JP5592525B2 - 行動管理システム及び行動管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、認証処理と連携した行動管理システム及び行動管理プログラムに関する。
近年では企業の活動は多様化し、企業の人材がいつ、どこで、何をしているかを適確に把握する行動管理の要請がある。
一方、近年では例えば携帯電話、スマートフォンなどの携帯情報端末が急速に普及している。この携帯情報端末は、紛失した場合情報の漏洩や不正使用による損害が生じる可能性が高い。従って、セキュリティの面から携帯情報端末の利用に際して認証を行う多種の技術が提案されている。
この技術の中でも、携帯情報端末の有する位置取得機能を利用して、認証を行える位置的範囲を限定する技術は、携帯情報端末が盗難され、移動された場合にセキュリティを高める効果がある。
この点に関し、携帯情報端末と、サーバと、を備え、携帯情報端末から認証要求があった場合、サーバは、登録済みの画像と未登録画像とを携帯情報端末に送信し、携帯情報端末から選択された画像と現在の位置情報とを受信し、受信した画像が登録済みの画像であるか否かと、現在位置が許可された範囲であるか否かと、パスワードが適正であるか否かと、を判定することによって認証を行う技術が提案されている。
この技術によれば、画像の登録と許可範囲の登録とを別個に行わなければならず、手間がかかる点、登録済みの許可範囲の位置以外の場所において使用する必要が出ても使用することができない点、などの解決すべき点がある。
しかし、これらの点が解決され、かつ認証処理において行動管理に必要な情報を記録することにより携帯情報端末は行動管理に利用できる。
特開2005−346136号公報
従って、位置情報の入力を簡易化した携帯情報端末と認証処理を利用し、同時に行動管理を行なえる行動管理システム及び行動管理プログラムが求められている。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、撮像カメラを備える撮像部と、位置情報を取得する位置情報取得部と、入出力装置を備える入出力部と、前記撮像部によって撮像した画像データ及び前記位置情報取得部によって取得した撮像位置の位置情報を関連づけて格納する画像ファイルと、前記画像データごとに認証を許可する位置的条件を格納する設定ファイルと、前記位置情報取得部によって取得された現在の位置情報が前記入出力部から指定された選択画像の位置情報の許容範囲内にある場合、認証を成功させる動作を行う制御部と、を備える携帯情報端末と、携帯情報端末の所有者ごとの認証記録を格納するログ管理ファイルと、携帯情報端末と通信回線網によって接続され、ログ管理ファイルから携帯情報端末の所有者ごとに認証記録を読み出すサーバと、を備える行動管理システムを提供する。
行動管理システムの構成を示すブロック図である。 画像ファイルのデータ構成を示す図である。 設定ファイルのデータ構成を示す図である。 基本情報ファイルのデータ構成を示す図である。 ログファイルのデータ構成を示す図である。 ログ管理ファイルのデータ構成を示す図である。 設定ファイルの設定動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末の認証動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末のエラー処理の動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末の初回訪問処理の動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末の再訪問処理の動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末のメール処理の動作を示すフローチャートである。 携帯情報端末の入出力部付近の平面図である。 誤認証記録メールの例を示す図である。 サーバが出力する行動管理画面の例を示す図である。 サーバが出力する行動管理画面の他の例を示す図である。 行動管理画面の表示動作を示すフローチャートである。
以下、行動管理システム及び行動管理プログラムの一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態の行動管理システムは、撮像カメラを備える撮像部と、位置情報を取得する位置情報取得部と、入出力装置を備える入出力部と、前記撮像部によって撮像した画像データ及び前記位置情報取得部によって取得した撮像位置の位置情報を関連づけて格納する画像ファイルと、前記画像データごとに認証を許可する位置的条件を格納する設定ファイルと、前記位置情報取得部によって取得された現在の位置情報が前記入出力部から指定された選択画像の位置情報の許容範囲内にある場合、認証を成功させる動作を行う制御部と、を備える携帯情報端末と、携帯情報端末の所有者ごとの認証記録を格納するログ管理ファイルと、携帯情報端末と通信回線網によって接続され、ログ管理ファイルから携帯情報端末の所有者ごとに認証記録を読み出すサーバと、を備える。
図1は、本実施形態の行動管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、行動管理システムは、携帯情報端末100と、この携帯情報端末100の所有者ごとの認証記録を格納するログ管理ファイル202と、この携帯情報端末100と通信回線網121によって接続され、ログ管理ファイル202から携帯情報端末100の所有者ごとに認証記録を読み出すサーバ201と、を備える。
携帯情報端末100は、CPUなどの演算装置を備える制御部101と、例えばROM、RAMなどの記憶部102と、撮像カメラを備える撮像部103と、例えばGPS(Global Positioning System)などの、外部から位置情報を送信する位置情報送信機120から位置情報を取得する位置情報取得部104と、例えばキーボード、ディスプレイ、或いはタッチパネルなどの入出力装置を備える入出力部105と、例えば無線通信機能を備える通信部106と、撮像部103によって撮像した画像データ及び位置情報取得部104によって取得した撮像位置を格納する画像ファイル107と、画像データに固有に割り当てられた画像名ごとに認証を許可する条件を格納する設定ファイル108と、認証を許可しない場合に行う動作に関する情報を格納する基本情報ファイル109と、認証の履歴情報を格納するログファイル110と、を備える。
本実施形態の行動管理プログラムは記憶部102に格納され、実行時に読み出され、制御部101によって実行される。
行動管理プログラムは、認証実行の度に認証の履歴をログファイル110に格納し、ログファイル110を、通信回線網121によって通信部106と接続されたサーバ201宛にメール送信し、ログ管理ファイル202に格納する。なお、サーバ201へのデータ
送信手段は、メール送信プロトコル以外の通信プロトコルを用いた送信手段であってもよい。
撮像部103は、撮像カメラを備え、入出力部105によって撮像が指示されると画像を撮像する。
位置情報取得部104は、例えば経度、緯度、標高などの位置情報を人工衛星などの位置情報送信機120から取得する。
制御部101は、撮像部103が撮像した画像の画像データと、位置情報取得部104が取得した撮像位置の位置情報と、を関連付けて画像ファイル107に格納する。
サーバ201は、ログ管理ファイル202から携帯情報端末100の所有者ごとに認証記録を読み出し、ディスプレイ203に出力し、プリンタ204を介して帳票に印刷する。
図2は、画像ファイル107のデータ構成を示す図である。図2に示すように、画像ファイル107は、撮像した画像に固有に割り当てられる名称である「画像名」と、画像を撮像した日時である「撮像日時」と、例えば、経度、緯度、標高などを含む撮像位置の位置情報である「位置情報」と、撮像した画像データである「画像データ」と、を格納する。
図3は、設定ファイル108のデータ構成を示す図である。図3に示すように、設定ファイル108は、画像の呼び名である「名称」と、撮像した画像に固有に割り当てられる名称である「画像名」と、撮像位置の位置情報である「位置情報」と、認証を許可する位置的範囲である「許容範囲」と、認証を許可する時間的範囲である「許容時間」と、任用に使用するパスワードである「パスワード」と、を格納する。名称は「移動中」、「顧客」、「帰宅」、「会社」、「作業中」などの場所や行動内容を示すものとしてもよい。
各データの例は、名称が「自宅」、画像名が「0001.JPG」、位置情報が「123,54,20」、許容範囲が「50m」、許容時間が「00:00−08:00,18:00−23:59」、パスワードが「PASS01」である。
なお、初回訪問画像は位置情報と許容範囲を入力せずNULLとすることができる。制御部101は、位置情報と許容範囲とがNULLの場合その画像は初回訪問画像であると判定する。
図4は、基本情報ファイル109のデータ構成を示す図である。図4に示すように、基本情報ファイル109は、入出力部105の1画面に表示する最大画像数である「画像選択候補数」と、認証時に選択すべき画像の枚数である「画像選択必要数」と、認証不可能である場合の許容できる再試行数の最大値である「リトライ回数閾値」と、認証に誤りがある場合にメールを送信するか否かを示す「誤認証メール送信有無」と、メールの送信アドレスである「メール送信先」と、認証に誤りがある場合に送信される誤認証メールの本文である「メール本文」と、認証記録であるログファイルを社内にメール送信するか否かを示す「ログファイル送信有無」と、を格納する。
図5Aは、ログファイル110のデータ構成を示す図である。図5に示すように、ログファイル110は、認証実行日時である「日時」と、認証を試みた位置を示す「位置情報」と、認証の際に選択された画像の名称を示す「名称」と、認証の結果を示す「認証結果」と、入力されたパスワードである「入力パスワード」と、を格納する。
各データの例は、1行目は日時が「2012−01−10 07:20」、位置情報が「123,54,20」、選択画像が「自宅」、認証結果が「OK」、入力パスワードは、未入力の場合NULLである。
2行目は、日時が「2012−01−10 10:20」、位置情報が「239,45」、選択画像が「会社」、認証結果が「NG(パスワード誤り)」、入力パスワードは「83490」である。
3行目は、日時が「2012−01−10 11:20」、位置情報が「394,56」、選択画像が「顧客」、認証結果が「OK(許可範囲外)」、入力パスワードは「12345」である。
図5Bは、ログ管理ファイル202のデータ構成を示す図である。図5Bに示すように、ログ管理ファイル202は、携帯情報端末100の所有者に固有に割り当てられる「所有者ID」と、認証実行日時である「日時」と、認証を試みた位置を示す「位置情報」と、認証の際に選択された画像の名称を示す「名称」と、認証の結果を示す「認証結果」と、入力されたパスワードである「入力パスワード」と、を格納する。
各データの例は、所有者IDが「1001」、日時が「2012−01−10 07:20」、位置情報が「123,54,20」、名称が「自宅」、認証結果が「OK」、入力パスワードは、未入力の場合NULLである。
なお、所有者IDは携帯情報端末100の記憶部102に格納される。携帯情報端末100は、認証記録をサーバ201に送信する場合ヘッダにこの所有者IDを付加して送信する。
サーバ201は、認証記録を受信すると、ヘッダから所有者IDを読み出して認証記録とともにログ管理ファイル202に格納する。
図6は、設定ファイル108の設定動作を示すフローチャートである。図6に示すように、動作601において、携帯情報端末100は、入出力部105から入力した撮像指示に基づいて画像を撮像する。
動作602において、携帯情報端末100は、位置情報取得部104から撮像した場所の位置情報を取得する。
動作603において、携帯情報端末100は、制御部101から撮像日時を取得する。
なお、携帯情報端末100は、動作601乃至動作603の各動作に代えて、予め撮像しておいた、位置情報を有する画像を選択する動作を行ってもよい。
動作604において、携帯情報端末100は、入出力部105から名称を入力する。
動作605において、携帯情報端末100は、入出力部105から少なくとも1つの許容範囲を入力する。
動作606において、携帯情報端末100は、入出力部105から許容時間を入力する。
動作607において、携帯情報端末100は、入出力部105からパスワードを入力する。
動作608において、携帯情報端末100は、情報をファイルに保存する。すなわち、携帯情報端末は、画像データ、位置情報、撮像日時を自動生成した画像名とともに画像ファイル107に格納し、名称、画像名、位置情報、許容範囲、許容時間、パスワードを設定ファイル108に格納する。
なお、携帯情報端末100は、画像データに代えて、画像データのサイズを小さくしたサムネイル画像を格納してもよい。
上述したように、携帯情報端末100は、入出力部105から撮像指示があった場合、位置情報取得部104から位置情報を取得し、この位置情報を撮像部103が撮像した画像の画像データに関連付けて画像ファイルに格納する。
図7は、携帯情報端末100の認証動作を示すフローチャートである。図7に示すように、動作701において、携帯情報端末100は基本情報ファイル109に格納されている情報を読み出す。
動作702において、携帯情報端末100は、画像選択候補数だけ入出力部105に画像ファイル107から読み出した画像またはサムネイル画像を表示する。携帯情報端末100は、設定済み画像をすべて読み出し、画像選択候補数に満たない分の枚数を、設定を行っていない画像からランダムに選択して表示する。
動作703において、携帯情報端末100は、入出力部105から認証に使用する画像である選択画像の指定を入力する。
動作704において、携帯情報端末100は、選択された画像の画像名に基づいて設定ファイル108を検索し、位置情報、許容範囲、許容時間、パスワードを読み出す。
動作705において、携帯情報端末100は入出力部105からパスワードを入力する。
動作706において、携帯情報端末100は、位置情報取得部104から現在の位置情報を取得する。
動作707において、携帯情報端末100は制御部101から現在時刻を取得する。
動作708において、携帯情報端末100は、選択画像が、選択した場合エラー処理を行う画像である地雷画像であるかを判定する。ここで地雷画像とは、設定ファイル108に登録がない画像である。携帯情報端末100は、選択画像が地雷画像である場合、動作711に進み、地雷画像でない場合、動作709に進む。
動作709において、携帯情報端末100は、選択画像が初めて訪問する場所において認証に使用するための画像である初回訪問画像であるかを判定する。携帯情報端末100は、選択画像が初回訪問画像である場合、動作712に進み、初回訪問画像でない場合、動作710に進む。
動作710において、携帯情報端末100は、選択画像が再訪問する場所において認証に使用するための画像である再訪問画像であるかを判定する。携帯情報端末100は、選択画像が再訪問画像である場合、動作713に進み、再訪問画像でない場合、動作714に進む。
動作711において、携帯情報端末100はエラー処理を行い、動作714に進む。
動作712において、携帯情報端末100は初回訪問処理を行い、動作714に進む。
動作713において、携帯情報端末100は再訪問処理を行い、動作714に進む。
動作714において、携帯情報端末100はログをログファイル110に書き込む。
動作715において、携帯情報端末100はメール処理を行い、動作701に戻る。
図8は、携帯情報端末100のエラー処理の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、動作801において、携帯情報端末100は認証の再試行回数であるリトライ回数がリトライ回数閾値を上回ったかを判定する。携帯情報端末100は、リトライ回数がリトライ回数閾値を上回った場合、動作802に進み、携帯情報端末をロックして図7の動作714に戻り、リトライ回数閾値を上回らなかった場合、図7の動作714に戻る。
図9は、携帯情報端末100の初回訪問処理の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、動作901において、携帯情報端末100は現在位置が許容範囲外かを判定する。すなわち、携帯情報端末100は設定ファイル108に格納されている位置情報と許容範囲から、現在位置が全ての画像名についての許容範囲の外であるかを判定する。
携帯情報端末100は、現在位置が許容範囲にある場合、動作905に進み、許容範囲外にある場合、動作902に進む。
動作902において、携帯情報端末100は、現在の時刻が設定ファイル108に格納されている初回訪問画像の許容時間内かを判定する。携帯情報端末100は、現在時刻が許容範囲内である場合、動作903に進み、許容範囲内にない場合、動作905に進む。
なお、設定ファイル108に格納されている許容時間は、時間指定の他に曜日や時刻での指定を更に加えても良い。
動作903において、携帯情報端末100は、入力したパスワードが設定ファイル108に格納されている初回訪問画像のパスワードと一致するかを判定する。携帯情報端末100は、入力したパスワードが設定ファイル108に格納されている初回訪問画像のパスワードと一致しない場合、動作905に進み、一致する場合、動作904に進む。
動作904において、携帯情報端末100は、認証が成功したと判定し、図7の動作714に戻る。
動作905において、携帯情報端末100は、エラー処理を行い、図7の動作714に戻る。
図10は、携帯情報端末100の再訪問処理の動作を示すフローチャートである。図10に示すように、動作1001において、携帯情報端末100は現在位置が許容範囲内かを判定する。すなわち、携帯情報端末100は設定ファイル108から再訪問画像の位置情報と許容範囲を読み出し、現在位置が許容範囲の内であるかを判定する。
携帯情報端末100は、現在位置が許容範囲内にある場合、動作1002進み、許容範囲内にない場合、動作1005に進む。
動作1002において、携帯情報端末100は、現在の時刻が設定ファイル108に格納されている初回訪問画像の許容時間内かを判定する。携帯情報端末100は、現在時刻が許容範囲内である場合、動作1003に進み、許容範囲内にない場合、動作1005に進む。
動作1003において、携帯情報端末100は、入力したパスワードが設定ファイル108に格納されている初回訪問画像のパスワードと一致するかを判定する。携帯情報端末100は、入力したパスワードが設定ファイル108に格納されている初回訪問画像のパスワードと一致しない場合、動作1005に進み、一致する場合、動作1004に進む。
動作1004において、携帯情報端末100は、認証が成功したと判定し、図7の動作714に戻る。
動作1005において、携帯情報端末100は、エラー処理を行い、図7の動作714に戻る。
図11は、携帯情報端末100のメール処理の動作を示すフローチャートである。図11に示すように、動作1101において、携帯情報端末100はリトライ回数がリトライ回数閾値を上回ったかを判定する。携帯情報端末100は、リトライ回数がリトライ回数閾値を上回った場合、「不正利用」であると判定し動作1102に進み、上回らなかった場合、動作1104へ進む。
動作1102において、携帯情報端末100は「認証誤り時の記録送信設定」に「あり」が格納されているか、「なし」が格納されているかを判定する。携帯情報端末100は「認証誤り時の記録送信設定」に格納されているデータが「あり」の場合は、動作1103に進み、「なし」の場合は、動作1104へ進む。
動作1103において、携帯情報端末100は図13に示した「誤認証記録メール」を生成する。
動作1104において、携帯情報端末100は「ログファイル送信設定」に「あり」が格納されているか、「なし」が格納されているかを判定する。携帯情報端末100は「ログファイル送信設定」に格納されているデータが「あり」の場合、動作1105に進み、「なし」の場合、動作1106へ進む。
動作1105において、携帯情報端末100は認証記録であるログファイルをメールに添付する。
動作1106において、携帯情報端末100はメールをメール送信先に送信し、図7の動作715に戻る。
上述したように、携帯情報端末100は、選択画像の画像名に基づいて設定ファイルを検索し、選択画像の画像名と一致する画像名をもつ名称の位置情報、許容範囲、許容時間、パスワードを読み出し、位置情報取得部が取得した現在位置が当該名称の当該位置情報における許容範囲内にあるか、現在時間が許容時間内か、及び入力したパスワードは当該名称のパスワードと一致するか、を判定し、認証を一定回数誤った場合には「不正利用」を検出して予め決められた送信先にメールを送信する。一定回数とは基本情報ファイル109のリトライ回数閾値で示した回数である。
図12は、携帯情報端末100の入出力部105付近の平面図である。図12に示すように、携帯情報端末100は選択画像の候補の画像1202を画像選択候補数だけ入出力部105に表示する。
併せて、携帯情報端末100はパスワード入力欄1203と、認証開始ボタン1204とを備える。
図13は、誤認証記録メールの例を示す図である。図13に示すように、誤認証記録メールは、差出人として携帯情報端末100用のメールアドレス、宛先としてメール送信先のアドレス、写しとして管理者のメールアドレス、件名として不正利用の警告である旨の表示、本文として不正利用の詳細が記載される。
図14は、サーバ201が出力する行動管理画面の例を示す図である。図14に示すように、サーバ201は、指定された所有者IDに基づいてログ管理ファイル202を検索し、該当する認証記録をディスプレイ203に行動管理画面1401として出力する。
このようにログ管理ファイルのデータの選択画像が、場所や行動内容を示す名称である場合には、サーバ201は認証記録を行動記録として扱う事ができる。
図15は、サーバ201が出力する行動管理画面の他の例を示す図である。図15に示すように、サーバ201は、指定された所有者IDに基づいてログ管理ファイル202を検索し、該当する認証記録のうち、日時、選択画像の名称をディスプレイ203に位置管理画面1500として出力する。
また、サーバ201は、指定された位置情報に基づいてログ管理ファイル202を検索し、該当する最新の位置情報を有する所有者IDを読み出して「指定地点付近にいる人」として、指定された位置情報からの距離とともに位置管理画面1500の地図1501上に表示する。
さらに、サーバ201は、指定された所有者IDに基づいてログ管理ファイル202を検索し、該当する認証記録の位置情報を地図1501とともに位置管理画面1500に表示する。
地図1501において、所有者ID1001の者は、自宅1502と会社1503において認証したことを示す。
三角印1505は指定された位置情報を示す。地図1501にはこの指定された位置情報の付近にいる所有者ID1003を示すポインタ1505が表示される。
サーバ201はさらに、位置管理画面1500に所有者IDによる検索である旨を入力する所有者ID検索ボタン1507と、エリアを指定して検索する旨を入力するエリア検索ボタン1508と、を表示する。
図16は、図14の行動管理画面の表示動作を示すフローチャートである。
図16に示すように、動作1601において、サーバ201は位置管理画面1500の所有者ID検索ボタン1507又はエリア検索ボタン1508によって検索方法を入力する。
動作1602において、サーバ201は、エリア検索が選択されたかを判定する。サーバ201は、エリア検索が選択されたと判定した場合、動作1604に進み、エリア検索が選択されたと判定しない場合、動作1603に進む。
動作1603において、サーバ201は、ログ管理ファイル202を所有者IDに基づいて検索し、該当するレコードを読み出す。
動作1604において、サーバ201は、検索地点を入力後、検索地点の緯度経度を、インターネットなどの通信回線網121を介して一般公衆に提供されている地図情報サービスから取得する。
動作1605において、サーバ201は、取得した緯度経度情報に基づいてログ管理ファイル202を検索し、予め基本情報ファイル109に設定されている日時範囲内でかつ、検索地点から予め基本情報ファイル109に設定されている位置範囲内の位置情報を有するレコードを読み出す。
動作1606において、サーバ201は検索地点の付近の地図を位置管理画面1500に地図1501として表示する。
動作1607において、サーバ201は地図1501上に、●1502、1503として所有者の位置を、△1505として検索地点を、○1506として近くにいる者を、それぞれマークにてマッピングし、動作1601に戻る。
なお、これらのマークは任意のマークを選択できる。さらに、地図1501上のこれらのマークをクリックすると、サーバ201は該当するログ管理ファイル202のレコードをディスプレイ上にポップアップするように構成することもできる。
以上述べたように、本実施形態の行動管理システムは、記憶部102と、撮像カメラを備える撮像部103と、外部から位置情報を送信する位置情報送信機120から位置情報を取得する位置情報取得部104と、入出力装置を備える入出力部105と、通信部106と、撮像部103によって撮像した画像データ及び位置情報取得部104によって取得した撮像位置を格納する画像ファイル107と、画像データに固有に割り当てられた画像名ごとに認証を許可する条件を格納する設定ファイル108と、認証を許可しない場合に行う動作に関する情報を格納する基本情報ファイル109と、認証の履歴情報を格納するログファイル110と、位置情報取得部104によって取得された現在の位置情報が入出力部105から指定された選択画像の位置情報の許容範囲内にある場合、認証を成功させる動作を行う制御部101と、を備える携帯情報端末100と、この携帯情報端末100の所有者ごとの認証記録を格納するログ管理ファイル202と、この携帯情報端末100と通信回線網121によって接続され、ログ管理ファイル202から携帯情報端末100の所有者ごとに認証記録を読み出すサーバ201と、を備える。
従って、許容範囲の基準となる位置情報の入力操作が不要となり、位置情報を使い勝手良く登録でき、初めて訪問する場所でも認証可能であり、携帯情報端末の認証記録を用いて的確に行動管理が行なえる、という効果がある。
また、選択した画像が場所や行動内容の種別を示すものである場合には、これらの画像を選択すること自体によっても作業内容や作業の進捗などを報告することができるという効果がある。
更に、前述の選択画像が「SOS」を示す場合、第三者に知られる事なく、緊急事態の発生や救援要請を発報する事ができる、という効果がある。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100:携帯情報端末
101:制御部
102:記憶部
103:撮像部
104:位置情報取得部
105:入出力部
107:画像ファイル
108:設定ファイル
109:基本情報ファイル
110:ログファイル
120:位置情報送信機
121:通信回線網
201:サーバ
202:ログ管理ファイル
203:ディスプレイ
204:プリンタ

Claims (8)

  1. 撮像カメラを備える撮像部と、位置情報を取得する位置情報取得部と、入出力装置を備える入出力部と、前記撮像部によって撮像した画像データ及び前記位置情報取得部によって取得した撮像位置の位置情報を関連づけて格納する画像ファイルと、前記画像データごとに認証を許可する位置的条件を格納する設定ファイルと、前記位置情報取得部によって取得された現在の位置情報が前記入出力部から指定された選択画像の位置情報の許容範囲内にある場合、認証を成功させる動作を行う制御部と、を備える携帯情報端末と、
    前記携帯情報端末の所有者ごとの認証記録を格納するログ管理ファイルと、
    前記携帯情報端末と通信回線網によって接続され、前記ログ管理ファイルから前記携帯情報端末の所有者ごとに認証記録を読み出すサーバと、
    を備える行動管理システム。
  2. 前記制御部は、
    前記設定ファイルに位置情報が格納されていない画像は初回訪問画像であると判定し、
    前記入出力部から指定された選択画像が初回訪問画像であると判定した場合、予め定められた初回訪問動作を行う請求項1記載の行動管理システム。
  3. 認証を許可しない場合に行う動作に関する情報を格納する基本情報ファイルをさらに備え、
    前記制御部は、
    認証を許可しない場合予め定められたエラー処理を行う請求項2記載の行動管理システム。
  4. 前記エラー処理は、
    誤認証記録メールを指定された送信先に送信する手順を含む請求項3記載の行動管理システム。
  5. 撮像カメラを備える撮像部と、位置情報を取得する位置情報取得部と、入出力装置を備える入出力部と、前記撮像部によって撮像した画像データ及び前記位置情報取得部によって取得した撮像位置の位置情報を関連づけて格納する画像ファイルと、前記画像データごとに認証を許可する位置的条件を格納する設定ファイルと、を備える携帯情報端末と、
    前記携帯情報端末の所有者ごとの認証記録を格納するログ管理ファイルと、
    前記携帯情報端末と通信回線網によって接続され、前記ログ管理ファイルから前記携帯情報端末の所有者ごとに認証記録を読み出すサーバと、
    を備える行動管理システムの前記携帯情報端末を、
    前記位置情報取得部によって取得された現在の位置情報が前記入出力部から指定された選択画像の位置情報の許容範囲内にある場合、認証を成功させる動作を行う認証手段として機能させるための行動管理プログラム。
  6. 前記携帯情報端末を
    前記設定ファイルに位置情報が格納されていない画像は初回訪問画像であると判定する初回判定手段と、
    前記入出力部から指定された選択画像が初回訪問画像であると判定した場合、予め定められた初回訪問動作を行う初回訪問動作手段と、
    としてさらに機能させるための請求項5記載の行動管理プログラム。
  7. 前記携帯情報端末は、
    認証を許可しない場合に行う動作に関する情報を格納する基本情報ファイルをさらに備え、
    前記携帯情報端末を
    認証を許可しない場合予め定められたエラー処理を行うエラー処理手段としてさらに機能させるための請求項6記載の行動管理プログラム。
  8. 前記エラー処理は、
    誤認証記録メールを指定された送信先に送信する手順を含む請求項7記載の行動管理プログラム。
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