JP2011003282A - バックライト装置 - Google Patents

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尚 山添
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Abstract

【課題】 導光部材が位置決めされ、且つ、発光素子を搭載した配線部材が損傷する虞がないバックライト装置を提供する。
【解決手段】 発光素子12は、照明光を発する。配線部材18は、発光素子12を実装する。導光部材13は、照明光が入射する側端面13aと、照明光が出射する出光面13dとを有する。ケース体14は、発光素子12と配線部材18と導光部材13とを収容する。ケース体14は金属材料からなり、底壁部14a及び側壁部14bを有する。導光部材13を位置決めする突起部14cをケース体14に形成する。突起部14cに当接する当接部13eを導光部材13に設ける。突起部14cは、ケース体14の前記側壁部14bに形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子及び導光部材を備え、液晶表示パネル等の表示素子を照明するバックライト装置に関するものである。
従来より、バックライト装置が種々提案され、例えば特許文献1,特許文献2,特許文献3,特許文献4に開示されている。バックライト装置1は、導光部材2の側端面2aに対向するように発光素子3を配設し、この発光素子3が発した照明光を導光部材2の出光面2bから出射させ、不図示の液晶表示パネルを透過照明するものである(図5参照)。導光部材2の出光面2bには、照明光を散乱させる光拡散板4等が配設されている。導光部材2及び発光素子3は、底壁部5a及び側壁部5bを有するケース体5に収容されている。発光素子3は配線部材6に接続されており、発光素子3が搭載された配線部材6は、ケース体5に収容され、側壁部5bの近傍に配置される。
導光部材2には側端面2aから突出した当接部2cが形成されており、この当接部2cを配線部材6に当接させることにより、導光部材2を位置決めしている(図6参照)。つまり、導光部材2の側端面2aと発光素子3との距離が所定間隔Wよりも大きくなると、側端面2aから入射する照明光の入射効率が低下するため、導光部材2の側端面2aと発光素子3とが所定間隔Wを有するように、当接部2cにて導光部材2を位置決めしている。
特開2000−112387号公報 特開2005−284054号公報 特開2006−310119号公報 特開2008−298905号公報
しかしながら、導光部材2の当接部2cと配線部材6とが接触しているため、振動により配線部材6が擦れて損傷する虞があった。そこで、前記特許文献4に開示されたバックライト装置は、導光部材2の当接部2cと配線部材6と間にクッション材を設け、導光部材2の当接部2cと配線部材6とが接触することを防止していた。しかし、クッション材を設けることによって部品数が多くなり、バックライト装置の製造時における組付け作業が煩雑になるため、クッション材を設けることが必ずしも最良な構成とは言えない。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、導光部材が位置決めされ、且つ、発光素子を搭載した配線部材が損傷する虞がないバックライト装置を提供するものである。
本発明は、前記課題を解決するため、照明光を発する発光素子12と、前記発光素子12を実装する配線部材18と、前記照明光が入射する側端面13aと前記照明光が出射する出光面13dとを有する導光部材13と、前記発光素子12と前記配線部材18と前記導光部材13とを収容するケース体14と、を備えたバックライト装置11であって、前記導光部材13を位置決めする突起部14cを前記ケース体14に形成すると共に、前記突起部14cに当接する当接部13eを前記導光部材13に設けたものである。
また、本発明は、前記ケース体14は金属材料からなり、底壁部14a及び側壁部14bを有するものである。
また、本発明は、前記突起部14cは、前記ケース体14の前記側壁部14bに形成されているものである。
また、本発明は、前記配線部材18は、前記側壁部14bに沿うように配置されているものである。
導光部材の当接部と配線部材とが接触することがないため、配線部材が損傷する虞がなく、且つ、ケース体に形成された突起部によって導光部材を位置決めすることができる。
本発明の実施形態を示す断面図。 同上実施形態を示す断面図。 同上実施形態を示す正面図。 他の実施形態を示す断面図。 従来例を示す断面図。 同上従来例を示す正面図。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。バックライト装置11は、主に、発光素子12,導光部材13,ケース体14,フレーム15,ヒートシンク16から構成されている。なお、図面が煩雑なることを防止するため、図3において、フレーム15は図示しない。
発光素子12は発光ダイオード(LED)からなるものであり、この発光素子12は配線部材18に搭載されている。発光素子12は白色発光するものであり、照明光を導光部材13の側端面13aに向けて照射する。導光部材13は、ポリカーボネート(PC)またはアクリル(PMMA)等の透光性樹脂からなるものであり、平板形状になっている。導光部材13には、後述する突起部に当接する当接部13eが設けられている。
導光部材13の裏面13b及び側端面13cには、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる基材に反射層を形成してなる反射板19が配設されている。発光素子12が発した照明光は、導光部材13の側端面13aから入射し、導光部材13の内部で反射を繰り返した後、出光面13dから出射する。導光部材13の出光面13dには、レンズシート21及び光拡散板22が配設されている。
ケース体14はアルミニウム(Al)等の熱伝導性が高い金属材料からなるものであり、このケース体14は底壁部14a及び側壁部14bを有している。ケース体14は、プレス加工にて形成されるものであり、底壁部14a及び側壁部14bは一体形成されている。また、ケース体14の側壁部14bには、プレス加工にて突起部14cが形成されている。ケース体14の突起部14cは、導光部材13の当接部13eが当接するものであり、導光部材13を位置決めする。配線部材18は、可撓性配線板(FPC)からなるものであり、発光素子12が搭載された配線部材18は、ケース体14の側壁14bに沿うように配置されている。ケース体14の突起部14cは配線部材18を貫通しており、配線部材18は突起部14cで位置決めされている。
ケース体14の底壁部14aの後面には、熱伝導シート24を介して、ヒートシンク16が配設されている。ヒートシンク16は、アルミニウム(Al)からなるものであり、複数の放熱フィン16aを有している。ヒートシンク16の前面16bは、ケース体14の底壁部14aに対向する平面になっている。発光素子12が発した熱は、ケース体14及び熱伝導シート24を介してヒートシンク16に伝導し、放熱フィン16aから放熱される。
本実施形態によれば、ケース体14の側壁部14bに形成された突起部14cにより、導光部材13を位置決めすることができ、且つ、導光体13の当接部13eは配線部材18に接触することがないため、配線部材18が損傷する虞がない。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能であり、例えば、図4に示す他の実施形態のように、導光部材13の当接部13eをケース体14から露出させても良く、同様な効果を得ることができる。また、本実施形態の配線部材18は可撓性配線板からなるものであったが、例えば、硬質配線板であっても良い。
11 バックライト装置
12 発光素子
13 導光部材
13a 側端面
13d 出光面
13e 当接部
14 ケース体
14a 底壁部
14b 側壁部
14c 突起部

Claims (4)

  1. 照明光を発する発光素子と、前記発光素子を実装する配線部材と、前記照明光が入射する側端面と前記照明光が出射する出光面とを有する導光部材と、前記発光素子と前記配線部材と前記導光部材とを収容するケース体と、を備えたバックライト装置であって、
    前記導光部材を位置決めする突起部を前記ケース体に形成すると共に、前記突起部に当接する当接部を前記導光部材に設けたことを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記ケース体は金属材料からなり、底壁部及び側壁部を有することを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記突起部は、前記ケース体の前記側壁部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバックライト装置。
  4. 前記配線部材は、前記側壁部に沿うように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のバックライト装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105546403A (zh) * 2014-10-23 2016-05-04 美蓓亚株式会社 面状照明装置、液晶显示装置以及其组装方法
JP2017098271A (ja) * 2017-02-15 2017-06-01 ミネベアミツミ株式会社 面状照明装置、液晶表示装置及びその組立方法
JP2017212226A (ja) * 2017-08-29 2017-11-30 ミネベアミツミ株式会社 面状照明装置、液晶表示装置及びその組立方法

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