JP5592727B2 - シールプレートおよびこれに用いられるシール材 - Google Patents
シールプレートおよびこれに用いられるシール材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5592727B2 JP5592727B2 JP2010176596A JP2010176596A JP5592727B2 JP 5592727 B2 JP5592727 B2 JP 5592727B2 JP 2010176596 A JP2010176596 A JP 2010176596A JP 2010176596 A JP2010176596 A JP 2010176596A JP 5592727 B2 JP5592727 B2 JP 5592727B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- seal
- side portion
- seal groove
- inclined side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title description 32
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 126
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 7
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 229920001973 fluoroelastomer Polymers 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
ここで、図13は、従来のシール材がシール溝に装着されている状態を示した断面図であり、図14は、従来のシール材が弁座面に圧接されて圧縮変形した状態を示した断面図である。
本発明のシールプレートは、
ゲート開口部の外周に形成されている弁座面に当接することで、ゲート開口部をシールする真空用ゲート弁に用いられるシールプレートであって、
全体が略平板状をなし、その前面の外周縁に外側が開放されたシール溝が形成されたプレート本体と、
前記シール溝に装着される周環状のシール材と、を備えており、
前記シール材は、その断面形状が、前記シール溝の底面に接合される底辺部と、前記シール溝の内側面に接合される内側辺部と、前記弁座面に向かって突設する1つの弧状の頂部と、前記頂部の外側に形成される外側傾斜辺部と、前記頂部の内側に形成される内側傾斜辺部と、を有しており、さらに、前記外側傾斜辺部または内側傾斜辺部の少なくともいずれか一方には、少なくとも前記シール溝の天端面よりも高い位置に、前記外側傾斜辺部および/または内側傾斜辺部に対して腹付けされたような形状をなした余剰部が形成され、
前記余剰部の上端部には水平部が形成され、さらに、
前記シール溝の内側面に、
前記シール溝の天端面から底面に向かって外側方向に延伸するように、断面視でR面または断面視でC面が形成されていることを特徴とする。
前記ゲート開口部がシールされた際に、ゲート開口部内の処理ガスが前記シール材の内側傾斜辺部に接する場合において、
少なくとも前記内側傾斜辺部には余剰部が形成されていることが望ましい。
前記シール材の内側辺部と内側傾斜辺部との間に、前記シール溝の天端面よりも低く円弧状に凹んだ凹部が形成されていることが望ましい。
前記シール溝の内側面が、
前記シール溝の天端面から底面に向かって外側方向に延伸するように形成されていることが望ましく、
この場合、
前記シール溝の内側面にRまたはC面が形成されていることが望ましい。
前記シール材のシール高さをH、
前記水平部から前記シール材の頂点までの高さをh、としたときに、
hがHの10〜30%の範囲にあることが望ましい。
図1は、本発明のシールプレートを備えた真空用ゲート弁が、半導体製造装置に組み込まれた例を示した断面図である。また、図2の(a)は、本発明のシールプレートを示した平面図であり、図2の(b)は、本発明のシール材を示した平面図である。
このようなシール溝22の内側面22bの形状は、上述したRに限定されない。例えば、図6に示したように、内側面22bにC面を形成してもよく、また、図7に示したように、内側面22bの一部分だけをRに形成してもよい。また、図示しないが、内側面22bをテーパー面に形成してもよい。要するに、本発明のシールプレート30にあっては、シール材10の内側面22bを、シール溝22の天端面22cから底面22aに向かって外側方向に延伸するように形成することで、断面略L字状のシール溝に装着される場合と比べて、シール材10のボリュームを小さくすることができるような形状であればよい。
図8は、本発明の別の実施形態のシール材がシール溝に装着された状態を示した断面図である。
例えば、上述した実施形態では、余剰部16bはシール材10の内側傾斜辺部16のみに形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示したように、外側傾斜辺部18に余剰部16bを形成してもよい。
また、上述した実施形態では、余剰部16bの上端部に水平部16aが形成されているシール材10を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば図11に示したように、上端部に水平部16aが形成されていない余剰部16bとすることも可能である。
10 シール材
10 プレート本体
12a 底辺部
12b 内側辺部
13 平坦部
14 凹部
16 内側傾斜辺部
16a 水平部
16b 余剰部
17 頂部
18 外側傾斜辺部
18a 水平部
18b 余剰部
18c 裾部
19 シール部
20 プレート本体
22 シール溝
22a 底面
22b 内側面
22c 天端面
24 プレート前面
30 シールプレート
32 弁座面
34 ゲート開口部
40 プロセスチャンバー
42 トランスファーチャンバー
100 真空用ゲート弁
110 シール材
112a 底辺部
112b 内側辺部
116 内側傾斜辺部
117 頂部
118 外側傾斜辺部
119 シール部
120 プレート本体
122 シール溝
122a 底面
122b 内側面
122c 天端面
124 プレート前面
130 シールプレート
132 弁座面
134 ゲート開口部
140 プロセスチャンバー
142 トランスファーチャンバー
D 矢印
G 処理ガス
Claims (5)
- ゲート開口部の外周に形成されている弁座面に当接することで、ゲート開口部をシールする真空用ゲート弁に用いられるシールプレートであって、
全体が略平板状をなし、その前面の外周縁に外側が開放されたシール溝が形成されたプレート本体と、
前記シール溝に装着される周環状のシール材と、を備えており、
前記シール材は、その断面形状が、前記シール溝の底面に接合される底辺部と、前記シール溝の内側面に接合される内側辺部と、前記弁座面に向かって突設する1つの弧状の頂部と、前記頂部の外側に形成される外側傾斜辺部と、前記頂部の内側に形成される内側傾斜辺部と、を有しており、さらに、前記外側傾斜辺部または内側傾斜辺部の少なくともいずれか一方には、少なくとも前記シール溝の天端面よりも高い位置に、前記外側傾斜辺部および/または内側傾斜辺部に対して腹付けされたような形状をなした余剰部が形成され、
前記余剰部の上端部には水平部が形成され、さらに、
前記シール溝の内側面に、
前記シール溝の天端面から底面に向かって外側方向に延伸するように、断面視でR面または断面視でC面が形成されていることを特徴とするシールプレート。 - 前記ゲート開口部がシールされた際に、ゲート開口部内の処理ガスが前記シール材の内側傾斜辺部に接する場合において、
少なくとも前記内側傾斜辺部には余剰部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシールプレート。 - 前記シール材の内側辺部と内側傾斜辺部との間に、前記シール溝の天端面よりも低く円弧状に凹んだ凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載のシールプレート。
- 前記シール材のシール高さをH、
前記水平部から前記シール材の頂点までの高さをh、としたときに、
hがHの10〜30%の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のシールプレート。 - 請求項1から4のいずれかに記載のシールプレートに用いられることを特徴とするシール材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010176596A JP5592727B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | シールプレートおよびこれに用いられるシール材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010176596A JP5592727B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | シールプレートおよびこれに用いられるシール材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012036948A JP2012036948A (ja) | 2012-02-23 |
JP5592727B2 true JP5592727B2 (ja) | 2014-09-17 |
Family
ID=45849169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010176596A Active JP5592727B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | シールプレートおよびこれに用いられるシール材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5592727B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114352171A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-15 | 苏州子山半导体科技有限公司 | 一种新型的真空密封门板结构 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740773Y2 (ja) * | 1989-09-20 | 1995-09-20 | エヌオーケー株式会社 | バルブのシール構造 |
US6089543A (en) * | 1997-07-11 | 2000-07-18 | Applied Materials, Inc. | Two-piece slit valve door with molded-in-place seal for a vacuum processing system |
JP2005050728A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Nichias Corp | 燃料電池のセパレータ用ゴムガスケット |
JP4578829B2 (ja) * | 2004-03-08 | 2010-11-10 | 日本バルカー工業株式会社 | 真空用ゲート弁のシールプレートおよびこれに用いられるシール部材 |
WO2008046048A2 (en) * | 2006-10-12 | 2008-04-17 | Parker-Hannifin Corporation | Slit valve door assembly |
JP2010038308A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Nippon Valqua Ind Ltd | ゲートバルブ装置 |
JP5355578B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2013-11-27 | 日本バルカー工業株式会社 | シールプレートおよびシールプレートに用いられるシール部材ならびにこれらの製造方法 |
-
2010
- 2010-08-05 JP JP2010176596A patent/JP5592727B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012036948A (ja) | 2012-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101269267B1 (ko) | 실링 플레이트, 실링 플레이트에 사용되는 실링 부재 및 이들의 제조방법 | |
JP4911275B2 (ja) | 密封構造 | |
JP4985973B2 (ja) | 密封構造 | |
KR100950408B1 (ko) | 도브테일 홈용 실링재 및 도브테일 홈용 실링재가 장착된진공용 게이트 밸브 | |
JP4774549B2 (ja) | 真空用ゲート弁およびこれに用いられるシール部材 | |
JP4962687B2 (ja) | 密封構造 | |
TWI585325B (zh) | Gate valve | |
TW200933055A (en) | Bonded slit valve door seal with thin non-metallic film gap control bumper | |
JP2006220229A (ja) | あり溝用シール材 | |
JP5592727B2 (ja) | シールプレートおよびこれに用いられるシール材 | |
JP4711046B2 (ja) | 密封構造 | |
JP6189078B2 (ja) | シール材 | |
JPWO2009107495A1 (ja) | シール材およびシール材が装着されたゲートバルブ | |
CN102392895B (zh) | 一种自由伸缩式弹性密封件 | |
JP4625746B2 (ja) | シール材 | |
US20090256315A1 (en) | Sealing device | |
JP2009002459A (ja) | 密封構造 | |
JP2006064030A (ja) | シール部材 | |
JP2003194226A (ja) | ジャケットシール | |
JP2008025720A (ja) | バルブのシール構造 | |
JP4782997B2 (ja) | シール材 | |
US20230167900A1 (en) | Protective ring, adhesion surface protective structure including the same, and adhesion surface protection method | |
JP2003343727A (ja) | 耐プラズマ性シール | |
KR101471766B1 (ko) | 불소수지 본디드 씨일링 및 그 제조방법 | |
JP2004286067A (ja) | ゲート弁のシールプレートおよびシール材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140708 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5592727 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |