じた処理が行われる(ステップ604)。
「Type_B」の画像処理制御種類に応じた処理は、受信した画像データがOCR処理に適した画像データとなるための、階調変換、ノイズ除去、デジタルフィルタ等の画像処理であり、画像処理部308で行われる。
また、「Type_A」の画像処理制御種類に応じた処理は、「特に画像処理されない」という処理である。
ここでは、「Type_A」の画像処理制御種類に応じた処理は、受信した画像データには特に画像処理が行われないように説明するが、そうではなく、画像処理部308の機能を「Tyep_A」用と「Type_B」用とに分けて、「Type_A」の画像処理制御種類を受信した場合には共に受信した画像データに「Type_A」用の画像処理が行われるように構成してもよい。つまり、ここではOCR処理のためには事前の画像処理が必要な送信装置とそうではない送信装置とで分けたが、そうではなくて、OCR処理のためには事前に「B」という画像処理が必要な送信装置と「A」という画像処理が必要な送信装置とで分けるようにしてもよいということである。
そして、ステップ604で処理された画像データは、OCR処理部309でOCR処理されて、テキストファイルが生成される。
尚、ファクシミリ装置200のファックス受信機能について説明したが、ファクシミリ装置200は、受信機能だけを有する装置に限定されることなく、ファックス送信機能を有する装置であってなんら問題はない。
尚、ステップ501では、自社機でなくても、受信するNSSコードに対応した画像処理制御種類を画像制御種類決定テーブル113に記憶させていればステップ501でNOとならずに処理されるものとする。
尚、ROM203に記憶される画像制御種類決定テーブル113は、HDD204に記憶されて更新可能に構成されてもよい。
ファクシミリ通信システム3について図7を参照して説明する。
図7は、ファクシミリ通信システム3の構成を示す模式図である。
ファクシミリ通信システム3には、ファクシミリ装置400がPSTN10やインターネット11に接続されている。
そして、PSTN10には、第1実施例で説明したファクシミリ装置100と第2実施例で説明したファクシミリ装置200とが接続される。
また、インターネット11には、第1実施例で説明したファクシミリ装置100が通信回線14を介して接続され、また、第2実施例で説明したファクシミリ装置200が通信回線14を介して接続される。
ファクシミリ装置200が接続される通信回線14には第2実施例で説明したPC300が接続される。
ファクシミリ装置400は、モデム401、CPU402、ROM403、RAM404、HDD405、操作/表示部406、ネットワークI/F407、印刷実行部408、画像読取部409、機種送出部410、画像処理制御部(A)411、画像処理制御部(B)412を備える。
モデム401は、PSTN10と接続されて、PSTN10を介したファックス信号を送受信する。第3実施例では、モデム401からファックス信号が送信される場合について説明する。
CPU402は、ファクシミリ装置400が有する機能の主制御を行う。ファクスミリ装置400内の各部は、CPUP402の指示に基づいて処理を行い、その処理結果を指示された各部に対して通知する。
ROM403は、ファクシミリ装置400を制御する各種プログラム等を記憶する。
RAM404は、プログラムを動作させるためのシステム変数の一時記憶や、画像処理を行うための一時的データの記憶を行う。
HDD405は、画像データ等を記憶する。
操作/表示部406は、液晶のタッチパネル等で構成されるユーザインタフェースである。
ネットワークI/F407は、インターネット11に接続され、ファクシミリ装置400より送信されるインターネットファックスを送信する。
印刷実行部408は、ファックスで受信する画像データを用紙に印刷する。
画像読取部409は、配置された原稿を光学的に読み取り、原稿の画像データを取得する。
機種送出部410は、ファクシミリで送信する画像データを処理する画像処理制御部の種類に応じた機種コードを決定する。機種送出部410で決定された機種コードは、ファックス送信の際に、NSS信号として送信される。
画像処理制御部(A)411は、インターネットファックスで使用される画像処理制御部である。ファクシミリ装置400でインターネットファックス送信が行われる場合には、画像読取部409で原稿の画像データが読み取られて、読み取られた画像データは画像処理制御部(A)411で画像処理されてT38プロトコルで符号化される。
画像処理制御部(B)412は、PSTN10を介したファックスで使用される画像処理制御部である。ファクシミリ装置400でPSTN10を介したファックス送信が行われる場合には、画像読取部409で原稿の画像データが読み取られて、読み取られた画像データは画像処理制御部(B)412で画像処理されてT30プロトコルで符号化される。
画像処理制御部(A)410は、インターネットファックスで使用されるT38プロトコルに対応しており、画像処理制御部(B)411より安価なソフトウェアにより構成される。
それに対して画像処理制御部(B)411は、PSTN10を介したファックスで使用されるT30プロトコルに対応しており、また、リアルタイム性に優れており、画像処理制御部(A)410より高価なハードウェアにより構成される。
このように構成されるファクシミリ通信システム3では、ファクシミリ装置400からPSTN10を介したファックス、或いは、インターネット11を介したファックスが、ファクシミリ装置100またはファクシミリ装置200に送信される。
ファクシミリ装置400は、PSTN10を介したファクスを送信する際に使用する画像処理制御部(A)411に対応した機種コードをNSS信号に含めてファックス送信する。
また、ファクシミリ装置400は、インターネット11を介したファックスを送信する際に使用する画像処理制御部(B)412に対応した機種コードをNSS信号に含めてファックス送信する。
以下、画像処理制御部(A)411に対応した機種コードを「680」、画像処理制御部(B)412に対応した機種コードを「690」として説明するが、これらの値は例であって限定するものではない。
次に、ファクシミリ装置400における処理について図8を参照して説明を行う。
図8は、ファクシミリ装置400の処理を示したフローチャートである。
ファクシミリ装置400でユーザからファックスの指示が操作/表示部406より行われると(ステップ801)、画像読取部409が配置された原稿の画像データを読み取る(ステップ802)。
そして、ユーザからの指示が、PSTN10を介したファックス送信の指示であった場合には(ステップ803でYES)、画像読取部409で読み取られた画像データが画像処理制御部(A)411で画像処理される(ステップ804)。
PSTN10を介したファックス送信の場合、機種送出部410では、機種コードが画像処理部(A)411に対応する「680」と決定される。
そして、PSTN10を介したファックス送信の場合、ファクシミリ装置400から、送信先のファクシミリ装置(ファクシミリ装置100或いはファクシミリ装置200)にNSS信号に含まれる機種コードを「680」として、ファクシミリ通信が行われ、画像処理制御部(A)411で制御されたファクシミリ信号が送信される(ステップ805)。
NSS信号を受信するファクシミリ装置(ファクシミリ装置100或いはファクシミリ装置200)では、NSS信号に含まれる機種コードが「680」の場合には、送信装置は性能(画像読取性能や画像読取性能など)が低いものとして画像制御種類決定テーブル113に機種コード「680」に対応する画像処理種類を「Type_B」にするように記憶されているものとする。
その結果、ファクシミリ装置400の画像処理制御部(A)411で画像処理されたファックス送信は、受信されたファクシミリ装置100或いはファクシミリ装置200では、「Type_B」に応じた画像処理制御が行われ、階調変換、ノイズ除去、デジタルフィルタ等の画像処理が行われる。その結果、画像データのエッジが際立たせられるなどの処理がなされ、OCR処理に適した画像データになる。
また、ユーザからの指示が、インターネット11を介したファックス送信の指示であった場合には(ステップ803でNO)、画像読取部409で読み取られた画像データが画像処理制御部(B)412で画像処理される(ステップ806)。
インターネット11を介したファックス送信の場合、機種送出部411では、機種コードが画像処理制御部(B)412に対応する「690」と決定される。
そして、インターネット11を介したファックス送信の場合、ファクシミリ装置400から、送信先のファクシミリ装置(ファクシミリ装置100或いはファクシミリ装置200)にNSS信号に含まれる機種コードを「690」として、ファクシミリ通信が行われ、画像処理制御部(B)412で制御されたファクシミリ信号が送信される(ステップ807)。
NSS信号を受信するファクシミリ装置(ファクシミリ装置100或いはファクシミリ装置200)では、NSS信号に含まれる機種コードが「690」の場合には、送信装置は性能(画像読取性能や画像読取性能など)が高いものとして画像制御種類決定テーブル113に機種コード「690」に対応する画像処理種類を「Type_A」にするように記憶されているものとする。
その結果、ファクシミリ装置400の画像処理制御部(B)412で画像処理されたファックス送信は、受信されたファクシミリ装置100或いはファクシミリ装置200では、「Type_A」に応じた画像処理制御が行われる。
尚、ファクシミリ装置400のファックス送信機能について説明したが、ファクシミリ装置400は、送信機能だけを有する装置に限定されることなく、ファックス受信機能を有する装置であってなんら問題はない。
この発明は、ファクシミリ装置およびファクシミリ通信システムおよびファクシミリ通信プログラムにおいて利用可能である。
また、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記憶媒体を供給し、通信装置などで記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。 プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、及びSDカード(Secure Digital memory card)などや、プログラムを供給するサーバなどであっても良い。
1 ファクシミリ通信システム
2 ファクシミリ通信システム
3 ファクシミリ通信システム
100 ファクシミリ装置
107 画像処理部(A)
108 画像処理部(B)
109 機種コード判別部
113 画像制御種類決定テーブル
200 ファクシミリ装置
209 機種コード判別部
210 種類送出部
300 パーソナルコンピュータ
307 画像処理制御種類決定部
308 画像処理部
309 OCR処理部
400 ファクシミリ装置
410 機種送出部
411 画像処理制御部(A)
412 画像処理制御部(B)

Claims (5)

  1. 受信と送信とを行うファクシミリ装置であって、
    前記受信のときに、
    送信を行うファクシミリ装置の機種を示す装置識別情報を含むファクシミリ信号を、回線を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたファクシミリ信号から前記装置識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された装置識別情報に基づいて、複数の画像処理手段のいずれかを選択する選択手段と、
    前記受信手段により受信されたファクシミリ信号に含まれる画像データを、前記選択手段により選択された画像処理手段に画像処理させるように制御する制御手段と
    を有し、
    前記送信のときに、
    画像データを送信する際に用いる回線に応じて前記画像データに対して行う画像処理を示す情報として装置識別情報を作成する装置識別情報作成手段と、
    前記送信する際に用いる回線に応じた画像処理が行われた画像データと、前記装置識別情報作成手段により作成された装置識別情報とを含むファクシミリ信号を、前記回線を介して送信するファクシミリ信号送信手段と
    を具備するファクシミリ装置。
  2. 前記選択手段は、前記取得手段により取得された装置識別情報が未知の装置を示した場合には、予め決められた画像処理手段を選択する
    請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記選択手段は、前記装置識別情報と前記画像処理手段とが対応付けられた表に基づいて前記画像処理手段を選択する
    請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記取得手段は、前記受信手段により受信されたファクシミリ信号に含まれる非標準機能設定信号に基づき前記装置識別情報を取得する
    請求項1〜3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. コンピュータを、
    ファクシミリ受信のときに、
    送信を行うファクシミリ装置の機種を示す装置識別情報を含むファクシミリ信号を、回線を介して受信する受信手段、
    前記受信手段により受信されたファクシミリ信号から前記装置識別情報を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された装置識別情報に基づいて、複数の画像処理手段のいずれかを選択する選択手段、および、
    前記受信手段により受信されたファクシミリ信号に含まれる画像データを、前記選択手段により選択された画像処理手段に画像処理させるように制御する制御手段
    として機能させ、
    ファクシミリ送信のときに、
    画像データを送信する際に用いる回線に応じて前記画像データに対して行う画像処理を示す情報として装置識別情報を作成する装置識別情報作成手段、および、
    前記送信する際に用いる回線に応じた画像処理が行われた画像データと、前記装置識別情報作成手段により作成された装置識別情報とを含むファクシミリ信号を、前記回線を介して送信するファクシミリ信号送信手段
    として機能させるファクシミリ通信プログラム。
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