JP5596500B2 - 投射用ズームレンズ - Google Patents

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この発明は投射用ズームレンズに関する。
液晶パネルやDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等の「光空間変調素子」により光変調された画像を、スクリーン上に拡大投射する装置は、従来から広く知られているが、画像データのデジタル化に伴い、光空間変調素子で変調処理できる画像の高精細化が進み、映画館などの大画面スクリーンへの投射にも耐え得る高精細な画像が実現されている。
近年、設置の自由度を高めるため、投射用ズームレンズとして、広画角化に対応し、高い変倍比が求められ、さらに、明るい場所でも十分なコントラストが得られるようにレンズのFナンバの小さい「明るい画像が得られるズームレンズ」が望まれている。
従来から知られたプロジェクタ用のズームレンズには、Fナンバの小さいものも種々知られているが「ズーミングの際に開口数(Fナンバ)が変化する」ものが多い。
通常は「広角側よりも望遠側でFナンバが大きい」ため、このようなズームレンズでは、同じスクリーンサイズでも「スローレシオ」が大きい方で「映像が暗くなる」という問題が生じる。
また、レンズのズーム比が大きくなる程レンズの汎用性は高まるが、その一方で、ズーム比が大きくなる程「Fナンバの変動が大きくなる」という問題がある。
従って、スクリーンサイズが広範囲に変化しても「投射画像の明るさの変化が少ない」ことが重要と成る。
従来、ズーミングに際して、Fナンバを不変に保つ投射用ズームレンズとして、特許文献1記載のものが知られている。
この投射用ズームレンズは「6群構成4群移動」のものであり、第1レンズ群と第6レンズ群を固定した状態で、第2〜5レンズ群を移動させて変倍を行う。変倍の際に、明るさを一定にするように「第5レンズ群内に設けられた開口絞りを、各移動レンズ群と独立に移動」させている。
また、特許文献2記載の投射用ズームレンズも「6群構成4群移動」のものであり、開口絞りの位置が、複数のレンズ群の動きに応じて「縮小側レンズ系の拡大側焦点距離の位置」の近傍となるように開口絞りを変位させて、変倍に伴うFナンバの変化を小さくしている。
特許文献1、2記載の投射用ズームレンズは「変倍に伴うFナンバの変化」を実質的に0とし、あるいは小さくしているが、開口絞りを移動させるため、レンズ系の構成が複雑である。また、ズーミングや距離合せによって射出瞳が変動するのも好ましくない。
また、特許文献1、2記載の投射用ズームレンズはいずれも、画角、変倍比、Fナンバが、昨今要請されるレベルに対して十分と言えない。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、Fナンバが変倍とともに変化せず、性能の良好な投射用ズームレンズの実現を課題とする。
この発明の投射用ズームレンズは「平面画像(たとえば液晶パネルやDMD(デジタルマイクロミラーデバイスに形成される)を拡大して投射結像させる投射用ズームレンズ」である。
請求項1記載の投射用ズームレンズは、図1に例示するように、拡大側(第1図左方)から縮小側(同右方)へ向かって順次、第1レンズ群G1ないし第6レンズ群G6を配してなり、第6レンズ群G6の拡大側に開口絞りSTを有し、縮小側に略テレセントリックである。
開口絞りSTは、第6レンズ群G6の拡大側において、第6レンズ群G6に対して固定的である。
縮小側が略テレセントリックとなるように、開口絞りSTは、第6レンズ群G6の拡大側の焦点位置の近傍に配置される。
第1レンズ群G1は負のパワー、第2レンズ群G2は正のパワー、第3レンズ群G3は負のパワー、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5、および第6レンズ群G6は正のパワーを有する。
広角端から望遠端への変倍に際して、第6レンズ群G6を縮小側共役点に対して固定する。
即ち、開口絞りSTと第6レンズ群G6とは、変倍に際して変位しない。
第1レンズ群G1は光軸に沿って縮小側へ移動させ、第2〜第5レンズ群G2〜G5は光軸に沿って拡大側へ移動させる。
このとき、第1〜第5レンズ群G1〜G5の「変倍に伴う光軸上の位置」が「変倍の全領域において、Fナンバを一定とする」ように設定される。
請求項1記載の投射用ズームレンズは、広角端から望遠端への変倍に際して、第1〜第4レンズ群G1〜G4を「変倍比に対して比例的な移動量」で移動させ、第5レンズ群G5を「変倍比に対して非線形な移動量」で移動させるのがよく、広角端における全系の焦点距離:fw、全系のバックフォーカス:Bf、広角端でのレンズ系全長:Lw、望遠端でのレンズ系全長:Lt、が、条件:
(1) 1.2 < Bf/fw < 1.8
(2) 1.1 < Lw/Lt < 1.4
を満足することが好ましい(請求項2)。
請求項1または2記載の投射用ズームレンズは、第1レンズ群G1が少なくとも2枚の負レンズを有し、これら負レンズのいずれか1枚が非球面を有し、第1レンズ群の焦点距離:f1が、条件:
(3) 2.0<|f1|/fw <3.2
を満足することが好ましい(請求項3)。
請求項3記載の投射用ズームレンズは、第1レンズ群G1が、拡大側から縮小側へ向かって順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズを配列した3枚構成であることができる(請求項4)。
請求項3記載の投射用ズームレンズはまた、第1レンズ群G1が、拡大側から縮小側へ向かって順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズを配列した4枚構成であることができる(請求項5)。
請求項1〜5の任意の1に記載の投射用ズームレンズは、第2レンズ群が2枚の正レンズで構成され、これら2枚の正レンズのうち、d線に対する屈折率の小さい方のレンズの屈折率:N2、第2レンズ群の焦点距離:f2が、条件:
(4) 2.0<|f2|/fw<3.2
(5) 1.7<N2
を満足することが好ましい(請求項6)。
請求項1〜6の任意の1に記載の投射用ズームレンズは、第5レンズ群G5が「正レンズと負レンズを、微小な空気間隔を隔して配置」して構成され、上記正レンズの、d線に対する屈折率:N5が、条件:
(6) 1.7<N5
を満足する」ことが好ましい(請求項7)。
請求項1〜6の任意の1に記載の投射用ズームレンズは「第5レンズ群G5が1枚の正レンズ」で構成され、該正レンズのd線に対するアッベ数:ν5が、条件:
(7) 70<ν5
を満足する構成とすることもできる(請求項8)。
請求項1〜8の任意の1に記載の投射用ズームレンズは、第6レンズ群が「アッベ数:70以上の凸レンズ」を少なくとも1枚含み、第6レンズ群の焦点距離:f6、条件:
(8) 1.4 < f6/fw < 2.3
を満足することが好ましい(請求項9)。
請求項10の画像投射装置は、光源と、空間光変調素子と、照明光学系と、投射光学系とを有し、3板式である。
「光源」は、照明用の光を放射する。
「光空間変調素子」は、投射すべき平面画像を画像情報として表示する。
「照明光学系」は、光空間変調素子に光源からの光を照明光として照射する。
「投射光学系」は、空間変調素子により変調された光を拡大投影する。そして、この投射光学系として、上記請求項1〜9の任意の1に記載の投射用ズームレンズを用いる。
即ち、画像投射装置は3枚の「液晶パネルもしくはDMD」を用い、色合成プリズムにより色合成を行なうものであり、この発明の投射用ズームレンズは、かかる画像投射装置に用いることが前提である。
上記の如く、請求項1記載の投射用ズームレンズは、変倍に際して、第6レンズ群と開口絞りが固定であって移動しない。開口絞りが固定であるため変倍機構が簡単化される。
また、開口絞りは第6レンズ群の拡大側焦点位置の近傍に固定されるので、射出瞳の位置が縮小側の無限遠となり、投射用ズームレンズとして「縮小側におけるテレセントリック性」の確保が容易である。
また、変倍に際して開口絞りは移動しないので、「射出瞳」は変倍に際して移動しない。
また、移動群である第1〜第5レンズ群の「変倍に伴う光軸上の位置」が「変倍の全領域において、Fナンバを一定とする」ように設定されるので、投射用ズームレンズのFナンバは変倍に際して変化しない。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群は光軸に沿って縮小側へ移動し、第2〜第5レンズ群G2〜G5は光軸に沿って拡大側へ移動する。
このとき「変倍の全領域において、Fナンバを一定とするような各群の移動の仕方」は種々可能であるが、請求項2記載のように、第1〜第4レンズ群を「変倍比に対して比例的な移動量」で移動させ、第5レンズ群を「変倍比に対して非線形な移動量」で移動させるようにすると、第1〜第4レンズ群の移動が簡単化され、非線形的な移動を行なうレンズ群が第5レンズ群のみとなるので、第1〜第5レンズ群の移動が簡単化される。
上記の如く、この発明の投射用ズームレンズにおいて、変倍中に固定である固定群は第6レンズ群G6であり、第1〜第5レンズ群G1〜G5が移動群を構成する。
移動群のうち、開口絞りSTよりも拡大側に位置する第1〜第5レンズ群G1〜G5のうち、第2〜第5レンズ群G2〜G5は、第1レンズ群G1で発生する歪曲収差、球面収差、さらには像面湾曲を補正する役割を受け持つ。
移動群のうち、最も拡大側の第1レンズ群G1を、光軸に沿って縮小側へ移動させ、中間に配列された第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、および第5レンズ群G5を「光軸に沿って拡大側へ移動」させ、第6レンズ群の拡大側焦点位置の近傍に開口絞りSTを配置することにより「良好なテレセントリック性」を得ている。
開口絞りSTは、変倍に際して第6レンズ群G6と共に固定である。
上記の如くして、高ズーム比を維持しつつ、ズームレンズの広角化が容易となり、広角化の実現とともに、変倍の全領域においてFナンバを略一定とすることが可能となる。
Fナンバを一定にするために、開口絞りを変倍に伴って移動させたり、絞り径を可変したりする必要がない。
また、「負・正・負・正・正・正」の屈折力を持つ第1〜第6レンズ群G1〜G6による構成とすることにより「3板式液晶プロジェクタに使用するために十分な長いバックフォーカス」を確保し、Fナンバを小さく、広画角と「投射用ズームレンズに必要な変倍比」の実現を可能としている。
説明を補足する。
条件(1)は、3板式の画像投射装置用の投射用ズームレンズに必要とされる「色合成プリズムを配置するのに必要な長いバックフォーカスと、大きな画角」を両立させるための条件であり、全系の焦点距離が最短となる広角端において、「縮小側の主点位置」を第6レンズ群の縮小側レンズ面よりもさらに光源側(縮小側)に位置させて成立させる。
条件(1)のパラメータが下限値:1.2を超えると、バックフォーカスが短くなり、色合成プリズムの配置が困難になる。
条件(1)のパラメータが上限値:1.8を越えると、第1レンズ群と「縮小側の共役点」との距離が必要以上に大きくなり「投射用ズームレンズのコンパクト性」の面から好ましくない。また、広角端での焦点距離:fwが小さくなり、変倍比を上げることが困難になる。
変倍に際しては第6レンズ群が固定であり、変倍は第1〜第5レンズ群を変位させて行う。広角端から望遠端へ連続変倍する際、第2〜5レンズ群を光軸に沿って拡大側へ移動させ、同時に、第1レンズ群を光軸に沿って縮小側へ移動させる。
したがって、変倍比の増大と共に「第1レンズ群と第2レンズ群との間隔」が狭くなるため、第2レンズ群の移動量は少なくて済む。
第1〜第6レンズ群の全体としてのサイズは「広角端から望遠端へ連続変倍するにつれて短く」なるが、第1、第5レンズ群間の「少ないスペース」を有効に使い十分な変倍比を得るとともに、変倍による球面収差、コマ収差等の諸収差変動を抑え、良好な像性能を維持可能としている。
条件(2)は、投射用ズームレンズの「コンパクト性と像性能のバランス」に関するものである。上記の如く、この発明の投射用ズームレンズでは、第6レンズ群が変倍に際して固定であり、広角端から望遠端への変倍に際しては、第1レンズ群が縮小側へ移動するので、投射用ズームレンズの全長は、広角端における全長:Lwが最大で、望遠端における全長:Ltが最小である。
条件(2)のパラメータ:Lw/Ltが小さくなることは、LwとLtの差が小さくなることを意味するが、条件(2)の下限値を越えると、LwとLtの差が小さくなりすぎて「移動レンズ群を変位させるための領域」を十分に確保できず、所望の変倍比を得ることが困難になる。
逆に、条件(2)の上限値を越えると、LwとLtの差が小さくなりすぎ、投射用ズームレンズの「広角端でのレンズ全長」が長大化し、コンパクト性が失われ、レンズの外径・厚みが大きくなりコストの高いレンズとなってしまう。
請求項3記載のように、第1レンズ群を少なくとも2枚の負レンズを配することにより入射瞳を拡大側へ移動させ、さらに、第1レンズ群に配される負レンズのうち1枚を非球面レンズとし、これにより歪曲収差を補正することで、高画角ながらも外径は小さく、歪曲収差が非常に小さいレンズとすることができる。
条件(3)は、「長いバックフォーカスと良好な光学性能」を両立させるためのものであり、下限値を越えると、第1レンズ群の負の屈折力(=1/f1)が過大になり、第1レンズ群において大きく発生する収差を、第2レンズ群以下で補正することが困難となり、コマ収差、像面湾曲等の軸外収差を良好に保つのが困難になる。
条件(3)の上限値を越えると、第1レンズ群の負の屈折力が小さくなりすぎ、長いバックフォーカスの確保が困難となるか、レンズ全長を拡大しなければならなくなる。即ち、長いバックフォーカスを得るためには、第1レンズ群により光束を「縮小側へ大きく発散させる」必要があるが、条件(3)の上限を超えると、第1レンズ群の負の屈折力が不足して、第1レンズ群による上記発散を十分に実現できない。
後述の実施例4、5は、拡大側1番目のレンズを非球面とした例を示している。
上述の如く、移動群のうち「絞りSTよりも前方に位置する第2〜第5レンズ群」は、第1レンズ群G1で発生する歪曲収差、球面収差、さらには像面湾曲を補正する役割を受け持つが、正の屈折力を持つ第2レンズ群は「主たる変倍子」としての機能を持つ。
投射用ズームレンズをコンパクトにするためには、変倍子の移動量は小さいことが好ましく、そのためには「変倍子にはできるだけ強い屈折力を与える」ことが必要である。
しかし、強い屈折力は「収差を悪化」させやすい。
請求項6記載の投射用ズームレンズでは、強い屈折力の第2レンズ群をわずか2枚の正レンズで構成し、条件(4)、(5)を満足させることにより、第2レンズ群での「大きな収差の発生」を抑制している。
条件(4)の上限を超えると、第2レンズ群の正の屈折力が十分でなく、「主たる変倍子」として十分な機能を果たすことが難しくなる。逆に条件(4)の下限を超えると、第2レンズ群の屈折力が過大になって、収差を悪化させやすくなる。
また、第2レンズ群を構成する2枚の正レンズのうちの「d線に対する屈折率の小さい方のレンズの屈折率:N2が、条件(5)の下限値:1.7を越えると、該正レンズのレンズ面の曲率を大きくして「正の屈折力を増加」しなければならず、高次の球面収差、コマ収差等を発生させる原因となり、ペッツバール和も増加して像面の平坦性を保つことが難しくなる。なお、屈折率:N2の上限値は1.9であり、これより大きな屈折率を持つ適当な材料はない。
第5レンズ群は、変倍に際して「開口絞りより拡大側に位置する第2〜4レンズ群の移動に伴い、縮小側共役点で生じるデフォーカスを補正する役割」を有している。
請求項7の投射用ズームレンズでは、第5レンズ群を「正レンズと負レンズが微小な空気間隔を隔して配置」された構成とし、正レンズの、d線に対する屈折率:N5が、条件(6)を満足することで、軸上色収差を良好に補正することを可能としている。この場合も、屈折率:N5の上限値は1.9であり、これより大きな屈折率を持つ適当な材料はない。
第5レンズ群を構成するレンズは、請求項8のように、条件(7)を満足する1枚の正レンズで構成することもでき、これにより、ズーム全領域において軸上色収差を良好に補正することが可能となり、構造の簡易化、低コスト化を実現できる。
第6レンズ群を構成するレンズは、請求項9に示すように、倍率色収差を小さく抑えるため、アッベ数:70以上の正レンズを少なくとも1枚含んでいることが望ましい。
第6レンズ群に、条件(8)を満足する範囲のパワーを配分すると「少ない倍率色収差でありながら、十分なテレセントリック性を得る」ことが可能となる。即ち、条件(8)の下限を超えると、第6レンズ群のパワーが強くなり、テレセントリック性を得るには有利であるが、倍率の色収差が増大してしまう。
逆に、上限を超えると、倍率色収差の補正上は有利であるが必要なテレセントリック性を得ることが困難になる。
以上に説明したように、この発明によれば新規な投射用ズームレンズとこれを用いる画像投射装置を実現できる。
この発明の投射用ズームレンズは、後述する実施例に示すように、1.66〜1.74程度のFナンバを実現でき、しかも、このFナンバが2倍程度の大きい変倍比で変倍する間、不変に保たれる。即ち、明るく、Fナンバが変倍とともに変化せず、性能の良好な投射用ズームレンズを実現可能である。
実施例1の投射用ズームレンズの望遠端、広角端における断面図である。 実施例2の投射用ズームレンズの望遠端、広角端における断面図である。 実施例3の投射用ズームレンズの望遠端、広角端における断面図である。 実施例4の投射用ズームレンズの望遠端、広角端における断面図である。 実施例5の投射用ズームレンズの望遠端、広角端における断面図である。 実施例1の投射用ズームレンズの収差図である。 実施例2の投射用ズームレンズの収差図である。 実施例3の投射用ズームレンズの収差図である。 実施例4の投射用ズームレンズの収差図である。 実施例5の投射用ズームレンズの収差図である。
以下、実施の形態を説明する。
図1〜図5に、投射用ズームレンズの実施の形態を5例示す。これら実施の形態は、具体的には後述の実施例1〜5に関するものである。
繁雑を避けるため、図1〜図5において符号を共通化し、第1レンズ群〜第6レンズ群に対して順次、符号G1〜G6を当てる。また、開口絞りは符号STで表す。また、投射用ズームレンズの第6レンズ群G6の縮小側(図の右方)において符号Pで示すのは、色合成光学系のダイクロイックプリズムである。
図1〜図5に実施の形態を示す投射用ズームレンズは、平面画像を拡大して投射結像させる投射用ズームレンズであって、拡大側(各図の左方)から縮小側(各図の右方)へ向かって順次、第1〜第6レンズ群G1〜G6を配し、第6レンズ群G6の拡大側に開口絞りSTを有し、縮小側に略テレセントリックな投射用ズームレンズである。
第1レンズ群G1は負のパワー、第2レンズ群G2は正のパワー、第3レンズ群G3は負のパワー、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5、および第6レンズ群G6は正のパワーを有する。
図1〜図5において、上図は広角端におけるレンズ群配置を示し、下図は望遠端におけるレンズ配置を示す。これらの図の上図と下図の間に描かれた「矢印」は、広角端から望遠端への変倍に際しての各レンズ群の変位の様子を示している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第6レンズ群G6は縮小側共役点(拡大される平面画像が表示される位置である。)に対して固定され、開口絞りSTは第6レンズ群G6の拡大側焦点位置の近傍に固定される。
第1レンズ群G1を光軸に沿って縮小側へ移動し、第2〜第5レンズ群G2〜G5は、光軸に沿って拡大側へ移動する。
これら第1〜第5レンズ群G1〜G5の「変倍に伴う光軸上の位置」は、変倍の全領域において、Fナンバを一定とするように設定される。
また、これら実施の形態に対応する実施例1〜5においては、広角端から望遠端への変倍に際して、第1〜第4レンズ群G1〜G4は「変倍比に対して比例的な移動量」で移動し、第5レンズ群G5は「変倍比に対して非線形な移動量」で移動する。
そして、各実施例の投射用ズームレンズとも、条件(1)、(2)を満足する。
図1〜図5に実施の形態を示す投射用ズームレンズは、何れも、第1レンズ群G1が少なくとも2枚の負レンズを有する。そして、各実施の形態に対応する実施例1〜5の投射用ズームレンズは、条件(3)を満足する。
また、図1〜図3に実施の形態を示す投射用ズームレンズでは、第1レンズ群G1が、拡大側から縮小側へ向かって順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズを配列した3枚構成である。
図4、図5に実施の形態を示す投射用ズームレンズでは、第1レンズ群G1が、拡大側から縮小側へ向かって順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズを配列した4枚構成である。
また、図1〜図5に実施の形態を示す投射用ズームレンズは何れも、第2レンズ群G2が2枚の正レンズで構成されており、実施例1〜5における第2レンズ群G2の2枚の正レンズのうち、d線に対する屈折率の小さい方のレンズの屈折率:N2、第2レンズ群の焦点距離:f2は、条件(4)、(5)を満足する。
また、図1〜図4に実施の形態を示す投射用ズームレンズにおける第5レンズ群G5は「正レンズと負レンズが、微小な空気間隔を隔して配置され」ている。図1〜図4に示す投射用ズームレンズに対応する実施例1〜4において、第5レンズ群G5の正レンズは条件(6)を満足する。
図5に実施の形態を示す投射用ズームレンズにおける第5レンズ群G5は「1枚の正レンズ」で構成され、対応する実施例5において、当該1枚の正レンズは条件(7)を満足する。
また、図1〜図5に実施の形態を示す投射用ズームレンズに対応する実施例1〜5の何れに於いても、第6レンズ群G6は、アッベ数が70以上の凸レンズを少なくとも1枚含み、第6レンズ群G6の焦点距離:f6は条件(8)を満足している。
以下、具体的な実施例を5例挙げる。これら実施例1〜5にかかる投射用ズームレンズは、図1〜図5に記載した実施の形態の具体例である。
各実施例において、「S」により面(レンズ面と絞りの面および色合成光学系のダイクロイックプリズムの面)の番号、「R」により各面の曲率半径(非球面にあっては近軸曲率半径)、「d」により光軸上の面間隔をそれぞれ表す。
変倍により変化する面間隔は、広角端と中間焦点距離、望遠端での値を示した。
各実施例において記号の示すところは以下の通りである。
「Nd」と「νd」は、各レンズの材質の「d線に対する屈折率とアッベ数」を表す。
「fw」、「ft」は、それぞれ、広角端、望遠端における全系の焦点距離を表す。
「F/No」は、明るさを表すFナンバ、「ω」は広角端での半画角を表す。
「Bf」は、空気中(プリズムのない状態)のバックフォーカスを示す。
なお、長さの次元を持つ量の単位は「mm」である。
非球面の形状は、光軸との交点を原点として、光軸に対する高さ:h、光軸方向の変移:Z、近軸曲率:c(前記近軸曲率半径の逆数)、円錐定数:K、高次項の非球面係数:A、B、C、D、Eとして、周知の式:
Z=c・h/[1+√{1−(1+k)c・h}]
+A・h+B・h+C・h8+D・h10+E・h12
で表し、c、K、A〜Eの値を与えて特定する。
「実施例1」
fw=19.21mm、ft=39.15mm、F/No=1.66〜1.66(Wide〜Tele)、ω=28.43度、Bf=28.37mm
実施例1の諸元を表1に示す。
Figure 0005596500
非球面のデータを表2に示す。
Figure 0005596500
変倍に伴う変動量を表3に示す。
Figure 0005596500
「実施例2」
fw=19.16mm、ft=39.12mm、F/No=1.70〜1.70(Wide〜Tele)、ω=28.49度、Bf=27.19mm
実施例2の諸元を表4に示す。
Figure 0005596500
非球面のデータを表5に示す。
Figure 0005596500
変倍に伴う変動量を表6に示す。
Figure 0005596500
「実施例3」
fw=19.22mm、ft=43.21mm、F/No=1.70〜1.70(Wide〜Tele)、ω=28.42度、Bf=29.79mm
実施例3の諸元を表7に示す。
Figure 0005596500
非球面のデータを表8に示す。
Figure 0005596500
変倍に伴う変動量を表9に示す。
Figure 0005596500
「実施例4」
fw=19.25mm、ft=41.22mm、F/No=1.74〜1.74(Wide〜Tele)、ω=28.43度、Bf=29.79mm
実施例4の諸元を表10に示す。
Figure 0005596500
非球面のデータを表11に示す。
Figure 0005596500
変倍に伴う変動量を表12に示す。
Figure 0005596500
「実施例5」
fw=19.35mm、ft=39.46mm、F/No=1.70〜1.70(Wide〜Tele)、ω=28.23度、Bf=28.67mm
実施例5の諸元を表13に示す。
Figure 0005596500
非球面のデータを表14に示す。
Figure 0005596500
変倍に伴う変動量を表15に示す。
Figure 0005596500
上記実施例1〜5に関する条件(1)〜(5)のパラメータの値を表16に示す。
Figure 0005596500
これから明らかなように、実施例1〜5は条件(1)〜(5)を満足している。
なお、上記実施例1ないし5のデータから算出される開口絞りSTの位置は、第6レンズ群の拡大側焦点位置より拡大側に位置し、第6レンズ群の拡大側焦点位置から拡大側へ測って、実施例1ないし実施例5において、以下の位置に固定される。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
4.91mm 5.04mm 5.59mm 5.05mm 4.22mm
このように、開口絞りSTは、第6レンズ群の「拡大側焦点位置の近傍」の位置に固定される。
図6〜図10に順次、実施例1〜5の投射用ズームレンズの、広角端、中間変倍位置、望遠端における収差図を示す。
上・下・中段に示す広角端、中間焦点距離、望遠端の収差図は、左から球面収差、非点収差、歪曲収差を示している。
これらの収差図中、Gは波長:550.0nm、Rは波長:620.0nm、Bは波長:460.0nmを表し、Sは波長:550.0nmでのサジタル像面、Tは波長:550.0nmでのタンジェンシアル像面を意味している。収差図の縦軸は像高比であり、最大座標は1である。
これら実施例1では、広角端での半画角が28度以上と広画角であり、2倍以上の変倍比を持ち、なおかつFナンバが1.7程度と小さく、しかも変倍に際してFナンバが変化しない。
従って、光源と、画像情報を表示するための光空間変調素子と、光空間変調素子に光源からの光を照明光として照射する照明光学系と、光空間変調素子により変調された光を拡大投影する投射光学系とを有する周知の画像投射装置に、これら実施例1〜5の任意のものを投射光学系として用いることにより、スクリーンサイズが広範囲に変化しても「投射画像の明るさの変化が少ない」画像投射装置を実現することができる。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
ST 開口絞り
P 色合成プリズム
特開2009−128684号公報 特許第4380086号公報

Claims (10)

  1. 平面画像を拡大して投射結像させる投射用ズームレンズであって、拡大側から縮小側へ向かって順次、第1〜第6レンズ群を配し、第6レンズ群の拡大側に開口絞りを有し、縮小側に略テレセントリックな投射用ズームレンズにおいて、
    第1レンズ群は負のパワー、第2レンズ群は正のパワー、第3レンズ群は負のパワー、第4レンズ群、第5レンズ群、および第6レンズ群は正のパワーを有し、
    開口絞りは、第6レンズ群の拡大側において、第6レンズ群に対して固定的であり、
    広角端から望遠端への変倍に際して、第6レンズ群を縮小側共役点に対して固定し、第1レンズ群を光軸に沿って縮小側へ移動させるとともに、第2〜第5レンズ群を光軸に沿って拡大側へ移動させ、
    上記第1〜第5レンズ群の変倍に伴う光軸上の位置が、変倍の全領域において、Fナンバを一定とするように設定されたことを特徴とする投射用ズームレンズ。
  2. 請求項1記載の投射用ズームレンズにおいて、
    広角端から望遠端への変倍に際して、第1〜第4レンズ群を、変倍比に対して比例的な移動量で移動させ、第5レンズ群を、変倍比に対して非線形な移動量で移動させ、
    広角端における全系の焦点距離:fw、全系のバックフォーカス:Bf、広角端でのレンズ系全長:Lw、望遠端でのレンズ系全長:Lt、が、条件:
    (1) 1.2 < Bf/fw < 1.8
    (2) 1.1 < Lw/Lt < 1.4
    を満足することを特徴とする投射用ズームレンズ。
  3. 請求項1または2記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第1レンズ群が少なくとも2枚の負レンズを有し、これら負レンズのいずれか1枚が非球面を有し、第1レンズ群の焦点距離:f1が、条件:
    (3) 2.0<|f1|/fw <3.2
    を満足することを特徴とする投射用ズームレンズ。
  4. 請求項3記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第1レンズ群が、拡大側から縮小側へ向かって順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズを配列した構成であることを特徴とする投射用ズームレンズ。
  5. 請求項3記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第1レンズ群が、拡大側から縮小側へ向かって順に、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズを配列した構成であることを特徴とする投射用ズームレンズ。
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第2レンズ群が2枚の正レンズで構成され、これら2枚の正レンズのうち、d線に対する屈折率の小さい方のレンズの屈折率:N2、第2レンズ群の焦点距離:f2が、条件:
    (4) 2.0<|f2|/fw<3.2
    (5) 1.7<N2
    を満足することを特徴とする投射用ズームレンズ。
  7. 請求項1〜6の任意の1に記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第5レンズ群は、正レンズと負レンズが、微小な空気間隔を隔して配置され、上記正レンズの、d線に対する屈折率:N5が、条件:
    (6) 1.7<N5
    を満足することを特徴とする投射用ズームレンズ。
  8. 請求項1〜6の任意の1に記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第5レンズ群が1枚の正レンズで構成され、該正レンズのd線に対するアッベ数:ν5が、条件:
    (7) 70<ν5
    を満足することを特徴とする投射用ズームレンズ。
  9. 請求項1〜8の任意の1に記載の投射用ズームレンズにおいて、
    第6レンズ群は、アッベ数が70以上の凸レンズを少なくとも1枚含み、
    第6レンズ群の焦点距離:f6が、条件:
    (8) 1.4 < f6/fw < 2.3
    を満足することを特徴とする投射用ズームレンズ。
  10. 光源と、
    画像情報を表示するための光空間変調素子と、
    この光空間変調素子に光源からの光を照明光として照射する照明光学系と、
    上記光空間変調素子により変調された光を拡大投影する投射光学系と、を有し、
    投射光学系として、請求項1〜9の任意の1に記載の投射用ズームレンズを用いたことを特徴とする3板式の画像投射装置。
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