JP5592160B2 - エネルギー消費量の判定システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅内の無駄な消費エネルギーを低減するためのエネルギー消費量の判定システムに関する。
特許文献1に記載の技術は、集合住宅の管理室の電気錠の開錠・施錠状態に応じて管理人の在・不在を検知することによって、集合住宅への来訪者または住戸内の居住者からの呼出報知音等を管理室側で非能動とし、これにより、呼出報知音等による管理室近傍での騒音発生を防止するとともに無駄な電力消費を抑制する、というものである。
特開2001−223805号公報
ところで、特許文献1に記載のような技術を、集合住宅の各住戸や戸建て住宅にも応用したいという要望がある。例えば、在宅時に、使用していない部屋の照明がついていたり、外出する際に、電気機器の電源を消し忘れたりした場合は、その分無駄な電力を消費することになるため、住宅内の無駄なエネルギー消費の低減を図ることが可能な技術の開発が強く望まれていた。
また、省エネルギーの対象とするエネルギーを電力だけにするのではなく、ガスや水道も省エネルギーの対象としたいという要望もある。
本発明の課題は、電力・ガス・水道の各エネルギーの消費量を判定し、無駄なエネルギー消費の低減を図ることが可能なエネルギー消費量の判定システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、エネルギー消費量の判定システムであって、例えば図1〜図15に示すように、電力・ガス・水道の各エネルギーの消費量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを判定するエネルギー消費量判定手段4と、
このエネルギー消費量判定手段4と接続されるとともに、各エネルギーの消費量の判定結果を表示するエネルギー表示装置2と
前記エネルギー消費量判定手段4と接続されるとともに、居住者の外出および帰宅を認識する外出認識装置1を備えており、
この外出認識装置は1、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段28を有しており、この記憶手段28には、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの実際の消費量と比較される設定値データが格納され、
前記各エネルギーは、外出時に、エネルギー消費を完全に停止すべき第1分類と、エネルギー消費量を抑えた状態で使用する第2分類と、エネルギー消費を維持継続する第3分類とに分類されており、
前記外出認識装置1は、前記各エネルギーの分類のうち、第1分類および第2分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段4によって判定するための通常外出モード3aと、
前記各エネルギーの分類のうち、第1分類〜第3分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段4によって判定するための長期外出モード3bと、
前記通常外出モード3aおよび長期外出モード3bを解除するための在宅モード3cと具備していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、電力・ガス・水道の各エネルギーの消費量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを判定するエネルギー消費量判定手段4と、このエネルギー消費量判定手段4と接続されるとともに、各エネルギーの消費量の判定結果を表示するエネルギー表示装置2とを備えているので、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの消費量を判定することができ、その判定結果を、前記エネルギー表示装置2に確実に表示することができる。
これによって、居住者は、前記エネルギー表示装置2を見て、住宅内において無駄なエネルギー消費が行われている場所を容易に確認することができるので、例えばエネルギーを無駄に消費している場所に行き、エネルギー消費を抑える行動を取るなどして、無駄なエネルギー消費の低減を図ることが可能となる。
また、前記外出認識装置1は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段28を有しており、この記憶手段28には、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの実際の消費量と比較される設定値データが格納されているので、前記エネルギー消費量判定手段4によって、各エネルギーの測定結果と設定値データとを比較し、測定結果の数値が、前記設定値データ以上であるか、設定値データ未満であるかを判定できる。
また、前記各エネルギーは、外出時に、エネルギー消費を完全に停止すべき第1分類と、エネルギー消費量を抑えた状態で使用する第2分類と、エネルギー消費を維持継続する第3分類とに分類されており、前記外出認識装置1は、前記各エネルギーの分類のうち、第1分類および第2分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段4によって判定するための通常外出モード3aと、前記各エネルギーの分類のうち、第1分類〜第3分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段4によって判定するための長期外出モード3bと、前記通常外出モード3aおよび長期外出モード3bを解除するための在宅モード3cとを具備しているので、居住者の外出の形態によって、通常外出モード3aと長期外出モード3bとを使い分けることができ、利便性が高い。
すなわち、通常外出モード3aでは第1分類および第2分類に該当するエネルギーの消費量だけを確認すればよく、短期外出する上で効率的であり、長期外出モード3bでは、第1〜第3分類の全ての分類のエネルギーの消費量を判定し、長期外出中の無駄なエネルギー消費を確実に低減させることができる。
また、通常外出モード3aおよび長期外出モード3bは、在宅モード3cに切り替えるだけで確実かつ容易に解除することができるので、帰宅時の手間を最低限なものとすることができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1および図6〜図9に示すように、請求項1に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記エネルギー表示装置2は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段5を有しており、
この記憶手段5には、各エネルギー消費量の判定結果を表示するための判定結果表示プログラム6が格納されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記エネルギー表示装置2は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段5を有しており、この記憶手段5には、各エネルギー消費量の判定結果を表示するための判定結果表示プログラム6が格納されているので、この判定結果表示プログラム6に基づいて、各エネルギー消費量の判定結果を確実に表示することができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1,図2および図6〜図9に示すように、請求項2に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記エネルギー表示装置2は、分電盤7に搭載されるとともに該分電盤7から分岐された複数の分岐回路8〜23ごとの消費電力量を測定する電力測定手段24に接続されており、
前記複数の分岐回路8〜23は、コンセント回路や照明回路等の一般回路と、接続される機器の電力消費量に基づいて一般回路と区別される専用回路とに区分されており、
前記判定結果表示プログラム6は、消費電力量の判定結果を、分岐回路別・住宅内の所定のエリア別・住宅全体に分類して表示可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記エネルギー表示装置2は、分電盤7に搭載されるとともに該分電盤7から分岐された複数の分岐回路8〜23ごとの消費電力量を測定する電力測定手段24に接続されているので、各分岐回路8〜23の消費電力量をそれぞれ表示することができ、住宅内の消費電力量を分岐回路8〜23ごとに詳細に把握できる。
また、前記複数の分岐回路8〜23は、コンセント回路や照明回路等の一般回路と、接続される機器の電力消費量に基づいて一般回路と区別される専用回路とに区分されており、前記判定結果表示プログラム6は、消費電力量の判定結果を、分岐回路別・住宅内の所定のエリア別・住宅全体に分類して表示可能に構成されているので、前記判定結果表示プログラム6に基づいて、住宅内の消費電力量の判定結果を分岐回路別・エリア別・住宅全体に分類して確実に表示できるとともに、エネルギーを無駄に消費している住宅内のエリアを容易に判明させることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1および図に示すように、請求項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記消費電力量の設定値は、前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力に基づいて設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記消費電力量の設定値は、前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力に基づいて設定されているので、機器の配置に応じて設定値を決めることができる。これによって、消費電力量の設定値を、居住者の生活に適合させたものとすることができるので、居住者本位の快適な居住環境を形成できる。
請求項5に記載の発明は、請求項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記外出認識装置1は、前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力データを記憶手段28に蓄積するためのデータ蓄積手段を有しており、
前記消費電力量の設定値は、前記データ蓄積手段によって蓄積された消費電力データに基づいて設定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記外出認識装置1は、前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力データを記憶手段28に蓄積するためのデータ蓄積手段を有しており、前記消費電力量の設定値は、前記データ蓄積手段によって蓄積された消費電力データに基づいて設定されているので、例えば一定期間蓄積された消費電力データの平均値を基に、前記消費電力量の設定値を決めるなどして、消費電力量の設定値を、居住者の生活に適合させたものとすることができる。
請求項6に記載の発明は、例えば図1および図に示すように、請求項2〜のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記エネルギー表示装置2は、住宅全体のガス使用量を測定するガスメーター25に接続されており、
前記判定結果表示プログラム6は、ガス使用量の判定結果を表示可能に構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記エネルギー表示装置2は、住宅全体のガス使用量を測定するガスメーター25に接続されており、前記判定結果表示プログラム6は、ガス使用量の判定結果を表示可能に構成されているので、前記ガスメーター25で測定されたガス使用量データを前記エネルギー消費量判定手段4によって判定した後に、その判定結果を、前記判定結果表示プログラム6に基づいて確実に表示することができる。これによって、居住者は、外出時に、無駄なガス使用を防げる。
請求項7に記載の発明は、例えば図1および図4に示すように、請求項2〜6のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記エネルギー表示装置2は、住宅全体の水道使用量を測定する水道メーター26に接続されており、
前記判定結果表示プログラム6は、水道使用量の判定結果を表示可能に構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、前記エネルギー表示装置2は、住宅全体の水道使用量を測定する水道メーター26に接続されており、前記判定結果表示プログラム6は、水道使用量の判定結果を表示可能に構成されているので、前記水道メーター26で測定された水道使用量データを前記エネルギー消費量判定手段4によって判定した後に、その判定結果を、前記判定結果表示プログラム6に基づいて確実に表示することができる。これによって、居住者は、外出時に、無駄な水道使用を防げる。
請求項8に記載の発明は、例えば図1および図5に示すように、請求項2〜6のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記エネルギー表示装置2は、住宅内の所定箇所に複数配管された水道管を流れる水の流量を測定する複数の流量センサー27…にそれぞれ接続されており、
前記判定結果表示プログラム6は、水道使用量の判定結果を、流量センサー27別・住宅全体に分類して表示可能に構成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、前記エネルギー表示装置2は、住宅内の所定箇所に複数配管された水道管を流れる水の流量を測定する複数の流量センサー27…にそれぞれ接続されており、前記判定結果表示プログラム6は、水道使用量の判定結果を、流量センサー27別・住宅全体に分類して表示可能に構成されているので、水道を無駄に使用している住宅内のエリアを容易に判明させることができるとともに、住宅全体の総水道使用量を確実に把握できる。
請求項9に記載の発明は、例えば図11および図12に示すように、請求項1〜のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記通常外出モード3aおよび長期外出モード3bでは、外出時間の設定が可能とされていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、前記通常外出モード3aおよび長期外出モード3bでは、外出時間の設定が可能とされているので、設定された外出中の無駄なエネルギー消費を確実に低減させることができる。
請求項10に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項〜9のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記外出認識装置1は、各エネルギーの消費量が設定値以上であった場合に警告を発する警告手段29を有していることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、前記外出認識装置1は、各エネルギーの消費量が設定値以上であった場合に警告を発する警告手段29を有しているので、この警告手段29によって警告を発することで、居住者に対し、前記エネルギー表示装置2の確認を促すことができる。
請求項11に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項10のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記外出認識装置1の記憶手段28には、一つの分岐回路8(9〜23)に対し、第1〜第3分類のうちのいずれかに分類された複数の機器が接続される場合の該分岐回路8(9〜23)の消費電力量の上限値データが格納されており、
この上限値データに基づいて、該分岐回路8(9〜23)の消費電力量の設定値が設定されていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、前記第1分類の機器はオンかオフしかないものであり、第2分類の機器は消費電力が抑えられるものであり、第3分類の機器は消費電力が維持継続されるものであることから、第1〜第3分類のうちのいずれかに分類された複数の機器を、前記一つの分岐回路8(9〜23)に対して接続した場合であっても、上限値の設定を容易に行うことができるので、該分岐回路8(9〜23)の消費電力量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを、前記エネルギー消費量判定手段4によって容易かつ確実に判定することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項11のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記外出認識装置1とエネルギー表示装置2とは一体形成されていることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、前記外出認識装置1とエネルギー表示装置2とは一体形成されているので、前記外出認識装置1によって外出を認識させると同時に、前記エネルギー表示装置2に表示される情報を確認することができ、外出時における利便性が高い。
請求項13に記載の発明は、請求項11のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
前記外出認識装置1は玄関に配置されており、前記エネルギー表示装置2は居室内に配置されていることを特徴とする。
請求項13に記載の発明によれば、前記外出認識装置1は玄関に配置されており、前記エネルギー表示装置2は居室内に配置されているので、前記エネルギー表示装置2に表示される情報を居室内からすぐに確認することができ、在宅時における利便性が高い。また、玄関で前記外出認識装置1を利用することができ、外出時における利便性が高い。
請求項14に記載の発明は、請求項〜13のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、商用電力系統等の外部電源と、その他の電源とを含む複数の電源に接続されており、いずれの電源を利用するか選択可能に構成されていることを特徴とする。
請求項14に記載の発明によれば、商用電力系統等の外部電源と、その他の電源とを含む複数の電源に接続されており、いずれの電源を利用するか選択可能に構成されているので、例えばその他の電源として太陽電池や燃料電池等を使用することによって、該判定システムを、前記外部電源だけでなく、これら太陽電池や燃料電池等の他の電源を利用して稼働させることができる。これによって、前記外部電源を使用する分のコストを軽減することができるとともに、外部電源を利用できない場合にも、該判定システムを稼働させることができる。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、一日を複数の時間帯に区分けし、区分けした時間帯ごとに、いずれの電源を利用するか選択可能に構成されていることを特徴とする。
請求項15に記載の発明によれば、一日を複数の時間帯に区分けし、区分けした時間帯ごとに、いずれの電源を利用するか選択可能に構成されているので、商用電力系統等の外部電源と、その他の電源とを適宜使い分けることができる。
すなわち、例えばその他の電源として太陽電池を使用すれば、この太陽電池を用いて昼間の電力を担うことができるので、該判定システムを稼働させることも可能となる。また、夜間であれば、蓄電池に蓄電した電力を使用するなどして、該判定システムを稼働させることができるので、前記外部電源を使用する分のコストをより軽減することができる。
本発明によれば、外出認識装置によって居住者の外出を認識した時に、エネルギー消費量判定手段によって各エネルギーの消費量を判定することができ、その判定結果を、エネルギー表示装置に確実に表示することができる。
これによって、居住者は、外出認識装置によって外出を認識した後に、エネルギー表示装置を見て、住宅内において無駄なエネルギー消費が行われている場所を容易に確認することができるので、例えばエネルギーを無駄に消費している場所に行き、エネルギー消費を抑える行動を取るなどして、無駄なエネルギー消費の低減を図ることが可能となる。
本発明に係るエネルギー消費量の判定システムの一例を示すもので、その概略構成を示す図である。 同、分岐回路の配置の概略構成を示す図である。 同、エネルギー表示装置とガスメーターとの接続状態の概略構成を示す図である。 同、エネルギー表示装置と水道メーターとの接続状態の概略構成を示す図である。 同、エネルギー表示装置と流量センサーとの接続状態の概略構成を示す図である。 同、エリア別に判定結果を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、分岐回路別・センサー別に判定結果を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、住宅全体の判定結果を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、機器別に判定結果を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、分岐回路別に消費電力量を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、通常外出モードの外出時間の設定画面を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、長期外出モードの外出期間の設定画面を表示した状態の表示モニタを示す図である。 同、機器に端末制御装置を接続して遠隔操作する際の概略構成を示す図である。 同、機器を操作するための操作画面を表示した状態の表示モニタを示す図である。 本発明に係るエネルギー消費量の判定システムと、複数の電源との接続状態の概略構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るエネルギー消費量の判定システムの一例を示す概略図である。
図1において符号1は、外出認識装置を示しており、符号2は、エネルギー表示装置を示している。
この外出認識装置1は、居住者の外出および帰宅を認識する外出認識手段3と、この外出認識手段3に連動し、居住者の外出を認識した時に、電力・ガス・水道の各エネルギーの消費量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを判定するエネルギー消費量判定手段4とを有するものである。
また、エネルギー表示装置2は、前記外出認識装置1と接続されるとともに、各エネルギーの消費量の判定結果を表示するものであり、表示モニタ2aを有する。さらに、このエネルギー表示装置2は、表示モニタ2aに隣接して設けられるコントロール部2bを有している。そして、このコントロール部2bの「切替」キーを押すことによって表示モニタ2aの画面を切り替えたり、「メニュー」キーを押すことによってメニュー画面を表示モニタ2aに表示させたり、方向キーを押すことによってカーソルを上下左右に動かしたり、「決定」キー押すことによって各種プログラムを実行したり、「戻る」キーによって画面を前の表示画面に戻したり、「TOP」キーを押すことによってトップメニュー画面を表示することができるようになっている。
このエネルギー表示装置2は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段5を有しており、この記憶手段5には、各エネルギー消費量の判定結果を表示するための判定結果表示プログラム6が格納されている。これによって、この判定結果表示プログラム6に基づいて、各エネルギー消費量の判定結果を確実に表示することができる。
すなわち、この判定結果表示プログラム6は、消費電力量の判定結果を表示するための消費電力量項目と、ガス使用量の判定結果を表示するためのガス使用量項目と、水道使用量の判定結果を表示するための水道使用量項目とからなり、各項目に基づいて各エネルギーの消費量の判定結果を表示できるようになっている。
消費電力量の判定結果を表示するため、前記エネルギー表示装置2は、図2に示すように、分電盤7に搭載されるとともに該分電盤7から分岐された複数の分岐回路8〜23ごとの消費電力量を測定する電力測定手段24に接続されている。この分電盤7は、幹線7aからの配線を分岐するものである。
なお、前記複数の分岐回路8〜23は、コンセント回路や照明回路等の一般回路と、接続される機器の電力消費量に基づいて一般回路と区別される専用回路とに区分されている。この専用回路には、200ボルト専用回路が必要なエアコンや、1KW以上の電子レンジ等が接続される。
また、このような一般回路と専用回路とに区分された各分岐回路8〜23の消費電力量の判定結果は、図1および図2に示すように、前記判定結果表示プログラム6によって、分岐回路別・住宅内の所定のエリア別・住宅全体に分類して表示可能となっている。
すなわち、前記複数の分岐回路8〜23は、住宅内の所定のエリアに分けて配置されている。なお、これら複数の分岐回路8〜23が配置される住宅は、本実施の形態では2階建ての戸建て住宅が採用されており、1階には、リビングと、このリビングに隣接するダイニングと、このダイニングに隣接するキッチンと、住宅内と屋外とを連通する玄関と、浴室、洗面所、トイレからなる1階水周り室とが配設されている。1階と2階との間には階段が配置されており、2階には、階段の降り口であるホールと、主寝室、子供部屋等の2階部屋が3つと、洗面所、トイレからなる2階水周り室とが配設されている。
そして、分岐回路8は、リビングに配置されたコンセント回路であり、分岐回路9は、ダイニングに配置されたコンセント回路であり、分岐回路10は、リビング・ダイニング用のエアコンが接続される専用回路である。これら分岐回路8,9,10は、リビングエリアとしてエリア分けされている。
また、分岐回路11は、キッチンに配置されたコンセント回路であり、第3分類(後述する)に分類される冷蔵庫が接続されており、本実施の形態では第1キッチンと称する。分岐回路12は、キッチンに配置されたコンセント回路であり、本実施の形態では第2キッチンと称する。分岐回路13は、キッチンに配置された専用回路であり、大型の電子レンジが接続されている。これら分岐回路11,12,13は、キッチンエリアとしてエリア分けされている。
また、分岐回路14は、玄関や水周り室に配置されたコンセント回路であり、分岐回路15は、トイレに配置された専用回路であり、洗浄便座が接続されている。これら分岐回路14,15は、1階水周りエリアとしてエリア分けされている。
また、分岐回路16は、1階の照明機器が接続される照明回路である。照明機器は、リビング、ダイニング、キッチン、玄関、水周り室に取り付けられており、その他に、屋外灯も用いられている。
また、分岐回路17は、主寝室、子供部屋等の3つの2階部屋に配置されたコンセント回路であり、分岐回路18は、2階部屋の1つに配置された専用回路であり、エアコンが接続されている(第1エアコン)。分岐回路19も、2階部屋の1つに配置された専用回路であり、エアコンが接続されている(第2エアコン)。同じく、分岐回路20も、2階部屋の1つに配置された専用回路であり、エアコンが接続されている(第3エアコン)。
これら分岐回路17,18,19,20は、2階部屋エリアとしてエリア分けされている。
また、分岐回路21は、階段、ホール、水周り室に配置されたコンセント回路であり、分岐回路22は、トイレに配置された専用回路であり、洗浄便座が接続されている。これら分岐回路21,22は、2階水周りエリアとしてエリア分けされている。
また、分岐回路23は、2階の照明機器が接続される照明回路である。照明機器は、3つの2階部屋、水周り室、階段、ホールに取り付けられている。
さらに、前記リビングエリア、キッチンエリア、1階水周りエリア、1階照明用の分岐回路16は、1階エリアとしてエリア分けされており、前記2階部屋アリア、2階水周りエリア、2階照明用の分岐回路23は、2階エリアとしてエリア分けされている。
したがって、前記エネルギー表示装置2は、分電盤7に搭載されるとともに該分電盤7から分岐された複数の分岐回路8〜23ごとの消費電力量を測定する電力測定手段24に接続されているので、各分岐回路8〜23の消費電力量をそれぞれ表示することができ、住宅内の消費電力量を分岐回路8〜23ごとに詳細に把握できる。
また、前記判定結果表示プログラム6に基づいて、住宅内の消費電力量の判定結果を分岐回路別・エリア別・住宅全体に分類して確実に表示できるとともに、エネルギーを無駄に消費している住宅内のエリアを容易に判明させることができる。
なお、分岐回路の数は適宜変更可能であることは言うまでもなく、どのように配置するかも適宜変更可能である。
また、前記エネルギー表示装置2は、ガス使用量の判定結果を表示するために、図1および図3に示すように、住宅全体のガス使用量を測定するガスメーター25に接続されており、前記判定結果表示プログラム6は、ガス使用量の判定結果を表示可能に構成されている。
前記ガスメーター25は、ガス使用量に伴ってパルス信号を出力するパルス出力付ガスメーターであり、このガスメーター25と前記エネルギー表示装置2との間には、単位時間当たりのパルス数をカウントするパルスカウンター35が設けられている。
そして、前記エネルギー表示装置2に備えられた演算手段(図示せず)により、このパルスカウンター35から出力されたパルスカウント値を基にガス使用量を演算し、このデータを、前記エネルギー消費量判定手段4によって判定した後に、その判定結果を、前記判定結果表示プログラム6のガス使用量項目に基づいて表示モニタ2aに表示する。これによって、居住者は、外出時に、無駄なガス使用を防げる。
なお、本実施の形態においては、ガス使用量を判定するにあたって前記エネルギー表示装置2をガスメーター25に接続したが、これに限られるものではなく、例えば住宅内の所定箇所に複数配管されたガス管のそれぞれに流量センサーを取り付け、これら流量センサーと前記エネルギー表示装置2とを接続するようにしてもよい。
この時、これら流量センサーにはパルス信号を出力するパルス出力機能を有するものを採用することが好ましい。
また、前記エネルギー表示装置2は、水道使用量の判定結果を表示するために、図1および図5に示すように、住宅内の所定箇所に複数配管された水道管を流れる水の流量を測定する複数の流量センサー27…にそれぞれ接続されており、前記判定結果表示プログラム6は、水道使用量の判定結果を、流量センサー27別・住宅全体に分類して表示可能に構成されている。
前記流量センサー27は、水道使用量に伴ってパルス信号を出力するパルス出力付センサーであり、これら流量センサー27…と前記エネルギー表示装置2との間には、単位時間当たりのパルス数をカウントするパルスカウンター35が設けられている。このパルスカウンター35は、前記ガスメーター25が接続されたパルスカウンターと同一のものであり、このパルスカウンター35は、ガスメーター25からのパルス信号と、流量センサー27…からのパルス信号とを同時に処理している。
そして、前記エネルギー表示装置2に備えられた演算手段(図示せず)により、このパルスカウンター35から出力されたパルスカウント値を基に水道使用量を演算し、このデータを、前記エネルギー消費量判定手段4によって判定した後に、その判定結果を、前記判定結果表示プログラム6の水道使用量項目に基づいて表示モニタ2aに表示する。これによって、水道を無駄に使用している住宅内のエリアを容易に判明させることができるだけでなく、住宅全体の総水道使用量を確実に把握できる。また、居住者は、外出時に、無駄な水道使用を防げる。
なお、本実施の形態においては、水道使用量を判定するにあたって前記エネルギー表示装置2を複数の流量センサー27…に接続したが、これに限られるものではなく、例えば図4に示すように、住宅全体の水道使用量を測定する水道メーター26に接続するようにしてもよい。
この時、この水道メーター26にはパルス信号を出力するパルス出力機能を有するものを採用することが好ましい。
ここで、電力・ガス・水道の各エネルギーは、外出時に、エネルギー消費を完全に停止すべき第1分類と、エネルギー消費量を抑えた状態で使用する第2分類と、エネルギー消費を維持継続する第3分類とに分類されている。
例えば、ヒーターやこたつ等のように発熱する機器や、キッチンのガスコンロ、流し台の水道等は、外出時には稼動を停止することが必須である。このようなエネルギーは第1分類に分類される。その他にも、居住者の任意で適宜、各種機器を第1分類に分類してもよい。
また、第2分類に分類されるエネルギーは、例えば湯沸しポット等のように、不使用時には極力電力を抑えた状態で稼動している機器等が挙げられる。
さらに、第3分類に分類されるエネルギーは、例えば冷蔵庫や防犯機器、24時間換気装置等のように、連続的な稼動が求められる機器等が挙げられる。また、予定した運転プログラムにしたがって稼動し、プログラムが終了すれば非稼動となるような機器も第3分類とすることが好ましい。例えば放送を録画するDVDレコーダーや洗濯機、衣類乾燥機等が挙げられるが、これに限られるものではない。
なお、前記記憶手段5には、電力・ガス・水道の各エネルギーや、これら各ネルギーを使用する機器のうち、外出時に消費エネルギーが「0(ゼロ)」であることを推奨する機器等のリストが格納されており、このリストを前記エネルギー表示装置2に表示できるようになっている。
また、前記外出認識手段3は、前記各エネルギーの分類のうち、第1分類および第2分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段4によって判定するための通常外出モード3aと、前記各エネルギーの分類のうち、第1分類〜第3分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段4によって判定するための長期外出モード3bと、前記通常外出モード3aおよび長期外出モード3bを解除するための在宅モード3cとを具備している。
これにより、居住者の外出の形態によって、通常外出モード3aと長期外出モード3bとを使い分けることができるので、利便性が高い。
すなわち、通常外出モード3aでは第1分類および第2分類に該当するエネルギーの消費量だけを確認すればよく、短期外出する上で効率的であり、長期外出モード3bでは、第1〜第3分類の全ての分類のエネルギーの消費量を判定し、長期外出中の無駄なエネルギー消費を確実に低減させることができる。
また、通常外出モード3aおよび長期外出モード3bは、在宅モード3cに切り替えるだけで確実かつ容易に解除することができるので、帰宅時の手間を最低限なものとすることができる。
なお、各モードの切り替えは、図1に示すように、例えば押しボタンスイッチ3d等の切り替え手段によって行われる。つまり、通常外出モードのボタンを押せば、通常外出モードとなり、長期外出モードのボタンを押せば、長期外出モードとなり、これら通常外出モードと長期外出モードのうちのいずれか一方のモードとなっている最中に、在宅モードのボタンを押せば、一方の外出モードが解除される。
前記通常外出モード3aでは、外出時間の設定が可能となっており、設定された時間内の無駄なエネルギー消費を確実に低減できるようになっている。
すなわち、図11に示すように、開始時間と終了時間と、完全に停止させたい機器とが選択できるようになっている。この完全に停止させたい機器は、第2分類に分類されたものが挙げられる。
なお、押しボタンスイッチ3dを押して通常外出モード3aを作動させる際は、まず、この図11のような設定画面が表示され、必要事項を選択し決定した後に、通常外出モード3aが作動するようになっている。すなわち、前記エネルギー消費量判定手段4によって、第1分類・第2分類に該当するエネルギーの消費量が判定されることになる。
また、前記長期外出モード3bでは、外出時間(期間)の設定が可能とされており、設定された外出期間中の無駄なエネルギー消費を確実に低減できるようになっている。
すなわち、図12に示すように、開始日と終了日と、完全に停止させたい機器とが選択できるようになっている。この完全に停止させたい機器は、第2分類・第3分類に分類されたものが挙げられる。
なお、押しボタンスイッチ3dを押して長期外出モード3bを作動させる際は、まず、この図12のような設定画面が表示され、必要事項を選択し決定した後に、長期外出モード3bが作動するようになっている。すなわち、前記エネルギー消費量判定手段4によって、第1分類〜第3分類に該当するエネルギーの消費量が判定されることになる。
また、長期外出モード3b中は、第2分類に分類された機器も完全に稼動が停止されることになる。つまり、第1分類の機器と、第2分類の機器と、第3分類の選択された機器とは、前記エネルギー消費量判定手段4によって同様に判定されることになる。
なお、このように通常外出モード3aや長期外出モード3bが作動している間、第2分類や第3分類に分類された機器のうち、完全に停止させたい機器として選択されなかった機器は稼働している。このような機器はエネルギー消費が「ゼロ」になると不具合が生じるものであり、例えば外出時の窓の開放を警告する機器や、飼育中の生物の生命活動を維持するための機器等が挙げられる。
完全に停止させたい機器として、このように不具合が生じる機器が選択された時には、設定ミスとして、警告手段29などにより警告を発するようにしてもよい。
また、以上のように通常外出モード3aや長期外出モード3bを作動させるにあたって、前記エネルギー表示装置2には、完全に停止させる機器のお薦めを表示できるように設定してもよい。
すなわち、完全に停止させたい機器として複数回選択された機器を、選択履歴データ37として記憶しておき、次回、通常外出モード3aや長期外出モード3bが作動した時に、この記憶された機器を表示する選択機器表示プログラム38を記憶手段5に格納しておく。
機器の表示は、図11や図12に示すように、選択肢として表示されるようにしてもよいし、図示はしないが、これら複数種類の機器を一括選択できるような画面を、前記エネルギー表示装置2に表示させるようにしてもよい。
また、前記在宅モード3cでは、上述のように通常外出モード3aおよび長期外出モード3bを解除するためのモードであり、居住者の在宅時における通常モードとなる。
さらに、前記エネルギー表示装置2では、在宅モード3cを動作させることで自動的に稼動させることが可能な機器等を予め設定することができる。
また、前記外出認識装置1は、図示しない通信手段および制御手段を備えることによって、携帯電話や車両の通信装置等の通信機器から操作できるように構成されていてもよく、その際は、居住者が帰宅する前に、通信機器から「在宅モード3c」を作動させることができる。
また、前記外出認識装置1は、図1に示すように、各エネルギーの消費量が設定値以上であった場合に警告を発する警告手段29を有しており、この警告手段29によって警告を発することで、居住者に対し、前記エネルギー表示装置2の確認を促すことができる。
また、前記通常外出モード3aと、長期外出モード3bとのうち、いずれか一方を作動させた際に、各エネルギーの消費量が設定値以上でなかった場合、この警告手段29は警告を発さないように設定されている。
なお、本実施の形態では、警告ランプ30によって警告を発することができるようになっているが、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。つまり、警告ランプ30のように視覚的な警告だけでなく、例えばブザー音やアナウンス等のように、音を発する聴覚的な警告手段が用いられてもよい。
また、この警告手段29による警告は、無駄なエネルギーを消費している機器等の稼動が停止、または抑えられ、設定値未満となった際に自動的に終了するように構成されている。
また、この警告手段29による警告を行う対象となる機器を予め選択しておいてもよいものとする。
また、前記外出認識装置1には、図示はしないが、この警告手段29による警告を強制的に停止する警告停止手段が備えられていてもよい。
これによって、居住者が、無駄なエネルギー消費をしている機器等の稼動を停止、または抑える行動をしている間中、警告を発し続けることを防ぐことができる。また、無駄なエネルギーが消費されていたとしても、居住者がそのことを予め確認済みであれば、警告を発する必要はない。すなわち、例えば、一時的な外出において防犯の意味合いで第1分類に分類された照明やテレビ36をつけたままにしたいという場合、照明やテレビ36がつけられたままであることは、居住者の意図によるものであり、当然、予め確認済みであるから、警告が発せられた際に、これを警告停止手段によって停止することができる。
また、前記外出認識装置1は、図1に示すように、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段28を有しており、この記憶手段28には、前記各エネルギーの分類に係る分類データが格納されている。すなわち、どのエネルギーが、どの分類であるか、居住者が適宜設定したものをデータとして記憶させておくことができる。
さらに、前記記憶手段28には、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの実際の消費量と比較される設定値データが格納されている。
これにより、前記エネルギー消費量判定手段4によって、各エネルギーの測定結果と設定値データとを比較し、測定結果の数値が、前記設定値データ以上であるか、設定値データ未満であるかを判定できる。
また、上述のように複数の流量センサー27…を用いて複数の水道管ごとに水道使用量を判定する際は、配管別で設定値データが設定されている。また、各設定値データは、各エネルギーの分類ごとに異なる。
すなわち、同じ機器でも、外出時に稼動が許可されない第1分類と、許可される第3分類とでは、判定基準となる数値が明らかに異なるため、各分類に相応する設定値を決定する必要がある。
これについて、前記リビングエリアのリビングにおいてコンセント回路に接続される各機器を例に挙げて説明する。このリビングのコンセント回路には、テレビ36、DVDレコーダー、空気清浄機、こたつが接続されているものとする。なお、以下に説明する各機器の消費電力は使用状況や機器内部での情報処理の状況等によって変動する場合があるが、本実施の形態では、各機器の定格電力に基づいて設定されているものとする。
テレビ36は第1分類に分類されており、消費電力は115W(ワット)で、待機電力は1W未満のものが採用されている。この場合の設定値は、「1W以上、115W未満」とされている。つまり、テレビ36の電源がオンの時には、待機電力以上の電力が必要であるとともに、定格電力以上の消費電力を必要としないため、定格電力よりも小さく、かつ待機電力よりも大きい値を設定する。
また、DVDレコーダーは第3分類に分類されており、外出中に録画をする場合を想定して、外出時であっても連続稼動が許可されている。消費電力は45Wのものが採用されている。この場合の設定値は、「45W以下」とされている。なお、このDVDレコーダーの待機電力は1W未満のものが採用されているものとする。
また、空気清浄機は第2分類に分類されている。つまり、空気清浄機には、例えば「強モード」や「弱モード」があり、いずれを選択するかによって消費電力も異なる。本実施の形態においては、消費電力は「強モード」で45Wであり、「弱モード」で20Wであり、待機電力が1W未満のものが採用されている。そして、外出時には、「弱モード」で稼動するように、もしくは稼動を停止した状態となるように操作されている。この場合の設定値は、「20W以下」とされている。
また、こたつは、上述のように第1分類に分類されている。前記空気清浄機と同様に、こたつも、例えば「強モード」・「弱モード」の切り替えが可能であるが、これに関係なく、電源をオフとする。消費電力は500Wで、待機電力が無いものが採用されている。この場合の設定値は、「1W以上、500W未満」とされている。
そして、以上のように各機器の設定値が設定された上で、分岐回路8の設定値が決定される。すなわち、上述のように各分岐回路8〜23は、前記電力測定手段24によって消費電力量が測定されている。したがって、通常外出モード3aの押しボタンスイッチが押された時点の分岐回路8の消費電力量を得ることができる。
測定された消費電力量が、例えば「705W」であれば、こたつ500Wと、テレビ36の115Wと、空気清浄機・強モード45Wと、DVDレコーダー45Wとが全て稼動していることが判明する。この時、こたつと、テレビ36と、空気清浄機とが、エネルギー消費を抑える行動を取るべき対象となる。
また、テレビ36の待機電力と、DVDレコーダーの待機電力と、空気清浄機の待機電力とはそれぞれ1W未満に設定されているため、測定された消費電力量が「3W未満」であれば、全ての機器が待機中または電源オフの状態であることが判明する。
また、測定された消費電力量が「205W」であれば、こたつ以外の機器が稼動しており、さらに空気清浄機が強モードで稼動していることが判明する。この時は、テレビ36と、空気清浄機とが、エネルギー消費を抑える行動を取るべき対象となる。
また、測定された消費電力量が「135W」であれば、テレビ36と、空気清浄機・弱モード20Wとが稼動していることが判明する。この時は、テレビ36のみが、エネルギー消費を抑える行動を取るべき対象となる。
つまり、設定された機器ごとの設定値の組み合わせで、いずれの機器が稼動しているのかが判明するようになっている。
なお、前記外出認識装置1の記憶手段28には、一つの分岐回路8(9〜23)に対し、第1〜第3分類のうちのいずれかに分類された複数の機器が接続される場合の該分岐回路8(9〜23)の消費電力量の上限値データが格納されており、この上限値データに基づいて、該分岐回路8(9〜23)の消費電力量の設定値が設定されている。
本実施の形態の分岐回路8においては、通常外出モード3aでは、DVDレコーダーの消費電力45Wと、空気清浄機の消費電力20Wとを加算した「65W」が上限値とされている。したがって、通常外出モード3aの押しボタンスイッチ3dを押したときに、分岐回路8の消費電力量が65Wを超える数値であれば、外出時に無駄なエネルギーがリビングで消費されていることが判明する。
すなわち、前記第1分類の機器はオンかオフしかないものであり、第2分類の機器は消費電力が抑えられるものであり、第3分類の機器は消費電力が維持継続されるものであることから、第1〜第3分類のうちのいずれかに分類された複数の機器を、前記一つの分岐回路8(9〜23)に対して接続した場合であっても、上限値の設定を容易に行うことができるので、該分岐回路8(9〜23)の消費電力量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを、前記エネルギー消費量判定手段4によって容易かつ確実に判定することができる。
また、この上限値の設定は、居住者が予め設定することができる。
なお、空気清浄機の強モード45Wと、DVDレコーダー45Wとは同じ数値であり、どちらかが稼動し、どちらかが稼動していない場合がある。この場合は、図示はしないが、例えば居住者に対してどちらか一方が稼動していることを表示モニタ2aに表示して告知したり、例えば双方にIDデータを送信する装置を取り付け、エネルギー表示装置2側にIDデータを受信して、稼動・非稼動を判別したりすることが好ましい。
なお、上述のように長期外出モード3b中は、第1分類の機器と、第2分類の機器と、第3分類の選択された機器とは、前記エネルギー消費量判定手段4によって同様に判定されることになるため、前記空気清浄機・弱モードも判定の対象となり、前記DVDレコーダーも、判定の対象として選択すれば、同じように判定されることになる。
すなわち、長期外出モード3bにおいて、前記DVDレコーダーを判定対象とした場合は、測定された消費電力量が「3W未満」でなければならず、それ以外の数値が測定された場合は、いずれかの機器が稼動していることが判明するので、エネルギー消費を抑える行動を取る必要がある。したがって、長期外出モード3bにおける分岐回路8の上限値は「3W」とされている。
なお、前記消費電力量の設定値は、以上のように前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力に基づいて設定されている。したがって、機器の配置に応じて設定値を決めることができる。すなわち、どのエリアに、どのような機器を配置するかによって可変である。これによって、消費電力量の設定値を、居住者の生活に適合させたものとすることができるので、居住者本位の快適な居住環境を形成できる。
なお、本実施に形態においては、以上のように、前記消費電力量の設定値は、前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力に基づいて設定されているものとしたが、これに限られるものではない。
例えば、前記外出認識装置1は、前記各分岐回路8〜23に接続される機器ごとの消費電力データを記憶手段28に蓄積するためのデータ蓄積手段を有するものとし、前記消費電力量の設定値は、このデータ蓄積手段によって蓄積された消費電力データに基づいて設定されるものとしてもよい。このデータ蓄積手段を用いる際は、普段から消費電力量を測定して、消費電力データを逐一蓄積していくことが望ましい。したがって、このデータ蓄積手段は、居住者の外出・在宅に左右されずに機器の消費電力データを測定するように設定されている。
これによって、一定期間蓄積された消費電力データの平均値を基に、前記消費電力量の設定値を決めるなどして、消費電力量の設定値を、居住者の生活に適合させたものとすることができる。
なお、このデータ蓄積手段は、所定の機器の測定された消費電力が、一定期間蓄積された消費電力データと近似する場合は、その測定された消費電力のデータを蓄積しないように構成されていてもよいものとする。
また、図示はしないが、前記外出認識装置1には、このように蓄積された消費電力データを元にして、過去のデータと現在のデータとを比較する比較手段が備えられてもよく、これに応じて、前記エネルギー表示装置2には、比較結果表示プログラムが備えられてもよいものとする。
そして、前記エネルギー表示装置2は、図1,図13および図14に示すように、各分岐回路8〜23に接続された機器の電源をオン・オフ操作するための操作プログラム31と、この操作プログラム31に基づいて機器の電源を制御するための制御信号を生成する制御手段32とを有しており、この制御手段32には、制御信号を送信するための送信手段33が接続されている。
また、前記機器には、前記送信手段33からの制御信号を受信し、制御内容に基づいて電源をオン・オフする端末制御装置34が接続されている。
これによって、各分岐回路8〜23に接続された機器の電源を、前記エネルギー表示装置2からオン・オフ操作することができる。
なお、前記操作プログラム31は、前記記憶手段5に格納されており、コントロール部2bの操作によって適宜操作できるようになっている。
すなわち、例えば、前記分岐回路8に接続されたテレビ36の電源をオフにする際は、図14に示すように、表示モニタ2a上で、「機器の選択」項目でテレビ36を選択してから、「電源オフ」または図示しない「電源オン」の選択肢のうち、「電源オフ」を選択する。このように選択すると、これに基づいて制御手段32において制御信号が生成され、その制御信号が前記送信手段33から端末制御装置34へと送信される。
続いて、制御信号を受信した端末制御装置34は、その制御内容に基づいてテレビ36の電源をオフにする。なお、端末制御装置34は、例えば、テレビ36の電源回路に接続されたり、テレビ36とコンセントとの間に介在するように設けられている。
なお、以上のように電力測定手段24によって測定された消費電力量は、図10に示すように、表示モニタ2aで、エリア別、分岐回路別、住宅全体で表示することができるようになっている。また、実際にどの程度エネルギーが消費されているかを、グラフや数値で表すことによって一目で判別できるようになっている。
一方、ガスや水道の場合は、上述のようにパルスカウンター35から出力されたパルスカウント値を基に使用量を演算し、データを取得している。また、配管数や配管されるエリアが限られているため、電力よりも稼動・非稼動を判別しやすい。
本実施の形態の住宅においては、ガスは、キッチンに配置されるガスコンロと、屋外に本体が設置されるとともにキッチン・浴室・洗面所に配管されるガス給湯器とに用いられている。また、稼動・非稼動の判別は、ガスメーター25からの情報に基づいて行われており、無駄なエネルギーが消費されている場所をガス使用量のみで判別する際は、キッチン、浴室、洗面所から選択することになる。
また、水道は、住宅内の複数の水道管に取り付けられた流量センサー27…からの情報に基づいて行われており、水道が用いられる全ての場所ごとに流量センサー27…を取り付けておけば、無駄なエネルギーが消費されている場所を明確に判別することができる。
そして、キッチンのガスコンロおよび水道と、洗面所の水道およびガス使用による給湯とは、外出時には稼動を停止することが必須である。したがって、これらは第1分類に分類されることになる。また、浴室の水道およびガス使用による給湯も、本実施の形態においては第1分類に分類するものとする。
つまり、本実施の形態では、外出時に、ガスおよび水道は完全に稼動を停止するべきものと設定されている。したがって、前記エネルギー消費量判定手段4によって判定される際は、パルスカウンター35によるパルス信号の有無に基づいて行われることになる。したがって、外出時にパルス信号がパルスカウンター35によってカウントされている状態であれば、ガス、水道が使用されている状態であることが確実に判別できる。そして、この場合の設定値は、ガス、水道ともに、パルスカウンター35によるパルス信号のカウント数が、「1以上」とされている。
なお、住宅内のどの場所で給湯が行われているかを判別するには、ガスと水道が同時に使用されていることになるので、ガスが使用されている状態で、水道管の流量センサー27からのパルス信号の有無を確認できればよい。
なお、ガスの用途として、上述のガスコンロや給湯の他にも、例えば衣類乾燥機等が挙げられる。また、水道の用途として、上述のキッチンや水周り室の他にも、例えば洗濯機置き場等が挙げられる。
このような電気機器と複合して用いられるガス・水道の場合は、機器の稼動や停止に合わせて、エネルギー消費が行われたり、エネルギ消費が停止したりするので、第3分類に分類してもよいものとする。
また、ガスメーター25や流量センサー27…で測定されたガス使用量および水道使用量は、図示はしないが、表示モニタ2aで、エリア別、分岐回路別、住宅全体で表示することができるようになっている。また、実際にどの程度エネルギーが消費されているかを、グラフや数値で表すことによって一目で判別できるようになっている。
以上のように、前記外出認識装置1の記憶手段28には、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの実際の消費量と比較される設定値データが格納されているので、前記エネルギー消費量判定手段4によって、各エネルギーの測定結果と設定値データとを比較し、測定結果の数値が、前記設定値データ以上であるか、設定値データ未満であるかを判定できる。
なお、電力の判定においては、精度良く判定するため、機器ごとの消費電力量の変動を考慮することが望ましい。すなわち、例えば、パソコン等に搭載されるCPU等は、その使用状況や情報処理の状況等によって変動しやすく、変動幅も大きい場合があるため、予めワットチェッカー等の消費電力測定機器を用いて測定しておき、測定結果に基づいて設定値データを決定するようにする。また、このように消費電力が変動しやすい機器については、前記データ蓄積手段によって設定値データを設定してもよい。
なお、この設定値データは、各エネルギー別、分岐回路別、機器別、住宅全体の4種類に設定されている。ここで、各エネルギー別の設定値データや、分岐回路別の設定値データは、機器ごとの消費電力や配管ごと流量等に基づいて決定するが、住宅全体の設定値データは、機器ごとの消費電力や配管ごと流量等に関わりなく決定してもよい。すなわち、外出時は、最終的に住宅全体のエネルギー消費量が設定値以下となればよく、この際は、例えば機器別、各エネルギー別、分岐回路別で無駄なエネルギーが消費されていることが判明していても、居住者のへの警告手段による警告を行わないものとする。
また、住宅全体の消費エネルギーが、設定値データを超えるものであった場合は、前記警告手段29による警告を行い、前記外出認識装置1の記憶手段28に履歴データが残されるようになっている。この場合は、エネルギー消費が設定値以上であった個々の機器についても履歴データが残される。
また、居住者への警告手段による警告を行わない場合として、住宅全体のエネルギー消費量が、太陽光等の自然エネルギーを利用した予測自家発電量以下である場合も含まれるものとする。このような場合は、エネルギー消費量の判定システムに利用する電源として、太陽電池等を他の電源を使用している。
また、電力・ガス・水道の各エネルギーはそれぞれ単位が異なるので、測定されたままの単位で表示モニタ2aに表示したとしても、その数値が、どの程度の無駄なエネルギー消費なのかが分かりにくい場合がある。
このような場合は、各エネルギーの消費量を共通のポイントで表現して、わかりやすくすることが好ましい。ポイントは、例えば電力料金やガス料金、水道料金を基にすれば、より分かりやすくなる。
また、このように各エネルギーの消費量をポイントで表現できるようにしておけば、各分岐回路8〜23に接続された全ての機器と、ガスと、水道とを含む住宅全体の合計消費エネルギーの設置値データが設定可能となる。また、合計消費エネルギーの設定値データが、外出時と在宅時のそれぞれで設定可能としておくと、外出時および在宅時のエネルギー消費を効果的に抑えることができるので望ましい。
ここで、前記表示モニタ2aに表示される画面の構成について説明する。本実施の形態においては前記分岐回路8を例に挙げて説明する。
前記外出認識手段3の通常外出モード3aの押しボタンスイッチ3dを押すと、その時の消費電力に基づいて各分岐回路8〜23の消費電力の判定が行われ、図6に示すように、まずエリア別に判定結果が表示される。なお、表示モニタ2aには、現在の表示モニタ2aに表示されている判定結果が、分岐回路別なのか、エリア別なのか、住宅全体なのか、機器別なのかを判別するための表示画面判別部2cが表示されている。図6では、エリア別に判定結果が表示されているので、この表示画面判別部2cの「エリア別」の項目の横に「●」が表示されている。この時、「分岐・センサ別」、「住宅全体」、「機器別」の項目の横には「○」が表示されており、表示される画面の切り替えに応じて、これら「●」、「○」も適宜切り替わる。
また、図中、「■」が無駄なエネルギーを消費している場所を指し、「□」が無駄なエネルギーを消費していない場所を指しており、ここでは、「1階エリア」の「リビングエリア」で無駄なエネルギーが消費されていることが判明する。
続いて、図7に示すように、表示画面判別部の項目が「分岐・センサ別」となるように表示画面を切り替える。この画面では、各分岐回路別およびガスメーター25、流量センサー27…別に、無駄なエネルギーを消費している場所を示している。
ここでは、リビングエリアの「リビング」で無駄なエネルギーが消費されていることが判明する。
なお、給湯が稼動している状態では、ガスと水道とが同時にエネルギー消費していることになるので、その場合は、ガスの項目のうち、「浴室」、「1階洗面所」、「2階洗面所」のいずれかの項目と、水道の項目のうち、「浴室」、「1階洗面所」、「2階洗面所」のいずれかの項目とが同時に「■」で表される。
続いて、図8に示すように、表示画面判別部の項目が「分岐・センサ別」となるように表示画面を切り替える。この画面では、住宅全体で見た場合に、無駄なエネルギーが消費されている否かを示している。
なお、分岐回路別・機器別で見た場合に、「リビングエリア」の「リビング」で、例えばテレビ36が電源オンで、無駄なエネルギーが消費されていると判定されたとしても、住宅全体で見た場合に、住宅全体の設定値データを下回っている場合は、警告手段29による警告が行われないようになっている。
ここでは、図6および図7で判明した「リビングエリア」の「リビング」での無駄なエネルギー消費量が、住宅全体の設定値データ以下であるため、警告手段29による警告は行われない。
また、続いて、図9に示すように、表示画面判別部の項目が「機器別」となるように表示画面を切り替えることができる。この画面では、前記分岐回路8に接続された機器のうち、どの機器が無駄なエネルギーを消費しているかを判別することができる。
ここでは、設定された機器ごとの設定値の組み合わせ、また、その上限値データに基づいて、前記分回路8に接続されたいずれの機器が稼動しているのかが判明するようになっており、本実施の形態では、テレビ36が無駄なエネルギーを消費していることが判明する。
さらに、テレビ36が無駄なエネルギーを消費していることが判明したので、上述のように、これを前記操作プログラム31によって前記表示モニタ2a上で、「機器の選択」項目からテレビ36を選択してから、「電源オフ」または図示しない「電源オン」の選択肢のうち、「電源オフ」を選択する。
続いて、この選択に基づく制御信号は前記制御手段32で生成されるとともに、この制御信号は前記送信手段33から端末制御装置34へと送信される。そして、この端末制御装置34は、その制御内容、つまり電源オフという指示どおりに、テレビ36の電源をオフとする。
長期外出モード3bでは、上述したように、開始日と終了日と、完全に停止させたい機器とを選択した後に前記エネルギー消費量判定手段4による判定がなされる。ここで、無駄なエネルギーが消費されている場所や機器があれば、前記操作プログラム31を使用して、電源をオフにすることができる。
また、長期外出モード3bは、長期外出モード3bの終了日となるか、または在宅モード3cへと切り替えられた際に、完全に停止させたい機器で選択された機器が、自動的に「電源オン」となるように設定されていてもよいものとする。
そして、図示はしないが、本実施の形態において、外出認識装置1は玄関に配置されており、前記エネルギー表示装置2は居室内に配置されているものとする。
これによって、前記エネルギー表示装置2に表示される情報を居室内からすぐに確認することができるので、在宅時における利便性が高い。また、玄関で前記外出認識装置1を利用することができるので、外出時における利便性が高い。
これら外出認識装置1とエネルギー表示装置2とは有線接続されていてもよいし、無線接続されていてもよい。
なお、本実施の形態において前記外出認識装置1は玄関に配置されており、前記エネルギー表示装置2は居室内に配置されているものとしたが、これに限られるものではなく、前記外出認識装置1とエネルギー表示装置2とを一体形成してもよいものとする。
このように前記外出認識装置1とエネルギー表示装置2とを一体形成すれば、前記外出認識装置1によって外出を認識させると同時に、前記エネルギー表示装置2に表示される情報を確認することができるので、外出時における利便性が高いという利点がある。
以上のようなエネルギー消費量の判定システムは、図15に示すように、幹線7aを介して商用電力系統等の外部電源39に接続されているが、この外部電源39だけに限られるものではなく、このような外部電源39と、その他の電源40,41とを含む複数の電源に接続されていてもよい。また、該エネルギー消費量の判定システムは、このように複数の電源39,40,41に接続されるとともに、いずれの電源39,40,41を利用するか選択可能に構成されることが望ましい。
その他の電源40,41としては、太陽電池40や燃料電池、蓄電池41等が挙げられるが、本実施の形態においては太陽電池40と蓄電池41とが判定システムに接続されているものとする。すなわち、前記外出認識装置1とエネルギー表示装置2とは、これら太陽電池40および蓄電池41と、前記外部電源40とから供給される電力によって稼働している。太陽電池40は、建物の屋根に設置されており、蓄電池41は、建物の外壁際に設置されているものとする。
なお、これら複数の電源39,40,41の選択は、居住者が適宜選択するようにしてもよいし、該判定システムに対して電源選択プログラム42を予め格納し、このプログラム42に則って電源選択を行うようにしてもよい。
居住者が選択する場合は、図示はしないが、例えば、前記エネルギー表示装置2の表示モニタ2aに、電源39,40,41の選択肢が表わされた電源選択画面を表示し、この選択肢の中から選択したり、前記外出認識装置1およびエネルギー表示装置2の外部に、電源切替スイッチ等を設けたりしてもよい。
また、電源選択プログラム42は、例えば、太陽電池40や蓄電池41からの電力供給量が設定値以上となり、安定供給ができる程度と判定された時に、商用電力系統等の外部電源39から、これら太陽電池40または蓄電池41に自動的に切り替えるように構成されている。
そして、該判定システムが、このように商用電力系統等の外部電源39と、その他の電源40,41とを含む複数の電源39,40,41に接続されており、いずれの電源39,40,41を利用するか選択可能に構成されていることによって、該判定システムを、前記外部電源39だけでなく、これら太陽電池40や燃料電池等の他の電源を利用して稼働させることができる。これによって、前記外部電源39を使用する分のコストを軽減することができるとともに、外部電源39を利用できない場合にも、該判定システムを稼働させることができる。
また、このように他の電源40,41を利用する場合は、一日を複数の時間帯に区分けしておき、該エネルギー消費量の判定システムを、区分けした時間帯ごとに、いずれの電源を利用するか選択可能に構成することが好ましい。
これによって、商用電力系統等の外部電源39と、その他の電源40,41とを適宜使い分けることができる。すなわち、例えばその他の電源として太陽電池40を使用すれば、この太陽電池40を用いて昼間の電力を担うことができるので、該判定システムを稼働させることも可能となる。また、夜間であれば、蓄電池41に蓄電した電力を使用するなどして、該判定システムを稼働させることができるので、前記外部電源39を使用する分のコストをより軽減することができる。
なお、このように一日を複数の時間帯に区分けしたり、区分けされたどの時間帯で、どの電源39,40,41を利用するか等の設定は、前記電源選択プログラム42に書き込んでおくようにする。また、例えば図示しない通信手段等で取得した天気情報を考慮することもプログラム42に含んでおいてもよい。
なお、図15に示すエネルギー表示装置2は外出認識装置1に接続されており、これら外出認識装置1およびエネルギー表示装置2の双方が、前記複数の電源39,40,41から電力供給を受けているものとする。
本実施の形態によれば、居住者の外出および帰宅を認識する外出認識手段3と、この外出認識手段3に連動し、居住者の外出を認識した時に、電力・ガス・水道の各エネルギーの消費量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを判定するエネルギー消費量判定手段4とを有する外出認識装置1と、この外出認識装置1と接続されるとともに、各エネルギーの消費量の判定結果を表示するエネルギー表示装置2とを備えているので、前記外出認識装置1の外出認識手段3によって居住者の外出を認識した時に、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの消費量を判定することができ、その判定結果を、前記エネルギー表示装置2に確実に表示することができる。
これによって、居住者は、前記外出認識手段3によって外出を認識した後に、前記エネルギー表示装置2を見て、住宅内において無駄なエネルギー消費が行われている場所を容易に確認することができるので、例えばエネルギーを無駄に消費している場所に行き、エネルギー消費を抑える行動を取るなどして、無駄なエネルギー消費の低減を図ることが可能となる。
また、前記エネルギー表示装置2は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段5を有しており、この記憶手段5には、各エネルギー消費量の判定結果を表示するための判定結果表示プログラム6が格納されているので、この判定結果表示プログラム6に基づいて、各エネルギー消費量の判定結果を確実に表示することができる。
また、前記外出認識装置1は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段28を有しており、この記憶手段28には、前記エネルギー消費量判定手段4によって各エネルギーの実際の消費量と比較される設定値データが格納されているので、前記エネルギー消費量判定手段4によって、各エネルギーの測定結果と設定値データとを比較し、測定結果の数値が、前記設定値データ以上であるか、設定値データ未満であるかを判定できる。
1 外出認識装置
2 エネルギー表示装置
2a 表示モニタ
3 外出認識手段
4 エネルギー消費量判定手段
5 記憶手段
6 判定結果表示プログラム
28 記憶手段

Claims (15)

  1. 電力・ガス・水道の各エネルギーの消費量が設定値以上であるか、設定値未満であるかを判定するエネルギー消費量判定手段と、
    このエネルギー消費量判定手段と接続されるとともに、各エネルギーの消費量の判定結果を表示するエネルギー表示装置と
    前記エネルギー消費量判定手段と接続されるとともに、居住者の外出および帰宅を認識する外出認識装置を備えており、
    この外出認識装置は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段を有しており、この記憶手段には、前記エネルギー消費量判定手段によって各エネルギーの実際の消費量と比較される設定値データが格納され、
    前記各エネルギーは、外出時に、エネルギー消費を完全に停止すべき第1分類と、エネルギー消費量を抑えた状態で使用する第2分類と、エネルギー消費を維持継続する第3分類とに分類されており、
    前記外出認識装置は、前記各エネルギーの分類のうち、第1分類および第2分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段によって判定するための通常外出モードと、
    前記各エネルギーの分類のうち、第1分類〜第3分類に該当するエネルギーの消費量を前記エネルギー消費量判定手段によって判定するための長期外出モードと、
    前記通常外出モードおよび長期外出モードを解除するための在宅モードと具備していることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  2. 請求項1に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記エネルギー表示装置は、各種データ・プログラム等を記憶するための記憶手段を有しており、
    この記憶手段には、各エネルギー消費量の判定結果を表示するための判定結果表示プログラムが格納されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  3. 請求項2に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記エネルギー表示装置は、分電盤に搭載されるとともに該分電盤から分岐された複数の分岐回路ごとの消費電力量を測定する電力測定手段に接続されており、
    前記複数の分岐回路は、コンセント回路や照明回路等の一般回路と、接続される機器の電力消費量に基づいて一般回路と区別される専用回路とに区分されており、
    前記判定結果表示プログラムは、消費電力量の判定結果を、分岐回路別・住宅内の所定のエリア別・住宅全体に分類して表示可能に構成されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  4. 請求項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記消費電力量の設定値は、前記各分岐回路に接続される機器ごとの消費電力に基づいて設定されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  5. 請求項3に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記外出認識装置は、前記各分岐回路に接続される機器ごとの消費電力データを記憶手段に蓄積するためのデータ蓄積手段を有しており、
    前記消費電力量の設定値は、前記データ蓄積手段によって蓄積された消費電力データに基づいて設定されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記エネルギー表示装置は、住宅全体のガス使用量を測定するガスメーターに接続されており、
    前記判定結果表示プログラムは、ガス使用量の判定結果を表示可能に構成されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  7. 請求項2〜のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記エネルギー表示装置は、住宅全体の水道使用量を測定する水道メーターに接続されており、
    前記判定結果表示プログラムは、水道使用量の判定結果を表示可能に構成されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  8. 請求項2〜6のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記エネルギー表示装置は、住宅内の所定箇所に複数配管された水道管を流れる水の流量を測定する複数の流量センサーにそれぞれ接続されており、
    前記判定結果表示プログラムは、水道使用量の判定結果を、流量センサー別・住宅全体に分類して表示可能に構成されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  9. 請求項1〜のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記通常外出モードおよび長期外出モードでは、外出時間の設定が可能とされていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  10. 請求項〜9のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記外出認識装置は、各エネルギーの消費量が設定値以上であった場合に警告を発する警告手段を有していることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  11. 請求項10のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記外出認識装置の記憶手段には、一つの分岐回路に対し、第1〜第3分類のうちのいずれかに分類された複数の機器が接続される場合の該分岐回路の消費電力量の上限値データが格納されており、
    この上限値データに基づいて、該分岐回路の消費電力量の設定値が設定されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  12. 請求項11のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記外出認識装置とエネルギー表示装置とは一体形成されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  13. 請求項11のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システムにおいて、
    前記外出認識装置は玄関に配置されており、前記エネルギー表示装置は居室内に配置されていることを特徴とするエネルギー消費量の判定システム。
  14. 商用電力系統等の外部電源と、その他の電源とを含む複数の電源に接続されており、いずれの電源を利用するか選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のエネルギー消費量の判定システム。
  15. 一日を複数の時間帯に区分けし、区分けした時間帯ごとに、いずれの電源を利用するか選択可能に構成されていることを特徴とする請求項14に記載のエネルギー消費量の判定システム。
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