JP5592027B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に関し、特に複数の焦点距離を有する多焦点レンズを備える撮像装置に関するものである。
近年、複数の焦点距離を有する多焦点レンズを備える撮像装置が知られるようになってきている。例えば特許文献1には、多焦点レンズを用いた撮像光学系において、内側領域と外側領域との焦点距離比あるいは入射瞳面積比を所定の範囲にすることで焦点深度を確保し、物点距離の差が大きな物点でも可動部なしで同時に撮像することができるようにすることが記載されている。また特許文献2には、複数焦点レンズを用いた内視鏡光学系において、絞り開口の形状を変化させることにより、観察範囲を確保しつつ明るい像が得られるようにすることが記載されている。
特開2003−270526号公報 特公平7−119893号公報
撮像装置においてレンズの近傍から照明光を照射して撮影を行う場合、被写体までの距離が遠くなるほど被写体に照射される光量が減衰する。このためレンズに近い被写体では露出過剰になりがちであり、逆にレンズから遠い被写体では露出不足になりがちであった。この現象は、一般カメラのストロボ、内視鏡のライトガイド照明、監視や車載カメラの補助光ライト(赤外線のものも含む)、など多様な分野で大きな課題となっている。そしてこのような課題は、多焦点レンズを用いた撮像装置に関しても同様に存在する。
例えば上記特許文献1は、焦点深度を確保し、物点距離の差が大きな物点でも同時に撮像できるようにすることを目的としている。しかしながら特許文献1では距離の異なる被写体に対する露出が一定であるから、照明光を用いて撮像する際に照明光の強度を一方の距離の被写体に合わせると、もう一方の距離の被写体に対しては露出過剰または露出不足となってしまう。このような露出過剰または露出不足を解消するために、特許文献2のように絞りを変化させたり、あるいは照明光の強度やセンサゲイン等を切り替えて順次撮影したりすることも考えられる。しかしながらこのような順次撮影では複数の被写体の同時撮影ができない上に複雑な切替制御が必要になり、さらに被写体までの距離の変化等の撮影条件の変化に対する制御の追随性が劣る、という問題がある。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、多焦点レンズを用いた撮像装置を用いて照明光の下で撮影を行う場合に、適正露出の合焦画像を容易に得ることができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る撮像装置は、複数の領域を有し、当該複数の領域がそれぞれ異なる焦点距離を有する多焦点レンズと、複数の領域に対応して設けられた複数の受光センサであって、複数の領域のいずれかを通過した光束を選択的に受光する複数の受光センサを有する撮像素子と、被写体に照明光を照射する照明光源と、を備えた撮像装置であって、照明光源を用いて、複数の領域を介した複数の画像を同時に撮像したときに、複数の領域の内の一の領域を介して撮像した、当該一の領域の合焦距離にある被写体の画像の、照明光に起因する明るさと、一の領域以外の他の領域を介して撮影した、当該他の領域の合焦距離にある他の被写体の画像の、照明光に起因する明るさと、がほぼ等しくなるように複数の領域間の開口面積比が設定されている。
第1の態様に係る撮像装置では、多焦点レンズの複数の領域間の開口面積比を適切に設定することで、照明光源を用いて、複数の領域を介した複数の画像を同時に撮像したときに、複数の領域の内の一の領域を介して撮像した、当該一の領域に対応する合焦距離にある被写体の画像の、照明光に起因する明るさと、一の領域以外の他の領域を介して撮影した、当該他の領域に対応する合焦体距離にある他の被写体の画像の、照明光に起因する明るさと、がほぼ等しくなるようにしている。したがって、いずれかの距離の被写体が露出過剰または不足になることがなく、また被写体距離に応じて撮影条件(照明光強度、レンズの絞り等)を切り替えて複数回撮影したり、特性(受光センサの集光力、感度等)が異なる複数の処理系をあらかじめ設けておいたりする必要もないため、適正露出の合焦画像を容易に得ることができる。
なお第1の態様、及び後述する各態様において、「多焦点レンズ」は1枚のレンズに限定されず、複数のレンズから構成されるレンズ群をも含むものとする。また「(多焦点レンズの各領域に)対応する合焦距離」とは、各領域の焦点距離による合焦位置までの距離をいい、具体的には後述するb,bを意味する。
本発明の第2の態様に係る撮像装置は第1の態様において、開口面積比は、合焦距離が長い領域ほど開口面積が広くなるように設定されている。これは、距離が長いほど光の減衰が大きくなることを考慮したものである。
本発明の第3の態様に係る撮像装置は第1または第2の態様において、開口面積比は以下の式:
を満たすように設定されている。
ただし、
N :多焦点レンズの領域数(2以上の整数)
,S:領域i,jの開口面積
,b:領域i,jに対応する合焦距離
である。
第3の態様は、多焦点レンズの各領域用の受光素子の集光力・感度が同等である場合に、各焦点領域に対応する合焦距離にある被写体(各焦点領域での合焦被写体)の画像の明るさをほぼ等しくするための開口面積比を規定するものである。開口面積比をこのように設定することで、被写体のいずれかが露出過剰または不足になることがなく、また被写体距離に応じて撮影条件(照明光強度、レンズの絞り等)を切り替えて複数回撮影する必要もないため、適正露出の合焦画像を容易に得ることができる。
本発明の第4の態様に係る撮像装置は第1または第2の態様において、開口面積比は以下の式:
を満たすように設定されている。
ただし、
N :多焦点レンズの領域数
,S:領域i,jの開口面積
,b:領域i,jに対応する合焦距離
ij :領域iに対応する受光センサの受光強度(l)/領域jに対応する受光センサの受光強度(l
である。第4の態様は、受光センサの集光力・感度が領域によって異なる場合に、各焦点領域に対応する合焦距離にある被写体(各焦点領域での合焦被写体)の画像の明るさをほぼ等しくするための開口面積比を規定するものである。なお集光力・感度の相違は、受光センサの大きさや受光センサにおける集光用マイクロレンズの有無、同一光量での出力信号レベルの相違等に起因するものである。開口面積比をこのように設定することで、被写体のいずれかが露出過剰または不足になることがなく、また被写体距離に応じて撮影条件(照明光強度、レンズの絞り等)を切り替えて複数回撮影する必要もないため、適正露出の合焦画像を容易に得ることができる。
本発明の第5の態様に係る撮像方法は第1から第4の態様のいずれかにおいて、複数の受光センサが以下の式:
を満たすように設けられている。
ただし、
N :多焦点レンズの領域数
,P:領域i,jに対応する受光センサの数
,S:領域i,jの開口面積
である。第5の態様は、多焦点レンズの各領域に対応するセンサの数の比が、各領域の開口面積の比に等しくなるようにしたものである。
以上説明したように本発明によれば、多焦点レンズを用いた撮像装置を用いて照明光の下で撮影を行う場合に、適正露出の合焦画像を容易に得ることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置10の外観を示す斜視図である。 図2は、撮像装置10の構成を示すブロック図である。 図3は、撮影レンズ12を示す正面図である。 図4は、撮影レンズの他の例を示す正面図である。 図5Aは、撮影レンズのさらに他の例を示す正面図である。 図5Bは、撮影レンズのさらに他の例を示す正面図である。 図6は、撮影レンズ12における被写体距離と合焦度合との関係を示す概念図である。 図7は、CCD16の構成を示す図である。 図8は、CCD16における受光素子の配列を示す図である。 図9は、撮影レンズ12の開口面積比設定の様子を示す図である。 図10Aは、撮影レンズ12の各領域で取得された画像の例を示す模式図である。 図10Bは、撮影レンズ12の各領域で取得された画像の他の例を示す模式図である。 図10Cは、撮影レンズ12の各領域で取得された画像を合成した画像の例を示す模式図である。 図11は、本発明の第3の実施形態に係る画像診断装置1000を示す外観図である。 図12は、画像診断装置1000の要部構成を示すブロック図である。 図13は、内視鏡100の先端部144に配置される撮影レンズ151を示す正面図である。 図14は、内視鏡100の先端部144を被験者の体内に挿入した状態を示す図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮像装置を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<撮像装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置10(撮像装置)の外観を示す斜視図である。撮像装置10は撮影レンズ12を備え、前面に照明光源としてのストロボ18(照明光源)、上面にシャッタボタン38−1が設けられている。
図2は撮像装置10の構成の概要を示すブロック図である。撮像装置10の装置全体の動作は中央処理装置(CPU)40によって統括制御され、CPU40の動作に必要なプログラムやパラメータは、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)46に記憶されている。
撮像装置10には、シャッタボタン38−1の他、モードダイヤル、再生ボタン、MENU/OKキー、十字キー、BACKキー等を含む操作部38が設けられており、ユーザは操作部38に含まれるボタンやキーを操作することにより、撮影/再生モードの選択、撮影開始、画像の選択・再生・消去等の指示が可能になっている。操作部38からの信号はCPU40に入力され、CPU40は入力信号に基づいて撮像装置10の各回路を制御する。
撮影モードにおいて、被写体光は撮影レンズ12(多焦点レンズ)、絞り14を介して固体撮像素子(以下、「CCD」という)16の受光面に結像される。撮影レンズ12は、長い焦点距離を有する領域(以下、遠焦点領域という)12aと、遠焦点領域より短い焦点距離を有する領域(以下、近焦点領域という)12bと、を有する多焦点レンズ(2焦点レンズ)であり、後述するように遠焦点領域12a、近焦点領域12bの開口面積比が最適化されている。撮影レンズ12は、図3に示すように、正面から見て半月型の領域がレンズの上下方向に設けられており、下部から順に遠焦点領域12a、近焦点領域12bとなっている。本実施形態では、開口面積最大でレンズ中心Oを含む遠焦点領域12aが主領域である。
なお多焦点レンズにおける焦点領域の数は2に限定されるものではなく、図4の例に示す撮影レンズ12’のように、3つの焦点領域12a’,12b’,12c’から構成されるものでもよい。また図3,図4の例では各焦点領域を半月型または帯型に形成しているが、図5A、図5Bに示す撮影レンズ13−1,13−2のように、レンズ中心Oを含む円形の領域(遠焦点領域13−1a,13−2a)とその周辺の円環状の領域(近/中焦点領域13−1b,13−2b,13−2c)とで形成するようにしてもよい。これらの領域において、焦点距離の具体的な値は撮影目的等に合わせて設定してよい。
図6は、撮影レンズ12における、被写体距離と合焦度合との関係を示す概念図である。図6中、合焦度曲線C,Cは遠焦点領域12a、近焦点領域12bにおける合焦度合を示す曲線である。曲線がピークとなる点P,Pまでの距離が撮影レンズ12の領域の合焦距離b,bに対応する。また曲線の高さは合焦度合に対応し、曲線の広がりは被写界深度に対応する。従ってPに対応する位置(距離b)にある被写体は遠焦点領域12aで正確に合焦し、Pに対応する位置(距離b)にある被写体は近焦点領域12bで正確に合焦する。一方被写体が各曲線C,Cの広がり内に存在すれば、P,Pからのずれに応じてそれぞれの領域である程度合焦する(ある程度ぼける)ことになる。
これらの曲線が囲む領域の面積は各焦点領域の面積に対応する。各曲線の形状及び他の曲線との重なり具合は、光学系の特性や撮影目的に応じて設定してよい。なおこれらの曲線C,Cは各領域のMTF(Modulation Transfer Function)曲線に対応するものである。
撮影レンズ12の遠焦点領域12a、近焦点領域12bを通過した光束は、CCD16(撮像素子)の各受光セルに入射する。図8に示すようにCCD16は、撮影レンズ12の遠焦点領域12aを通過した光束を受光する遠画像用受光セル16a(受光センサ)と、近焦点領域12bを通過した光束を受光する近画像用受光セル16b(受光センサ)とを有する。受光セル16a,16bは、マイクロレンズML、及び受光部17の前面に設けられた遮光膜18a,18bにより遠焦点領域12a、近焦点領域12bを通過した光束をそれぞれ選択的に受光するようになっており、そのため遮光膜18a,18bはそれぞれ異なる形状をしている。なお受光部17の前面に遮光膜を設ける代わりに、マイクロレンズMLの前面に遮光部材を設けるようにしてもよい。
なお図8に示すように、これら受光セルの数は対応するレンズ領域の開口面積に応じた比率になっており、本実施形態では遠焦点領域12aに対応する遠画像用受光セル16aの方が近画像用受光セル16bよりも素子数が多くなっている。本実施の形態では、遠画像用受光セル16aから得られる画像が主画像であり、撮影レンズの面積比に応じて遠画像用受光セル16aを多くすることで高画質の主画像を得ることができる。なお、各受光セルの数は、受光セルに対応する焦点領域の開口面積比と等しくなるようにしてもよい。これらの受光セルは、得られた画像において特定の領域や方向で画質が劣化しないように配置することが好ましく、複数の焦点領域のそれぞれに対応したセルが混在することによる画素データの欠落を、補間等により適宜補うことが好ましい。
シャッタボタン38−1の第1段階の押下(半押し)があると、CPU40はAE動作を開始させ、A/D変換器21から出力される画像データがAE検出部44に取り込まれる。CPU40は、AE検出部44に入力されたG信号の積算値より被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、その結果に基づいて絞り14の絞り値、CCD16での電荷蓄積時間、ストロボ18の発光時間等を制御する。
AE動作が終了し、シャッタボタンの第2段階の押下(全押し)があると、ストロボ18が所定の時間発光する。またCCD制御部32から加えられる読み出し信号に基づいて、CCD16に蓄積された信号電荷が信号電荷に応じた電圧信号として読み出され、アナログ信号処理部20に加えられる。アナログ信号処理部20は、CCD16から出力された電圧信号に対して相関二重サンプリング処理により各画素のR、G、B信号をサンプリングホールドし、増幅した後A/D変換器21に加える。A/D変換器21は、順次入力するアナログのR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ22に出力する。
画像入力コントローラ22から出力された画像データはデジタル信号処理部24に入力されてオフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲイン・コントロール処理、ガンマ補正処理、YC処理等の所定の信号処理が行われ、VRAM50への書き込み/読み出しを経てビデオ・エンコーダ28でエンコーディングされて液晶モニタ30に出力され、これにより被写体像が液晶モニタ30に表示される。
また、シャッタボタンの全押しに応答してA/D変換器21から出力される画像データが画像入力コントローラ22からメモリ(SDRAM) 48に入力され、一時的に記憶される。メモリ48への一時記憶後、デジタル信号処理部24におけるゲイン・コントロール処理、ガンマ補正処理、YC処理等の所定の信号処理や圧縮伸張処理部26でのJPEG(joint photographic experts group)形式への圧縮処理等を経て画像ファイルが生成され、その画像ファイルは、メディア・コントローラ52により読み出されてメモリカード54に記録される。メモリカード54に記録された画像は、操作部38の再生ボタンを操作することにより液晶モニタ30で再生表示することができる。
[開口面積比の最適化]
次に、撮像装置10における撮影レンズ12の開口面積比の最適化について説明する。
図9は、撮像装置10を用いた撮影の様子を示す概念図である。図9中、各参照符号の内容はそれぞれ以下の通りである。
・・・撮影レンズ12とCCD16の間の距離
,b・・・領域1,2の合焦距離(被写体Q,Qまでの距離)
,r・・・ストロボ18の照明光が被写体Q,Qに到達し反射した後にレンズ側に戻ってくる照明光の減衰率
,S・・・撮影レンズ12の領域1,2の開口面積
,i・・・領域1,2で取得した画像
,l・・・CCD16の、出力画像i,i用(領域1,2用)の受光素子が受光する光の強度(受光強度)
このような状況では、結像の公式より、以下の式(1−1),(1−2)が成立する。なおf,fは領域1,2の焦点距離である。
式(1−1),(1−2)より、それぞれ式(1−3),(1−4)が成立する。
次に照明光の減衰に関して、空気での照明光の吸収がなく光の広がりによるものだけだとすれば、減衰率r,rはストロボ18から被写体までの距離b,bの2乗に反比例する。よってrとrとの比は
となる。なおストロボ18は撮影レンズ12の近傍にあるため、ストロボ18から被写体Q,Qまでの距離は撮影レンズ12から被写体Q,Qまでの距離に等しいとみなすことができる。
また、CCD16の、出力画像i,i用の受光素子の受光強度l,lは、以下のように撮影レンズ12に到達する光量とレンズ開口面積の積に比例する(比例係数をkとする)。
出力画像i,i用の受光素子の集光力・感度が同等である場合、焦点領域1,2での合焦被写体Q,Qの画像の明るさをほぼ等しくするためには、受光強度l,lを均等(l/l=1.0)にすればよい。すると(1−5)〜(1−7)より、r×S=r×Sとなる。ここで減衰率r,rは被写体までの距離b,bにより決まるので、調整可能なのはS,Sである。さらに撮影レンズ12の全開口面積S=S+Sでもあることから、結局S,Sの比率を調整することによって、以下のようにl,lを均等にすることができる。
これより、
なお本実施形態では領域数が2の場合について説明しているが、式(1−9)の関係は撮影レンズ12の領域数が3以上の場合の任意の2領域間でも成り立つから、領域数がN(2以上の整数)の場合は、一般に
となる。なおこの場合、全開口面積S=S+S+・・・+Sであることを考慮すると、(1−10)式は任意の領域g(例えば、領域1)を基準として以下のように表すこともできる。
ただし
N :撮影レンズの領域数(2以上の整数)
S :撮影レンズの全開口面積
:任意の領域g(領域1〜Nのいずれか)の開口面積
:領域jの開口面積
:領域gの合焦距離
:領域jの合焦距離
次に、遠焦点領域12a、近焦点領域12bの開口面積比が(1−9)式で示される値に設定された撮影レンズ12を備える撮像装置10により取得される画像について説明する。
図10Aは遠焦点領域12aで取得した画像iの例である。撮像装置10と被写体との関係は、図9の場合を想定している。上記「撮像装置の構成」の項で説明したように、距離bにある被写体Qは遠焦点領域12aで合焦するので、画像iにおいて被写体Qは合焦しているが、被写体Qよりも近い距離bにある被写体Qは合焦しておらず、距離bと距離bとの差に応じてぼけている。また画像iにおいて被写体Qは適正露出となっているが、被写体Qは被写体Qよりも近い距離bにあるため、画像iでは、被写体Qは被写体Qよりも明るくなっている。
一方、図10Bは近焦点領域12bで取得した画像iの例である。撮像装置10と被写体との関係は、図9の場合を想定している。上記「撮像装置の構成」の項で説明したように、距離bにある被写体Qは近焦点領域12bで合焦するので、画像iにおいて被写体Qは合焦しているが、被写体Qよりも遠い距離bにある被写体Qは合焦しておらず、距離bと距離bとの差に応じてぼけている。また画像iにおいて被写体Qは適正露出となっているが、被写体Qは被写体Qよりも遠い距離bにあるため、画像iでは、被写体Qは被写体Qよりも暗くなっている。
このように、本発明に係る撮像装置10では遠焦点領域12a,近焦点領域12bの開口面積比が式(1−9)で表される値になっているので、遠焦点領域12a,近焦点領域12bを介して被写体Q,Qの画像i,iを同時に取得した時に、遠焦点領域12a介して撮像した、遠焦点領域12aに対応する合焦距離bにある被写体Qの画像の、ストロボ18の照明光に起因する明るさと、近焦点領域12bを介して撮影した、近焦点領域12bに対応する合焦距離bにある他の被写体Qの画像の、ストロボ18の照明光に起因する明るさと、がほぼ等しくなる。したがって、被写体Q,Qのいずれかが露出過剰または不足になることがなく、また被写体距離に応じて撮影条件(照明光強度、レンズの絞り等)を切り替えて複数回撮影する必要もないため、適正露出の合焦画像を容易に得ることができる。
なおb,bは撮影目的に応じて設定できるが、例えばb=4m、b=1mとすると、(1−9)式よりS/S=4/1=16となる。
取得した画像i,iは、液晶モニタ30に同時に表示してもよいし、ユーザが選択した画像のみを表示するようにしてもよい。また、本発明に係る撮像装置10では合焦被写体は適正露出となっている(逆にいえば、適正露出の被写体は合焦している)ので、撮像装置10側の処理またはユーザによる操作部38や液晶モニタ30を介した操作により注目する被写体(例えば被写体Q)を指定し、その注目被写体が合焦し適正露出となっている画像(この場合画像i)を選択・表示するようにしてもよい。
さらに、図10Cの例に示すように、画像i,iから適正露出の部分(画像iにおける被写体Q及びその周辺部分、画像iにおける被写体Q及びその周辺部分)を抽出し、抽出した部分を合成した画像iを液晶モニタ30に表示したり、メモリカード54に記録したりするようにしてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、撮影レンズの各領域用の受光素子の受光強度が均等でない場合に焦点領域1,2での合焦被写体Q,Qの画像の明るさをほぼ等しくするための、領域間の開口面積比について説明する。なお第2の実施形態における撮像装置の構成は、撮影レンズ12の開口面積比を除いては第1の実施形態に係る撮像装置10と同様であるため、各要素には撮像装置10と同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
第2の実施形態についても第1の実施形態と同様に図9の状況を想定すると、上述した式(1−1)〜(1−7)までが成立する。ここで、CCD16において出力画像i,i用の受光素子の受光強度l,lが均等(l/l=1.0)ではなく、比(l/l)がm12であるとすると、以下の関係が成立する。
これより、
なお、式(2−2)の関係は撮影レンズ12の領域数が2の場合に限らず、領域数が3以上の場合の任意の2領域間でも成り立つから、領域数がN(2以上の整数)の場合は、一般に
となる。ここで
である。なおこの場合、(2−3)式及び全開口面積S=S+S+・・・+Sであることを考慮すると、(2−4)式は任意の領域g(例えば、領域1)を基準として以下のように表すこともできる。
ただし
N :撮影レンズの領域数(2以上の整数)
:任意の領域g(領域1〜Nのいずれか)の開口面積
:領域jの開口面積
:領域gに対応する合焦距離
:領域jに対応する合焦距離
gj:領域gに対応する受光センサの受光強度(l)/領域jに対応する受光センサの受光強度(l
である。
このように第2の実施形態では、遠焦点領域12a,近焦点領域12bの開口面積比が式(2−2)で表される値になっているので、遠焦点領域12a,近焦点領域12bを介して被写体Q,Qの画像i,iを同時に取得した時に、遠焦点領域12a介して撮像した、遠焦点領域12aに対応する合焦距離bにある被写体Qの画像の、ストロボ18の照明光に起因する明るさと、近焦点領域12bを介して撮影した、近焦点領域12bに対応する合焦距離bにある他の被写体Qの画像の、ストロボ18の照明光に起因する明るさと、がほぼ等しくなる。したがって、被写体Q,Qのいずれかが露出過剰または不足になることがなく、また被写体距離に応じて撮影条件(照明光強度、レンズの絞り等)を切り替えて複数回撮影する必要もないため、適正露出の合焦画像を容易に得ることができる。
なお第2の実施形態においてb,b,m12は撮影目的や機器の特性に応じて設定できるが、例えばb=3m,b=0.5m,m12=0.5とすると、(2−2)式よりS/S=(3/0.5)×0.5=16となる。(b/b)が大きい場合、即ちbに比較してbが非常に長い場合は領域2が領域1に対して非常に狭くなるが、領域2用の受光センサの集光率・感度が領域1用の受光センサの集光率・感度より高ければ(m12が1より小さければ)、領域2が領域1に対して極端に狭くならないようにすることができる。
なお第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、注目被写体が合焦し適正露出となっている画像を選択・表示したり、取得した画像から被写体が合焦し適正露出となっている部分を抽出・合成して表示したりするようにしてもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明の撮像装置の第2の実施形態について説明する。図11は第2の実施形態に係る画像診断装置1000を示す外観図であり、図12は画像診断装置1000の要部構成を示すブロック図である。図11,図12に示すように、画像診断装置1000は、主として内視鏡100、内視鏡プロセッサ200、光源装置300、OCTプロセッサ400、モニタ装置500、サーバ700から構成されている。
内視鏡100は、手元操作部112と、この手元操作部112に連設される挿入部114とを備える。術者は手元操作部112を把持して操作し、挿入部114を被験者の体内に挿入して観察を行う。挿入部114は、手元操作部112側から順に、軟性部140、湾曲部142、先端部144で構成されている。先端部144には、観察光学系150、照明光学系152、送気・送水ノズル154、鉗子口156等が設けられる。
先端部144の先端面には、観察光学系150用の撮影レンズ151が配設されており、この撮影レンズ151の奥にCCD180が配設される。この撮影レンズ151は、第1,第2の実施形態に係る撮影レンズ12と同様に遠焦点領域151aと近焦点領域151bとを有する多焦点レンズであり(図13参照)、CCD180は、図7に示されるCCD16と同様に、遠焦点領域151aまたは近焦点領域151bを通過した光束を選択的に受光する複数の受光セル(遠画像用受光セル、近画像用受光セル)を有する。
撮影レンズ151を介して取り込まれた観察像はCCD180の受光面に結像されて電気信号に変換され、不図示の信号ケーブルを介して内視鏡プロセッサ200に出力されて映像信号に変換される。これにより、内視鏡プロセッサ200に接続されたモニタ装置500に観察画像が表示される。
先端部144の先端面にはまた、撮影レンズ151に隣接して照明光学系152の照明用レンズ153が設けられている。照明用レンズ153の奥には、後述するライトガイド170の射出端が配設され、このライトガイド170が挿入部114、手元操作部112、及びユニバーサルケーブル116に挿通され、ライトガイド170の入射端がLGコネクタ120内に配置される。また光源装置300は、光源310、絞り330、及び集光レンズ340等から構成されており、照明用の光をライトガイド170に入射させる。したがって、LGコネクタ120を光源装置300に連結することによって、光源装置300から照射された照明光がライトガイド170を介して照明用レンズ153に伝送され、照明用レンズ153から観察範囲に照射される。図14は内視鏡を被験者の体内に挿入した状態を示す図である。ここでは撮影レンズ151の遠焦点領域151a(開口面積S’),近焦点領域151b(開口面積S’)の合焦距離をb’,b’とし、合焦距離に存在する被写体(被験者の胃腸壁の一部等)をQ’,Q’としている。
上述した構成の画像診断装置1000において、撮影レンズの各領域用の受光素子の集光力・感度が同等である場合は、撮影レンズ151の遠焦点領域・近焦点領域の開口面積比を(1−9)式で表される関係とし、撮影レンズの各領域用の受光素子の集光力・感度が同等でない場合(比がm12’の場合)は、第2の実施形態に係る撮像装置10と同様に、撮影レンズ151の遠焦点領域・近焦点領域の開口面積比を(2−1),(2−2)式で表される関係にする。これにより、遠焦点領域151a及び近焦点領域151bを介して被写体Q’,Q’の画像を同時に取得した時に、遠焦点領域151aを介して撮像した、合焦距離b’にある被写体Q’の画像の、光源310の照明光に起因する明るさと、近焦点領域151bを介して撮影した、合焦距離b’にある他の被写体Q’の画像の、光源310の照明光に起因する明るさと、をほぼ等しくすることができる。
なお第3の実施形態においてb’,b’(あるいは、m12’も)は撮影目的に応じて設定できるが、例えばb’=5cm、b’=0.5cm、m12’=0.15とすると、(1−9)式よりS’/S’=(5/0.5)×0.15=15となる。
被験者の体内では照明用レンズ153から照射される照明光以外の光源が存在しないため、内視鏡100のような画像診断装置では、遠焦点領域151a,近焦点領域151bの開口面積比を上述した関係にすることで適正露出の合焦画像を安定して得ることができ、本発明の適用が非常に有効である。
[他の実施形態]
本発明は、上述した第1〜第3の実施形態に係る撮像装置や画像診断装置以外にも様々な装置に適用することができる。例えば、赤外光源を有し赤外領域で画像を取得する監視システムや車載カメラシステムにおいて、撮影レンズを多焦点レンズとし、開口面積比を上述の関係とすることが考えられる。このようなシステムにおいても、第3の実施形態に係る画像診断装置1000と同様に監視システムの赤外光源から照射される赤外光以外の影響が低いため、本発明の適用が非常に有効である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10…撮像装置、12…撮影レンズ、12a…遠焦点領域、12b…近焦点領域、16…CCD、16a…遠画像用受光セル、16b…近画像用受光セル、18a,18b…遮光膜、30…液晶モニタ、38…操作部、38−1…シャッタボタン、40…CPU、46…EEPROM、48…メモリ、54…メモリカード、1000…画像診断装置、100…内視鏡、144…先端部、150…観察光学系、151…撮影レンズ、151a・・・遠焦点領域、151b・・・近焦点領域、152…照明光学系、153…照明用レンズ、170…ライトガイド、200…内視鏡プロセッサ、210…CPU、300…光源装置、310…光源、400…OCTプロセッサ、500…モニタ装置

Claims (8)

  1. 複数の領域を有し、当該複数の領域がそれぞれ異なる焦点距離を有する単一の多焦点レンズと、
    前記複数の領域にそれぞれ対応した複数の受光センサが二次元配置された単一の撮像素子と、
    一度の撮影指示に応じて、前記複数の受光センサが受光した、前記それぞれ異なる焦点距離を有する複数の領域のいずれかを通過した光束にそれぞれ対応する複数の画像を、それぞれ別個の画像として取得する画像処理手段と、
    被写体に照明光を照射する照明光源と、
    を備えた撮像装置であって、
    前記複数の受光センサは、前記二次元配置における位置に関わらず、前記撮影レンズの前記複数の領域のうち前記対応する領域を通過した光束のみを選択的に受光し、当該対応する領域以外の領域を通過した光束は受光せず、
    前記照明光源と前記画像処理手段とを用いて、前記複数の領域を介して前記複数の画像を同時に取得したときに、
    前記複数の領域の内の一の領域を介して撮像した、当該一の領域の合焦距離にある被写体の画像の、前記照明光に起因する明るさと、
    前記一の領域以外の他の領域を介して撮影した、当該他の領域の合焦距離にある他の被写体の画像の、前記照明光に起因する明るさと、
    がほぼ等しくなるように前記複数の領域間の開口面積比が設定された、
    撮像装置。
  2. 前記開口面積比は、合焦距離が長い領域ほど開口面積が広くなるように設定された、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記開口面積比は以下の式を満たすように設定された、請求項1または2に記載の撮像装置。
    ただし、
    N :多焦点レンズの領域数(2以上の整数)
    ,S:領域i,jの開口面積
    ,b:領域i,jに対応する合焦距離
  4. 前記開口面積比は以下の式を満たすように設定された、請求項1または2に記載の撮像装置。
    ただし、
    N :多焦点レンズの領域数(2以上の整数)
    ,S:領域i,jの開口面積
    ,b:領域i,jに対応する合焦距離
    ij :領域iに対応する受光センサの受光強度
    (I)/領域jに対応する受光センサの受光強度(I
  5. 前記複数の受光センサが以下の式を満たすように設けられた、請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
    ただし、
    N :多焦点レンズの領域数
    ,P:領域i,jに対応する受光センサの数
    ,S:領域i,jの開口面積
  6. 前記画像処理手段は、前記取得した複数の画像の内から、指定された被写体が合焦し適正露出となっている画像を選択し、当該選択した画像を出力する、請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記画像処理手段は、前記取得した複数の画像において、指定された被写体が合焦し適正露出となっている部分を抽出し、当該抽出した部分を合成した画像を出力する、請求項1から6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記複数の受光センサは、前記対応する領域を通過した光束以外の光束を遮光する遮光部をそれぞれ備える、請求項1から7のいずれかに記載の撮像装置。
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