JP5591148B2 - 非磁性一成分現像用トナーおよびそれを備えた現像装置、画像形成装置 - Google Patents
非磁性一成分現像用トナーおよびそれを備えた現像装置、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5591148B2 JP5591148B2 JP2011033488A JP2011033488A JP5591148B2 JP 5591148 B2 JP5591148 B2 JP 5591148B2 JP 2011033488 A JP2011033488 A JP 2011033488A JP 2011033488 A JP2011033488 A JP 2011033488A JP 5591148 B2 JP5591148 B2 JP 5591148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- weight
- parts
- external additive
- externally added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
非接触現像方式には、帯電したトナーをDC電圧のみで飛翔させ現像する非接触DC現像方式があり、この方式には、磁性体を含有せず、結着樹脂と着色剤とを含有するトナー粒子に外添剤を被覆および付着させた非磁性一成分現像用トナーが使用される。
このように、非磁性一成分現像用トナーでは、外添剤がトナーの流動性、帯電性およびその安定性に大きく寄与することが既に知られており、外添剤の種類や添加量といった、外添処方が重要となってくる。
また、結着樹脂についても、トナー規制ブレードの加圧ストレスに対する耐久性と定着性を兼ね備えるべく、熱特性を有する必要があり、トナー粒径についても、DCジャンピング現像に適した粒径かつ画像再現性を考慮した設計が必要となる。
また、全く同一のコアトナーや着色剤を減らしたトナーで外添剤を増量し、混合比を適正化することが検討されているが、フルカラーの画像形成装置においては4色全て揃える必要がある、着色故にトナー飛散が発生した場合の汚れが目立つなどの課題が残っていた。
さらに本発明によれば、上記の現像装置を備えた画像形成装置が提供される。
すなわち、画像形成装置、特に非接触DC現像方式の現像装置を備えた画像形成装置において、トナーが機械的なストレス受けた場合においても、外添剤の埋め込みによるトナーの流動性低下を抑制し、トナー層の均一化と帯電量の安定化を図ることができ、ライフを通して良好な画像濃度と地肌かぶりの抑制を維持することができ、現像装置におけるトナー層規制ブレードへのトナー融着を防ぐことができる。また、着色剤を全く含まないトナーを用いることにより、トナー飛散時の汚れが目立ち難く、全てのカラートナーに共通使用することができる。
本発明の非磁性一成分現像用トナーは、基本的に、少なくとも結着樹脂、着色剤、帯電制御剤および離型剤を含みかつ外添剤が添加された非磁性一成分現像用トナーであり、AC現像方式にも使用できるが、非接触DC現像方式に適する。
本発明のトナーの結着樹脂としては、当該技術分野で常用される樹脂を用いることができ、63〜73℃のガラス転移点(Tg)および119〜139℃の融点Tmを有する樹脂が好ましい。
結着樹脂のガラス転移点および融点が上記範囲より低いと、トナー規制ブレードへの融着や地肌かぶりが生じ易くなる。一方、結着樹脂のガラス転移点および融点が上記範囲を超えると、定着性が低下するなどの弊害が生じ易くなる。
ガラス転移点(Tg)および融点Tmの測定方法については、実施例において詳述する。
このような熱可塑性樹脂としては、例えば、スチレン、パラクロロスチレンおよびα−メチルスチレンなどのスチレン類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸ラウリルおよびアクリル酸2−エチルヘキシルなどアクリル系単量体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリルおよびメタクリル酸2−エチルヘキシルなどのメタクリル系単量体;アクリル酸、メタクリル酸およびスチレンスルホン酸ナトリウムなどのエチレン性不飽和酸単量体;アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルなどのビニルニトリル類;ビニルメチルエーテルおよびビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトンおよびビニルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン類などが挙げられる。
これらの熱可塑性樹脂の中でも、ポリエステル樹脂およびエポキシ樹脂が低温定着性、および耐久性の点で特に好ましい。
重量平均分子量が上記の範囲であれば、本発明の効果がさらに発揮され、重量平均分子量が低過ぎると、定着高温側での剥離性が悪くなるおそれがあり、重量平均分子量が高過ぎると、低温定着性が悪くなるおそれがある。
本発明のトナーの着色剤としては、当該技術分野で常用される有機系および無機系の様々な種類および色の顔料および染料を用いることができ、例えば、黒色、白色、黄色、橙色、赤色、紫色、青色および緑色の着色剤が挙げられる。
白色の着色剤としては、例えば、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛などが挙げられる。
また2種以上の着色剤を複合粒子化して用いてもよい。
複合粒子は、例えば、2種以上の着色剤に適量の水、低級アルコールなどを添加し、ハイスピードミルなどの一般的な造粒機で造粒し、乾燥させることによって製造できる。
さらに、結着樹脂中に着色剤を均一に分散させるために、マスターバッチ化して用いてもよい。
複合粒子およびマスターバッチは、乾式混合の際にトナー組成物に混入される。
着色剤の配合量が上記の範囲内であれば、トナーの各種物性を損なうことなしに、高い画像濃度を有し、画質品位の非常に良好な画像を形成することができる。
本発明のトナーの帯電制御剤としては、当該技術分野で常用される正電荷制御用および負電荷制御用の電荷制御剤を用いることができる。
負電荷制御用の電荷制御剤としては、例えば、クロム・アゾ錯体染料、鉄アゾ錯体染料、コバルト・アゾ錯体染料、サリチル酸、サリチル酸誘導体のクロム、亜鉛、アルミニウムおよびホウ素錯体;サリチル酸塩化合物、ナフトール酸、ナフトール酸誘導体のクロム、亜鉛、アルミニウムおよびホウ素錯体;ナフトール酸塩化合物、ベンジル酸、ベンジル酸誘導体のクロム、亜鉛、アルミニウムおよびホウ素錯体;ベンジル酸塩化合物、長鎖アルキル・カルボン酸塩、長鎖アルキル・スルホン酸塩などの界面活性剤などが挙げられる。
電荷制御剤の配合量は特に限定されないが、結着樹脂100重量部に対して0.01〜5重量部が好ましく、0.5〜3.0重量部が特に好ましい。
電荷制御剤の配合量が上記の範囲内であれば、トナーの各種物性を損なうことなしに、高い画像濃度を有し、画質品位の非常に良好な画像を形成することができる。
本発明のトナーの離型剤としては、当該技術分野で常用される離型剤を用いることができ、例えば、パラフィンワックスおよびマイクロクリスタリンワックスならびにそれらの誘導体などの石油系ワックス;フィッシャートロプシュワックス、ポリオレフィンワックス(ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなど)、低分子量ポリプロピリンワックスおよびポリオレフィン系重合体ワックス(低分子量ポリエチレンワックスなど)ならびにそれらの誘導体などの炭化水素系合成ワックス;カルナバワックス、ライスワックスおよびキャンデリラワックスならびにそれらの誘導体、木蝋などの植物系ワックス;蜜蝋、鯨蝋などの動物系ワックス;脂肪酸アミドおよびフェノール脂肪酸エステルなどの油脂系合成ワックス;長鎖カルボン酸およびその誘導体;長鎖アルコールおよびその誘導体;シリコーン系重合体;高級脂肪酸などが挙げられる。
上記の誘導体には、酸化物、ビニル系モノマーとワックスとのブロック共重合物、ビニル系モノマーとワックスとのグラフト変性物などが含まれる。
本発明においては、上記の離型剤の1種を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
融点が85℃以下であれば、本発明の効果がさらに発揮され、特に低温定着性において好ましい。
離型剤の配合量は特に限定されないが、結着樹脂100重量部に対して0.5〜5重量部が好ましく、1.0〜3.5重量部が特に好ましい。
離型剤の配合量が上記の範囲内であれば、トナーの各種物性を損なうことなしに、高い画像濃度を有し、画質品位の非常に良好な画像を形成することができる。
磁性粉の配合量は特に限定されないが、通常、結着樹脂100重量部に対して0.1〜1.0重量部である。
本発明のトナーの外添剤としては、当該技術分野で常用される外添剤を用いることができ、例えば、酸化ケイ素(シリカ)および酸化チタン(チタニア)などが挙げられ、表面処理(疎水化処理)されているものが好ましい。
本発明のトナーの外添剤としては、シランカップリング剤で表面処理された酸化ケイ素(シリカ)と酸化チタンとの混合体であるのが特に好ましい。これらは市販品として容易に入手可能である。
着色剤と含まない外添トナー粒子Bの混合比率が少ないと、メカストレスによる外添剤の埋め込みによる、帯電性低下による地肌かぶりやトナー規制ブレードへの融着が発生し、画像への不具合が発生することがある。一方、また外添トナー粒子Bのが多いと、トナーの帯電量が大きくなり、さらに透明トナーに起因する画像濃度不足が発生することがある。
外添剤Aおよび外添剤Bは、酸化ケイ素が個数平均1次粒径5〜10nm(例えば8nm)の(a)疎水性小径シリカと個数平均1次粒径40〜60nm(例えば50nm)の(b)疎水性中径シリカとの混合体からなり、かつ前記酸化チタンが30〜50nm(例えば40nm)の(c)疎水性アナターゼ型酸化チタンであるのが好ましい。
なお、外添剤の個数平均1次粒径は、例えば、透過型電子顕微鏡(TEM)で投影した画像から、その画像を画像処理装置にかけることにより計測できる。
疎水性小径シリカ粒子は、外添するトナー粒子100重量部に対して1.00〜1.75重量部であるのが好ましい。より好ましくは1.25〜1.50重量部である。
疎水性小径シリカ粒子が 1.00重量部未満では、流動性が悪くなることがあり、1.75 重量部を超えると、過剰な帯電による画像濃度不足したり、流動性が良過ぎてトナー飛散や転写での飛び散りを招くことがある。
疎水性中径シリカは、外添するトナー粒子100重量部に対して1.00〜1.75重量部であるのが好ましい。より好ましくは1.25〜1.50重量部である。
疎水性中径シリカが1.00重量部未満では、転写性が画低下することがあり、1.75重量部を超えると、感光体のへの筋状の傷が生じることがある。
疎水性アナターゼ型酸化チタンは、外添するトナー粒子100重量部に対して0.05〜1.00重量部であるのが好ましい。より好ましくは0.25〜0.75重量部である。
疎水性アナターゼ型酸化チタンが0.05重量部未満では、帯電量の均一性が損なわれることがあり、1.00重量部を超えると、流動性が良過ぎてドクターブレードによる帯電付与性の低下が起こることがある。
また、外添剤Bにおける(a)、(b)および(c)は、それぞれ外添するトナー粒子B100重量部に対して2.25〜2.5重量部、2.25〜2.5重量部および0.5〜1.125重量部で、合計量5.0〜5.625重量部であるのが好ましい。
これにより外添剤Bの添加量は、上記の外添剤Aの添加量の1.5〜2.0倍の範囲になる。
本発明のトナーは、未外添トナー粒子を作製し、異なる添加量の外添剤を添加した2種の外添トナー粒子AよびBを作製し、これらを公知の方法で混合することにより作製することができる。
未外添トナー粒子は、一般的なトナーの製造方法、例えば、粉砕法などの乾式法、懸濁重合法、乳化凝集法、分散重合法、溶解懸濁法および溶融乳化法などの湿式法のような公知の方法により作製することができ、またこれらにコアシェル構造を持たせる工程を付加してもよい。これらの中でも、粉砕法は、湿式法と比較して工程が少なく設備投資額も少なく済むなどの点で特に好ましい。
以下粉砕法による未外添トナーの作製方法を説明する。
トナー粒子の体積平均粒径が上記の範囲内であれば、高精細な画像を長期にわたって安定して形成することができる。トナー粒子の体積平均粒径が7.0μm未満では、トナー粒子の粒径が小さくなり過ぎ、高帯電化および低流動化が起こり、感光体にトナーを安定して供給することができなくなり、地肌かぶりおよび画像濃度の低下などが発生するおそれがある。一方、トナー粒子の平均粒径が10.5μmを超えると、トナー粒子の粒径が大きくなり過ぎ、高精細な画像が得られないことがある。
なお、未外添トナー粒子の体積平均粒径D50は、外添トナー粒子AおよびBの体積平均粒径D50とみなすことができる。
体積平均粒径D50の測定方法については、実施例において詳述する。
本発明の現像装置は、本発明のトナーを備え、かつ非接触DC現像方式であることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、本発明の現像装置を備えてなる。
本発明の現像装置およびそれを備えた画像形成装置について、図面を用いて詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
図1は、本発明の非磁性一成分現像用トナーを備えた現像装置およびベルト定着装置を備えたフルカラー画像形成装置の正面側からみた内部構成を示す概略断面図である。すなわち、電子写真方式のフルカラー画像形成装置であり、例えばネットワークを介して外部から送信されてくる画像データや画像読取装置(図示せず)によって読み取った画像データに基づいて、記録紙(転写媒体)に対して多色または単色の画像を形成するものである。
静電潜像が形成された感光体11の表面には現像装置14から帯電したトナーが供給され、現像装置14は、感光体11の表面に形成された静電潜像をトナーによって現像され、感光体11の表面にトナー像が形成される。図番51は、クリーニングブレードを示す。
クリーナユニット16は、転写ローラ15による転写処理の後に、感光体11の表面に残留したトナーを除去・回収する。記録紙に対するトナー像の転写を、各色の可視像形成ユニットにおいて順次行うことで、記録紙に各色のトナー像を多重転写する。
定着装置40の構成は特に限定されるものではなく、例えば加熱ローラ41と加圧ローラ42とを備え、これら両ローラによって記録紙を挟持しながら搬送する構成のものを用いることができる。なお、画像形成装置1に備えられる上記各部材の動作は、主制御部(制御用集積回路基板またはコンピュータ,不図示)によって制御される。
図2は、図1の画像形成装置に好適に用いられる、本発明の現像装置の概略断面図である。図2には、現像装置14の説明のために感光体11も示されている。
現像装置14内には、感光体11に対向して配置された現像ローラ61が設けられ、現像ローラ61は感光体11との現像ギャップ62を保持している。現像ギャップ62はギャップ保持部材(図示せず)で、例えば150±20μmの精度で管理されている。現像ローラ61には供給ローラ63がニップ部64で接触され、それぞれのローラは高圧DC電源67、68と接続されている。
プレート65は、例えばリン青銅またはアルミニウム製で厚さ0.1mmで長さ35mm、先端部のゴム層66は、例えば厚さ1.0mm、長さ10mmで幅333mmのJIS−A硬度20〜75のウレタンゴムで構成される。
プレート65の弾性付勢力を介して、トナー層規制ブレード80による現像ローラ61への線圧は、例えば5〜50g/cm範囲に調整され、現像ローラ上に供給されるトナー層はブレード80によって規制されながら現像ローラとの摩擦でトナーが帯電する。
供給ホッパー73内には攪拌ローラ70、71、72が設けられ、トナー74が攪拌され供給ローラへ順次搬送供給される。
トナー帯電量が|±3.0|μc/g未満では、トナーによる地肌かぶりや規制ブレードへの融着が生じ易くなる。また、トナー帯電量が|±15.0|μc/gを超えると画像濃度が不足することがある。
トナー付着量が0.4μm/cm2未満では画像濃度に問題が生じ生じ易くなる。トナー付着量の上限は、0.8mg/cm2程度である。
なお、現像ローラ上の帯電量および付着量の測定は、現像ローラ上のトナーを吸引したときのトナーの電荷量を測定し、吸引した質量から比電荷を求め、現像ローラ面のトナー吸引面積を求め、単位面積当たりの付着量を求める。詳しくは、実施例において説明する。
さらに、画像形成装置においては、印字開始時からの5000枚連続印字までにおける現像ローラ上のトナー付着量(mg/cm2)は、通常、0.55mg以上であり、画像の安定性を得ることができる。
実施例および比較例において、各物性値を以下に示す方法により測定した。
示差走査熱量計(パーキンエルマージャパン株式会社製、型式:Diamond DSC)を用い、日本工業規格(JIS)K7121−1987に準じて、試料0.01gを昇温速度10℃/分で加熱してDSC曲線を測定する。得られたDSC曲線において、ガラス転移に相当する吸熱ピークの低温側のベースラインを高温側に延長した直線とピークの低温側の曲線に対して勾配が最大になる点で引いた接線との交点の温度をガラス転移点Tg(℃)とする。
示差走査熱量計(パーキンエルマージャパン株式会社製、型式:Diamond DSC)を用い、日本工業規格(JIS)K7121−1987に準じて、試料0.01gを温度20℃から昇温速度10℃/分で200℃まで加熱し、次いで200℃から降温速度50℃/分で20℃に急冷させる操作を2回繰返し、DSC曲線を測定する。2回目の操作で測定したDSC曲線の融解に相当する吸熱ピークの温度を融点Tm(℃)とする。
電解液(ベックマン・コールター株式会社製、商品名:ISOTON−II)50mlに、試料20mgおよびアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(分散剤、キシダ化学株式会社製)1mlを加え、超音波分散器(株式会社エスエムテー製、卓上型2周波超音波洗浄器、型式:UH−50)を用いて周波数20kHzで3分間分散処理して測定用試料を得る。得られた測定用試料を、粒度分布測定装置(ベックマン・コールター株式会社製、型式:Multisizer3)を用いて、アパーチャ径:20μm、測定粒子数:50000カウントの条件下で測定し、試料粒子の体積粒度分布から体積平均粒径D50(μm)を求める。
以下の前混合工程、溶融混練工程、粉砕分級工程および外添工程により、実施例1のトナーを製造した。
結着樹脂 :ポリエステル樹脂(Tg68℃、Tm129℃調整、重量平均分子量9万、花王株式会社製サンプル) 100質量部
着色剤 :カーボンブラック(エボニックテグザジャパン株式会社製、商品名:Nipex−60) 6質量部
帯電制御剤:ホウ素錯体(日本カーリット株式会社製、商品名:LR−147)
1.4質量部
離型剤 :カルナバワックス(融点84℃、東亜化成株式会社製、商品名:Towax−171:) 1質量部
上記のトナー原料を、ヘンシェルミキサ(三井鉱山株式会社(現 日本コークス工業株式会社)製、型式:FM20C)を用いて、3分間均一混合して、着色剤を含むトナー原料の混合物(原材料)10kgを得た。
着色剤を配合しないこと以外は、上記と全く同じ構成となるようにして着色剤を含まないトナー原料の混合物(原材料)5kgを得た。
得られた原材料をそれぞれ二軸押出機(株式会社池貝製、型式:PCM−37)を用いて、シリンダ設定温度140℃、バレル回転数200rpm、原料供給速度5kg/時間で溶融混練して、溶融混練物9kgおよび4kgを得た。
[粉砕分級工程]
得られた溶融混練物を、冷却ベルトで室温まで冷却固化させた後、カッターミル(オリエント株式会社製、型式:VM−16)を用いて粗粉砕し、次いでカウンタージェットミル(ホソカワミクロン株式会社製、型式:AFG)を用いて微粉砕し、さらにロータリー式分級機(ホソカワミクロン株式会社製、型式:TSPセパレータ)を用いて分級して、未外添トナー粒子(体積平均粒径D50:8.8μm)7.2kgおよび3.2kgを得た。
得られた着色剤を含む未外添トナー粒子100質量部に対して、シランカップリング剤とジメチルシリコーンオイルで表面処理された疎水性小径シリカ(個数平均1次粒径:8nm、クラリアントジャパン株式会社製、商品名:H3004)1.5質量部、シランカップリング剤で表面処理された疎水性中径シリカ(個数平均1次粒径:50nm、クラリアントジャパン株式会社製、商品名:H05TM)1.5質量部、シランカップリング剤で表面処理された酸化チタン(チタン工業株式会社製、商品名:ST500R)0.75質量部を添加し、ヘンシェルミキサ(三井鉱山株式会社(現 日本コークス工業株式会社)製、型式:FM20C)を用いて混合し、外添剤添加量3.75重量部の着色剤を含む外添トナー粒子0.5kgを得た。
得られた着色剤を含まない未外添トナー粒子100質量部に対して、上記の疎水性小径シリカ2.25重量部、疎水性中径シリカ2.25部および酸化チタンを1.125重量部とすること以外は上記と同様にして、外添剤添加量5.625重量部の着色剤を含まない外添トナー粒子 0.1kgを得た。
得られた着色剤を含む外添トナー粒子と着色剤を含まない外添トナー粒子とを混合比率で95重量%と5重量%とになるように混合して、実施例1のトナー0.3kgを得た。
表1に示すような外添剤の配合量および着色剤を含む外添トナー粒子と着色剤を含まない外添トナー粒子との混合比率とすること以外は実施例1と同様にして、実施例2〜5および比較例1〜4のトナーをそれぞれ0.3kg得た。
次のようにして得られた実施例1〜5および比較例1〜4のトナーを評価した。
評価用に改造した市販のフルカラー複写機(シャープ株式会社製、型式:MX2300、図2参照)を用いて、23℃/55%RH下での現像ローラ上のトナー帯電量およびトナー付着量、印字画像濃度、地肌かぶりならびにトナー層規制ブレード上の融着を、初期および5000枚印字(連続実写)後についてそれぞれ評価した。
感光体11の回転速度 :145mm/S
現像ローラ61の回転速度:145mm/S
供給ローラ63の回転速度:116mm/S
撹拌ローラ70の回転数 :157rpm
撹拌ローラ71の回転数 :157rpm
撹拌ローラ72の回転数 : 38rpm
供給ローラ63:スポンジ(アスカC硬度5度、株式会社イノアック製、商品名:ENDUR−Cウレタンロール)
高圧DC電源67から現像ローラ61への印加電圧 :DC−800V
高圧DC電源68から供給ローラ63への印加電圧 :DC−900V
現像ローラ61と供給ローラ63との間の電圧差 :100V
(トナーは、現像ローラ61と供給ローラ63との間での摩擦による帯電と100Vの電圧差(電位差)で現像ローラ61に汲み上げられ、トナー規制ブレード80を通過の際に、摩擦によりさらにマイナス帯電が付与される)
感光体11のベタ部の表面電位 :DC−50V
感光体11と現像ローラ61間の電圧差:750V
トナー規制ブレード80:ウレタンゴム(JIS−A硬度50度)
プレート65:リン青銅
現像ローラ61に対する線圧:15g/cm
現像ローラ上のトナーを吸引したときのトナーの電荷量を測定し、吸引したトナーの重量から比電荷(帯電量)を求めた。また、吸引跡に約230mmの長さに切断した透明テープ(メンデイングテープ、住友スリーエム株式会社製、幅18mm)を貼付し、白紙上に貼り付け、吸引した面積から単位面積当たりの付着量(mg/cm2)を求めた。
得られた帯電量の結果(||は絶対値を表す)から、次の基準により現像ローラ上のトナー帯電量を評価した。
○:|−5|μc/gを超えて|−12|μc/g以下
△:|−3|μc/g以上|−5|μc/g以下または
|−12|μc/gを超えて|−15|μc/g以下
×:|−3|μc/g未満または|−15|μc/gを超える
得られた付着量の結果から、次の基準により現像ローラ上のトナー付着量を評価した。
○:0.55mg/cm2以上
△:0.40mg/cm2以上0.55mg/cm2未満
×:0.40mg/cm2未満
現像ローラ上のトナーの帯電量が適正でなく、低い場合にはトナー飛散や地肌かぶりが、高い場合には画像濃度不足がそれぞれ生じ易くなる。
反射濃度計(グレタグマクベス社製、型式:RD−918)を用いて、べた画像部(50mm×50mm)の光学反射濃度を測定して印字画像濃度とし、次の基準により評価した。
○:1.35以上
△:1.35未満1.25以上
×:1.25未満
約230mmの長さに切断した透明テープ(メンデイングテープ、住友スリーエム株式会社製、幅18mm)を感光体上の非画像部に貼付し、その後白紙に貼付し、反射分光濃度計(エス・ディ・ジー株式会社製、型式:X−rite938)を用いて、貼付部の濃度を測定した。予め感光体上の非画像部に貼付しないで白紙にのみに貼付した透明テープの貼付部の濃度を測定しておき、上記の濃度との差を地肌カブリ値とし、次の基準により評価した。
○:0.01未満
△:0.01以上0.02未満
×:0.02以上
5000枚印字(連続実写)後について、A4紙(210.3mm×297.0mm)の全面にべた画像を印字し、目視により白筋の有無を確認した。また、現像ローラを取り外し、ブロアーでトナー層規制部材(ブレード)上のトナーを吹き飛ばし、その後光学顕微鏡によりトナー層規制ブレード上の融着の有無を確認し、次の基準により評価した。
○:画像およびブレード上の融着が目視にて確認されない
△:画像上の白筋は発生していないが目視にてのみ融着が確認される
×:画像上の白筋が発生する
上記の評価結果に基づいて、次の基準によりトナーを総合評価した。
○:全ての評価において○を満足するもの
×:全ての評価において○を満足しないもの
上記の初期および5000枚印字(連続実写)後の評価結果をそれぞれ表2および表3に示す。
(1)実施例1では、トナー層規制ブレード通過後にトナー層が規制され、現像ローラ上のトナーの帯電量は−8.0μc/g、トナー付着量は0.65mg/cm2であった。
また、現像では、ベタ部の画像濃度(印字画像濃度)1.40、地肌かぶり0.003の良好な画像が得られた。
(2)実施例1〜5では、トナーが現像でのストレスを受けた場合であっても、外添剤の添加量を多くした着色剤を含まないトナーを最適な比率で混合しているために、適度な流動性が維持され、トナー層形成と安定した帯電性が得られ、安定した画像濃度とかぶりの少ない良好な画質が得られるものと考えられる。また、実施例1〜5では、5000枚の実写後においても、安定した画像濃度と地肌カブリやトナー層規制ブレードへの融着による白筋画像の不具合もなく、良好な画質を維持することができた。
(4)比較例2では、初期画像が不足し、5000枚印字後のトナー層規制ブレードへの融着は発生しないものの、必要な画像濃度が得られなかった。これは、着色剤を含まないトナー外添剤添加量比が2.0倍であっても、その添加量が2.25〜4.5重量部と多いためと考えられる。
(6)比較例4では、初期画像が不足し、5000枚印字後のトナー層規制ブレードへの融着は発生しないものの、必要な画像濃度が得られなかった。これは、着色剤を含まないトナーの小径および中径シリカの外添剤添加量が2.7重量部と多く、トナー混合比率も20%と多いためと考えられる。
10 可視像形成部
10Y イエロー可視像形成ユニット
10M マゼンタ可視像形成ユニット
10C シアン可視像形成ユニット
10B ブラック可視像形成ユニット
11 感光体(像担持体)
12 帯電装置
13 露光装置(レーザ光照射手段)
14 現像装置
15 転写ローラ
16 クリーナユニット
17 除電装置
20 供給トレイ
30 記録紙搬送手段
31 駆動ローラ
32 アイドリングローラ
33 無端状の搬送ベルト
40 定着装置
41 加熱ローラ
42 加圧ローラ
51 クリーニングブレード
62 現像ギャップ
63 供給ローラ
64 ニップ部
65 プレート
66 ゴム層
67、68、 高圧DC電源
70、71、72 (トナー)撹拌ローラ
73 供給ホッパー
74 トナー
80 トナー規制ブレード
Claims (7)
- 少なくとも結着樹脂、着色剤、帯電制御剤および離型剤を含みかつ外添剤Aが添加された着色剤を含む外添トナー粒子Aと、少なくとも結着樹脂、帯電制御剤および離型剤を含みかつ外添剤Bが添加された着色剤を含まない外添トナー粒子Bとの混合体であり、前記外添トナー粒子Aと前記外添トナー粒子Bとの重量割合が95〜85:5〜15であり、前記外添剤Aの添加量が外添トナー粒子A100重量部に対して2.5〜3.75重量部であり、かつ前記外添剤Bの添加量が前記外添剤Aの添加量の1.5〜2.0倍であることを特徴とする非磁性一成分現像用トナー。
- 前記外添剤Aおよび前記外添剤Bが、シランカップリング剤で表面処理された酸化ケイ素とシランカップリング剤で表面処理された酸化チタンとの混合体である請求項1に記載の非磁性一成分現像用トナー。
- 前記酸化ケイ素が個数平均1次粒径5〜10nmの疎水性小径シリカと個数平均1次粒径40〜60nmの疎水性中径シリカとの混合体からなり、かつ前記酸化チタンが30〜50nmの疎水性アナターゼ型酸化チタンである請求項2に記載の非磁性一成分現像用トナー。
- 前記外添剤Aが外添トナー粒子A100重量部に対して2.0〜3.0重量部の前記酸化ケイ素および0.5〜0.75重量部の前記酸化チタンであり、かつ前記外添剤Bが外添トナー粒子B100重量部に対して4.0〜4.5重量部の前記酸化ケイ素および1.0〜1.125重量部の前記酸化チタンである請求項2または3に記載の非磁性一成分現像用トナー。
- 前記外添トナー粒子Aおよび外添トナー粒子Bが、7.0〜10.5μmの体積平均粒径(D50)を有し、かつ63〜73℃のガラス転移点(Tg)および119〜139℃の融点(Tm)を有する結着樹脂を含む請求項1〜4のいずれか1つに記載の非磁性一成分現像用トナー。
- 請求項1〜5のいずれか1つに記載の非磁性一成分現像用トナーを備え、かつ非接触DC現像方式であることを特徴とする現像装置。
- 請求項6の現像装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011033488A JP5591148B2 (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | 非磁性一成分現像用トナーおよびそれを備えた現像装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011033488A JP5591148B2 (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | 非磁性一成分現像用トナーおよびそれを備えた現像装置、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012173412A JP2012173412A (ja) | 2012-09-10 |
JP5591148B2 true JP5591148B2 (ja) | 2014-09-17 |
Family
ID=46976389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011033488A Active JP5591148B2 (ja) | 2011-02-18 | 2011-02-18 | 非磁性一成分現像用トナーおよびそれを備えた現像装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5591148B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6167869B2 (ja) * | 2013-11-15 | 2017-07-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成方法、及び、画像形成装置 |
JP6217481B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2017-10-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 |
JP6569290B2 (ja) * | 2015-05-12 | 2019-09-04 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法および画像形成装置 |
JP2017120323A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 |
JP6390635B2 (ja) * | 2016-01-27 | 2018-09-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 静電潜像現像用トナー |
JP2017142398A (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3314573B2 (ja) * | 1995-03-07 | 2002-08-12 | ミノルタ株式会社 | 非磁性一成分現像剤 |
JP3524386B2 (ja) * | 1997-06-13 | 2004-05-10 | キヤノン株式会社 | 電子写真装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ |
JP2002278140A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Brother Ind Ltd | 現像装置および画像形成装置 |
JP4189235B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2008-12-03 | 花王株式会社 | 非磁性一成分現像用トナー |
JP2006119413A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Aimekkusu:Kk | 非磁性一成分トナー |
JP2008083254A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Kyocera Chemical Corp | トナーおよび画像形成方法 |
JP4712832B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2011-06-29 | 株式会社沖データ | 現像剤、現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置 |
JP5289002B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2013-09-11 | 花王株式会社 | 非磁性トナー |
JP2010243554A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Seiko Epson Corp | 現像装置、画像形成装置および画像形成方法 |
JP4462383B2 (ja) * | 2009-06-02 | 2010-05-12 | セイコーエプソン株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法 |
-
2011
- 2011-02-18 JP JP2011033488A patent/JP5591148B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012173412A (ja) | 2012-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4205124B2 (ja) | 電子写真用現像剤および画像形成装置 | |
JP5022801B2 (ja) | トナーの製造方法、トナー、二成分現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP5591148B2 (ja) | 非磁性一成分現像用トナーおよびそれを備えた現像装置、画像形成装置 | |
JP4794852B2 (ja) | トナー、その製造方法、現像剤及び画像形成方法並びに画像形成装置 | |
JP2010107601A (ja) | トナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP4358261B2 (ja) | トナーおよびトナーの製造方法、2成分現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 | |
JP6932916B2 (ja) | 画像形成用キャリア、画像形成用現像剤、画像形成装置、画像形成方法およびプロセスカートリッジ | |
JP4439542B2 (ja) | トナーの製造方法 | |
JP3915336B2 (ja) | 非磁性1成分系トナー | |
WO2013137149A1 (ja) | 静電荷現像用トナー、補給用二成分現像剤、それを用いた画像形成方法および画像形成装置 | |
JP4054644B2 (ja) | 電子写真用非磁性一成分トナーおよび現像方法 | |
JP3716683B2 (ja) | 非磁性1成分系ブラックトナー及び画像形成方法 | |
JP5364660B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP4966813B2 (ja) | トナー、現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP2011141351A (ja) | 非磁性一成分現像用トナー | |
JP2008076574A (ja) | 電子写真用トナーおよび画像形成装置 | |
US8168363B2 (en) | Toner and producing method thereof, developer, two-component developer, developing device and image forming apparatus | |
JPH1020560A (ja) | 電子写真用トナー、その製造方法及びそれを用いる画像形成方法 | |
JP2003057864A (ja) | 一成分トナー及び画像形成方法 | |
WO2018168312A1 (en) | Toner, production method of toner, image forming method, image forming apparatus, and process cartridge | |
JP6529231B2 (ja) | カプセルトナーの製造方法 | |
JP3823725B2 (ja) | 電子写真用トナー、電子写真用現像剤、及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP2012247649A (ja) | トナーおよびトナーの製造方法 | |
JP5498774B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、現像剤、トナーセット、及び現像剤セット | |
JP4068806B2 (ja) | 静電潜像現像剤用トナー、静電潜像現像剤及び該静電潜像現像剤を用いた画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140612 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140701 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5591148 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |