JP5583742B2 - 信号切替装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラント制御用コントローラ等を更新する際に使用する信号切替装置に関するものである。
信号切替装置は、コントローラ等の更新工事の際に使用し、更新工事完了後には不要となり、また、更新対象となるコントローラの入出力構成に合わせて構築する必要がある。このため、専用装置ではなく、市販のシーケンサ等を使用し、シーケンサの入出力カード等を組合せてシステムを構築するものであった(例えば、特許文献1参照)。
さらに、電流値が違う場合、あるいは絶縁処理が必要な場合に対応するため、別途リレーやアナログアイソレータ等の装置を用意し、システムに組み込んでいた。また、シーケンサを使用しているため、制御プログラムも必要であり、その都度、システムに対応した制御プログラムを作成していた。
特開2004−133783号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
従来の信号切替装置は、上述したように、シーケンサの入出力カードを使用する構成となっている。このため、例えば、デジタル入力信号を扱う場合には、シーケンサ本体となるCPUやベース部分の他に、1枚のデジタル入力カードと2枚のデジタル出力カードの合計3枚が必要となる。実際のシステムでは、入出力信号の種類および点数により、それぞれに相当する入出力カードの種類および数量が必要となる。
さらに、これら入出力カードのインターフェース用コネクタは、一般的にコントローラ信号用ケーブルおよびプロセス信号用ケーブルを直接接続できない形状のものである。したがって、別途用意した端子台で中継した後、入出力カード用コネクタの形状およびピンアサインに合わせた形に変換する必要があった。
このため、シーケンサおよび入出力カード等の使用機器が増えるばかりか、コネクタ部分の変換による結線作業も発生する。この結果、高コストになってしまうとともに、故障や作業ミスなどのリスクも大きくなるという問題があった。
また、現地で信号切替装置の組み替えを行う際には、各機器の付け替えや結線変更を伴うこととなる。さらに、信号切替作業の際には、シーケンサの制御プログラムをパソコンなどの専用ツールで作成および設定変更する必要がある。このような点で、作業効率が非常に悪いという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、制御プログラムを備えたコントローラが不要となり、小型かつ安価にシステムを構築できるとともに、コスト低減、作業ミス等のリスクの低減、および作業効率の向上を図った信号切替装置を得ることを目的とする。
本発明に係る信号切替装置は、プロセス側回路からの入力信号を2分岐して2つのコントローラ側回路のそれぞれに第1の所望信号として出力する、あるいは2つのコントローラ側回路のそれぞれからの入力信号のいずれかを選択してプロセス側回路に第2の所望信号として出力する信号切替装置であって、プロセス側回路の既設コネクタを用いてプロセス側回路と接続可能なプロセス側コネクタと、2つのコントローラ側回路の既設コネクタを用いて2つのコントローラ側回路のそれぞれと接続可能な2つのコントローラ側コネクタと、外部電源と接続される電源供給コネクタと、制御プログラムを必要とせずに、プロセス側コネクタを介して入力したプロセス側回路からの入力信号および電源供給コネクタを介して入力した外部電源に基づいて第1の所望信号を生成して出力する、あるいは、2つのコントローラ側コネクタを介して入力した2つのコントローラ側回路のそれぞれからの入力信号および電源供給コネクタを介して入力した外部電源に基づいて第2の所望信号を生成して出力する信号処理回路部とを備えるものである。
本発明によれば、入出力コネクタとして、更新前の設備で使用していた既設コネクタを流用して接続できる構成を採用するとともに、外部からの電源供給により信号切替処理を実行するハードウェア回路を備えることにより、制御プログラムを備えたコントローラが不要となり、小型かつ安価にシステムを構築できるとともに、コスト低減、作業ミス等のリスクの低減、および作業効率の向上を図った信号切替装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係わるデジタル入力信号用切替装置の内部ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係わるアナログ入力信号用切替装置の内部ブロック図である。 本発明の実施の形態3に係わるデジタル出力信号用切替装置の内部ブロック図である。 本発明の実施の形態4に係わるアナログ出力信号用切替装置の内部ブロック図である。 本発明の実施の形態5に係わる信号切替装置のコネクタ部分の内部構造を説明するための図である。 本発明の実施の形態6に係わる信号切替装置のケース組み換えを説明するための図である。 本発明の実施の形態7に係わる信号切替装置の操作制御部分の接続例を説明するための図である。
以下、本発明の信号切替装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
本実施の形態1では、デジタル入力信号に適用する信号切替装置について説明する。なお、以下の説明では、デジタル入力のことを、必要に応じてDIと略称する。図1は、本発明の実施の形態1に係わるデジタル入力信号用切替装置の内部ブロック図である。この図1において、デジタル入力信号切替装置1は、プロセス側コネクタ31と、コントローラ側コネクタA32と、コントローラ側コネクタB33と、電源供給コネクタ34を備え、外部にDI用プロセス側回路5と、コントローラ(旧)側DIカード6と、コントローラ(新)側DIカード7と、駆動用外部電源装置8を接続できる構造を有している。
また、デジタル入力信号切替装置1は、信号処理回路部として、信号切替デバイス2と、入力信号状態表示LED3と、電流増幅回路4を有している。
次に、図1に示すデジタル入力信号切替装置1の動作について説明する。
DI用プロセス側回路5からのデジタル信号は、プロセス側コネクタ31よりデジタル入力信号切替装置1の内部へ取り込まれる。このとき、DI用プロセス側回路5の接点がONのとき、入力信号状態表示LED3が点灯する。
また、DI用プロセス側回路5が古いプラント等に用いられており、接触不良防止のため接点電流を20mA程度流す必要があるなどの制約がある場合には、電流増幅回路4で不足する電流値を補うことができる。この電流増幅回路4は、電源ラインに抵抗器を接続し電流を流すだけの簡単なものでよい。
次段の信号切替デバイス2は、前述のデジタル入力信号のON/OFF状態に応じて、二次側接点をON/OFFするものである。この信号切替デバイス2の部分は、機械的な接点をもつリレーや、フォトカプラ等でも構成できる。ただし、寿命や実装スペースの点、および二次側以降の回路の制約を少なくできる点等を考慮すると、信号切替デバイス2として光MOSFETリレーを使用する方がよい。
デジタル入力信号切替装置1は、コントローラ(旧)側DIカード6とコントローラ(新)側DIカード7に対し、デジタル信号を出力するが、これらはいずれかに切替える必要はなく、両方同時に出力する方法とする。このため、信号切替デバイス2の二次側の2つの接点の構成は、ともにa接点とし、これらを必要チャンネル分搭載している。
信号切替デバイス2からのデジタル信号は、コントローラ側コネクタA32と、コントローラ側コネクタB33を介して、コントローラ(旧)側DIカード6と、コントローラ(新)側DIカード7にそれぞれ出力される。
これらの信号切替処理は、電源供給コネクタ34に接続された駆動用外部電源装置8より電源供給するだけで動作するため、従来使用していたシーケンサのように、制御プログラム等を必要としない。
また、コントローラ側コネクタA32としては、更新工事開始前にコントローラ(旧)側DIカード6からDI用プロセス側回路5に接続していたケーブルをダイレクトに接続できるコネクタを選定することができる。そして、コントローラ側コネクタB33およびプロセス側コネクタ31にも、同様のコネクタを使用することができる。この結果、更新工事開始時はもとより、終了時にも各ケーブルをそのままプロセスまたはコントローラに接続可能となり、作業効率の向上を図ることができる。
さらに、本信号切替装置は、装置1台単位での取付けまたは取外しが可能なため、簡単にシステムの組み替えができ、現地での急なシステム構成の変更等にも対応できる。なお、この際にも、従来必要であった結線作業や制御プログラムの作成および設定変更作業は、一切不要である。
また、本実施の形態1におけるデジタル入力信号切替装置1は、信号切替装置としての用途以外に、プラント−コントローラ間の信号バッファ装置としても使用可能である。従来、プラント−コントローラ間のインターフェース部分には、それぞれが取扱う電圧値や電流値などの信号レベルの違いにより、直接接続が不可能であった。このため、リレーを介して、この信号レベルの違いを吸収することが多く、リレーでバッファの役割をさせるためには、当然リレーを信号点数分用意する必要がある。この結果、多くのリレーを使用するため、スペース効率が悪いばかりか、結線作業等の発生により組立作業効率も低下していた。
そこで、本実施の形態1におけるデジタル入力信号切替装置1を信号バッファ装置として使用すれば、前述のように1台の装置に複数チャンネルを内蔵し、プラント側への電流を20mA程度流すことができ、ケーブルをコネクタにダイレクトで接続することが可能なため、スペース効率、組立作業効率が向上する。
さらに、リレーのように機械的接点がないため、長寿命および高信頼性の点でも非常に有利であるほか、プラントとのインターフェース部をDC回路としているため、長距離の信号ラインにも対応可能である。
以上のように、実施の形態1によれば、入出力コネクタとして、更新前の設備で使用していた既設コネクタをダイレクトに接続できる構成を採用している。さらに、本実施の形態1におけるデジタル入力信号切替装置は、1つの信号に対して新旧2つのデジタル入力カードに対して同時出力ができるように複数チャネルを内蔵し、かつ、所望の電流を流すことができるように電流増幅回路を内蔵している。
さらに、本実施の形態1におけるデジタル入力信号用の信号切替装置は、外部電源装置より電源供給するだけで動作し、制御プログラムを備えたコントローラを不要とすることができる。この結果、小型かつ安価にシステムを構築できるとともに、コスト低減、作業ミス等のリスクの低減、および作業効率の向上を図ったデジタル入力信号用の信号切替装置を実現できる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、デジタル入力信号に適用する信号切替装置について説明した。これに対して、本実施の形態2では、アナログ入力信号に適用する信号切替装置について説明する。なお、以下の説明では、アナログ入力のことを、必要に応じてAIと略称する。また、本実施の形態2で説明するアナログ入力信号切替装置における外部接続用コネクタや装置外形等は、先の実施の形態1と同様の構造を有している。
図2は、本発明の実施の形態2に係わるアナログ入力信号用切替装置の内部ブロック図である。この図2において、アナログ入力信号切替装置9は、プロセス側コネクタ31と、コントローラ側コネクタA32と、コントローラ側コネクタB33と、電源供給コネクタ34を備え、外部にAI用プロセス側回路14と、コントローラ(旧)側AIカード15と、コントローラ(新)側AIカード16と、駆動用外部電源装置8を接続できる構造を有している。
また、アナログ入力信号切替装置9は、信号処理回路部として、信号切替デバイス10と、切替スイッチ/LED11と、電圧信号短絡デバイス12と、電圧/電流選択スイッチ/LED13を有している。
次に、図2に示すアナログ入力信号切替装置9の動作について説明する。
AI用プロセス側回路14からのアナログ信号は、プロセス側コネクタ31よりアナログ入力信号切替装置9の内部へ取り込まれる。このアナログ信号は、コントローラ(旧)側AIカード15と、コントローラ(新)側AIカード16のいずれかへ振り分けられるために、信号切替デバイス10に入力される。
この信号切替デバイス10は、切替スイッチ/LED11のスイッチ状態を一次側に入力し、これに応じて二次側接点をON/OFFするものであり、いずれかのアナログ信号を選択するため、二次側の2つの接点の構成は、1a1bとしている。また、この信号切替デバイス10の部分には、先の実施の形態1と同様に、光MOSFETリレーを使用する。
図2に示す回路での動作は、次のようになる。切替スイッチ/LED11のスイッチがOFF状態では、LEDは消灯状態であり、アナログ信号は、コントローラ(旧)側AIカード15に出力されることとなる。一方、切替スイッチ/LED11のスイッチがON状態では、LEDは点灯状態となり、アナログ信号は、コントローラ(新)側AIカード16に出力されることとなる。
また、この切替スイッチ/LED11のスイッチは、1チャンネルごとに用意されており、スイッチに対応したチャンネルのアナログ信号を、1チャンネルごとに切替えることができる。なお、切替スイッチ/LED11は、1つのスイッチを共有し、複数チャンネルを一括で切替える構造としてもよい。
ただし、前述のように、信号を切替える必要があるのは、アナログ入力信号が電流信号の場合であり、アナログ入力信号が電圧信号の場合には、切替える必要はなく、コントローラ(旧)側AIカード15と、コントローラ(新)側AIカード16の両方に同時出力する構造とすることができる。
このため、信号切替デバイス10の出力には、電圧信号短絡デバイス12が接続されている。そして、アナログ入力信号が電流信号の場合には、電圧/電流選択スイッチ/LED13にてスイッチをOFFとし、LED消灯状態とすることで、信号切替デバイス10は、前述の切替動作を行う。
一方、アナログ入力信号が電圧信号の場合には、電圧/電流選択スイッチ/LED13にてスイッチをONとし、LED点灯状態とすることで、電圧信号短絡デバイス12が動作し、コントローラ(旧)側AIカード15用のアナログ信号と、コントローラ(新)側AIカード16用のアナログ信号を短絡する。これにより、アナログ入力信号が電圧信号の場合には、コントローラ(旧)側AIカード15と、コントローラ(新)側AIカード16に同時出力が可能となる。
これらの信号切替処理は、先の実施の形態1と同様に、電源供給コネクタ34に接続された駆動用外部電源装置8より電源供給するだけで動作するため、従来使用していたシーケンサのように、制御プログラム等を必要としない。
なお、プロセス側コネクタ31、コントローラ側コネクタA32、コントローラ側コネクタB33が既設ケーブルをダイレクトに接続できること、本信号切替装置が装置1台単位で取付けまたは取外しが可能なこと、およびそれらによる効果については、先の実施の形態1と同様である。
以上のように、実施の形態2によれば、入出力コネクタとして、更新前の設備で使用していた既設コネクタをダイレクトに接続できる構成を採用している。さらに、本実施の形態2におけるアナログ入力信号切替装置は、アナログ入力信号が電流信号である場合と電圧信号である場合の両方に対応できるように、電圧信号短絡デバイスおよび電圧/電流選択スイッチを内蔵している。
さらに、本実施の形態2におけるアナログ入力信号用の信号切替装置は、外部電源装置より電源供給するだけで動作し、制御プログラムを備えたコントローラを不要とすることができる。この結果、小型かつ安価にシステムを構築できるとともに、コスト低減、作業ミス等のリスクの低減、および作業効率の向上を図ったアナログ入力信号用の信号切替装置を実現できる。
実施の形態3.
先の実施の形態1、2では、デジタル入力信号およびアナログ入力信号に適用する信号切替装置について説明した。これに対して、本実施の形態3では、デジタル出力信号に適用する信号切替装置について説明する。なお、以下の説明では、デジタル出力のことを、必要に応じてDOと略称する。また、本実施の形態3で説明するデジタル出力信号切替装置における外部接続用コネクタや装置外形等は、先の実施の形態1、2と同様の構造を有している。
図3は、本発明の実施の形態3に係わるデジタル出力信号用切替装置の内部ブロック図である。この図3において、デジタル出力信号切替装置17は、プロセス側コネクタ31と、コントローラ側コネクタA32と、コントローラ側コネクタB33と、電源供給コネクタ34を備え、外部にDO用プロセス側回路18と、コントローラ(旧)側DOカード19と、コントローラ(新)側DOカード20と、駆動用外部電源装置8を接続できる構造を有している。
また、デジタル出力信号切替装置17は、信号処理回路部として、信号切替デバイス10と、切替スイッチ/LED11を有している。
次に、図3に示すデジタル出力信号切替装置17の動作について説明する。
コントローラ(旧)側DOカード19およびコントローラ(新)側DOカード20からのデジタル信号は、それぞれコントローラ側コネクタA32と、コントローラ側コネクタB33よりデジタル出力信号切替装置17内部へ取り込まれる。信号切替デバイス10は、これらのデジタル信号のうちいずれかを選択し、プロセス側コネクタ31を介して外部のDO用プロセス側回路18に出力する。
この信号切替デバイス10は、切替スイッチ/LED11のスイッチの状態を一次側に入力し、これに応じて二次側接点をON/OFFするものであるが、いずれかのデジタル信号を選択するため、二次側の2つの接点の構成は、1a1bとしている。また、この信号切替デバイス10の部分には、先の実施の形態1および2と同様に、光MOSFETリレーを使用する。
図3に示す回路での動作は、次のようになる。切替スイッチ/LED11のスイッチがOFF状態では、LEDは消灯状態であり、コントローラ(旧)側DOカード19からのデジタル信号が選択され、プロセス側コネクタ31を介して外部のDO用プロセス側回路18に出力されることとなる。
一方、切替スイッチ/LED11のスイッチがON状態では、LEDは点灯状態となり、コントローラ(新)側DOカード20からのデジタル信号が選択され、プロセス側コネクタ31を介して外部のDO用プロセス側回路18に出力されることとなる。
また、この切替スイッチ/LED11のスイッチは、1チャンネルごとに用意されており、スイッチに対応したチャンネルのデジタル信号を、1チャンネルごとに切替えることができる。なお、切替スイッチ/LED11は、1つのスイッチを共有し、複数チャンネルを一括で切替える構造としてもよい。
これらの信号切替処理は、先の実施の形態1および2と同様に、電源供給コネクタ34に接続された駆動用外部電源装置8より電源供給するだけで動作するため、従来使用していたシーケンサのように、制御プログラム等を必要としない。
なお、プロセス側コネクタ31、コントローラ側コネクタA32、コントローラ側コネクタB33が既設ケーブルをダイレクトに接続できること、本信号切替装置が装置1台単位で取付けまたは取外しが可能なこと、およびそれらによる効果については、先の実施の形態1、2と同様である。
以上のように、実施の形態3によれば、入出力コネクタとして、更新前の設備で使用していた既設コネクタをダイレクトに接続できる構成を採用している。さらに、本実施の形態3におけるデジタル出力信号切替装置は、新旧のデジタル出力カードからの信号のいずれかを選択できるように、切替スイッチを内蔵している。
さらに、本実施の形態3におけるデジタル出力信号用の信号切替装置は、外部電源装置より電源供給するだけで動作し、制御プログラムを備えたコントローラを不要とすることができる。この結果、小型かつ安価にシステムを構築できるとともに、コスト低減、作業ミス等のリスクの低減、および作業効率の向上を図ったデジタル出力信号用の信号切替装置を実現できる。
実施の形態4.
先の実施の形態3では、デジタル出力信号に適用する信号切替装置について説明した。これに対して、本実施の形態4では、アナログ出力信号に適用する信号切替装置について説明する。なお、以下の説明では、アナログ出力のことを、必要に応じてAOと略称する。また、本実施の形態4で説明するアナログ出力信号切替装置における外部接続用コネクタや装置外形等は、先の実施の形態1〜3と同様の構造を有している。
図4は、本発明の実施の形態4に係わるアナログ出力信号用切替装置の内部ブロック図である。この図4において、アナログ出力信号切替装置21は、プロセス側コネクタ31と、コントローラ側コネクタA32と、コントローラ側コネクタB33と、電源供給コネクタ34を備え、外部にAO用プロセス側回路22と、コントローラ(旧)側AOカード23と、コントローラ(新)側AOカード24と、駆動用外部電源装置8を接続できる構造を有している。
また、アナログ出力信号切替装置21は、信号処理回路部として、信号切替デバイス10と、アナログ信号折り返しデバイス25と、切替スイッチ/LED11を有している。
次に、図4に示すアナログ出力信号切替装置21の動作について説明する。
コントローラ(旧)側AOカード23およびコントローラ(新)側AOカード24からのアナログ信号は、それぞれコントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33よりアナログ出力信号切替装置21内部へ取り込まれる。信号切替デバイス10は、これらのアナログ信号のうちいずれかを選択し、プロセス側コネクタ31を介して外部のAO用プロセス側回路22へ出力する。
このときに選択されなかったアナログ信号は、アナログ信号折り返しデバイス25によって自動的にコントローラ側に折り返される仕組みにしている。これにより、選択されなかったアナログ信号が、オープン状態にならないようにしている。
信号切替デバイス10およびアナログ折り返しデバイス25は、切替スイッチ/LED11のスイッチ状態を一次側に入力し、これに応じて二次側接点をON/OFFするものであり、常にいずれかのアナログ信号を選択しておく必要があるため、二次側の2つの接点の構成は、1a1bとしている。また、これらの信号切替デバイス10およびアナログ折り返しデバイス25の部分には、先の実施の形態1〜3と同様に、光MOSFETリレーを使用する。
図4に示す回路での動作は、次のようになる。切替スイッチ/LED11のスイッチがOFF状態では、LEDは消灯状態であり、アナログ信号はコントローラ(旧)側AOカード23が選択され、プロセス側コネクタ31を介して外部のAO用プロセス側回路22に出力される。このときコントローラ(新)側AOカード24からのアナログ信号は、アナログ信号折り返しデバイス25によって、コントローラ(新)側AOカード24へと折り返される。
一方、切替スイッチ/LED11のスイッチがON状態では、LEDは点灯状態となり、コントローラ(新)側AOカード24が選択され、プロセス側コネクタ31を介して外部のAO用プロセス側回路22に出力される。このとき、コントローラ(旧)側AOカード23からのアナログ信号は、アナログ信号折り返しデバイス25によって、コントローラ(旧)側AOカード23へと折り返される。
また、この切替スイッチ/LED11のスイッチは、1チャンネルごとに用意されており、スイッチに対応したチャンネルのアナログ信号を、1チャンネルごとに切替えることができる。なお、切替スイッチ/LED11は、1つのスイッチを共有し、複数チャンネルを一括で切替える構造としてもよい。
これらの信号切替処理は、先の実施の形態1〜3と同様に、電源供給コネクタ34に接続された駆動用外部電源装置8より電源供給するだけで動作するため、従来使用していたシーケンサのように、制御プログラム等を必要としない。
なお、プロセス側コネクタ31、コントローラ側コネクタA32、コントローラ側コネクタB33が既設ケーブルをダイレクトに接続できること、本信号切替装置が装置1台単位で取付けまたは取外しが可能なこと、およびそれらによる効果については、先の実施の形態1〜3と同様である。
以上のように、実施の形態3によれば、入出力コネクタとして、更新前の設備で使用していた既設コネクタをダイレクトに接続できる構成を採用している。さらに、本実施の形態4におけるアナログ出力信号切替装置は、新旧のアナログ出力カードからの信号のいずれかを選択できるように切替スイッチを内蔵しているとともに、選択しなかった信号がオープン状態にならないようにアナログ信号折り返し回路を内蔵している。
さらに、本実施の形態4におけるアナログ出力信号用の信号切替装置は、外部電源装置より電源供給するだけで動作し、制御プログラムを備えたコントローラを不要とすることができる。この結果、小型かつ安価にシステムを構築できるとともに、コスト低減、作業ミス等のリスクの低減、および作業効率の向上を図ったアナログ出力信号用の信号切替装置を実現できる。
実施の形態5.
先の実施の形態1〜4では、プロセス側コネクタ31、コントローラ側コネクタA32、コントローラ側コネクタB33について、それぞれ既設ケーブルをダイレクトに接続できる構造を採用する場合について説明した。しかしながら、プラントによりこれらコネクタ形状は異なることがあり、特定のプラント用コネクタの形状に合わせて信号切替装置を製造すると、コネクタ形状が異なる他のプラントには使用できなくなる。
また、プラントごとに特化した信号切替装置をその都度製造すると、コストアップに繋がるほか、品質面などでもデメリットが大きい。そこで、本実施の形態5では、このような問題を回避するために、コネクタ部分を自由に取替えできる構造を採用する場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態5に係わる信号切替装置のコネクタ部分の内部構造を説明するための図である。より具体的には、信号切替装置27の内部に、内部基板26を収納した状態が示されている。この内部基板26に、プロセス側コネクタ31、コントローラ側コネクタA32、コントローラ側コネクタB33を半田付け等で取り付けるのが一般的な組立て方法である。
しかしながら、本実施の形態5では、コネクタ部分を自由に取替えできる構造を実現するために、半田付け等による取付け構造部分を、ケーブル付コネクタ28の構造に変更し、内部基板26に接続する構成を採用している。
そして、コネクタ形状が異なるプラントに使用する場合には、例えば、図5に示したケーブル付コネクタ29あるいはケーブル付コネクタ30のように、コネクタ部のみを変更したケーブル付コネクタを製造し、共通化して製造された内部基板26に接続すればよいことになる。
以上のように、実施の形態5によれば、どのようなプラントに対しても、共通の内部基板と専用のケーブル付コネクタを組み合わせることで対応でき、最小限のコストで、先の実施の形態1〜4と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
上述した実施の形態1〜4における信号切替装置では、図1〜図4に示されたように、切替スイッチ/LED11の設置面を前面とした場合には、プロセス側コネクタ31は前面側、コントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33は後面側に配置されている。これにより、装置の小型化を図るとともに、複数台を並べて使用できるようにしている。
しかしながら、設置場所の制約などで、後面側からのケーブル配線ができない場合が考えられる。そこで、本実施の形態6では、このような制約がある場合にも、ケースの組立て方法を変更するだけで、後面側に配置しているコントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33を、前面側に容易に配置変更できる構造を備えた信号切替装置について説明する。
図6は、本発明の実施の形態6に係わる信号切替装置のケース組み換えを説明するための図である。図6(a)は、信号切替装置27の通常の状態を示しており、前面側にプロセス側コネクタ31、後面側にコントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33が配置されている。
これに対して、図6(b)〜図6(d)の順にケースの組立てを行うことで、後面側に配置しているコントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33を、前面側に容易に配置変更できる。具体的には、まず、図6(b)に示すように、本体側ケース42と蓋側ケース43を外し、蓋側ケース43を180°回転させることで、後面側のコントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33が、前面側になるようにする。
この状態で、図6(c)に示すように、再度、蓋側ケース43を本体側ケース42に取り付けることで、図6(d)に示すように、プロセス側コネクタ31、コントローラ側コネクタA32、コントローラ側コネクタB33の全てのコネクタが、前面側に配置されることになる。
なお、図6(d)の状態においては、コントローラ側コネクタA32とコントローラ側コネクタB33の配置が、後面配置の場合に比べ、上下逆の配置になっている。しかしながら、これらはケーブル付コネクタとしているので、内部基板26への接続を入れ替えることで、上下逆の配置にならないように変更対応することも可能である。
また、ケースにコネクタ名称等の表示をしている場合には、図6(d)の状態において、文字表示が上下方向に逆になってしまう。しかしながら、この問題に対しては、通常の表示と上下方向に逆の表示の二通りの表示をしておくなどで、対応可能である。
以上のように、実施の形態6によれば、部品の追加や加工を伴わずに、ケースの組立て方法を変更するだけで、全てのコネクタを前面側に配置できる。この結果、更新工事の設置環境に合わせ、工事現場において容易にコネクタの配置変更が可能となる。
実施の形態7.
先の実施の形態2〜4では、信号切替え操作に使用する切替スイッチ/LED11を信号切替装置上に設置することを前提に説明した。これに対して、本実施の形態7では、切替スイッチ/LED11を、独立したスイッチユニットとして用意し、信号切替装置とは専用コネクタケーブルを介して接続する構造とする場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態7に係わる信号切替装置の信号切替え操作部分の接続例を説明するための図である。切替スイッチ/LED11は、信号切替装置27の表面部分で、かつ操作可能なところに配置することになる。しかしながら、装置台数の増加による配線の増加や、設置場所の制約等で、スイッチ操作に支障がでる可能性も考えられる。
このような問題を回避するために、本実施の形態7では、図7に示すように、信号切替装置27とは独立したスイッチユニット35を用意し、スイッチユニット専用コネクタケーブル36を介して信号切替装置27と接続する構造としている。このスイッチユニット専用コネクタケーブル36の長さを変更することで、スイッチユニット35を任意の場所に移動し、操作することができる。
また、大規模プラント等で信号切替装置27およびスイッチユニット35の台数が多くなった場合には、作業員が1チャンネルごとに手動で切替え操作するのは作業性も悪く、操作ミスの発生率も高くなることが考えられる。そこで、スイッチユニット35の代わりにシーケンサ37を用い、シーケンサ専用コネクタケーブル38を介してシーケンサ37を信号切替装置27に接続する構成とすることで、シーケンサDOカード39からの制御信号による切替え操作が可能なシステムを構築することができる。この結果、操作性向上による作業員の作業効率の向上と操作ミス低減の効果が期待できる。
さらに、シーケンサ37を用いる以外にも、タッチパネル操作器専用コネクタケーブル41を介してタッチパネル操作器40を信号切替装置27に接続する構成とすることで、タッチパネルの画面を見ながらの切替え操作が可能となる。この結果、シーケンサ37を用いた場合と同様に、操作性向上による作業員の作業効率の向上と操作ミス低減の効果が期待できる。
なお、上述したようなシーケンサやタッチパネル以外でも、DO出力等の制御可能な装置があれば、同様の効果を得ることができ、用途に応じて選択すればよい。
以上のように、実施の形態7によれば、信号切替え制御が可能な装置を、専用コネクタケーブルを介して、装置本体に接続できる構成を有している。この結果、コントローラの更新作業時における作業効率の向上、および操作ミスの低減を実現できる。
1 デジタル入力信号切替装置、2 信号切替デバイス、3 入力信号状態表示LED、4 電流増幅回路、5 DI用プロセス側回路、6 コントローラ(旧)側DIカード、7 コントローラ(新)側DIカード、8 駆動用外部電源装置、9 アナログ入力信号切替装置、10 信号切替デバイス、11 切替スイッチ/LED(コントローラ選択切替スイッチ)、12 電圧信号短絡デバイス、13 電圧/電流選択スイッチ/LED(電圧/電流切替選択スイッチ)、14 AI用プロセス側回路、15 コントローラ(旧)側AIカード、16 コントローラ(新)側AIカード、17 デジタル出力信号切替装置、18 DO用プロセス側回路、19 コントローラ(旧)側DOカード、20 コントローラ(新)側DOカード、21 アナログ出力信号切替装置、22 AO用プロセス側回路、23 コントローラ(旧)側AOカード、24 コントローラ(新)側AOカード、25 アナログ信号折り返しデバイス、26 内部基板、27 信号切替装置、28 ケーブル付コネクタ、29 ケーブル付コネクタ、30 ケーブル付コネクタ、31 プロセス側コネクタ、32 コントローラ側コネクタA、33 コントローラ側コネクタB、34 電源供給コネクタ、35 スイッチユニット、36 スイッチユニット専用コネクタケーブル、37 シーケンサ、38 シーケンサ専用コネクタケーブル、39 シーケンサDOカード、40 タッチパネル操作器、41 タッチパネル操作器専用コネクタケーブル、42 本体側ケース、43 蓋側ケース

Claims (8)

  1. プロセス側回路からの入力信号を2分岐して2つのコントローラ側回路のそれぞれに第1の所望信号として出力する、あるいは2つのコントローラ側回路のそれぞれからの入力信号のいずれかを選択してプロセス側回路に第2の所望信号として出力する信号切替装置であって、
    前記プロセス側回路の既設コネクタを用いて前記プロセス側回路と接続可能なプロセス側コネクタと、
    前記2つのコントローラ側回路の既設コネクタを用いて前記2つのコントローラ側回路のそれぞれと接続可能な2つのコントローラ側コネクタと、
    外部電源と接続される電源供給コネクタと、
    制御プログラムを必要とせずに、前記プロセス側コネクタを介して入力した前記プロセス側回路からの入力信号および前記電源供給コネクタを介して入力した前記外部電源に基づいて前記第1の所望信号を生成して出力する、あるいは、前記2つのコントローラ側コネクタを介して入力した前記2つのコントローラ側回路のそれぞれからの入力信号および前記電源供給コネクタを介して入力した前記外部電源に基づいて前記第2の所望信号を生成して出力する信号処理回路部と
    を備えた信号切替装置。
  2. 請求項1に記載の信号切替装置であって、
    前記信号処理回路部は、前記プロセス側コネクタを介して前記プロセス側回路からデジタル入力信号を受信し、前記2つのコントローラ側コネクタを介して前記2つのコントローラ側回路のそれぞれに前記第1の所望信号を同時に出力する回路であり、
    受信した前記デジタル入力信号のON/OFF状態に応じた信号として前記第1の所望信号を生成し、前記2つのコントローラ側コネクタを介して前記2つのコントローラ側回路のそれぞれに前記第1の所望信号を同時に出力する信号切替デバイスと、
    前記プロセス側コネクタと前記信号切替デバイスとの間に設けられ、前記プロセス側回路のON/OFF状態を読み取るための前記デジタル入力信号の電流増幅を行う電流増幅回路と
    を有する信号切替装置。
  3. 請求項1に記載の信号切替装置であって、
    前記信号処理回路部は、前記プロセス側コネクタを介して前記プロセス側回路からアナログ入力信号を受信し、前記2つのコントローラ側コネクタを介して前記2つのコントローラ側回路のそれぞれに前記第1の所望信号を出力する回路であり、
    前記2つのコントローラ側回路のうち、いずれか一方を選択するコントローラ選択信号を生成するコントローラ選択切替スイッチと、
    前記アナログ入力信号が電圧信号であるか電流信号であるかを示す電圧/電流選択信号を生成する電圧/電流選択スイッチと、
    前記電圧/電流選択信号が電流信号であることを示す場合には、受信した前記アナログ入力信号を、前記コントローラ選択信号により選択されたいずれか一方のコントローラ側回路に出力するように前記第1の所望信号を生成し、前記電圧/電流選択信号が電圧信号であることを示す場合には、受信した前記アナログ入力信号を、前記2つのコントローラ側回路の両方に出力するように前記第1の所望信号を生成する信号切替デバイスと
    を有する信号切替装置。
  4. 請求項1に記載の信号切替装置であって、
    前記信号処理回路部は、前記2つのコントローラ側コネクタを介して前記2つのコントローラ側回路のそれぞれからの2つのデジタル出力信号を前記入力信号として受信し、前記プロセス側コネクタを介して前記プロセス側回路に前記第2の所望信号を出力する回路であり、
    前記2つのコントローラ側回路のうち、いずれか一方を選択するコントローラ選択信号を生成するコントローラ選択切替スイッチと、
    受信した前記2つのデジタル出力信号のうち、前記コントローラ選択信号により選択されたいずれか一方のコントローラ側回路からのデジタル出力信号のON/OFF状態に応じた信号として前記第2の所望信号を生成し、前記プロセス側コネクタを介して前記プロセス側回路に出力する信号切替デバイスと
    を有する信号切替装置。
  5. 請求項1に記載の信号切替装置であって、
    前記信号処理回路部は、前記2つのコントローラ側コネクタを介して前記2つのコントローラ側回路のそれぞれからの2つのアナログ出力信号を前記入力信号として受信し、前記プロセス側コネクタを介して前記プロセス側回路に前記第2の所望信号を出力する回路であり、
    前記2つのコントローラ側回路のうち、いずれか一方を選択するコントローラ選択信号を生成するコントローラ選択切替スイッチと、
    受信した前記2つのアナログ出力信号のうち、前記コントローラ選択信号により選択されたいずれか一方のコントローラ側回路からのアナログ出力信号を前記第2の所望信号として生成し、前記プロセス側コネクタを介して前記プロセス側回路に出力する信号切替デバイスと、
    前記コントローラ選択信号により選択されなかった他方のコントローラ側回路からのアナログ出力信号がオープン状態とならないように、選択されなかった前記アナログ信号を前記他方のコントローラ側回路に折り返すアナログ信号折り返しデバイスと
    を有する信号切替装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載の信号切替装置であって、
    前記コントローラ選択切替スイッチは、信号切替装置本体と着脱可能とするケーブル付コネクタを有したユニットとして構成されている
    信号切替装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の信号切替装置であって、
    前記プロセス側コネクタおよび前記2つのコントローラ側コネクタのそれぞれは、一端が標準化された第1コネクタであり、他端が前記プロセス側回路および前記2つのコントローラ側回路で使用されている既存のコネクタと接続可能な第2コネクタであるケーブル付コネクタとして構成され、前記第1コネクタと接続可能なコネクタおよび前記信号処理回路部が搭載された内部基板とコネクタ接続にて着脱可能な構造を有する
    信号切替装置。
  8. 請求項7に記載の信号切替装置であって、
    前記信号処理回路部が搭載されるとともに、前記プロセス側コネクタを前面側に有する本体側ケースと、
    前記2つのコントローラ側コネクタを後面側に有する蓋側ケースと
    をさらに備え、
    前記蓋側ケースは、前面側に前記プロセス側コネクタが配置され、後面側に前記2つのコントローラ側コネクタが配置される0度の状態、および前面側に前記プロセス側コネクタおよび前記2つのコントローラ側コネクタの全てが配置される180度回転させた状態の両方で前記本体側ケースと組立可能である
    信号切替装置。
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