JP5594331B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装着部から画像形成ユニットを取り出すに際し一度の操作で書込ヘッドの印字位置からの離間と画像形成ユニットの装着部からのロック解除とを行い、装着部に画像形成ユニットを装着するに際し一度の操作で書込ヘッドの印字位置への復帰と画像形成ユニットの装着部へのロックとを行う機構を備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置がある。この画像形成装置は、一般に感光体ドラムを一様に帯電させて初期化し、この感光体ドラムに光書込みによって静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像化して、そのトナー像を直接または間接に用紙等の転写材に転写して定着器で定着させる。
このような画像形成装置においては、用紙搬送ユニット、画像形成ユニット、転写ベルトユニット、定着ユニット等の画像形成に関わるユニット類は、画像形成装置本体のフレームにより位置決めされて保持される方式が一般的に採用されている。
これらのユニットは、一定期間の使用で寿命が尽きる又は汚れが生じると、新品との交換や清掃等の保守作業を行う必要がある。このため、上述したユニット類は画像形成装置本体の装着部に着脱可能に構成されているものが多い。
特に画像形成ユニット(プロセスカートリッジ)では装着部とのロック(係止)を解除してから長手方向つまり主走査方向に引き出すようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)
ところで、特許文献1では、プロセスカートリッジ(画像形成ユニット)を装着部から脱抜する際、書込ヘッドとプロセスカートリッジとを離間させることや、プロセスカートリッジの装着部との係止(ロック)を解除するとの記載はあるが解除の方法については具体的記載がない。
通常は、レバー等を用いて書込ヘッドを感光体ドラムから離間させ、その後感光体ドラムと一体な画像形成ユニットを主走査方向に引き出すのが一般的である。画像形成ユニットを装着する際も、レバー等により書込ヘッドを印字位置から離間させてから画像形成ユニットを主走査方向に押し込んで装着する。
特開2004−354690号公報
しかしながら、この方法であると、ユーザは、レバーを操作する作業と、画像形成ユニットの取っ手を持って引き抜く又は押し込む作業の二つの作業が必要となり、手間がかかるという問題がある。
特に、フルカラーの画像形成装置の場合、一般的に4種類の画像形成ユニットを着脱するので、正しい色の画像形成ユニットを正しい位置の装着部に装着させるために、色ごとにレバーの操作方向を異ならせている場合であると、レバーの操作を間違えて画像形成ユニットを装着部から引く抜くことができないなどの不具合が起きる。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、装着部から画像形成ユニットを取り出すに際し一度の操作で書込ヘッドの印字位置からの離隔と画像形成ユニットの装着部からのロック解除とを行い、装着部に画像形成ユニットを装着するに際し一度の操作で書込ヘッドの印字位置への復帰と画像形成ユニットの装着部へのロックとを行う機構を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、ユニット装着部と、像担持体を備えて前記ユニット装着部に挿脱自在な画像形成ユニットと、前記像担持体に画像情報を書き込む書込ヘッドと、前記ユニット装着部に装着された前記画像形成ユニットの前記像担持体に対して前記書込ヘッドを近接させる近接位置と、該近接位置から離れた離間位置とに移動自在に前記書込ヘッドを支持する支持部材と、該支持部材を前記近接位置方向へ付勢する付勢部材と、前記支持部材に設けられ、前記画像形成ユニットが前記ユニット装着部に装着されて前記支持部材が前記近接位置にある時には前記画像形成ユニットと係合して該画像形成ユニットの脱抜を阻止するロック姿勢をとり、前記支持部材が前記離間位置にある時には前記画像形成ユニットの挿脱を許容すべく非ロック姿勢で前記画像形成ユニットと係合するロック部と、前記画像形成ユニットに設けられ、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱途中では前記ロック部と係合して前記付勢部材の付勢力に抗して前記支持部材を前記離間位置へ移動させ、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した時点では前記付勢部材の付勢力に基づいて前記支持部材を前記近接位置へ移動可能とする係合部と、を有するロック機構と、前記支持部材と係合する連動部を備えて前記画像形成ユニットに設けられ、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱に係りなく前記連動部が前記支持部材と非係合となる第1位置と、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した際に前記連動部を介して前記支持部材を前記離間位置に強制移動させて前記ロック機構によるロックを解除可能な第2位置とに移動自在な操作部材と、を備えて構成される。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、ユニット装着部と、像担持体を備えて前記ユニット装着部に挿脱自在な画像形成ユニットと、前記像担持体に画像情報を書き込む書込ヘッドと、前記ユニット装着部に装着された前記画像形成ユニットの前記像担持体に対して前記書込ヘッドを近接させる近接位置と、該近接位置から離れた離間位置とに移動自在に前記書込ヘッドを支持する支持部材と、該支持部材を前記近接位置方向へ付勢する付勢部材と、前記支持部材に設けられ、前記画像形成ユニットが前記ユニット装着部に装着されて前記支持部材が前記近接位置にある時には前記画像形成ユニットと係合して該画像形成ユニットの脱抜を阻止するロック姿勢をとり、前記支持部材が前記離間位置にある時には前記画像形成ユニットの挿脱を許容すべく非ロック姿勢で前記画像形成ユニットと係合するロック部と、前記画像形成ユニットに設けられ、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱途中では前記ロック部と係合して前記付勢部材の付勢力に抗して前記支持部材を前記離間位置へ移動させ、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した時点では前記付勢部材の付勢力に基づいて前記支持部材を前記近接位置へ移動可能とする係合部と、を有するロック機構と、前記支持部材と係合する連動部を備えて前記画像形成ユニットの前面部に軸支され、回動することにより、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱に係りなく前記連動部が前記支持部材と非係合となる第1位置と、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した際に前記連動部を介して前記支持部材を前記離間位置に強制移動させて前記ロック機構によるロックを解除可能な第2位置と、を取り得る操作部材と、を備えて構成される。
本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(プリンタ、装置本体)の内部構成を説明する断面図である。 実施例1に係るプリンタの外観斜視図である。 (a)は実施例1に係るプリンタの画像形成部の4個の画像形成ユニットを取り出して横に並べて示す正面図、(b)はその斜視図である。 (a)は実施例1に係るプリンタの前扉を開けたとき外部に露出する画像形成部の4個の画像形成ユニットの前方部分の斜視図、(b)は下流側の2個の画像形成ユニットが取り外されている装着部の状態を示す図である。 プリンタの画像形成ユニットがユニット装着部に装着前の又はユニット装着部から跋脱後の単体であるときの斜視図である。 (a)は画像形成ユニットをユニット装着部に装着直前の状態を示す図、(b)は装着を開始した図、(c)は装着が完了して未だロックをしていない状態を示す図、(d)は装着が完了してロックされた状態を示す図である。 (a)は図6(c)の状態のときのユニット前面カバーの正面図、(b)はその抓みと一体な抓み円板の裏面の縁周囲に立設する円環部の断面図、(c)はリリースクランクのみを取り出して示す図、(d)は(a)のユニット前面カバーの背面図、(e)は(d)のクランクホルダを取り除いて示す図である。 (a)は図6(d)の状態を示し、抓みを横に90度回動させたときのユニット前面カバーの正面図、(b)は抓み円板の裏面の円環部の断面図、(c)は(a)のユニット前面カバーの背面図、(d)は(c)のクランクホルダを取り除いて示す図、(e)は図6(d)の右端部がロック状態に変化した状態を部分的に再掲して示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るフルカラーの画像形成装置(以下、単にプリンタ、又は装置本体という)の内部構成を説明する断面図である。
図1に示すプリンタ1(以下、装置本体1とも言う)は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、転写ベルトユニット3、トナー供給部4、給紙部5、ベルト式定着ユニット6、及び両面印刷用搬送ユニット7で構成されている。
上記画像形成部2は、いわゆる背面転写方式で転写ベルト8の下部走行部表面8aにトナー画像を転写するために、その転写ベルト8の下部走行部表面8aに接して上流側から下流側(同図の右側から左側)へ4個の画像形成ユニット9(9k、9c、9m、9y)を多段式に並設した構成をとっている。
上記4個の画像形成ユニット9のうち上流側の3個の画像形成ユニット9y、9m及び9cは、それぞれ減法混色の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色トナーによるモノカラー画像を形成する。
また、画像形成ユニット9kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。上記の各画像形成ユニット9は、画像を現像するトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下イエロー(Y)のトナー用の画像形成ユニット9yを例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット9は、最上部に像担持体としての感光体ドラム10を備えている。この感光体ドラム10は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム10の周面に当接し又は近傍を取り巻いて、クリーナ11、帯電ローラ12、光書込ヘッド13、及び現像器14の現像ローラ15が配置されている。
書込ヘッド13は、矢印bで示すように、感光体ドラム10に対し近接する印字時の近接位置と、保守時等に画像形成ユニット9を装置本体前方に引き出す際に、下方に降下して感光体ドラム10から離れる離間位置とに移動可能に装置本体1のフレームに保持されている。
現像器14は、外部を覆うユニット筐体16、内部に設けられた隔壁17、現像ローラ15、第1の攪拌搬送スクリュー18、及び第2の攪拌搬送スクリュー19を備えている。第1及び第2の攪拌搬送スクリュー18及び19は、特には図示しないが、スクリュー軸と、このスクリュー軸と一体に構成されて回転するフィンから成る。
この現像器14には、トナー供給部4のトナー補給容器20(20y、20m、20c、20k)から、同図にはY、M、C、Kで示すようにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかのトナーが供給される。
転写ベルトユニット3は、装置本体のほぼ中央で図の左右方向に扁平なループ状になって延在する無端状の上述した転写ベルト8と、この転写ベルト8を掛け渡されて転写ベルト8を図の矢印aで示す反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ21と従動ローラ22を備えている。
上記の転写ベルト8には、一次転写ローラ23がユニットと一体に組み込まれている。一次転写ローラ23は転写ベルト8を介して感光体ドラム10に圧接し、下方を循環移動する転写ベルト8の下部走行部表面8aにトナー像を直接転写(一次転写)する。
転写ベルト8は、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への二次転写部24まで搬送する。二次転写部24は、駆動ローラ21に隣接して下流側(図では上方)に配置された転写補助ローラ25と、この転写補助ローラ25に転写ベルト8を介して圧接する二次転写ローラ26とで形成されている。
転写ベルト8には、ベルトクリーナ27が配置されている。ベルトクリーナ27は、転写ベルト8の従動ローラ22に掛け渡されている表面に当接するクリーニングブレード28を備えている。また、ベルトクリーナ27の左方から下方にかけて隣接して、廃トナー回収容器29が着脱自在に配置されている。
ベルトクリーナ27は、クリーニングブレード28により転写ベルト8の表面に残留する廃トナーを擦り取って除去し、その廃トナーを不図示の搬送スクリューにより廃トナー回収容器29に送り込んでいる。
トナー供給部4は、転写ベルト8の上部走行部の上方に配置される4個のトナー補給容器20(20y、20m、20c、20k)を着脱自在に備えている。4個のトナー補給容器20には前述したようにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーが収容されている。
これら4個のトナー補給容器20は、図1では転写ベルトユニット3の向う側に隠れて見えないが、それぞれ装着部のトナー供給口に続くトナー供給路を介して、それぞれに対応する画像形成ユニット9の現像器14と連結されている。
このトナー供給部4は、特には図示しないが、図1に示す印刷実行時位置から、それより上方の保守位置に、昇降可能に装着部を介してプリンタ1本体のフレームに保持されている。
給紙部5は、上下2段に配置された2個の給紙カセット30(30a、30b)を備えている。2個の給紙カセット30の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ31、給送ローラ32、捌きローラ33、待機搬送ローラ対34が配置されている。
待機搬送ローラ対34の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト8、転写補助ローラ25、二次転写ローラ26による前述した用紙への二次転写部24が形成されている。
この二次転写部24の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着ユニット6が配置され、ベルト式熱定着ユニット6の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着ユニット6から搬出する搬出ローラ対36、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレー37に排紙する排紙ローラ対38が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット7は、外面(図の右方外側面)がプリンタ1の内部を側面から外部に開放又は遮蔽する開閉部材を兼ねている。
この両面印刷用搬送ユニット7は、排紙ローラ対38の直前から図の右横方向に分岐する開始返送路39a、それから下方に曲がる中間返送路39b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路39cから成る返送路39を備えている。
また、返送路39の途中には、5組の返送ローラ対41(41a、41b、41c、41d、41e)が配置されている。上記終端返送路39cの出口は、給紙部5の下方の給紙カセット30bに対応する待機搬送ローラ対34への搬送路に合流している。
図2は、上記構成のプリンタ1の外観斜視図である。尚、図2には図1と同一の構成部分には図1と同一の番号を付与して示している。図2に示すように、プリンタ1には、前方に取っ手が付いた前扉40aが備えられ、右側面には、これも取っ手が付いた開閉部材40bが備えられている。開閉部材40bには図1に示した両面印刷用搬送ユニット7が一体化されている。
このプリンタ1は、図1に示したように、用紙に直接トナー像を転写する方式ではなく、待機搬送ローラ対35により二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に転写ベルト8を介してトナー像を転写し、更に鉛直方向に用紙を搬送して転写トナー像を用紙に定着する方式となっている。
したがって、用紙の搬送路に発生する用紙ジャム等の不具合を回復するメンテナンス処理時には、図2に示す右側の開閉部材40bを開放するのみで対処できるようになっている。
つまり、用紙ジャム等の不具合は、図1の左側に集中するキット類の配設部では発生しないので、キット類などの消耗品の着脱の操作は、図2に示す前扉40aを開いて、キット類を長手方向(前扉方向)に入れ替え操作するように構成されている。
図3(a)はプリンタ1の画像形成部の4個の画像形成ユニットを取り出して横に並べて示す正面図、(b)はその斜視図である。尚、図3(a),(b)には、図1と同一の構成部分には図1と同一の番号を付与して示している。
図3(a),(b)に示すように、画像形成部2の4個の画像形成ユニット9(9k、9c、9m、9y)は、正面に抓み42を備えている。抓み42の右端部には、印刷、刻印、又は成形による三角記号43が、三角の一角を抓み42の外端部に向けて配置されている。
図3では、抓み42を水平位置で示しているが、実際には後述するように、画像形成ユニット9が画像形成部2の装着部から外に取り出されているときは、抓み42は、垂直位置にある。したがって、その場合は三角記号43の一角は上向きとなる。
抓み42の周囲のユニット前面カバー44には、画像形成ユニット9が画像形成部2の装着部に装着されて図3(a),(b)に示すように抓み42が横90度にひねり廻されたとき抓み42の三角記号43の外向きの一角に向き合う位置に、これも印刷、刻印、又は成形による三角印45が配置されている。
同様に抓み42の周囲のユニット前面カバー44には、画像形成ユニット9が画像形成部2の装着部から前方に引き出される際に抓み42が縦90度にひねり廻されたとき抓み42の三角記号43の上向きの一角に向き合う位置に、これも印刷、刻印、又は成形による三角印46が配置されている。
また、図3(b)では、ユニット前面カバー44の切り欠かれた形状の右上部分には感光体ドラム10とクリーナ11の前端部共用カバー47が突出し、現像器14と帯電ローラ12の前端部は、ユニット前面カバー44の後方に隠れている形状となっている。
図4(a)はプリンタ1の前扉40a(図2参照)を開けたとき外部に露出する画像形成部2の4個の画像形成ユニット9の前方部分の斜視図、(b)は下流側の2個の画像形成ユニット9が取り外されているユニット装着部の状態を示す図である。
なお、図4(a),(b)には、図3と同一の構成部分には図3と同一の番号を付与して示している。図4(b)に示すように、ユニット装着部48は装置本体1のフレーム49上に設けられている。
ユニット装着部48は、中央部の長枠状の筐体51内にヘッドユニット52を上下に摺動自在に保持している。ヘッドユニット52の上面には、感光体ドラム10に光書き込みを行うLED(light emitting diode)素子アレイ53が長手方向に配置されている。
筐体51においてヘッドユニット52の図面右側の部分はやや下方に落ち込んだ長溝54を形成している。長溝54の右手は更に右方向に平面を形成する平面部55と、平面部55の右端から縦に直立する立設部56からなる案内レール57が形成されている。
ヘッドユニット52の下部は、長枠状の筐体51の下方に延び出してヘッド支持部材50を形成している。そのヘッド支持部材50には、下面前端から前方に水平に突設してクランク係合部58が形成されている。
また、ヘッド支持部材50の下部前端部には、左側面に沿い付けるようにロック部を兼ねるヘッド離間レバー59が配置されている。ヘッド離間レバー59は、ヘッド支持部材50と一体に設けられ、傾斜面部61と傾斜面部61に続く平面部62と平面部61の終端から下方に鉛直に曲がるレバー段差部63とを形成されている。
図5はプリンタ1の画像形成ユニット9がユニット装着部48に装着前の又はユニット装着部48から跋脱後の単体であるときの斜視図である。なお、図5には、図4(a),(b)と同一の構成部分には図4(a),(b)と同一の番号を付与して示している。
図5には、ユニット装着部48とのロックを解除するために、三角記号43をユニット前面カバー44の上部の三角印46に対向させる縦位置に90度回動している抓み42と、ユニット装着部48への装着時に、ヘッド離間レバー59に係合する現像器14のユニット筐体16の底部を示している。
また、同じくユニット装着部48への装着時に、ユニット装着部48の長溝54に係合する帯電ローラ12の筐体と、案内レール57の立設部56と平面部55とに係合するクリーナ11の筐体側面11aと筐体底部11bを示している。
図6(a)は画像形成ユニット9をユニット装着部48に装着直前の状態を示す図であり、同図(b)は装着を開始した図、同図(c)は装着が完了して未だロックをしていない状態を示す図、同図(d)は装着が完了してロックされた状態を示す図である。なお、図6(a),(b),(c),(d)では図の右を装置の前部、図の左を装置の後部としている。
また、図6(a),(b),(c),(d)には図4(b)に示した構成部分と同一の構成部分には図4(b)と同一の番号を付与して示している。また、図6(a),(b)には、ユニット装着部48を、長枠状の筐体51の側部の筐体枠板を除いた状態で示している。
また、図6(a),(b)には画像形成ユニット9の現像器14及びユニット筐体16の下の部分のみを単なる断面として示している。また、図6(c),(d)には、図6(a),(b)で単なる断面として示している部分以外の部分を実線又は破線で簡略に示している。
図6(a)に示すように、ヘッドユニット52には、底部の前後2箇所に押し上げばね64の上端部が係止している。これにより、ヘッドユニット52は、LED素子アレイ53が感光体ドラム10の周面に近接する印字位置まで上昇するように常に押し上げ付勢されている。
このヘッドユニット52は、前部と後部を、ユニット装着部48の長枠状の筐体51の前部と後部により、それぞれ上下に昇降可能に保持されている。ヘッドユニット52の昇降動作は、ヘッド支持部材50の上下動に連動して行われる。
ヘッド支持部材50の装置前方における上下動の動作は、ヘッドユニット52の前部を上下動させると共に、ヘッドユニット52の下方で前後にわたって延在するリンクシャフト65の回転に変換される。リンクシャフト65の回転は、ヘッドユニット52の後部において上下動に変換される。
これにより、ヘッド支持部材50の上下動に応じて、ヘッドユニット52全体が上下に移動する。図6(a)において、画像形成ユニット9が矢印cで示すように、ユニット装着部48への装着を開始するとする。
先ず、現像器14のユニット筐体16の底部の挿入方向先端が、ヘッド離間レバー59の傾斜面部61に当接して傾斜面部61に摺接しながら平面部62に乗り上げる。画像形成ユニット9のユニット装着部48との係合上部は、特には図示しないがユニット装着部48のフレームにより摺動自在に上下位置を固定されている。
これにより、ヘッド離間レバー59は、画像形成ユニット9に対し、相対的に下方に押し下げられて下降する。このヘッド離間レバー59の下降に連動してヘッドユニット52が、図6(b)に示すように、押し上げばね64の付勢力に抗して、ほぼリンクシャフト65の位置まで降下する。つまり印字位置から離間する。
このように、画像形成ユニット9がユニット装着部48に装着を開始すると同時にヘッドユニット52が印字位置から離間するので、画像形成ユニット9がこのままユニット装着部48に押し込まれ続けても、感光体ドラム10とLED素子アレイ53とが接触するような不都合は発生しない。
やがて、図6(c)に示すように、画像形成ユニット9が前端部までユニット装着部48に押し込まれると、現像器14のユニット筐体16の底部(摺擦部16a)前端に形成されているユニット段差部66がヘッド支持部材50のレバー段差部63に係合可能な位置にくる。すなわち、ユニット筐体16の底部(摺擦部16a)の欠如部16bがヘッド離間レバー59に対向する位置にくる。
これよりやや早く、抓み42のついたユニット前面カバー44の裏面に配置されている詳しくは後述する連動機構の昇降部材であるリリースクランク67のロック係合板78がヘッド支持部材50のクランク係合部58を上から押さえ込むように係合するため、ヘッド支持部材50は不動のままとなる。
これより後、図6(d)に示すように、詳しくは後述するが、抓み42を図4(a),(b)に示す横方向にひねってロック位置に90度回動させると、連動機構のリリースクランク67が上方に移動してヘッド支持部材50への押さえを解除する。
この解除により、ヘッドユニット52と一体なヘッド支持部材50が押し上げばね64の付勢力により、ヘッドユニット52と共に上昇する。これにより、ユニット段差部66とレバー段差部63が係合すると共に、LED素子アレイ53が印字位置(感光体ドラム10への光書き込み位置)に復帰する。
図7(a)は、図6(c)の状態のときのユニット前面カバー44の正面図であり、図7(b)は、その抓み42と一体な抓み円板68の裏面の縁周囲に立設する円環部の断面図、図7(c)はリリースクランク67のみを取り出して示す図、図7(d)は図7(a)のユニット前面カバー44の背面図、図7(e)は図7(d)のクランクホルダを取り除いて示す図である。
図7(a)に示すように、抓み42は三角記号43が三角印46と向き合うロック解除位置に回動されている。図7(b)に示すように、抓み円板68の裏面の縁周囲に立設する円環部69がある。上記抓み42、抓み円板68、円環部69により全体として抓み部材を形成している。また、抓み円板68の中央には抓み部材が回動する軸支部71がある。
このように円環部69は抓み部材の縁部を形成している。この円環部69と抓み円板68とで形成される円環空間の内部には、軸支部71に隣接する位置から円環部69に隣接する位置まで円弧状に円弧溝72が形成されている。
また、ユニット前面カバー44には、軸支部71の下に隣接する位置から円環部69に隣接する位置まで鉛直に長孔73が形成されている。図7(c)に示すリリースクランク67の昇降ピン74の先端は、図7(b)の紙面奥行き方向向う側から長孔73を貫通して円弧溝72に嵌入している。
抓み部材が図7(a),(b)に示すロック解除位置に回動しているときは、昇降ピン74は図7(b)に示すように、長孔73の抓み部材の縁部(円環部69)に隣接する位置に位置すると共に、円弧溝72の抓み部材の縁部に隣接する位置に位置する。
昇降ピン74は中空のピンであり、図7(c)に示すように、リリースクランク67の横長部75の中央で支持軸76により回転自在に軸支されている。横長部75の一方の端部には上下両方向に突出する位置決め滑動板77が形成され、他方の端部には下方に突出するロック係合板78が形成されている。
このリリースクランク67が配置されるユニット前面カバー44の裏面は図7(d)に示すように、ほぼ下半分を覆うクランクホルダ79によって、リリースクランク67の脱落が抑えられている。また、ユニット前面カバー44を介して抓み42を支持する軸支部71の軸端が取っ手ホルダ80にかしめ付けられている。
このクランクホルダ79を取り除いた図7(e)に示すように、リリースクランク67は、位置決め滑動板77がユニット前面カバー44の裏面に固設されている二本の縦レール81に滑動可能に嵌入して、昇降ピン74と共に横方向の移動を禁止されている。
リリースクランク67は、ロック解除位置では図7(b)に示すように昇降ピン74が最下端部に来ているので、図7(e)に示すようにリリースクランク67全体が最下端部に降下して、ロック係合板78の下部により、ヘッド離間レバー59のクランク係合部58を上から押さえ込んでいる。これが図6(c)に示す状態である。
ここから、図7(a)に示す抓み42の三角記号43をユニット前面カバー44の横の三角印45に合わせるべく、抓み42を、矢印dで示す時計回り方向に90度回動させると、図7(b)に示す円環部69及び円弧溝72も、矢印eで示す時計回り方向に90度回動する。
図8(a)は、図6(d)の状態を示し、抓み42を横に90度回動させたときのユニット前面カバー44の正面図であり、図8(b)は、抓み円板68の裏面の円環部69の断面図、図8(c)は図8(a)のユニット前面カバー44の背面図、図8(d)は図8(c)のクランクホルダ79を取り除いて示す図、図8(e)は図6(d)の右端部がロック状態に変化した状態を部分的に再掲して示す図である。
図8(a)に示すように、抓み42は三角記号43が三角印45と向き合うロック位置に回動されている。図8(b)に示すように、抓み円板68の裏面では、円環部69と共に円弧溝72が図7(b)の位置から90度時計回り方向に回転している。
この回転により、リリースクランク67の昇降ピン74が、円弧溝72と長孔73に沿って移動して、長孔73の軸支部71の下に隣接する位置に位置すると共に、円弧溝72の軸支部71に隣接する位置に位置するようになる。つまり昇降ピン74は上下動の最上部に上昇する。
昇降ピン74が最上部に上昇したことにより、図8(d)に示すようにリリースクランク67全体が上昇し、したがってリリースクランク67のロック係合板78も上昇して、ヘッド支持部材50のクランク係合部58に対する押さえを解除する。
この解除により、図8(e)に示すように、ヘッドユニット52と一体なヘッド支持部材50が押し上げばね64(図6(a),(b)参照)の付勢力により、ヘッドユニット52と共に上昇する。
これにより、ユニット段差部66とレバー段差部63が係合して、画像形成ユニット9がユニット装着部48にロックされる。また、これと同時にヘッドユニット52のLED素子アレイ53が印字位置(感光体ドラム10への光書き込み位置)に復帰する。
なお、ユニット装着部48に画像形成ユニット9を装着する際は、ユニット前面カバー44の抓み42は、横のロック位置でも、縦のロック解除位置でも、図6(a),(b)に示したようにユニット装着部48に挿入可能である。
ただし、挿入の最終段階では、抓み42がロック解除位置に回動しているときは図6(c)に示す状態になり、抓み42がロック位置に回動しているときは自動的に図6(d)に示す状態になる。
また、ユニット装着部48から画像形成ユニット9を跋脱する際は、かならず抓み42をロック解除位置に回動してからでないと、ユニット段差部66とレバー段差部63の係合が解除されないのでユニット装着部48と画像形成ユニット9のロックが解除されず、したがって、ユニット装着部48から画像形成ユニット9を引く出すことは出来ない。
抓み42をロック解除位置に回してロックを解除すれば、これに連動してヘッド支持部材50と共にヘッドユニット52が降下して感光体ドラム10から離間するので、安全に画像形成ユニット9をユニット装着部48から引き出すことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
ユニット装着部と、
像担持体を備えて前記ユニット装着部に挿脱自在な画像形成ユニットと、
前記像担持体に画像情報を書き込む書込ヘッドと、
前記ユニット装着部に装着された前記画像形成ユニットの前記像担持体に対して前記書込ヘッドを近接させる近接位置と、該近接位置から離れた離間位置とに移動自在に前記書込ヘッドを支持する支持部材と、
該支持部材を前記近接位置方向へ付勢する付勢部材と、
前記支持部材に設けられ、前記画像形成ユニットが前記ユニット装着部に装着されて前記支持部材が前記近接位置にある時には前記画像形成ユニットと係合して該画像形成ユニットの脱抜を阻止するロック姿勢をとり、前記支持部材が前記離間位置にある時には前記画像形成ユニットの挿脱を許容すべく非ロック姿勢で前記画像形成ユニットと係合するロック部と、前記画像形成ユニットに設けられ、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱途中では前記ロック部と係合して前記付勢部材の付勢力に抗して前記支持部材を前記離間位置へ移動させ、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した時点では前記付勢部材の付勢力に基づいて前記支持部材を前記近接位置へ移動可能とする係合部と、を有するロック機構と、
前記支持部材と係合する連動部を備えて前記画像形成ユニットに設けられ、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱に係りなく前記連動部が前記支持部材と非係合となる第1位置と、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した際に前記連動部を介して前記支持部材を前記離間位置に強制移動させて前記ロック機構によるロックを解除可能な第2位置とに移動自在な操作部材と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
[付記2]
前記ロック部は、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への装着方向に向かって順に形成された、傾斜面部と該傾斜面部に続く平面部と該平面部の終端に形成された段差部とを有し、
前記係合部は、前記装着方向に沿って形成された摺擦部と、前記装着方向の後端側において前記摺擦部が欠如されて前記段差部にて係合が解除される欠如部と、
を備えることを特徴とする付記1記載の画像形成装置。
[付記3]
前記操作部材は、90度回動することで前記第1位置と前記第2位置とを取り得るよう前記画像形成ユニットの前面部に軸支された抓み部材であり、
前記連動部は、
前記抓み部材の裏面において、前記軸支された位置の近傍位置から前記抓み部材の縁部に隣接する位置まで円弧状に形成された円弧溝と、
前記前面部において、前記軸支された位置の下方位置から前記抓み部材の縁部に隣接する位置まで鉛直に形成された長孔と、
前記前面部に保持された昇降部材と、
一端を前記昇降部材に軸支され、他端は前記長孔を貫通して前記円弧溝に係合する昇降ピンと、
を有することを特徴とする付記1または2記載の画像形成装置。
[付記4]
前記昇降ピンは、
前記抓み部材が前記第2位置から前記第1位置に回動したとき、前記他端は前記長孔の前記下方位置に位置すると共に、前記円弧溝の前記近傍位置に位置し、
前記抓み部材が前記第1位置から前記第2位置に回動したとき、前記他端は前記長孔の前記抓み部材の縁部に隣接する位置に位置すると共に、前記円弧溝の前記抓み部材の縁部に隣接する位置に位置する、ように構成される、
ことを特徴とする付記3記載の画像形成装置。
本発明は、装着部に画像形成ユニットを着脱する際、一度の操作で書込ヘッドの印字位置への復帰又は離間と画像形成ユニットの装着部へのロック又はロック解除とを行う機構を備えた画像形成装置に利用することができる。
1 フルカラー画像形成装置(プリンタ、装置本体)
2 画像形成部
3 転写ベルトユニット
4 トナー供給部
5 給紙部
6 ベルト式定着ユニット
7 両面印刷用搬送ユニット
8 転写ベルト
8a 下部走行部表面
9(9m、9c、9y、9k) 画像形成ユニット
10 感光体ドラム
11 クリーナ
11a 筐体側面
11b 筐体底部
12 帯電ローラ
13 光書込ヘッド
14 現像器
15 現像ローラ
16 ユニット筐体(係合部)
16a 摺擦部
16b 欠如部
17 隔壁
18 第1の攪拌搬送スクリュー
19 第2の攪拌搬送スクリュー
20(20y、20m、20c、20k) トナー補給容器
21 駆動ローラ
22 従動ローラ
23 一次転写ローラ
24 二次転写部
25 転写補助ローラ
26 二次転写ローラ
27 ベルトクリーナ
28 クリーニングブレード
29 廃トナー回収容器
30(30a、30b) 給紙カセット
31 用紙取出ローラ
32 給送ローラ
33 捌きローラ
34 待機搬送ローラ対
36 搬出ローラ対
37 排紙トレー
38 排紙ローラ対
39 返送路
39a 開始返送路
39b 中間返送路
39c 終端返送路
40a 前扉
40b 開閉部材
41(41a、41b、41c、41d、41e) 返送ローラ対
42 抓み
43 三角記号
44 ユニット前面カバー
45、46 三角印
47 前端部共用カバー
48 ユニット装着部
49 装置本体フレーム
50 ヘッド支持部材
51 長枠状の筐体
52 ヘッドユニット
53 LED(light emitting diode)素子アレイ
54 長溝
55 平面部
56 立設部
57 案内レール
58 クランク係合部
59 ヘッド離間レバー(ロック部)
61 傾斜面部
62 平面部
63 レバー段差部
64 押し上げばね
65 リンクシャフト
66 ユニット段差部
67 リリースクランク
68 抓み円板
69 円環部
71 軸支部
72 円弧溝
73 長孔
74 昇降ピン
75 横長部
76 支持軸
77 位置決め滑動板
78 ロック係合板
79 クランクホルダ
80 取っ手ホルダ
81 縦レール

Claims (4)

  1. ユニット装着部と、
    像担持体を備えて前記ユニット装着部に挿脱自在な画像形成ユニットと、
    前記像担持体に画像情報を書き込む書込ヘッドと、
    前記ユニット装着部に装着された前記画像形成ユニットの前記像担持体に対して前記書込ヘッドを近接させる近接位置と、該近接位置から離れた離間位置とに移動自在に前記書込ヘッドを支持する支持部材と、
    該支持部材を前記近接位置方向へ付勢する付勢部材と、
    前記支持部材に設けられ、前記画像形成ユニットが前記ユニット装着部に装着されて前記支持部材が前記近接位置にある時には前記画像形成ユニットと係合して該画像形成ユニットの脱抜を阻止するロック姿勢をとり、前記支持部材が前記離間位置にある時には前記画像形成ユニットの挿脱を許容すべく非ロック姿勢で前記画像形成ユニットと係合するロック部と、前記画像形成ユニットに設けられ、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱途中では前記ロック部と係合して前記付勢部材の付勢力に抗して前記支持部材を前記離間位置へ移動させ、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した時点では前記付勢部材の付勢力に基づいて前記支持部材を前記近接位置へ移動可能とする係合部と、を有するロック機構と、
    前記支持部材と係合する連動部を備えて前記画像形成ユニットの前面部に軸支され、回動することにより、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への挿脱に係りなく前記連動部が前記支持部材と非係合となる第1位置と、前記画像形成ユニットを前記ユニット装着部に装着完了した際に前記連動部を介して前記支持部材を前記離間位置に強制移動させて前記ロック機構によるロックを解除可能な第2位置と、を取り得る操作部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ロック部は、前記画像形成ユニットの前記ユニット装着部への装着方向に向かって順に形成された、傾斜面部と該傾斜面部に続く平面部と該平面部の終端に形成された段差部とを有し、
    前記係合部は、前記装着方向に沿って形成された摺擦部と、前記装着方向の後端側において前記摺擦部が欠如されて前記段差部にて係合が解除される欠如部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記操作部材は、90度回動することで前記第1位置と前記第2位置とを取り得る抓み部材であり、
    前記連動部は、
    前記抓み部材の裏面において、前記軸支された位置の近傍位置から前記抓み部材の縁部に隣接する位置まで円弧状に形成された円弧溝と、
    前記前面部において、前記軸支された位置の下方位置から前記抓み部材の縁部に隣接する位置まで鉛直に形成された長孔と、
    前記前面部に保持された昇降部材と、
    一端を前記昇降部材に軸支され、他端は前記長孔を貫通して前記円弧溝に係合する昇降ピンと、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記昇降ピンは、
    前記抓み部材が前記第2位置から前記第1位置に回動したとき、前記他端は前記長孔の前記下方位置に位置すると共に、前記円弧溝の前記近傍位置に位置し、
    前記抓み部材が前記第1位置から前記第2位置に回動したとき、前記他端は前記長孔の前記抓み部材の縁部に隣接する位置に位置すると共に、前記円弧溝の前記抓み部材の縁部に隣接する位置に位置する、ように構成される、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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