JP5587715B2 - 基板取付構造 - Google Patents

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本発明は、基板ケースに基板を取り付ける基板取付構造に関する。
従来、基板ケースに基板を取り付ける構造としては、ネジ等の止具で固定して取り付ける構造とされていた。
しかしながら、近年においては、基板に実装される電子部品の小型化が進み、基板自体の小型化も望まれているが、ネジ等の止具で取り付ける構造とした場合には、止具の止着スペース及び作業スペースを確保する必要があり、改善が望まれていた。また、作業性の観点からも改善が望まれていた。
下記特許文献1では、プリント基板を被固定体に固定するプリント基板固定構造が提案されている。この固定構造では、被固定体にプリント基板の周縁部をスライド挿入する溝を設けた構造とし、この溝の一端に戻り防止部としての一対の爪を各々形成した構造としている。
特開平4−363098号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された固定構造では、被固定体の溝に対して基板を比較的に大きくスライドさせる必要があった。また、被固定体の溝の一端に設けられた一対の爪が挿入時に常時、プリント基板の表裏に摺るようにして接触し、挿入時における作業性の改善が望まれていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、基板ケースに基板を取り付ける際における作業性を向上し得る基板取付構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る基板取付構造は、一方向に向けて開口する凹所を有した基板ケースに基板を取り付ける基板取付構造であって、前記基板ケースの凹所の両内側部のそれぞれに、前記凹所の底面から浮かせるようにして引掛片部を設ける一方、前記基板の両外側部のそれぞれに、前記引掛片部のそれぞれを前記一方向に沿って受け入れ可能な切欠部を設けるとともに、これら切欠部に隣接させて前記引掛片部のそれぞれに係止される引掛突起を設け、前記基板ケースの各引掛片部と前記基板の各切欠部とを前記一方向に沿って重合させた状態で前記基板ケースの開口から前記基板を前記一方向に沿って前記凹所内に嵌め込み、当該基板をスライドさせることで、前記引掛片部のそれぞれに前記引掛突起のそれぞれを係止させて前記基板を取り付ける構造とされており、前記基板ケースの引掛片部と前記基板の引掛突起とは、それぞれの両側部にスライド方向に沿って複数箇所に設けられており、これら引掛片部と引掛突起とは、スライド方向先端側及びスライド方向末端側のうちの一方側の引掛突起が他方側の引掛突起よりも先に前記基板ケースの引掛片部に係止される構造とされていることを特徴とする。
本発明においては前記基板のスライド方向先端側の引掛突起がスライド方向末端側の引掛突起よりも先に前記基板ケースの引掛片部に係止される構造としてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る基板取付構造は、一方向に向けて開口する凹所を有した基板ケースに、発光素子が実装された基板を取り付ける基板取付構造であって、前記基板ケースの凹所の両内側部のそれぞれに、前記凹所の底面から浮かせるようにして引掛片部を設ける一方、前記基板の両外側部のそれぞれに、前記引掛片部のそれぞれを前記一方向に沿って受け入れ可能な切欠部を設けるとともに、これら切欠部に隣接させて前記引掛片部のそれぞれに係止される引掛突起を設け、前記基板ケースの各引掛片部と前記基板の各切欠部とを前記一方向に沿って重合させた状態で前記基板ケースの開口から前記基板を前記一方向に沿って前記凹所内に嵌め込み、当該基板をスライドさせることで、前記引掛片部のそれぞれに前記引掛突起のそれぞれを係止させて前記基板を取り付ける構造とされており、前記基板及び前記基板ケースに、前記基板がスライドされて前記基板ケースに取り付けられた際に互いに当接する当接部設けられており、前記基板ケースの凹所の両内側部のそれぞれに設けられた引掛片部隣接するスライド方向逆側の前記凹所の底面に一対の貫通孔を設け、これら一対の貫通孔に、前記発光素子に対向配置されるレンズ部を有した導光部材の両側部に前記基板ケースの凹所に向けて突出するように形成され、前記基板の引掛突起のスライド方向逆側への移動を防止する一対の係止突起を係止させる構造とされていることを特徴とする
発明においては、前記導光部材の一対の係止突起の基端部に、当該導光部材と前記基板に形成されたパターンとの接触を防止するように、前記基板の縁部に当接する突部をそれぞれに設けるようにしてもよい。
本発明に係る基板取付構造は、上述のような構成としたことで、基板ケースに基板を取り付ける際における作業性を向上させることができる。
(a)〜(d)は、いずれも本発明の一実施形態に係る基板取付構造の一例を模式的に示し、(a)は、概略分解側面図、(b)は、(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた概略縦断面図、(c)は、概略側面図、(d)は、(c)におけるX2−X2線矢視に対応させた概略縦断面図である。 (a)〜(d)は、いずれも同基板取付構造の組み付け工程を説明するための説明図であり、(a)、(c)は、それぞれ組み付け工程を示す概略側面図、(b)は、(a)におけるX3−X3線矢視に対応させた概略縦断面図、(d)は、(c)におけるX4−X4線矢視に対応させた概略縦断面図である。 (a)〜(c)は、いずれも本発明の他の実施形態に係る基板取付構造の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、(a)におけるZ部に対応させた一部破断概略拡大斜視図、(c)は、(b)に対応させた他方向から見た概略拡大斜視図である。 (a)は、図3(b)に対応させた概略拡大分解斜視図、(b)は、図3(c)に対応させた概略拡大分解斜視図、(c)は、概略側面図、(d)は、(c)におけるY−Y線矢視に対応させた概略横断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、図1に示す状態を基準として上下方向を説明し、また、図1(a)に示す右側を前側、左側を後側(背面側)、手前側を側方側として説明する。
また、図1(b)、(d)及び図2(b)、(d)では、伝熱シートを含む基板を背面側から見た一側面図として図示しており、また、図1(d)及び図2(b)、(d)では、基板に実装された電子部品等を二点鎖線で示している。また、図4(c)では、導光部材を二点鎖線で示している。
図1及び図2は、第1実施形態に係る基板取付構造の一例について説明するための概念的な説明図である。
本実施形態に係る基板取付構造1は、図1に示すように、一方向(側方)に向けて開口する凹所11を有した基板ケース10に基板(プリント基板)20を取り付ける構造とされている。本実施形態では、詳細については後述するが、基板ケース10の凹所11内に基板20を上記一方向に沿って嵌め込み、基板20を下方側に向けてスライドさせることで当該基板20を基板ケース10に取り付ける構造とされている(図2も参照)。
基板ケース10は、図1(a)、(b)に示すように、前後に対向するように形成された内側部12,12と、これら内側部12,12の下端を接続するように形成された下内側部15と、底部16とを有している。これら前後の内側部12,12、下内側部15及び底部16によって上記一方向(側方)及び上方に向けて開口する凹所11を区画している。
両内側部12,12には、凹所11の底面となる底部16から浮かせるようにして引掛片部13,14が設けられている。引掛片部13,14は、各内側部12,12から対向側(前後方向中心側)に向けて突出するように形成された突片状(リブ状)とされている。
これら両内側部12,12に設けられた引掛片部13,14は、本実施形態では、各内側部12,12において、基板20のスライド方向(上下方向)に間隔を空けて複数箇所(図例では、二箇所)に設けられている。図例では、各内側部12,12のそれぞれに下側引掛片部13及び上側引掛片部14を設けた例を示している。これら下側引掛片部13及び上側引掛片部14は、本実施形態では、各内側部12,12において対向するように上下のそれぞれが略同高さ位置に設けられている。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、これら引掛片部13,14のスライド方向逆側(受け入れ側、上側)で底部16側の縁部に面取り状の傾斜面13a,14aをそれぞれに設けている。
なお、基板ケース10は、基板20に実装される各種電子部品等からの伝熱性を向上させ、放熱性を向上させる観点等からアルミニウム等の金属系材料から形成されたものとしてもよい。
また、図1及び図2において符号12aは、基板ケース10の両内側部12,12のそれぞれに設けられたリブ(ガイドリブ)で、符号17,17は、基板ケース10の底部16に設けられた貫通孔である。これらリブ12a及び貫通孔17については後記する第2実施形態において説明する。また、本実施形態では、これらリブ12a及び貫通孔17を設けないようにしてもよい。
基板20は、基板ケース10の凹所11に対応させて略矩形状の薄平板状とされており、その前後の外側部のそれぞれには、複数の切欠部21,23と、基板ケース10の引掛片部13,14に係止される複数の引掛突起22,24とが設けられている。
切欠部21,23は、基板ケース10の両内側部12,12に設けられた引掛片部13,14を上記一方向(凹所11の側方開口方向)に沿って受け入れ可能なように形成されている。図例では、基板ケース10の両内側部12,12の下側引掛片部13,13を受け入れ可能なように形成された下側切欠部21,21と、基板ケース10の両内側部12,12の上側引掛片部14,14を受け入れ可能なように形成された上側切欠部23,23とからなる。
引掛突起22,24は、各切欠部21,23のスライド方向逆側(上側)に隣接して形成されており、各外側部から前後方向外方側に向けて突出するように形成された突片状(リブ状)とされている。
また、これら引掛突起22,24は、本実施形態では、基板ケース10の引掛片部13,14に対応させて、各外側部において、上下方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、二箇所)に設けられている。図例では、各外側部のそれぞれに基板ケース10の下側引掛片部13に係止される下側引掛突起22及び基板ケース10の上側引掛片部14に係止される上側引掛突起24を設けた例を示している。これら下側引掛突起22及び上側引掛突起24は、基板ケース10の引掛片部13,14と同様、各外側部において上下のそれぞれが略同高さ位置に設けられている。
本実施形態では、これら基板20の引掛突起22,24と、上記した基板ケース10の引掛片部13,14とは、スライド方向(上下方向)に沿って段階的に係止するように形成されている。また、本実施形態では、基板20のスライド方向先端側となる下側引掛突起22,22がスライド方向末端側となる上側引掛突起24,24よりも先に基板ケース10の引掛片部13,13に係止されるように形成されている。つまり、各引掛片部13,14の係止始端となるスライド方向逆側(上側)の縁部間の上下方向に沿う寸法よりも各引掛突起22,24の係止始端となるスライド方向先側(下側)の縁部間の上下方向に沿う寸法を大きく形成している。この寸法差は余りにも大きすぎればスライド量が大きくなる傾向があるので、数mm程度としてもよく、例えば、1〜3mm程度としてもよい。
基板20の両外側部に設けられた引掛突起22,24は、後記するように基板ケース10に取り付けられた状態では、図1(c)に示すように、各外方側端面が基板ケース10の各内側部12,12に近接乃至は当接して配置される。また、この状態では、基板20の下端部25が、基板ケース10の下内側部15に当接して下方側への移動が規制される。
なお、基板20は、基板ケース10と同様、放熱性を向上させる観点等からアルミニウム等の金属系材料から形成されたものとしてもよく、絶縁層等を積層した多層構造としてもよい。
また、図1及び図2において、符号23aは、基板ケース10の貫通孔17に対応させた切欠部であり、これについては後記する第2実施形態において説明する。また、本実施形態では、この切欠部23aを設けないようにしてもよい。
基板20の表面側(側方側)には、発光素子としてのLED(発光ダイオード)26やコネクター27などの電子部品が実装されている。図例では、上下方向に複数(図例では、4つ)のLED26を実装した例を示している。なお、LED26としては、図例のような発光素子(LED素子)を樹脂等で封止した砲弾型のものに限られず、他形状のものとしてもよく、表面実装型のものを採用するようにしてもよい。このような発光素子を実装した基板20を基板ケース10に取り付ける基板取付構造1は、照明装置(発光装置)の一部に適用することができる。
また、本実施形態では、基板20の裏面側(底部16側)に、伝熱(放熱)シート29を貼着している。この伝熱シート29としては、熱伝導性の良いシリコーンゲル等のゲルシートやシリコーンシート、その他の樹脂シートを採用するようにしてもよい。本実施形態では、少なくとも厚さ方向(上記一方向と同方向)に圧縮変形(弾性変形)し得る樹脂シートを採用している。このような伝熱シート29を基板20の裏面側に貼着することで、当該伝熱シート29が基板20の裏面と基板ケース10の底部16との間のスペーサーとして機能し、基板20と基板ケース10とを当該伝熱シート29を介して熱伝導的に密着させることができる。従って、基板20に実装された電子部品等の熱を効率的に基板ケース10側に伝熱させ、放熱させることができる。
なお、基板ケース10の各引掛片部13,14の底部16からの浮き寸法(上記一方向に沿う寸法)は、伝熱シート29が基板ケース10の底部16に弾接し得るように、基板20の厚さ寸法や伝熱シート29の厚さ寸法、圧縮変形量等を考慮して設定するようにしてもよい。
上記構成とされた基板20及び基板ケース10は、以下のようにして組み付けられ、基板ケース10に対して基板20が取り付けられる構造とされている。
まず、図1(a)、(b)に示すように、基板ケース10の各引掛片部13,14と、基板20の各切欠部21,23とを上記一方向に沿って重合させた状態で、基板ケース10の凹所11の開口から基板20を上記一方向に沿って凹所11内に嵌め込む(図2(a)も参照)。
そして、図2(a)、(b)に示すように、基板20の裏面側を基板ケース10の底部16に押し付け、伝熱シート29を押し潰すようにして圧縮させ、基板20を上記嵌め込み方向に略直交する下方側に向けてスライドさせる。
上記スライドによって、図2(c)、(d)に示すように、まず、基板20のスライド方向先端側の下側引掛突起22,22が基板ケース10の下側引掛片部13,13に係止される。この状態からさらに基板20を下方側に向けてスライドさせることで、図1(c)、(d)に示すように、基板20のスライド方向末端側の上側引掛突起24,24が基板ケース10の上側引掛片部14,14に係止される。また、基板20の下端部25が基板ケース10の下内側部15に当接し、基板20が基板ケース10に取り付けられる。
この状態では、基板20の前後方向への移動は、基板ケース10の凹所11の両内側部12,12によって規制される。
また、基板20の下方向への移動は、基板ケース10の下内側部15によって規制される。つまり、本実施形態では、基板ケース10の下内側部15及び基板20の下端部25が、基板20が基板ケース10に取り付けられた際に互いに当接する当接部としてそれぞれ機能する。なお、基板ケース10及び基板20の当接部としては、これに限られず、基板20の引掛突起のスライド方向先端面(下端面)を基板20の当接部とし、これに対応させた当接部を基板ケース10の内側部等に設けるようにしてもよい。
また、基板20の上記一方向への移動は、基板ケース10の引掛片部13,14によって規制される。
以上のように上記構成とされた本実施形態に係る基板取付構造1によれば、基板ケース10に基板20を取り付ける際における作業性を向上させることができる。
つまり、基板20を上記一方向に沿って基板ケース10の凹所11内に嵌め込み、当該基板20をスライドさせることで、基板ケース10の引掛片部13,14のそれぞれに基板20の引掛突起22,24のそれぞれを係止させて基板20を取り付ける構造としている。従って、ネジ等の止着作業が不要となり、小型化が図れるとともに、基板ケース10に対する基板20のスライド量を比較的に小さくでき、基板ケース10に基板20を取り付ける際における作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のように、基板20の裏面側に、表面側に実装されるLED26等の電子部品の放熱のための伝熱シート29を貼着しているような場合にも好適に採用することができる。つまり、このような伝熱シート29を設けた場合にスライド量が大きくなる構造を採用すれば、伝熱シート29の剥がれやよじれ等が生じることが考えられる。上記構成とされた本実施形態に係る基板取付構造1によれば、基板20のスライド量を比較的に小さくできるので、基板20の裏面側に貼着された伝熱シート29の剥がれやよじれ等を防止することができる。
また、このような圧縮変形する伝熱シート29を設けることで、その復元力により、当該伝熱シート29が基板ケース10の底部16に弾性的に接する。従って、この伝熱シート29が基板20の移動を防止する抜止部材としても機能し、これと基板ケース10との摩擦抵抗乃至は面圧によって基板20を基板ケース10に対して強固に取り付けることができる。
また、本実施形態では、基板ケース10及び基板20の両側部(両内側部、両外側部)のそれぞれにスライド方向に沿って複数箇所に引掛片部13,14及び引掛突起22,24を設けているので、基板20を基板ケース10に対してより強固に取り付けることができる。また、本実施形態では、これら引掛片部13,14と引掛突起22,24とがスライド方向に沿って段階的に係止する構造とされているので、例えば、これらが同時に係止するものと比べて、取り付け時における作業性を向上させることができる。特に、上記のように基板20の裏面側に伝熱シート29を設けた場合には、伝熱シート29を圧縮させながらスライドさせる必要があるが、このような段階的に係止する構造とすることで、比較的にスムーズに取り付けることができる。
さらに、本実施形態では、基板20のスライド方向先端側の下側引掛突起22をスライド方向末端側の上側引掛突起24よりも先に基板ケース10の引掛片部(下側引掛片部13)に係止させる構造としている。従って、逆側を先に係止させる構造とした場合よりもスライド方向先端側が浮くようなことを防止でき、より作業性を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、基板ケース10の各引掛片部13,14のそれぞれに、傾斜面13a,14aを設けているので、これらが基板20の引掛突起22,24の誘い(ガイド部)として機能し、より作業性を向上させることができる。なお、基板ケース10の引掛片部13,14にガイド部(傾斜面13a,14a)を設ける態様に代えて、または加えて、基板20の各引掛突起22,24のスライド方向先端側(下側)で表面側(反底部16側)の縁部に上記同様のガイド部を設けるようにしてもよい。
なお、本実施形態に係る基板取付構造1を適用して基板20を基板ケース10に取り付けた後、適宜の透光性乃至は透明のカバー部材によってカバーすることで、照明装置(発装置)とされるものとしてもよい。
また、本実施形態では、発光素子を実装した基板20を基板ケース10に取り付ける構造とした例を示しているが、発光素子に限られず、他の電子部品が実装されたものにも本実施形態に係る基板取付構造1の適用が可能である。
次に、本発明に係る他の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図3及び図4は、第2実施形態に係る基板取付構造の一例について説明するための概念的な説明図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る基板取付構造1Aは、基板20のスライド方向逆側への移動を防止する抜止部材をさらに設けている点が上記第1実施形態とは主に異なる。
本実施形態では、基板ケース10に設けた貫通孔17,17に、基板20の下側引掛突起22,22のスライド方向逆側への移動を防止する抜止部材36,36を係止させる構造としている。
基板ケース10の貫通孔17,17は、図4(c)に示すように、基板ケース10の下側引掛片部13,13に側面視(上記一方向に沿って見た状態)において隣接するスライド方向逆側の底部16に上記一方向に沿って貫通形成されている(図1(a)も参照)。
また、基板ケース10の貫通孔17,17に側面視において隣接するスライド方向逆側の両内側部12,12には、抜止部材36,36をガイドするガイド部としてのガイドリブ12a,12aがそれぞれに設けられている。これらガイドリブ12a,12aは、各内側部12,12から対向側(前後方向中心側)に向けて突出するように形成され、上記一方向に沿って設けられている。
基板20は、その下側引掛突起22,22のスライド方向逆側に、基板ケース10に設けられた貫通孔17、17に対応させた切欠部23a,23aを設けている。なお、この切欠部23a,23aは、上記した上側切欠部23,23として一連に形成するようにしてもよい。
抜止部材36,36は、本実施形態では、図4に示すように、光源としてのLED26に対向配置されるレンズ部34を有した導光部材30の両側部に基板ケース10の凹所11に向けて突出するように形成された一対の係止突起36,36とされている。
導光部材30は、図3(a)に示すように、本実施形態では、上記一方向に沿って長尺の導光板31を備え、その長手方向一端部に入光部としてのレンズ部34を設けた、いわゆるエッジライト方式の構造とされている。この導光部材30は、アクリル樹脂等の透光性乃至は透明の樹脂系材料から一体的に形成されている。
導光板31は、下面側に照射面(出射面)32を有し、上面側に導光面33を有した構造とされ、LED26から出射され、レンズ部34から入射された光を長手方向に沿って導光しながら照射面32から照射する構造とされている。図例では、レンズ部34から入射された光が下面側の照射面32から長手方向に略均一に照射されるように、導光板31の上面側の導光面33を、上記一端部から他端部に向かうに従い下方側に傾斜するように形成している。
なお、導光板31の上面側に、長手方向に沿って間隔を空けて前後方向に沿う複数の導光溝を設けるようにしてもよい。この場合、レンズ部34から入射された光が下面側の照射面32から長手方向に沿って略均一に照射されるように、導光板31の他端部に向かうに従い導光溝を設ける間隔(ピッチ)を小さくするようにしてもよい。
レンズ部34は、図3(b)及び図4(a)に示すように、導光板31の一端部から基板ケース10の凹所11に向けて突出するように形成されている。このレンズ部34は、図例では、基板20に設けられた上下に複数のLED26に対応させて縦断面形状が上下に長い略長円形状(略角丸長方形状)とされている。また、このレンズ部34の入射端面には、図4(b)、(d)に示すように、LED26を受け入れる凹部35が形成されている。このレンズ部34は、LED26から出射された光を集光(集束)乃至は拡散(発散)させ、導光板31に入射させる構造とされている。
また、このレンズ部34の凹所11側の端部には、前後の外側部に付設されるようにして、一対の係止突起36,36が設けられている。これら一対の係止突起36,36の突出方向先端には、図3(c)及び図4(d)に示すように、基板ケース10の貫通孔17,17の孔縁に係止する係止爪37,37がそれぞれに設けられている。
また、これら一対の係止突起36,36の突出方向基端部には、図4(b)、(d)に示すように、当該導光部材30と基板20に形成されたパターン(回路)28との接触を防止するように、基板20の前後の各縁部に当接する突部38,38がそれぞれに設けられている。
上記構成とされた導光部材30は、上記第1実施形態において説明したように組み付けられた基板20及び基板ケース10に対して、以下のようにして組み付けられ、取り付けられる。
図4(a)、(b)に示すように、導光部材30の一端部のレンズ部34を基板ケース10の凹所11に対向配置させ、上記一方向に沿って一対の係止突起36,36を、基板ケース10の一対の貫通孔17,17に挿入する。この際、本実施形態では、一対の係止突起36,36を基板ケース10の両内側部12,12に設けられたガイドリブ12a,12aに添わせるようにして挿入することができるので、スムーズに挿入することができる。
これら一対の係止突起36,36の弾性変形を伴いながら一対の貫通孔17,17に挿入し、これらの先端の係止爪37,37を各貫通孔17,17の孔縁に係止させ、当該導光部材30を組み付ける(図3(c)及び図4(d)参照)。この状態では、これら一対の係止突起36,36の各基端部に形成された突部38,38が基板20の前後の各縁部に当接する。また、この状態では、図4(c)に示すように、基板ケース10の各貫通孔17,17に挿入された一対の係止突起36,36が基板20の下側引掛突起22,22のスライド方向逆側の縁部に近接乃至は当接して配置される。
以上のように上記構成とされた本実施形態に係る基板取付構造1Aによれば、より強固に基板ケース10に対して基板20を取り付けることができる。
つまり、基板ケース10の一対の貫通孔17,17に係止された一対の係止突起36,36によって閂状の構造となり、基板20の下側引掛突起22,22のスライド方向逆側(上側)への移動が規制される。従って、より強固に基板20を基板ケース10に取り付けることができる。
また、本実施形態では、基板20のスライド方向逆側への移動を防止する抜止部材を、基板20のLED26に対向配置されるレンズ部34を有した導光部材30の両側部に設けた一対の係止突起36,36としている。従って、これら一対の係止突起36,36が基板20の抜止部材として機能するとともに、基板20に実装されたLED26とレンズ部34との位置決め部材としても機能する。この結果、導光部材30のレンズ部34の位置決めのために他の部材や止具等を用いる必要がなく、効率的に小型化を図ることができ、作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、これら一対の係止突起36,36の基端部に、当該導光部材30と基板20に形成されたパターン28との接触を防止するように、基板20の縁部に当接する突部38,38をそれぞれに設けている。従って、基板20に形成されたパターン28に導光部材30が接触することを防止することができる。
なお、本実施形態では、基板20のスライド方向逆側への移動を防止する抜止部材36,36を設けているので、基板20の裏面側に伝熱シート29を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、導光部材30の長手方向一端部に一対の係止突起36,36を設けた例を示しているが、長手方向他端部にもレンズ部34及び一対の係止突起36,36を設け、この他端部にも基板ケース10及び基板20を取り付けるようにしてもよい。
さらに、抜止部材を一体的に形成した導光部材としては、長尺の導光板を備えた構造とされたものに限られず、他の形状とされた導光部材としてもよい。
さらにまた、基板ケース10に取り付けられた基板20の移動を防止する態様としては、上記した例に限られない。上述のように基板20及び基板ケース10に、基板20がスライドされて基板ケース10に取り付けられた際に互いに当接する当接部を設けた構造としてもよい。そして、基板ケース10の引掛片部の少なくとも一つに隣接するスライド方向逆側の凹所11の底部16に貫通孔17を設け、この貫通孔17に、基板20のいずれかの引掛突起のスライド方向逆側への移動を防止する抜止部材36を係止させる構造としてもよい。この場合、導光部材30に一体的に形成された抜止部材とせずに別部材とされた抜止部材を採用するようにしてもよい。例えば、カバー部材等に一体的に上記のような抜止部材を形成するようにしてもよく、または別途、専用の抜止部材を設ける態様としてもよい。
さらには、強固な固定が不要な場合や上記各実施形態に係る基板取付構造1,1Aが適用される装置等の配設態様等によって基板20の移動が規制されるような場合には、このような抜止部材36や伝熱シート29を設けない態様としてもよい。例えば、上述のように基板20の両外側部と基板ケース10の両内側部とを当接させたり、基板20のスライド方向先端部と基板ケース10の凹所11の一内側面とを当接させたりする構造とすることでも配設態様等によっては、基板20の移動を防止することはできる。
また、上記各実施形態では、基板ケース10の小型化や基板20のスライド時の作業性を向上させる観点等から、基板ケース10の凹所11をスライド方向逆側の上方にも開口したものとした例を示しているが、上記一方向に沿ってのみ開口した凹所11としてもよい。この場合、基板ケース10の凹所11内において基板20をスライドできるように凹所11のスライド方向に沿う寸法を形成するようにすればよい。
さらに、上記各実施形態では、基板20のスライド方向先端側の下側引掛突起22がスライド方向末端側の上側引掛突起24よりも先に基板ケース10の引掛片部(下側引掛片部13)に係止される構造としているが、逆側が先に係止される構造としてもよい。さらには、これらが略同時に係止される構造としてもよい。
さらにまた、上記各実施形態では、基板ケース10の上下の引掛片部13,14及び基板20の上下の引掛突起22,24を、各側部において上下のそれぞれが略同高さ位置となるように形成した例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、これらを各側部において異なる高さ位置、つまり、千鳥状となるように形成するようにしてもよい。
さらには、上記各実施形態では、基板ケース10及び基板20の各側部のそれぞれに複数の引掛片部13,14並びに複数の切欠部21,23及び引掛突起22,24を設けた例を示しているが、これらの各側部に単一の引掛片部並びに切欠部及び引掛突起を対応させて設ける態様としてもよい。
また、上記において説明した上下や前後等の方向は便宜的に示したもので、上記各実施形態に係る基板取付構造1,1Aが用いられる装置等の配設態様によっては、これらの方向は限定されるものではない。
1,1A 基板取付構造
10 基板ケース
11 凹所
12 内側部
13 下側引掛片部(引掛片部)
14 上側引掛片部(引掛片部)
15 下内側部(当接部)
16 底部(底面)
17 貫通孔
20 基板
21 下側切欠部(切欠部)
22 下側引掛突起(引掛突起(スライド方向先端側の引掛突起))
23 上側切欠部(切欠部)
24 上側引掛突起(引掛突起(スライド方向末端側の引掛突起))
25 下端部(当接部)
26 LED(発光素子)
28 パターン
30 導光部材
34 レンズ部
36 係止突起(抜止部材)
38 突部

Claims (4)

  1. 一方向に向けて開口する凹所を有した基板ケースに基板を取り付ける基板取付構造であって、
    前記基板ケースの凹所の両内側部のそれぞれに、前記凹所の底面から浮かせるようにして引掛片部を設ける一方、前記基板の両外側部のそれぞれに、前記引掛片部のそれぞれを前記一方向に沿って受け入れ可能な切欠部を設けるとともに、これら切欠部に隣接させて前記引掛片部のそれぞれに係止される引掛突起を設け、
    前記基板ケースの各引掛片部と前記基板の各切欠部とを前記一方向に沿って重合させた状態で前記基板ケースの開口から前記基板を前記一方向に沿って前記凹所内に嵌め込み、当該基板をスライドさせることで、前記引掛片部のそれぞれに前記引掛突起のそれぞれを係止させて前記基板を取り付ける構造とされており、
    前記基板ケースの引掛片部と前記基板の引掛突起とは、それぞれの両側部にスライド方向に沿って複数箇所に設けられており、これら引掛片部と引掛突起とは、スライド方向先端側及びスライド方向末端側のうちの一方側の引掛突起が他方側の引掛突起よりも先に前記基板ケースの引掛片部に係止される構造とされていることを特徴とする基板取付構造。
  2. 請求項において、
    前記基板のスライド方向先端側の引掛突起がスライド方向末端側の引掛突起よりも先に前記基板ケースの引掛片部に係止される構造とされていることを特徴とする基板取付構造。
  3. 一方向に向けて開口する凹所を有した基板ケースに、発光素子が実装された基板を取り付ける基板取付構造であって、
    前記基板ケースの凹所の両内側部のそれぞれに、前記凹所の底面から浮かせるようにして引掛片部を設ける一方、前記基板の両外側部のそれぞれに、前記引掛片部のそれぞれを前記一方向に沿って受け入れ可能な切欠部を設けるとともに、これら切欠部に隣接させて前記引掛片部のそれぞれに係止される引掛突起を設け、
    前記基板ケースの各引掛片部と前記基板の各切欠部とを前記一方向に沿って重合させた状態で前記基板ケースの開口から前記基板を前記一方向に沿って前記凹所内に嵌め込み、当該基板をスライドさせることで、前記引掛片部のそれぞれに前記引掛突起のそれぞれを係止させて前記基板を取り付ける構造とされており、
    前記基板及び前記基板ケースには、前記基板がスライドされて前記基板ケースに取り付けられた際に互いに当接する当接部が設けられており、
    前記基板ケースの凹所の両内側部のそれぞれに設けられた引掛片部に隣接するスライド方向逆側の前記凹所の底面に一対の貫通孔を設け、これら一対の貫通孔に、前記発光素子に対向配置されるレンズ部を有した導光部材の両側部に前記基板ケースの凹所に向けて突出するように形成され、前記基板の引掛突起のスライド方向逆側への移動を防止する一対の係止突起を係止させる構造とされていることを特徴とする基板取付構造。
  4. 請求項において、
    前記導光部材の一対の係止突起の基端部には、当該導光部材と前記基板に形成されたパターンとの接触を防止するように、前記基板の縁部に当接する突部がそれぞれに設けられていることを特徴とする基板取付構造。
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