JP5587092B2 - 油塗布材の保持具 - Google Patents
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Description
そういった時、従来は一般的に油引きを使用したり、キッチンペーパーを折りたたんで油引きの代用にすることが多いのが現状である。
また、開口部が上を向いた状態で安定して維持することを可能とする安定部を設けていることにより、仮置き時に自立するので、受け皿も必要なくコンパクトで場所を取らない。(請求項1)
本発明品の第1の実施形態は、図1に示すように弾性を有した素材からなる有底筒状に形成された本体Aの底部に、仮置き時に開口部1が上を向いた状態で安定して維持することを可能とする安定部2を設けて構成されている。
また、図1(d)で示すように、筒状本体Aの外部に滑り止め3の凸凹を設けても構わない。
また、有底筒状の本体Aの素材は弾性を有しているものであるので、エラストマーが良いが、加熱調理時に用いるものであるので、熱可塑性の素材よりも耐熱性や断熱性に優れるゴム素材の方が好ましく、中でもシリコンゴムが理想的である。
例えば、図1(a)や図1(b)のように、単に筒状本体Aの底部を偏平に形成したものでも良いし、図1(c)のように底部に厚みを持たせ、本体より幅広く形成して安定感が増す形状でも良い。また、図1(d)のように、弾性を有した本体よりも硬く安定感の良いプラスチックや金属や硬質ゴムなどを取り付けて安定部2としても構わない。
また、図2(a)と(d)で示すように、底部を球形に形成し、重り4を内蔵することによって起き上がりこぼし状にしても良い。起き上がりこぼし状にすれば、忙しい調理作業中の仮置きの時に、注意深く置かなくても、開口部1が上を向く状態で勝手にバランスを取るので、倒れてしまうことがなく、調理台や油塗布材5を汚さず、便利である。
以上のように、安定部2は、置いた時に開口部1が上を向いた状態を安定して維持出来るなら、どのような形を取っても構わない。
キッチンペーパー5の1枚の大きさは、メーカーなどによって若干異なるが、だいたいは22〜23cm角のほぼ正方形が多く、4回折ると、5.5cm前後のほぼ正方形になる。これを端から丸めて円柱状にして本体Aにセットする。本発明品にセットした時、キッチンペーパー5が開口部より2.5cm前後外に出ているとこすり付けたりして使いやすいので、本発明品は3〜3.5cm前後の高さが望ましい。また、筒の幅は、3cm前後にすれば1〜2枚のキッチンペーパー5を収容するのに適当である。
このサイズに合わないキッチンペーパー5などの油塗布材で有っても、油塗布材の枚数を増やしたり、カットしたり、折り方を工夫すれば使用することが可能である。
まず、フライパンなどの加熱調理器具7の底板に油を垂らしたら、本発明品から出ているキッチンペーパー5を加熱調理器具7の底板に当て、図4(a)で示すように余分な油を吸い取らせながら万遍なく塗り広げたら、開口部1、すなわち油が染み込んだキッチンペーパー5が上を向くように、本発明品を調理台などに仮置きする。この仮置きしている間にキッチンペーパー5に染み込んだ油はキッチンペーパーの先端から下に向かって降りて行くので、前述の特許文献2特開2010-115461 油ひき に比べ、外に油ダレする可能性は少ない。
再度、油を塗りたい時、本発明品を持ち、キッチンペーパー5を加熱調理器具7の底板に押し当てて、染み込んでいる油を万遍なく塗り広げる。あまり底板に油が付かないようなら、本体Aは弾性を有しているので、図4(b)で示すように絞りながら、底板に押し当てて、油分を効率よく塗布することが出来る。それでも油分が足りない場合は、加熱調理器具7の底板に油を適度に追加し、また余分な油を吸い取らせながら塗り広げる。この作業を繰り返す。
また、本発明品は構造が単純なので、手軽に洗浄出来て、特許文献1特許第3555190号 油引き棒 に比べ、洗剤や水分が本体の複雑な隙間などに残ってしまう可能性も低い。
また、特許文献2 特開2010-115461 油ひきに比べ、繰り返し使用できるので経済的である。
また、収納の時にも場所を取らずコンパクトである。
また、この舌片9に滑り止め3の凸凹を設けても良い。
図6(b)は、舌片9を4枚設けたものを利用してキッチンペーパー5の先端付近の油分を絞っている図である。指を汚さずに効率良く油塗布材の油分を塗布することが出来て非常に便利である。
安定部2が平面状のものに磁石10を取り付けたものは、収納の際に、冷蔵庫や電子レンジの側面などに付けておく事も出来る。
キッチンペーパー5のサイズに合わせて本発明品を形成している場合、そのサイズに合わせた専用の油塗布材11を作れば、利用者は、その時の状況に応じて、身近で安価なキッチンペーパー5を使用したり、油を引く頻度の多い調理時には、機能性の高い専用の油塗布材11を使用したりして、選択する事が可能になり便利である。また、本発明品の利用者が継続的に専用油塗布材11を購入すれば、売り手のランニングプロフィットも見込める。
また、本発明品の形状に、デザイン性を持たせても楽しい。例えば、図9は重り4を内蔵した安定部2と複数の舌片9を設けた本発明品を、タコの形に見立てたものである。図9(a)は、油塗布材をセットした図であり、図9(b)は、本体Aに力を加え、油分を絞っている図であり、図9(c)は、仮置き時の図である。絞ったりこすり付けたりした時にタコの表情が変わったり、逆立ちしたりして、ユーモラスなので作業が楽しくなる。
1 開口部
2 安定部
3 滑り止め
4 重り
5 キッチンペーパー
6 手
7 加熱調理器具
8 油
9 舌片
10 磁石
11 専用の油塗布材
Claims (4)
- 加熱調理器具の底板に油を引くために用いられる油塗布材の保持具であっ
て、弾性を有した素材からなる有底筒状に形成された本体の底部に、仮置き時に開口部が上を向いた状態で安定して維持することを可能とする安定部を設け、前記筒状体内に油塗布材を収容可能としたことを特徴とする、油塗布材の保持具。
- 開口部の縁に、指を上から添えて塗布材の先端付近の油分をこすり付けるための舌片を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の油塗布材の保持具。
- 底部の安定部に磁石を取り付けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の油塗布材の保持具。
- 保持具のサイズに合わせて形成した、油含みの良い専用の油塗布材を備えた事を特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の油塗布材の保持具。
Priority Applications (1)
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JP2010176032A JP5587092B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | 油塗布材の保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010176032A JP5587092B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | 油塗布材の保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012034763A JP2012034763A (ja) | 2012-02-23 |
JP5587092B2 true JP5587092B2 (ja) | 2014-09-10 |
Family
ID=45847460
Family Applications (1)
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JP2010176032A Expired - Fee Related JP5587092B2 (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | 油塗布材の保持具 |
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