JP5600292B2 - ガスメータ - Google Patents
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Description
このための従来例として、次のように構成されたものがある。
すなわち、復帰用操作体が移動自在に挿通する筒状の復帰軸押えが、ケーシング側に支持された状態で設けられ、復帰軸押えにおけるケーシング外方側部分の端部が透明に形成され、且つ、ケーシング外方側の端部を除いた部分が非透明となるように形成される。
そして、復帰用操作体の閉弁状態表示部が、復帰用操作体が待機位置に位置するときには、復帰軸押えにおける透明な端部を通して視認可能になり、かつ、復帰用操作体が引退位置に位置するときには、復帰軸押さえの透明な端部よりも内部側に入り込んで視認不能となるように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、閉弁状態になった遮断弁を開弁状態に復帰させる場合には、引退姿勢の復帰軸押えを、突出姿勢に引き出し操作したのち押圧状態に回転操作し、その状態において、復帰軸押えをケーシングの内方側に押し移動操作することにより、復帰用操作体にて、閉弁状態の遮断弁を開弁側に操作する弁操作部としての中間軸を開弁側に押圧移動させて、遮断弁を閉弁状態から開弁状態に操作することになる。
また、閉弁状態になった遮断弁を開弁状態に復帰させる操作が終了した後は、復帰軸押えを解除状態に回転操作したのち、引退姿勢に操作することになる。
前記復帰用操作体が、前記ケーシングの内外方向に移動自在でかつ一端側部分を前記ケーシングの外方に突出させた待機位置に復帰付勢される状態で、且つ、前記待機位置から前記ケーシングの内方に向けて移動されることにより前記弁操作部を開弁側に操作する状態で設けられたものであって、その第1特徴構成は、
前記復帰用操作体における前記ケーシングの外方に位置する一端側部分の外周が、開弁状態表示部に構成され、
前記復帰用操作体を外套する筒状体が、前記ケーシングの内外方向に移動自在でかつ前記待機位置の復帰用操作体における前記開弁状態表示部を覆う閉弁状態表示位置に復帰付勢された状態で設けられ、
前記閉弁状態表示位置に位置する前記筒状体における前記ケーシングの外方に位置する一端側部分の外周が、閉弁状態表示部に構成され、
前記遮断弁が前記開弁状態のときに前記筒状体を前記ケーシングの内方側に移動させた退避位置にて係止保持しかつ前記遮断弁が前記閉弁状態のときに係止保持作用を解除する係止保持手段が設けられている点を特徴とする。
このように、遮断弁の開弁状態及び閉弁状態の夫々において、開弁状態表示部及び閉弁状態表示部を視認可能にするものであるから、使用者に、遮断弁が開弁状態であることや、閉弁状態であることを、適切に認識させることができるものとなる。
前記ガス流路における入口部と計量部とに亘る入口側流路部分を区画形成する入口側の流路形成部材、及び、前記計量部と出口部とに亘る出口側流路部分を区画形成する出口側の流路形成部材が、前記ケーシング内に装備され、
前記計量部が、その内部を通してガスを流動させて計量するように構成されている点を特徴とする。
したがって、ケーシング内における入口側の流路形成部材、計量部及び出口側の流路形成部材の外方に相当する空間には、ガスが流動しないことになる。
閉弁状態の前記遮断弁を開弁側に操作する弁操作部と、前記復帰用操作体が前記ケーシングの内方に向けて単位移動量移動されるに伴ってその単位移動量よりも大きな移動量にて前記弁操作部を前記遮断弁の開弁側に移動させる移動量拡大連係機構とが、前記ケーシング内に設けられている点を特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態のガスメータを図面に基づいて説明する。
図1に示すように、上下に分割自在なケーシング1内に、計量部2が装備され、ガス流路Gにおける入口部3と計量部2とに亘る入口側流路部分G1を区画形成する入口側の流路形成部材4、及び、計量部2と出口部5とに亘る出口側流路部分G2を区画形成する出口側の流路形成部材6が、ケーシング1内に装備されている。また、計量部2が、その内部を通して計測対象のガスを流動させて計量する内部通流式に構成されている。
つまり、本第1実施形態のガスメータは、入口部3から流入するガスが、ケーシング1内に区画形成されたガス流路Gを通して出口部5に流動するように構成されており、ケーシング1の内部における入口側の流路形成部材4、計量部2及び出口側の流路形成部材6の外方に相当する空間内にはガスが流動しない状態となっている。
計量本体部2Aは、例えば、超音波式の流量計等を用いて構成されている。
この遮断弁Vは、閉弁状態側に復帰付勢され、且つ、電磁保持部7にて開弁状態に保持されるものであって、電磁保持部7の通電を制御する制御部(例示せず)が、計量部2の計量情報に基づいて、ガス流路Gを流動するガス流量が異常に過大となることや、ガス流路Gをガスが継続して流動する時間が異常に長くなること等の異常が発生したことを判別したときに、電磁保持部7の通電を停止して、遮断弁Vを閉弁作動させることになる。
そして、閉弁状態の遮断弁Vを開弁側に操作する弁操作部としての弁操作軸10が、弁本体8に接続され且つ入口側の流路形成部材4を貫通して突出する状態で設けられている。
尚、詳述はしないが、入口側の流路形成部材4における弁操作軸10の貫通部には、シール材が装備されて、ガス漏れが抑制されることになる。
このため、弁操作軸10を遮断弁Vの開弁側に移動操作する復帰操作手段Uが装備されており、以下、この復帰操作手段Uについて説明する。
また、弁操作軸10に形成されたラック部10aに係合する大径のピニオン部14Aと、被操作体12に形成されたラック部12aに係合する小径のピニオン部14Bとを一体回転する状態に備えた連係ピニオン14が、上述の支持部材13に回転自在に支持される状態で設けられて、移動量拡大連係機構Kが、連係ピニオン14にて、被操作体12と弁操作軸10とを連係する手段として構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、被操作体12が単位量移動すると、その2倍の移動量にて弁操作軸10が移動する状態となるように、連係ピニオン14が形成されている。
すなわち、復帰用操作体11におけるケーシング1の外方に位置する一端側部分の外周が、遮断弁Vが開弁状態であることを表示するための開弁状態表示部11Aに構成され、復帰用操作体11を外套する筒状体15が、ケーシング1の内外方向に移動自在でかつ待機位置の復帰用操作体11における開弁状態表示部11Aを覆う閉弁状態表示位置に復帰付勢された状態で設けられている。
ちなみに、復帰用操作体11のケーシング外方側の端部には、透明な樹脂材にて形成された有底筒状のカバー体16が、復帰用操作体11と一体移動するように、接着剤等により止着された状態で設けられている。
したがって、復帰用操作体11をケーシング1の内方に移動させる操作を終了して、復帰用操作体11が退避位置に復帰移動したときには、図3に示すように、筒状体15が退避位置に保持されることになる。
すなわち、図6にも示すように、二重筒状でかつ底部が接続された主体枠19、及び、この主体枠19の底部に嵌合状態に接続される有底筒状の副体枠20が設けられている。
この副体枠20は、その長手方向に沿って大径の開口側部分20aと小径の底部側部分20bとを備える状態に形成され、大径の開口側部分20aが、上述の如く、主体枠19の底部に嵌合された状態で接続されている。
そして、主体枠19のケーシング1の内方側部分に螺合される内方側止着体21、及び、主体枠19のケーシング1の外方側部分に螺合される外方側止着体22が設けられ、これら内方側止着体21と外方側止着体22との間にケーシング1を挟持する状態となるように、内方側止着体21と外方側止着体22とを締結することにより、主体枠19及びその主体枠19に接続された副体枠20を、ケーシング1に止着できるように構成されている。
ちなみに、復帰用操作体11が、筒状体15の底部を貫通し、かつ、副体枠20の底部を貫通して、遮断弁Vの存在側に突出するようになっており、その突出側の端部が、上述の如く、被操作体12を押圧移動させることになる。
そして、カバー体16のフランジ状部16aをケーシング外方側に押圧するスプリング23が、二重筒状の主体枠19における内外筒部の間に配設され、このスプリング23にて、復帰用操作体11が、待機位置に復帰付勢されることになる。
また、筒状体15をケーシング外方に押圧するスプリング24が、副体枠20における小径の底部側部分20bの内部に配設されており、このスプリング24によって、筒状体15が、待機位置の復帰用操作体11における弁開弁状態表示部11Aを覆う閉弁状態表示位置に復帰付勢されている。
つまり、筒状体15の回転位相が、筒状体15に形成した被係止孔17に対して係止体18が係脱するのに適する位相となるように、筒状体15の回転が牽制阻止されるようになっている。
また、係止体18における弁操作軸10にて押圧される一端部が、副体枠20の大径の開口側部分20aに形成した挿通孔27を通して、外方に突出されている。
したがって、主体枠19を、ケーシング1の装着孔Eを貫通する状態で、ケーシング1に組み付けることにより、復帰用操作体11及び筒状体15やそれに付属する部材をケーシング1に組み付けることができるようになっている。
次に、本発明の第2実施形態のガスメータを図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同様な構成部分については、重複する説明を省略するために、第1実施形態と同じ符号を付してその説明を省略する。
すなわち、図8〜図11に示すように、主体枠19のケーシング外方側の端部に、環状枠28が、溶接により取り付けられている。
尚、このように環状枠28が設けられることにより、第1実施形態において説明した外方側止着体22は、この第2実施形態においては省略されることになり、そして、この第2実施形態においては、主体枠19の内外筒部のうちの外側筒部の長さが、第1実施形態よりも短く形成されている。
つまり、ケーシング内に存在するガスが、主体枠19の外方側を通して、ケーシング1の外方に流出することが抑制されるようになっている。
そして、環状枠28の内面に、ガス漏れ阻止用のシール体としての環状の弾性シール体30が装備され、この弾性シール体29がカバー体16の外面に当て付けられることにより、環状枠28の内面とカバー体16の外面との間が密封されるように構成されている。
次に別の実施形態について例示する。
すなわち、例えば、復帰用操作体における開弁状態表示部と筒状体における閉弁状態表示部の一方の外面を、円滑な面に形成し、他方の面を、ローレット加工等により、凹凸のある面に形成する構成や、復帰用操作体における開弁状態表示部と筒状体における閉弁状態表示部に、異なる模様を形成する構成を採用する等、種々の構成が適用できる。
すなわち、例えば、回動軸に、長さが異なる一対のリンクを固定し、短いリンクの先端部が復帰用操作体にて押圧されて揺動させるに伴って、長いリンクの先端部にて被操作部を移動操作するリンク機構を構成する等、各種の形態の移動量拡大連係機構を構成することができる。
2 計量部
3 入口部
4 入口側の流路形成部材
5 出口部
6 出口側の流路形成部材
10 弁操作部
11 復帰用操作体
14 連係ピニオン
14A 大径のピニオン部
14B 小径のピニオン部
G ガス流路
G1 入口側流路部分
G2 出口側流路部分
K 移動量拡大連係機構
V 遮断弁
Claims (3)
- 異常発生時に閉弁作動してケーシング内に形成されたガス流路を遮断する遮断弁と、閉弁状態の前記遮断弁を開弁側に操作する弁操作部を開弁側に操作して、前記遮断弁を開弁状態に復帰させる軸状の復帰用操作体とが設けられ、
前記復帰用操作体が、前記ケーシングの内外方向に移動自在でかつ一端側部分を前記ケーシングの外方に突出させた待機位置に復帰付勢される状態で、且つ、前記待機位置から前記ケーシングの内方に向けて移動されることにより前記弁操作部を開弁側に操作する状態で設けられたガスメータであって、
前記復帰用操作体における前記ケーシングの外方に位置する一端側部分の外周が、開弁状態表示部に構成され、
前記復帰用操作体を外套する筒状体が、前記ケーシングの内外方向に移動自在でかつ前記待機位置の復帰用操作体における前記開弁状態表示部を覆う閉弁状態表示位置に復帰付勢された状態で設けられ、
前記閉弁状態表示位置に位置する前記筒状体における前記ケーシングの外方に位置する一端側部分の外周が、閉弁状態表示部に構成され、
前記遮断弁が前記開弁状態のときに前記筒状体を前記ケーシングの内方側に移動させた退避位置にて係止保持しかつ前記遮断弁が前記閉弁状態のときに係止保持作用を解除する係止保持手段が設けられているガスメータ。 - 前記ガス流路における入口部と計量部とに亘る入口側流路部分を区画形成する入口側の流路形成部材、及び、前記計量部と出口部とに亘る出口側流路部分を区画形成する出口側の流路形成部材が、前記ケーシング内に装備され、
前記計量部が、その内部を通してガスを流動させて計量するように構成されている請求項1記載のガスメータ。 - 閉弁状態の前記遮断弁を開弁側に操作する弁操作部と、前記復帰用操作体が前記ケーシングの内方に向けて単位移動量移動されるに伴ってその単位移動量よりも大きな移動量にて前記弁操作部を前記遮断弁の開弁側に移動させる移動量拡大連係機構とが、前記ケーシング内に設けられている請求項1又は2記載のガスメータ。
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