JP5589702B2 - アクチュエータ - Google Patents
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Description
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、誘電エラストマー層と導電ゴム層とが設けられた円筒状の可動部を備え、前記導電ゴム層に対する電圧印可を通じて前記誘電エラストマー層を伸長させることにより前記円筒状の可動部がその中心線方向に伸長するアクチュエータにおいて、前記円筒状の可動部の中心線方向に延びるとともに可撓性を有する操作部材を備え、前記円筒状の可動部は、その中心線方向の一端が基準端とされるとともに同基準端と逆側の端が可動端とされており、前記操作部材は、前記円筒状の可動部を貫通しており、且つ、前記可動部の可動端に対応する部分が同可動端に固定されるとともに、前記可動部の基準端側の部分が操作対象に対し接続可能となっていることを要旨とする。
上記構成によれば、アクチュエータは、円筒状の可動部の径方向についての変位を規制する規制部を備えているため、同可動部の導電ゴム層に対する電圧印可を行ったとき、可動部の径方向についての変位が規制される分、同可動部におけるその中心線方向に沿った伸長方向への変位を効率よく行うことができる。
上記構成によれば、導電ゴム層に対する電圧印可を行ったとき、円筒状の可動部が径方向について変位しようとすると、その変位が可動部の外周面に設けられたカバーによって規制される。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1(a)に示されるアクチュエータは、渦巻き状に巻かれて円筒状とされた可動部としてのシート体1をその中心線方向に伸縮させることで作動するものである。なお、図1において、(a)はアクチュエータの通常状態である円筒状のシート体1を縮めた状態を示し、(b)はアクチュエータのシート体1を上記通常状態から伸ばした状態を示している。
上記操作を行う場合、まず円筒状のシート体1における基準端1a側のアジャスタ12が固定された状態、言い換えれば上記シート体1の基準端1aが固定された状態とされる。
(1)アクチュエータを動作させて同アクチュエータの操作対象を引っ張り方向に操作する場合、その引っ張り方向への操作を行うときのみ導電ゴム層6a,6bに対する電圧印可が行われることになり、その状況以外では常に導電ゴム層6a,6bに対する電圧印可が解除された状態となる。このことから、アクチュエータの消費電力が低く抑えられるようになる。従って、アクチュエータの消費電力を低く抑えつつ、同アクチュエータの操作対象における引っ張り方向への操作を実現することができる。
次に、本発明の第2実施形態を図3に基づき説明する。
図3に示されるように、本実施形態のアクチュエータに関しては、円筒状のシート体1の伸長を同アクチュエータの操作対象の引っ張り操作に変換する部分の構造が第1実施形態のものと異なっている。以下、上記アクチュエータにおける第1実施形態のものと異なる部分について詳しく説明する。
(4)導電ゴム層6a,6bに対する電圧印可を行ったとき、円筒状のシート体1が径方向について変位しようとすると、その変位が同シート体1を貫通する棒21によって規制される。このようにシート体1の径方向についての変位が上記カバー11によって規制される分、導電ゴム層6a,6bに対する電圧印可を行ったときのシート体1におけるその中心線方向に沿った伸長方向への変位を効率よく行うことができる。
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第2実施形態において、ワイヤ24等を省略して棒21のみによりアクチュエータの操作対象を引っ張り操作するようにしてもよい。
Claims (4)
- 誘電エラストマー層と導電ゴム層とが設けられた円筒状の可動部を備え、前記導電ゴム層に対する電圧印可を通じて前記誘電エラストマー層を伸長させることにより前記円筒状の可動部がその中心線方向に伸長するアクチュエータにおいて、
前記円筒状の可動部の中心線方向に延びるとともに可撓性を有する操作部材を備え、
前記円筒状の可動部は、その中心線方向の一端が基準端とされるとともに同基準端と逆側の端が可動端とされており、
前記操作部材は、前記円筒状の可動部を貫通しており、且つ、前記可動部の可動端に対応する部分が同可動端に固定されるとともに、前記可動部の基準端側の部分が操作対象に対し接続可能となっている
ことを特徴とするアクチュエータ。 - 前記円筒状の可動部の径方向についての変位を規制する規制部を更に備える請求項1記載のアクチュエータ。
- 前記円筒状の可動部の外周面に設けられて前記規制部として機能するカバーを備える請求項2記載のアクチュエータ。
- 前記操作部材は、前記円筒状の可動部を貫通して前記規制部として機能する棒と、その棒における前記可動部の基準端側に接続された可撓性を有する部材とを備える請求項2記載のアクチュエータ。
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JP2010206825A JP5589702B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | アクチュエータ |
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Family
ID=46060583
Family Applications (1)
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JP2010206825A Active JP5589702B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | アクチュエータ |
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