JP5590537B1 - 蔓植物栽培装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の早い時期に緑のカーテン(日除け)として機能するような広い面積の蔓植物を栽培し、栽培後は所望の場所に容易に移動可能な蔓植物栽培装置を提供すること。
【解決手段】、蔓を巻き付ける蔓巻付ネット2と、蔓を巻き付ける蔓巻付剛性部材3と、蔓絡み防止シート部材4とを順次積層してなる蔓支持部5を有する蔓植物栽培装置1であって、蔓支持部5が形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能である蔓植物栽培装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、蔓植物栽培装置、並びにかかる栽培装置を用いた蔓植物栽培方法、日除け装置(緑のカーテン)及び建物の日除け方法に関する。
「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)は、建築物の環境性能で評価し格付けする手法である。地球温暖化、ヒートアイランド現象等の防止のため、新規建築物、既存建築物に対するCASBEE−HI(ヒートアイランド)の評価は、重要なまちづくりの基準となり、また評価が高い建築物の需要は今後高まると考えられる。
大型建築物が建ち並ぶ都心において少ない土量で大きく育ついわゆる緑のカーテンは、CASBEE−HIの評価高めるのに効率的な手法である。
このような緑のカーテンを形成する装置として、例えば、植物の上方向への生育を幇助する植物伸長路とこの植物伸長路間に張設され植物の展張繁茂を可能とする植物支持壁とを具え、前記植物伸長路には植生による柱状部を、また前記植物支持壁には植生による立壁を形成するようにした立壁状植栽装置であって、前記植物伸長路は植物を囲繞しその進行方向を上方に収束する誘導壁を具えてなり、前記植物支持壁は格子又はメッシュ状その他の多孔体で構成した立壁状植栽装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2010―35512号公報
しかしながら、従来の緑のカーテンは、設置する箇所に支柱を建て網を張るなどの大掛かりな作業が必要となる。さらに、緑のカーテンを形成するためには、その設置場所で種を蒔いたり苗を育てたりする必要がある一方で、緑のカーテンとして機能する程度に植物を育てるには、長期の期間が必要となることから、必ずしも希望する時期に緑のカーテンが形成されるとは限らなかった。特に近年は春が短くなり、5月中旬には30℃を超える真夏日も少なくなく、できるだけ早い時期に広い面積の緑のカーテンを育てることが望まれている。
本発明の課題は、所望の早い時期に緑のカーテン(日除け)として機能するような広い面積の蔓植物を栽培し、栽培後は所望の場所に容易に移動可能な蔓植物栽培装置、並びにかかる栽培装置を用いた蔓植物栽培方法、日除け装置及び建物の日除け方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討し、まず、冬の寒い間に温室等で蔓植物を大きく育て、所望の時期に設置場所に移動することで、早い時期に広い面積の縁のカーテンを形成するという着想を得た。しかしながら、この場合、大きく広がった緑のカーテンをどのように移動するかという問題に直面した。すなわち、温室で網を張って蔓植物を育てた場合、この広がったままの緑のカーテンでは移動が困難なこと、一方で網を畳んで移動しようとすると葉と茎が網に絡まり、移動後にきれいな緑のカーテンを展開することができないという問題に直面した。
本発明者らは、さらに検討した結果、温室等で蔓植物の栽培が可能であると共に、大きく育った蔓植物の葉や茎が絡まりを防止して容易に持ち運びができ、移動後にきれいな緑のカーテンを展開することができる蔓植物栽培装置を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、蔓巻付部材を備えた蔓支持部を有する蔓植物栽培装置であって、前記蔓支持部が、形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能であることを特徴とする蔓植物栽培装置に関する。
好ましくは、蔓支持部が、蔓絡み防止シート部材を備え、平面状及び渦巻筒状に変形可能である。
好ましくは、蔓巻付部材が状保持性を有している。
好ましくは、蔓巻付部材が、蔓侵入空間の大きな形状保持剛性を有する第1蔓巻付部材と、蔓侵入空間の小さな形状保持剛性を有しない第2蔓巻付部材と、を備えている。
好ましくは、蔓支持部が蔓案内部材を備えている。
好ましくは、蔓案内部材が中空管である。
好ましくは、蔓絡み防止シート部材が透明である。
好ましくは、蔓植物がパッションフルーツである。
また、本発明は、上記蔓植物栽培装置を用いて、蔓植物を栽培することを特徴とする蔓植物栽培方法に関する。
好ましくは、蔓支持部を筒状にして蔓植物を栽培する。
さらに、本発明は、上記蔓植物栽培装置を用いて蔓植物を栽培して得たことを特徴とする日除け装置に関する。
また、本発明は、上記蔓植物栽培装置を用いて蔓植物を屋内で栽培し、該栽培した蔓植物を具備する蔓植物栽培装置を前記屋内から移動して、所望の建物壁面に設置することを特徴とする建物の日除け方法に関する。
また、本発明は、形状保持剛性を有しない蔓巻付部材に蔓植物を成長させて形成した形状不保持日除け装置に取り付けて使用する移動補助具であって、形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能である装置支持部材を備えたことを特徴とする日除け装置移動補助具に関する。
本発明の蔓植物栽培装置及び蔓植物栽培方法によれば、所望の早い時期に緑のカーテンとして機能する広い面積の蔓植物を栽培し、栽培後は所望の場所に容易に移動することができる。すなわち、本発明の蔓植物栽培装置は、蔓植物が成長することにより日除け装置として用いることができ、この日除け装置は、葉や茎が絡まることなく容易に持ち運びができるため、所望の早い時期に所望の場所に、きれいな緑のカーテンを容易に展開することができる。
(A)は、本発明の一実施形態に係る蔓植物栽培装置の概略斜視図であり、(B)は該蔓植物栽培装置の蔓支持部の底面図である。 本発明の一実施形態に係る蔓植物栽培装置の蔓支持部の構成部材の説明図である。 本発明の一実施形態に係る日除け装置の概略図(渦巻筒状)である。 本発明の一実施形態に係る日除け装置の概略図(平面状)である。
本発明の蔓植物栽培装置としては、蔓巻付部材を備えた蔓支持部を有する蔓植物栽培装置であって、前記蔓支持部が形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能である装置であれば特に制限されるものではなく、蔓植物を成長させた後の蔓植物栽培装置は、本発明の日除け装置とすることができる。すわなち、本発明の日除け装置は、蔓植物栽培装置を用いて蔓植物を栽培して得たものであり、具体的には、成長した蔓植物と本発明の蔓植物栽培装置を備えたものである。本発明の日除け装置は、非常にコンパクトで移動可能であるので、例えばレンタル品として利用することができる。
本発明の蔓植物としては、一年草であっても、多年草であってもよく、一年草としては、例えばニガウリ、キュウリ、ヘチマ等を挙げることができ、多年草としては、パッションフルーツ、キウイ、フジ、ブドウ等を挙げることができる。見た目がよく、害虫や病気に強く、成長が早い等の点からパッションフルーツが好ましい。
本発明の蔓植物栽培装置における蔓支持部は、形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能である。ここで、形状保持剛性とは、蔓支持部を筒状にした状態で外周面を地面に接地したときに蔓支持部の上部と下部(接地部)とが接触しない程度に形状を保持できる特性を意味し、ネットのように潰れてその立体形状を保持できないものを除く趣旨である。これにより、移動時の葉や茎の絡まりを防止して、容易に平面状に展開することができ、きれいな緑のカーテンを形成することができる。本発明の蔓支持部は、蔓支持部を構成するいずれかの部材が形状保持剛性を付与する構成であってもよいし、複数の部材を組み合せることにより形状保持剛性を付与する構成であってもよい。
本発明の蔓支持部は、日除け装置として用いる場合に日除け部(緑のカーテン)を構成するものであり、平面状としたときの形状としては、例えば、円形、楕円形、多角形、動物の外形等を挙げることができる。動物の外形等とすることにより、よりデザイン性を向上させることができる。機能性を追求する場合には、四角形であることが好ましく、横長の形状が好ましい。具体的には、設置場所の構造にもよるが、幅1〜15m、高さ1〜5m程度であることが好ましく、幅3〜12m、高さ1〜3m程度であることがより好ましい。蔓植物が成長した後の移動を考慮すると、高さは2.5m以下であることが特に好ましい。
また、本発明の蔓支持部は筒状に変形可能であるが、ここでいう筒状とは、平面状態における両辺が接して形成される筒状の他、両辺の間に若干の隙間を有する横断面C形状のものや、重なりのある渦巻筒状を含み、その形状としては、円筒状、角筒状等が挙げられる。筒状にした場合の大きさとしては、幅(円筒の場合は直径)が0.5〜2.5m程度であることが好ましく、1〜2.5m程度であることがより好ましく、1〜2m程度であることがさらに好ましい。
本発明の蔓植物栽培装置は、形状保持剛性を有し、筒状に変形可能であるので、コンパクトで運びやすく、大きく育った蔓植物の葉や茎が絡み付くことなく、所望の場所で展開してきれいな緑のカーテンを形成することができる。なお、本発明の蔓植物栽培装置は、蔓支持部を広げた平面状で栽培することもできるが、蔓支持部を筒状にして蔓植物を栽培することが、このまま移動できることや、広げた平面状で栽培するのに比較して省スペースで蔓植物の栽培を行うことができることから好ましい。
本発明の蔓支持部は、蔓を巻き付ける蔓巻付部材を備えたものであるが、蔓巻付部材の他にシート部材等の他の部材を備えていてもよい。蔓巻付部材は、内部に蔓が進入する蔓侵入空間を有する部材であって、その空間部の形状は、例えば、円形、多角形等を挙げることができ、具体的に、蔓巻付部材としては、格子状の蔓巻付部材を例示することができる。
また、蔓巻付部材は、形状保持剛性を有する蔓巻付部材単独であってもよいが、蔓侵入空間の大きな形状保持剛性を有する第1蔓巻付部材と、該第1蔓巻付部材と比較して蔓侵入空間の小さな形状保持剛性を有しない第2蔓巻付部材とを具備してなる構造であってもよい。すなわち、比較的重量があり高コストの形状保持剛性部材の蔓侵入空間を大きくしてその部材使用量を低減させると共に、例えばネットのような軽量で低コストの蔓侵入空間の小さな部材を用いて蔓が巻付く部分を増大させることにより、軽量化及び低コスト化を実現することができる。
ここで、形状保持剛性を有する蔓巻付部材(又は第1巻付部材)としては、例えば、金属製、樹脂製のものを挙げることができ、具体的には、ポリエステルモノフィラメントを用いて網状に作製された蔓巻付部材を例示することができる。より具体的には、例えば、直径2〜3mm程度の東レ製ポリエステルモノフィラメントを用いて製造された格子状又は亀甲状の網を用いることができる。また、形状保持剛性を有しない第2蔓巻付部材としては、例えば、樹脂製のものを挙げることができ、具体的には、通常の緑のカーテン用に用いられるポリエチレンからなる網(ネット)を例示することができる。
本発明の蔓支持部は、蔓絡み防止シート部材を備え、平面状及び渦巻筒状に変形可能であることが好ましい。蔓絡み防止シート部材としては、例えば、樹脂製のものを挙げることができ、具体的には、ポリエステル板、ビニールシートを例示することができる。この蔓絡み防止シート部材は、光を透過させる透明のものが好ましい。蔓巻付部材が形状保持剛性を有していない場合には、この蔓絡み防止シート部材が形状保持剛性を付与する構成とすることができる。
蔓絡み防止シート部材を備えることにより、渦巻筒状として栽培しても、内外隣り合う蔓巻付部材が蔓絡み防止シート部材によって遮断され、内外隣り合う蔓巻付部材を蔓が連結することがなく、容易に筒状から平面状に展開することができる。また、渦巻筒状にして栽培することにより、よりコンパクトにできるため、温室等における栽培スペースの効率化や、その後の移動を容易に行うことが可能となる。さらに、渦巻筒状にすることにより渦巻内部の日当たりが悪くなるが、茎が柔らかくなって平面状に展開しやすくなると共に、茎の伸びが早くなって短期に成長させることができるという利点があり、本発明においては好ましい。なお、蔓植物が成長した後はこの蔓絡み防止シート部材は取り外して本発明の日除け装置とすることができる。
また、本発明の蔓支持部は蔓案内部材を備えていることが好ましい。蔓案内部材としては、例えば、棒状部材や中空管を挙げることができ、より確実に蔓を誘導できる点から、管内で蔓を誘導する中空管が好ましい。本発明の蔓案内部材は、筒状にして外周面を側面として立設した場合に、蔓支持部の下部に設けることが好ましく、これにより、蔓支持部の下部にも確実に蔓を巻き付けることができる。すなわち、蔓植物は上に向かって伸びていく性質があるため、下部は蔓が広がりにくいが、蔓案内部材を設けることによりこれを防止することができる。例えば、蔓案内部材として中空管を用いる場合、蔓の先端部分を挿入し、先端部分(例えば10〜15cm程度)が常時中空管内に残るようにしつつ、蔓の成長に合わせて中空管を徐々に引き抜いていくことにより、蔓支持部の下部に蔓を確実に誘導することができる。したがって、蔓植物の成長最終段階又は成長後は、蔓案内部材は蔓支持部から取り外されることになる。
上記のような蔓植物栽培装置を用いて蔓植物を温室、ビニールハウス等の屋内で栽培し、かかる栽培場所から、該栽培した蔓植物を具備する蔓植物栽培装置(日除け装置)を移動して、所望の建物壁面に設置することで建物の日除けを行うことができる。
本発明の日除け装置は、ビル等におけるいわゆるヒートアイランド現象の緩和対策としての従来の緑化と比べて以下に示す利点を有する。
(1)一般的な屋上緑化は、屋上に畑を作るために重量による構造上の問題や防水の問題など設備投資が高く、壁面緑化も植物を植えるプランターを固定するための壁面強化など大がかりな設備を伴い設備投資が高くなるが、本発明の日除け装置は、プランターの少ない土量のため軽量になり構造的な問題がなく、プランターからの排水をパイプ等で確保することで、大がかりな防水設備も必要がない。
(2)一般的な屋上緑化は、広い畑への潅水、雑草の問題、枯れた時の植え替えなどメンテナンス問題が多く、壁面緑化も、同様に、潅水や手入れ、枯れた時の植え替えなどメンテナンス問題が多い。特に、植物を植え付けてから根が張り安定成長するまでの期間は、強風や大雨、日照不足、日照りによる高温障害などの自然障害での枯れが多く、メンテナンスや植え直しが多い。これに対して、本発明の日除け装置は、頻繁にメンテナンスが必要で一番重要な期間である植物の根が張り安定成長するまでの期間は、屋内で管理することができるため、メンテナンスを効率よく行うことができる。すなわち、成長した蔓植物を移動して設置することで、設置後のメンテナンスが大幅に軽減される。
(3)施設に固定される屋上緑化や壁面緑化は、台風などの強風対策として取り付け固定の強化が必要になりコスト高になる。また、集中豪雨や大雨時に、屋上緑化は畑の土が流れ出すおそれがあり、壁面緑化も、プランターなどを壁面に数多く取り付けるため土が流れ出すおそれがある。これに対して、本発明の日除け装置は、容易に移動することができるので、大型台風が接近する場合等は、装置自体を避難させることができ、通常の固定も必要以上に強化する必要がない。
(4)屋上緑化及び壁面緑化は、その場で苗を植え付けするために、根が張り広い緑面が完成するまでに時間がかかることから、その対策として苗を増やすことなどを行なわれているが、その分コスト高になりメンテナンスや台風などへの対策が必要になる。また、植物が成長した時には苗が多すぎるために成長障害を起こす可能性が高まり枯れる心配もある。これに対して、本発明の日除け装置は、温室等で成長させて所望の場所に移動するので、従来の緑化のような心配はなく、初夏から広い緑化を実現することができる。
(5)いわゆるヒートアイランド現象の緩和対策としての屋上緑化、壁面緑化は、基本的に冬季には必要ないものであるが、その期間もメンテナンスなどの費用や手間が少なからず必要となる。また、植物が植えられてない壁面緑化のプランターは景観的によいものではない。これに対して、本発明の日除け装置は、必要のないときは撤去することができるので、必要な時期のみ設置して緑化を図ることができる。
また、本発明の日除け装置移動補助具は、形状保持剛性を有しない蔓巻付部材に蔓植物を成長させて形成した形状不保持日除け装置に取り付けて使用する移動補助具であって、形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能である装置支持部材を備えている。ここで、蔓植物とは、上記本発明の蔓植物栽培装置における蔓植物と同様の植物を意味する。
形状不保持日除け装置は、上記のように、形状保持剛性を有しない蔓巻付部材に蔓植物を成長させて(巻き付けて)形成したものであるが、蔓巻付部材以外の部材を備えていてもよい。形状保持剛性を有しない蔓巻付部材は、上記本発明の蔓植物栽培装置における第2蔓巻付部材と同様の部材であり、具体的に、通常の緑のカーテン用に用いられるポリエチレンからなる網(ネット)を例示することができる。
また、本発明の日除け装置移動補助具における装置支持部材は、上記本発明の蔓植物栽培装置における第1蔓巻付部材と、素材、形状、大きさ等の点において基本的に同様の部材であるが、蔓侵入空間のない板状部材であってもよい点において異なる。
本発明の日除け装置移動補助具は、さらにシート部材等の他の部材を備えていてもよい。例えば、蔓絡み防止シート部材、及び格子状支持部材を順次積層し、シート部材側を形状不保持日除け装置(蔓巻付部材)に取り付けて使用することができる。
このような本発明の日除け装置移動補助具を形状不保持日除け装置(蔓巻付部材)に取り付け、筒状に変形させて移動させることにより、ネットのような立体的な形状を保持できない蔓巻付部材を用いて蔓植物を成長させた形状不保持日除け装置であっても、蔓の絡み付きを防止して容易に移動することが可能となる。すなわち、温室等の屋内で、ネット等を広げて平面状で蔓植物を栽培した後、本発明の日除け装置移動補助具を取り付け、筒状にして移動することが可能となる。また、日除け装置の設置場所においては、日除け装置移動補助具を取り外し、軽量の日除け装置として使用することができる。さらに、本発明の日除け装置移動補助具を用いることにより、一旦設置した日除け装置を容易に移動することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明をより具体的に説明する。
図1及び2に示すように、本発明の一実施形態に係る蔓植物栽培装置1は、蔓巻付ネット2と、蔓巻付剛性部材3と、蔓絡み防止シート部材4とを順次積層してなる蔓支持部5を有しており、蔓巻付剛性部材3の形状保持剛性により、蔓支持部5が形状保持剛性を備えている。
まず、蔓支持部5の構成部材について具体的に説明する。
蔓巻付ネット2は、ポリエチレンからなる市販の格子状の網であって、格子空間2aの大きさは縦120mm、横120mm程度である。また、蔓巻付剛性部材3は、例えば、東レ製ポリエステルモノフィラメントを用いて製造された厚さ3mm程度の格子状網(粕谷製網株式会社製)であって、格子空間3aの大きさは縦400mm、横400mm程度である。蔓絡み防止シート部材4は、市販のビニールシートである。これら蔓巻付ネット2、蔓巻付剛性部材3及び蔓絡み防止シート部材4は、平面状に広げた状態で幅10m、高さ2m程度である。
また、蔓支持部5の下部には、蔓案内部材としての中空管6が設けられている。具体的には、渦巻筒状としたときに内側に入り込む渦巻部分を構成する部分、本実施形態においては蔓支持部5の半分程度に中空管6を設けている。具体的には、長さ方向(図2上、横方向)に移動可能なように中空管6を蔓巻付ネット2に固定する。
図1に示すように、これら順次積層された蔓巻付ネット2、蔓巻付剛性部材3及び蔓絡み防止シート部材4を、蔓絡み防止シート部材4を内側にして渦巻状にすることにより、蔓植物栽培装置の栽培時の状態とすることができる。本実施形態においては、幅方向1/2が外側筒、残りの1/2が内側筒となるように渦巻を構成し、筒の幅(直径)は、1.5m程度となる。
実際の栽培を行う際には、紐等の固定具を用いて蔓支持部の上端を温室の天井部等に固定する。この状態で、例えばプランター7で育てたパッションフルーツの苗8を蔓支持部5の下方に配置して、蔓を蔓支持部5に巻き付ける。図1に示すように、4本程度の蔓の場合、1本の蔓8aを外周面の斜め上方に向かって沿わせるようにし(図1上、右上方向)、もう1本の蔓8bを外周面の下部横方向に沿わせるようにし(図1上、右方向)、さらにもう1本の蔓8cを渦巻内部の斜め上方に向かって沿わせるようにし(図1上、左上方向)、最後の1本の蔓8dを中空管6の内部に侵入させる。
各蔓8a〜8dは、枝分かれしながら広がっていく。ここで、蔓は上方に伸びようとする性質があることから、自然の状態で育てると蔓支持部5の下部には蔓が伸びにくく、均一な緑のカーテンを形成することが困難である。蔓植物栽培装置1においては、蔓8bは、外周面に伸びるため、適宜手作業で蔓を蔓支持部5の下部に誘導することができるが、筒内部の渦巻部は手作業が困難なため、中空管6が蔓を蔓支持部5下部に誘導する。すなわち、蔓支持部5の下部に設けられた中空管6に侵入した蔓8dは、中空管6内で成長し、例えば30cm程度成長した段階で、中空管6の先端6aを15cm程度引っ張り、成長した蔓8dの一部を露出させる。これにより、露出部分は蔓支持部5(蔓巻付ネット2,蔓巻付剛性部材3)の下部に巻付くことになる。この動作を繰り返すことにより、渦巻部においても、蔓支持部5の下部に蔓を成長させることができる。
また、本実施形態のように、蔓支持部5を渦巻状として栽培する場合、通常であれば隣り合う内周側又は外周側の蔓支持部5まで蔓が伸びて、隣り合う蔓支持部5を連結して平面状に展開できなくなるおそれがあるが、蔓植物栽培装置1においては、蔓絡み防止シート4を備えているため、これを防止することができる。蔓植物栽培装置1は、このようにして蔓支持部5全体に均一に蔓植物を成長させることができる(図3参照)。
この蔓が成長した蔓植物栽培装置1は、日除け装置1’として利用することができるようになる。温室等で完成した日除け装置1’は、車両等で所望の設置場所に移動させる。日除け装置1’は渦巻状となって非常にコンパクトとなっているので車両での移動が容易となり、またエレベータを利用した屋上や階上への移動が容易かつ可能となる。また、蔓支持部5は形状保持剛性を有しているので、互いに蔓が絡み合うこともなく、容易に移動することができる。
所望の設置場所まで移動させると、蔓支持部5を展開して、緑のカーテンとして使用する(図4参照)。このとき、蔓絡み防止シート4は取り外して使用することが好ましい。
本発明の蔓植物栽培装置及び日除け装置は、非常にコンパクトで移動が容易なため、例えば冬季に温室で十分に蔓を成長させ、初夏に所望の場所に移動させて緑のカーテンとして使用することができ、例えば緑のカーテンのレンタル事業といった新規事業展開も可能となる。
1 蔓植物栽培装置
1’ 日除け装置
2 蔓巻付ネット((第2蔓巻付部材))
2a 格子空間(蔓侵入空間)
3 蔓巻付剛性部材(第1蔓巻付部材)
3a 格子空間(蔓侵入空間)
4 蔓絡み防止シート部材
5 蔓支持部
6 中空管(蔓絡み防止シート部材)
6a 先端
7 プランター
8 苗
8a 蔓
8b 蔓
8c 蔓
8d 蔓

Claims (12)

  1. 蔓巻付部材及び蔓絡み防止シート部材を備えた蔓支持部を有する蔓植物栽培装置であって、
    前記蔓支持部が、形状保持剛性を有し、平面状及び渦巻筒状に変形可能であることを特徴とする蔓植物栽培装置。
  2. 蔓巻付部材を備えた蔓支持部を有する蔓植物栽培装置であって、
    前記蔓巻付部材が、蔓侵入空間の大きな形状保持剛性を有する第1蔓巻付部材と、蔓侵入空間の小さな形状保持剛性を有しない第2蔓巻付部材とを備え、
    前記蔓支持部が、形状保持剛性を有し、平面状及び筒状に変形可能であることを特徴とする蔓植物栽培装置。
  3. 蔓巻付部材が形状保持剛性を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の蔓植物栽培装置。
  4. 蔓巻付部材が、蔓侵入空間の大きな形状保持剛性を有する第1蔓巻付部材と、蔓侵入空間の小さな形状保持剛性を有しない第2蔓巻付部材と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の蔓植物栽培装置。
  5. 蔓支持部が蔓案内部材を備えたことを特徴とする請求項〜4のいずれか記載の蔓植物栽培装置。
  6. 蔓案内部材が中空管であることを特徴とする請求項5記載の蔓植物栽培装置。
  7. 蔓絡み防止シート部材が透明であることを特徴とする請求項1又は4記載の蔓植物栽培装置。
  8. 蔓植物がパッションフルーツであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の蔓植物栽培装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の蔓植物栽培装置を用いて、蔓植物を栽培することを特徴とする蔓植物栽培方法。
  10. 蔓支持部を筒状にして蔓植物を栽培することを特徴とする請求項9記載の蔓植物栽培方法。
  11. 請求項1〜8のいずれか記載の蔓植物栽培装置を用いて蔓植物を栽培して得たことを特徴とする日除け装置。
  12. 請求項1〜8のいずれか記載の蔓植物栽培装置を用いて蔓植物を屋内で栽培し、該栽培した蔓植物を具備する蔓植物栽培装置を前記屋内から移動して、所望の建物壁面に設置することを特徴とする建物の日除け方法。
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