JP2016122290A - 位置情報管理システム、及び位置情報管理方法 - Google Patents

位置情報管理システム、及び位置情報管理方法 Download PDF

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Rie Kawamata
理恵 川眞田
井内 一史
Kazufumi Inai
一史 井内
高橋 宏彰
Hiroaki Takahashi
宏彰 高橋
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Abstract

【課題】社内外、勤務時間内外において携帯型端末の所在位置情報ログを、従業員のプライバシーを保護しながら、管理するシステムを提供する。【解決手段】各携帯型端末M1は位置情報を位置情報管理サーバS1に定期的に送信し、サーバS1はデータベースで一元管理する各携帯型端末M1の位置情報を定期的に検索して紛失を判定する。各携帯型端末M1の紛失を判定したとき、サーバS1は各携帯型端末M1の紛失時点の位置情報をクライアントT1に送信し、クライアントT1で各携帯型端末M1の紛失時点の位置情報を表示することで、各携帯型端末M1の探索を補助する情報の提供を可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、位置情報管理システム、及び位置情報管理方法に関する。
近年、社員にスマートフォン等の携帯型端末を貸与する会社が増えている。携帯型端末には、企業活動で得た顧客情報や営業情報等を保存することが出来るため、携帯型端末を紛失すると情報漏洩が発生し、企業活動に悪影響が出る恐れがある。そのため、携帯型端末紛失による情報漏洩は防止する必要があるといえる。携帯型端末紛失による情報漏洩の危険性を最小限に抑える手段の一つとして、紛失時に携帯型端末の所在位置をすぐに特定出来るような仕組みを構築することが考えられる。そのような仕組みを実現するには、携帯型端末の位置情報を管理する必要がある。
社員の携帯する携帯型端末の位置情報を管理するシステムとして、無線技術や位置情報発信機器を使用したシステムが実現されている。
例えば特許文献1には、無線技術を使用して携帯電話を携帯する社員の所在管理を行うシステムが開示されている。より具体的には、当該所在管理システムでは、社内に設置した無線サーバが社員の携帯する携帯型端末から取得した情報を基に所在情報を生成することにより社員の所在情報を管理している。
また、例えば特許文献2には、社員に位置情報発信機器を装着させることで、社員の行動履歴管理を行うシステムが開示されている。より具体的には、当該システムでは、社員が装着する位置情報発信機器から取得した情報を基に所在情報を生成することにより、社員の行動履歴情報を管理している。当該システムは社内における社員の位置管理を目的としているため、位置判定機能により社員が社外にいると判断された場合は、プライバシー保護に配慮して、位置情報発信機器から行動履歴を取得しない切り替えが可能となっている。
特開2003−219453号公報 特開2009−003872号公報
特許文献1において無線サーバが社員の所在を管理できるのは、無線サーバが設置された社内のみである。社員が社外にいる場合、社員の所在情報を管理できない。
また、特許文献2では、社員が社外にいる場合、上述のように位置情報発信機器から行動履歴を取得しないようにする切り替えが可能であるため、社員の所在情報を社外で常に管理することはできない。
しかしながら、携帯型端末の紛失管理を厳格に行うためには、勤務時間外や社外で常に位置情報管理することが求められるため、特許文献1及び2のような位置情報の取得・管理では不十分である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、社内外において、効率よく携帯型端末の所在情報管理を行うための技術を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも1つの携帯型端末と、当該携帯型端末の位置情報を管理する位置情報管理サーバと、を有する位置情報管理システムに関するものである。携帯型端末は、定期的に当該端末の位置情報を測位し、当該位置情報を測位した時刻での加速度をさらに測定し、位置情報と加速度を位置情報管理サーバに端末IDと共に送信する。そして、位置情報管理サーバは、当該携帯型端末について、位置情報が一定時間不変であるか、及び加速度が0であるかを判定することにより、携帯型端末の紛失の可能性を検出する。
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本発明の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本発明の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではないことを理解する必要がある。
本発明によれば、携帯型端末の位置情報を一定時間毎に把握出来るため、勤務時間外や社外で常に位置情報確認を行うことができる。また、携帯型端末紛失時に携帯型端末の位置情報ログを出力することで、携帯型端末探索を補助することができる。
本発明の実施の形態による位置情報管理システムの概略構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態による位置情報管理システムにおける位置情報管理サーバS1、携帯型端末M1、及びクライアントT1の各機能構成例を示す図である。 本発明の実施形態の位置情報テーブル41、及びユーザ位置情報蓄積テーブル21の構成例を示す図である。 本発明の実施形態による位置情報管理システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による位置情報管理システムによる処理の具体例を示す図である。 本発明の実施形態による携帯型端末管理テーブルの構成例を示す図である。 本発明の実施形態によるスケジュールサービスに登録された予定表の構成例を示す図である。 本発明の実施形態による行先テーブルの構成例を示す図である。 本発明の実施形態による位置情報ログの具体例を示す図である。 本発明の実施形態によるログイン認証機能を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施形態と実装例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
本実施形態では、当業者が本発明を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本発明の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
更に、本発明の実施形態は、後述されるように、汎用コンピュータ上で稼動するソフトウェアで実装しても良いし専用ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実装しても良い。
なお、以後の説明では「テーブル」形式によって本発明の各情報について説明するが、これら情報は必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくても良く、リスト、DB、キュー等のデータ構造やそれ以外で表現されていても良い。そのため、データ構造に依存しないことを示すために「テーブル」、「リスト」、「DB」、「キュー」等について単に「情報」と呼ぶことがある。
また、各情報の内容を説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「名前」、「ID」という表現を用いることが可能であり、これらについてはお互いに置換が可能である。
<位置情報管理システムの概略構成>
図1は、本発明の実施形態による位置情報管理システム(所在管理システムと言うことも可能である)の概略構成例を示す図である。図1に示すように、位置情報管理システム1は、会社が社員に貸与する、少なくとも1つの携帯型端末M1と、当該携帯型端末M1の位置情報を管理する位置情報管理サーバS1と、システム管理者が利用するクライアント(管理計算機)T1と、を有し、これらがネットワーク10を介して接続されている。
位置情報管理サーバS1、及びクライアントT1は、一般的なコンピュータであり、ROMやRAM等のメモリと、ハードディスク装置等の補助記憶装置と、ハードディスク装置よりソフトウェアをメモリに読み込み処理を実行するCPU等の制御手段と、を備える。携帯型端末M1は、例えばスマートフォン等、GPS技術を用いた測位機能を備えた携帯電話機等である。
位置情報管理サーバS1は、各携帯型端末M1から通知された端末位置情報を集中管理する。位置情報管理サーバS1は、ネットワーク10上のクライアントT1からアクセスすることができる。位置情報管理サーバS1は、データベース20(図2参照)を保持しており、各携帯型端末M1から通知された端末位置情報と端末IDを基にデータベース20を更新する。さらに、位置情報管理サーバS1は、データベース20を定期的に検索して各携帯型端末M1の紛失の有無を判定し、紛失と判定した場合には、該当する携帯型端末M1の紛失時位置情報をクライアントT1に送信する。
クライアントT1は、位置情報管理サーバS1から各携帯型端末の紛失時位置情報を受信し、表示する。
各携帯型端末M1は、GPS技術を用いた測位機能を用いて一定時間間隔毎に現在位置を測位する。また、各携帯型端末M1は端末を一意に識別可能な端末IDを持っている。各携帯型端末M1は、データベース40(図2参照)を保持し、端末IDと測位した位置情報を基にデータベース40を更新する。ここで、データベース40は位置情報を管理できる一覧であればよく、例えばメモリ上の一覧であってもよい。そして、各携帯型端末M1は、データベース40に蓄積した位置情報を、一定時間間隔毎に位置情報管理サーバS1に送信する。
<位置情報管理システムの機能構成>
図2は、本発明の実施形態による位置情報管理システム1の機能構成例を示す図である。ここで、この位置情報ログ管理システムにおける位置情報管理サーバS1、携帯型端末M1の機能構成とデータベースに記憶される各種情報について説明する。図2には、位置情報管理サーバS1、各携帯型端末M1、及びクライアントT1のそれぞれの機能構成が示されている。
(i)位置情報管理サーバS1の機能構成
図2に示されるように、位置情報管理サーバS1は、位置情報受信機能11、位置情報保存機能12、紛失判定機能13、紛失時位置情報検索機能14、紛失時位置情報送信機能15、及びデータベース20などを有している。各機能は、位置情報管理サーバS1を構成するコンピュータのCPUなどのプロセッサ(図示せず)が後述のフローチャート(図4参照)によるプログラムを実行することにより実現される。従って、以下の説明においては、各機能を「プロセッサ」と読み替えても良い。
位置情報受信機能11は、ネットワークで接続されている各携帯型端末M1が蓄積した各携帯型端末M1の位置情報を受信する手段として機能する。
位置情報保存機能12は、各携帯型端末M1の端末IDおよび位置情報を基にデータベース20のユーザ位置情報を更新する手段として機能する。
紛失判定機能13は、データベース20のユーザ位置情報を定期的に検索して、各携帯型端末M1の位置情報が一定時間変化しない場合、各携帯型端末M1が紛失の可能性があると判定する紛失判定手段として機能する。紛失の可能性の判断には、一定期間携帯型端末が動かない(位置に変化がない)という条件に加えて、当該携帯型端末M1の利用者のスケジューラに登録された情報から得られる条件を加えてもよい。ここで、利用者のスケジューラとは、インターネットに接続された、インターネットを通じて利用者の行動予定を検索し参照できるスケジュールサービス61である。例えば、利用者の行動予定には勤務先、出張先など行先に関する情報が含まれる。行先は会社の事業所または顧客先、打合せや会食場所等である。利用者のプライベートに関する場所を行先から除くようにしても良い。これにより、利用者のプライバシーを保護することが可能となる。
紛失時位置情報検索機能14は、各携帯型端末M1の紛失可能性があると判断された場合に、データベース20のユーザ位置情報を検索し、各携帯型端末M1が紛失された時点の位置情報を取得する手段として機能する。
紛失時位置情報送信機能15は、各携帯型端末M1が紛失された時点の位置情報をクライアントT1に送信する手段として機能する。
データベース20は、ユーザ位置情報蓄積テーブル21(詳細は図3参照)と、行先テーブル22と、を保持している。行先テーブル22は、勤務先、出張先、携帯型端末利用者の自宅などの名称とその位置を格納している。
(ii)携帯型端末M1の機能構成
図2に示されるように、携帯型端末M1は、位置情報測位機能31、位置情報保存機能32、位置情報送信機能33、データベース40、ジャイロセンサによる加速度検出機能34、及びログイン認証機能35などを有している。加速度検出機能34以外の各機能は、携帯型端末M1に含まれるCPUなどのプロセッサ(図示せず)が後述のフローチャート(図4や図10参照)によるプログラムを実行することにより実現される。従って、以下の説明においては、各機能を「プロセッサ」と読み替えても良い。
位置情報測位機能31は、GPSなどを利用して携帯型端末の位置情報を定期的に測位する手段として機能する。
位置情報保存機能32は、測位した位置情報を基にデータベース40の位置情報を更新する手段として機能する。
位置情報送信機能33は、データベース40に蓄積した位置情報を定期的に位置情報管理サーバS1に送信する手段として機能する。
データベース40は、位置情報テーブル41を保持している。
加速度検出機能34は、図示しないジャイロセンサによって実現され、位置情報測位機能31では検知できないような携帯型端末M1の細かい動き(加速度)を検知する手段として機能する。
ログイン認証機能35は、携帯型端末M1のディスプレイにログイン画面を表示し、携帯型端末M1の操作者が正しい持ち主であるかどうか判定するための認証手段として機能する。
(iii)クライアントT1の機能構成
図2に示されるように、クライアントT1は、紛失時位置情報受信機能51、及び紛失時位置情報表示機能52などを有している。
紛失時位置情報受信機能51は、ネットワークで接続されている位置情報管理サーバが送信した各携帯型端末M1が紛失された時点の位置情報を受信する手段として機能する。
紛失時位置情報表示機能52は、受信した各携帯型端末M1が紛失された時点の位置情報を表示する手段として機能する。
<位置情報テーブルとユーザ位置情報蓄積テーブルの構成>
図3Aは、携帯型端末M1が保持する位置情報テーブル41の構成例を示す図である。図3Bは、位置情報管理サーバS1が保持するユーザ位置情報蓄積テーブル21の構成例を示す図である。
図3Aに示されるように、位置情報テーブル41は、位置情報収集時刻301と、当該時刻における携帯型端末M1の位置を示す位置情報302と、加速度情報303と、を構成項目として有している。位置情報302は、携帯型端末M1が有するGPS機能を用いて取得されるため、座標情報(緯度と経度)となっている。加速度情報303は、ジャイロセンサが対応する時刻301において計測した加速度である。
ユーザ位置情報蓄積テーブル21は、位置情報管理サーバS1が携帯型端末M1から送信されてきた各携帯型端末M1の位置情報を端末IDと関連付けて保持している。当該ユーザ位置情報蓄積テーブル21は、端末ID304と、位置情報収集時刻305と、端末ID304に対応する携帯型端末M1の位置を示す位置情報306と、加速度情報307と、を構成項目として有している。
<位置情報管理システムの動作>
図4は、本発明の実施形態による位置情報管理システム1の動作を説明するためのフローチャートである。当該実施形態による位置情報管理システム1の場合、システム動作としては、主に、フェーズ1の位置情報蓄積動作、フェーズ2の紛失判定動作、フェーズ3の探索情報提供動作に分けられる。図4は、フェーズ1〜3の各フェーズの処理を示している。
(フェーズ1)
フェーズ1では、会社が社員(利用者)に貸与したスマートデバイス等の携帯型端末M1による、定期的な当該携帯型端末M1の位置情報と加速度情報の収集及び蓄積動作と、位置情報管理サーバS1による携帯型端末M1からの情報の蓄積動作が行われる。
(i)ステップ401
携帯型端末M1は、GPS機能を用いて定期的に当該携帯型端末M1の位置情報を測位する。
(ii)ステップ402
携帯型端末M1は、ジャイロセンサを用いて定期的(位置情報を測位した時刻)に当該携帯型端末M1の加速度を検出する。
(iii)ステップ403
携帯型端末M1は、収集時刻に対応させて、測位した位置情報と、検出した加速度の情報を位置情報テーブル41に格納する。
(iv)ステップ404
携帯型端末M1は、直近に収集した位置情報をチェックし、当該携帯型端末M1の位置が当該利用者の自宅、或いは勤務場所であるか、判断する。自宅及び勤務場所の位置情報は予め携帯型情報端末M1に登録されており、携帯型端末M1が当該登録情報と収集した位置情報とを照合することにより当該判断が行われる。
自宅または勤務場所である場合(ステップ404でYesの場合)、処理はステップ401に移行し、位置情報等の情報収集が継続される。一方、自宅でも勤務場所でもない場合(ステップ404でNoの場合)、処理はステップ405に移行する。
(v)ステップ405
携帯型端末M1は、ステップ404で所在が利用者の自宅でも勤務場所でもないと判断された携帯型端末M1の、端末IDと、時刻情報301と、位置情報302と、加速度情報303とを、位置情報管理サーバS1に送信する。
(vi)ステップ406
位置情報管理サーバS1は、携帯型端末M1から送信されてきた情報(端末ID、収集時刻、当該時刻における位置情報、当該時刻における加速度情報)を受信し、当該情報をユーザ位置情報蓄積テーブル21に格納する。そして、位置情報管理サーバS1では、このような情報の蓄積が携帯型端末M1毎に行われる。
(フェーズ2)
フェーズ2では、位置情報管理サーバS1による定期的なチェック動作が行われる。
(vii)ステップ407
位置情報管理サーバS1は、ユーザ位置情報蓄積テーブル21の位置情報を定期的にチェックし、該当する携帯型端末M1の位置情報が一定時間(予め決められた時間)変化していないか判断する。なお、多少の変化(動き)があったとしても所定の範囲(例えば、半径20m)内の位置の変化である場合には変化なしとして判断されるのが一般的である。つまり、正当な利用者がある特定の場所(あるビル内)にと留まってしたとしても、全く動かないということは珍しく、ビルの部屋間を移動したり、トイレにいったりすることがある。このような場合にも位置は変化なしと判断される。ただし、非常に正確に位置を計測できるGPSによる位置情報が得られ、微妙な位置の変化も検出できる場合には、「位置の変化あり」と判定しても良い。
当該位置情報が変化している場合(ステップ407でNoの場合)には、処理はステップ406に移行する。この場合、位置情報管理サーバS1は、携帯型端末M1から引き続き位置情報等の受信動作を実行することになる。一方、位置情報が一定時間変化しない場合(ステップ407でYesの場合)には、処理はステップ408に移行する。
(viii)ステップ408
位置情報管理サーバS1は、チェック対象の携帯型端末M1の直近の加速度が0であるか判定する。上述のように、携帯型端末M1の位置が変化しないと判断されても、それが紛失により全く動いていないのか、或いは利用者が一定時間同じ建物の中に滞在しているだけなのか判断できない。そこで、ステップ408では、加速度情報を用いて、携帯型端末M1を携帯する利用者が例えば同じ建物内を移動しているか、携帯型端末M1を置き忘れてその位置に変化がないのか判定することとしている。
直近の加速度が0である場合(ステップ408でYesの場合)、処理はステップ409に移行する。直近の加速度が0でない場合(ステップ408でNoの場合)、つまり何らかの動きが携帯型端末M1にある場合、処理はステップ406に移行する。
(ix)ステップ409
位置情報管理サーバS1は、スケジュールサービス61にアクセスして対象利用者のスケジュール情報を取得(既に取得済の場合はその情報を確認)し、当該スケジュール情報として登録されている内容(スケジューラの登録内容)と処理中の位置情報とが一致するか判定する。
位置情報とスケジュール情報(スケジューラの登録内容)が一致する場合(ステップ409でYesの場合)、紛失ではないと判断され、処理はステップ406に移行する。一方、位置情報とスケジュール情報(スケジューラの登録内容)が一致しない場合(ステップ409でNoの場合)、紛失の可能性ありと判断され、処理はステップ410に移行する。
(フェーズ3)
フェーズ3では、紛失の可能性を利用者が所属する会社のクライアントT1に通知する動作が行われる。
(x)ステップ410
位置情報管理サーバS1は、紛失の可能性がある携帯型端末M1の紛失時点の位置情報を検索(特定)し、紛失の可能性があると判断した時点での位置情報と、紛失の可能性のある携帯型端末M1の端末IDや紛失したと考えられる時刻の情報をクライアントT1に送信する。
(xi)ステップ411
クライアントT1は、位置情報管理サーバS1から送信されてきた位置情報を受信し、紛失の可能性があると判断された携帯型端末M1の端末IDと、紛失したと考えられる時刻及び位置情報をクライアントT1の表示画面に表示する。このとき、当該端末を貸与した利用者(社員)の情報を併せて表示するようにしても良い。
<具体例>
図5は、本発明の実施形態による位置情報管理システム1の上記フェーズ1〜3の具体的処理例を説明するための図である。
図5に示されるように、携帯型端末M1は、定期的に位置情報を測位し、かつ加速度を計測して、位置情報及び加速度情報収集時刻とともに位置情報テーブル41に保存する。位置情報は、実際は緯度と経度による座標であるが、便宜上Lという表記で示す。位置情報テーブル41に保存された位置情報及び加速度情報は、定期的に位置情報管理サーバS1に送信され、ユーザ位置情報蓄積テーブル21に保存される。
位置情報管理サーバS1は、ユーザ位置情報蓄積テーブル21を定期的に検索し、各携帯型端末M1の位置情報が一定時間変化していないかどうかチェックする。図5のユーザ位置情報蓄積テーブル21では、端末IDが10002の携帯型端末M1の位置情報が、2014年9月1日13時30分から15時30分の間、L405のまま変化せず、かつ加速度も0となっている。このように位置情報が一定時間変化せず加速度も0である場合、位置情報管理サーバS1は、各携帯型端末M1が紛失された可能性があると判定する。各携帯型端末M1の紛失の可能性が判定された場合、位置情報管理サーバS1は紛失された可能性のある各携帯型端末M1の端末IDと紛失時点の位置情報をクライアントT1に送信する。
クライアントT1は、受信した端末IDと紛失時点の位置情報を画面に表示する。図5の場合、10002という端末IDとL405という位置情報がクライアントT1の画面に表示される。社員に各携帯型端末M1を貸与している会社は、クライアントT1の情報を参考にしながら、紛失された可能性のある携帯型端末M1を捜索できるようになる。
<スケジューラを基に紛失を検出する例:ステップ409の処理の具体例>
図6は、位置情報管理サーバS1が保持する携帯型端末管理テーブル23の構成例を示す図である。携帯型端末管理テーブル23は、利用者ID、端末ID、利用者名を管理する。図7は、スケジュールサービス61に登録された予定表の構成例を示す図である。図8は、行先テーブル22の構成例を示す図ある。行先テーブル22は、行先ごとの位置情報を管理している。図9は、利用者B氏の位置管理ログ(抜粋)の例を示す図である。なお、位置情報は実際には緯度と経度による座標であるが、ここでは、便宜上L1という場所の座標を括弧付きの(L1)という表記で表すものとする。従って、図9における位置情報L501、L502、・・・は、座標L501、L502、・・・を指している。
図7のスケジュールに示されるように、利用者IDが10002であるB氏は、9月1日は本社勤務のあと、東京開発品川支店に出張した後、新橋で懇親会の予定となっている。図6の携帯型端末管理テーブル23を参照すると、B氏は、端末ID20003の携帯型端末を保持している。また、図9の位置管理ログを参照し、端末ID20003のログを追跡すると、09:30から13:30までの位置情報と15:30から17:30の位置情報は、それぞれ本社及び東京開発品川支店の座標である。この座標は、B氏のスケジュール(図7参照)に登録されている予定の行先と一致する。なお、位置情報の誤差を考慮し、一定範囲内の座標であれば一致しているものとみなす。一方、図9において、L501、L502、及びL503は行先テーブル22に記載されていない座標である。ここで、図7のスケジュールで、19:00から21:00の予定は行先として新橋と記載されている。ジオコーディングサービス62により、「新橋」を検索した結果得られた座標をG新橋とする。そして、L503とG新橋を比較し、一定の範囲内にあれば、B氏は新橋にいたことが分かるが、L503の座標のまま、23:30まで位置が変っていない。B氏のスケジュールによると21:00まで新橋にいる予定であったが、位置情報ログ(図9)によると23:30時点に新橋にいたことになり、スケジュール上の予定と位置情報ログに乖離が発生している。このように、スケジュールと位置情報ログに乖離が発生した場合に、携帯型端末が紛失された可能性があると判定する。
<ログイン認証機能>
ここでは、携帯型端末M1が有するログイン認証機能について説明する。ログイン認証機能を追加することにより、正当な利用者にしか携帯型端末を操作できないようにすることに加え、紛失状態をより正確に検出することができる。なお、この場合、図6で例示した携帯型端末管理テーブルでは、各々の携帯型端末の状態も管理するようにしたほうが良い。携帯型端末M1の状態とは、紛失状態、正常(正当な利用者が所有している)等である。また、ログイン認証機能は、図4で示されるフローチャートの処理において、位置情報を収集する処理と同様に所定の間隔で定期的に実行される。
図10は、本発明の実施形態によるログイン認証機能において実行される処理を説明するためのフローチャートである。
(i)ステップ1001
利用者が所有する携帯型端末M1(携帯型端末M1のプロセッサ)は、利用者がボタンやパネルを操作することによる入力を検知すると、前回の端末操作から所定時間以上経過しているか否かを判断する(S1001)。
前回の操作から所定時間以上経過していない場合(連続的に操作されている場合など:ステップ1001でNoの場合)は、本処理は終了する。なお、処理を終了する前に位置管理サーバに当該携帯型端末の状態を問い合わせ、紛失の可能性がある場合は、S1002からの処理に合流しても良い。
一方、前回の操作から所定時間経過している場合(ステップ1001でYesの場合)、処理はステップ1002に移行する。
(ii)ステップ1002
当該プロセッサは、携帯型端末M1の表示部にログイン画面を表示する。ログインの方式は、ユーザIDとパスワードによる認証でも、端末に付属または内蔵された認証部品から、指紋等の生体情報を取得しておこなう認証でもよい。
(iii)ステップ1003
当該プロセッサは、ログイン画面から入力された情報および当該利用者端末を識別する情報を、位置情報管理サーバS1に送信する。
(iv)ステップ1004
送信された情報は位置情報管理サーバS1で認証され、当該プロセッサは、位置情報管理サーバS1からユーザ認証結果を受信する。
(v)ステップS1005
当該プロセッサは、受信した認証結果が「認証OK」であるかチェックする。認証結果がOKの場合(ステップ1005でYesの場合)、本処理は終了する。認証がNGの場合(ステップ1005でNoの場合)は、処理はステップ1006に移行する。
なお、利用者の認証は複数回実施してもよく、所定回数以上連続してNGの場合にS1006へ分岐するようにしても良い。
(vi)ステップ1006
許可された利用者以外が当該携帯型端末M1を操作しており、紛失状態にある可能性が高いと推測されるため、当該プロセッサは、位置情報管理サーバS1に当該携帯型端末M1の状態を問い合わせる。
(vii)ステップ1007
当該プロセッサは、問い合わせの結果取得した状態をチェックし、紛失の可能性があるか判断する。位置情報管理サーバS1が紛失の可能性があると判断した場合(ステップ1007でYesの場合)、処理はステップ1008に移行する。位置情報管理サーバS1が紛失の可能性はないと判断した場合(ステップ1007でNoの場合)、処理はステップ1009に移行する。
(viii)ステップ1008
当該プロセッサは、当該携帯型端末M1をロックし、当該携帯型端末を第三者が所有している可能性が高いことをクライアントT1に通知し、本処理を終了する。
(ix)ステップ1009
位置情報管理サーバS1が紛失の可能性があると判断していない場合は、単にパスワード等の入力を誤っただけのケースと、実は携帯型端末を紛失しているが第三者が携帯型端末を持ち歩いているため位置情報サーバが紛失を検出できていないケースが想定される。よって、携帯型端末M1のプロセッサは、本人認証ができない状態であること(紛失の可能性がること)を位置情報管理サーバS1に送信する。
(x)ステップ1010
位置情報管理サーバS1は、携帯型端末管理テーブル(図6)の状態を更新する。そして、携帯型端末M1のプロセッサは、エラー画面を表示し、携帯型端末M1をロックすることでこれ以上の端末操作を受け付けないようにする。
なお、ステップ1009の処理に移行する前に、別の認証方法によるログイン画面を表示し、入力を誤っただけのユーザを救済できるようにしてもよい。また、ステップ1009の段階で紛失の可能性がある状態であるとして位置情報管理サーバS1に通知しても良い。
また、エラー画面上からロック解除の申請を可能にしてもよい。この場合、ロック解除申請画面には利用者名や従業員番号、生年月日、上長の氏名等、利用者を認証できる情報を入力させ、位置情報管理サーバS1に送信する。この結果、入力情報が正当であればロックを解除し、当該携帯型端末M1は位置情報管理サーバS1に紛失可能性状態が解除されたことを通知する。
一定時間以上(例えば24時間)ロック解除の申請がなくエラーロック状態が継続している場合は、当該携帯型端末は紛失の可能性が高いことを位置情報管理サーバS1に通知し、携帯型端末管理テーブル(図6)の状態も更新するようにしても良い。
さらに、ログイン認証機能は紛失の可能性がある場合のみに実行するようにしてもよい。この場合、携帯型端末M1において、定期的にステップ1007〜ステップ1010までの処理を実行すれば良い。
このように、この実施形態の位置情報ログ管理システムによれば、社員に貸与した携帯型端末M1の社内外における位置情報ログの管理を行い、位置情報ログを基に携帯型端末の紛失を判定し、携帯型端末M1の紛失時に位置情報を提供することで、携帯型端末M1の探索を補助することができる。
<まとめ>
本発明の実施形態では、携帯型端末が、定期的に当該端末の位置情報を測位し、当該位置情報を測位した時刻での加速度をさらに測定し、位置情報と加速度を位置情報管理サーバに端末IDと共に送信する。そして、位置情報管理サーバは、対象の携帯型端末について、位置情報が一定時間不変であるか、及び加速度が0であるかを判定することにより、当該携帯型端末の紛失の可能性を検出する。このようにすることにより、会社が社員に貸与した携帯型端末の紛失の可能性を効率よく検出することが可能となる。なお、携帯型端末は、測位した位置情報が携帯型端末の利用者の自宅或いは勤務場所以外のときに当該位置情報を位置情報管理サーバに送信するようにしても良い。このように必要な情報のみサーバに送信するので処理の効率化をさらに図ることができる。
また、位置情報管理サーバは、さらに、当該携帯型端末の利用者(社員)のスケジュールと位置情報とを照合して当該携帯型端末の紛失の可能性を検出するようにしても良い。社員のスケジュールと照合しているので、社員のプライバシーに配慮しつつ、より正確に携帯型端末の紛失の可能性を検出することができるようになる。
さらに、携帯型端末の状態を管理する管理端末(クライアント)を備えるようにしても良い。この場合、位置情報管理サーバは、紛失の可能性のある携帯型端末の端末IDと、紛失の可能性があると判断されたときの位置情報を、管理端末に送信する。そして、管理端末は、紛失の可能性のある携帯型端末の情報と、紛失の可能性があると判断されたときの位置情報を表示画面に表示する。このようにすることにより、会社の管理者は、社員に貸与した携帯型端末の状態を監視することが可能となる。
また、携帯型端末は、所定のタイミングでユーザ認証処理を実行する。そして、認証ができなかったときには、位置情報管理サーバに当該端末の紛失の可能性の有無を問い合わせる。そして、紛失の可能性がある場合には、当該端末をロックするとともに、管理端末に当該端末が正規の利用者以外の第三者に保持されている可能性があることを通知する。このようにすることにより、より強固にセキュリティを担保することができるようになる。
本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ上のメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータのCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
さらに、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することにより、それをシステム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、使用時にそのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしても良い。
最後に、ここで述べたプロセス及び技術は本質的に如何なる特定の装置に関連することはなく、コンポーネントの如何なる相応しい組み合わせによってでも実装できる。更に、汎用目的の多様なタイプのデバイスがここで記述した内容に従って使用可能である。ここで述べた方法を実行するために、専用の装置を構築するのが有益である場合もある。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。本発明は、具体例に関連して記述したが、これらは、すべての観点に於いて限定の為ではなく説明の為である。
さらに、上述の実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていても良い。
1 位置情報管理システム
M1 携帯型端末
S1 位置情報管理サーバ
T1 クライアント
21 ユーザ位置情報蓄積テーブル
22 行先テーブル
23 携帯型端末管理テーブル
41 位置情報テーブル
61 スケジュールサービス
62 ジオコーディングサービス

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの携帯型端末と、当該携帯型端末の位置情報を管理する位置情報管理サーバと、を有する位置情報管理システムであって、
    前記携帯型端末は、定期的に当該端末の位置情報を測位し、当該位置情報を測位した時刻での加速度をさらに測定し、前記位置情報と前記加速度を前記位置情報管理サーバに端末IDと共に送信し、
    前記位置情報管理サーバは、前記携帯型端末について、位置情報が一定時間不変であるか、及び前記加速度が0であるかを判定することにより、前記携帯型端末の紛失の可能性を検出することを特徴とする位置情報管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記位置情報管理サーバは、さらに、前記携帯型端末の利用者のスケジュールと前記位置情報とを照合して前記携帯型端末の紛失の可能性を検出することを特徴とする位置情報管理システム。
  3. 請求項1において、
    前記携帯型端末は、前記測位した位置情報が前記携帯型端末の利用者の自宅或いは勤務場所以外のときに当該位置情報を前記位置情報管理サーバに送信することを特徴とする位置情報管理システム。
  4. 請求項1において、
    さらに、前記携帯型端末の状態を管理する管理端末を有し、
    前記位置情報管理サーバは、前記紛失の可能性のある前記携帯型端末の端末IDと、前記紛失の可能性があると判断されたときの位置情報を、前記管理端末に送信し、
    前記管理端末は、前記紛失の可能性のある前記携帯型端末の情報と、前記紛失の可能性があると判断されたときの位置情報を表示画面に表示することを特徴とする位置情報管理システム。
  5. 請求項4において、
    前記携帯型端末は、所定のタイミングでユーザ認証処理を実行し、認証ができなかったときに前記位置情報管理サーバに当該端末の紛失の可能性の有無を問い合わせ、紛失の可能性がある場合には当該端末をロックするとともに、前記管理端末に当該端末が正規の利用者以外の第三者に保持されている可能性があることを通知することを特徴とする位置情報管理システム。
  6. 位置情報管理システムにおいて、携帯型端末の紛失の可能性を検出する位置情報管理方法であって、
    前記位置情報管理システムは、少なくとも1つの携帯型端末と、当該携帯型端末の位置情報を管理する位置情報管理サーバと、を有し、
    前記方法は、
    前記携帯型端末が、定期的に当該端末の位置情報を測位するステップと、
    前記携帯型端末が、前記位置情報を測位した時刻での加速度をさらに測定するステップと、
    前記携帯型端末が、前記位置情報と前記加速度を前記位置情報管理サーバに端末IDと共に送信するステップと、
    前記位置情報管理サーバが、前記位置情報と前記加速度を受信するステップと、
    前記位置情報管理サーバが、前記携帯型端末について、位置情報が一定時間不変であるか、及び前記加速度が0であるかを判定するステップと、
    前記位置情報管理サーバが、前記判定の結果に基づいて、前記携帯型端末の紛失の可能性を検出するステップと、
    を含むことを特徴とする位置情報管理方法。
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