JP5595611B1 - 廃棄物の処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な作業でもって廃棄物をアスファルトで被覆して廃棄物処分地の廃棄物処理場に固定・配置することを可能にする手段を提供する。
【解決手段】ステップS1では、廃棄物を成型し、立方体又は直方体の複数の廃棄物ブロックを作成する。ステップS2では、各廃棄物ブロックの外面を全面的にアスファルトで被覆して複数の被覆ブロックを作成する。ステップS3では、第1及び第2の被覆ブロックの所定の面を加熱し、アスファルトを溶融させて結合面を形成する。ステップS4では、第1及び第2の被覆ブロックの結合面を互いに当接させて、両結合面上の溶融又は軟化したアスファルトを融合させる。ステップS5では、第1及び第2の被覆ブロックの結合面を自然に冷却させる。これにより、両被覆ブロック間のアスファルトは固化し、第1の被覆ブロックと第2の被覆ブロックブロックとが互いに結合されて固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃棄物を、該廃棄物に含まれる物質が廃棄物外に漏出しないように被覆した上で、廃棄物処分地の廃棄物処理場に固定・配置して処理するようにした廃棄物の処理方法に関するものである。
一般に、家庭又は事業所で発生する種々の一般廃棄物のうち可燃性のごみは、多数の家庭又は事業所で収集された後、一括してごみ焼却施設で焼却される。その結果、ごみ焼却施設では大量の焼却灰が発生するが、このような焼却灰は、最終的には投棄又は埋め立て等により処分し、又は土木工事等においてその材料として利用する必要がある。また、通常、一般廃棄物のうち不燃性のごみは、ごみ破砕施設で細かく破砕される。その結果、ごみ破砕施設では大量の破砕物が発生するが、このような破砕物もまた、最終的には投棄又は埋め立て等により処分し、又は土木・建築工事等においてその材料として利用する必要がある。なお、前記の可燃性のごみ又は不燃性のごみ以外の廃棄物を廃棄物処理場において処分する場合も同様である。
しかしながら、ごみ焼却施設で発生する焼却灰又はごみ破砕施設で発生する破砕物は、重金属(例えば、クロム、水銀、カドミウム)もしくはその化合物等の無機性の有害物、又は、PCBもしくはダイオキシン等の有機性の有害物を含むことがある。したがって、このような焼却灰又は破砕物をそのままの状態で処分又は利用することは好ましくない。
そこで、このような焼却灰又は破砕物を、コンクリートと混合して固化させ、又はコンクリートで被覆し、焼却灰又は破砕物中の有害物又はこのような有害物を含む液体が外部に漏出しないようにした焼却灰又は破砕物の処理手法が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、焼却灰又は破砕物をコンクリートと混合して固化させ、又はコンクリートで被覆する場合、コンクリートの固化に長時間を要するので、焼却灰又は破砕物の処理を迅速に行うことができない、といった問題がある。
そこで、アスファルトは短時間で固化するとともに遮水性を有することに着目して、廃棄物に処理剤と水とを混合して固体状組成物とした上で、この固体状組成物をアスファルトで被覆・固定して有害物が外部に漏出しないようにした廃棄物の処理手法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。また、廃棄物にアスファルト及び添加剤を投入し、これを加熱しながら混練して廃棄物ブロックを形成し、この廃棄物ブロックを防水アスファルトで被覆して連結しつつ積み上げて固定するようにした廃棄物の処理手法も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。さらに、破棄物とセメントと水との混合物を、アスファルトからなる枠体内に充填し、この枠体で海等を埋め立てるようにした廃棄物の処理手法も提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2010−207669号公報 特開平7−185034号公報 特開平9−285771号公報 特開平9−239338号公報
しかしながら、廃棄物をアスファルトで被覆するようにした従来の廃棄物の処理手法では、廃棄物処分地の廃棄物処理場で廃棄物をアスファルトで被覆し、又は積み上げて固定及び配置する作業が繁雑かつ複雑であるといった問題がある。本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであって、簡素な作業でもって廃棄物をアスファルトで被覆して廃棄物処分地の廃棄物処理場に固定及び配置することを可能にする手段を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る、廃棄物を、該廃棄物に含まれる物質が廃棄物外に漏出しないように被覆した上で、廃棄物処分地の廃棄物処理場に配置する廃棄物の処理方法は、任意の場所で実施される成型工程及び被覆工程と、廃棄物処分地の廃棄物処理場において実施される加熱工程、当接工程及び冷却工程とを有している。
ここで、成型工程では、廃棄物を成型して立方体又は直方体の複数の廃棄物ブロックを作成する。被覆工程では、各廃棄物ブロックの全面をアスファルトで被覆して複数の被覆ブロックを作成する。加熱工程では、複数の被覆ブロックのうちの第1の被覆ブロックの1つの面を加熱し、該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて第1の結合面を形成する一方、複数の被覆ブロックのうちの第2の被覆ブロックの1つの面を加熱し、該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて第2の結合面を形成する、当接工程では、第1の結合面と第2の結合面とを当接させて、両結合面上の溶融又は軟化したアスファルトを融合させる。冷却工程では、第1の結合面と第2の結合面とを冷却させ、該冷却により固化したアスファルトにより第1の被覆ブロックと第2の被覆ブロックとを結合させて固定する。
本発明に係る廃棄物の処理方法においては、複数の被覆ブロックを、水平方向に関して縦方向及び横方向に2次元的に並べて固定するともに、上下方向に積み重ねて固定し、前記複数の被覆ブロックを3次元的な形状に配置して固定するのが好ましい。また、本発明に係る廃棄物の処理方法においては、加熱工程では、赤外線の照射により、各被覆ブロックの加熱すべき面を加熱するのが好ましい。また、冷却工程では、自然冷却により、各結合面を冷却するのが好ましい。なお、本発明に係る処理に適した廃棄物としては、例えば、可燃性の一般廃棄物の焼却により生成された焼却灰、不燃性の一般廃棄物の破砕により生成された破砕物などが挙げられる。なお、本発明は産業廃棄物にも応用可能である。
本発明に係る廃棄物の処理方法によれば、廃棄物処理場で、各被覆ブロックの所定の面を加熱し該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて結合面を形成した上で、各被覆ブロックを、結合面同士が当接するようにして所定の位置に配置するだけの簡単な作業で、各被覆ブロックを互いに結合させて固定・配置することができる。したがって、簡素な作業でもって廃棄物をアスファルトで被覆して廃棄物処分地の廃棄物処理場に固定・配置(ないしは処分)することができる。
また、被覆ブロックを廃棄物処理場以外の任意の場所、例えば廃棄物を成型してアスファルトで被覆するための各種設備が常設された専用のブロック製造施設で、被覆ブロックを迅速かつ能率的に作成することができる。このように作成された被覆ブロックは、例えばトラック等を用いて、容易に廃棄物処理場へ輸送することができる。
本発明の実施形態に係る廃棄物の処理方法を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、成型工程における廃棄物の処理手法を模式的に示す一部断立面図である。 (a)〜(c)は、被覆工程における廃棄物の処理手法を模式的に示す立面断図である。 加熱工程における廃棄物の処理手法を模式的に示す一部断面立面図である。 加熱工程において、アスファルトで結合された2つの被覆ブロックの結合体を模式的に示す立面断面図である。 水平方向及び上下方向に結合されて配置・固定された複数の被覆ブロックの3次元的な集合体の模式的な立面断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態を具体的に説明する。まず、図1に示すフローチャートを参照しつつ、本発明の実施形態に係る廃棄物の処理方法の概要を説明する。
図1に示すように、本発明に係る廃棄物の処理方法においては、ブロック製造施設で、順に、ステップS1(成型工程)とステップS2(被覆工程)とが実施される。廃棄物としては、例えば可燃性の一般廃棄物の焼却により生成された粉体状の焼却灰、又は不燃性の一般廃棄物の破砕により生成された粒子状又は粉体状の破砕物などが挙げられる。なお、廃棄物は産業廃棄物であってもよい。
ここで、ステップS1では、廃棄物を成型し、同一の形状をもつ立方体又は直方体の複数の廃棄物ブロックを作成する。また、ステップS2では、ステップS1で作成された各廃棄物ブロックの外面を全面的にアスファルトで被覆して複数の被覆ブロックを形成する。このように作成された複数の被覆ブロックは、例えばトラックなどの輸送手段を用いて、廃棄物処分地の廃棄物処理場、例えば廃棄物の埋立地等に輸送される。
廃棄物処理場では、順に、ステップS3(加熱工程)とステップS4(当接工程)とステップS5(冷却工程)とが実施される。ここで、ステップS3では、複数の被覆ブロックのうちの1つの被覆ブロック(以下「第1の被覆ブロック」という。)の所定の1つの面を加熱し、該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて結合面(結合させるべき面)を形成する。これと同時に、複数の被覆ブロックのうちの他の1つの被覆ブロック(以下「第2の被覆ブロック」という。)の所定の1つの面を加熱し、該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて結合面を形成する。なお、各被覆ブロックが直方体である場合は、第1及び第2の被覆ブロックの互いに同一の形状を有する面同士、ないしは対応する面同士を加熱する。
ステップS4では、廃棄物処理場内の所定の位置において、第1の被覆ブロックの結合面と第2の被覆ブロックの結合面とを当接させて、両結合面上の溶融又は軟化したアスファルトを融合させる。さらに、ステップS5では、第1及び第2の被覆ブロックの結合面を自然に冷却させる。これにより、両被覆ブロック間のアスファルトは固化し、第1の被覆ブロックと第2の被覆ブロックブロックとが、所定の位置で互いに結合され、固定されて配置される。
次に、第1及び第2の被覆ブロックの結合体と、さらにもう1つの被覆ブロック(以下「第3の被覆ブロック」という。)とに対して、第1及び第2の被覆ブロックを結合させた場合と同様に再びステップS3〜S5を実施し、第1及び第2の被覆ブロックの結合体と第3の被覆ブロックとを結合させる。この後、同様にステップS3〜S5を繰り返して実施し、被覆ブロックの結合体に、順次、他の被覆ブロックを結合させる。その結果、複数の被覆ブロックが水平方向に関して縦方向及び横方向に結合されて2次元的に固定・配置されるともに、上下方向にも結合され固定・配置された、複数の被覆ブロックが3次元的な形状に固定・配置されてなる被覆ブロックの集合体が形成される。
以下、図2〜図6を参照しつつ、図1に示すフローチャートのステップS1〜S5における処理手法を具体的に説明する。
図2(a)に示すように、ステップS1(成型工程)では、上面が開放された直方体の内部空間(例えば、1m×1m×2m)を有する成型容器1内に、粒子状又は粉体状の廃棄物2が投入される。この廃棄物2には、該廃棄物2の粒子又は粉体を適度に結合させて該廃棄物2を成型が可能な状態にするための添加剤がほぼ均一に添加されている。この添加剤としては、高温状態(例えば100℃以上)では溶融又は軟化する一方、低温状態(例えば、100℃より低温)では固化する有機性の材料、例えばプラスチック、アスファルト等が用いられる。そして、成型容器1内の廃棄物2は、成型容器1の周囲に配置された加熱器3によって、添加剤の溶融温度又は軟化温度より高温となるように加熱される。
図2(b)に示すように、成型容器1内で加熱され、添加剤が溶融状態又は軟化状態となっている廃棄物2は、成型容器1の上方に配置されたピストン4により下向きに押圧されて圧縮される。ピストン4は、油圧シリンダ5により上下方向に移動させられる。なお、ピストン4は、成型容器1の内面と摺接する。このように廃棄物2が圧縮された後、加熱器3による加熱が停止される。かくして、廃棄物2が添加剤の溶融温度又は軟化温度より低温となったときに、廃棄物2を構成する粒子又は粉体は添加剤によって適度に結合されて廃棄物ブロック6となる。
図2(c)に示すように、廃棄物ブロック6が生成された後、成型容器1の底板7が開かれる。この後、廃棄物ブロック6は、ピストン4によってさらに下向きに押圧され、成型容器1の下方に排出される。
図3(a)、(b)に示すように、ステップS2(被覆工程)では、ステップS1で生成された廃棄物ブロック6が、溶融アスファルト貯槽8内に貯留された溶融アスファルト9中に浸漬される。この廃棄物ブロック6は、所定の時間(例えば1〜2分)だけ溶融アスファルト9内に浸漬された後、図3(c)に示すように、溶融アスファルト貯槽8から上方に取り出される。
このとき、廃棄物ブロック6の外面には、全面的に溶融アスファルト9が適度な厚さ(例えば5〜10mm)で付着している。この後、外面が全面的に溶融アスファルト9で被覆された廃棄物ブロック6は自然に冷却され、溶融アスファルト9は固化する。かくして、廃棄物ブロック6がアスファルトによって全面的に被覆された被覆ブロック10が作成される。このように作成された被覆ブロック10は、例えばトラック等の輸送手段を用いて、廃棄物処分地の廃棄物処理場、例えば廃棄物の埋立地に輸送される。
図4に示すように、廃棄物処理場において、ステップS3(加熱工程)では、輸送された複数の被覆ブロック10のうちの第1の被覆ブロック10の1つの側面を、赤外線ヒータ11を用いて加熱し、該側面上のアスファルトを溶融又は軟化させて結合面12を形成する。これと同時に、複数の被覆ブロック10のうちの第2の被覆ブロック10の1つの側面を、赤外線ヒータ11を用いて加熱し、該側面上のアスファルトを溶融又は軟化させて結合面12を形成する。なお、第1及び第2の被覆ブロック10、10の加熱すべき側面は、互いに対応する同一の形状の側面である。
図5に示すように、ステップS4(当接工程)では、廃棄物処理場内の所定の位置において、第1の被覆ブロック10の結合面12と第2の被覆ブロック10の結合面12とを当接させて、両結合面12、12上の溶融又は軟化したアスファルトを融合させる。この後、ステップS5(冷却工程)で、第1及び第2の被覆ブロック10、10の結合面12、12を自然に冷却させる。これにより、両被覆ブロック10、10間のアスファルトは固化し、第1の被覆ブロック10と第2の被覆ブロック10とが、所定の位置で互いに結合されて固定された被覆ブロック結合体13が形成される。さらに、図示していないが、被覆ブロック結合体13と、第3の被覆ブロック10とに対して、再びステップS3〜S5を実施し、被覆ブロック結合体13と第3の被覆ブロック10とを結合させる。
図6に示すように、この後、ステップS3〜S5を繰り返し、その都度形成される被覆ブロック結合体13に、順次、他の被覆ブロック10を結合させる。その結果、複数の被覆ブロック10が水平方向に関して縦方向及び横方向に2次元的に結合されて固定・配置されるともに、上下方向にも結合されて固定・配置され、複数の被覆ブロック10が3次元的な形状に固定・配置されてなる被覆ブロック集合体14が、廃棄物処理場の地面15の上の予定された位置に形成される。
本発明の実施形態に係る廃棄物の処理方法によれば、廃棄物処分地の廃棄物処理場で、各被覆ブロック10の所定の面を加熱し該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて結合面12を形成した上で、各被覆ブロック10を、結合面同士が当接するようにして所定の位置に配置するだけの簡単な作業で、各被覆ブロック10を互いに固定して配置することができる。したがって、簡素な作業でもって廃棄物をアスファルトで被覆して廃棄物処理場に固定・配置することができる。また、被覆ブロック10を専用のブロック製造施設で製造することができるので、被覆ブロック10を迅速かつ容易に作成することができる。
1 成型容器、2 廃棄物、3 加熱器、4 ピストン、5 油圧シリンダ、6 廃棄物ブロック、7 成型容器の底板、8 溶融アスファルト貯槽、9 溶融アスファルト、10 被覆ブロック、11 赤外線ヒータ、12 結合面、13 被覆ブロック結合体、14 被覆フロック集合体、15 地面。

Claims (2)

  1. 可燃性の一般廃棄物の焼却により生成された焼却灰又は不燃性の一般廃棄物の破砕により生成された破砕物である廃棄物を、該廃棄物に含まれる物質が廃棄物外に漏出しないように被覆した上で、廃棄物処分地の廃棄物処理場に配置して処理する廃棄物の処理方法であって、
    溶融温度又は軟化温度が100℃以上である添加剤を廃棄物に均一に添加する添加剤添加工程と、
    前記添加剤が添加された前記廃棄物を成型容器に投入し、成型して立方体又は直方体の複数の廃棄物ブロックを作成する成型工程と、
    前記各廃棄物ブロックを、溶融アスファルト貯槽内に貯留された溶融アスファルト中に浸漬した後、上方に取り出すことにより、該各廃棄物ブロックの全面をアスファルトで被覆して複数の被覆ブロック作成する被覆工程と、
    前記廃棄物処理場において、前記被覆ブロックのうちの第1の被覆ブロックの1つの面を赤外線の照射により加熱し、該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて第1の結合面を形成する一方、前記被覆ブロックのうちの第2の被覆ブロックの1つの面を赤外線の照射により加熱し、該面上のアスファルトを溶融又は軟化させて第2の結合面を形成する加熱工程と、
    前記第1の結合面と前記第2の結合面とを当接させて、前記両結合面上の溶融又は軟化したアスファルトを融合させる当接工程と、
    前記第1の結合面と前記第2の結合面とを自然冷却させ、該冷却により固化したアスファルトにより前記第1の被覆ブロックと前記第2の被覆ブロックとを結合して固定する冷却工程とを有していて、
    前記成型容器は、成型容器内で上下方向に移動可能なピストンと、成型容器側面の周囲に配置された加熱器と、成型容器底部に配置された開閉可能な底板とを有し、前記成型工程では、前記廃棄物を、前記加熱器で加熱して前記添加剤を溶融又は軟化させた状態でピストンにより押圧・圧縮した後に前記加熱器による加熱を停止し、前記添加剤がその溶融温度又は軟化温度よりも低温となった後に、前記底板を開いて前記ピストンを下向きに移動させることにより、前記廃棄物ブロックを前記成型容器の下方に排出することを特徴とする廃棄物の処理方法。
  2. 複数の被覆ブロックを、水平方向に関して縦方向及び横方向に並べて固定するともに、上下方向に積み重ねて固定し、前記複数の被覆ブロックを3次元的な形状に配置・固定することを特徴とする、請求項1に記載の廃棄物の処理方法。
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