JP2008082354A - 軸封装置における異物回収装置 - Google Patents

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【目的】竪型の回転機器に装備される軸封装置において、軸封箇所から落下排出される異物による機内汚染を確実に防止する。
【構成】回転軸4に、シール部材5による軸封箇所5aの直下位に配して上面開口の回転体形状をなす回収桶15を取り付けて、この回収桶15に軸封箇所5aから落下する異物14を回収する。機器ハウジング2に、先端吸引口16cを回収桶15内に挿入した一本の真空吸引路16を設けて、回転軸4の回転に伴って、回収桶15の全域において当該真空吸引路16から異物14を機器ハウジング2外に吸引,排出させる。シール部材5による軸封箇所5aと回収桶15との間における機器ハウジング2の内周面部分7aを回収桶15の内壁15aの上端内径より小径として、当該内周面部分7aと回転軸4との間に、異物14を回収桶15へと落下誘導する環状の異物誘導路17を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、厳格なコンタミネーション対策を必要とする食品,医薬品等を扱う竪型の回転機器(攪拌機等)に装備される軸封装置であって、機器ハウジングと鉛直方向に延びる回転軸との間に配設したシール部材により、機器ハウジング内の流体を軸封するように構成された軸封装置において、シール部材による軸封箇所から落下する粉体等の異物を回収するための異物回収装置に関するものである。
食品,医薬品等を扱う攪拌機等の回転機器にあっては、厳格なコンタミネーション対策を講じておく必要があり、従来からも、例えば、複数のシール部材を軸線方向に並列配置し、最機内側に位置するシール部材とこれに隣接するシール部材との間に機内(機器ハウジング内)に混入しても問題を生じないシール流体を封入して、機内の汚染を確実に防止するようにした軸封装置が提案されている(例えば、特許文献1の図1及び段落番号[0010][0021][0024]の記載を参照)。
特開2004−245267公報
しかし、このような軸封装置にあっては、最機内側に位置するシール部材(例えば、特許文献1における第1シール部3aを参照)が如何なるものであっても、軸封箇所における摩耗粉を発生するため、この摩耗粉が機内に異物として侵入することになり、十分なコンタミネーション防止を期待することができない。例えば、上記シール部材がリップシール(例えば、特許文献1の請求項9を参照)の如く回転軸に接触してシール機能を発揮するものである場合には、回転軸との接触による摩耗粉が発生し、また2つの密封環が相対回転摺接するメカニカルシールである場合には、密封環同士の接触による摩耗粉が発生して、これらの摩耗粉が機内に侵入する虞れがある。このような問題は、軸封装置を一つのシール部材で構成する場合にも発生するが、特に、回転機器が、回転軸がハウジングの上端軸封部を貫通して鉛直方向に延びているような竪型の攪拌機等である場合に著しい。
本発明は、このような点に鑑みて、竪型の回転機器に装備される軸封装置において、シール部材の軸封箇所から落下排出される異物による機内汚染を確実に防止して、高度のコンタミレスを図ることができる異物回収装置を提供するものである。
本発明は、機器ハウジングと鉛直方向に延びる回転軸との間に配設したシール部材により、機器ハウジング内の流体を軸封するように構成された軸封装置において、上記の目的を達成すべく、回転軸に、シール部材による軸封箇所の直下位に配して上面開口の回転体形状をなす回収桶を設けて、この回収桶に当該軸封箇所から落下する異物を受け止め,回収するように構成すると共に、機器ハウジングに、先端吸引口を回収桶内にその上端開口部から挿入した一本の真空吸引路を設けて、回転軸の回転に伴って、回収桶の全域において当該真空吸引路から異物を機器ハウジング外に吸引,排出させるように構成したことを特徴とする軸封装置における異物回収装置を提案する。かかる異物回収装置の好ましい実施の形態にあっては、回収桶が、回転軸と同心をなす筒状の内外壁と内外壁の下端部間を連結する円環状の底壁とからなる回転体形状をなすものであり、真空吸引路の先端部分が、機器ハウジングから突出して回収桶内にその上方から突入する吸引パイプで構成される。また、シール部材による軸封箇所と回収桶との間における機器ハウジングの内周面部分を回収桶の内壁の上端内径より小径として、当該内周面部分と回転軸との間に、異物を回収桶へと落下誘導する環状の異物誘導路を形成するように構成しておくことが好ましい。
本発明の軸封装置における異物回収装置にあっては、シール部材による軸封箇所から落下する異物を回転軸と共に回転する回収桶に回収するようにしたから、真空吸引路による吸引箇所が一箇所であるにも拘わらず、回収桶の全域において異物の吸引,排出が良好に行われることになる。したがって、軸封箇所から落下排出される異物による被密封流体のコンタミネーションを確実に防止することができ、食品,医薬品等を扱う竪型の回転機器においてコンタミレスで良好な軸封を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図1及び図2に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る異物回収装置を装備した軸封装置の一例を示す縦断正面図であり、図2は図1の要部を拡大して示す詳細図である。
図1に示す軸封装置1は、医薬品,薬品等の製造プロセスで使用される竪形回転機器(攪拌機等)に装備されたもので、当該回転機器のハウジング(機器ハウジング)2の上端軸封部3とこれを洞貫して鉛直方向に延びる回転軸4との間に配設したシール部材5により、機内領域(機器ハウジング2内の領域である被密封流体領域)Hと機外領域(機器ハウジング2外の大気領域)Lとを遮蔽シール(軸封)するように構成されており、且つシール部材5の軸封箇所から落下排出される異物を異物回収装置6により回収して被密封流体領域Hに混入させないように構成されている。この例では、機器ハウジング2内の流体たる被密封流体が、コンタミネーションを嫌う医薬品,食品等の粉体含有ガスであり、シール部材5としては、2組のメカニカルシール51,52を軸線方向(上下方向)に並列配置した周知のダブルシールが使用されている。すなわち、両メカニカルシール51,52は、各々、円筒状シールケース7の内周部に固定された静止密封環8と、回転軸4にOリング9及びドライブピン10を介して軸線方向に移動可能に且つ相対回転不能に嵌合保持された回転密封環11と、回転密封環11を静止密封環8へと押圧附勢するスプリング12とを具備して、両密封環8,11の対向端面たる密封端面8a,11aの相対回転摺接作用によりシール機能を発揮するように構成された端面接触形のメカニカルシールであり、両密封環8,11の上下配置を逆にした点を除いて、同一構造をなすものである。密封環8,11の一方はセラミックス,超硬合金等の硬質材で構成され、他方はこれより軟質のカーボン等で構成されるが、この例では、静止密封環8をカーボンで構成し、回転密封環11をセラミックスで構成してある。シールケース7は、機器ハウジング2の一部を構成するものであり、上端軸封部3に、これを貫通して上方に延びる回転軸部分を同心状に囲繞する状態で取り付けられており、その内部空間であって両メカニカルシール51,52でシールされた空間13には、被密封流体の性状等に応じた適宜の封液(ポリオール等)が供給,充満されるようになっている。また、スプリング12は両回転密封環11,11間に配設されていて、両メカニカルシール51,52における共通の附勢手段として使用されている。
ところで、かかるシール部材(ダブルシール)5によれば、両メカニカルシール51,52及び封液室(封液が充満するシールケース内空間)13を介して被密封流体領域Hと大気領域Lとの間がシールされるが、シール部材5の軸封箇所から落下排出される異物が被密封流体領域Hに落下排出されて、被密封流体を汚染する虞れがある。すなわち、被密封流体領域Hと封液室13との間をシールする下位のメカニカルシール52は密封端面8a,11aが相対回転摺接する端面接触形のものであることから、密封端面8a,11aの摺接に伴って発生する摩耗粉(例えば、カーボン粉)が落下して被密封流体領域Hに侵入する虞れがある。
而して、本発明の異物回収装置6は、このようなシール部材5による軸封箇所(被密封流体領域Hを直接的に軸封する箇所であって、下位のメカニカルシール52における密封端面8a,11aの相対回転摺接箇所)5aから落下排出される異物(摩耗粉)14の被密封流体領域Hへの侵入を防止すべく、次のように構成されている。
すなわち、異物回収装置6は、図1及び図2に示す如く、回転軸4に設けた回収桶15と機器ハウジング2に設けた一本の真空吸引路16と軸封箇所5aから回収桶15に至る異物誘導路17とを具備してなる。
回収桶15は、図1及び図2に示す如く、回転軸4と同心をなす筒状の内外壁15a,15bと内外壁15a,15bの下端部間を連結する円環状の底壁15cとからなる上面開口状の回転体形状をなすものであり、内壁15aを複数の固定具(一つのみ図示)15dにより、シール部材5による軸封箇所5aの直下位に配して、回転軸4に嵌合固定されている。回収桶15の内外壁15a,15bの対向面は下方に向かって漸次近接する傾斜面に形成されている。
真空吸引路16は、図1及び図2に示す如く、シールケース7に形成された吸引通路16aとシールケース7に取り付けられた吸引パイプ16bとを具備してなる。吸引通路16aの一端部(下流端部)は、シールケース7の外周面に開口されていて、図示しない真空吸引装置(真空ポンプ等)に接続されている。吸引通路16aの他端部(上流端部)は、シールケース7の下端面において、回収桶15の上端開口部15eの直上方位に開口されている。吸引パイプ16bは、基端部(上端部)を吸引通路16aの上流端部に接続した状態で、シールケース7に垂下状に固着されており、先端部(下端部)16cを回収桶15内にその上端開口部15eから突入させている。回収桶15の内部領域18は、上記した如く内外壁15a,15bの対向面を下方に向かって漸次近接する傾斜面とすることにより、上端開口部15eから底壁15cへと漸次狭小となる断面台形状の環状空間をなしているが、吸引パイプ16bは、図2に示す如く、回収桶内領域18における最狭小部の幅つまり底壁15cの径方向幅Lより若干小径Dの真直パイプで構成されていて、回転軸4と共に回転する回収桶15の内外壁15a,15bに干渉しないようになっている。吸引パイプ16bの回収桶15内への突入量つまり先端開口部16cと底壁15cとの上下間隔Sは、軸封箇所5aから落下する異物(摩耗粉)14の大きさ(粒径),量に応じた吸引力(流速)が得られるように設定されている。
異物誘導路17は、図2に示す如く、軸封箇所5aと回収桶15との間における機器ハウジング2の内周面部分つまりシールケース7の下端側内周面部分7aを回収桶15の内壁15aの上端内径D1より小径D2とすることによって、当該内周面部分7aと回転軸4との間に形成された環状通路である。シールケース7の上記内周面部分7aの上端周縁部は、軸封箇所5aから落下排出される異物14を異物誘導路17へと円滑に誘導するために、内方へと下り傾斜するテーパ面7bに形成されており、回収桶15の内壁15aの上端部は、異物誘導路17を落下する異物を回収桶15内へ円滑に誘導するために、外方へと下り傾斜するテーパ面15fに形成されている。
以上のように構成された異物回収装置6によれば、軸封箇所5aにおいて密封環8,11の摺接による摩耗により摩耗粉14が発生した場合にも、この摩耗粉14が異物誘導路17により回収桶内領域18へと落下誘導されて、回収桶15内に回収されることになる。そして、回収桶内領域18に回収された摩耗粉14は、真空吸引路16から機外に吸引,排出されることになる。
ところで、上記異物回収装置6では回収桶15を回転軸4側に設けるようにしたが、図4に示す如く、回収桶115を機器ハウジング2側に設けておくことも可能である。
すなわち、図4に示す異物回収装置(以下「比較例装置」という)106では、軸封箇所5aの直下位に配して、シールケース7の内周部に上方に開口する環状の回収桶115を一体形成すると共に、シールケース7に回収桶115の底部に開口する一本の真空吸引路116を形成して、軸封箇所5aから落下排出される異物(摩耗粉)14を回収桶115に回収し、回収桶115に回収された異物14を真空吸引路116から機器ハウジング2外に吸引,排出させるように構成される。
しかし、比較例装置106にあっては、異物14が回収桶内領域118の周方向全域つまり回転軸4を中心とする環状領域全体に分散落下することになるから、回収桶内領域118の一箇所に開口する真空吸引路116から真空吸引させるだけでは、回収異物14の吸引,排出を良好に行うことができない。すなわち、真空吸引路116の吸引口周辺領域118aにおいては異物14の吸引,排出を良好に行うことができるが、当該吸引口周辺領域118aから離れた回収桶内領域部分、特に、真空吸引路116の吸引口から最も離れた回収桶内領域部分(回転軸4を挟んで吸引口周辺領域118aと対称する位置の回収桶内領域部分)118bに真空吸引力が十分でなく、異物14の吸引,排出を良好に行うことができない。その結果、このような回収桶内領域部分118bでは、異物14が排出(吸引排出)されずに堆積することになり、堆積異物14が回収桶115から溢れて被密封流体領域Hに侵入することになり、良好な異物回収によるコンタミレスを期待することができない。なお、吸引口周辺領域118aから最も離れた上記回収桶内領域部分118bにも十分な真空吸引力が作用するようにすると、真空吸引力が過大となり、軸封装置1によるシール機能に悪影響を及ぼすことになる。
しかし、本発明の異物回収装置6によれば、回収桶15が回転軸4と共に回転されることになり、真空吸引路16の吸引口16cが相対的に回収桶内領域18をその全周に亘って相対的に回動変位することになるから、回収桶15に落下回収された異物14をすべて迅速に回収,排出させることができ、上記した比較例装置106におけるような問題を生じることがない。なお、万一、軸封箇所5aから封液が漏洩するようなことがあった場合にも、この漏洩封液は摩耗粉14と同様にして回収,排出させることができ、封液による被密封流体が汚染される虞れもない。
しかも、回転軸4の回転に伴って吸引パイプ16bが回収桶15内を相対的に回動変位することから、吸引パイプ16bにより回収桶内領域18が攪拌されることになり、かかる攪拌作用によって回収異物14の吸引排出がより効果的に行われることになる。したがって、真空吸引力を軸封装置1によるシール機能に悪影響を及ぼすような過大なものとせずとも、異物14の回収,排出を良好に行うことができる。なお、吸引口(吸引パイプ16bの先端開口部)16cと底壁15cとの上下間隔Sを、軸封箇所5aから落下する異物(摩耗粉)14の大きさ(粒径),量に応じて調整することにより、真空吸引力が過大にならない範囲において、吸引力(流速)を最適なものとすることができる。
なお、本発明の異物回収装置6ないしこれを装備する軸封装置1の構成は、上記した実施の形態に限定されるものでなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に改良,変更することができる。
例えば、本発明の異物回収装置6は、図3に示す如く、シール部材5としてリップシール等の環状シールを使用する軸封装置1にも適用することができる。かかる軸封装置1にあっては、シール部材5と回転軸4との接触部分である軸封箇所5aにおいて摩耗粉等の異物14が発生するが、かかる異物14についても、上記した場合と同様にして、良好な異物回収を行うことができる。また、シール部材5として、一つのメカニカルシールを使用する場合においても同様であり、本発明の異物回収装置6は、シール部材5の構成に拘わらず、異物14を発生する如何なる軸封装置1においても好適に装備することができる。
本発明に係る異物回収装置の一例を示す縦断正面図である。 図1の要部を拡大して示す詳細図である。 本発明に係る異物回収装置の変形例を示す図1相当の縦断正面図である。 比較例装置を示す図1相当の縦断正面図である。
符号の説明
1 軸封装置
2 機器ハウジング
3 機器ハウジングの上端軸封部
4 回転軸
5 シール部材
5a 軸封箇所
6 異物回収装置
7 シールケース
8 静止密封環
8a 密封端面
11 回転密封環
11a 密封端面
14 異物(摩耗粉)
15 回収桶
15a 内壁
15b 外壁
15c 底壁
15e 回収桶の上端開口部
16 真空吸引路
16a 吸引通路
16b 吸引パイプ
16c 吸引口
17 異物誘導路
17a 機器ハウジングの内周面部分(シールケースの下端側内周面部分)
18 回収桶内領域
51 メカニカルシール
52 メカニカルシール
H 機内領域(被密封流体領域)
L 機外領域(大気領域)

Claims (3)

  1. 機器ハウジングと鉛直方向に延びる回転軸との間に配設したシール部材により、機器ハウジング内の流体を軸封するように構成された軸封装置において、
    回転軸に、シール部材による軸封箇所の直下位に配して上面開口の回転体形状をなす回収桶を取り付けて、この回収桶に当該軸封箇所から落下する異物を回収するように構成すると共に、
    機器ハウジングに、先端吸引口を回収桶内にその上端開口部から挿入した一本の真空吸引路を設けて、回転軸の回転に伴って、回収桶の全域において当該真空吸引路から異物を機器ハウジング外に吸引,排出させるように構成したことを特徴とする軸封装置における異物回収装置。
  2. 回収桶が、回転軸と同心をなす筒状の内外壁と内外壁の下端部間を連結する円環状の底壁とからなる回転体形状をなすものであり、真空吸引路の先端部分が、機器ハウジングから突出して回収桶内にその上方から突入する吸引パイプで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載する軸封装置における異物回収装置。
  3. シール部材による軸封箇所と回収桶との間における機器ハウジングの内周面部分を回収桶の内壁の上端内径より小径として、当該内周面部分と回転軸との間に、異物を回収桶へと落下誘導する環状の異物誘導路を形成するように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する軸封装置における異物回収装置。
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