JP5591214B2 - 空気調和機および空気調和機の運転方法 - Google Patents
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前記室内機においては、室内空気と熱交換を行う室内熱交換器と冷媒の流量を調節する室内膨張弁を順次配管接続し、
前記室外機においては、圧縮機と第一室外熱交換器及び室外膨張弁を配管接続してヒートポンプ回路を形成すると共に、前記圧縮機の低圧配管と前記室内膨張弁と第二室外熱交換器を配管接続して冷媒自然循環回路を形成し、
空調負荷に応じて前記圧縮機を用いるヒートポンプ運転と、前記冷媒自然循環回路を用いる冷媒自然循環式サイクル運転とを切換えて運転する制御演算装置を備えた空気調和機において、
前記制御演算装置は、空調負荷を検出する空調場熱負荷同定部と、ヒートポンプ運転の能力を検知するヒートポンプ能力検知部と、冷媒自然循環式サイクルの運転能力を予測する自然サイクル能力予測部と、冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力を検知する自然サイクル能力検知部と、前記空調場熱負荷同定部で検出された空調負荷と冷媒自然循環式サイクルの運転能力とを比較する判定部を設け、
前記制御演算装置は、前記判定部で前記空調場熱負荷同定部で検知された空調負荷より冷媒自然循環式サイクルの運転能力の予測値が大きいと判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を起動し、この起動後に前記空調場熱負荷同定部で空調負荷を再度検知するとともに、前記自然サイクル能力検知部で冷媒自然循環式サイクル運転中の運転能力を検知し、前記再検出された空調負荷より大きいと前記判定部で判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を継続するように構成されたことを特徴とする。
前記室内機においては、室内空気と熱交換を行う室内熱交換器と冷媒の流量を調節する室内膨張弁を順次配管接続し、
前記室外機においては、圧縮機と第一室外熱交換器及び室外膨張弁を配管接続してヒートポンプ回路を形成すると共に、前記圧縮機の低圧配管と前記室内膨張弁と第二室外熱交換器を配管接続して冷媒自然循環回路を形成し、
制御演算装置により、空調負荷に応じて前記圧縮機を用いるヒートポンプ運転と、前記冷媒自然循環回路を用いる冷媒自然循環式サイクル運転とを切換えて運転する空気調和機の運転方法において、
前記制御演算装置は、空調負荷を検出する空調場熱負荷同定部と、ヒートポンプ運転の能力を検知するヒートポンプ能力検知部と、冷媒自然循環式サイクルの運転能力を予測する自然サイクル能力予測部と、冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力を検知する自然サイクル能力検知部と、前記空調場熱負荷同定部で検出された空調負荷と自然循環サイクルの運転能力とを比較する判定部を設け、
前記制御演算装置により、検知された空調負荷より冷媒自然循環式サイクルの運転能力の予測値が大きいと判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を起動し、この起動後に空調負荷を再度検知するとともに冷媒自然循環式サイクル運転中の運転能力を検知し、前記再検出された空調負荷より冷媒自然循環式サイクル運転中の運転能力が大きいと判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を継続することを特徴とする。
LiS(k)を足したものになるので、この値を
自然循環式サイクルは室内外ファンにより能力を調整出来るが、その範囲は小さく限られている。そこで室内温度が上昇すれば、その時点で能力不足と認識し、蒸気圧縮式ヒートポンプに切り替えると判断する手法もあるが、能力が不足する理由として、自然循環式サイクルとして発揮出来る能力が元々不足している場合と、本来は能力が発揮出来るにも拘らず、蒸発器に液冷媒が過剰に滞留したり、或いは冷媒量が不足している等、運転状態が悪いために能力不足になっている場合の二種類がある。そこで、先に説明した通り、自然循環方式の際にも空調負荷が推定出来るため、空調負荷推定値を用いる。
Claims (10)
- 室外機を一台または複数台と、室内機を一台または複数台設け、前記室外機と前記室内機とを配管接続して閉回路をなし、前記閉回路の中に冷媒を封入し、
前記室内機においては、室内空気と熱交換を行う室内熱交換器と冷媒の流量を調節する室内膨張弁を順次配管接続し、
前記室外機においては、圧縮機と第一室外熱交換器及び室外膨張弁を配管接続してヒートポンプ回路を形成すると共に、前記圧縮機の低圧配管と前記室内膨張弁と第二室外熱交換器を配管接続して冷媒自然循環回路を形成し、
空調負荷に応じて前記圧縮機を用いる蒸気圧縮式ヒートポンプ運転と、前記冷媒自然循環回路を用いる冷媒自然循環式サイクル運転とを切換えて運転する制御演算装置を備えた空気調和機において、
前記制御演算装置は、空調負荷を検出する空調場熱負荷同定部と、蒸気圧縮式ヒートポンプの運転能力を検知するヒートポンプ能力検知部と、冷媒自然循環式サイクルの運転能力を予測する自然サイクル能力予測部と、冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力を検知する自然サイクル能力検知部と、前記空調場熱負荷同定部で検出された空調負荷と冷媒自然循環式サイクルの運転能力とを比較する判定部を設け、
前記制御演算装置は、前記判定部で前記空調場熱負荷同定部で検知された空調負荷より冷媒自然循環式サイクルの運転能力の予測値が大きいと判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を起動し、この起動後に前記空調場熱負荷同定部で空調負荷を再度検知するとともに、前記自然サイクル能力検知部で冷媒自然循環式サイクル運転中の運転能力を検知し、前記再検出された空調負荷より大きいと前記判定部で判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を継続するように構成されたことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、前記制御演算装置は、前記判定部で冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力が予測値より大きいと判定したとき、前記空調場熱負荷同定部で空調負荷を再度検知することを特徴とする空気調和機。
- 請求項1または2に記載の空気調和機において、前記制御演算装置は、さらに、前記判定部で冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力が予測値より小さいと判定したとき冷媒自然循環式サイクルの運転状況を改善する運転状況改善部を備え、この運転状況改善部での改善の後、再度冷媒自然循環式サイクル運転を継続するように構成されたことを特徴とする空気調和機。
- 請求項1に記載の空気調和機において、前記制御演算装置は空調する部屋の熱容量並びに熱通過係数を少なくとも要因とする外部空調負荷に関わるパラメータ及び内部空調負荷を、複数の検知による計測量を元に時々刻々同定し、経年変化や状態変化に追随して切り替え運転することを特徴とする空気調和機。
- 請求項1に記載の空気調和機において、前記制御演算装置は空気温度条件と前記冷媒自然循環式サイクルの運転能力の関係を表す係数を、複数の検知による計測量を元に時々刻々同定し、経年変化や状態変化に追随して切り替え運転することを特徴とする空気調和機。
- 室外機を一台または複数台と、室内機を一台または複数台設け、前記室外機と前記室内機とを配管接続して閉回路をなし、前記閉回路の中に冷媒を封入し、
前記室内機においては、室内空気と熱交換を行う室内熱交換器と冷媒の流量を調節する室内膨張弁を順次配管接続し、
前記室外機においては、圧縮機と第一室外熱交換器及び室外膨張弁を配管接続してヒートポンプ回路を形成すると共に、前記圧縮機の低圧配管と前記室内膨張弁と第二室外熱交換器を配管接続して冷媒自然循環回路を形成し、
制御演算装置により、空調負荷に応じて前記圧縮機を用いるヒートポンプ運転と、前記冷媒自然循環回路を用いる冷媒自然循環式サイクル運転とを切換えて運転する空気調和機の運転方法において、
前記制御演算装置は、空調負荷を検出する空調場熱負荷同定部と、ヒートポンプ運転の能力を検知するヒートポンプ能力検知部と、冷媒自然循環式サイクルの運転能力を予測する自然サイクル能力予測部と、冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力を検知する自然サイクル能力検知部と、前記空調場熱負荷同定部で検出された空調負荷と冷媒自然循環式サイクルの運転能力とを比較する判定部を設け、
前記制御演算装置により、検知された空調負荷より冷媒自然循環式サイクルの運転能力の予測値が大きいと判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を起動し、この起動後に空調負荷を再度検知するとともに冷媒自然循環式サイクル運転中の運転能力を検知し、前記再検出された空調負荷より冷媒自然循環式サイクル運転中の運転能力が大きいと判定したとき冷媒自然循環式サイクル運転を継続することを特徴とする空気調和機の運転方法。 - 請求項6に記載の空気調和機の運転方法において、前記制御演算装置により、冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力が予測値より大きいと判定したとき、空調負荷を再度検知することを特徴とする空気調和機の運転方法。
- 請求項6または7に記載の空気調和機の運転方法において、前記制御演算装置により、さらに、冷媒自然循環式サイクルの運転中の運転能力が予測値より小さいと判定したとき冷媒自然循環式サイクルの運転状況を改善し、この改善の後再度冷媒自然循環式サイクル運転を継続することを特徴とする空気調和機の運転方法。
- 請求項6に記載の空気調和機の運転方法において、前記制御演算装置により空調する部屋の熱容量並びに熱通過係数を少なくとも要因とする外部空調負荷に関わるパラメータ及び内部空調負荷を、複数の検知による計測量を元に時々刻々同定し、経年変化や状態変化に追随して切り替え運転することを特徴とする空気調和機の運転方法。
- 請求項6に記載の空気調和機の運転方法において、前記制御演算装置により空気温度条件と前記冷媒自然循環式サイクルの運転能力の関係を表す係数を、複数の検知による計測量を元に時々刻々同定し、経年変化や状態変化に追随して切り替え運転することを特徴とする空気調和機の運転方法。
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