JP5597789B2 - 静電容量式液面レベルセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量式液面レベルセンサに関するものである。
従来から、液体を収容する容器内の液面レベルを静電容量の変化に基づいて検出する静電容量式液面レベルセンサが知られている(例えば特許文献1参照)。
この静電容量式液面レベルセンサは、図11に示すように、絶縁シート31と、検出電極32と、接地電極33とを有するセンサ本体30を備えている。絶縁シート31は、例えばプラスチックなどの変形可能な可撓性材料からなる。検出電極32および接地電極33は、例えば銅などの導電性材料からなり、いずれも絶縁シート31の一方の面31aに形成され、互いに所定間隔をおいて配置されている。この静電容量式液面レベルセンサによれば、センサ本体30が容器の外面に取り付けられ、または、センサ本体30が容器内の液体に浸され、センサ本体30によって検出電極32および接地電極33間の静電容量が検出され、この静電容量に基づいて容器の液面の高さ(以下、「液面レベル」と称する)が検出される。
ところで、この静電容量式液面レベルセンサによって、例えばゲージ管などの円筒形状の容器B内の液面レベルを検出する場合には、図12(a)および(b)に示すように、検出電極32および接地電極33を対向させるように、センサ本体30を容器Bの外面に取り付けることが一般的である。なお、図12(a)において絶縁シート31は図示していない。しかしながら、図12(c)に示すように、径の大きな容器B内の液面レベルを検出する場合には、検出電極32および接地電極33を対向させることができなくなる。すなわち、この静電容量式液面レベルセンサでは、容器Bの径の大きさに応じたサイズのセンサ本体30が必要になるという問題がある。
また、この静電容量式液面レベルセンサでは、図13(a)に示すように、例えば直方体形状の容器Bの一側面に取り付けて当該容器B内の液面レベルを検出することも勿論可能である。しかしながら、検出電極32の片側だけに接地電極33が配置されているため、図13(b)に示すように、検出電極32に発生する電界は当該電極32の両側において非対称に不均一に分布している。このため、この静電容量式液面レベルセンサで検出される液面レベルは容器の形状の影響を受け易く安定しないという問題がある。
また、この静電容量式液面レベルセンサでは、図13(c)に示すように、センサ本体30によって、検出電極32と接地電極33間の静電容量Cdが検出されるが、この静電容量Cd以外に、静電容量式液面レベルセンサが有する電位とは異なる電位を有する周辺環境(例えば周辺機器などの物体)と検出電極32間の静電容量Cnも同時に検出される。この静電容量Cnは大きなノイズとなるため、この静電容量式液面レベルセンサで検出される液面レベルの検出精度が低くなるという問題がある。
さらに、液体を収容する容器B内の液面レベルをセンサ本体30で検出した静電容量の変化に基づいて検出するためには、センサ本体30によって検出された静電容量を電気信号に変換して、この電気信号を信号処理するセンサ回路が必要となるが、特許文献1にはセンサ回路の具体的な構成や信号処理方法について全く開示されていない。このため、高精度に液面レベルを検出できるようなセンサ回路を備えた静電容量式液面レベルセンサの開発が要望されていた。
特開平2007−303982号
本発明の課題は、様々な形状の容器にも対応可能で、高精度に液面レベルを検出する静電容量式液面レベルセンサを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、液体を収容する容器内の液面レベルを静電容量の変化に基づいて検出する、センサ本体とセンサ回路を備えた静電容量式液面レベルセンサであって、前記センサ本体は、変形可能な可撓性材料からなる絶縁シートと、前記絶縁シートの一方の面に形成された検出電極と、前記絶縁シートの他方の面において、前記絶縁シートを介して前記検出電極と対向し、前記検出電極に対応する領域を含むように前記検出電極よりも広く形成されたガード電極と、前記絶縁シートのいずれかの面において、前記検出電極または前記ガード電極の両側部より所定距離離れた位置に、前記検出電極または前記ガード電極に対して対称的に形成された一対の接地電極を有し、前記検出電極と前記接地電極間の静電容量を検出するようになっており、前記センサ回路は、前記センサ本体に接続され、前記センサ本体によって検出された静電容量を電気信号に変換し、前記電気信号を信号処理して、前記液面レベルを検出するようになっていることを特徴とする静電容量式液面レベルセンサとしたものである。
この構成によれば、絶縁シートのいずれかの面において検出電極の両側部より所定距離離れた位置に一対の接地電極が形成されているため、センサ本体を例えばゲージ管などの円筒形状の容器の外面に取り付けて当該容器の液面レベルを検出する場合において、容器の径にかかわらず、検出電極および接地電極を対向させ易くすることができる。このため、様々な径の大きさの容器に対応可能な静電容量式液面レベルセンサを提供できる。
また、一対の接地電極が検出電極に対して対称的に形成されているので、検出電極に発生する電界が当該電極の両側において対称に均一に分布し、静電容量式液面レベルセンサで検出される液面レベルは、直線性を有し、容器の形状の影響を受けにくく安定したものとなる。
本発明の好ましい第1実施例によれば、上記構成において、前記センサ回路は、静電容量−電圧変換回路と液面レベル演算回路から構成され、前記静電容量−電圧変換回路が、前記センサ本体と接続され、前記センサ本体によって検出された静電容量を電圧信号に変換するようになっており、前記液面レベル演算回路が、前記静電容量−電圧変換回路の後段に接続され、前記静電容量−電圧変換回路によって変換された電圧信号を信号処理して、前記電圧信号の大きさに基づいて前記液面レベルを演算するようになっている。
上記第1実施例においてより好ましくは、前記静電容量−電圧変換回路は、バッファー回路とA/D変換回路を含み、前記液面レベル演算回路は、デジタル信号処理回路とD/A変換回路を含み、前記バッファー回路が前記検出電極および前記ガード電極に接続され、前記バッファー回路を介して前記ガード電極が検出電極と同一電位に保持されており、前記A/D変換回路が、前記検出電極と前記接地電極間の電位差に応じた電圧信号をA/D変換してデジタル信号に変換するようになっており、前記デジタル信号処理回路が、前記A/D変換回路によって変換されたデジタル信号を信号処理して前記D/A変換回路に出力するようになっており、前記D/A変換回路が、前記デジタル信号処理回路によって信号処理されたデジタル信号をD/A変換して、前記電圧信号の大きさに基づいて前記液面レベルを算出するようになっている。
この構成によれば、上記と同様の効果が得られる上に、バッファー回路を介して検出電極とガード電極が同電位に保持されているので、センサ本体によって、検出電極と接地電極間の静電容量のみが検出され、この静電容量以外の、静電容量式液面レベルセンサが有する電位とは異なる電位を有する周辺環境(例えば周辺機器などの物体)と検出電極間の静電容量は検出されなくなる。このため、高精度に液面レベルを検出する静電容量式液面レベルセンサを提供することができる。
本発明の好ましい第2実施例によれば、上記構成において、前記A/D変換回路は、シグマ−デルタ変換回路からなり、前記シグマ−デルタ変換回路が、前記検出電極と前記接地電極間の電位差に応じた電圧信号をシグマ−デルタ変調してデジタル信号に変換するようになっている。
この構成によれば、A/D変換回路として高分解能なシグマ−デルタ変換回路を用いているので、より高精度に液面レベルを検出する静電容量式液面レベルセンサを提供することができる。
上記発明の構成において、前記検出電極および前記ガード電極は、同軸ケーブルを介して前記バッファー回路に接続されることが好ましい。
また、上記発明の構成において、前記検出電極、前記ガード電極および前記接地電極はいずれも、前記容器内の液面レベルの増減方向にのびるように縦長形状に形成されていることが好ましい。
さらに、上記発明の構成において、前記検出電極および前記ガード電極はいずれも、導電性を有する透明電極からなり、前記検出電極および前記ガード電極のうちの一方または両方の電極の表面には、前記透明電極の電極材料よりも高い導電性を有する塗料あるいは金属箔からなり、前記容器内の液面位置を示す目盛部が形成されていることが好ましい。
ここで、検出電極およびガード電極として透明電極を使用する場合には、透明電極のシート抵抗値は一般的に大きく、電極間の静電容量の検出時に当該シート抵抗の影響を受け易くなるため、液面レベルの検出精度が低下する可能性がある。しかしながら、上記発明の構成において、検出電極およびガード電極のうちの一方または両方の電極の表面に、透明電極の電極材料よりも高い導電性を有する塗料あるいは金属箔からなる目盛部を形成し、実質的に透明電極のシート抵抗を低下させたので、透明電極を使用した場合にも、液面レベルの検出精度の低下を防止することができる。また、目盛部は透明電極の表面に形成されているので、容器内の液面位置を直接目視によって確認することもできる。
本発明によれば、様々な形状の容器にも対応可能で、高精度に液面レベルを検出する静電容量式液面レベルセンサを提供することができる。
(a)は本発明の第1実施例による静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の上面図であり、(b)は(a)の矢印線A−A’に沿った断面図である。 図1の静電容量式液面レベルセンサのセンサ回路を示すブロック図である。 図2のセンサ回路の静電容量−電圧変換回路と液面レベル演算回路の一構成例を示す回路図である。 図1の静電容量式液面レベルセンサの検出電極と接地電極間の静電容量Cdを等価回路的に示した図である。 図1の静電容量式液面レベルセンサで検出される静電容量の変化率と液面レベルの関係を示したグラフである。 図3のA/D変換回路の一構成例であるシグマ−デルタ変換回路を示す回路図である。 図6のシグマ−デルタ変換回路の動作を説明する動作チャートである。 (a)は図1の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を径の小さな円筒形状の容器の外面に取り付けた状態を示す、当該容器上方からみた断面図であり、(b)は図1のセンサ本体を径の大きな円筒形状の容器の外面に取り付けた状態を示す、当該容器上方からみた断面図である。 (a)は図1の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を直方体形状の容器の一側面に取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は、(a)における検出電極に生じる電界分布を示す断面図であり、(c)は(b)における検出電極と接地電極間に発生する静電容量を等価回路的に示した図である。 (a)は第1実施例の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の第1変形例を示す上面図であり、(b)は第1実施例の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の第2変形例を示す上面図であり、(c)は第1実施例の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の第3変形例を示す上面図であり、(d)は第1実施例の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の第4変形例を示す上面図であり、(e)は第1実施例の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の第5変形例を示す上面図である。 (a)は従来の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の上面図であり、(b)は(a)の矢印線A−A’に沿った断面図である。 (a)は従来の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を径の小さな円筒形状の容器の外面に取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は(a)におけるセンサ本体を当該容器上方からみた断面図であり、(c)は、従来の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を径の大きな円筒形状の容器の外面に取り付けた状態を示す、当該容器上方からみた断面図である。 (a)は従来の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を直方体形状の容器の一側面に取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は(a)の検出電極に生じる電界分布を示す断面図であり、(c)は(b)における検出電極と接地電極間に発生する静電容量を等価回路的に示した図である。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
(第1実施例)
図1(a)は本発明の第1実施例による静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体の上面図であり、(b)は(a)の矢印線A−A’に沿った断面図である。また、図2はこの静電容量式液面レベルセンサのセンサ回路を示すブロック図である。
この静電容量式液面レベルセンサは、液体を収容する容器内の液面レベルを静電容量の変化に基づいて検出するものであって、図1および図2に示すように、センサ本体1とセンサ回路9を備える。
センサ本体1は、図1に示すように、絶縁シート2と、検出電極3と、ガード電極4と、一対の接地電極5、6とを有する。絶縁シート2は、例えばプラスチックなどの変形可能な可撓性材料からなる。検出電極3は、絶縁シート2の一方の面2aに形成されている。ガード電極4は、絶縁シート2の他方の面2bにおいて、絶縁シート2を介して検出電極3と対向し、検出電極3に対応する領域を含むように検出電極3よりも広く形成されている。一対の接地電極5、6は、それぞれ、絶縁シートの他方の面2bにおいて、検出電極3またはガード電極4の両側部より所定距離離れた位置に、検出電極3またはガード電極4に対して対称的に形成されている。検出電極3、ガード電極4および一対の接地電極5,6はいずれも、例えば銅やアルミニウムなどの導電性材料からなる。一対の接地電極5、6はいずれも、図示しないグランド電位(接地電位)に接地されている。そして、センサ本体1は、検出電極3と接地電極5、6間の静電容量を検出する。
センサ回路9は、図2に示すように、センサ本体1に接続され、センサ本体1によって検出された静電容量を電気信号に変換し、電気信号を信号処理して、液面レベルを検出する。この実施例では、センサ本体1とセンサ回路9は、ケーブル7、8および電極端子を介して接続されている。電極端子は、検出電極用、ガード電極用および接地電極用の端子から構成される。検出電極3およびガード電極4は同軸ケーブル7を介してそれぞれ検出電極用およびガード電極用の端子に接続され、一対の接地電極5、6はケーブル8を介して接地電極用の端子に接続される。検出電極3、ガード電極4および接地電極5、6は1本の2重構造のシールドを介して電極端子に接続されてもよい。
センサ回路9は、図2に示すように、静電容量−電圧変換回路10と液面レベル演算回路20から構成される。静電容量−電圧変換回路10は、センサ本体1と接続され、センサ本体1によって検出された静電容量を電圧信号に変換する。また、液面レベル演算回路20は、静電容量−電圧変換回路10の後段に接続され、静電容量−電圧変換回路10によって変換された電圧信号を信号処理して、電圧信号の大きさに基づいて液面レベルを演算する。
図3は、図2のセンサ回路の静電容量−電圧変換回路10と液面レベル演算回路20の一構成例を示す回路図である。
図3に示すように、静電容量−電圧変換回路10は、バッファー回路11とA/D変換回路12を含む。また、液面レベル演算回路20は、デジタル信号処理回路21とD/A変換回路22を含む。
この実施例では、バッファー回路11は、抵抗R1〜R3、コンデンサC1およびバッファーアンプ11aから構成される。バッファー回路11の一方の入力端(同相入力)には、検出電極3が抵抗R1、コンデンサC1および抵抗R2を介して接続され、バッファー回路11の出力端には、ガード電極4が接続されている。また、バッファー回路11の他方の入力端(逆相入力)と出力端は、抵抗R3を介して接続されている。ガード電極4は、バッファー回路11のバッファーアンプ11aを介して検出電極3と同一電位に保持されている。
A/D変換回路12は、検出電極3と接地電極5、6間の電位差に応じた電圧信号をA/D変換してデジタル信号に変換する。また、デジタル信号処理回路21は、A/D変換回路12によって変換されたデジタル信号を信号処理してD/A変換回路22に出力する。D/A変換回路22は、デジタル信号処理回路21によって信号処理されたデジタル信号をD/A変換して、電圧信号の大きさに基づいて液面レベルを演算する。D/A変換回路22によって演算された液面レベルは、外部端子を介して、図示しない表示装置などに表示される。
次に、この静電容量式液面レベルセンサの動作原理について簡単に説明する。
図4は、第1実施例の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体1を円筒形状の容器Bの外面に取り付けて検出電極3および接地電極5、6を対向させて配置した状態の、検出電極3と接地電極5、6間の静電容量Cdを等価回路的に示した図である。なお、図4において、絶縁シート2は図示していない。また、動作原理の説明の簡略化のため、図4において、検出電極3および接地電極5、6は、容器Bの直径に相当する距離だけ離れて配置された平行平板のコンデンサとみなし、容器Bの厚みや絶縁シート2の厚みによる静電容量は無視できるものとする。
まず、容器Bに液体がない状態での単位液面レベルXo=1あたりの静電容量をCsとすると、比誘電率εrの液体が入った場合の単位液面レベルXo=1あたりの静電容量Crは、Cr=εr×Csとなる。これより、図4に示すように、長さLの検出電極3の単位液面レベルXo=1を基準として液面レベルXo+Xまで液体が入った場合の、検出電極3および接地電極5、6間の静電容量Cdは、比誘電率εrの液体が存在する部分の静電容量Caと、液体が無い部分の静電容量Cbとを足し合わせたものなり、以下の(1)式で算出される。
Figure 0005597789
また、単位液面レベルXo=1まで液体が入った場合の、検出電極3および接地電極5、6間の静電容量(基準静電容量)Coは、以下の(2)式で算出される。
Figure 0005597789
このとき、静電容量Cdの基準静電容量Coに対する変化率は、以下の(3)式で算出される。
Figure 0005597789
ここで、L=(εr−1)×Mと表せば、(3)式は、以下の(4)式となる。
Figure 0005597789
したがって、液面レベルXは、(4)式を変形することにより、以下の(5)式、
Figure 0005597789
より算出される。よって、図5に示すように、液面レベルXは、静電容量の変化率(Cd−Co)/Coに比例し、変化率(Cd−Co)/Coを求めることにより検出される。
変化率(Cd−Co)/Coは、以下のようにして算出される。
まず、静電容量Coについては、容器Bに液体がない状態での検出電極3と接地電極5、6間の静電容量をセンサ本体1によって検出し、センサ本体1によって検出された静電容量を電圧信号に変換して、電圧信号をA/D変換回路12によってデジタル信号Vに変換する。そして、このデジタル信号Vは長さLに相当する部分の静電容量に対応するものであるから、デジタル信号処理回路21によって、このデジタル信号Vの大きさをLで乗算することにより、単位レベルXo=1あたりの静電容量Csに対応するデジタル信号Vo=V/Lを生成する。さらに、デジタル信号処理回路21によって、このデジタル信号Voを、(2)式に対応させるべく、Vo’=Vo×{(εr−1)×Xo+L}に変換する。
次に、静電容量Cdについては、容器Bに液体が液面レベルXo+Xまで入った状態での検出電極3と接地電極5、6間の静電容量をセンサ本体1によって検出し、センサ本体1によって検出された静電容量を電圧信号に変換して、電圧信号をA/D変換回路12によってデジタル信号Vdに変換する。
さらに、デジタル信号処理回路によって、上記(5)式の(Cd−Co)/Coに対応するデジタル値(Vd−Vo’)/Vo’を算出し、このデジタル値をD/A変換回路22によってD/A変換して、電圧信号の大きさに基づいて液面レベルを演算する。あるいは、デジタル信号処理回路によって、上記(5)式に対応するデジタル値(Vd−Vo’)/Vo’×(Xo+M)を算出し、このデジタル値をD/A変換回路22によってD/A変換して、電圧信号の大きさに基づいて液面レベルを演算するようにしてもよい。
(第2実施例)
図6は、図3のA/D変換回路の一構成例であるシグマ−デルタ変換回路を示す回路図である。第2実施例は、A/D変換回路をシグマ−デルタ変換回路で構成した点のみが、第1実施例と異なっている。よって、図6を参照して、シグマ−デルタ変換回路の構成および動作原理についてのみ、簡単に説明する。
シグマ−デルタ変換回路12は、検出電極3および接地電極4間の電位差に応じた電圧信号をシグマ−デルタ変調してデジタル信号に変換する回路である。図6に示すように、シグマ−デルタ変換回路12は、スイッチング回路13、クロック回路14、シグマ−デルタ変調器15およびビットストリーム回路16からなる。
スイッチング回路13は、スイッチング素子SW1、SW2を有する。スイッチング素子SW1、SW2は、コンデンサCxを介して接地電極4の接地線と接続されている。
クロック回路14は、クロックパルス生成回路14aおよび基準パルス生成回路14bを有する。クロックパルス生成回路14aは、Ph1およびPh2なるランダムパルスを生成し、スイッチング素子SW1、SW2をスイッチング制御する。基準パルス発生回路14bは、後述するラッチ回路を基準パルスVc1の立ち上がりで制御する。
シグマ−デルタ変調器15は、放電回路15a、比較器(コンパレータ)15b、ラッチ回路15cを含む。放電回路15aは放電抵抗R4からなる。スイッチング素子SW2の後段と接地電極5,6の接地線の間には、コンデンサCmod、ならびに、放電回路15aおよびスイッチング素子SW3の直列回路が介在している。ここで、コンデンサCmodの静電容量は、コンデンサCxの静電容量よりも十分大きい。また、比較器15bの一方の入力端には、コンデンサCmodの両端電圧vmodが入力され、比較器15bの他方の入力端には基準電圧vrefが入力される。比較器15bは、電圧vmodが基準電圧vrefを越えたときに、後段のラッチ回路15cをオンさせ、電圧vmodが基準電圧vref以下のときには、後段のラッチ回路15cをオフさせる。ラッチ回路15cは、比較器15bの出力に基づいてスイッチング素子SW3を制御する。
ビットストリーム回路16は、基準パルス生成回路14bおよびラッチ回路15cの後段に接続され、一定時間内のラッチされた基準パルスVc1の数をカウントして出力する。
図7(a)はランダムパルスPh1の時間波形を示すグラフ、(b)はランダムパルスPh2の時間波形を示すグラフ、(c)はvmodの時間波形を示すグラフ、(d)はVc1の時間波形を示すグラフ、(e)はスイッチング素子SW3の時間波形を示すグラフである。
図7に示すように、シグマ−デルタ変換回路の各部分の動作は以下のようになる。
まず、図7(a)および(b)に示すように、ランダムな周期およびパルス幅を有し、互いに位相の異なるランダムパルスPh1、Ph2が、クロックパルス生成回路14aからそれぞれスイッチング素子SW1、SW2に対して出力される。このとき、スイッチング素子SW1およびSW2は、同時にオンしないように、互い違いにオン、オフされる。
次に、スイッチング素子SW1がオンすると、未知の静電容量Cxはすぐに電圧vddに充電される。ここで、電圧vddはバッファー回路11からA/D変換回路(デルタシグマ変換回路)12に入力される検出電極3の電位と接地電極5、6の接地電位間の電位差に応じた電圧信号である。そして、スイッチング素子SW1がオフしてスイッチング素子SW2がオンすると、コンデンサCxに蓄えられた電荷がコンデンサCmodに移動する。コンデンサCmodの静電容量はコンデンサCxの静電容量に比べて大きいため、コンデンサCxの両端の電圧は低下する。さらに、スイッチング素子SW1がオンして、スイッチング素子SW2がオフすると、コンデンサCxが充電され、コンデンサCxに電圧vddが充電される。これを繰り返して、図7(c)に示すように、コンデンサCmodの両端の電圧vmodがvddに向かって充電される。
そして、図7(c)および(e)に示すように、コンデンサCmodの電圧vmodが基準電圧vrefを超えたとき、ラッチ回路15cが動作してスイッチング素子SW3がオンする。スイッチング素子SW3がオンすると、放電回路15aによって、コンデンサCmodの電荷が放電され、電圧vmodが低下していく。
図7(d)に示すように、ラッチ回路15cが動作する時間は一定周期の基準パルスVc1の立ち上がりで制御され、電圧vmodは、コンデンサCmodの電荷の充放電が繰り返されることで、基準電圧vrefの間を上下変動する。
コンデンサCxの未知の静電容量が大きくなると、コンデンサCmodに移動する電荷が多くなるため、これを放電させるスイッチング素子SW3の頻度が多くなり、スイッチング素子SW3のオン時間が多くなる。したがって、ビットストリーム回路16によって一定時間内のラッチされた基準パルスVc1のカウント数を計測することにより、電圧信号vddをシグマ−デルタ変換(変調)したデジタル信号に変換できる。シグマ−デルタ変換回路によって変換されたデジタル信号は、デジタル信号処理回路21によって、上述の通り信号処理されて、D/A変換回路22に出力される。
シグマ−デルタ変換回路は、静電容量を直接デジタル信号に変換しているので、ダイナミックレンジが大きく、高分解能なデジタル信号を生成することができる。また、検出電極は比較的インピーダンスの低い回路に接続されるのでノイズの影響を受けにくい状態に保たれているので、高精度に液面レベルを検出する静電容量式液面レベルセンサを提供することができる。
また、図8(a)は、図1の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を径の小さな円筒形状の容器の外面に取り付けた状態を示す、当該容器上方からみた断面図であり、(b)は図1のセンサ本体を径の大きな円筒形状の容器の外面に取り付けた状態を示す、当該容器上方からみた断面図である。
この静電容量式液面レベルセンサでは、絶縁シート2の他方の面において検出電極3の両側部より所定距離離れた位置に一対の接地電極5、6が形成されている。したがって、図8(a)および(b)に示すように、センサ本体1を例えばゲージ管などの円筒形状の容器Bの外面に取り付けて当該容器Bの液面レベルを検出する場合において、容器Bの径にかかわらず、検出電極3および接地電極5、6を対向させ易くすることができる。このため、様々な径の大きさの容器に対応可能な静電容量式液面レベルセンサを提供できる。
また、図9(a)は図1の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体を直方体形状の容器の一側面に取り付けた状態を示す斜視図であり、(b)は、(a)における検出電極に生じる電界分布を示す断面図であり、(c)は(b)における検出電極と接地電極間に発生する静電容量を等価回路的に示した図である。
この静電容量式液面レベルセンサでは、一対の接地電極5、6が検出電極3に対して対称的に形成されているので、図9(b)に示すように、検出電極3に発生する電界は当該電極3の両側において対称に均一に分布する。したがって、静電容量式液面レベルセンサで検出される液面レベルは、容器の形状の影響を受けにくく安定したものとなる。
さらに、この静電容量式液面レベルセンサでは、検出電極3の背面に配置されたガード電極4はバッファー回路11を介して検出電極3と同電位に保持されているので、検出電極3の表面と接地電極5、6の表面に形成される静電容量Cdのみが検出され、この静電容量Cd以外の、静電容量式液面レベルセンサが有する電位とは異なる電位を有する周辺環境(例えば周辺機器などの物体)と検出電極間の静電容量は検出されなくなる。このため、高精度に液面レベルを検出する静電容量式液面レベルセンサを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の構成はこれらの実施形態に限定されるものではない。
センサ本体1は、図1に示した構造に限定されるものではなく、例えば、図10(a)〜(e)に示すような構造であってもよい。
(第1変形例)
図10(a)の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体1は、接地電極5,6が絶縁シート2の一方の面2aに形成されている点のみが第1実施例のものと異なるだけである。
(第2変形例)
また、図10(b)の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体1は、接地電極5,6がそれぞれ絶縁シート2の一方の面2aおよび他方の面2bに形成されている点のみが第1実施例のものと異なるだけである。
(第3変形例)
また、図10(c)の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体1は、接地電極5,6が短絡用電極17を介して互いに接続されている点のみが第1実施例のものと異なるだけである。
(第4変形例)
また、図10(d)の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体1は、接地電極5,6が絶縁シート2の一方の面2aに形成されて短絡用電極17を介して互いに接続されている点のみが第1実施例のものと異なるだけである。
(第5変形例)
さらに、図10(e)の静電容量式液面レベルセンサのセンサ本体1は、検出電極3、ガード電極4および接地電極5、6が導電性を有する透明電極で構成されている点、および、ガード電極4の表面に当該透明電極の電極材料よりも高い導電性を有する塗料からなる目盛部34が形成されている点が第1変形例のものと異なっている。一般的に、透明電極を使用する場合には、透明電極のシート抵抗値は大きく、電極間の静電容量の検出時に当該シート抵抗の影響を受け易くなるため、液面レベルの検出精度が低下する可能性がある。特に、ガード電極4のシート抵抗が大きくなると、ガード機能が低下して、液面レベルの検出が不安定な状態になる。そこで、当該実施例では、ガード電極4の表面に高い導電性を有する塗料からなる梯子状の目盛部34を形成することによって、実質的に透明電極のシート抵抗を低下させたので、これらの問題を解決することができる。また、この目盛部は透明電極の表面に形成されているので、容器内の液面位置を直接目視によって確認することも可能となり、液面レベルの検出において非常に有益である。なお、目盛部34の形状は、梯子状に限定されるものでなく、容器内の液面位置を示すものであれば、格子状など様々な形状とすることができる。また、目盛部34は、塗料に限定されるものではなく、金属箔などの金属層またはその他の高導電性部材からなっていてもよい。さらに、目盛部34がガード電極以外の検出電極や接地電極の表面に形成されてもよいことは言うまでも無い。
1 センサ本体
2 絶縁シート
2a 一方の面
2b 他方の面
3 検出電極
4 ガード電極
5、6 接地電極
7 ケーブル(同軸ケーブル)
8 ケーブル
9 センサ回路
10 静電容量−電圧変換回路
11 バッファー回路
11a バッファーアンプ
12 A/D変換回路
13 スイッチング回路
14 クロック回路
14a クロックパルス生成回路
14b 基準パルス生成回路
15 シグマ−デルタ変調器
15a 放電回路
15b 比較器(コンパレータ)
15c ラッチ回路
16 ビットストリーム回路
17 短絡用電極
20 液面レベル演算回路
21 デジタル信号処理回路
22 D/A変換回路
30 センサ本体
31 絶縁シート
31a 一方の面
31b 他方の面
32 検出電極
33 接地電極
34 目盛部
B 容器
C1、Ca、Cb、Cd、Cmod、Cn、Cx 静電容量(コンデンサ)
R1〜R3 抵抗
R4 放電抵抗
SW1〜SW3 スイッチング素子

Claims (7)

  1. 液体を収容する容器内の液面レベルを静電容量の変化に基づいて検出する、センサ本体とセンサ回路を備えた静電容量式液面レベルセンサであって、
    前記センサ本体は、変形可能な可撓性材料からなる絶縁シートと、前記絶縁シートの一方の面に形成された検出電極と、前記絶縁シートの他方の面において、前記絶縁シートを介して前記検出電極と対向し、前記検出電極に対応する領域を含むように前記検出電極よりも広く形成されたガード電極と、前記絶縁シートのいずれかの面において、前記検出電極または前記ガード電極の両側部より所定距離離れた位置に、前記検出電極または前記ガード電極に対して対称的に形成された一対の接地電極を有し、前記検出電極と前記接地電極間の静電容量を検出するようになっており、
    前記センサ回路は、前記センサ本体に接続され、前記センサ本体によって検出された静電容量を電気信号に変換し、前記電気信号を信号処理して、前記液面レベルを検出するようになっていることを特徴とする静電容量式液面レベルセンサ。
  2. 前記センサ回路は、静電容量−電圧変換回路と液面レベル演算回路から構成され、
    前記静電容量−電圧変換回路が、前記センサ本体と接続され、前記センサ本体によって検出された静電容量を電圧信号に変換するようになっており、
    前記液面レベル演算回路が、前記静電容量−電圧変換回路の後段に接続され、前記静電容量−電圧変換回路によって変換された電圧信号を信号処理して、前記電圧信号の大きさに基づいて前記液面レベルを演算するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式液面レベルセンサ。
  3. 前記静電容量−電圧変換回路は、バッファー回路とA/D変換回路を含み、
    前記液面レベル演算回路は、デジタル信号処理回路とD/A変換回路を含み、
    前記バッファー回路が前記検出電極および前記ガード電極に接続され、前記バッファー回路を介して前記ガード電極が前記検出電極と同一電位に保持されており、
    前記A/D変換回路が、前記検出電極と前記接地電極間の電位差に応じた電圧信号をA/D変換してデジタル信号に変換するようになっており、
    前記デジタル信号処理回路が、前記A/D変換回路によって変換されたデジタル信号を信号処理して前記D/A変換回路に出力するようになっており、
    前記D/A変換回路が、前記デジタル信号処理回路によって信号処理されたデジタル信号をD/A変換して、前記電圧信号の大きさに基づいて前記液面レベルを算出するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の静電容量式液面レベルセンサ。
  4. 前記A/D変換回路は、シグマ−デルタ変換回路からなり、
    前記シグマ−デルタ変換回路が、前記検出電極と前記接地電極間の電位差に応じた電圧信号をシグマ−デルタ変調してデジタル信号に変換するようになっていることを特徴とする請求項3に記載の静電容量式液面レベルセンサ。
  5. 前記検出電極および前記ガード電極は、同軸ケーブルを介して前記バッファー回路に接続されることを特徴とする請求項3または4に記載の静電容量式液面レベルセンサ。
  6. 前記検出電極、前記ガード電極および前記接地電極はいずれも、前記容器内の液面レベルの増減方向にのびるように縦長形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の静電容量式液面レベルセンサ。
  7. 前記検出電極および前記ガード電極はいずれも、導電性を有する透明電極からなり、
    前記検出電極および前記ガード電極のうちの一方または両方の電極の表面には、前記透明電極の電極材料よりも高い導電性を有する塗料あるいは金属箔からなり、前記容器内の液面位置を示す目盛部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の静電容量式液面レベルセンサ。
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