JP3444180B2 - 座標検出装置及びその計測方法 - Google Patents

座標検出装置及びその計測方法

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JP3444180B2
JP3444180B2 JP06404998A JP6404998A JP3444180B2 JP 3444180 B2 JP3444180 B2 JP 3444180B2 JP 06404998 A JP06404998 A JP 06404998A JP 6404998 A JP6404998 A JP 6404998A JP 3444180 B2 JP3444180 B2 JP 3444180B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電容量結合型座標検
出装置に関し、特に2次元に均一な面抵抗を有する抵抗
体の周辺に低抵抗の電極を密着配設したタブレットを使
用するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている本技術分野の座標検出
装置の例として、特開昭47−36923号公報及び特
開平5−324164号公報等が知られている。これら
はタブレットからペンへ電気信号を伝えるものである。
また、ペンの代わりに操作者の指で座標指示する例とし
て、特公平1−19176号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のタブレット
からペンへ電気信号を伝えるものは、特開平8−632
74号公報で説明されている様にタブレットを電気駆動
するための電流が多く、消費電力が多かった。また指で
座標指示するものは、他方の手(通常は左手)をタブレ
ット上へ置いて紙等を押さえながらの右手での座標指示
は、原理上不可能だった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は如上の課題に鑑
みなされたもので、AC電気信号を発信するコード付信
号ペンで座標指示する静電容量結合型の座標検出装置で
あって、AC信号発生器と、該AC信号発生器の電気出
力を先端のスタイラス導体から発信する前記コード付信
号ペンと、該信号ペンからのAC電気信号を受信する、
2次元に均一な面抵抗を有する抵抗体及び該抵抗体の周
辺に低抵抗の電極を密着配設したタブレットと、該タブ
レットの4隅から出力するAC信号を入力する4個の電
流/電圧コンバータと、アナログマルチプレクサと、前
記AC信号の周波数成分のみ通すバンドパスフィルタ
と、AC振幅をDC電圧にするAC/DCコンバータ
と、A/Dコンバータと、マイクロコンピュータとから
成り、前記信号ペンのシールド導体筒が本装置の回路グ
ランドに電気的に接続され、且つ操作者人体にもシール
ド効果を持たせるための1.5mm以下の肉厚の絶縁カ
バーで被われている座標検出装置を提案するものであ
る。
【0005】
【作用】タブレットの周囲の低抵抗電極を電気信号で駆
動するのは多くの電流消費を伴うが、逆にペンを電気信
号で駆動するのは高インピーダンスのため高電圧駆動で
も電流消費は少ない。またタブレットへの混入ノイズに
関しては、本装置の回路グランドに接続された信号ペン
のシールド導体筒を操作者が手で持つ(握る)時、信号
ペンのシールド導体筒を被う絶縁カバーが薄い程、手と
シールド導体筒間の静電容量が多くなり、操作者のシー
ルド効果が多くなり、周囲からの誘導ノイズを操作者が
受けにくくなり、タブレットへのノイズ混入が少なくな
り、従って本装置内の信号のS/N比が向上する。更
に、A/D値をn回(nは正の整数)加算しただけで、
デジタル的にS/N比が√n倍に向上する。この時に階
段状三角波を被計測アナログ電圧に重畳してやると、リ
ニアリティはほぼ変化しないがA/Dの分解能までも等
価的に向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】ペンからAC電気信号を発信しタ
ブレットで受信する座標検出装置であり、受信エリアが
広いため周囲のノイズが混入し易いが、後述の各改善に
より信号のS/N比を向上させ、省電力化してもデメリ
ットのない座標検出装置としたものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の詳細を添付図を参照して説明す
る。図1は本装置の構成概要図である。座標検出を行う
場合、座標指示用信号ペン4の先端がタブレット(座標
盤)9の面上にある時、タブレット9の面上における信
号ペン4の先端の座標を検出する。
【0008】AC信号発生器11が本実施例の場合、4
60kHz、10VrmsのAC信号(正弦波)を発生す
る。その出力はシールドコード10を介して信号ペン4
の先端スタイラス導体21に印加される(図2参照)。
図2は信号ペン4の先部縦断面図である。ここでAC信
号発生器11の出力部はLC共振回路としており(図示
せず)、シールドコード10の容量をその共振コンデン
サの一部としている為、シールドコード10は信号ロス
の要因にはほとんどならない。また、シールドコード1
0の外側シールド導体は本装置の回路グランド及び信号
ペン4のシールド導体筒24に電気的に接続されてお
り、従ってAC信号発生器11の信号はスタイラス導体
21のそのまた先端部だけから発信される。
【0009】AC信号発生器11は信号ペン4の内部に
組込むことも出来て、設計はその方が容易である。その
場合はAC信号として、任意のデューティ比の連続パル
スを使用することも可能である。スタイラス導体21
は、シールド導体筒24の外に突出している部分が絶縁
被覆22で被われている。その理由は、操作者3等の人
体が直接にスタイラス導体21及びその電気振動(10
Vrms)に触れない様にしていることと、タブレット9
の面上をなめらかに移動できる様な材料を選定してい
る。参照符号23はスタイラス導体21からの引出し線
である。
【0010】次にタブレット9の構造について説明す
る。通常は透明なガラス、樹脂、または不透明な絶縁基
板(図示せず)の面上に、2次元に(どの方向にも)均
一に分布した抵抗体1(膜状)を塗布、蒸着等により形
成する。抵抗体1の材料は透明を必要とする場合はIT
O(インジウム・ティン・オキサイド)膜、NESA
(酸化錫)膜等であり、不透明なものはカーボン膜等で
ある。その外周部に、抵抗体1の面抵抗よりもかなり小
さな面抵抗のストライプ状電極2を密着配設する。この
ストライプ状電極2の形状は各種のもの(しかし電気信
号をタブレットから発信する例)が提案されているが、
本実施例では単純な直線状としている。このストライプ
状電極2の4隅は引出し線が接続されて、4個の低入力
インピーダンス電流/電圧コンバータ12のそれぞれの
入力端子に接続されている。尚抵抗体1及びストライプ
状電極2の上面も実際は絶縁シート、ガラス板等で被わ
れており、操作者3その他が導電部分に直接触れない様
にしてある。
【0011】図1に示す様に、スタイラス導体21が抵
抗体1の面上で互いに近くにある時、これら両者間に静
電容量(結合容量)7が0.5pF乃至数pF程度存在
する。1pFの場合に、460kHzに対するインピー
ダンスは約350kΩであり、従ってAC信号発生器1
1の負荷は非常に軽く、信号ペン4をAC駆動する為の
AC信号発生器11の電力消費は、DC5V電源時に4
mAという省電力である。この場合信号ペン4からタブ
レット9へ結合容量7(1pFの時)を介して流れる信
号電流は約30μArmsである。
【0012】抵抗体1は均一な抵抗値の分布をしている
為、スタイラス導体21に近い辺のストライプ状電極2
に、より多くの信号電流が流れる。従って低入力インピ
ーダンスの電流/電圧コンバータ12の各入力電流値か
ら、信号ペン4の先端のスタイラス導体21のタブレッ
ト9上の座標を検出することができる。
【0013】各電流/電圧コンバータの出力は図1に示
す様にアナログマルチプレクサ13に印加され、時分割
で各信号レベルが計測される。バンドパスフィルタ14
は信号周波数のみ通過し他のノイズと不要な高調波成分
等を阻止する。従ってここでも信号のS/N比は向上す
る。AC信号のままでは計測しにくいのでAC/DCコ
ンバータ15がDC電圧に変換する。これは一種のAM
検波器である。このDC化された信号レベルをA/Dコ
ンバータ16が数値化し、マイクロコンピュータ17が
座標値を算出し、補正を加えて検出座標値として出力す
る。
【0014】実際の操作時に於いて、操作者3は図1に
示す様に左手6をタブレット9上に置いて紙その他を押
さえて操作する場合が多い。この場合手6とタブレット
9の抵抗体1の間に浮遊容量8が生じ、操作者3の人体
が受ける周囲からの誘導ノイズ成分が、この浮遊容量8
を介して抵抗体1に伝わり信号のS/N比を悪化させ、
検出座標の精度を悪化させ、また検出ジッタを多くす
る。信号周波数に近い周波数のノイズ成分はバンドパス
フィルタ14でも取り切れない。
【0015】ここで、信号ペン4のシールド導体筒24
が、装置の回路グランドに接続されていることに着目し
た。シールド導体筒24を被っている絶縁カバー25を
外して、操作者が直接シールド導体筒24に触れる様に
してみた所、大幅なノイズの減少を確認した。また絶縁
カバー25の肉厚を薄くしてノイズ減少の度合い(S/
N比の向上)を実測したグラフを図3に示す。ここでの
基準S/N値は絶縁カバー25の肉厚を5mmとした時
のものである。0mmの肉厚の点は絶縁カバー25がな
い時のものである。信号ペン4の手の握り方によって当
然差は生じるが、普通に持った時のS/N比向上を図3
に示した。これから判るように、明らかに絶縁カバー2
5の肉厚が1.5mm以下の時にS/N比の向上が認め
られる。
【0016】これは、操作者3の右手5と、信号ペン4
のシールド導体筒24との間の静電容量の増加によるイ
ンピーダンスの低下により、操作者3の人体のシールド
効果の増大によるノイズ減少である。また、この事実は
人体への誘導ノイズソースのインピーダンスもかなり大
きな値であることをも意味するものである。本実施例で
はこの結果を踏まえて絶縁カバー25の肉厚を0.5m
mとし、約15dBのS/N比の向上を得ている。本装
置及びホスト装置を電池電源で動作させる場合は、絶縁
カバー25はなくても良く、その場合は約27dBのS
/N比向上がある。絶縁カバー25の肉厚を0.5mm
としたことで、操作者3の左手6をタブレット9上に置
いた時でも普通の事務所の環境で実用可能の座標検出精
度を得た。
【0017】更にシビアなノイズ環境での座標入力精度
の確保の為、以下に述べる改善も行った。一般的に言っ
てn回(nは正の整数)のサンプルを取りそれを平均化
するとS/N比は√n倍に改善される。本装置の場合タ
ブレット9の4隅から流れる電流の比から座標を算出す
る為、平均化する必要はなく、それぞれのn回のA/D
値の和の値からマイクロコンピュータ17がデジタル値
で座標計算すると、その結果はノイズの影響が1/√n
に減少したものになる。この効果と同時にA/Dコンバ
ータ16の分解能の向上も得ている。
【0018】図4は高分解能化したA/Dコンバータの
回路構成図である。容易な理解の為抵抗等の数値も入れ
た。AC/DCコンバータ15の出力インピーダンスは
大変小さいので零と見なしてよい。また、ここの10ビ
ットADC43(アナログ/デジタル変換器)の入力イ
ンピーダンスは大変大きいので、その入力電流は無視し
てよい。
【0019】抵抗45〜48とマイクロコンピュータ1
7の4ビットデジタル出力とで電流出力型の4ビットD
/Aを構成している。この目的のためにはマイクロコン
ピュータ17はCMOS型がよい。従って抵抗44の右
端へ16段階の電流(正及び負を含む)を印加する。故
に抵抗44は16段階(約20mV振幅)の電位差を生
じ、これがAC/DCコンバータ15の出力電圧に重畳
する。この電圧変化(10ビットADC43の入力)の
様子を図5に示す。始めの16段階は上昇のスロープで
あり、後の16段階は下降のスロープとし、上昇時と下
降時の微妙な特性差を吸収させている。
【0020】この階段状三角波の振幅は本装置では10
ビットADC43の約4LSB分に設定している。2L
SB分に設定しても可能であるがリニアリティはあまり
期待できないものとなる。その理由は一般にA/Dコン
バータは最下位ビットはさほど信用できないためである
(図5では各1LSB分を理想的な等間隔で示した)。
図5に示す階段状三角波電圧の各段に於いてA/D変換
を行い計32回A/D変換し、そのデジタル出力を加算
し、その15ビットデータを1サンプルのデータとして
いる。しかし信頼できるのは、この構成に於いて、上位
約13ビットである。座標計算は15ビットデータのま
まで行い、最終的な座標値で0.1mm以下を丸めて出
力している。
【0021】以上の説明の通り、使用しているのは10
ビットADC43であるが約13ビットの分解能を得て
いる。A3サイズのタブレット9の場合でも、0.1m
mの分解能は12.1ビットに相当するのでこれでちょ
うどよい。コンデンサ42はマイクロコンピュータ17
のデジタル出力が変化したときの電圧ショックを吸収す
るためと、AC/DCコンバータ15の出力に含まれる
ノイズの除去効果を少し持たせている。
【0022】参照符号41の枠で示した簡単なもので
(マイクロコンピュータ17も利用して)高分解能A/
Dコンバータとしている。と同時に前記のS/N比向上
効果も15dBを得た。この方式で総合的に180ポイ
ント座標検出/秒のスピードを得ている。
【0023】ここで1つ注意すべきことがある。分解能
は向上しているが、リニアリティは10ビットADC4
3のままである。従ってA3サイズ相当のタブレット9
の場合、任意の位置で分解能0.1mmを得ているが、
位置により絶対確度は0.4mm程度ズレる可能性があ
るが、ペンで座標指示する座標検出装置に於いて、これ
は許容される範囲である。従って、上記の高分解能化の
方法は一般的に何にでも応用できるわけではなく、しか
し本装置のようなタブレットの計測用引出し線数の少な
い座標検出装置に於いては非常に有効な方法であること
が判った。つまりこの高分解能化の方法は、本装置と電
気信号の伝達の向きが逆(タブレットから信号を送出す
る)の場合でも非常に有効に利用できる。
【0024】次に検出座標の直線性とAC信号での駆動
電流について説明する。本実施例の抵抗体1の面抵抗は
1kΩ/□でストライプ状電極2の各辺の両端間の抵抗
値を350Ωとした。この時の実測によるX方向検出等
座標線を図6に、Y方向検出等座標線を図7に示す。こ
れが検出座標の直線性である。マイクロコンピュータ1
7はこれを補正して直線化して座標出力している。
【0025】もしこの同じタブレット9を従来のように
信号送出側にして使用すると、約150Ωを駆動するこ
とになり5Vで25mAの駆動用電力消費となった。ス
トライプ状電極2の抵抗値をもっと大きくすれば25m
Aよりも少なく出来るが、図6、7に示すように座標歪
が更に大きくなり許容できなくなる。従って従来通りに
ペンで信号を受ける場合は5Vで25mAより少ない信
号駆動消費電力とすることは無理である。
【0026】
【発明の効果】信号駆動の為の消費電流を従来は25m
A必要だったものを操作性その他を犠牲にすることなく
4mAに省電力化できた。またA/D変換部分は低コス
ト化と同時にS/N比の向上があり座標検出の精度も向
上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本装置の構成概要図
【図2】 信号ペンの先部縦断面図
【図3】 信号ペンの絶縁カバーの肉厚を変えた時のS
/N比向上のグラフ
【図4】 高分解能A/Dコンバータの構成図
【図5】 10ビットADCへの入力波形
【図6】 X方向検出等座標線
【図7】 Y方向検出等座標線
【符号の説明】
1 2次元に均一な抵抗体 2 低抵抗のストライプ状電極 3 操作者 4 信号ペン 5 操作者の右手 6 操作者の左手 7 信号ペン4の先端スタイラス導体と抵抗体1間の
結合容量 8 左手6と抵抗体1間の浮遊容量 9 タブレット 10 シールドコード 11 AC信号発生器 12 低入力インピーダンスの電流/電圧コンバータ 13 アナログマルチプレクサ 14 バンドパスフィルタ 15 AC/DCコンバータ 16 A/Dコンバータ 17 マイクロコンピュータ 21 スタイラス導体 22 絶縁被覆 23 引出し線 24 シールド導体筒 25 絶縁カバー 41 高分解能A/Dコンバータ 42 コンデンサ 43 10ビットADC(アナログ/デジタル変換
器) 44 抵抗 45 抵抗 46 抵抗 47 抵抗 48 抵抗

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AC電気信号を発信するコード付信号ペン
    で座標指示する静電容量結合型の座標検出装置であっ
    て、AC信号発生器と、該AC信号発生器の電気出力を
    先端のスタイラス導体から発信する前記コード付信号ペ
    ンと、該信号ペンからのAC電気信号を受信する、2次
    元に均一な面抵抗を有する抵抗体及び該抵抗体の周辺に
    低抵抗の電極を密着配設したタブレットと、該タブレッ
    トの4隅から出力するAC信号を入力する4個の電流/
    電圧コンバータと、アナログマルチプレクサと、前記A
    C信号の周波数成分のみ通すバンドパスフィルタと、A
    C振幅をDC電圧にするAC/DCコンバータと、A/
    Dコンバータと、マイクロコンピュータとから成り、前
    記信号ペンのシールド導体筒が本装置の回路グランドに
    電気的に接続され、且つ操作者人体にもシールド効果を
    持たせるための1.5mm以下の肉厚の絶縁カバーで被
    われていることを特徴とする座標検出装置。
  2. 【請求項2】AC電気信号を発信するコード付信号ペン
    で座標指示する静電容量結合型の座標検出装置であっ
    て、AC信号発生器と、該AC信号発生器の電気出力を
    先端のスタイラス導体から発信する前記コード付信号ペ
    ンと、該信号ペンからのAC電気信号を受信する、該2
    次元に均一な面抵抗を有する抵抗体及び該抵抗体の周辺
    に低抵抗の電極を密着配設したタブレットと、該タブレ
    ットの4隅から出力するAC信号を入力する4個の電流
    /電圧コンバータと、アナログマルチプレクサと、前記
    AC信号の周波数成分のみ通すバンドパスフィルタと、
    AC振幅をDC電圧にするAC/DCコンバータと、A
    /Dコンバータと、マイクロコンピュータとから成り、
    前記信号ペンのシールド導体筒が本装置の回路グランド
    に電気的に接続され、且つ操作者人体にもシールド効果
    を持たせるために絶縁カバーで被われていないことを特
    徴とする座標検出装置。
  3. 【請求項3】AC電気信号を発信または受信する、2次
    元に均一な面抵抗を有する抵抗体の周辺に低抵抗の電極
    を密着配設したタブレットを使用する、静電容量結合型
    座標検出装置に於ける電圧計測方法であって、被計測電
    圧に、アナログ/デジタル変換器の2LSB以上の振幅
    の階段状三角波を重畳させる段階と、前記階段状三角波
    の各段に於ける前記アナログ/デジタル変換器の出力を
    加算する段階とを有することを特徴とする電圧計測方
    法。
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