JP5589611B2 - ナイフ式折り機 - Google Patents
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Description
他の装置にナイフ式折り機がある。同折り機は小型で経済性に優れ消費電力も少ないが、通常の折り加工品では添付物のない1枚シートか、もしくは同一サイズのシートを複数枚重ねて一体に揃え、その中央部に折りナイフを当て折り畳む加工装置である。ナイフ式折り機の特別な使用法として特許文献1に開示されている添付物のあるシート状基材の二ツ折り加工装置がある。この装置で使用出来る添付物はシート状基材と同質で、また外形寸法はシート状基材の約半分のサイズに限られる。
また、ガバーレン社のアタッチャー機により、しばしば二ツ折り加工が実施されているものだが、添付物が剛直度の高いプラスチックカードでありシート状基材(用紙)へ再剥離性の粘着剤を用いて1次固定したシートを二ツ折りする用途がある。このシート状基材を従来のナイフ式折り機で加工すると、折りナイフがカードに接触し破損等を引き起こす。これはカードの四辺の端部には仮固定のために再剥離性粘着剤が塗布されていないため、ナイフ式折り機の折リローラの外周面にシート状基材が沿ったとき、カードの剛直性によりシートからカードの先端が持ち上がり、降下してきた折りナイフと接触することで起きている。
2本の折りローラ1は、シート状基材3が折リナイフ2で折られた後、銜え込むように回転し、はっきりした折り目を付けて下方へ送り出す。
この添付物がプラスチックカードであるシート状基材を二ツ折り加工する時点を図4の斜視図に示す。プラスチックカードが添付されたシート状基材が、2本の折りローラ1の間に入る状態を示す。この後、プラスチックカード6の先端部がシート状基材より持ち上がり、降下してきた折りナイフ2に接触して添付物のプラスチックカード6やシート状基材を破損する。この状態の断面図を図5に示す。
について、圧搾空気の噴射による風圧力の作用により、
1)折りナイフと添付物の間に空間を作り出し、折りナイフの添付物に対する接触を防ぐことが可能となる。
2)さらに添付物の先端をシート状基材へ押し付ける作用が生まれ、これにより折りナイフと前記添付物との接触がさけられる。
3)さらにシート状基材が、平坦状態から二ツ折り状態に変わる段階(折り角度が付く段階)で圧搾空気により、折りローラのグリップがなくとも風圧力だけでも前進させられる。この作用により2本の折りローラ間の隙間は広目に設定することが出来、ナイフ式折り機の課題であった添付物によるローラ片利き搬送不良が解消出来る。
3は、上質紙で0.12mm厚のものを用いた。
シート状基材にある予定された折り線4にはミシン目が施してあるが、手などでは簡単には折れないし、大きな外力でも破断しない強度である。添付物6はプラスチックカードであり0.87mmの厚みを持つ、外縁部を除いた部分に再剥離性粘着剤7を用いて仮固定されている。図2にその平面図を示し、添付物6がプラスチックカードである時の断面X−X'を図3に示す。
折りナイフには圧搾空気噴射ノズル10が当接しているが、配管の1部には高圧用で伸縮自由な継ぎ手を複数個使用している。折りナイフ2が最下点に達すると最下点検知用ナイフ降下位置検知センサー(図示せず)により原点復帰検知が行われ、電磁弁11は閉じられ圧搾空気の噴射は停止する。この1連の動作は、コントローラ12により制御されている。この動作のタイミングチャートを図9に示す。横軸は時間を表し、縦にはナイフ位置及び電磁弁動作すなわち圧搾空気の噴射のタイミングを示す。
み、折りナイフ2により折り線4に沿って二ツ折りされる状態を断面方向から見た図を図7に示す。
圧搾空気が噴射されると風圧力により、プラスチックカード6の先端はシート状基材3に張り付くように作用する。図7においては、圧搾空気噴射ノズル10から噴射された圧搾空気の主な流れを矢印で示した。
医療分野の滅菌包装工程では、小さな装置で手早く2ツ折りしなければならない用途が多く、添付物とシート状基材には数多くの組み合わせで実施出来る。
2 折りナイフ
3 シート状基材
4 予定された折り線
5 ストッパー
6 添付物
7 再剥離性粘着剤
8 ナイフ降下位置検知センサー
9 圧搾空気噴射装置
10 圧搾空気噴射ノズル
11 電磁弁
12 コントローラ
Claims (2)
- シート状基材を、折りナイフにより二ツ折りに折り畳むナイフ式折り機において、
前記ナイフ式折り機は、2本の折りローラが平行して配され、前記シート状基材が前記折リナイフによって予定された折り線で折られた後、前記2本の折りローラが前記予定された折り線で折られたシート状基材を銜え込むように回転して下方へ送り出す機能をもち、さらに、前記折りナイフの一方の側面に沿って圧搾空気を噴射させる圧搾空気噴射装置を設けたナイフ式折り機であって、
前記シート状基材の二ツ折りに折り畳まれる面の一方には、前記シート状基材より剛直度の高い添付物が貼付されており、
前記圧搾空気を、前記折りナイフと前記添付物との間へ噴射するようにしたことを特徴とするナイフ式折り機。 - 前記圧搾空気は、前記添付物の先端へ噴射するようにしたことを特徴とする請求項1記載のナイフ式折り機。
Priority Applications (1)
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JP2010147309A JP5589611B2 (ja) | 2010-06-29 | 2010-06-29 | ナイフ式折り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010147309A JP5589611B2 (ja) | 2010-06-29 | 2010-06-29 | ナイフ式折り機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012012121A JP2012012121A (ja) | 2012-01-19 |
JP5589611B2 true JP5589611B2 (ja) | 2014-09-17 |
Family
ID=45599028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010147309A Active JP5589611B2 (ja) | 2010-06-29 | 2010-06-29 | ナイフ式折り機 |
Country Status (1)
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2010
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