JP5593519B2 - シール装置用配管接続機構及びメカニカルシール装置 - Google Patents

シール装置用配管接続機構及びメカニカルシール装置 Download PDF

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    • F16L58/182Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation specially adapted for pipe fittings for screw-threaded joints

Description

本発明は、シール装置用の配管接続機構及びその配管接続機構を適用したメカニカルシール装置に関する。
一般的なポンプや攪拌機等の装置に装着されているメカニカルシール装置においては、ドレン用あるいはフラッシング用等の配管は、シールケース等の金属製部材にフランジ部を形成し、そのフランジ部に配管用の穴(開口)を形成し、この穴に配管をねじ込み接続するようにしている場合が多い(例えば、日本国特許出願公開2009−138867号公報(特許文献1)及び日本国特許出願公開2008−82354号(特許文献2)参照)。このような形態では、金属製フランジ部に穴を形成した穴貫通部、及び、フランジ部を介した配管接続部のいずれにおいても、機内側空間に金属が露呈した状態となる。
ところでポンプや攪拌機等の装置においては、処理対象の物質の特性等のために、機内側空間に高耐食性が要求される場合や、金属を露出させない仕様(ノンメタリック仕様)が求められる場合があり、その場合には、装着されるメカニカルシール装置においても同様の仕様が求められる。
そこで、例えばグラスライニングポンプやグラスライニング攪拌機等、特に耐食性が要求される装置のメカニカルシール装置においては、ハステロイ材(ハステロイは、米国ヘインズ社(Haynes International Inc)の登録商標)やチタン材等の高耐食性金属でフランジ部が形成されている。
また、高耐食性金属は高価なためコスト的に使用できない場合や、高耐食性金属でもなお耐食性に問題がある場合等には、金属製フランジ部表面(金属露出面)にPTFE(Polytetrafluoroethylene、ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(Perfluoroalkoxy Resin、パーフルオロアルコキシアルカン)、PEEK(Polyetheretherketone、ポリエーテルエーテルケトン)等の樹脂をライニングして対応する場合もある。
日本国特許出願公開2009−138867号公報 日本国特許出願公開2008−82354号公報
しかしながら、例えば半導体製品、食品あるいは医薬品等に使用される物質を扱うポンプや攪拌機等のように、金属イオンの溶出を避けるべき雰囲気で使用される装置においては、高耐食性金属も使用することができない場合がある。
また、配管接続部において、PTFE,PFAあるいはPEEK等の樹脂で金属表面にライニングした場合、フランジ部の配管用の穴に配管をねじ込み接続すると、ねじ込みによりライニングが剥離するという不具合が発生する場合がある。また、金属表面にライニングした場合、そもそもフランジ部に配管を接続する構成では配管自体が大きくなり、シール装置の構成が大きくなり、装置自体が大型化するという問題もある。
また、フランジ部の穴貫通部(開口部)について、これをPTFE,PFAあるいはPEEK等の樹脂でライニングした場合、角部においては剥離等が発生し易いという問題が生じる。これに対応するために、角部をR加工すると、部品が大型化し装置自体が大型化するという問題も生じる。
また、フランジ部の配管自体をPTFE,PFAあるいはPEEK等の樹脂で製作することも考えられるが、そのように配管を樹脂製にした場合、機内温度や圧力を受けて配管がクリープし、ねじ込み部から漏れが発生し易くなるという問題も生じる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、機内側に金属が露呈することなくメカニカルシール装置内の所望の空間と外部の配管とを接続することのできるシール装置用配管接続機構を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、配管接続機構部分において機内側に金属が露呈することが無く、高耐食性が要求される場合や、金属を露出させない仕様(ノンメタリック仕様)が求められる例えば半導体製品、食品あるいは医薬品等の用途に使用される装置に用いて好適なメカニカルシール装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に係る本発明のシール装置用配管接続機構は シール装置内の空間と外部配管とを接続するシール装置用配管接続機構であって、前記シール装置を構成する非金属部材中に形成され、一方の端部が接続対象の前記空間に連通された連通孔と、前記連通孔の他方の端部に一方の端部が挿管される樹脂製の接続パイプと、前記接続パイプが挿管される貫通孔であって、一方の端部が前記連通孔の他方の端部に接続される貫通孔を有し、前記シール装置の所定の部材に固定設置される補強部材と、前記補強部材に挿管された前記接続パイプの他方の端部に一方の端部が接続され、他方の端部に前記外部配管が接続される樹脂製のコネクターと、前記連通孔の他方の端部に挿管された前記接続パイプの一方の端部に配設され、前記接続パイプの一方の端部の外周面と前記連通孔の他方の端部の内周面との間をシールするパッキンとを有することを特徴とする。
請求項1に係る本発明のシール装置用配管接続機構によれば、樹脂製の接続パイプを補強部材に挿管するとともにその一端側を非金属部材に形成された連通孔の他端部に挿管し、ゴム製パッキンにより接続パイプの外周面と連通孔の内周面との間をシールし、さらに樹脂製のコネクターにて接続パイプの他端部と外部配管とを接続しているので、連通孔から外部配管に至る全経路について機内側に金属を露呈することを防ぐことができる。
また、請求項2に係る本発明のシール装置用配管接続機構においては、前記接続パイプは、前記他方の端部に形成される太径部と、前記太径部の内側に形成されるテーパー雌ねじとを有し、前記補強部材は、他方の端部に前記接続パイプの前記太径部を収容する拡径部を有し、前記太径部が前記拡径部に収容された状態において前記補強部材の前記他方の端部に装着されて前記太径部を挟持する金属製のキャップをさらに有し、前記コネクターは、前記一方の端部にテーパ−雄ねじを有し、前記キャップの端面に形成された開口を介して前記接続パイプの前記他方の端部の前記テーパー雌ねじにねじ込み接続されることを特徴とする。
また、請求項2に係る本発明のシール装置用配管接続機構によれば、接続パイプの他端側の太径部を金属製の補強部材と金属製のキャップにより挟持する構成なので、機内温度や圧力の影響を低減することができ、また接続パイプ端部の変形を低減することができる。また、テーパー雌ねじ及びテーパ−雄ねじによりコネクターを接続しているので、接続部をコンパクト化でき装置を小型化することができる。
また、請求項3に係る本発明のシール装置用配管接続機構は、前記連通孔が、前記シール装置の摺動材中に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る本発明のシール装置用配管接続機構によれば、非金属の摺動材に連通孔を設けているので、シール面のすぐ近傍の空間に対しても適切に配管経路を形成することができる。
また、請求項4に係る本発明のシール装置用配管接続機構は 前記補強部材が、シールケースの金属製のフランジに形成された貫通孔に嵌合され固定設置されることを特徴とする。
また、請求項4に係る本発明のシール装置用配管接続機構によれば、金属製フランジに補強部材を固定設置しているので、接続パイプを適切に補強し配管を安定して設置することができる。
また、請求項5に係る本発明のメカニカルシール装置は、上記のいずれかのシール装置用配管接続機構を有することを特徴とする。
また、請求項5に係る本発明のメカニカルシール装置によれば、配管接続機構部分において機内側に金属が露呈することが無く、高耐食性が要求される場合や、金属を露出させない仕様(ノンメタリック仕様)が求められる例えば半導体製品、食品あるいは医薬品等の用途に使用される装置に用いて好適なメカニカルシール装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態のメカニカルシール装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示したメカニカルシール装置の異物受け装置の構成を示す図である。 図3は、図1に示したメカニカルシール装置のドレン用配管部の構成を示す分解図である。
本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態においては、例えば医薬品や食品等を扱うポンプや攪拌機等の装置に装着される本発明に係るシール装置用配管接続機構を具備するメカニカルシール装置であって、ケーシング(容器)の上部においてケーシングを貫通して鉛直方向に配設される回転軸に対して、ケーシングの開口の内周面と回転軸の外周面との間を封止する縦型のメカニカルシール装置を例示して本発明を説明する。
図1は、そのメカニカルシール装置1の構成を示す断面図である。
図1に示す回転軸2は、鉛直方向が軸方向となるように上下方向に配設されるものであり、上端部は図示せぬケーシングの上部開口を通過して機外空間(大気空間)Bに突出し、例えばモータ等の回転駆動装置に接続される。回転軸2は、図示せぬ軸受けにより支持される一方、ケーシングの開口との間をメカニカルシール装置1により封止されており、これにより装置の機内空間A側と機外空間(大気空間)B側とが隔離されている。
メカニカルシール装置1は、図示のごとく、静止環(メイティングリング)10及び回転環21を有する。そして、静止環10の上面に形成されるシール面11と、回転環21の下面に形成されるシール面22とが密接して摺動することにより、ケーシングと回転軸2との間が、換言すれば機内空間Aと機外空間Bとの間がシールされる。本実施形態において、静止環10の材質は、シリコンカーバイド、セラミック、カーボン等の非金属材料である。また、回転環21の材質は、充填材入PTFE(Polytetrafluoroethylene,ポリテトラフルオロエチレン)である。
静止環10は、金属製のフランジ50を介して図示せぬケーシングの開口に固定設置される。静止環10は、フランジ50の機内側の内周面に形成される環状凹部52に嵌挿され、機内側の外周面の複数個所をねじ48により固定されることにより、フランジ50に一体的に固定される。
静止環10の内周面には、機外側の縁部及び機内側の縁部が各々所定の幅で径方向内側に凸に(すなわち細径に)形成された機外側凸状部12及び機内側凸状部13が形成されている。機内側凸状部13の高さは、後述する異物受け装置30の係合凸状部33の高さと略等しい高さであり、機内側凸状部13に異物受け装置30の係合凸状部33が係合されることにより、異物受け装置30が静止環10の内周面に装着され保持される。
また、静止環10の内周面の機外側凸状部12と機内側凸状部13との間は、凹部14に形成されている。そして、凹部14に対して、周方向に沿って1箇所あるいは複数箇所に、径方向に内周面から外周面に貫通した断面円形のドレン孔(連通孔)15が形成されている。また、ドレン孔15の外周側の端部は、所定の深さ(径方向長さ)で断面が拡径した拡径部16に形成されている。
静止環10のこのドレン孔15に対応して、フランジ50には、すなわち、静止環10のドレン孔15と同軸に周方向に沿って1箇所あるいは複数箇所に、径方向に内周面から外周面に貫通した断面円形の貫通孔53が形成されている。貫通孔53の外周面には、内周側の一部を残してねじ54が形成されている。
これら静止環10のドレン孔15、拡径部16、及び、フランジ50の貫通孔53に対してドレン用配管部55が接続され、異物受け装置30の外周面と静止環10の内周面との間に形成される異物受け部35に収容される異物等あるいは潤滑油等(メカニカルシール装置1が潤滑油を使用するシール装置の場合)が、ドレン孔15からドレン用配管部55を介して機外に排出される。
なお、異物受け装置30及びドレン用配管部55の構成については後に詳述する。
回転環21は、図示のごとく、ベローズ23及び挿嵌部24とともに一体化されて、筒状の回転環部20を形成している。回転環部20は、上端部の挿嵌部24が回転軸2と嵌合され、その外周側にクランピングリング42が配設されて締め付けられることにより、回転軸2と一体的に回転されるように回転軸2に固定される。挿嵌部24の上端部には、回転軸2の径方向外側に環状に突出した係合凸状部25が形成されており、これがクランピングリング42の内周面に形成された係合溝部43と係合することにより、回転環部20とクランピングリング42とが相対的に軸方向にずれないように一体化され、ともに回転軸2に固定される。また、回転軸2に設置される回転環部20及びクランピングリング42の上側には、セットスクリュー45により回転軸2に固定されたカラー44が配設されており、回転環部20等が軸方向上側にずれないように係止している。
回転環21は、前述したように、回転軸2に固定されている挿嵌部24とベローズ23を介して接続されており、ベローズ23の伸縮に伴って回転軸2の軸方向に移動可能に構成されている。
回転環21には、その外側の所定の複数個所において、コイルスプリング41が接続されている。コイルスプリング41は、一方の端部がスプリングアダプター46を介してクランピングリング42に固定され、他方の端部がスプリング受け部40を介して回転環21の外周縁に接続されている。このコイルスプリング41により、回転環21は静止環10方向に付勢され、回転環21のシール面22と静止環10のシール面11とが適切な面圧で密接に接触するように構成されている。
なお、回転環21のシール面22と静止環10のシール面11との摺動面の構成は、潤滑油等を介在させないドライ状態でシール面を密接摺動させるドライシールの構成であってもよいし、潤滑油を介在させてシール面を密接摺動させる構成であってもよい。
またメカニカルシール装置1においては、これら回転環21、ベローズ23、挿嵌部24、コイルスプリング41等を含む回転環部20の全体を覆うように、フランジ50の機外空間B側にシールカバー49が装着されている。
このようなメカニカルシール装置1の機内側の内周面には、異物受け装置30が設置されている。
異物受け装置30の詳細な構造について図2を参照して説明する。
図2は、異物受け装置30の構成を示す図であり、図2(A)は平面図であり、図2(B)は断面図である。
図2(A)及び図2(B)に示すように、異物受け装置30は、断面L字形状で円環状の部材であり、回転軸2と同軸に回転軸2の周囲に配置される筒状部31、メカニカルシール装置1の機内側端部から径方向外側に突出して円環形状をなしている鍔部(フランジ部)32、筒状部31の軸方向途中の外周面から径方向外側に所定の高さ突出している係合凸状部33を有する。
この異物受け装置30の材料は、樹脂である。
前述したように、異物受け装置30が装着される静止環10の内周面には、機内側の縁部に機内側凸状部13が形成されており、異物受け装置30を静止環10の内周部に機内側から所定の圧力で挿入することにより、異物受け装置30は静止環10に対して図1に示すような形態で装着される。すなわち、異物受け装置30の係合凸状部33が静止環10の機内側凸状部13を越えて機外側の凹部14に配置されることとなる。
このような状態においては、異物受け装置30の係合凸状部33と静止環10の機内側凸状部13とが十分に係合しているため、異物受け装置30は、相当の力を与えない限り、静止環10の内周部から抜けることは無い。したがって、異物受け装置30は、何らボルト等の固定用具を使用せずに、静止環10の機内側内周部に安定的に設置することが可能となる。
このように異物受け装置30が静止環10に装着された状態において、異物受け装置30の筒状部31の上端部34は、図1に示すように、静止環10のシール面11と回転環部20のシール面22との密接摺動面よりも高い位置となるように配置される。換言すれば、そのような配置となるように、異物受け装置30の筒状部31の長さ等が設定される。このような構成とすることにより、静止環10のシール面11と回転環部20のシール面22とが密接摺動することにより摩耗粉等の異物が生じた場合にも、あるいは摺動シール面に潤滑油等が使用されている場合においてその潤滑油等が漏洩した場合にも、生じた異物あるいは漏洩した潤滑油等は、異物受け装置30の筒状部31の外周側と静止環10の内周面との隙間である異物受け部35に落下し収容されることとなる。したがって、そのような異物や潤滑油等が機内空間Aに侵入することを防ぐことができる。
また、静止環10の機内側の端面には、その内周側が所定の幅で円環状に凹となった段差部17が形成されている。この段差部17には、上述のように異物受け装置30を静止環10の内周面に装着した場合に、異物受け装置30の鍔部32が収容される。
そして、異物受け装置30が装着された静止環10のさらに機内側の端面には、ガスケット18が設置される。ガスケット18は、その内周部が静止環10の段差部17の位置よりも内径側に配置されるように、すなわち、異物受け装置30の鍔部32の外周部よりも内径側となるように、静止環10に設置される。換言すれば、ガスケット18の内周部との位置関係がそのような関係となるように、静止環10の段差部17及び異物受け装置30の鍔部32の外形を設定する。
このような構造とすることにより、異物受け装置30は静止環10から脱落不可能な状態となり、異物受け装置30が機内空間A内に抜けることを完全に防止することができる。
前述したように、異物受け装置30の異物受け部35に収容された潤滑油や異物等は、ドレン用配管部55を介して機外に排出される。
ドレン用配管部55の構成について、図1に加えてさらに図3を参照して詳細に説明する。
図3は、ドレン用配管部55の構成を説明するための分解図である。
図3に示すように、ドレン用配管部55は、金属製補強パイプ(補強部材)60、樹脂製接続パイプ70、金属製キャップ80及び樹脂製コネクター90を有し、これらが一体的に組み立てられて、図1に示すように、静止環10の拡径部16及びフランジ50の貫通孔53に装着されているものである。
図3に戻って、金属製補強パイプ60は、樹脂製接続パイプ70を補強するための筒状部材である。金属製補強パイプ60は、内部に軸方向に貫通する貫通孔67が形成されており、これに樹脂製接続パイプ70の胴体部73が挿入されて保持され補強される。貫通孔67の内径は樹脂製接続パイプ70の胴体部73の外径に略等しく形成される。
金属製補強パイプ60は、フランジ嵌挿部61、中間胴体部62及び頭部63を有する。
フランジ嵌挿部61は、フランジ50の貫通孔53に挿入される部分であり(図1参照)、外周部が、フランジ50の貫通孔53に形成される雌ねじ54に対応する雄ねじ64に形成されている。フランジ嵌挿部61がフランジ50の貫通孔53にねじ込まれることにより、金属製補強パイプ60はフランジ50に強固に設置される。
中間胴体部62は、フランジ嵌挿部61よりも太径の中間部分である。中間胴体部62のフランジ嵌挿部61側の端面65は、フランジ嵌挿部61がフランジ50の貫通孔53にねじ込まれた場合にフランジ嵌挿部61の機外側側面に当接することとなり(図1参照)、これにより金属製補強パイプ60のフランジ50へのねじ込み位置、すなわち設置位置が規定される。
頭部63は、外部に装着される金属製キャップ80との間で樹脂製接続パイプ70の太径部74を保持する部分である。頭部63の外周部は雄ねじ66に形成されており、これに袋ナット形態に形成された金属製キャップ80が装着される。金属製補強パイプ60を貫通する貫通孔67は、頭部63の内部において内径が拡大した拡径部68に形成されており、樹脂製接続パイプ70を金属製補強パイプ60に嵌挿した場合、樹脂製接続パイプ70の外側(回転軸2から遠位側)端部の太径部74がこの拡径部68に嵌挿される。樹脂製接続パイプ70の太径部74の高さ(樹脂製接続パイプ70の軸方向長さ)は、金属製補強パイプ60の拡径部68の深さ(金属製補強パイプ60の軸方向長さ)よりも若干長く、樹脂製接続パイプ70の太径部74を拡径部68の底面まで挿入しても、外側の端部が拡径部68の端縁部から外側に若干突出した状態となる。すなわり、樹脂製接続パイプ70の太径部74は金属製補強パイプ60の拡径部68に対していわゆるインロー取り合いの形態で設置される。このように樹脂製接続パイプ70が挿管された金属製補強パイプ60に対して、その頭部63に金属製キャップ80を装着することにより、樹脂製接続パイプ70の太径部74が金属製補強パイプ60の頭部63と金属製キャップ80との間に挟持される。
樹脂製接続パイプ70は、静止環10のドレン孔15と、後述する樹脂製コネクター90に接続されたチューブ(外部配管)98とを接続し(図1参照)、潤滑油や異物を通過排出させる配管である。
樹脂製接続パイプ70は、前述したように、金属製補強パイプ60に挿管されることによりその周囲を補強されて使用される。
樹脂製接続パイプ70は、胴体部73及び太径部74を有する。
胴体部73は、金属製補強パイプ60の貫通孔67に挿管される部分である。胴体部73の先端部には、Oリング取付用溝71が形成されており、これにFKMあるいはカルレッツ(「カルレッツ」は、米国デュポン・パフォーマンス・エラストマーズLLCの登録商標)等のフッ素ゴム製のOリング(パッキン)72(図1参照)が嵌合される。
太径部74は、金属製補強パイプ60の拡径部68に挿入される部分である。前述したように、太径部74が拡径部68に挿入されて金属製補強パイプ60に金属製キャップ80が装着されることにより、樹脂製接続パイプ70が金属製補強パイプ60に保持される。
太径部74の内側には、テーパー雌ねじ76が形成されている。テーパー雌ねじ76は、樹脂製コネクター90を樹脂製接続パイプ70に接続する際に樹脂製コネクター90の内側(回転軸2の径方向内側)に形成されたテーパ−雄ねじ96がねじ込まれるねじ穴である。
なお、樹脂製接続パイプ70は、強度に優れたグラスファイバーあるいはカーボングラファイトを配合したPTFE樹脂製、又は、PEEK材等のエンジニアリングプラスチックである。したがって、テーパー雌ねじ76は、樹脂製の配管基材に形成されているものである。
このような樹脂製接続パイプ70において、樹脂製接続パイプ70が金属製補強パイプ60に装着され、また、前述したように金属製補強パイプ60がフランジ50の貫通孔53にねじ込まれて設置された状態において、樹脂製接続パイプ70のOリング72が装着されている部分を含む先端部は、図1に示すように、静止環10の拡径部16に配設される。換言すれば、そのように配設されるように樹脂製接続パイプ70の胴体部73の長さが規定される。
静止環10の拡径部16内において、Oリング72は、樹脂製接続パイプ70の胴体部73の外周面と静止環10の拡径部16の内周面との間を封止する。これにより、樹脂製接続パイプ70の貫通孔75の端部は静止環10に対して直接連結されることとなり、貫通孔53の内周面等を含むフランジ50の表面が潤滑油や異物等の排出流路に露呈することは無い。
金属製キャップ80は、金属製補強パイプ60の頭部63に装着されて、金属製補強パイプ60との間で樹脂製接続パイプ70の太径部74を挟持する袋ナット形態の部材である。すなわち、金属製キャップ80には、図3に示すように、内側方向(回転軸2の径方向内側方向、樹脂製接続パイプ70側の方向)に開口した円筒状の開口81が形成されており、その内周面には、雄ねじ66が形成された金属製補強パイプ60の頭部63がねじ込まれる雌ねじ86が形成されている。雌ねじ81の底部には、僅かに内径を大きくした拡径部82を経て底面83が形成されており、金属製キャップ80が金属製補強パイプ60に装着された場合には、この底面83が樹脂製接続パイプ70の太径部74側の端部に当接し、金属製補強パイプ60の拡径部68との間で樹脂製接続パイプ70の太径部74を挟持する。
金属製キャップ80の底面83の中央部には、樹脂製接続パイプ70の太径部74のテーパー雌ねじ76に連通するとともにテーパー雌ねじ76とほぼ同じ内径の開口84が形成されている。また、その外側には、開口84と連通しテーパ状の周面を有する凹部85が形成されている。この開口84及び凹部85を介して、後述する樹脂製コネクター90のテーパ−雄ねじ96が樹脂製接続パイプ70の端部のテーパー雌ねじ76にねじ込まれ、樹脂製コネクター90が樹脂製接続パイプ70に装着される。開口84は、その際に樹脂製コネクター90のテーパ−雄ねじ96を通過させる内径を有し、凹部85は、その際に樹脂製コネクター90の径の太いボルト状の端部と干渉しないように凹部に形成されている。
また、金属製キャップ80の樹脂製接続パイプ70側の端部には、円筒状の開口81の径方向内側と外側とを貫通するように、横ねじのねじ穴87が2等配に形成されている。金属製キャップ80が樹脂製接続パイプ70に装着された状態で、このねじ穴87に図示せぬ雄ねじをねじ込むことにより、その雄ねじは金属製補強パイプ60の中間胴体部62の周面に締め付けられる。これにより、金属製補強パイプ60と金属製キャップ80とが相対的に回動不能となり、金属製キャップ80が緩むのを防ぐことができる。
樹脂製コネクター90は、金属製キャップ80側となる一端部にテーパ−雄ねじ96が形成されたスウェージロック雄コネクター(「スウェージロック」は米国スウェイジロック・カンパニーの登録商標)である。樹脂製コネクター90の他端部には、例えば図示せぬ吸引ポンプ等に接続された樹脂製のチューブ98が接続されている。樹脂製コネクター90のテーパ−雄ねじ96が樹脂製接続パイプ70のテーパー雌ねじ76に連結されることにより、樹脂製コネクター90は樹脂製接続パイプ70に接続され、異物受け部35に収容される異物や潤滑油等が機外に排出される。
なお、樹脂製コネクター90は、PFA製である。すなわちテーパ−雄ねじ96は、樹脂製の配管基材により形成されているものである。
ドレン用配管部55は、以上のような構成である。
このような構成のドレン用配管部55においては、フランジ50の貫通孔53に金属製補強パイプ60がねじ込まれ、金属製補強パイプ60の貫通孔67及び拡径部68に樹脂製接続パイプ70が嵌挿される。また、金属製補強パイプ60の頭部63に金属製キャップ80が装着されて、樹脂製接続パイプ70の太径部74が金属製補強パイプ60と金属製キャップ80との間に挟持され、樹脂製接続パイプ70の太径部74のテーパー雌ねじ76に樹脂製コネクター90のテーパ−雄ねじ96がねじ込まれ、チューブ98が樹脂製接続パイプ70に連結される。この際、樹脂製接続パイプ70の先端部は金属製補強パイプ60の端部、及び、フランジ50の貫通孔53を貫通し、静止環10の拡径部16に突出され、Oリング72が拡径部16に配置されて胴体部73の外周面と拡径部16の内周面とを密封にシールする。
このような構成のドレン用配管部55により、異物受け装置30の内周面と静止環10の外周面との間の異物受け部35に収容された異物あるいは潤滑油等は、ドレン用配管部55を介して適切に機外に排出される。
そして、特にこのようなドレン用配管部55を用いたメカニカルシール装置1においては、樹脂製接続パイプ70はPTFEに代表される樹脂製であり、樹脂製コネクター90はPFA樹脂製であり、樹脂製接続パイプ70と樹脂製コネクター90とは樹脂製の配管基材に形成されたテーパー雌ねじ76及びテーパ−雄ねじ96を介して接続されており、樹脂製接続パイプ70の先端が非金属部材の静止環10の拡径部16にまで貫通し金属製フランジ50の貫通孔53との間はOリング72によりシールされているので、ドレン用配管部55の接液部分は完全にノンメタリック仕様とすることができる。
したがって、メカニカルシール装置1は、例えば半導体製品、食品あるいは医薬品等の用途に使用される物質を扱うポンプや攪拌機等のように、金属イオンの溶出を避けるべき雰囲気で使用される装置においても適用することができる。
また、樹脂製接続パイプ70は、グラスファイバーあるいはカーボングラファイトを配合したPTFEに代表される樹脂製なので、非常に強度に優れており、耐久性及び信頼性を向上させることができる。
また、樹脂製接続パイプ70と樹脂製コネクター90との連結は、樹脂製接続パイプ70のテーパー雌ねじ76に樹脂製コネクター90のテーパ−雄ねじ96がねじ込まれる構成であり、ねじ込み部を完全に樹脂化している。したがって、従来生じていたねじ込み部のライニング剥離等を防止することができる。
また、樹脂製接続パイプ70と樹脂製コネクター90との連結に、汎用的なスウェージロックコネクターを用いているので、従来のパイプフランジ取り合いと比較してコンパクト化することができ、メカニカルシール装置1を適用した装置自体を小型化することができる。
また、本実施形態のメカニカルシール装置1のドレン用配管部55においては、樹脂製接続パイプ70を金属製補強パイプ60に挿管して補強して用いているので、機内温度や圧力によりクリープし易いねじ込み部を保護することができ、長期にわたり安定して配管を維持することができる。
また、ドレン用配管部55においては、樹脂製接続パイプ70の遠位側(外側)に太径部74を設け、機内空間Aから十分離れた位置において、金属製キャップ80を金属製補強パイプ60の頭部63にねじ込むことにより太径部74を金属製補強パイプ60と金属製キャップ80との間に挟持し固定を行っている。したがって、太径部74及びその挟持箇所は、機内温度の影響を受けにくく、温度クリープに対して有利となる。その結果、金属製キャップ80が緩むのを防ぐことができ、長期にわたり安定して配管を維持することができる。
さらに、その太径部74の挟持箇所においては、金属製補強パイプ60の拡径部68及び金属製キャップ80に対して樹脂製接続パイプ70の太径部74はいわゆるインロー取り合いにより設置される。したがって、金属製キャップ80をねじ込む際の歪等が作用せず、金属製キャップ80を装着する際の変形を抑制することができる。
また、メカニカルシール装置1においては、異物受け装置30の装着は、ボルト等の固定部品を使用せず、単に異物受け装置30を静止環10の内周側に機内側より挿入するのみである。したがって、固定金具を使用する必要も無く、異物受け装置30、静止環10、回転環部20等を含めて、メカニカルシール装置1を構成する部品を全て非金属部材とすることができる。その結果、機内側Aに金属が露出しないことが仕様により求められている場合にも、その仕様に適合し、かつ、異物の混入を防ぐメカニカルシール装置1を提供することができる。
また、異物を収容するための空間(異物受け部35)を必要最小限にしているので、過大な収容空間を準備するために装置の容積が大きくなる等の問題を防ぐことができる。すなわち、小型のメカニカルシール装置1を提供することができる。
なお、前述した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、本発明のシール装置用配管接続機構をドレン用配管部に適用したメカニカルシール装置を例示したが、本発明のシール装置用配管接続機構はこれに限られるものではなく、シール装置のフラッシング用配管など、シール装置に対して設置される任意の配管に対して適用可能である。
また、前述した実施形態においては、シール装置内の空間に一時的に連通される連通孔として、静止環10にドレン孔15を形成することを例示したが、連通孔はこのような形態に限られるものではなく、任意の非金属部材に対して形成するようにしてよい。
また、補強部材(金属製補強パイプ60)はフランジ50に設けた貫通孔53に装着する構成としたが、補強部材は任意の部材に設置してよい。
また、前述したメカニカルシール装置1は縦型のメカニカルシール装置1であったが、このような構成に限られるものではなく、任意の形態のメカニカルシール装置に対して適用可能である。
産業上の利用分野
本発明は、ポンプや攪拌機等の回転軸の軸封装置に適用可能であるとともに、その他任意の装置の軸封装置に使用可能である。特に、縦型のメカニカルシールについて好適に適用可能である。

Claims (5)

  1. シール装置内の空間と外部配管とを接続するシール装置用配管接続機構であって、
    前記シール装置を構成する非金属部材中に形成され、一方の端部が接続対象の前記空間に連通された連通孔と、
    前記連通孔の他方の端部に一方の端部が挿管される樹脂製の接続パイプと、
    前記接続パイプが挿管される貫通孔であって一方の端部が前記連通孔の他方の端部に接続される貫通孔を有し、前記シール装置の所定の部材に固定設置される補強部材と、
    前記補強部材に挿管された前記接続パイプの他方の端部に一方の端部が接続され、他方の端部に前記外部配管が接続される樹脂製のコネクターと、
    前記連通孔の他方の端部に挿管された前記接続パイプの一方の端部に配設され、前記接続パイプの一方の端部の外周面と前記連通孔の他方の端部の内周面との間をシールするパッキンと
    を有することを特徴とするシール装置用配管接続機構。
  2. 前記接続パイプは、前記他方の端部に形成される太径部と、前記太径部の内側に形成されるテーパー雌ねじとを有し、
    前記補強部材は、他方の端部に前記接続パイプの前記太径部を収容する拡径部を有し、
    前記太径部が前記拡径部に収容された状態において前記補強部材の前記他方の端部に装着されて前記太径部を挟持する金属製のキャップをさらに有し、
    前記コネクターは、前記一方の端部にテーパ−雄ねじを有し、前記キャップの端面に形成された開口を介して前記接続パイプの前記他方の端部の前記テーパー雌ねじにねじ込み接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のシール装置用配管接続機構。
  3. 前記連通孔は、前記シール装置の摺動材中に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシール装置用配管接続機構。
  4. 前記補強部材は、シールケースの金属製のフランジに形成された貫通孔に嵌合され固定設置されることを特徴とする請求項1に記載のシール装置用配管接続機構。
  5. 前記請求項1に記載のシール装置用配管接続機構を有するメカニカルシール装置。
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