JP4533161B2 - 撮像装置及びその異物検出方法 - Google Patents
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Description
以下に、本発明の特徴である撮影画像とその撮影データを用いた異物検出及びそれを実現するための電子カメラについて説明する。
図1は、本発明に係る実施形態として適用した電子カメラの概略ブロック図である。
次に、図2のフローチャートを用いて、本実施形態で用いるカメラの全体動作について説明する。なお、以下の各ステップは、特に言及しない限りマイクロコンピュータ16が処理を行う。
先ず、本実施形態の異物検出処理を説明する前に、図4を用いて、本実施形態の前提となっている異物が写り込んだ画像の持つ特徴について説明する。
また、図4(d)は、図4(a)の元画像に対して、ズーミングして被写体が大きく写っている別のカラー画像である元画像(不図示)から、図4(b)と同様に、所定の輝度レベルを閾値として、写り込んだ異物4aと被写体である木4bを所定の輝度レベル以下の「1(黒)」、それ以外を「0(白)」に2値化して抽出したものである。
S102:次に、S101で読み出した撮影画像について、所定の輝度レベル以下を「1(黒)」、それ以外を「0(白)」に2値化することにより、異物検出用画像を作成する。
S106:ここでは、S105での比較の結果、例えば、異物検出用画像の撮影条件から焦点距離のみ異なるもの、撮影距離のみ異なるもの、あるいは撮影方向のみ異なるものを選択し、今撮った画像と比較して、同じ面積、同じ形、同じ位置の2値化された「1」のエリアがある場合には異物があると判断する。
第1の実施形態では異物検出用画像を用いて異物の検出を行ったが、第2の実施形態では2値化された画像を複数のブロックに分割し、各ブロック内の「1」が連続する画素数(比較画像)をブロックごとに比較することにより異物の検出を行う。
第1の実施形態では撮影画像ごとに異物検出用画像を作成し、その異物検出用画像と共に撮影条件を記録していたのに対し、第3の実施形態では、過去に作成された異物検出用画像と撮影条件が同一の場合には新たな異物撮影画像の作成及び記録を行わないことによりメモリーの記録容量を小さくするものである。
第1の実施形態では撮影ごとに異物検出用画像を作成し、その異物検出用画像と共に撮影条件を記録し、第3の実施形態では撮影条件が同一の場合は新たな異物検出用画像の作成及び記録を行わない態様について説明した。第4の実施形態では、それに加え、異物検出用画像に撮影日時情報を付加し、現在の日時を基準として所定の時間遡った期間を有効期限として管理するものである。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の異物検出機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリーに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
2 クイックリターンミラー
3 ファインダースクリーン
4 ペンタプリズム
5 フォーカルプレーンシャッター
6 撮像素子
7 クランプ/CDS部
8 AGC部
9 A/D変換部
10 映像信号処理回路
11 液晶駆動回路
12 液晶表示部
13 メモリーコントローラ
14 メモリー
15 外部インターフェイス
16 マイクロコンピュータ
17 電源部
18 操作部材
19 バッファーメモリー
20a,20b レリーズ釦
21 液晶駆動回路
22 外部液晶表示部
23 ファインダー内液晶表示部
24 AFセンサー
25 AEセンサー
26 手ぶれ検知センサー
27 方位検知センサー
Claims (13)
- 被写体の光学像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段による被写体撮影を行う通常の撮影時に、撮影画像とは別に前記撮影画像から異物検出用の比較画像を生成する生成手段と、
前記比較画像と前記通常の撮影時に得られる撮影条件とを関連付けて蓄積する記録手段と、
前記撮像手段によって新たな通常の撮影を行うたびに、今回の通常の撮影時の撮影条件とは異なる撮影条件が関連付けられた比較画像を前記記録手段から読み出し、前記記録手段から読み出した比較画像と今回の通常の撮影の撮影画像から新たに生成される比較画像とを比較して、前記撮像手段の撮像面に異物が存在するか否かを判定する判定手段とを具備することを特徴とする撮像装置。 - 前記判定手段は、前記新たに生成される比較画像と前記記録手段から読み出した比較画像とを比較し、両画像間で値の変化しない領域がある場合、異物があると判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記判定手段は、前記新たに生成される比較画像と前記記録手段から読み出した比較画像のそれぞれについて複数のブロックに分割し、各ブロックにおいて連続した値をとる画素数を計数した結果を用いて、前記新たに生成される比較画像と前記記録手段から読み出した比較画像とを比較し、同じ画素数となるブロックに異物があると判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記記録手段に蓄積された比較画像に関連付けられた撮影条件と同一の撮影条件で通常の撮影が行われる場合、前記生成手段は比較画像の生成を行わないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記撮影条件が撮影日時情報を含み、
前記判定手段は、新たな通常の撮影を行った日時を基準として所定期間内の比較画像を用いて異物の有無を判定し、
前記記録手段は、前記所定期間が過ぎた比較画像及びその比較画像に関連付けられた撮影条件を削除することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮影条件は、撮像レンズの焦点距離情報、被写体までの撮影距離情報、手ぶれ検知手段により検知された手ぶれ情報、及び方位検知手段により検知された撮影時の方位情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体の光学像を撮像面に結像させて撮像する撮像装置の異物検出方法であって、
被写体撮影を行う通常の撮影時に、撮影画像とは別に該撮影画像から異物検出用の比較画像を生成する生成工程と、
前記比較画像と前記通常の撮影時に得られる撮影条件とを関連付けて記録手段に蓄積する記録工程と、
前記撮像装置によって新たな通常の撮影を行うたびに、今回の通常の撮影時の撮影条件とは異なる撮影条件が関連付けられた比較画像を前記記録手段から読み出し、前記記録手段から読み出した比較画像と今回の通常の撮影の撮影画像から新たに生成される比較画像とを比較して、前記撮像面に異物が存在するか否かを判定する判定工程とを備えることを特徴とする異物検出方法。 - 前記判定工程では、前記新たに生成される比較画像と前記記録手段から読み出した比較画像とを比較し、両画像間で値の変化しない領域がある場合、異物があると判断することを特徴とする請求項7に記載の異物検出方法。
- 前記判定工程では、前記新たに生成される比較画像と前記記録手段から読み出した比較画像のそれぞれについて複数のブロックに分割し、各ブロックにおいて連続した値をとる画素数を計数した結果を用いて、前記新たに生成される比較画像と前記記録手段から読み出した比較画像とを比較し、同じ画素数となるブロックに異物があると判断することを特徴とする請求項7に記載の異物検出方法。
- 前記記録手段に蓄積された比較画像に関連付けられた撮影条件と同一の撮影条件で通常の撮影が行われる場合、前記生成工程では、比較画像の生成を行わないことを特徴とする請求項7に記載の異物検出方法。
- 前記撮影条件が撮影日時情報を含み、
前記判定工程では、新たな通常の撮影を行った日時を基準として所定期間内の比較画像を用いて異物の有無を判定し、
前記記録工程では、前記所定期間が過ぎた比較画像及びその比較画像に関連付けられた撮影条件を削除することを特徴とする請求項7に記載の異物検出方法。 - 前記撮影条件は、撮像レンズの焦点距離情報、被写体までの撮影距離情報、手ぶれ検知手段により検知された手ぶれ情報、及び方位検知手段により検知された撮影時の方位情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の異物検出方法。
- 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の異物検出方法を撮像装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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- 2005-01-21 JP JP2005014680A patent/JP4533161B2/ja not_active Expired - Fee Related
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