JP5587091B2 - 2ストロークガス機関 - Google Patents

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Description

本発明は、液化天然ガス(LNG)を主燃料とする2ストロークガス機関に関する。
従来の液化天然ガスを主燃料とするユニフロー式の2ストロークガス機関を、図4、図5に基づいて説明する。図4は、従来例に係る2ストロークガス機関における掃気行程時の概略構成図、図5は、同、ガス燃焼(爆発)時の概略構成図である。
2ストロークガス機関は、筒状のライナ1、そのライナ1の外周の段部を上部壁2a中央の開口部に係合して保持する外衣2、外衣2の図において右側に開口する開口部2bに装着される掃気溜3、ライナ1の上面に装着される中空状のシリンダ蓋4を備える。さらに、2ストロークガス機関は、シリンダ蓋4の中央の開口部に上方から装着される排気弁筐5を備える。
ライナ1の中空部(内周)には円柱状のピストン6が上下移動可能に嵌合される。ピストン6は、下方に延びるピストン棒7が外衣2の下方内側に設けた鍔部2cの中央に装着されるスタッフィングボックス8に保持されることで、ライナ1及び外衣2に保持される。外衣2の開口部2bに連なる中空部2dに臨んで、ライナ1の側壁には複数の掃気ポート1aが形成される。掃気ポート1aは、図4に示すように、ピストン6が下死点にある状態で、外衣2の中空部2dからライナ1の内部に空気を取り入れるようになっている。
シリンダ蓋4には、その下部に形成される燃焼室10に向けて、ガス噴射弁11とパイロット噴射弁12が斜めに対向設置される。排気弁筐5には、燃焼室10に開口する底部から斜め上方に向かう排気通路5aが形成される。また、排気弁筐5には、下端部に排気弁13を有する排気弁棒14が上下動自在に軸支される。排気弁13は、燃焼室10と排気通路5aを開閉する。排気弁棒14は、排気弁駆動部15によって上下し、排気弁13により燃焼室10と排気通路5aを開閉する。
図5に示すように、ガス噴射弁11は、LNGタンク16と、高圧ポンプ17、蒸発器18、圧力調整弁19を介して接続される。高圧ポンプ17は、電動機20によって駆動される。また、パイロット噴射弁12は、燃料噴射ポンプ21に接続される。
次に、このような構成の2ストロークガス機関の動作を説明する。
図4に示す掃気行程時にピストン6が下死点にある状態で、掃気溜3より供給された空気が外衣2の中空部2dからライナ1の内部に取り入れられる。また、同時に排気弁13が開状態となっている間に燃焼室10に残留している燃焼ガスが排気弁筐5の排気通路5aから外部に排気される。その後、ピストン6は、ライナ1内を上昇し(燃焼室10に向かって移動し)、排気弁13が閉状態になるとライナ1内に流入した空気は圧縮されていく。
図5は、ピストン6が上死点まで到達し、空気が最大に圧縮された状態を示す。この状態でLNGタンク16から供給されるLNGを、電動機20によって駆動される高圧ポンプ17を用いて加圧し、蒸発器18によりガス化した後、圧力調整弁19により圧力を調整しつつガス噴射弁11から燃焼室10に向けて噴射する。
同時に、図示しない液体燃料タンクから供給される液体燃料を、燃料噴射ポンプ21によりパイロット噴射弁12に供給し、パイロット噴射弁12から燃焼室10に向けて噴射する。液体燃料は燃焼室10内で自発火し、この火炎により燃焼室10に噴射された高圧のLNGガスは着火(爆発)する。この爆発力(圧力)により、ピストン6はライナ1内を高速で下降する(下死点に向かって移動する)。そして、図4に示す状態になる。
尚、上記した2ストロークガス機関に関連した技術としては、特許文献1、2、3に記載の技術がある。
特開平5−332200号公報 特開平8−291769号公報 特表2000−508400号公報
上述したように、LNGを燃料として用いる従来の2ストロークガス機関においては、燃焼室の圧縮空気にLNGガスを直接噴射して燃焼させていた。この場合、圧縮空気圧力以上にLNGガスを加圧する必要がある。通常、LNGガスは250bar程度に加圧され、燃焼形態は拡散燃焼となる。
ところで、LNGガスを高圧に加圧するためには大容量の高圧ポンプが必要となり、コスト高となる。また、蒸発器も高圧に耐えうる高コストのものを採用せざるを得ない。さらに、高圧ポンプから2ストロークガス機関までの高圧のガス配管が必要で、これもコストを引き上げる要因となる。また、大容量の高圧ポンプは、その駆動電力も大きくなりランニングコストも上昇する。
また、高圧のガス配管を行う場合、振動の大きな往復動内燃機関においては、設計、製作が困難なものとなる欠点がある。さらに、高圧であるが故にガス漏れの可能性が増すという問題もある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、低コストで信頼性の高い2ストロークガス機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、液化天然ガスを主燃料とする2ストロークガス機関において、ピストンが往復動するシリンダと、前記シリンダに形成される空気導入口に空気を供給する空気供給容器と、前記シリンダ上部の燃焼室と、前記空気導入口より上部の前記シリンダに装着されて前記液化天然ガスを噴射するガス噴射弁と、前記燃焼室内で前記液化天然ガスと前記空気の混合気体に着火する液体燃料を噴射するパイロット噴射弁とを備え、
前記空気供給容器から供給される前記空気を前記ピストンで圧縮する掃気行程中に、前記ガス噴射弁から前記液化天然ガスを噴射し、
前記掃気行程中に生じる前記空気の旋回流に対して逆方向に、前記ガス噴射弁から前記液化天然ガスを噴射することを特徴とする2ストロークガス機関に係るものである。
また本発明は、上記において、前記ガス噴射弁からの前記液化天然ガスの噴射は、前記燃焼室に備える排気弁が閉じる前に開始し、前記ピストンが前記ガス噴射弁を閉塞する状態で終了する。
また本発明は、上記において、複数形成される前記空気導入口の開口幅が不均一である。
また本発明は、上記において、前記ガス噴射弁は、複数の段数で前記シリンダに装着される。
本発明によれば、低コストで信頼性の高い2ストロークガス機関を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る2ストロークガス機関の概略構成図である。 図1のII−II断面上視図である。 掃気ポート部分のライナの断面図であり、(a)は、図1のIII−III断面上視図、(b)は、(a)と比較するために示す従来の掃気ポート部分のライナの断面図である。 従来例に係る2ストロークガス機関における掃気行程時の概略構成図である。 従来例に係る2ストロークガス機関におけるガス燃焼(爆発)時の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る2ストロークガス機関の概略構成図である。図4、図5に示す従来例と同一箇所には同一符号を付す。
液化天然ガス(LNG)を主燃料とする2ストロークガス機関は、以下の構成を備える。即ち、筒状のライナ(シリンダ)1、そのライナ1の外周の段部を上部壁2a中央の開口部に係合して保持する外衣2、外衣2の図において右側に開口する開口部2bに装着される掃気溜(空気供給容器)3、ライナ1の上面に装着される中空状のシリンダ蓋4を備える。さらに、2ストロークガス機関は、シリンダ蓋4の中央の開口部に上方から装着される排気弁筐5を備える。
ライナ1の中空部(内周面)には円柱状のピストン6が上下移動(往復動)可能に嵌合される。ピストン6は、下方に延びるピストン棒7が外衣2の下方内側に設けた鍔部2cの中央に装着されるスタッフィングボックス8に保持されることで、ライナ1及び外衣2に保持される。外衣2の開口部2bに連なる中空部2dに臨んで、ライナ1の側壁には複数の掃気ポート(空気導入口)1aが形成される。掃気ポート1aは、図1に示すように、ピストン6が下死点にある状態で、外衣2の中空部2dからライナ1の内部に空気を取り入れるようになっている。
シリンダ蓋4には、その下部に形成される燃焼室10に向けて、パイロット噴射弁12が斜めに設置される。排気弁筐5には、燃焼室10に開口する底部から斜め上方に向かう排気通路5aが形成される。また、排気弁筐5には、下端部に排気弁13を有する排気弁棒14が上下動自在に軸支される。排気弁13は、燃焼室10と排気通路5aを開閉する。排気弁棒14は、排気弁駆動部15によって上下し、排気弁13により燃焼室10と排気通路5aを開閉する。
パイロット噴射弁12は、燃料噴射ポンプ21に接続される。燃料噴射ポンプ21は、液体燃料タンク22から液体燃料の供給を受け、燃料高圧管23を介してパイロット噴射弁12に供給するようになっている。
さらに、本実施の形態の2ストロークガス機関は、以下の構成が採用される。
本実施の形態の2ストロークガス機関は、LNGガスを噴射するガス噴射弁11を任意の数だけ、その噴射口がライナ1の内部に臨むようにしてライナ1に装着する。その装着位置は、図1に示すように掃気ポート1aの上部である。ガス噴射弁11とLNGタンク16は、LNGポンプ31、蒸発器32、圧力調整弁33、ガス制御器34を介して接続される。LNGポンプ31は、電動機35によって駆動される。
ここで、LNGポンプ31、蒸発器32、圧力調整弁33、電動機35は、従来のものに比べて、容量、出力が小さい低規格、低コストのものとなっている。また、ガス制御器34は、ガス噴射弁11へのLNGガスの供給をオン、オフ制御する。
本実施の形態の2ストロークガス機関は、掃気圧力センサ36及びクランク角検出センサ37の出力を受けて、圧力調整弁33、ガス制御器34、電動機35を制御する制御装置(コントローラ)を備える。ここで、掃気圧力センサ36は、掃気溜3の表面に装着され、掃気溜3内の空気圧を検出する。
クランク角検出センサ37は、カム軸39の一端に装着されたクランク角検出歯車40と対面しており、カム軸39に取り付けられた燃料カム41が燃料噴射ポンプ21のピストンを上下して燃料噴射ポンプ21を駆動するようになっている。
図2は、図1のII−II断面上視図、図3は、掃気ポート部分のライナの断面図であり、(a)は、図1のIII−III断面上視図、(b)は、(a)と比較するために示す従来の掃気ポート部分のライナの断面図である。図2、図3についての説明は、以下の動作説明中で行う。
次に、このように構成された2ストロークガス機関の動作を説明する。
図1に示すように、ピストン6が下死点にある状態で、掃気溜3より供給された空気が外衣2の中空部2dからライナ1の内部に取り入れられる。この時、内燃機関は掃気状態で排気弁13が開状態となっているため、流入空気により燃焼室10に残留している燃焼ガスが排気弁筐5の排気通路5aから外部に排気される。
空気流入時、一般には(従来では)、図3(b)に示すように、掃気ポート1aがライナ1の軸芯に対して傾斜している形状からライナ1の内部に空気の旋回流50が生じる。その後、ピストン6がライナ1内を上昇し(燃焼室10に向かって移動し)、掃気ポート1aを塞ぐと排気弁13が閉状態になり、ライナ1内に流入した空気は圧縮されていく。空気の圧縮中も旋回流50の角運動量は保存されるので旋回流50は消滅しない。
ここで、排気弁13が閉となる前に、ガス噴射弁11よりLNGガスをライナ1の内部に噴射する。LNGガスの噴射は、従来例と同様に以下のように行われる。即ち、LNGタンク16から供給されるLNGを、電動機35によって駆動されるLNGポンプ31を用いて加圧し、蒸発器32によりガス化した後、圧力調整弁33により圧力を調整しつつガス制御器34を経てガス噴射弁11からライナ1内部に向けて噴射する。
更にここで2ストロークガス機関の駆動条件を具体的に示すと、掃気ポート1aの開区間は、ピストン6の上死点(TDC)からのクランク角度で100°以上260°以下の範囲になっており、排気弁13の開区間は、ピストン6の上死点(TDC)からのクランク角度で80°以上300°以下の範囲になっている。またガス噴射弁11からのLNGガスの噴射区間は、ピストン6で圧縮する掃気行程中の、掃気ポート1aを閉じ且つ排気弁13を開いているという条件下で、ピストン6の上死点(TDC)からのクランク角度で220°以上330°以下の範囲になっている。
本実施の形態の2ストロークガス機関では、LNGガスの供給をピストン6の圧縮行程(掃気行程)で行うため、LNGポンプ31は、図5に示す従来の高圧ポンプ17のようにLNGを250bar(バール)にも高圧にする必要はない。LNGポンプ31により加圧されるガス圧力は約20bar程度でよく、従来よりもはるかに低く抑えることができる。つまり、LNGポンプ31は、従来の高圧ポンプ17より低容量で価格の低いものでよい。
LNGガスは、図2に示すように、ガス噴射弁11から旋回流50と逆向き(逆方向)に噴射される(噴射方向51)。このように、旋回流50と逆向きにLNGガスを噴射することで、空気とLNGガスを均一に混合することができる。尚、図2に示すように、本実施の形態の2ストロークガス機関では、ライナ1に等角度で8個のガス噴射弁11が装着されている。ガス噴射弁11は、LNGガスと空気が均一に混合されるよう、複数の上下多段に設けてもよい。
また、本実施の形態の2ストロークガス機関では、図3(a)に示すように、複数の掃気ポート1aの開口幅が不均一に形成されている(開口幅L1>開口幅L2)。そのため、各掃気ポート1aからライナ1内に流入する空気流速が異なるものとなり、局所的な乱流が生じるため、空気とLNGガスを均一に混合することができる。
ここで、図2の噴射方向51の形態と、図3の掃気ポート1aの開口幅が不均一に形成されている形態の両方を採用すれば、理想的な空気とLNGガスの均一混合状態を得ることができるが、どちらか一方の採用でも相応の効果を奏することができる。
ピストン6がガス噴射弁11を横切る時(ガス噴射弁11を閉塞する時)、ガス制御器34により、ガス噴射弁11へのLNGガスの供給を停止する。ピストン6が上死点まで到達し、LNGガスと空気の混合気体が最大に圧縮された状態で、液体燃料タンク22から供給される液体燃料を、燃料噴射ポンプ21により燃料高圧管23を介してパイロット噴射弁12に供給する。そして、その液体燃料を、パイロット噴射弁12から燃焼室10に向けて噴射する。液体燃料は燃焼室10内で自発火し、この火炎により圧縮された混合気体は着火(爆発)する。この爆発力(圧力)により、ピストン6はライナ1内を高速で下降する(下死点に向かって移動する)。
また、本実施の形態の2ストロークガス機関においては、カム軸39に取り付けられたクランク角検出歯車40の回転位置からクランク角検出センサ37がクランク角を検出し、その検出信号を制御装置38に送る。制御装置38は、その検出信号に基づいてガス噴射弁11よりLNGガスを噴射するタイミングを判断し、ガス制御器34に指令してLNGガスの噴射の開始と停止を制御する。
また、制御装置38は、2ストロークガス機関の負荷状態や掃気溜3に装着される掃気圧力センサ36にて検出される掃気圧力に基づいて、LNGガスの圧力を調整して混合気体の空燃比を制御する。燃料噴射ポンプ21や排気弁駆動部15を電子制御としてもよい。
本実施の形態の2ストロークガス機関は、低圧でLNGを使用するため、安価なLNGポンプや蒸発器を採用することができ、コストを低減することができる。また、LNGが低圧なために、配管やガス漏れ対策が容易になり、安全性を向上させることができる。また、LNGが低圧なために、操作員の運転操作が容易になる。さらに、LNGを主燃料とするため、SOx、NOx、COの環境問題を改善することができる。
尚、ガス噴射弁11によるLNGガスの供給を停止し、パイロット噴射弁12での液体燃料の噴射のみとすれば、2ストロークガス機関を従来のディーゼル機関として稼動させることもできる。
1 ライナ(シリンダ)
1a 掃気ポート(空気導入口)
3 掃気溜(空気供給容器)
6 ピストン
10 燃焼室
11 ガス噴射弁
12 パイロット噴射弁
13 排気弁
16 LNGタンク
31 LNGポンプ
32 蒸発器
33 圧力調整弁
34 ガス制御器
38 制御装置
50 旋回流
51 噴射方向

Claims (4)

  1. 液化天然ガスを主燃料とする2ストロークガス機関において、ピストンが往復動するシリンダと、前記シリンダに形成される空気導入口に空気を供給する空気供給容器と、前記シリンダ上部の燃焼室と、前記空気導入口より上部の前記シリンダに装着されて前記液化天然ガスを噴射するガス噴射弁と、前記燃焼室内で前記液化天然ガスと前記空気の混合気体に着火する液体燃料を噴射するパイロット噴射弁とを備え、
    前記空気供給容器から供給される前記空気を前記ピストンで圧縮する掃気行程中に、前記ガス噴射弁から前記液化天然ガスを噴射し、
    前記掃気行程中に生じる前記空気の旋回流に対して逆方向に、前記ガス噴射弁から前記液化天然ガスを噴射することを特徴とする2ストロークガス機関。
  2. 前記ガス噴射弁からの前記液化天然ガスの噴射は、前記燃焼室に備える排気弁が閉じる前に開始し、前記ピストンが前記ガス噴射弁を閉塞する状態で終了することを特徴とする請求項1に記載の2ストロークガス機関。
  3. 複数形成される前記空気導入口の開口幅が不均一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の2ストロークガス機関。
  4. 前記ガス噴射弁は、複数の段数で前記シリンダに装着されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の2ストロークガス機関。
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