JP5600953B2 - 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
例えば、金融機関、病院、および交通機関の定期券売り場などにおいて、顧客が申込用紙など所定の用紙に記入する際に利用するために、記帳台が設置されている。この記帳台には、通常、印刷又は手書きにて記入例などの参照情報が記載された用紙が置かれており、顧客はこの記入例を参照しながら用紙に記入することができる(例えば、特許文献1)。
実開昭62−193216号公報
しかし、この参照情報の内容が更新されていない場合があり、顧客をかえって混乱させる場合があるという問題があった。特に、近年、頻繁に行われる制度改正、市町村合併などの外部要因により内容に変更が生じた場合(例えば、合併により消滅した市町村名が記載されている場合など)には、金融機関側でもその不備に気づき難い。
このように、記入例の内容が更新されていない場合には、顧客の記入間違いを引き起こす可能性が高かった。記入間違いを起こすと、顧客は記入用紙を最初から記入しなおさなければならず、顧客の満足度が低下していた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、顧客が記入用紙に記入する際に提供される参照情報を最新の状態に維持することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、記入者により選択された記入用紙を検出する検出部と、上記検出部により検出された上記記入用紙について、上記記入者によって上記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する参照データ取得部と、上記参照データを含む参照画像を生成する参照画像生成部と、上記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面への上記参照画像の表示を制御する表示制御部と、を有することを特徴とする、情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、記入者により記入用紙が選択された時点において、記入者が記入用紙への記入に際し参照することのできる参照画像を生成する。このため、その時点において最新の情報を参照画像に含めて記入者に提供することができる。参照画像は、記帳台の天板、つまり記入者が記入に用いる面に設けられる表示面に表示される。例えば、参照情報として、住所情報を含む記入例データを取得し、その取得先を日本郵便のデータベースなど、最近の情報に更新されている可能性の高いデータベースとすれば、市町村合併などにより住所変更が頻繁に起きていたとしても提供する参照画像を最新のデータに保つことができる。なお、ここで記入者により選択された記入用紙とは、複数種類ある記入用紙の中から選択された記入用紙という意味だけでなく、1種類しか準備されていない場合であっても、記入しようという意思で手に取った状態などをも含む。また、記入者とは、例えば銀行などの金融機関であれば顧客であり、記入用紙を記入する者である。
また、上記参照データ取得部は、上記参照データとして、上記記入用紙のレイアウト情報、および上記記入用紙の記入項目毎の記入例データを取得してもよい。
また、上記記入者の識別情報を取得する識別情報取得部をさらに備え、上記参照データ取得部は、上記記入例データを、上記識別情報に対応づけられた記入者情報から取得してもよい。ここで記入者情報は、例えば銀行においては、顧客情報を記憶するCRM(Customer Relationship Management)システムから取得されてもよい。
また、上記参照データ取得部は、上記参照データとして、上記記入用紙と対応づけられた商品またはサービスに関する情報を取得してもよい。
また、上記検出部は、上記記入者により選択された記入用紙の種類をさらに検出し、上記参照データ取得部は、上記検出部により検出された種類の上記記入用紙についての参照データを取得してもよい。
また、上記検出部は、上記記入者が上記記帳台の天板に置いた上記記入用紙の載置位置をさらに検出し、上記表示制御部は、上記参照画像の表示位置が上記記入用紙の載置位置と重ならないように上記参照画像の表示を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、記入者により選択された記入用紙を検出するための検出情報を提供する検出装置と、上記検出情報に基づいて、上記記入用紙を検出する検出部と、上記検出部により検出された上記記入用紙について、上記記入者によって上記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する参照データ取得部と、上記参照データを含む参照画像を生成する参照画像生成部と、上記参照画像の表示を制御する表示制御部とを有する情報処理装置と、上記情報処理装置の制御に従って、上記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面へ上記参照画像を表示する表示装置と、を有することを特徴とする、情報処理システムが提供される。
また、上記表示装置は、上記天板の下部から上記表示面に照射するプロジェクタであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、検出装置、表示装置、および検出部と参照データ取得部と参照画像生成部と表示制御部とを有する情報処理装置を備える情報処理システムが、上記検出装置により、記入者によって選択された記入用紙を検出するための検出情報を取得するステップと、上記検出部により、上記検出情報に基づいて上記記入用紙を検出するステップと、上記参照データ取得部により、上記記入用紙について上記記入者によって上記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得するステップと、上記参照画像生成部により、上記参照データを含む参照画像を生成するステップと、上記表示制御部の制御により、上記表示装置が上記参照画像を、上記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面へ表示するステップと、を含むことを特徴とする、情報処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、顧客が記入用紙に記入する際に提供される参照情報を最新の状態に維持することができるようになる。
本発明の第1の実施形態にかかる情報処理システムの構成図である。 同実施形態において用いる記入用紙の例を示す説明図である。 図2の記入用紙の裏面を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態における参照画像の例を示す説明図である。 同実施形態における参照画像の他の例を示す説明図である。 同実施形態にかかる情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システムの構成図である。 同実施形態にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 同実施形態における参照画像の例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理システムの構成図である。以下、本実施形態においては、金融機関に設置された情報処理システムであって、顧客が例えば口座開設、振込みなどの手続をする際に記入する記入用紙が設置された記帳台における記入用紙の記入例を提供することのできる情報処理システムを想定して説明する。
本実施形態にかかる情報処理システム10は、情報処理装置100と、表示装置200と、検出装置300と、内部サーバ410と、外部サーバ510と、記帳台900とを有する。また、記帳台900上には、顧客Cが例えば口座開設、振込みなどの手続をする際に記入する記入用紙810およびペンなどの筆記具710などが設置されている。顧客Cは、記入用紙810の記入者である。
情報処理装置100は、表示装置200、検出装置300、および内部サーバ410と外部サーバ510とを含む情報サーバ、と接続され、情報処理システム10の動作を制御するための装置である。情報処理装置100は、検出装置300から受信した検出情報に基づいて、顧客Cが記入しようとしている記入用紙810の種類と、記入用紙810の記帳台900の天板910における載置位置とを取得する。そして、情報処理装置100は、取得した記入用紙810の種類の情報に応じて、顧客Cによって記入用紙810への記入が行われる際に提供する参照画像600を生成するための情報を、例えば内部サーバ410およびインターネット上の外部サーバ510のような情報サーバなどから取得する。そして、情報処理装置100は、取得した情報から参照画像600を生成して表示装置200に参照画像600を表示させる。
表示装置200は、情報処理装置100の制御に従って参照画像600を表示する機能を有する。表示装置200は、本実施形態においては、記帳台900の天板910に配置された用紙を表示面とし、この用紙に向けて参照画像600を照射するプロジェクタである。プロジェクタにより構成される表示装置200は、情報処理装置100がその表示面における表示位置を制御することによって、顧客Cが記帳台900の天板910に置いた記入用紙810の載置位置と、参照画像600の表示位置とが重ならないように参照画像600を表示することができる。
検出装置300は、顧客Cが記入しようとしている記入用紙810の種類と、記入用紙810の記帳台900の天板910における載置位置とを検出するための情報を情報処理装置100に提供する装置である。検出装置300は、本実施形態においては、記帳台900の天板910の下部から、天板910方向を撮像する赤外線カメラである。検出装置300は、記帳台900の天板910に何らかの物が置かれたことや、顧客Cが記入用紙への記入を開始したことなどを検出すると、撮像画像を情報処理装置100に送信する。具体的には、検出装置300は、例えばその撮像領域中に人や物が映りこむとその時点の撮像画像を情報処理装置100に送信する。このため、検出装置300は、記帳台900の天板910の全域を撮像領域に含むような位置に設置されることが好ましい。
内部サーバ410および外部サーバ510は、情報処理装置100が生成する参照画像600を生成するための情報を提供するサーバである。例えば、内部サーバ410は、銀行内システム上のサーバであり、商品やサービスに関する情報(例えば商品名、その商品やサービスに関する注意事項など)、金利情報、記入用紙810のレイアウト情報を情報処理装置100に提供する。ここで、レイアウト情報には、記入用紙810の画像データ、記入用紙810の記入欄の位置を示す座標情報、および記入欄に埋め込む記入例データの取得先情報が含まれる。また、外部サーバ510は、銀行内システム外のサーバであり、例えばインターネット上の情報提供サーバである。外部サーバ510の具体例としては、郵便番号情報提供サーバが挙げられる。情報処理装置100は、郵便番号情報を提供する外部サーバ510から、情報処理装置100の設置されている支店の郵便番号に基づいた住所の情報を取得することができる。
記帳台900は、銀行内に設置され、顧客Cが記入用紙810に記入する際に用いる机である。記帳台900の天板910は、半透明状となっている。このため、記帳台900の下部に設置され、天板910の方向を向けられた赤外線カメラである検出装置300は、天板910の上部に置かれた記入用紙810を検出することができる。また、記帳台900は、その半透明状の天板910の上部または下部は、プロジェクタが参照画像を照射するための表示面となっている。例えば上記表示装置200は、一般的なディスプレイ装置であってもよいが、本実施形態のように、表示面とプロジェクタによって構成することにより、従来と見た目に変化がないため、お年寄りのように電気製品に抵抗感のある顧客Cにとって、違和感なく利用することができるという利点がある。
次に、図2および図3を用いて、本実施形態にかかる情報処理システム10について説明するために用いる記入用紙の例について説明する。図2は、本実施形態において用いられる記入用紙の例を説明するための説明図である。図3は、図2の記入用紙の裏面を示す説明図である。
ここで説明のために用いられる記入用紙810の表面810aには、その手続をするために顧客Cに記入してもらうための項目名とその項目についての記入欄とが記載されている。記入用紙810の表面810aは、氏名記入欄812と、生年月日記入欄814と、住所記入欄816と、職業記入欄818と、金額記入欄820と、記入日記入欄822とを含む。一方、記入用紙810の裏面810bには、その記入用紙810の種類毎に固有の識別マーク890が印刷されている。
次に、図4を用いて、本実施形態にかかる情報処理システム10の情報処理装置100の構成について説明する。図4は、情報処理装置100の機能構成図である。
本発明の第1の実施形態にかかる情報処理装置100は、検出部102と、参照データ取得部104と、参照画像生成部106と、表示制御部108とを主に有する。
検出部102は、検出装置300から記帳台900の天板910方向を撮影した画像を取得し、その画像を解析することによって、顧客Cにより選択された記入用紙810の種類と、顧客Cが記帳台900の天板910に置いた記入用紙810の載置位置を検出する。上述したように、記入用紙810の裏面810bには、記入用紙810の種類ごとに固有の識別マーク890が印刷されており、記帳台900の天板910は半透明状となっている。顧客Cが記入用紙810を天板910の上に載置すると、検出装置300はこのときの天板910の下部から天板910方向を撮影した画像を情報処理装置100の検出部102に送信するが、この画像には半透明の天板910を介して記入用紙810の裏面に印刷された識別マーク890が撮影されている。検出部102は、この画像から識別マーク890を検出し、識別マークの種類から顧客Cによって選択され、記帳台900に載置された記入用紙810の種類を検出して参照データ取得部104に入力する。さらに、検出部102は、検出された識別マーク890の位置から記入用紙810が載置された位置を検出して表示制御部108に入力する。
参照データ取得部104は、検出部102により検出された記入用紙810の種類に基づいて、顧客Cによって記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する。この参照データとしては、例えば記入用紙810のレイアウト情報、記入用紙810の記入項目毎の記入例データ、記入用紙810と対応づけられた商品またはサービスに関する顧客Cへの通知情報が挙げられる。ここで、レイアウト情報とは、記入用紙810の画像データ、記入用紙810中の記入欄の位置を示す座標情報、および記入欄の記入例として埋め込む記入例データの取得先の情報を含む概念である。また、記入例データは、レイアウト情報に含まれる上記取得先に基づいて取得されるデータである。そして、通知情報は、例えば、金利情報、その商品またはサービスの購入にあたっての注意事項、金融庁からの通知事項などを含む概念である。
参照データ取得部104は、まず内部サーバ410から用紙のレイアウト情報を取得し、取得したレイアウト情報に含まれる記入例データの取得先の情報に基づいて、記入例データを取得する。例えば、参照データ取得部104は、内部サーバ410、外部サーバ510、および情報処理装置100内部から記入例データを取得する。さらに、参照データ取得部104は、上記通知情報を内部サーバ410などから取得する。そして、参照データ取得部104は、取得した参照データを参照画像生成部106に入力する。
参照画像生成部106は、入力された参照データを含む参照画像を生成する。ここで、参照画像生成部106は、入力された参照データに記入例データが含まれる場合には、レイアウト情報に含まれる記入用紙810の画像データに記入例データを埋め込んだ記入例画像を生成する。このとき、参照画像生成部106は、レイアウト情報に含まれる、記入欄の位置を示す座標情報を用いて、記入用紙810の画像データ中のどの位置に記入例データを埋め込むべきであるかを知ることができる。参照画像生成部106は、入力された参照データに通知情報が含まれる場合には、生成された記入例画像に通知情報を付加した参照画像を生成して表示制御部108に入力する。
ここで、図5を用いて参照画像生成部106によって生成される参照画像600の一例について説明する。図5は、参照画像の一例を示す説明図である。図5に示される参照画像600−Aは、記入例画像610−Aと通知情報650とを含む。記入例画像610−Aは、上述の通り、記入用紙810の画像データに、記入例データを埋め込んだ画像である。例えば、氏名記入欄612、生年月日記入欄614、職業記入欄618、金額記入欄620には、予め用意された記入例データが埋め込まれ、住所記入欄616には、情報処理装置100が設置されている銀行の支店の存在する場所の郵便番号から取得された住所が埋め込まれる。また、記入日記入欄622には、情報処理装置100の内部の時計から取得された日付情報が埋め込まれる。あるいは、この日付情報はNTP(Network Time Protocol)サーバなどの外部サーバから取得されたものであってもよい。このとき、記入例データは、記入用紙810に元々印刷されている文字と区別することができるように、手書き風フォントを用いて、文字の色を変更して埋め込まれてもよい。
さらに、参照画像600は、例えば図6に示したように、顧客Cがその時点において記入している記入欄を特定し、記入中の記入欄を強調して表示するようにしてもよい。例えば、図6に示す参照画像600−Bの記入例画像610−Bは、住所記入欄616が強調表示されている。顧客Cは、この参照画像600−Bを参照しながら記入用紙への記入を行うことによって、参照画像600−B中において注目すべき箇所が分かりやすくなる。この強調表示をするためには、顧客Cが記入している記入欄を特定する必要があるが、検出装置300からの情報を用いることによって記入欄の特定をすることができる。すなわち、検出装置300が、記帳台900の天板910に載置された記入用紙810を検出すると、その後記入用紙810が検出されなくなるまで、情報処理装置100に画像を定期的に送信し続ける。検出部102は、受信した画像データから顧客Cの持つ筆記具のペン先を検出して、その位置から記入欄を特定する。なお、記帳台900の天板910は半透明の材質で構成されており、検出装置300の赤外線により、記入用紙810を透かした画像を取得することができるため、筆記具のペン先を取得することが可能となる。
表示制御部108は、参照画像生成部106から入力された参照画像を顧客Cが記入のために用いる記帳台900の天板910に設置される表示面へ表示するように表示装置200を制御する。表示制御部108は、顧客Cが記帳台900の天板910に置いた記入用紙810の載置位置を検出部102から受信している場合には、参照画像600の表示位置が記入用紙810の載置位置と重ならないように参照画像600の表示を制御してもよい。
次に、図7を用いて、本実施形態にかかる情報処理システム10の動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、顧客Cが記入用紙810を記帳台900の天板910に載置する(S102)と、検出装置300は記入用紙810の存在を検出して(S104)、撮像画像を検出情報として情報処理装置100に送信する(S106)。検出情報を受信した(S108)情報処理装置100は、検出部102において、この検出情報から識別マークを検出して(図2参照)、顧客Cが載置した記入用紙810の種類を特定する。そして、参照データ取得部104は、その記入用紙についてのレイアウト情報の送信要求を内部サーバ410に送信する。ここでレイアウト情報を保持している内部サーバ410は、銀行システム内のサーバであって、レイアウト情報のマスタ情報を管理するサーバであることが望ましい。情報処理装置100がマスタ情報からレイアウト情報を取得する構成とすることによって、情報処理システム10の管理者は、レイアウト情報に変更があった場合であっても、マスタ情報を更新するだけで全店舗の記入例情報のレイアウトを更新することができる。
レイアウト情報の送信要求を受信した(S112)内部サーバ410は、要求された記入用紙のレイアウト情報を情報処理装置100に送信する(S114)。情報処理装置100の参照データ取得部104は、レイアウト情報を受信し(S116)、受信したレイアウト情報に含まれる記入例データの取得先情報を参照して、記入例データおよび通知情報の送信要求を内部サーバ410に送信する(S118)。このときレイアウト情報は、通知情報の取得先情報を含んでいて、この取得先情報を参照して通知情報が取得されてもよい。内部サーバ410は、記入例データおよび通知情報の送信要求を受信し(S120)、これに応じて記入例データおよび通知情報を情報処理装置100に送信する(S122)。
内部サーバ410から記入例データおよび通知情報を受信した(S124)情報処理装置100は、次に、外部サーバから取得すべき記入例データについて、外部サーバに記入例データの送信要求を送信する(S126)。例えば、ここで外部サーバ510から取得される記入例データは、住所データなどである。参照データ取得部104は、情報処理装置100の設置されている銀行の支店の存在する場所の郵便番号を外部サーバ510に送信して、銀行の支店の郵便番号に対応する住所データを取得する。この住所データをその都度取得することによって、例えば市町村合併などにより住所に変更があった場合であっても、常に最新の住所データを記入例として提供することができる。なお、ここで住所データは、顧客が記入用紙810を載置する度に外部サーバ510から取得することとしたが、住所データは、通常、一日のうちに何度も変更がある情報ではない。このため、例えば、一日に一度、外部サーバ510から取得すると、取得した住所データを情報処理装置100内部の記憶部(図示せず)に記憶しておき、次回からはこの住所データを用いるように構成してもよい。
記入例データの送信要求を受信した(S128)外部サーバ510は、この送信要求に応じて、記入例データを情報処理装置100に送信する(S130)。参照データ取得部104は、外部サーバ510から記入例データを受信し(S132)、さらに情報処理装置100内部の時計から日付情報を参照データとして取得すると、取得した参照データを参照画像生成部106に入力する。
参照画像生成部106は、参照データ取得部104から入力された参照データを用いて、顧客に提供するための参照画像を生成し(S134)、表示制御部108に入力する。表示制御部108の制御に従って、表示装置200は、参照画像600を表示し(S136)、顧客Cは、この参照画像を見ながら記入用紙810の記入を行う(S138)。このとき、表示制御部108は、顧客Cが記入用紙810を載置した位置の情報を検出部102から取得し、参照画像600が記入用紙810の載置位置と重ならないように参照画像600の表示位置を制御してもよい。また、表示制御部108は、記入用紙810の載置位置から、顧客Cが参照画像600を見やすい位置に参照画像600を表示するように制御することが好ましい。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理システム10によれば、顧客Cが記入用紙810を記帳台900の天板910上に載置したことを検出したタイミングで参照画像600が生成される。このため、表示される参照画像中の記入例に用いられる情報はその時点の最新のものに保つことができる。例えば、情報処理装置100の設置される銀行の支店の場所の郵便番号を用いて、公的な情報を提供するサイト、例えば日本郵便の郵便番号情報提供サイトなどから住所データを取得することによって、市町村合併などにより住所が変更されている場合であっても、常に最新の情報を表示することができる。
このように、記入例が最新の情報を保つことができるため、顧客Cの記入ミスを低減することができる。記入用紙810の記入に失敗すると、初めから記入用紙810の記入をやり直さなくてはならなかったため、顧客Cにとっては手間のかかるものであったが、この記入ミスを低減することにより顧客Cの満足度を高めることができる。また、記入用紙810の記入にかかる時間を短縮することができるため、金融機関の混雑緩和にも寄与する可能性がある。
また、従来、記入用紙810の種類が多い場合には、記帳台900に全ての記入用紙の記入例が設置されているとは限らなかった。しかし、本実施形態にかかる情報処理システム10は、顧客810が選択して記帳台900の天板910に載置した記入用紙810についての記入例を含む参照画像600を表示する。このときの参照画像600の表示位置は、顧客810が見やすい位置となるように制御される。このため、全ての記入用紙810の記入例を設置するスペースがない場合であっても、顧客810が選択した記入用紙810についての記入例を含む参照画像600が表示されるという利点がある。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システム20について説明する。本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システム20は、第1の実施形態にかかる情報処理システム10と比較して、提供する参照画像の記入例に実際に記入用紙に記入しようとしている顧客Cの情報を埋め込むという点において異なる。以下にこの情報処理システム20の構成について図8を用いて説明する。図8は、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システムの構成図である。
本実施形態にかかる情報処理システム20は、情報処理装置100と、表示装置200と、検出装置300と、内部サーバ410と、顧客情報データベース420と、外部サーバ510と、読取装置750と、記帳台900とを有する。また、記帳台900上には、顧客Cが例えば口座開設、振込みなどの手続をする際に記入する記入用紙810および筆記具710などが設置されている。
つまり、情報処理システム20は、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理システム10に加えて、読取装置750と、顧客情報データベース420とをさらに有する。なお、第1の実施形態にかかる情報処理システム10と同じ構成を有するものについては、ここでは説明を省略する。
読取装置750は、顧客の識別情報を読取るための装置であり、例えば、キャッシュカードリーダである。顧客Cは、読取装置750に顧客の識別情報を有する媒体を読取らせることによって、読取装置750は、顧客の識別情報を取得すると、情報処理装置100に送信する。ここで読取装置750が取得する識別情報としては、例えば、「店番、科目、および口座番号」、「CIF(Customers‘ Information Files)番号」、または「IC(Integrated Circuit)のID(IDentifier)」などが挙げられる。読取装置750が取得する顧客の識別情報は、その顧客を一意に識別できる情報であればよい。
顧客情報データベース420は、銀行の顧客情報を記憶するデータベースである。情報処理装置100は、読取装置750から顧客の識別情報を取得すると、識別情報に基づいて、顧客情報データベース420に顧客情報の送信要求を送信する。
次に、図9を参照しながら本実施形態にかかる情報処理装置100の機能構成について説明する。本実施形態にかかる情報処理装置100は、検出部102と、参照データ取得部104と、参照画像生成部106と、表示制御部108と、識別情報取得部110とを主に有する。すなわち、本実施形態にかかる情報処理装置100は、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理装置100に加えて、識別情報取得部110を有する。以下、第1の実施形態にかかる情報処理装置100との差異部分についてのみ主に説明する。
識別情報取得部110は、顧客Cが読取装置750に顧客識別情報を有する媒体を読取らせることにより読取装置750が取得した顧客識別情報を受信し、参照データ取得部104に入力する。
参照データ取得部104は、検出部102により検出された記入用紙810の種類に基づいて、顧客Cによって記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する。また、参照データ取得部104は、参照データ中の記入例データを、識別情報取得部110により取得された顧客識別情報に基づいた顧客情報から取得する。参照データ取得部104は、取得した参照データを参照画像生成部106に入力する。
次に、図10を用いて本実施形態にかかる情報処理システム20の動作について説明する。図10は、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システム20の動作を示すシーケンス図である。
なお、本実施形態において、図10に示される動作は、図7に示される動作に続いて実行されるものである。以下、図7のステップS102〜ステップS138の動作については、上述のものと同様であるため説明を省略する。
図7のステップS102〜ステップS138の動作が実行された後、顧客Cが読取装置750にキャッシュカードの読取操作を行うと(S202)、読取装置750は、キャッシュカードから顧客識別情報を取得する(S204)。読取装置750は、読取った顧客識別情報を情報処理装置100に送信する(S206)。読取装置750から顧客識別情報を受信した(S208)情報処理装置100の識別情報取得部110は、この顧客識別情報を参照データ取得部104に入力する。参照データ取得部104は、入力された顧客識別情報に基づいて、記入例データとして顧客情報を取得するために、顧客情報の送信要求を顧客情報データベース420に送信する(S210)。顧客情報の送信要求を受信した顧客情報データベース420は、送信要求に含まれる顧客の識別情報に基づいて顧客情報を検索し、送信要求に基づいた項目の顧客情報を情報処理装置100に送信する(S214)。
情報処理装置100の参照データ取得部104は、顧客情報データベース420から顧客情報を受信し(S216)、参照画像生成部106に入力する。参照画像生成部106は、顧客情報から取得した参照データを用いて、図7のステップS134において生成した参照画像を更新する(S218)。具体的には、参照画像生成部106は、図11に示したように、顧客情報を埋め込んだ参照画像600−Cを生成する。参照画像生成部106は、例えば、金額記入欄620、および記入日記入欄622の記入例のように、顧客によらない情報は更新せず、氏名記入欄612、生年月日記入欄614、住所記入欄616、職業記入欄618の記入例のように、顧客情報中にデータが存在するものは、実際の顧客情報を記入例データとして埋め込んだ参照画像を生成する。
そして、参照画像生成部106は、更新した参照画像600を表示制御部108に入力する。表示装置200は、表示制御部108の制御に応じて更新された参照画像600−Cを記帳台900の天板910面に表示する(S220)。顧客Cは、表示された参照画像を見ながら記入用紙に記入することができる(S222)。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理システム20によれば、顧客C自身の情報で記入例が表示される。このため、顧客Cは自身の情報を見ながらその通りに記入用紙に記入すればよいため、記入ミスを低減することができる。また、副次的な効果としては、記入例として顧客Cの登録情報を表示することにより、登録された顧客情報が引越しなどの事情により変わっている場合に、顧客が表示された登録情報を確認することによって登録情報の更新手続をしなければならないことに気づかせることができるという効果がある。これにより、銀行が保持する顧客情報の必要に応じた更新を促進することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態において説明した情報処理装置100の各部の機能は、実際には、図示しないCPU(Central Processing Unit)などの演算装置がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体から制御プログラムを読出し、そのプログラムを解釈して実行することにより達成される。例えば、上記第1および第2の実施形態に係る情報処理装置100においては、検出部102、参照データ取得部104、参照画像生成部106、表示制御部108、および識別情報取得部110の各機能は、実際には、CPUがこれらの機能を実現する処理手順を記述したプログラムを実行することにより達成される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、記入用紙の識別を赤外線カメラの撮像画像から、記入用紙の裏面に印刷された識別マークを検出することにより行ったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、記入用紙の大きさが種類ごとに異なる大きさであり、赤外線カメラの撮像画像からこの大きさを検出することによって記入用紙を識別してもよい。または、顧客が入力装置を用いて記入用紙の種類を選択入力し、この入力情報に基づいて識別されてもよい。
また、上記実施形態では、顧客が記入用紙に記入開始したことを赤外線カメラを用いて検出したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、記帳台の天板に設置される圧力センサを用いて記入開始が検出されてもよい。または、記帳台前の床に体重センサを設置し、その体重移動から姿勢を検出することにより記入開始が検出されてもよい。或いは、顧客と記帳台との距離を測定することが可能な位置に設置された赤外線センサによって記入開始が検出されてもよい。または、顧客Cによって筆記具710が筆記具ホルダから取り出されたことを検出する機能が筆記具ホルダに備えられていれば、そのような機能によって記入開始が検出されてもよい。記帳台900を使用して記入用紙810に記入を行う顧客Cの顔を撮影することが可能な位置にカメラを設置し、そのカメラによって撮影された撮影画像に人の顔が含まれていることが検出した場合に記入開始が検出されてもよい。
また、上記実施形態では、表示装置200は、プロジェクタを用いて実現されることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、記帳台900の天板910に設置される電子ペーパなどの表示装置であってもよい。
また、上記実施形態では、顧客が記入している記入欄の特定を赤外線センサで行うものとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、記帳台900の天板910に圧力センサを設置し、圧力の検知によって顧客が記入している記入欄を特定してもよい。または、筆記具710の先端の位置を検出する機能が筆記具710などに備えられていれば、そのような機能によって顧客Cが記入している記入欄を特定してもよい。筆記具710の先端の位置を検出する手法としては、例えば、記入用紙810の表面の各位置に当該位置を識別するためのドットパターンが埋め込まれており、筆記具710によって、そのドットパターンを読み込み、読み込んだドットパターンを変換して得た位置に基づいて筆記具710の先端の位置を検出してもよい。或いは、筆記具710の先端付近に設けられている送信装置から略同時刻に超音波や赤外線を発信させ、記入用紙810の載置位置や向きを把握している受信装置によって、送信装置から受信した超音波や赤外線の到達時刻差に基づいて筆記具710の先端の位置を検出してもよい。
また、上記実施形態では、銀行に設置された記帳台における情報処理システムを例に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、銀行以外の金融機関、病院の受付、電話会社および保険会社の契約窓口、交通機関の定期券購入窓口など、記帳台が設置されうるあらゆる場面に応用することができる。また、上記実施形態では、銀行の営業店に来店する顧客が記入用紙に記入を行う例について説明したが、記入用紙に記入する者は銀行の営業店に来店する顧客に限定されるものではない。したがって、記入用紙に記入する者は、顧客という立場でない一般的な記入者であってもよいことは明らかであり、公共の機関において手続きのために記入用紙に記入を行う者や、私的用途において記入用紙に記入を行う者であってもよい。
尚、本明細書において、シーケンス図に記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
100 情報処理装置
102 検出部
104 参照データ取得部
106 参照画像生成部
108 表示制御部
110 識別情報取得部
200 表示装置
300 検出装置
410 内部サーバ
420 顧客情報データベース
510 外部サーバ
900 記帳台

Claims (6)

  1. 記入者により選択された記入用紙を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記記入用紙について、前記記入者によって前記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する参照データ取得部と、
    前記参照データを含む参照画像を生成する参照画像生成部と、
    前記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面への前記参照画像の表示を制御する表示制御部と、
    前記記入者の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記記入者により選択された記入用紙の種類をさらに検出し、
    前記参照データ取得部は、前記検出部により検出された種類の前記記入用紙についての参照データとして、前記記入用紙のレイアウト情報、および前記記入用紙の記入項目毎の記入例データを、前記識別情報に対応づけられた記入者情報から取得し、
    前記参照画像生成部は、前記記入用紙と同じ記入用紙の画像データに、前記記入例データを埋め込み、前記記入者情報から取得された記入例データが存在する項目には、当該取得された記入例データを埋め込んで前記参照画像を生成することを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記検出部は、前記記入用紙の裏側に記載された識別マークを読み取り、前記記入用紙の種類を検出することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記入者により選択された記入用紙を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記記入用紙について、前記記入者によって前記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する参照データ取得部と、
    前記参照データを含む参照画像を生成する参照画像生成部と、
    前記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面への前記参照画像の表示を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記記入用紙の裏側に記載された識別マークを読み取り、前記記入者により選択された記入用紙の種類をさらに検出し、
    前記参照データ取得部は、前記検出部により検出された種類の前記記入用紙についての参照データを取得することを特徴とする、情報処理装置。
  4. 前記検出部は、前記記入者が前記記帳台の天板に置いた前記記入用紙の載置位置をさらに検出し、
    前記表示制御部は、前記参照画像の表示位置が前記記入用紙の載置位置と重ならないように前記参照画像の表示を制御することを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記入者により選択された記入用紙を検出するための検出情報を提供する検出装置と、
    前記検出情報に基づいて、前記記入用紙を検出する検出部と、前記記入者の識別情報を取得する識別情報取得部と、前記検出部により検出された前記記入用紙について、前記記入者によって前記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得する参照データ取得部と、前記参照データを含む参照画像を生成する参照画像生成部と、前記参照画像の表示を制御する表示制御部とを有する情報処理装置と、
    前記情報処理装置の制御に従って、前記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面へ前記参照画像を表示する表示装置と、
    を備え、
    前記検出部は、前記記入者により選択された記入用紙の種類をさらに検出し、
    前記参照データ取得部は、前記検出部により検出された種類の前記記入用紙についての参照データとして、前記記入用紙のレイアウト情報、および前記記入用紙の記入項目毎の記入例データを、前記識別情報に対応づけられた記入者情報から取得し、
    前記参照画像生成部は、前記記入用紙と同じ記入用紙の画像データに、前記記入例データを埋め込み、前記記入者情報から取得された記入例データが存在する項目には、当該取得された記入例データを埋め込んで前記参照画像を生成することを特徴とする、情報処理システム。
  6. 検出装置、表示装置、および検出部と参照データ取得部と参照画像生成部と表示制御部とを有する情報処理装置を備える情報処理システムが、
    前記検出装置により、記入者によって選択された記入用紙を検出するための検出情報を取得するステップと、
    前記検出部により、前記検出情報に基づいて前記記入用紙を検出するステップと、
    前記参照データ取得部により、前記記入用紙について前記記入者によって前記記入用紙への記入が行われる際に提供するための参照データを取得するステップと、
    前記参照画像生成部により、前記参照データを含む参照画像を生成するステップと、
    前記表示制御部の制御により、前記表示装置が前記参照画像を、前記記入者が記入のために用いる記帳台の天板に設置される表示面へ表示するステップと、
    前記記入者の識別情報を取得するステップと、
    を含み、
    前記検出するステップは、前記記入者により選択された記入用紙の種類をさらに検出し、
    前記参照データを取得するステップは、前記検出された種類の前記記入用紙についての参照データとして、前記記入用紙のレイアウト情報、および前記記入用紙の記入項目毎の記入例データを、前記識別情報に対応づけられた記入者情報から取得し、
    前記参照画像を生成するステップは、前記記入用紙と同じ記入用紙の画像データに、前記記入例データを埋め込み、前記記入者情報から取得された記入例データが存在する項目には、当該取得された記入例データを埋め込んで前記参照画像を生成することを特徴とする、情報処理方法。
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