JP5600962B2 - 撮像装置及び同装置を用いた初期値設定方法 - Google Patents
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Description
撮像レンズユニットが交換可能なことによって、多様な撮像処理が期待できるところであるが、撮像処理に用いる設定情報が一定の範囲であるから、レンズユニットと本体ユニットの多様な組み合わせには対応しきれず、限られた撮像処理しか行うことができないものもあった。
最適な撮像動作に係る設定は、撮像素子等によって異なるので、レンズユニットが交換されれば最適な設定も異なってくる。
従って、特許文献1に記載されている撮像装置を用いる利用者は、レンズユニットを交換する都度、その設定情報を最適なものに変更する必要があり操作が煩雑になる。
そこで、装着されているレンズユニットに応じて設定情報の変更可能な範囲を表示し、これによって設定変更に係る操作を支援する撮像装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
すなわち、装着されたレンズユニットの種類に応じた設定可能な範囲の表示は、設定変更操作によって行われる。つまり、利用者によって設定変更操作が行われることがなければ、最適な設定値及び設定可能範囲が算出されることはなく、また表示されることもない。
すなわち、利用者が設定変更操作を忘れたとき、または、正しく設定変更を行わなかったときは、装着されたレンズユニットに適合しない設定のままで、撮像装置が動作することになる。このような状態で撮像動作を行うと、撮影が正常に行えないばかりか、撮像した画像データにノイズが入ってしまい撮影が失敗することにつながる。
また、撮像素子の方式や構造の違い(例えばCMOSとCCD)のデータ取り込み速度の違いから、連続撮影速度や、転送方式の違いによるスミアの有無なども異なってくる。
そのため、撮像レンズと撮像素子の相関において最適な撮影時の感度(通常はISO規格による感度)とその設定可能な範囲は異なり、撮影時の標準的な感度や、設定可能な感度範囲、同一感度におけるノイズの量、表現可能なダイナミックレンジ等が異なってくる。したがって、装着されたレンズユニットに応じて最適な初期値の設定を適切に行うことができるようにすることが重要である。
つまり、感度が高く設定されているレンズユニットが装着されたとしても、この感度向上の恩恵をうけることなく撮影処理が失敗となることがある。
なお、本願において、「ISO感度設定」とは、撮像素子の出力にゲインをかけたものであって銀塩カメラのISO感度に相当する設定をいい、「ISO感度」とは、ゲインを含めた感度設定のことをいう。
このソフトウェアがDDR−SDRAM115(以下「RAM115」とする)をワークエリアとして使用し、所定の処理を実行して、CPU103によってレンズユニット1の当該撮像装置3の各機構の動作及び処理の制御が行われるように構成されている。
このソフトウェアがワークエリアとしてRAM220を使用して、CPU208が各機構の動作及び処理の制御が行われるように構成されている。
図5は、撮像装置3が動作可能状態になる前に行う初期値設定処理の例を示すフローチャートである。
図5において、各処理ステップはS10、S11・・・のように表記する。まず、撮像装置3に対して所定の操作が行われると、動作可能状態に移行するための起動処理が開始される(S10)。起動処理が終了した後、装着されているレンズユニット1を検出する処理が行われ、この検出結果に応じて本体ユニットのROM219に記憶されている初期値の設定変更処理が行われる(S11)。
その後、撮像装置3の動作モード設定が判定される(S13)。動作モードが「再生モード」であれば、SDカード215に記憶されている画像ファイルをLCD210に表示する等の処理が行われる「再生モード」として動作する処理を行が行われる(S14)。
動作モード設定が「撮影モード」であれば、レンズ群107を介して撮像素子108で電気信号に変換された被写体画像に相当する画像データをLCD210に表示するモニタリング処理が行われて、前記スイッチ211に対する所定の操作を検知して被写体画像を記録する処理が行われる「撮影モード」として動作する処理が行われる(S15)。
次に、レンズユニット1に供給された電力120によってレンズユニット1側のサブCPU102が起動され、続いてCPU103が起動される。CPU103とCPU208が起動されると、それぞれにおいて、所定の初期設定処理に必要なソフトウェアがROM114及びROM219から読み出されて初期設定処理に移行する(S103)。
ここでレンズ情報とは、レンズユニット1に搭載されている撮像素子やレンズ群107のスペックなどの当該レンズユニット1の性能を直接的に示す情報ではなく、単に使用されているレンズの種類やユニット番号や型番を示す記号をアスキーコードに変換したものなどである。
ISO感度設定範囲とは、当該撮像素子において設定可能なISO感度の上限値及び下限値によって構成されるデータである。または、ISO感度設定範囲とは、当該撮像素子において設定可能なISO感度値を複数含んで構成されるデータである。
ISO感度設定範囲とは、当該撮像素子において設定可能なISO感度の上限値及び下限値によって構成されるデータである。ISO感度設定範囲とは、当該撮像素子において設定可能なISO感度値を複数含んで構成されるデータである。
また、特定されたISO感度設定範囲を用いて、利用者がISO設定変更操作を行ったときに、LED210に表示する設定画面表示に用いるデータを変更することができる(S113)。これによって、装着されたレンズユニット1に応じた初期値の最適な設定変更範囲を自動的に表示することができるようになる。
レンズユニット1は、受信した初期値に基づいて、最適なISO感度ゲインを設定する処理を行う(S121)。ISO感度ゲインとは、本体ユニット2の設定変更に用いた初期値に含まれるISO感度に応じて、撮像素子のゲインを設定するデータである。これによって、本体ユニット2側でレンズユニット1に応じて自動的に変更された初期値を用いて、レンズユニット1側の設定変更も自動的に行うことができるようになる。
例えば、レンズタイプV11が「2」であれば、ISO感度初期値V13は「200」であって、ISO感度設定範囲は下限V14が「80」、上限V15が「3200」となる。
また、本体ユニット2が自動的に行う最適な初期値設定に基づいて、レンズユニット1も最適な初期値設定を自動的に行うことができるようになる。
起動処理の流れについて図10を用いて説明する。図10において、各処理ステップはS100a、S101a・・・のように表記する。本発明に係る撮像装置にレンズ交換スイッチを更に設けて、このレンズ交換スイッチを用いることで撮像装置の電源を切ることなくレンズユニットの換装ができようにしてもよい。この場合、撮像装置は、電源が投入されているので、すでに起動している状態である。
レンズ検出処理は、レンズユニット1が正常に装着されているか否かを判定し、正常に装着されていなければ、アラーム表示を行う。レンズユニット1が正常に装着されていれば、リチウムイオンバッテリー204から供給される電力がDC−DCコンバータ203を介して本体ユニット2のサブCPU205にその動作電力として供給され、サブCPU205が起動する(S102a)。
このレンズ検出処理におけるレンズユニット1の装着判定は、CPU208がユニット間インターフェースを介してCPU103と通信することで実行される。
起動したサブCPU205によりCPU208に電力が供給されるとともに、電源スイッチ202が制御されてレンズユニット1に電力120が供給される(S103a)。
また、本体ユニット2が自動的に行う最適な初期値設定に基づいて、レンズユニット1も最適な初期値設定を自動的に行うことができるようになる。
起動処理の流れについて図11を用いて説明する。図11において、各処理ステップはS100b、S101b・・・のように表記する。本発明に係る撮像装置にレンズ交換スイッチではなくリセットスイッチを設けて、このリセットスイッチを用いることで撮像装置の電源を切ることなくレンズユニットの換装ができようにしてもよい。この場合、撮像装置は、電源が投入されているので、すでに起動している状態である。
電源は投入されているが、撮像動作をしていない状態の撮像装置3において、装着されているレンズユニット1を取り外し、別のレンズユニット1を装着した後に、リセットスイッチを操作すると、本体ユニット2のシステムリセット処理が行われる(S100b)。
また、本体ユニット2が自動的に行う最適な初期値設定に基づいて、レンズユニット1も最適な初期値設定を自動的に行うことができるようになる。
ここで、レンズ情報とは、レンズユニット1に搭載されている撮像素子やレンズ群107のスペックなどの当該レンズユニット1の性能を直接的に示す情報ではなく、単に使用されているレンズの種類やユニット番号や型番を示す記号をアスキーコードに変換したものなどである。
次に、この初期値テーブル参照処理によって本体ユニットに送信されたレンズ情報に基づいてISO感度初期値やISO感度設定範囲などの初期値が特定するISO感度初期値変換処理を行う(S112c)。
撮像素子サイズが「小」であるレンズタイプ「1」または「2」(図9参照)が装着され、ISO感度が「ISO100」に設定された場合、ノイズリダクション処理は行わない設定(NR_OFF)とし、ISO感度が「ISO800」であれば、ノイズリダクション処理を比較的弱く行う設定(NR_ON(弱))とし、ISO感度が「ISO3200」であれば、ノイズリダクション処理を比較的強く行う設定(NR_ON(強))とすることができるように、第2の初期値テーブルはISO感度とノイズリダクションの設定に関する情報が関連づいて記憶されている。
また、特定されたNR感度設定範囲を用いて、利用者がISO設定変更操作を行ったときに、LED210に表示する設定画面に表示されるNR感度設定画面に用いるデータを変更することができる。これによって、装着されたレンズユニット1に応じた初期値の最適な設定変更範囲を自動的に表示することができるようになる。
レンズユニット1は、受信した初期値に基づいて、最適なISO感度ゲインを設定する処理を行う(S121c)。ISO感度ゲインとは、本体ユニット2の設定変更に用いた初期値に含まれるISO感度に応じて、撮像素子のゲインを設定するデータである。これによって、本体ユニット2側でレンズユニット1に応じて自動的に変更された初期値を用いて、レンズユニット1側の設定変更も自動的におこなうことができるようになる。
これによって、本体ユニット2側でレンズユニット1に応じて自動的に変更されたISO感度に関する初期値とともにノイズリダクション処理を行うISO感度に関する初期値によって、レンズユニット1側における設定変更も自動的におこなうことができるようになる。
「NR_OFF」であれば、このようなノイズリダクション処理を行わず、撮像処理によって取得された画像データをそのまま画像ファイルとして記録する撮像処理を行うことになる。「NR_ON」の場合、その強度を「(弱)」とするか「(強)」とするかは、適宜決定されるものであるが「(強)」が設定された場合、処理対象の画素データと周辺画素データの差をより小さくする処理が行われることになる。
ここでレンズ情報とは、レンズユニット1に搭載されている撮像素子やレンズ群107のスペックなどの当該レンズユニット1の性能を直接的に示す情報ではなく、単に使用されているレンズの種類やユニット番号や型番を示す記号をアスキーコードに変換したものなどである。
次に、第3の初期値テーブル(図16)を参照して特定された撮像素子にとって最適な連続撮影速度の初期値を算出する処理を行う(S112d)。連続撮影速度が1種類のみの場合は、その速度を示すデータとし、連続撮影速度が複数種類ある場合は、少なくともその最高速度か最低速度のいずれかを特定する。例えば、撮像素子が「CCD」であるならば低速(1コマ/秒、3コマ/秒)が連続撮影速度となり、撮像素子が「CMOS」であるならば高速(5コマ/秒、10コマ/秒)が連続撮影速度となる。
また、利用者が連続撮影速度変更操作を行ったときに、LED210に表示する設定画面に表示される連続撮影速度変更画面の表示に用いるデータを変更することができる。これによって、装着されたレンズユニット1に応じた初期値の最適な設定変更範囲を自動的に表示することができるようになる。
これによって、撮像装置3は、最適な撮像処理に用いる設定の初期値を、レンズユニット1に応じて自動的に本体ユニット2側にて設定し、本体ユニット2側で設定された最適な初期値を用いて、レンズユニット1の設定の初期値を自動的に設定変更することができるようになる。
レンズユニット1は、受信した連続撮影速度に係る初期値に基づいて、連続撮影を行うことができる速度に関するデータ設定をする処理を行う(S121d)。ここで、設定された連続撮影速度データは、利用者が本体ユニット2において連続撮影速度を設定したときに行う撮影動作に用いることになる。
ここでレンズ情報とは、レンズユニット1に搭載されている撮像素子やレンズ群107のスペックなどの当該レンズユニット1の性能を直接的に示す情報ではなく、単に使用されているレンズの種類やユニット番号や型番を示す記号をアスキーコードに変換したものなどである。
また、利用者がスミア補正処理変更操作を行ったときに、LED210に表示する設定画面に表示される連続撮影速度変更画面の表示に用いるデータを変更することができる。これによって、装着されたレンズユニット1に応じた初期値の最適な設定変更範囲を自動的に表示することができるようになる。また、本体ユニット2側でレンズユニット1に応じて自動的に変更された初期値を用いて、レンズユニット1側の設定変更も自動的に行うことができるようになる。
レンズユニット1は、受信したスミア補正に係る初期値に基づいて、スミア補正処理に用いる補正強度の設定をする処理を行う(S121e)。ここで、設定された補正強度データは、利用者が本体ユニット2においてスミア補正処理を行う設定したときに撮影動作に用いることになる。
OB領域52に相当する撮像素子上の画素はフォトダイオードの上部をアルミ遮光膜で覆い、光が入らないようにされているので、このOB領域52から被写体像に係る信号電荷が出力されることはない。
水平転送路へ送られた電荷は逐次図示しない出力アンプに送られ、CCDの出力として次段のCDSに送られる。この動作を垂直段数分繰り返すことで、一画面分の電荷が読み出される。
このように1水平ライン分の電荷が出力されるまでには、水平画素数×1画素分を水平転送する時間がかかる。その間、前述の高輝度被写体により、垂直転送路にスミア成分が生成されることになる。結果1/90秒後として記した撮影画像51dのように高輝度被写体の垂直転送の方向とは逆側に尾を引いたような画像が現れる。この「尾を引いたような画像」がいわゆる「スミア」である。
このとき、前フレーム(51d)の転送中に生成されたスミア成分が垂直転送路に残っているため、高輝度被写体から垂直転送する方向にスミア成分が信号電荷に加えられることになる。
このようにして高輝度被写体を中心に上下に尾を引いたようにスミアが形成される。
また、OB領域52の出力はほぼ0ではあるが、実際は暗電流などが発生するので、スミアと別の要因によって0とならない場合もある。そこで、垂直方向のOB領域52が所定の大きさ以上の信号量を出力しているか否かを判断すればよい。
2 本体ユニット
3 撮像装置
Claims (22)
- 光学レンズと光学レンズを透過した被写体光を撮像する撮像素子を備えるレンズユニットと、
上記レンズユニットを識別するためのレンズ情報を検出する検出手段を備える本体ユニットと、
を備える撮像装置であって、
上記レンズユニットと上記本体ユニットとは、双方向通信インターフェースを介して通信接続され、
撮像処理の動作を決定する初期値の設定に用いる動作設定情報が上記レンズ情報と関連付けて記憶されている記憶手段と、
上記検出手段が上記レンズ情報を検出したとき、この検出されたレンズ情報に基づいて上記動作設定情報を上記記憶手段から読み出して、この読み出された動作設定情報に基づいて上記レンズユニットと上記本体ユニットとによる撮像処理の動作を決定する初期値を設定する初期値設定手段と、を有し、
上記初期値設定手段は、上記レンズユニットの撮像素子の大きさに基づいて、上記初期値を設定する、
ことを特徴とする撮像装置。 - 上記初期値設定手段は、
上記検出手段によって検出された上記レンズ情報に応じて読み出される上記動作設定情報が当該レンズユニットの性能を直接示さないものであるとき、読み出された動作設定情報に応じて最適な撮像動作に係る初期値に係る情報に変換する情報変換手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 上記情報変換手段は、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報を上記レンズユニットが備える撮像素子の種類に係る情報と、当該撮像素子に最適なISO感度設定に係る情報に変換することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
- 上記撮像素子から出力される出力信号の増幅度を決定するISO感度に応じて、上記出力信号に対するノイズリダクション処理を施すか否かを制御するノイズリダクション制御手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報から当該撮像素子に最適なISO感度設定に係る情報と、当該レンズユニットが備える上記撮像素子の種類に係る情報が備える撮像素子の種類に係る情報に変換し、
上記ノイズリダクション制御手段が、この撮像素子の種類に係る情報に応じてノイズリダクション処理の諾否を決定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 上記レンズユニットが、連続撮影を行う連続撮影手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報から当該レンズユニットが備える上記撮像素子の種類に係る情報が備える撮像素子の種類に係る情報に変換し、
上記連続撮影手段が、この撮像素子の種類に係る情報に応じて連続撮影速度を変更することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 上記撮像素子から出力される信号に対して生じるスミアを補正するスミア補正手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報から当該レンズユニットが備える上記撮像素子の種類に係る情報が備える撮像素子の種類に係る情報に変換し、
上記スミア補正手段が、この撮像素子の種類に係る情報に応じてスミア補正処理の諾否と補正量を決定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 上記検出手段は、上記本体ユニットの電源が投入されたときに接続されているレンズユニットのレンズ情報を検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
- 上記検出手段は、上記本体ユニットの電源が投入されている状態において上記レンズユニットが接続されたときに、レンズ情報を読み出すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
- 上記検出手段は、上記本体ユニットと上記レンズユニットが接続され、かつ、上記本体ユニットの電源が投入された状態で、リセット処理が行われたときに接続されているレンズユニットのレンズ情報を読み出すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
- 上記記憶手段は、上記本体ユニットに備えられていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 上記記憶手段は、上記レンズユニットに備えられていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 光学レンズと光学レンズを透過した被写体光を撮像する撮像素子を備えるレンズユニットと、上記レンズユニットを識別するためのレンズ情報を検出する検出手段を備える本体ユニットと、を備える撮像装置の初期値設定方法であって、
上記撮像装置は、
上記レンズユニットと上記本体ユニットを接続させたときに最適な撮像処理を行うことができる動作設定に用いる情報群からなる動作設定情報を上記レンズ情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
上記検出手段が当該本体ユニットに接続された上記レンズユニットを検出したときに、上記記憶手段から当該レンズユニットに係るレンズ情報に応じた上記動作設定情報を読み出して、この読み出された動作設定情報によって、上記本体ユニットと上記レンズユニットによる最適な撮像処理の動作に関わる初期値に変更する初期値設定手段と、を有し、
上記検出手段が、接続された上記レンズユニットに関する情報を検出するステップと、
上記検出されたレンズ情報に応じて、上記記憶手段に記憶されている動作設定情報を読み出すステップと、
上記初期値設定手段が、上記読み出された動作設定情報を用いて、上記レンズユニットと上記本体ユニットによる撮像処理の動作を決定する初期値を設定するステップと、を実行し、
上記初期値を設定するステップは、上記レンズユニットの撮像素子の大きさに基づいて、上記初期値を設定する、
ことを特徴とする撮像装置の初期値設定方法。 - 上記初期値設定手段は、上記検出手段によって検出された上記レンズユニットに関する情報に応じて読み出される上記動作設定情報が当該レンズユニットの性能を直接示さないものであるとき、読み出された動作設定情報に応じて最適な撮像動作に係る初期値に係る情報に変換する情報変換手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報に応じて読み出される上記動作設定情報が当該レンズユニットの性能を直接示さないものであるとき、読み出された動作設定情報に応じて最適な撮像動作に係る初期値に係る情報に変換するステップをさらに実行することを特徴とする請求項12記載の撮像装置の初期値設定方法。 - 上記情報変換手段は、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報を上記レンズユニットが備える撮像素子の種類に係る情報と、当該撮像素子に最適なISO感度設定に係る情報に変換するステップを実行することを特徴とする請求項13記載の撮像装置の初期値設定方法。
- 上記撮像素子から出力される出力信号の増幅度を決定するISO感度に応じて、上記出力信号に対するノイズリダクション処理を施すか否かを制御するノイズリダクション制御手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズユニットに関する情報から当該撮像素子に最適なISO感度設定に係る情報と、当該レンズユニットが備える上記撮像素子の種類に係る情報が備える撮像素子の種類に係る情報に変換するステップと、
上記ノイズリダクション制御手段が、この撮像素子の種類に係る情報に応じてノイズリダクション処理の諾否を決定するステップと、をさらに実行することを特徴とする請求項13記載の撮像装置の初期値設定方法。 - 上記レンズユニットが、連続撮影を行う連続撮影手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズ情報から当該レンズユニットが備える上記撮像素子の種類に係る情報が備える撮像素子の種類に係る情報に変換するステップと、
上記連続撮影手段が、この撮像素子の種類に係る情報に応じて連続撮影速度を変更するステップと、をさらに実行することを特徴とする請求項13記載の撮像装置の初期値設定方法。 - 上記撮像素子から出力される信号に対して生じるスミアを検出し、このスミアを補正するスミア補正手段をさらに有し、
上記情報変換手段が、上記検出手段によって検出された上記レンズユニットに関する情報から当該レンズユニットが備える上記撮像素子の種類に係る情報が備える撮像素子の種類に係る情報に変換するステップと、
上記スミア補正手段が、この撮像素子の種類に係る情報に応じてスミア補正処理の諾否と補正量を決定するステップと、をさらに実行することを特徴とする請求項13記載の撮像装置の初期値設定方法。 - 上記検出手段は、上記本体ユニットの電源が投入されたときに接続されているレンズユニットからレンズ情報を検出するステップを、実行することを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに記載の撮像装置の初期値設定方法。
- 上記検出手段は、上記本体ユニットの電源が投入されている状態において上記レンズユニットが接続されたときにレンズ情報を検出するステップを実行することを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに記載の撮像装置の初期値設定方法。
- 上記検出手段は、上記本体ユニットと上記レンズユニットが接続され、かつ、上記本体ユニットの電源が投入された状態で、リセット処理が行われたときに接続されているレンズユニットからレンズ情報を検出するステップを実行することを特徴とする請求項12乃至17のいずれかに記載の撮像装置の初期値設定方法。
- 上記記憶手段が上記本体ユニットに備えられている請求項12記載の撮像装置の初期値設定方法。
- 上記記憶手段が上記レンズユニットに備えられている請求項12記載の撮像装置の初期値設定方法。
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