JP5597418B2 - 基板実装用コネクタ - Google Patents

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本発明は、プリント回路基板などの基板表面に実装する基板実装用コネクタに係り、さらに詳しくは実装基板やコネクタハウジングに反り或いは捩れがあっても、このハウジングに装着された複数本のコンタクト端子を実装基板表面の電極に確実に接触させて良好な電気的接続ができる、いわゆるコプラナリティフリー(coplanarity free)の基板実装用コネクタに関するものである。
基板実装用コネクタには、様々なタイプのものが開発・製品化されている。例えば、下記特許文献1に開示された基板実装用コネクタは、内部に複数本のコンタクト端子が装着されたプラグと、これらのコンタクト端子と電気的接続される複数本のコンタクト端子が内部に装着されて、前記プラグの嵌合されるリセプタクルとを備えたものである。そして、リセプタクルがプリント回路基板などの基板表面に実装できる構造となっている。
また、下記特許文献2に開示された基板実装用コネクタは、前記プラグに代えて、直接フレキシブルプリント回路基板(Flexible Printed Circuit;以下、FPCという)を接続できるようにしたFPC用コネクタである。
以下、図9及び図10を参照して、この特許文献2のFPC用コネクタを説明する。なお、図9は、この特許文献2に開示されたFPC用コネクタの縦断面図であって、図9(A)は第1コンタクト端子近傍における縦断面図、図9(B)は第2コンタクト端子近傍における縦断面図である。
FPC用コネクタ5cnは、図9に示すように、FPC(図示せず)が挿入される凹部54が形成された略直方体形状のハウジング50と、このハウジング50の凹部54を開閉可能に覆う略矩形板状のカバーハウジング53とを備えている。ハウジング50は、内部に交互に並設配置される複数枚の第1コンタクト端子51及び第2コンタクト端子52を備えている。第1コンタクト端子51は、図9(A)に示すように、先端側が互いに向かい合って延びる一対の第1アーム51a及び第2アーム51bと、第1アーム51a及び第2アーム51bの基端側同士を連結する水平脚51cとを有している。第1コンタクト端子51は、凹部54の反対側からハウジング50に圧入されている。第1アーム51aの先端部には、凹部54の底面から突出してFPCと弾性接触する第1接点51sが設けられている。第2アーム51bの先端部は、カバーハウジング53のカム軸53cで付勢されている。
また、第2コンタクト端子52は、図9(B)に示すように、先端が互いに向かい合って延びる第1アーム52a及び第2アーム52bと、第1アーム52a及び第2アーム52bの基端同士を連結する水平脚52cとを有している。第2コンタクト端子52は、凹部54の開口側からハウジング50に圧入されている。第1アーム52aの中間部には、凹部54の底面から突出してFPCと弾性接触する第2接点52sが設けられている。第2アーム52bの先端部は、カバーハウジング53の開閉軸53sを付勢している。
第1コンタクト端子51は、その水平脚51cの先端側に形成されるリード部51dの板厚面がプリント基板P上のランドにハンダ接合され、また、第2コンタクト端子52は、その第1アーム52aの先端側に形成されるリード部52dの板厚面がプリント基板P上のランドにハンダ接合されている。
特開2001−35603号公報(段落〔0020〕、図1) 特開2002−329536号公報(段落〔0010〕〜〔0012〕、図3、図4) 特開2007−95479号公報((段落〔0044〕〜〔0049〕、図1、図2)
しかしながら、このような基板実装用コネクタは、ハウジング50の両翼が上向きに反り湾曲し或いはハウジング50の両翼が下向きに反り湾曲することがある(図10(A)、(B)参照)。また、ハウジング50の片翼が反り部分的に湾曲し、さらに反りの他に捩れが発生することがある。
これらの反りや捩れの原因は、その一つがハウジングを成型加工した時の残留応力に起因していることがある。一般にハウジングはプラスチックモールド品であり部位毎の熱歪にバラツキが生じ、このバラツキが原因となっている。また、他の原因は、複数枚の板状コンタクト端子をハウジングに圧入したときの歪に起因している。例えば、複数枚の板状コンタクト端子は、板厚にバラツキがあり、一方、板状コンタクト端子が圧入される溝側にもバラツキがあって、これらのバラツキが累積してハウジングが湾曲することがある。さらに、コネクタを基板表面に実装する際に、コネクタのコンタクト端子が基板表面の電極に半田接続されるが、このとき半田溶着の熱がコネクタハウジングに伝わり反りや捩れが発生することがある。
このような反りや捩れが生じた基板実装用コネクタは、複数のリード部のハンダ接合面が平坦でなく、長期に亘るハンダ接合強度に信頼性を確保できないものとなる。実際の現場では、複数のリード部におけるハンダ接合面の高低差が最大でも0.1mm程度であり、この程度の高低差はプリント基板上のランドのハンダ膜を厚くすることにより吸収できる。しかしながら、近年、プリント回路基板上のハンダ膜は薄膜化の傾向にあることから、複数のリード部のハンダ接合面が平坦でないコネクタに対して、リード部の半田接合強度に悪影響を与えない対策が求められている。勿論、プリント回路基板も反りや浮き上がりが発生することがある。
したがって、この種の基板実装用コネクタは、プリント回路基板の反りや浮き上がり及びハウジングの反りや捩れに起因するリード部のハンダ接合面における不整列がプリント基板上での実装不良を招く恐れがある。この課題に対して、これまではハウジングの成型形状や成型樹脂のグレード及び成型条件を吟味することにより対策が打たれて来ている。
しかしながら、これらの対策は製品性能の一部を犠牲にすることにもなり試行錯誤の要素が強い側面もあった。そこで、この課題を解決できるように改良したコネクタが、例えば上記特許文献3で提案されている。このコネクタは、コンタクト端子に新たに保持アームを設け、この保持アームの先端部をハウジングに揺動自在に保持したものとなっている。このコネクタによれば、ハウジングの反りや捩れによる製作誤差が吸収されて複数のリード部のハンダ接合部が平坦に整列されるので、リード部のハンダ接合強度への影響が軽減される。しかしながら、このコネクタは、保持アームの先端を揺動の中心としハウジングを揺動可能にしているので、保持アームのスペース確保が必須となり、その結果、コネクタが背高及び大型になる。また、コンタクト端子及びハウジングの構造も複雑になるので、その作製が面倒になるなどの課題が内在している。
そこで、本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、
本発明の目的は、実装基板やコネクタハウジングに反り或いは捩れがあっても、このハウジングに装着された複数本のコンタクト端子を実装基板表面の電極に確実に接触させて良好な電気的接続ができる、いわゆるコプラナリティフリーの基板実装用コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の基板実装用コネクタは、一端に相手方コネクタ等の導体と接触接続される所定長さの接点部及び他端に回路基板上の電極に接続される接続部を有する所定長さの端子部並びに前記接点部と前記端子部との間にあってハウジングに揺動自在に支持される所定長さの揺動支持部とを有する良導電性のコンタクト端子と、前記コンタクト端子複数本が所定の間隔をあけて併設装着される複数本の装着孔が端子装着壁を貫通して設けられた電気絶縁性のコネクタハウジングとを備え、前記コネクタハウジングが回路基板表面に載置固定される基板実装用コネクタにおいて、
前記装着孔は、前記コンタクト端子の併設装着方向と直交する方向にあって、且つ前記直交方向と直交する上下方向に前記コンタクト端子が揺動自在な大きさの遊嵌孔で形成されて、前記装着孔に前記コンタクト端子が挿通されて、
前記コンタクト端子は、前記揺動支持部を支点にして前記装着孔に揺動自在に支持され
前記コンタクト端子の重心が前記端子部側に位置し、前記コンタクト端子の前記接点部が上方に持ち上がり、前記端子部が下方へ降下した状態で支持されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板実装用コネクタにおいて、前記端子装着壁は、所定の肉厚を有し、前記装着孔が前記肉厚の端子装着壁を貫通して形成されて、前記コンタクト端子の揺動支持部は前記端子装着壁を貫通する装着孔の長さと略同じか長い長さに形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の基板実装用コネクタにおいて、前記コンタクト端子は、前記接点部の長さをL1、前記揺動支持部の長さをL2及び前記端子部の長さをL3として、これらの長さの関係がL2<L1<L3になっていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の基板実装用コネクタにおいて、前記コンタクト端子の端子部は、前記揺動支持部の後方端部を所定の角度に折曲した折曲部と、前記折曲部の後方端部を後方へ前記揺動支持部と略平行に折曲した接続部とで形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の基板実装用コネクタにおいて、前記コンタクト端子は、前記揺動支持部の長手方向の両端に前記端子装着壁面に係止される係止部が設けてあることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の基板実装用コネクタにおいて、前記コンタクト端子は、所定の肉厚、幅長及び長さの細条片で形成されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の基板実装用コネクタにおいて、前記コネクタハウジングは、端子装着壁の後方に所定長さの端子支持板部が延設されて、前記端子支持板部に前記コンタクト端子の端子部が遊嵌収容される収容溝が前記装着孔に連通して形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数本のコンタクト端子は、コネクタハウジング内にコンタクト端子のそれぞれの揺動支持部が所定の間隔をあけてコネクタハウジングの装着孔に遊嵌されて、それぞれの端子部が揺動支持部を支点に揺動自在に装着されているので、プリント回路基板などの基板表面への実装の際に、実装基板表面の反りや浮き上がり及びコネクタハウジングの反りや捩れがあっても表面実装の不良、すなわち、コンタクト端子の基板接続部の半田不良を無くすることができる。より具体的には、複数本のコンタクト端子を収容したコネクタハウジングに反りや捩れがあって、それぞれのコンタクト端子の端子部が不整列、すなわち端子部が同一面上に整列されていなくても、これらの不整列は基板表面への実装の際に、自動的に矯正されて所定の平衡度を保って確実に回路基板上の電極と電気接続させることができる。また、この基板実装用コネクタは、自動的にコンタクト端子の平衡度が保持され、すなわち、コプラナリティフリーになるので、生産不良率を大幅に改善できる。さらにコネクタの背低化も可能になる。
また、請求項2の発明によれば、装着孔は、肉厚にした端子装着壁に形成され、コンタクト端子の揺動支持部が端子装着壁を貫通する装着孔の長さと略同じか長い長さに形成されて、揺動支持部を所定長さにしたのでコンタクト端子の支持が安定になる。
また、請求項3の発明によれば、コンタクト端子は、接点部の長さL1、揺動支持部の長さL2及び端子部の長さL3の関係がL2<L1<L3になっているので、コネクタハウジングに装着されたときに、揺動支持部を支点にして、コンタクト端子の自重を利用して接点部が上方へ端子部が下方へ揺動し、プリント回路基板などの基板表面への実装が確実になる。なお、このコンタクト端子は、従来技術のように保持アームを必要としないので、構造が簡単になるとともに、このコンタクト端子を収容するコネクタハウジングの高さを低減でき、その結果、コネクタを背低化できる。
また、請求項4の発明によれば、コンタクト端子の端子部の一部を折曲したので、実装基板との接地が容易になる。
また、請求項5の発明によれば、コンタクト端子の揺動支持部に係止部が設けられているので、装着孔から抜け止めがされており、コネクタハウジングへの安定した装着が可能となる。
また、請求項6の発明によれば、コンタクト端子は、所定の肉厚、幅長及び長さの細条片で形成されているので、板状体の打ち抜き折曲加工により簡単に作成できる。
また、請求項7の発明によれば、複数本のコンタクト端子は、端子支持板部の収容溝に収容されるので、コンタクト端子の回転、横振れ、浮き上がりなどを防止できて、プリント回路基板などの基板表面への実装を確実なものとなる。
図1は本発明の実施形態1に係る基板実装用コネクタの斜視図である。 図2は図1の基板実装用コネクタの分解斜視図である。 図3は図2の基板実装用コネクタを背面側からみた斜視図である。 図4はコンタクト端子を示し、図4Aはコンタクト端子の斜視図、図4Bはコンタクト端子の側面図、図4Cはコンタクト端子の平面図である。 図5Aは図1の基板実装用コネクタの正面図、図5Bは図5AのVB−VB線の断面図である。 図6は図5Bの一部拡大断面図である。 図7Aは図5Aの基板実装用コネクタのVIIA−VIIA線の断面図であり、図7Bは図7Aのコンタクト端子の揺動後の状態を示す断面図である。 図8Aは実施形態2に係る基板実装用コネクタの図5Bに対応する断面図であり、図8Bは実施形態2に係る基板実装用コネクタの図7Aに対応する断面図である。 図9は従来技術の基板実装用コネクタの断面図である。 図10は従来技術の基板実装用コネクタのコネクタハウジングの概略斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための基板実装用コネクタを例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態1]
図1〜図3を参照して、本発明の実施形態1に係る基板実装用コネクタの概要を説明する。なお、図1は本発明の実施形態1に係る基板実装用コネクタの斜視図、図2は図1の基板実装用コネクタの分解斜視図、図3は図2の基板実装用コネクタを背面側からみた斜視図である。
本発明の実施形態1に係る基板実装用コネクタ(以下、コネクタという)1は、図1、図2に示すように、図示を省略した相手方コネクタに装着された複数本のコンタクト端子とそれぞれ接触されて電気的に接続される複数本のコンタクト端子5と、これらのコンタクト端子5が収容されて相手方コネクタと嵌合結合されるコネクタハウジング(以下、ハウジングという)2と、このハウジング2に装着されて該ハウジング2を回路基板の表面に固定する固定部材7とを備えている。相手方コネクタは、複数本のコンタクト端子が装着された雄型コネクタであるが、この雄型コネクタに限定されず、他のコネクタ及びFPCなどを直接接続するようにしたものでもよい。この場合は、それらのコネクタなどによって、ハウジングの形状が変更される
ハウジング2は、図1〜図3に示すように、相手方コネクタが差込まれるコネクタ結合部2Aと、このコネクタ結合部の後方にあってコンタクト端子5が所定の間隔で位置決め支持される端子支持部2Bとに区分された扁平な箱状体からなり、電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。コネクタ結合部2Aは、所定の面積を有する矩形状の底板部2aと、この底板部2aの外周囲から低い所定高さ立設した前後及び左右の側板部2b〜2eと、これらの前後及び左右の側板部の頂部にあってこれらを繋ぎ底板部2aと対向する矩形状の天井板部2fとを有し、内部に所定大きさの空間3を設けた扁平な箱状体で形成されている。空間3は、底板部2a、天井板部2f、左右の側板部2d、2e及び後板部2cの各内壁面で囲まれて、前板部2bに差込み口3aが形成されて、相手方コネクタの一部が差込まれる大きさになっている。左右の側板部2d、2eには、固定部材7が差込み固定される一対の突起耳片2d、2eが形成されている。これらの突起耳片2d、2eは、対向する箇所に固定部材7の両端縁が差込まれる差込溝が形成されている。
端子支持部2Bは、図2、図3に示すように、コネクタ結合部2Aの後板部2cと、左右の側板部2d、2eが所定長さ延設された延長側板部2d'、2e'と、両延長側板部2d'、2e'間に連結されると共に後板部2cに結合された板状の端子支持板部4とで形成されている。両延長側板部2d'、2e'は、左右の側板部2d、2eから延設された三角形状片で形成されている。これら延長側板部2d'、2e'の長さは、コンタクト端子5が装着されたときにコンタクト端子の一部が外方へ露出される長さになっている。端子支持板部4は、コネクタ結合部2Aの底板部2a側に位置する短長で所定肉厚の第1の端子支持板4aと、この第1の端子支持板4aと対向し天井板部2f側に位置する長尺で所定肉厚の第2の端子支持板4bとからなり、これら第1、第2の端子支持板4a、4bは後板部2cの壁面から外方へ略水平に延設された板状体となっている(図7参照)。第1の端子支持板4aは、図3に示すように、第2の端子支持板4bより短長な板状体からなり、コンタクト端子5(図4参照)の揺動支持部を支持する部分となり、第2の端子支持板4bは長尺な板状体からなり、コンタクト端子5の端子部が位置決め保持される。
後板部2c及び第1の端子支持板4aには、左右の側板部2d、2e側に向かって所定の間隔あけてこれらを貫通し、コンタクト端子5が挿通されて支持される複数本の装着孔6が一直線上に配列して形成されている(図5A、5B参照)。これらの装着孔6の間隔は、相手方コネクタのコンタクト端子の取付け位置によって決定されている。この実施形態1では、この間隔は等間隔となっている。これらの装着孔6は、図5Bに示すように、後板部2cを貫通する第1の貫通孔6aと、第1の端子支持板4aを貫通する第2の貫通孔6bからなり、これら第1、第2の貫通孔は、コンタクト端子5の揺動支持部5b(図4参照)が貫通孔内で上下方向、すなわち、底板部2a及び天井板部2f方向へ揺動自在に支持される大きさに形成されている。すなわち、装着孔6は、コンタクト端子5がその自重で上下方向へ移動できる大きさのクリアランスを設けた遊嵌孔となっている。なお、この遊嵌孔は、そのクリアランスを調整することにより、この遊嵌孔に装着されたコンタクト端子5の可動量を調節することが可能となる。
これらの第1、第2貫通孔6a、6bのうち、第1の貫通孔6aは後板部2cの内壁面に所定大きさの凹み穴6が形成されている。この凹み穴にはコンタクト端子5の係止部5b(図6参照)が係止される。また、第2の貫通孔6bは、端子部5cの板幅より若干幅広にし若干のクリアランスが生じるようにし、この端子部が挿通されるスリット4aが形成されている。このスリット4aは、それぞれの第1、第2の貫通孔6a、6bに対応して形成されている。これにより、第1の端子支持板4aはこれらのガイド溝で分断されて櫛刃状になる。
また、第2の端子支持板4bには、第2の端子支持板4bの各スリット4aと対向して、後板部2cから外方へ向かって複数本の凹み溝4bが形成されている。これらの凹み溝4bは、コンタクト端子5の端子部5cとの間に若干のクリアランスが生じる大きさにし、この凹み溝内に端子部5cが収容される。この端子支持板部4は、第1、第2の端子支持板4a、4bにスリット4a及び凹み溝4bが設けられて、これらの溝内にコンタクト端子5の端子部5cが収容されるので、コンタクト端子5の回転、横振れ、浮き上がりなどを防止できる。したがって、プリント回路基板などの実装基板表面への実装を確実なものとすることができる。これらの溝は、コンタクト端子5との間に若干のクリアランスが生じる大きさになっているので、コンタクト端子5の揺動に支障になることがない。
なお、この実施形態1では、端子支持板部4は、第1、第2の端子支持板4a、4bで構成し、これらを後板部2cの壁面から外方へ延設した一体の板体で形成したが、後板部と別体にして、結合手段によって連結できるようにしてもよい。また、一列に配列した装着孔を設けたが、上下2段或いはそれ以上にしてもよい。この場合、コンタクト端子及び端子支持板が段数の変更に伴って形状などがそれに合わせたものに変更される。
図4を参照して、コンタクト端子を説明する。なお、図4はコンタクト端子を示し、図4Aはコンタクト端子の斜視図、図4Bはコンタクト端子の側面図、図4Cはコンタクト端子の平面図である。
コンタクト端子5は、一端に相手方コネクタのコンタクト端子に差込み接続される所定長さLの接点部5aと、この接点部から後方へ所定長さL延設されてハウジングに支持される揺動支持部5bと、この揺動支持部から後方へL延設されて配線基板の電極に半田接続される接続部5c を有する端子部5cとを備え、全体の長さL、所定の幅長及び肉厚を有する良導電性の細条片からなり、良導電性の板状体の打ち抜き・折曲加工によって形成されている。接点部5aは、図示を省略した相手方コネクタの雌型コンタクト端子へ差込みできるように先を尖らせて槍状に形成されている。
この接点部5aの長さLは、相手方コネクタの雌型コンタクト端子の差込み長さによって決定される。揺動支持部5bは、長手方向の中間部より接点部5a側に位置し、端子部5cの長さLが接点部5aの長さLより長くしてある。これらの長さL、L、Lは、L<L<Lの関係にし、重心が最も長いLの端子部5c側に位置するようにしてある。すなわち、これにより、端子部5c側の重さが接点部5a側より重くなり、揺動支持部5bを支点にすると、接点部5aが上方へ持ち上がり端子部5cが下方へ下降する。揺動支持部5bの長さLは、ハウジング2の装着孔6の長さより若干長くなっている。この揺動支持部5bは、長手方向の両端にそれぞれ係止部が形成されている。これらの係止部は、接点部側の第1の係止部5bと、端子部側の第2の係止部5bとからなり、第1、第2の係止部5b、5bによってコンタクト端子5の揺動支持部の抜け止めが可能となる。
コンタクト端子5は、揺動支持部5bが中間部より接点部5a側に位置するので、ハウジング2の装着孔6に挿入されたときに、コンタクト端子5は、端子部側が揺動支持部を支点にして、下方、すなわち、底板部2a側へ揺動した状態となる(図7A、図7B参照)。すなわち、このコンタクト端子5は、端子部5cが揺動支持部5bを支点にして尾振り状態となる。また、端子部5cは、接点部5aより長くして、揺動支持部5bの後方に所定長さ延長した延長部5cと、この延長部の後方が下方へ折曲された折曲部5cとからなり、折曲部の最後尾が配線基板の電極に半田接続される接続部5cとなっている。延長部5cの後端に、幅長の両端を若干膨らませた膨らみ突起5cを設けるのが好ましい。この膨らみ突起5cは、凹み溝4bの溝幅より、若干短くする。この膨らみ突起5cを設けることにより、コンタクト端子5を凹み溝4b内に安定した状態で保持できる(図5、図6参照)。この実施形態1では、コンタクト端子を板状体の打ち抜き・折曲加工した細条片で形成したが、他の形状、例えば棒状体などにしたものでもよい。
固定部材7は、図2に示すように、所定の長さの上下辺7a、7b及び左右辺7c、7dを有する矩形状の板状体からなり、所定肉厚の金属材で形成されている。左右辺7c、7dの幅は、ハウジング2の一対の突起耳片、例えば突起耳片2dの幅長となっており、これらの左右辺7c、7dが一対の突起耳片2dの差込溝に差込まれる。下辺7bには、切起し片7b、7bが形成されて、切起し片7bは、基板実装用コネクタを回路基板に載置固定する際に半田結合される。
図1〜図7を参照して、基板実装用コネクタの組立て及び実装基板への取付けを説明する。なお、図5Aは図1の基板実装用コネクタの正面図、図5Bは図5AのVB―VB線の断面図、図6は図5Aの一部拡大断面図、図7Aは図5Aの基板実装用コネクタのVIIA−VIIA線の断面図であり、図7Bは図7Aのコンタクト端子の揺動後の状態を示す断面図である。
複数本のコンタクト端子5をハウジング2のそれぞれの装着孔6に挿通して、各コンタクト端子5の揺動支持部5bを装着孔6内に支持させる。コンタクト端子5の装着は、まず、コンタクト端子5の接点部5aをハウジング2の後方側、すなわち、第2の端子支持板4bの凹み溝4bに沿わせて挿通し、第1の係止部5bを装着孔6内へ強制的に押し込む。この押し込みにより、第1の係止部5bが弾性変形、或いは装着孔の内壁面の変形により装着孔6内を通過し、この係止部5bが後板部2cの内壁面の凹み穴6内で復元して係止される。
一方、第2の係止部5bは、装着孔6の後端、すなわち、第1の端子支持板4aの端部に係止される。これにより、コンタクト端子5は、装着孔6内に抜け止めされる。他のコンタクト端子も同様の方法で、それぞれの装着孔に装着する。これらのコンタクト端子の装着により、複数本のコンタクト端子5は一列に配列されて、各コンタクト端子のそれぞれの揺動支持部5bがそれぞれの装着孔6内に支持される。これらの支持は、それぞれの揺動支持部5bがそれぞれの装着孔6内に遊嵌状態で支持されるので、各コンタクト端子5は、図7Aにその1本のコンタクト端子を示したように、揺動支持部5bを支点にして端子部5cが下方、すなわち、コネクタを載置固定する実装基板側へ揺動される。この揺動は、揺動支持部5bが接点部5a側へ寄った箇所に位置し、コンタクト端子5の重心が端子部5c側にあるので、この端子部5c側が下方へ揺動シフト移動して第2の端子支持板4bとの間に隙間Gが生じる。
したがって、複数本のコンタクト端子5は、それぞれの自重により個別に揺動シフトし得る状態になり、各端子部5cの最後尾の接続部5cが上下方向へ移動自在となる。その結果、複数本のコンタクト端子5は、それぞれの端子部5cの接続部5cが同一平面上に整列されていなくとも、ハウジング2を実装基板の表面に押付け接地することによって、各コンタクト端子5の接続部5cが上下動して、実装基板表面の各電極に確実に接触させることができる。実装基板表面への実装は、ハウジング2に固定部材7を取付けて固定する。接地された各接続部は電極と半田接続される。
この実施形態1の基板実装用コネクタによれば、以下の効果を奏することができる。
a.コンタクト端子は、ハウジングの装着孔に遊嵌状態で支持されるので、コンタクト端子は該装着孔内で揺動自在になる。このコンタクト端子の移動量は、装着孔の内径とコンタクト端子とのクリアランスを変えることにより調整が可能になる。
b.コンタクト端子は、端子部に重心が置かれるので、ハウジングに装着されたときに、端子部がその自重により自動的に実装基板側へ揺動シフトし、実装基板の表面へ接地される。すなわち、複数本のコンタクト端子は独立して動き実装基板の表面へ追従して接地される。その結果、コプラナリティのバラツキに起因した実装不良を無くすることができる。また、コンタクト端子に自由度があるため、実装基板の反りがあっても確実に接地できる。
c.複数本のコンタクト端子は、端子支持板の凹み溝が収容されるので、コンタクト端子の回転、横振れ、浮き上がりなどを防止できて、プリント回路基板などの基板表面への実装が確実なものとなる。
d.コプラナリティのバラツキが実装不良の起因となるケースが多いため、コプラナリティに対して、厳しい寸法管理が必要となり、製造、検査に大きな負担が掛かることになるが、この実施形態1の基板実装用コネクタによれば、このような課題を解消できる。
e.コプラナリティのバラツキだけでなく、ハウジングの熱膨張により端子が浮き上がってしまうことや、基板の反りも実装不良の原因となるが、これも実施形態1の基板実装用コネクタによれば解消することができる。
[実施形態2]
実施形態1の基板実装用コネクタは、実装基板に対して水平方向から相手方コネクタが接続される場合を説明したが、実施形態2の基板実装用コネクタは、実装基板に対して垂直方向から相手方コネクタが接続される、いわゆるトップ型の基板実装用コネクタについて説明する。なお、実施形態2の基板実装用コネクタは、実施形態1の基板実装用コネクタに比べてハウジングの形状の差込み口が上方を向いていること、及びコンタクト端子の形状が一部異なること以外は略同じなので、実施形態1の基板実装用コネクタと共通する構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、実施形態2のハウジング20は、実施形態1のハウジング2と同様にコネクタ結合部20Aと端子支持部20Bとに区分されている。コネクタ結合部20Aは、所定の面積を有する矩形状の底板部20a(本発明の「端子装着壁」に対応)と、この底板部20aの外周囲から所定高さ立設した前後及び左右の側板部20b〜20eと、これらの前後及び左右の側板部20b〜20eの頂部にあって、これらを繋ぎ、底板部20aと対向し、差込み口30aが形成された天井板部20fとを有し、内部に所定大きさの空間30を設けた箱状体で形成されている。空間30は、底板部20a、左右の側板部20d、20e及び前後板部20b、20cの各内壁面で囲まれており、天井板部20fに差込み口30aが形成されて、相手方コネクタの一部が差込まれる大きさになっている。前板部20bには、固定部材7が差込み固定される突起耳片20bが形成されている。
端子支持部20Bは、コネクタ結合部20Aの底板部20aと、左右の側板部20d、20eが所定長さ延設された延長側板部20d'、20e'と、両延長側板部20d'、20e'間に連結されると共に底板部20aから突出された板状の端子支持板部40とで形成されている。両延長側板部20d'、20e'は、左右の側板部20d、20eから延設された矩形状片で形成されている。端子支持板部40は、コネクタ結合部20Aの後板部20c側に位置する第1の端子支持板40aと、前板部20c側に位置する第2の端子支持板40bとからなり、底板部20aから下方へ垂直に延設された略同じ長さで所定肉厚の板状体となっている。第1、第2の端子支持板40a、40bは、図8Bに示すように、コンタクト端子50の揺動支持部50bを支持する部分となり、コンタクト端子50の端子部50cが位置決め保持される。
底板部20a及び第1の端子支持板40aには、左右の側板部2d、2e側に向かって所定の間隔をあけてこれらを貫通し、コンタクト端子50が挿通されて支持される複数本の装着孔6が一直線上に配列して形成されている(図8A参照)。なお、装着孔6の構成は実施形態1の装着孔6の構成と同様であるので説明は省略する。
実施形態2のコンタクト端子50は、実施形態1のコンタクト端子5と同様に、接点部5aと、この接点部5aから後方へ延設された揺動支持部5bと、この揺動支持部5bから後方へ延設された端子部50cとを備えている。しかし、実施形態2のコンタクト端子50の端子部50cは、実施形態1のコンタクト端子5の端子部5cと異なり、長くは形成されていない。また、端子部50cの構造は、揺動支持部50bの後方に所定長さ延長した延長部50cと、この延長部50cの後方が延長された方向から略直角に折曲された折曲部50cとからなるいわゆる「L字状」になっており、この折曲部50cが配線基板の電極に半田接続される部分となっている。なお、他の構成は実施形態1のコンタクト端子5と共通するので説明は省略する。
なお、固定部材7は実施形態1のものと同様のものであるが、実施形態2の場合、図8Bに示すように固定部材7を前板部20b側の一箇所に設けた例を示したが、これに限らず実施形態1のように2個あるいは複数個設けてもよい。
実施形態2の基板実装用コネクタの組立て及び実装基板への取付けにおいては、実施形態1と略同様であるので、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
実施形態1のコンタクト端子5は実装基板に対して水平に配置されているため、揺動支持部5bを支点として端子部5cが下がるようにするには、接点部5aに比べて端子部5cを重く、すなわち長く形成する必要があった。一方、実施形態2のコンタクト端子50は、トップ型の基板実装用コネクタ10であるため、コンタクト端子50が実装基板に対して垂直に装着されることとなり、コンタクト端子50の端子部50cは、接点部5aよりも長く形成する必要はない。しかし、コンタクト端子50を揺動支持部5bを支点として揺動させるためには、端子部50cの折曲部50cを実装基板に対し水平方向に延設させる必要がある。このように折曲部50cが延設されることによりコンタクト端子50自体の重心をずらし、折曲部50cの延設された部分を揺動させることができる。すなわち、図8Bにおいて端子部50cの折曲部50cが延設された方向を前としたとき、垂直に装着された「L字状」のコンタクト端子50を揺動支持部5bを支点として前後方向に揺動させることで、端子部50cの折曲部50cは、上下に揺動できるようになり基板実装用コネクタ10が載置固定される実装基板へ接地させることができる。
その結果、複数本のコンタクト端子50は、それぞれの端子部50cの折曲部50cが同一平面上に整列されていなくとも、ハウジング20を実装基板の表面に押付け接地することによって、各コンタクト端子50の折曲部50cを実装基板表面の各電極に確実に接触させることができる。
以上より、実施形態2の基板実装用コネクタによれば、トップ型の基板実装用コネクタにおいても、実施形態1の基板実装用コネクタと同様の効果を奏することができる。
1 基板実装用コネクタ
2 ハウジング
2A コネクタ結合部
2B 端子支持部
2a 底板部
2b 前板部
2c 後板部(端子装着壁)
2d 側板部
2e 側板部
2f 天井板部
2d'、2e' 延長側板部
2d、2e 突起耳片
3 空間
3a 差込み口
4 端子支持板部
4a スリット
4b 凹状溝
4a 第1の端子支持板
4b 第2の端子支持板
5 コンタクト端子
5a 接点部
5b 揺動支持部
5b、5b 係止部
5c 端子部
5c 延長部
5c 折曲部
5c 接続部
5c 突起
6 装着孔
6a、6b 貫通孔
7 固定部材
10 基板実装用コネクタ
20A コネクタ結合部
20B 端子支持部
20 ハウジング
20a 底板部(端子装着壁)
20b 前板部
20c 後板部
20d、20e 側板部
20f 天井板部
20b 突起耳片
20d' 延長側板部
20e' 延長側板部
30 空間
30a 差込み口

Claims (7)

  1. 一端に相手方コネクタ等の導体と接触接続される所定長さの接点部及び他端に回路基板上の電極に接続される接続部を有する所定長さの端子部並びに前記接点部と前記端子部との間にあってハウジングに揺動自在に支持される所定長さの揺動支持部とを有する良導電性のコンタクト端子と、前記コンタクト端子複数本が所定の間隔をあけて併設装着される複数本の装着孔が端子装着壁を貫通して設けられた電気絶縁性のコネクタハウジングとを備え、前記コネクタハウジングが回路基板表面に載置固定される基板実装用コネクタにおいて、
    前記装着孔は、前記コンタクト端子の併設装着方向と直交する方向にあって、且つ前記直交方向と直交する上下方向に前記コンタクト端子が揺動自在な大きさの遊嵌孔で形成されて、前記装着孔に前記コンタクト端子が挿通されて、
    前記コンタクト端子は、前記揺動支持部を支点にして前記装着孔に揺動自在に支持され
    前記コンタクト端子の重心が前記端子部側に位置し、前記コンタクト端子の前記接点部が上方に持ち上がり、前記端子部が下方へ降下した状態で支持されていることを特徴とする基板実装用コネクタ。
  2. 前記端子装着壁は、所定の肉厚を有し、前記装着孔が前記肉厚のコンタクト端子装着壁を貫通して形成されて、前記コンタクト端子の揺動支持部は前記端子装着壁を貫通する装着孔の長さと略同じか長い長さに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板実装用コネクタ。
  3. 前記コンタクト端子は、前記接点部の長さをL1、前記揺動支持部の長さをL2及び前記端子部の長さをL3として、これらの長さの関係がL2<L1<L3になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板実装用コネクタ。
  4. 前記コンタクト端子の端子部は、前記揺動支持部の後方端部を所定の角度に折曲した折曲部と、前記折曲部の後方端部を後方へ前記揺動支持部と略平行に折曲した接続部とで形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板実装用コネクタ。
  5. 前記コンタクト端子は、前記揺動支持部の長手方向の両端に前記端子装着壁面に係止される係止部が設けてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板実装用コネクタ。
  6. 前記コンタクト端子は、所定の肉厚、幅長及び長さの細条片で形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の基板実装用コネクタ。
  7. 前記コネクタハウジングは、端子装着壁の後方に所定長さの端子支持板部が延設されて、前記端子支持板部に前記コンタクト端子の端子部が遊嵌収容される収容溝が前記装着孔に連通して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板実装用コネクタ。
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