JP5584563B2 - 改修された電動式シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸が、電動モータの駆動力で回転する電動式巻取軸に改修されたシャッター装置に係り、例えば、窓用シャッター装置や出入口用シャッター装置を含む各種のシャッター装置に利用できるものである。
窓サッシの外側に配設される窓用シャッター装置では、巻取軸がシャッターカーテンの巻き取り、繰り出しのための回転を行うことにより、シャッターカーテンは上下に開閉移動する。巻取軸が、シャッターカーテンを手や操作棒等により人為的に上下動させることによる手動によって回転する手動式巻取軸となっているシャッター装置については、シャッター装置の取り扱い容易化や高品質化等のため、この手動式巻取軸を、電動モータの駆動力で回転する電動式巻取軸に改修することが求められるときがあり、このような改修に対処できる先行技術として、下記の特許文献1に示されている技術が知られている。
この先行技術では、電動モータを巻取軸の内部に収納されるものとするとともに、この電動モータの端部にアダプタ部材を取り付け、また、手動式巻取軸を支持していたブラケット及びこのブラケットの本体に設けられている軸受け部をそのまま残し、上記アダプタ部材に、この軸受け部で支持することができる軸部を設けることにより、手動式巻取軸を電動式巻取軸に交換しても、巻取軸を支持するブラケットを交換することを不要にしている。
特開2004−257063号公報
しかし、手動式巻取軸を電動式巻取軸に交換するときに、手動式巻取軸を支持していたブラケットの軸受け部に錆等が生じ、このため、この軸受け部が電動式巻取軸等の重量を支持することが困難な状態になっている場合がある。このような場合であっても、手動式シャッター装置から電動式シャッター装置への改修作業を容易化するために、手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部を取り外すことなく残し、この支持用ブラケットにより電動式巻取軸を支持させることが望まれる。
本発明の目的は、手動式巻取軸を支持していたブラケットの軸受け部が電動式巻取軸の重量を支持することが困難な状態になっていても、ブラケット及びこのブラケットの本体に設けられている軸受け部を残して、このブラケットにより電動式巻取軸を支持させることができる改修された電動式シャッター装置を提供するところにある。
本発明に係る改修された電動式シャッター装置は、シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸が、内部に電動モータが収納されていてこの電動モータの駆動力により回転する電動式巻取軸に改修されているとともに、前記手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部が残されている改修された電動式シャッター装置において、前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設された中間体が介入されており、この中間体により前記ブラケット本体と前記電動モータとが連結されていることを特徴とするものである。
この電動式シャッター装置では、手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部が残されているとともに、ブラケット本体と電動モータとの間には、軸受け部によって邪魔されないで配設された中間体が介入され、この中間体によりブラケット本体と電動モータとが連結されているため、たとえ、手動式巻取軸を支持していたブラケットの軸受け部が電動式巻取軸の重量を支持することが困難な状態になっていても、このブラケットにより電動式巻取軸及び電動モータを支持させることができるようになり、また、ブラケットを取り外して新たなブラケットを設置するための作業を行うことを省略できるため、手動式シャッター装置から電動式シャッター装置への改修作業を容易に行える。
本発明において、上記中間体は1個の部材で構成されたものでもよく、複数個の部材で構成されたものでもよい。
後者の場合における一例は、中間体を、ブラケットの側に設けられた第1中間部材と、電動モータの側に設けられた第2中間部材とを含んで構成されたものとし、第1中間部材と第2中間部材とを接続することにより、ブラケット本体と電動モータとを連結することである。
また、本発明において、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材をブラケット本体に取り付ける場合には、この取り付けは、構成部材を軸受け部に当接することにより、ブラケット本体に対する取付位置を位置決めしてもよい。
これによると、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材をブラケット本体の所定位置に位置決めして取り付けることができ、これにより、ブラケットに対する電動式巻取軸の姿勢等を一層正確に設定でき、この巻取軸の回転によるシャッターカーテンの巻き取り、繰り出しを一層所定どおりに行わせることができる。
このように中間体の少なくとも一部を構成する構成部材をブラケット本体の所定位置に位置決めして取り付ける場合において、取付位置の位置決めは上下方向の位置決めでもよく、前後方向の位置決めでもよい。取付位置の位置決めを上下方向の位置決めとした場合には、前記中間体を介してブラケット本体と電動モータとが連結される側の巻取軸の一方の端部と、他方の端部との高さ位置を同じ又は略同じにすることができるため、巻取軸を、この巻取軸の軸方向両端を支持する2個のブラケットに、水平精度を高度にして支持させることができるようになる。
また、本発明において、前述したように、ブラケット本体と電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで中間体を配設することは、各種の形態によって行うことができる。
すなわち、第1番目の形態は、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材に開口部を形成し、この開口部の内部に軸受け部を挿入することにより、中間体を、ブラケット本体と電動モータとの間に、軸受け部によって邪魔されないで配設することである。
また、第2番目の形態は、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材に、ブラケット本体の側と電動モータの側とのうち、一方の側から他方の側へ延びる長さを有していて、これらのブラケット本体と電動モータとを連結するための延出部を設け、この延出部が、軸受け部に対して巻取軸の軸径方向外側に配置されていることにより、中間体を、ブラケット本体と電動モータとの間に、軸受け部によって邪魔されないで配設することである。
この第2番目の形態における延出部の個数は1個でもよく、複数個でもよい。
また、第3番目の形態は、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材を、内部に空洞部を有するものとし、この空洞部に軸受け部を収納することにより、中間体を、ブラケット本体と電動モータとの間に、軸受け部によって邪魔されないで配設することである。
さらに、第4番目の形態は、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材の形状を屈曲した形状とし、この屈曲した形状を軸受け部を避けた形状とすることにより、中間体を、ブラケット本体と電動モータとの間に、軸受け部によって邪魔されないで配設することである。
以上のほか、中間体を、ブラケット本体と電動モータとの間に、軸受け部によって邪魔されないで配設することは、例えば、軸受け部の形状等に応じて任意な形態によって行うことができる。
以上説明したそれぞれの形態は、それぞれ単独でも実施することができ、また、2つ又は3つ以上を組み合わせて実施することもできる。
また、本発明において、中間体の少なくとも一部を構成する構成部材には、前記電動モータ又はこの電動モータに取り付けられた部材を下から受けための受け部を設けてもよい。
これによると、巻取軸の重量やこの巻取軸の内部に収納された電動モータの重量、さらには、巻取軸に上端が結合されているシャッターカーテンの重量を、受け部により有効に受けることができる。
本発明では、前述した軸受け部が設けられているブラケット本体は、巻取軸の軸方向両端を支持する2個のブラケットのうち、中間体により電動モータと連結される一方のブラケットのブラケット本体のことであったが、他方のブラケットは、手動式巻取軸の端部を支持していたものを取り外さずに残した既存のブラケットでもよく、また、電動式巻取軸のために新たに取付施工したブラケットでもよい。また、上述の他方のブラケットに、電動式巻取軸の端部を受けるために設けられる軸受け部は、このブラケットが、手動式巻取軸の端部を支持していたものを取り外さずに残した既存のブラケットである場合には、手動式巻取軸の端部を受けるためにこのブラケットに設けられていた既存の軸受け部でもよく、上記既存のブラケットに新たに取付施工した軸受け部でもよい。また、上述の他方のブラケットを、手動式巻取軸の端部を支持していたものを取り外さずに残した既存のブラケットとする場合には、このブラケットと電動式巻取軸との間に中間体を、既存のブラケットの既存の軸受け部に邪魔されないで介入し、この中間体により既存のブラケットと電動式巻取軸とを連結するようにしてもよい。
この中間体についても、電動モータと前述した一方のブラケットのブラケット本体とを連結するための前記中間体と同様に、前述した各種の形態のものとすることができる。
また、巻取軸の内部に収納されてこの巻取軸を回転させるための電動モータは、ブレーキと組み合わせられて開閉機の一部を構成するものでもよく、ブレーキ等と組み合わせられず、電動モータ単独となっているものでもよい。
また、本発明は、シャッターカーテンが巻取軸で巻き取られ、繰り出される各種のシャッター装置に適用することができ、その一例のシャッター装置は窓用シャッター装置であり、また、本発明は、出入口をシャッターカーテンで開閉する出入口用シャッター装置等にも適用することができる。
本発明によると、手動式巻取軸を支持していたブラケットの軸受け部が電動式巻取軸の重量を支持することが困難な状態になっていても、ブラケット及びこのブラケットの本体に設けられている軸受け部を残して、このブラケットにより電動式巻取軸を支持させることができるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態が適用される窓用シャッター装置の全体を示す正面図である。 図2は、図1の窓用シャッター装置で示されている手動式巻取軸の端部が支持用ブラケットで支持されている構造を示す斜視図である。 図3は、図2の構造を示す分解斜視図である。 図4は、電動式巻取軸を示す正断面図である。 図5は、図4の電動式巻取軸の内部に収納され、電動モータが構成要素となっている開閉機が支持用ブラケットで支持されている構造を、電動式巻取軸を省略して示す斜視図である。 図6は、図5の構造を示す分解斜視図である。 図7は、図5及び図6で示されている中間体の構成部材となっている第1中間部材と軸受け部との位置関係を示す図である。 図8は、第1中間部材と軸受け部との位置関係を図7とは別の位置関係とした実施形態を示す図である。 図9は、中間体の第1別実施形態を示す図5と同様の図である。 図10は、図9の中間体について示す図6と同様の図である。 図11は、中間体についての第2別実施形態を示す図5と同様の図である。 図12は、図11の中間体について示す図6と同様の図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態が適用される窓用シャッター装置の全体正面図が示されており、この窓用シャッター装置は、電動式シャッター装置に改修される前の手動式シャッター装置である。
この手動式の窓用シャッター装置は、障子1が配設された窓サッシよりも外側の建物外壁2の部分に設置され、シャッターカーテン3は、左右のガイドレール4に案内されて上下に開閉移動することにより、窓サッシの外側の窓用開口部を開閉する。この窓用開口部の上部にはシャッターケース5が配設され、このシャッターケース5の内部に水平に収納されている手動式巻取軸6にシャッターカーテン3の上端が連結されているとともに、この手動式巻取軸6は、左右の支持用ブラケット7,8で回転自在に支持されている。
シャッターカーテン3の下端の座板3A等を手等による手動で押し上げると、シャッターカーテン3は巻取軸6に巻き取られて上方へ開き移動し、座板3A等を押し下げると、シャッターカーテン3は巻取軸6から繰り出されて下方へ閉じ移動する。また、巻取軸6の内部には、シャッターカーテン3が巻取軸6から繰り出されるときに、戻しばね力が蓄圧されるねじりコイルばねによる戻しばねが収納されており、このため、シャッターカーテン3が巻取軸6に巻き取られて上方へ開き移動することは、この戻しばねの戻しばね力によって補助されて行われる。
ブラケット7,8による巻取軸6の支持は、巻取軸6の軸方向両端に設けられた軸部6A,6Bが、ブラケット7,8に設けられている軸受け部9,10で支持されることにより行われている。図2には、ブラケット7,8のうち、一方のブラケット7の軸受け部9による巻取軸6の軸部6Aの支持構造が示しており、他方のブラケット8の軸受け部10による巻取軸6の軸部6Bの支持構造は、この図2で示されている構造と左右対称の同じ構造になっている。
次に、手動式巻取軸6の構造及び図2の支持構造を説明する。前述したように、手動式巻取軸6の内部には、シャッターカーテン3が巻取軸6から繰り出されるときに戻しばね力が蓄圧される戻しばねが収納されているため、軸部6Aは、巻取軸6の内部に端部を残して挿入されている非回転軸のこの端部により形成され、この非回転軸との間に軸受け部材が介設されている巻取軸6は、この非回転軸を中心に回転自在となっている。また、この非回転軸又は上記軸部6Bを形成している非回転軸には、巻取軸6の内部に収納されている戻しばねの一端が連結され、戻しばねの他端は巻取軸6に連結されている。このため、上述のように、シャッターカーテン3が巻取軸6から繰り出されるときには、巻取軸6の回転により戻しばねに戻しばね力が蓄圧され、シャッターカーテン3が巻取軸6に巻き取られるときの巻取軸6の回転は、戻しばね力によって補助される。
図2に示されているように、板金製のブラケット7は、ブラケット本体7Aと、このブラケット本体7Aの補強のためにも設けられている後端折曲部7Bと、下端折曲部7Cとを有するものとなっており、後端折曲部7Bが図1で示した建物外壁2にアンカー部材等の結合具で結合されることにより、ブラケット7は建物外壁2に固定されている。ブラケット本体7Aには、巻取軸6の軸部6Aを受けて支持するために、上記軸受け部9が設けられている。この軸受け部9は、板金の折り曲げ品となっている1個の軸受け部材で形成されており、また、軸受け部9は、底部9Aと、この底部9Aの前後両端から立ち上がった立上部9B,9Cとを有するため、上向きに開口したコ字形状となっている。また、軸受け部9は、底部9Aから下方へ延びる取付部9Dと、立上部9B,9Cから巻取軸6の軸径方向外側の前後方向に延びる取付部9E,9Fとを有し、これらの取付部9D〜9Fがブラケット本体7Aに溶接又はリベット等の結合具で結合されることにより、上記軸受け部材による軸受け部9がブラケット本体7Aに設けられていることになる。
図3に示されているように、両方の立上部9B、9Cと軸部6Aには孔11〜13が形成され、軸部6Aを軸受け部9に挿入した後に、これらの孔11〜13にボルト14を挿入し、立上部9Cの孔12から突出したボルト14の軸端にナット15を螺合することにより、手動式巻取軸6の端部に設けられている軸部6Aは、非回転状態となって軸受け部9で支持されることになる。
なお、以上の実施形態では、図1に示されているように、左右のブラケット7,8はシャッターケース5とは別の部材となっていたが、ブラケット7,8は、シャッターケース5の一部を兼ねるもの、すなわち、シャッターケース5の左右の側板部を兼ねるものでもよい。
図4は、手動式窓用シャッター装置を電動式窓用シャッター装置に改修するために、手動式巻取軸6から交換される電動式巻取軸20を示している。この電動式巻取軸20のブラケット7側の端部の内部には、電動モータとブレーキの組み合わせからなる開閉機21が収納されている。図面では、電気配線は省略されている。ブレーキは、後述するように、巻取軸20が電動モータの回転駆動力により回転してシャッターカーテン3が全開位置や全閉位置に達したことが巻取軸20の回転数検出センサ等で検出されて、この検出信号が図示しない制御装置に入力したり、電動モータの回転や停止を操作するための操作装置から停止信号がこの制御装置に入力したときに、電動モータの出力部材の回転駆動を停止させて巻取軸20を回転停止状態とするためのものである。
開閉機21には、電動モータの出力部材の回転駆動により回転するリング状の駆動部材22が設けられ、この駆動部材22に円周方向に複数形成されている溝22Aに、巻取軸20の内面に設けられている突起20Aが挿入されているため、駆動部材22と巻取軸20は、巻取軸20の回転方向に連結されている。このため、電動モータの出力部材の回転駆動により駆動部材22が回転すると、巻取軸20は回転することになる。また、開閉機21の外周には、巻取軸20と一体となって回転するリング状の従動部材23が嵌合され、電動モータの回転駆動力による巻取軸20の回転は、この従動部材23が軸受け部材となって行われる。
一方、この巻取軸20のブラケット8側の端部の内部には、戻しばねユニット24が挿入されている。この戻しばねユニット24は、非回転の中心軸25と、この中心軸25に軸受け部材26で回転自在に配置された2個のホイール部材27と、これらのホイール部材27の間に配設されたねじりコイルばねによる2個の戻しばね28とを含んで構成されている。それぞれのホイール部材27は巻取軸20にリベット等で結合され、また、それぞれの戻しばね28の一端は連結具29Aで中心軸25に連結されているとともに、他端は連結具29Bでそれぞれのホイール部材27に連結されている。
このため、電動式巻取軸20に、手動式巻取軸6から取り外されたシャッターカーテン3の上端が連結された後に、シャッターカーテン3を巻き取っている電動式巻取軸20が、電動モータの回転駆動力により非回転の中心軸25を中心に回転してシャッターカーテン3が繰り出されたときには、戻しばね28に戻しばね力が蓄圧され、この戻しばね力は、電動式巻取軸20が電動モータの回転駆動力により逆回転してシャッターカーテン3を巻き取るときに、補助力として利用される。
本実施形態では、中心軸25の軸端部25Aは巻取軸20から突出しており、この軸端部25Aは、手動式巻取軸6のときにも使用されていたブラケット8の軸受け部10で支持され、そして、これらの軸端部25Aと軸受け部10は、図3で説明したボルト14及びナット15と同様のボルト及びナットにより連結されている。
このため、本実施形態では、電動式巻取軸20の中心軸25を支持するためにも、既存のブラケット8及びこのブラケット8のブラケット本体8Aに設けられている既存の軸受け部10が用いられている。
なお、電動式巻取軸20の中心軸25を支持するために、既存のブラケット8に代わる新たなブラケットを建物外壁2に取り付けてもよく、また、既存のブラケット8に設けられていた既存の軸受け部10を取り外し、既存のブラケット8に新たな軸受け部を設けてもよい。さらに、既存のブラケット8のブラケット本体8Aと中心軸25の軸端部25Aとの間に、既存の軸受け部10によって邪魔されないでブラケット本体8Aと中心軸25の軸端部25Aとを連結するための中間体を介入してもよい。
また、電動式巻取軸20に上端を連結するシャッターカーテンを、手動式シャッター装置で使用していたシャッターカーテン3とするではなく、電動式シャッター装置のための専用のシャッターカーテンとしてもよい。
次に、図4で示されている開閉機21側の電動式巻取軸20の端部を既存のブラケット7に支持させるための構造について、図4〜図7により説明する。なお、図5及び図6では巻取軸20が省略され、開閉機21が示されている。
電動式巻取軸20をブラケット7により支持する構造のために、図4に示されているように、電動モータが構成要素となっている開閉機21とブラケット7とが、中間体30により連結されている。この中間体30は、ブラケット7側に設けられている第1中間部材31と、開閉機21側に設けられている第2中間部材32とを含んで構成されている。板金の打ち抜き、折り曲げで形成されている第1中間部材31は、図5及び図6に示されているように、ブラケット7のブラケット本体7Aにリベット等の結合具33で結合される板状のベース部31Aと、このベース部31Aから開閉機21側へ、言い換えると、巻取軸20側へ延びる長さを有している3個の延出部31B〜31Dとを備えたものとなっている。図7に示されているように、ベース部31Aには、上部開口部34Aと下部開口部34BとからなるT字形状の開口部34が形成され、この開口部34の大きさは、ブラケット7に既存部分として設けられている軸受け部9の全体を挿入できる大きさとなっている。上部開口部34Aの前後両端(図7では左右両端)に、折り曲げ加工により延出部31B,31Cが設けられ、下部開口部34Bの下端に、折り曲げ加工により延出部31Dが設けられている。
結合具33によるベース部31Aのブラケット本体7Aへの結合は、軸受け部9の外側において、言い換えると、軸受け部9に対して電動式巻取軸20の軸径方向外側において行われる。このため、この結合を、軸受け部9と干渉することなく行うことができる。
開閉機21側の第2中間部材32は、図4に示されているように、この第2中間部材32の開閉機21への取り付けのために開閉機21の端面に巻取軸6から突出した位置で結合されている補助部材35に、リベット等の結合具36により結合されたものとなっている。また、第2中間部材32は、結合具36で補助部材35に結合された底部32Aと、巻取軸20の軸方向の幅寸法を有するリング状の円周部32Bとを備えるカップ状となっており、したがって、第2中間部材32は、内部に空洞部37を有するものとなっている。ブラケット7側に向かって開口しているこの空洞部37の大きさは、軸受け部9の全体を内部に挿入できる大きさとなっている。
第1中間部材31と第2中間部材32を構成部材としている中間体30により開閉機21とブラケット7とを連結するためには、まず、第1中間部材31のベース部31Aを既存のブラケット7のブラケット本体7Aに結合具33で結合する。この結合作業は、図7に示されているように、開口部34の内部に軸受け部9を挿入するとともに、上部開口部34Aの下縁34Cを軸受け部9の前記底部9Aの下面や取付部9E,9Fの下面に当接させることにより、言い換えると、軸受け部9を基準にして第1中間部材31の位置を上下方向に位置決めすることにより、行うこととする。
このように位置決めを行えるようにするためには、図7に示されているように、上部開口部34Aの上縁34Dから下縁34Cまでの上下寸法H1を、軸受け部9の立上部9B,9Cの上面や取付部9E,9Fの上面から底部9Aの下面や取付部9E,9Fの下面までの上下寸法H2よりも大きくし、開口部34の内部に軸受け部9を挿入した後に、第1中間部材31を持ち上げることにより、上部開口部34Aの下縁34Cを軸受け部9の底部9Aの下面や取付部9E,9Fの下面に当接させる。そして、これにより、上部開口部34Aの上縁34Dと、軸受け部9の立上部9B,9Cの上面や取付部9E,9Fの上面との間に、上下寸法H1とH2の差に基づく隙間Sを設けた後に、ベース部31Aを結合具33によりブラケット本体7Aに結合する。
このように第1中間部材31を軸受け部9に当接させる側とは反対側において、第1中間体31と軸受け部9との間に隙間Sを設けることにより、第1中間部材31を軸受け部9に対して位置決めすることができる。
次いで、巻取軸20から突出した位置で開閉機21に補助部材35を介して結合されている第2中間部材32をブラケット7に近づけ、図5から分かるように、この第2中間部材32の内部の空洞部37に軸受け部9を収納する。この後、図6で示されているボルト38を、第1中間部材31の延出部31B,31Cに形成されている孔39,40と、第2中間部材32の円周部32Bに2個形成されている孔41と、軸受け部9の立上部9B,9Cに形成されている前記孔11,12とに挿入し、延出部31Cの孔40から突出したボルト38の軸端にナット42を螺合する。
これにより、第1中間部材31と第2中間部材32はボルト38及びナット42により接続されるとともに、第1中間部材31と第2中間部材32が構成部材となっている中間体30により、開閉機21とブラケット7のブラケット本体7Aとが連結されることになる。このため、開閉機21は、図4で示した中心軸25と同じく非回転となって、中間体30を介してブラケット7に支持されることになり、そして、前述したように、開閉機21の電動モータの回転駆動力により、巻取軸20は回転することになる。
以上説明した本実施形態によると、中間体30を第2中間部材32と共に構成している第1中間部材31は、手動式巻取軸6のときからブラケット7に存在している軸受け部9が内部に挿入される開口部34を有しており、また、第1中間部材31には、ブラケット7側から開閉機21側へ延びる長さを有していて、軸受け部9に対して巻取軸20の軸径方向外側に配置されている延出部31B,31C,31Dが設けられているため、延出部31B,31Cを用いることにより開閉機21とブラケット7のブラケット本体7Aとを連結しても、第1中間部材31が軸受け部9に邪魔されないでこの連結を行える。また、第2中間部材32は、内部に軸受け部9が収納される空洞部37が設けられた部材となっているため、第2中間部材32を用いて開閉機21とブラケット7のブラケット本体7Aとを連結しても、第2中間部材32も軸受け部9に邪魔されないでこの連結を行える。
そして、本実施形態によると、手動式巻取軸6を電動式巻取軸20に交換しても、手動式巻取軸6のときから存在していたブラケット7のブラケット本体7Aに、巻取軸20の内部に収納した開閉機21を中間体30を介して連結するため、既存のブラケット7をそのまま利用できるとともに、このブラケット7のブラケット本体7Aに既存部分として設けられている軸受け部9が錆の発生等のために電動式巻取軸20の重量等を支持できる状態になっていなくても、この軸受け部9の影響を受けることなく、開閉機21をブラケット本体7Aに中間体30を介して連結することができる。
また、本実施形態によると、図6に示されているように、ボルト38が挿入される前記孔39,40,11,12は上下に長い長孔になっているため、ボルト38及びナット42により第1中間部材31と第2中間部材32とを接続したときに、図4に示されているように、第2中間部材32の円周部32Bを第1中間部材31の延出部31Dの上に載せることができる。これにより、この延出部31Dは、開閉機21等の重量を下から受けるための受け部となり、開閉機21等のために全体重量が重くなっている電動式巻取軸20を第1中間部材31により有効に支持することができる。
さらに、第1中間部材31のベース部31Aをブラケット7のブラケット本体7Aに結合するときに、前述したように、上部開口部34Aの下縁34Cを軸受け部9の底部9Aの下面や取付部9E,9Fの下面に当接させることにより、第1中間部材31の位置を上下方向に位置決めしているため、図4で示されているブラケット8の軸受け部10の高さ位置に基づき、巻取軸20の水平精度を高度に設定することができ、これにより、巻取軸20によるシャッターカーテンの巻き取り、繰り出しを一層正確に行わせることができる。
なお、第1中間部材31の位置を上下方向に位置決めすることは、図8に示されているように、上部開口部34Aの上縁34Dを軸受け部9の立上部9B、9Cの上面や取付部9E,9Fの上面に当接させることにより、行ってもよい。
また、本実施形態の軸受け部9は、前述したように、上向きに開口したコ字形状となっていたが、この形状は任意な形状でよく、例えば、上向きに開口した半円形状でもよく、円形状でもよい。
図9及び図10には、開閉機21をブラケット本体7Aに連結するための別実施形態に係る中間体50が示されている。この中間体50も、ブラケット7側に設けられている第1中間部材51と、開閉機21側に設けられている第2中間部材52とを含んで構成されている。
図10には、第1中間部材51の拡大斜視図が示されており、この第1中間部材51は、軸受け部9と同様に、底部51Aと、この底部51Aの前後両端から立ち上がった立上部51B,51Cとを有し、また、底部51Aから下方へ延びる取付部51Dと、立上部51B,51Cから巻取軸20の軸径方向外側の前後方向に延びる取付部51E,51Fとを有する。底部51Aと立上部51B,51Cとにより、上向きに開口したコ字形状が形成されている。この第1中間部材51は、軸受け部9を下側及び前後側から抱持するようにブラケット7のブラケット本体7Aに取り付けられるものとなっており、このため、軸受け部9の底部9A及び立上部9B,9Cよりも長くなっている開閉機21側への延出長さを有している底部51A及び立上部51B,51Cには、これらの延出長さの途中において、内側への屈曲部53が形成され、これらの屈曲部53よりも先端側の底部51A及び立上部51B,51Cの部分51G,51H,51Iは、軸受け部9の底部9A及び立上部9B,9Cと面一又は略面一の状態となる部分となっている。
また、軸受け部9の取付部9D,9E,9Fよりも長くなっている取付部51D,51E,51Fにも屈曲部54が形成され、これらの屈曲部54により、取付部51D,51E,51Fには、軸受け部9の取付部9D,9E,9Fをブラケット本体7Aとの間に収納できる部分51J,51K,51Lが設けられており、取付部51D,51E,51Fは、残りの部分51M,51N,51Pにおいて、図9に示されているように、リベット等の結合具55によりブラケット本体7Aに結合される。
図9に示されているように、第2中間部材52は、開閉機21の前記補助部材35に結合されており、この第2中間部材52は、補助部材35に結合された円板状のベース部52Aと、このベース部52Aからブラケット7側へ延びる軸部52Bとを有する。
開閉機21をブラケット本体7Aに中間体50を介して連結するためには、第2中間部材52の軸部52Bを、第1中間部材51の底部51A及び立上部51B,51Cの部分51G,51H,51Iで形成されている空間部に挿入し、次いで、部分51H,51Iに設けられている孔56,57と軸部52Bに設けられている孔とにボルト58を挿入し、部分51Iの孔57から突出したボルト58の軸端にナットを螺合する。これにより、第1中間部材51と第2中間部材52はボルト58及びナットにより接続されるとともに、第1中間部材51と第2中間部材52が構成部材となっている中間体50により、開閉機21とブラケット7のブラケット本体7Aとが連結されることになる。
この実施形態によると、第1中間部材51には屈曲部53,54が形成されているため、この第1中間部材51の形状は屈曲した形状になっており、この屈曲した形状により、第1中間部材51を、軸受け部9を避けて、言い換えると、前記実施形態と同様に軸受け部9に邪魔されずに、開閉機21とブラケット本体7Aとの間に配設することができる。
また、この実施形態でも、第1中間部材51を軸受け部9に下から当接させてブラケット本体7Aに取り付けることにより、第1中間部材51の取付位置を上下方向に位置決めすることができる。
図11及び図12には、開閉機21をブラケット本体7Aに連結するためのさらに別実施形態に係る中間体60が示されている。この中間体60も、ブラケット7側に設けられている第1中間部材61と、開閉機21側に設けられている第2中間部材62とを含んで構成されている。
図12には、軸受け部9との関係で示された第1中間部材61が示されている。四角形の板状となっているこの第1中間部材61は、軸受け部9の取付部9D〜9Fをブラケット本体7Aとの間に収納できるように、四隅の部分61A〜61Dに対して巻取軸20側へ平坦状に突出した突出部61Eを有している。十字形となっているこの突出部61Eには、軸受け部9の底部9A及び立上部9B,9Cを挿入することができる開口部63が形成されている。また、第1中間部材61の上下部には、図11に示されているように、開閉機21の側へ、すなわち、電動式巻取軸20の側へ延びる長さを有している延出部61F,61Gが折り曲げ加工により形成されている。
なお、本実施形態の開口部63は、図12に示されているように、軸受け部9の底部9A及び立上部9B,9Cと同じく、上向きに開口したコ字形状となっているが、例えば、四角形の開口部でもよい。
図11に示されているように、開閉機21側の第2中間部材62は、断面円形の軸部材であり、この第2中間部材62は、本実施形態では開閉機21の端面に直接取り付けられているが、これまでの実施形態と同様に、補助部材35を介して開閉機21の端面に取り付けてもよい。
開閉機21をブラケット本体7Aに中間体60を介して連結するためには、軸受け部9の底部9A及び立上部9B,9Cを第1中間部材の開口部63に挿入して、第1中間部材61の四隅の部分61A〜61Dをブラケット本体7Aにリベット等の結合具64で結合することにより、第1中間部材61をブラケット本体7Aに取り付け、この後に、第2中間部材62を第1中間部材61の2個の延出部61F,61Gの間に挿入する。そして、これらの延出部61F,61Gに設けられている孔65と第2中間部材62に設けられている孔とにボルト66を挿入し、延出部61Gの孔から突出したボルト66の軸端にナットを螺合する。
これにより、第1中間部材61と第2中間部材62はボルト66及びナットにより接続され、また、第1中間部材61と第2中間部材62が構成部材となっている中間体60により、開閉機21とブラケット7のブラケット本体7Aとが連結されることになる。
この実施形態によると、第1中間部材61には、軸受け部9の取付部9D〜9Fをブラケット本体7Aとの間に収納するための突出部61Eが形成されていることや、軸受け部9の底部9A及び立上部9B,9Cが挿入される開口部63が形成されていること、軸受け部9に対して巻取軸20の軸径方向外側に配置される2個の延出部61F,61Gが設けられていることのため、第1中間部材61が軸受け部9と干渉することなく、言い換えると、第1中間部材61が軸受け部9に邪魔されことなく、第1中間部材61を開閉機21とブラケット7との間に配設することができる。
また、図12に示されているように、開口部63の下縁63Aを軸受け部9の底部9Aの下面に当接させて第1中間部材61をブラケット7に取り付けることにより、第1中間部材61の取付位置を上下方向に位置決めすることができる。
本発明は、シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸を、電動モータの駆動力で回転する電動式巻取軸に改修される、例えば、窓用シャッター装置や出入口用シャッター装置を含む各種のシャッター装置に利用することができる。
3 シャッターカーテン
6 手動式巻取軸
7,8 支持用ブラケット
7A,8A ブラケット本体
9,10 軸受け部
20 電動式巻取軸
21 電動モータが構成要素となっている開閉機
30,50,60 中間体
31,51,61 第1中間部材
31B,31C,61F,62G 延出部
31D 受け部となっている延出部
32,52,62 第2中間部材
34,63 開口部
37 空洞部
53,54 屈曲部

Claims (7)

  1. シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸が、内部に電動モータが収納されていてこの電動モータの駆動力により回転する電動式巻取軸に改修されているとともに、前記手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部が残されている改修された電動式シャッター装置において、
    前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設された中間体が介入されており、この中間体により前記ブラケット本体と前記電動モータとが連結されており、
    前記中間体の少なくとも一部を構成する構成部材は開口部を有しており、この開口部の内部に前記軸受け部が挿入されることにより、前記中間体が、前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設されていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
  2. シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸が、内部に電動モータが収納されていてこの電動モータの駆動力により回転する電動式巻取軸に改修されているとともに、前記手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部が残されている改修された電動式シャッター装置において、
    前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設された中間体が介入されており、この中間体により前記ブラケット本体と前記電動モータとが連結されており、
    前記中間体の少なくとも一部を構成する構成部材は、前記ブラケット本体の側と前記電動モータの側とのうち、一方の側から他方の側へ延びる長さを有していて、これらのブラケット本体と電動モータとを連結するための延出部を備えており、この延出部が、前記軸受け部に対して前記巻取軸の軸径方向外側に配置されていることにより、前記中間体が、前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設されていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
  3. シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸が、内部に電動モータが収納されていてこの電動モータの駆動力により回転する電動式巻取軸に改修されているとともに、前記手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部が残されている改修された電動式シャッター装置において、
    前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設された中間体が介入されており、この中間体により前記ブラケット本体と前記電動モータとが連結されており、
    前記中間体の少なくとも一部を構成する構成部材の形状は屈曲した形状となっており、この屈曲した形状が前記軸受け部を避けた形状となっていることにより、前記中間体が、前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設されていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
  4. シャッターカーテンを巻き取り、繰り出すための手動式巻取軸が、内部に電動モータが収納されていてこの電動モータの駆動力により回転する電動式巻取軸に改修されているとともに、前記手動式巻取軸の支持用ブラケット及びこのブラケットのブラケット本体に設けられている軸受け部が残されている改修された電動式シャッター装置において、
    前記ブラケット本体と前記電動モータとの間に、前記軸受け部によって邪魔されないで配設された中間体が介入されており、この中間体により前記ブラケット本体と前記電動モータとが連結されており、
    前記中間体の少なくとも一部を構成する構成部材には、前記電動モータ又はこの電動モータに取り付けられた部材を下から受けるための受け部が設けられていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の改修された電動式シャッター装置において、前記中間体は、前記支持用ブラケットの側に設けられた第1中間部材と、前記電動モータの側に設けられた第2中間部材とを含んで構成され、前記第1中間部材と前記第2中間部材とが接続されることにより、前記ブラケット本体と前記電動モータとが連結されていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の改修された電動式シャッター装置において、前記中間体の少なくとも一部を構成する構成部材は前記ブラケット本体に取り付けられており、この取り付けは、前記構成部材が前記軸受け部に当接されることにより、前記ブラケット本体に対する取付位置が位置決めされて行われていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
  7. 請求項6に記載の改修された電動式シャッター装置において、前記取付位置の位置決めは上下方向の位置決めとなっていることを特徴とする改修された電動式シャッター装置。
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