JP5595161B2 - 液体吐出ヘッド、液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッド及び液体吐出装置に関する。
液体吐出ヘッドとして一般的なインクジェット記録ヘッドと、インクジェット記録ヘッドが装着されるインクジェット記録装置について説明する。図13(a)は、インクジェット記録ヘッド1000を示した模式的斜視図であり、図13(b)は、図13(a)のa−a断面の一部分を示した部分断面図である。
インクジェット記録ヘッド1000は、インクを吐出するための複数のインク吐出口1102が設けられた基板(以下、記録素子基板1101とも称する)と支持部材1500を有している。記録素子基板1101は、インク吐出口1102が設けられたオリフィスプレート1106と、インクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子1103が設けられたシリコン基板1108とが接合されて形成されている。支持部材1500には記録素子基板1101を囲う開口部1600が設けられており、この開口部1600に記録素子基板1101が収められ、記録素子基板1101と支持部材1500とが接合されている。また、支持部材1500の上面には、記録素子基板1101と電気的に接続される電気配線部材1400が配されており、この上面と接合されている。記録素子基板1101の周囲、すなわち記録素子基板1101と支持部材1500との間の凹部には、封止材2000が充填されている。
ここで、封止材2000として線膨張係数が大きい封止材を用いると、製造工程における温度変化や、製品の使用環境における温度変化に基づいて伸縮して応力が生じ、図13(b)に示す矢印αのように、記録素子基板1101に外力が加わる。その結果、オリフィスプレート1106とシリコン基板1108とが剥がれてしまったり、記録素子基板1101の変形や割れが生じる恐れがある。
ところで、インクジェット記録装置には、特許文献1に記載されているように、特有の記録状態回復手段(以下、回復手段とも称する)が用いられる。インクジェット記録装置の場合、インク吐出口1102からインクが吐出される際に、微細なインク滴(インクミスト)が生じる。そのインク滴が記録素子基板1101の吐出口面に付着したり、紙粉等のゴミが吐出口面に付着したりする恐れがある。このような付着物が吐出口1102の近傍に付着すると、インクの吐出不良が引き起こされ、記録品位を低下する可能性がある。そこで、それらの付着物を取り除く手段として、ゴム等の弾性素材で作られたワイピング部材で記録素子基板1101の吐出口面を払拭(以下、ワイピングとも称する)して、インク滴やゴミ等を取り除く回復手段が一般的に用いられている。ワイピングの際には、記録素子基板1101を1つのワイピング部材でワイピングするのが一般的である。
特開2008−273183
封止材の応力によって記録素子基板1101に外力が作用することによる上記の課題が発生する恐れを低減するために、記録素子基板1101と支持部材1500との間の凹部に封止材を充填しない構成も考えられる。しかし、封止材を充填しない場合には、ワイピング部材により吐出口面に付着したインクがワイピングされると、そのインクが記録素子基板と支持部材との間の凹部に入り込み、その中に溜まる可能性がある。この溜まったインクが記録動作時に紙面上に落下し付着すると、記録品位の低下につながる恐れがある。
そこで、本発明は、封止材の応力によって記録素子基板に作用する外力を低減し、且つワイピングによる記録品位の低下を抑制することを目的とする。
本発明に係る液体吐出装置は、液体を吐出する吐出口と、該吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、を備えた素子基板と、該素子基板が装着された装着面と、前記素子基板の第1の側面と、該第1の側面と対向する第2の側面と、前記装着面の一部と、を内壁として含み、前記素子基板の、前記吐出口が備えられた吐出口面に対して凹んだ第1の凹部と、前記第1の側面の裏面である前記素子基板の第3の側面と、該第3の側面と対向する第4の側面と、前記装着面の、前記一部とは別の一部と、を内壁として含み、前記吐出口面に対して凹んだ第2の凹部と、を有する液体吐出ヘッドと、前記第2の凹部から前記第1の凹部の方向へ前記吐出口面に対して相対的に移動することで前記吐出口面をワイピングするワイピング部材と、を有する液体吐出装置であって、前記第1の凹部及び前記第2の凹部には封止材が配されており、前記第1の凹部には、前記第2の凹部と比べて、前記吐出口から液体を吐出する方向に関して高い位置まで封止材が配されていることを特徴とする。
また、本発明に係る他の液体吐出装置は、液体を吐出する吐出口と、該吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、を備えた素子基板と、該素子基板が装着された装着面と、前記素子基板の第1の側面と、該第1の側面と対向する第2の側面と、前記装着面の一部と、を内壁として含み、前記素子基板の、前記吐出口が備えられた吐出口面に対して凹んだ第1の凹部と、前記第1の側面の裏面である前記素子基板の第3の側面と、該第3の側面と対向する第4の側面と、前記装着面の、前記一部とは別の一部と、を内壁として含み、前記吐出口面に対して凹んだ第2の凹部と、を有する液体吐出ヘッドと、前記第2の凹部から前記第1の凹部の方向へ前記吐出口面に対して相対的に移動することで前記吐出口面をワイピングするワイピング部材と、を有する液体吐出装置であって、前記第1の凹部には封止材が配されており、前記第2の凹部には封止材が配されていないことを特徴とする。
本発明の構成によると、封止材の応力によって記録素子基板に作用する外力を低減し、且つワイピングによる記録品位の低下を抑制することが可能となる。
本発明に係る第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す模式的斜視図である。 (a)は、第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドの一部を示す部分断面図であり、(b)は、第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドの変形例の一部を示す部分断面図である。 (a)は、第1の実施形態の支持部材を示す模式的斜視図であり、(b)は、記録素子基板のマウント工程の一例を説明するための図であり、(c)は記録素子基板と支持部材の幅の関係を説明するための図である。 (a)は、第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドにおけるリード端子封止材の塗布工程を説明するための図であり、(b)は、凹部における封止材の塗布工程を説明するための図である。 封止材による応力によって記録素子基板に加わる外力を説明するための図である。 (a)は、第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドのワイピング前の状態を説明するための図であり、(b)は、そのワイピング後の状態を説明するための図である。 (a)は、本発明に係る第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す模式的斜視図であり、(b)は、第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドの一部を示す部分断面図である。 (a)は、第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドのワイピング前の状態を説明するための図であり、(b)は、そのインクジェット記録ヘッドのワイピング後の状態を説明するための図である。 (a)は、本発明に係る第3の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す模式的斜視図であり、(b)は、そのインクジェット記録ヘッドの一部を示す部分断面図であり、(c)は、そのインクジェット記録ヘッドの記録素子基板のインク流路壁を示すための概略図である。 (a)は、本発明に係る第4の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す模式的斜視図であり、(b)は、そのインクジェット記録ヘッドの一部を示す部分断面図である。 (a)は、本発明に係る第5の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す模式的斜視図であり、(b)は、そのインクジェット記録ヘッドの一部を示す部分断面図である。 本発明に係るインクジェット記録装置を示す図である。 (a)は、従来のインクジェット記録ヘッドを示す模式的斜視図であり、(b)は、そのインクジェット記録ヘッドの一部を示す部分断面図である。
(第1の実施形態)
本発明を適用可能な第1の実施形態に係る液体吐出装置として一般的なインクジェット記録装置の構成について、図12を用いて説明する。
インクジェット記録装置400には、キャリッジ軸4000に沿って走査可能であるキャリッジ4001が設けられている。このキャリッジ4001にヘッドセットレバー4002を介してインクジェット記録ヘッドH1000が着脱可能に装着される。また、インクジェット記録装置400には、ワイピング部材10が設けられている。キャリッジ4001が走査されることで、ワイピング部材10がインクジェット記録ヘッドH1000に対して相対的に移動され、記録素子基板H1101がワイピング部材10によりワイピングされ、インクやゴミ等が取り除かれる。
次に、インクジェット記録装置400に装着される、液体吐出ヘッドとして一般的なインクジェット記録ヘッドH1000について説明する。図1は、第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドH1000を示す模式的斜視図である。図2(a)、(b)は、図1のa−a断面の一部を示す部分断面図である。
図1、2に示すように、本実施形態のインクジェット記録ヘッドH1000は、記録素子基板H1101と、支持部材H1500と、電気配線部材H1400を有している。記録素子基板H1101は、支持部材H1500に設けられた開口部H1600に収められ、支持部材H1500の装着面H1601に固定されている。支持部材H1500の上面に配される電気配線部材H1400には、記録素子基板H1101を囲うように、開口部H1403が設けられている。また、記録素子基板H1101には、電気配線部材H1400に設けられたリード端子H1401が接続されており、これによって、記録素子基板H1101にインクジェット記録装置400からの駆動信号が伝達される。ここで、リード端子H1401の保護のため、リード端子H1401が設けられた部分には、リード端子封止材H1402により封止処理が施されている。なお、図1では、リード端子H1401が見えるように、リード端子封止材H1402を透過して示している。
記録素子基板H1101は、オリフィスプレートH1106(吐出口部材)とシリコン基板H1108とを有している。また、シリコン基板H1108には、シリコン基板H1108の長手方向に延びた長溝状のインク供給口H1104が形成されている。インク供給口H1104の両側には、インクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子としてのヒーターH1103が、配設されている。オリフィスプレートH1106には、ヒーターH1103に対応する位置に、吐出口H1102とインク流路H1105とが形成されている。また、記録素子基板H1101の長手方向の両端部には、リード端子H1401に電気的に接続される電極が設けられている。
本実施形態において、第1の凹部H1001は、記録素子基板H1101の側面H1201(第1の側面)と、これに対向する支持部材H1500の側面H1301(第2の側面)と、装着面H1601の一部と、を内壁として含んで形成された溝である。第2の凹部H1002は、記録素子基板H1101の側面H1201の裏面である側面H1202(第3の側面)と、これに対向する支持部材H1500の側面H1302(第4の側面)と、装着面H1601の一部と、を内壁として含んで形成された溝である。また、本実施形態においては、電気配線部材H1400の開口部H1403の一部も第1の凹部H1001及び第2の凹部H1002を形成している。なお、本実施形態における側面とは、記録素子基板H1101の吐出口H1102が設けられた吐出口面H1109を正面とした場合の側面を示す。
本実施形態においては、図2(a)に示すように、第1の凹部H1001には、封止材H2001が配されているが、第2の凹部H1002には封止材が配されていない。また、本実施形態の変形例においては、図2(b)に示すように、第1の凹部H1001には、第2の凹部H1002に配される封止材H2002よりも、吐出口H1102からインクの吐出方向に関して高い位置まで封止材H2001が配されている。
後述するが、いずれの場合も、インクジェット記録ヘッドH1000は、第2の凹部H1002から第1の凹部H1001へ向かう方向にワイピングされる。
以下、図2(a)に示す構成を有するインクジェット記録ヘッドH1000を例に説明するが、本発明はこれに限定されるわけではなく、後述する実施形態においても同様である。
図3と図4を用いて、上述の本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドH1000の製造方法を説明する。図3(a)は、支持部材H1500を示す模式的斜視図である。図3(b)、(c)は、図3(a)のa−a断面に関する支持部材H1500と記録素子基板H1101との一部を含む部分断面図である。
支持部材H1500には、記録素子基板H1101を収めるための開口部H1600が設けられている。また、記録素子基板H1101が装着される支持部材H1500の装着面H1601には、記録素子基板H1101のインク供給口H1104(図2参照)に連通される開口部H1503が設けられている。
図3(b)は、記録素子基板H1101を、支持部材H1500にマウントする工程を示す。例えば吸着装置3000を用いて記録素子基板H1101を吸着し、支持部材H1500の装着面H1601に記録素子基板H1101をマウントし、装着面H1601に接着する。
図3(c)は、記録素子基板H1101の幅と、支持部材H1500の開口部H1600の幅の関係を示す図である。図3(b)に示すように記録素子基板H1101がマウントされるため、図3(c)に示すように、支持部材H1500の開口部H1600の幅Yは、記録素子基板H1101の短手方向の幅Xよりも長くなっている。このため、第1の凹部H1001と第2の凹部H1002とが形成される(図2参照)。
図4(a)はリード端子封止材H1402の塗布工程を示す模式図である。記録素子基板H1101の長手方向に関する両端部には、電気配線部材H1400から駆動信号を伝達するためのリード端子H1401が接続されている(図1参照)。図4(a)に示すように、リード端子H1401を保護するため、リード端子H1401が接続されている部分にリード端子封止材H1402が塗布される。この時、リード端子封止材H1402はリード端子H1401の上側を封止するだけではなく、リード端子H1401の下側にも回り込み記録素子基板H1101と支持部材H1500の隙間も封止する。
図4(b)は図4(a)のa−a断面の一部を示す部分断面図である。記録素子基板H1101の側面H1201と、これに対向する開口部H1600の側面H1301と、装着面H1601の一部とで形成される第1の凹部H1001には封止材H2001を塗布し、硬化する。一方で、記録素子基板H1101の側面H1202と、これに対向する開口部H1600の側面H1302と、装着面H1601の一部とで形成される第2の凹部には、封止材H2001を塗布しない。
図5は、図1に示すインクジェット記録ヘッド1000のa―a断面の一部を含む部分断面図であり、図2(a)に示した本実施形態のインクジェット記録ヘッドH1000において、封止材H2001によって応力αが発生した状態を示した図である。
記録素子基板H1101は、製造工程における温度変化や、製品の使用環境における温度変化に基づく封止材の伸縮によって応力αが発生する。本実施形態では、封止材が配された第1の凹部H1001を形成する記録素子基板H1101の側面H1201は外力を受けるが、封止材が配されていない第2の凹部H1002を形成する記録素子基板H1101の側面H1201は外力を受けにくくなる。したがって、両方の凹部に封止材が配されている場合と比べて、記録素子基板H1101に加わる外力を低減させることができる。
また、図2(b)に示した変形例においては、第2の凹部H1002に配される封止材H2002が、第1の凹部H1001に配された封止材H2001の高さより低い位置まで配されている。すなわち、第2の凹部H1002に配される封止材H2002の体積は、第1の凹部H1001に配された封止材H2001の体積よりも小さい。この場合についても、両方の凹部に封止材H2002が充填されている場合と比べて、記録素子基板H1101に加わる外力を低減させることができる。
図6(a)は、本実施形態のインクジェット記録装置400に装着された、インクジェット記録ヘッドの一部の、ワイピングが行われる前の状態を示す。図6(b)は、インクジェット記録ヘッドH1000の一部の、ワイピングが行われた後の状態を示す。図6(a)、(b)ともに、図1のa―a断面の一部を示している。
ワイピング部材10によってワイピングが行われる前は、記録素子基板H1101の吐出口面H1109には、インク20が残存した状態となっている。図6(a)に示すように、ワイピング部材10により矢印の方向にワイピングが行われる。インクジェット記録ヘッドH1000の吐出口面H1109を含む面は、第2の凹部H1002から第1の凹部H1001へ向かう方向にワイピング部材10によってワイピングされる。
ワイピングの上流側となる第2の凹部H1002には、封止材が配されていない、あるいは、封止材が第1の凹部H1001の封止材よりも低い高さだけ配されている。しかし、ワイピングの上流側であるため、第2の凹部H1002で形成される領域cにインクが運び込まれる可能性は低く、そのため領域cにインクが溜まり、印字中に画像に垂れる等の可能性も低い。
また、ワイピングの下流側となる第1の凹部H1001には、封止材H2001が配されている。第1の凹部H1001に封止材が充填されていない場合は、ワイピングによって払拭されたインク20が第1の凹部H1001内に運びこまれる恐れがあるが、封止材H2001により封止されているため、図6(b)に示す領域dにインクが溜まる可能性は低い。したがって、領域dにインクが溜まり、印字中に画像に垂れてしまう可能性も低い。
以上説明したように、本実施形態の構成によると、記録素子基板H1101と支持部材H1500との間に設けられた両側の凹部が封止材で充填されている場合と比べて、封止材の応力により記録素子基板H1101に加わる外力を低減することが可能である。更に、ワイピングによって凹部にインクが溜まり、このインクが垂れて記録品位を低下させる恐れも低減することが可能である。
なお、本実施形態では、支持部材H1500に開口部H1600が設けられた構成である。しかし、記録素子基板H1101を配するための開口部H1600が設けられていない支持部材H1500上に、記録素子基板H1101を配するための開口部が設けられた、支持部材H1500とは別体の部材が配されている構成であってもよい。
(第2の実施形態)
図7(a)は、第2の実施形態に係るインクジェット記録ヘッドH1000を示す模式的斜視図である。図7(b)は、図7(a)のa−a断面の一部を示す部分断面図である。以降の実施形態については、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態では、ワイピング上流側である第2の凹部H1002における側面H1202との側面H1302との距離Bは、ワイピング下流側である第1の凹部H1001における側面H1201と側面H1301との距離Aよりも、短くなっている。
インク供給口H1104に連通する支持部材H1500の開口部H1503の側面H1501と、第1の凹部H1001を形成する支持部材H1500の側面H1301との距離をCとする。また、支持部材H1500の開口部H1503の側面H1502と、第2の凹部H1002を形成する支持部材H1500の側面H1302との距離をDとする。距離Dは、距離Cよりも短い。
また、記録素子基板H1101の供給口H1104から記録素子基板H1101の側面H1201及び側面H1202までの距離はEで、互いに等しくなっている。
距離Eは等しいが、距離Dが距離Cよりも短くなっているため、ワイピング上流側である第2の凹部H1002における距離Bは、ワイピング下流側である第1の凹部H1001における距離Aよりも短くなる。
図8(a)は、本実施形態におけるワイピングの前の記録素子基板H1101の状態を示し、図8(b)は、ワイピングの後の記録素子基板H1101の状態を表す。図8(a)、(b)は、図7(a)のa―a断面の一部を含む部分断面図である。図8(a)に示すように、ワイピング部材10により第2の凹部H1002から第1の凹部H1001の方向(図の矢印の方向)へ向かってワイピングが行われる。
第2の凹部H1002には、封止材が配されていない、あるいは第1の凹部H1001に配された封止材より低い高さしか封止材が配されていない。本実施形態のように、領域e(図8(b))に封止材が充填されていなくても、ワイピング上流側の第2の凹部における距離Bが微小で距離Aよりも短く、領域e内にインク20がより運ばれにくくなるため、記録品位が低下する恐れをより低減することが可能である。なお、距離Bはより短いほど好ましい。
(第3の実施形態)
図9を用いて説明を行う。図9(a)は、第3の実施形態のインクジェット記録ヘッドH1000を示す模式的斜視図である。図9(b)は、図9(a)のa―a断面の一部を示す部分断面図である。図9(c)は、記録素子基板H1101の一部を吐出口面H1109の側から見た部分上面図であり、インク流路壁H1107A、H1107Bを透過して示している。
本実施形態における記録素子基板H1101には、b−b線で示す記録素子基板H1101の中央部よりもワイピングの下流側には、第1のインク吐出口H1102Aが複数配設され、第1の吐出口列H1122Aが形成されている。また、記録素子基板H1101の中央部よりもワイピング上流側には、第2のインク吐出口H1102Bが複数配設され、第2の吐出口列H1122Bが形成されている。ここで、第1のインク吐出口H1102Aは、第2のインク吐出口H1102Bよりも、吐出口の径が小さくなっている。インク吐出口の径が小さいとインク流路H1105の幅も小さく設計される。
そのため、図9(c)で示すように、隣接するインク吐出口にそれぞれ連通するインク流路を形成するインク流路壁の距離、すなわちインク流路壁の幅を比較すると、インク流路壁H1107A同士の距離は、インク流路壁H1107B同士の距離よりも大きい。ここで、インク流路壁H1107Aは、第1のインク吐出口H1102Aに連通するインク流路H1105を形成するインク流路壁である。また、インク流路壁H1107Bは、第2のインク吐出口H1102Bに連通するインク流路H1105を形成するインク流路壁である。
したがって、オリフィスプレートH1106とシリコン基板H1108との接合面積は、記録素子基板H1101の中央部よりも第1のインク吐出口列H1122A側の方が、中央部よりも第2のインク吐出口列H1122B側よりも、大きい。すなわち、封止材H2001が充填された第1の凹部H1001に近い第1のインク吐出口列H1122A側は、第2の凹部H1002に近い第2のインク吐出口列H1122B側よりも、封止材によって応力が生じても剥がれに対して強い構成となっている。
このように、本実施形態では、吐出口径が異なるなど吐出口列によって流路壁の幅が異なる場合に、接合面積が大きくより接着力が大きい側の記録素子基板H1101の側面が第1の凹部H1001を形成するように、記録素子基板H1101を配置している。これにより、封止材の応力によって記録素子基板H1101が剥がれる恐れをより低減することが可能である。
(第4の実施形態)
図10(a)は、本実施形態のインクジェット記録ヘッドH1000を示す模式的斜視図であり、図10(b)は、図10(a)のa−a断面の一部を含む部分断面図であり、ワイピング部材10も合わせて記している。
本実施形態も上述の実施形態と同様に、ワイピング上流側である第2の凹部H1002には封止材が配されていないか、ワイピング下流側である第1の凹部H1001よりも低い高さまでしか封止材が配されていない。記録素子基板H1101と電気配線部材H1400との間隔が広く、特にその間に封止材が配されていなかったり、封止材が低い位置までしか配されていない場合の課題について説明する。このような場合には、ワイピング部材10と記録素子基板H1101のエッジ部とが接触し、ワイピング部材10や記録素子基板H1101が傷ついてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態は、記録素子基板H1101の側面と電気配線部材1400に設けられた開口部H1403との距離が、両側で異なる構成である。ワイピング下流側の記録素子基板H1101の側面H1201と、これに対向する電気配線部材H1400の開口部H1403を形成する部分H1411との距離を距離Fとする。ワイピング上流側の記録素子基板H1101の側面H1202と、これに対向する電気配線部材H1400の開口部H1403を形成する部分1412との距離を距離Gとする。本実施形態では、第2の凹部H1002の上部が、第1の凹部H1001の上部よりも、より多く電気配線部材H1400で覆われている構成であるため、距離Gは距離Fよりも短くなっている。
このような構成であるので、ワイピング部材10と記録素子基板H1101とのエッジ部が接触し、部材が傷ついてしまう恐れを低減することが可能である。また、第2の凹部H1002にインクが侵入して溜まる恐れをより低減することが可能である。なお、距離Gはより短いほど望ましい。
また、ワイピングの下流側の第1の凹部H1001には、封止材H2001が配されるため、一例としてニードルにより封止材H2001を塗布する場合に、そのためのスペースが必要となる。一方、ワイピングの上流側の第2の凹部H1002には、封止材H2002を配することは必須ではない。そのため、ニードルにより封止材を塗布するためのスペースを必ずしも設けなくても良い。
(第5の実施形態)
図11を用いて、本実施形態について説明する。図11(a)は、本実施形態のインクジェット記録ヘッドH1000を示す模式的斜視図であり、図11(b)は、図11(a)のa―a断面の一部を含む部分断面図である。
記録素子基板H1101は、コストダウンの観点からは、インク供給口H1104から記録素子基板H1101の側面までの距離が短い方が好ましい。しかし、応力に対する強度の観点からは、インク供給口H1104から側面までの距離が大きい方が好ましい。
図11(b)に示すように、記録素子基板H1101の中央部(図11(a)中のc―cで示す部分)と、ワイピング下流側の記録素子基板H1101の側面H1201との距離を距離Hとする。記録素子基板H1101の中央部と、ワイピング上流側の記録素子基板H1101の側面H1202との距離を距離Iとする。
本実施形態では、距離Hが距離Iより長くなっている。すなわち、封止材H2001が充填された第1の凹部H1001が設けられたワイピング下流側の方が、封止材が配されていない第2の凹部H1002が設けられたワイピング上流側よりも、記録素子基板H1101の面積が大きく、外力に対する強度が高い。また、ワイピング下流側の方が、ワイピング上流側よりも、オリフィスプレートH1106とシリコン基板H1108との接合面積が大きい。接合面積が大きいほど、外力よって剥がれが生じる恐れをより低減することが可能である。
このような構成であるので、記録素子基板H1101を小型化することでそのコストを低減し、且つ封止材による記録素子基板H1101に対する応力の影響を低減することが可能となる。
10 ワイピング部材
400 インクジェット記録装置(液体吐出装置)
H1000 インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
H1001 第1の凹部
H1002 第2の凹部
H1103 エネルギー発生素子
H1101 記録素子基板
H1102 インク吐出口
H1201 記録素子基板の側面(第1の側面)
H1202 記録素子基板の側面(第3の側面)
H1301 第2の側面
H1302 第4の側面
H1500 支持部材
H1601 装着面
H2001 封止材

Claims (12)

  1. 液体を吐出する吐出口と、該吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、を備えた素子基板と、
    該素子基板が装着された装着面と、
    前記素子基板の第1の側面と、該第1の側面と対向する第2の側面と、前記装着面の一部と、を内壁として含み、前記素子基板の、前記吐出口が備えられた吐出口面に対して凹んだ第1の凹部と、
    前記第1の側面の裏面である前記素子基板の第3の側面と、該第3の側面と対向する第4の側面と、前記装着面の、前記一部とは別の一部と、を内壁として含み、前記吐出口面に対して凹んだ第2の凹部と、
    を有する液体吐出ヘッドと、
    前記第2の凹部から前記第1の凹部の方向へ前記吐出口面に対して相対的に移動することで前記吐出口面をワイピングするワイピング部材と、
    を有する液体吐出装置であって、
    前記第1の凹部及び前記第2の凹部には封止材が配されており、前記第1の凹部には、前記第2の凹部と比べて、前記吐出口から液体を吐出する方向に関して高い位置まで封止材が配されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 液体を吐出する吐出口と、該吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、を備えた素子基板と、
    該素子基板が装着された装着面と、
    前記素子基板の第1の側面と、該第1の側面と対向する第2の側面と、前記装着面の一部と、を内壁として含み、前記素子基板の、前記吐出口が備えられた吐出口面に対して凹んだ第1の凹部と、
    前記第1の側面の裏面である前記素子基板の第3の側面と、該第3の側面と対向する第4の側面と、前記装着面の、前記一部とは別の一部と、を内壁として含み、前記吐出口面に対して凹んだ第2の凹部と、
    を有する液体吐出ヘッドと、
    前記第2の凹部から前記第1の凹部の方向へ前記吐出口面に対して相対的に移動することで前記吐出口面をワイピングするワイピング部材と、
    を有する液体吐出装置であって、
    前記第1の凹部には封止材が配されており、前記第2の凹部には封止材が配されていないことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 前記素子基板は、前記吐出口が備えられた吐出口部材と、前記装着面に装着された面を備え、前記吐出口部材と接合された基板と、を有しており、
    前記素子基板の中央部よりも前記第1の側面の側における前記吐出口部材と前記基板との接合面積は、前記素子基板の中央部よりも前記第の側面の側における前記接合面積よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記素子基板は、該素子基板の中央部よりも前記第1の側面の側に設けられ、該第1の側面に沿って複数の前記吐出口が配設された第1の吐出口列と、前記中央部よりも前記第3の側面の側に設けられ、該第3の側面に沿って複数の吐出口が配設された第2の吐出口列と、前記第1の吐出口列及び前記第2の吐出口列の前記複数の吐出口にそれぞれ連通し、前記吐出口部材の一部と前記基板の一部とを含む流路を複数と、を有し、
    前記第1の吐出口列のうちの隣接する前記吐出口にそれぞれ連通する前記流路を形成する壁同士の距離は、前記第2の吐出口列のうちの隣接する前記吐出口にそれぞれ連通する前記流路を形成する壁同士の距離よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記第1の吐出口列の前記吐出口の面積は、前記第2の吐出口列の前記吐出口の面積よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記第3の側面と前記第4の側面との距離は、前記第1の側面と前記第2の側面との距離と比べて小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記液体吐出ヘッドは、前記素子基板を囲う開口部を備え、前記第1の凹部の上部及び前記第2の凹部の上部の少なくとも一部を覆うように設けられた、前記エネルギー発生素子と電気的に接続される電気配線部材を有しており、
    前記第3の側面と前記開口部との距離は、前記第1の側面と前記開口部との距離と比べて、小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  8. 前記液体吐出ヘッドは、前記エネルギー発生素子と電気的に接続されるリード端子を有しており、
    前記素子基板には、前記吐出口面のうちの、前記第1の側面を構成する辺及び前記第3の側面を構成する辺を含まない辺に沿って、前記リード端子が接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  9. 前記素子基板は、一つの素子基板からなることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
  10. 前記第1の凹部に配された前記封止材は、前記第2の凹部に配された前記封止材よりも体積が大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  11. 液体を吐出する吐出口と、該吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、を備えた素子基板と、
    前記素子基板が装着された装着面と、
    前記素子基板の第1の側面と、該第1の側面と対向する第2の側面と、前記装着面の一部と、を内壁として含み、前記素子基板の、前記吐出口が備えられた吐出口面に対して凹んだ第1の凹部と、
    前記第1の側面の裏面である該素子基板の第3の側面と、該第3の側面と対向する第4の側面と、前記装着面の、前記一部とは別の一部と、を内壁として含み、前記吐出口面に対して凹んだ第2の凹部と、
    を有し、
    前記第2の凹部から前記第1の凹部の方向へ前記吐出口面に対してワイピング部材が相対的に移動することで前記吐出口面がワイピングされる液体吐出ヘッドであって、
    前記第1の凹部及び前記第2の凹部には封止材が配されており、前記第1の凹部には、前記第2の凹部と比べて、前記吐出口から液体を吐出する方向に関して高い位置まで封止材が配されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  12. 液体を吐出する吐出口と、該吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、を備えた素子基板と、
    該素子基板が装着された装着面と、
    前記素子基板の第1の側面と、該第1の側面と対向する第2の側面と、前記装着面の一部と、を内壁として含み、前記素子基板の、前記吐出口が備えられた吐出口面に対して凹んだ第1の凹部と、
    前記第1の側面の裏面である前記素子基板の第3の側面と、該第3の側面と対向する第4の側面と、前記装着面の、前記一部とは別の一部と、を内壁として含み、前記吐出口面に対して凹んだ第2の凹部と、
    を有し、
    前記第2の凹部から前記第1の凹部の方向へ前記吐出口面に対してワイピング部材が相対的に移動することで前記吐出口面がワイピングされる液体吐出ヘッドであって、
    前記第1の凹部には封止材が配されており、前記第2の凹部には封止材が配されていないことを特徴とする液体吐出ヘッド。
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