JP5583195B2 - 単位電池電圧調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直列に接続された複数の単位電池に係る単位電池電圧調整装置に関する。
複数の単位電池(セル)を直列に接続した組電池においてセル間の電圧のバラツキを解消するためのセル電圧バランス装置として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1に記載のセル電圧バランス装置では、セル毎に複数の放電回路を並列に設け、セルの電圧とバランス動作開始電圧との差が大である程、多数の放電回路を使用してセルからの放電を行っている。
特開2008−123868号公報
しかし、上述した従来のセル電圧バランス装置では、セル毎に複数の放電回路を有するために回路規模が大きくなるという課題がある。例えば移動体に組電池と共に実装されるセル電圧バランス装置では、小型化や軽量化が要求されるので、できる限り実装面積や部品点数を減らすことが好ましい。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、セル間の電圧の均等化を迅速に行うと共に回路規模を縮小できるセル(単位電池)電圧調整装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態は、直列に接続された複数の単位電池のうち、隣接する2つの単位電池同士が1つの組のみに属するように構成された組毎に2つずつ設けられて、2つの単位電池のいずれか一方に接続された場合に、当該接続された側の単位電池を放電させる、スイッチ及び抵抗から成る複数の主抵抗回路と、複数の単位電池のうち、電圧が最も低い単位電池には主抵抗回路が接続されないように、それよりも電圧が高い単位電池には1つの主抵抗回路が接続されるように、それよりも更に電圧が高い単位電池には2つの主抵抗回路が接続されるように、主抵抗回路のスイッチを切替制御する制御部とを備える。
前記複数の単位電池のうち、いずれか1つの単位電池を放電させる、スイッチ及び抵抗から成る副抵抗回路を更に備え、前記制御部は、前記複数の単位電池のうち、電圧が最も低い単位電池には前記主抵抗回路及び前記副抵抗回路のいずれも接続されないように、それよりも電圧が高い単位電池には前記主抵抗回路のみが接続されるように、それよりも更に電圧が高い単位電池には前記主抵抗回路及び前記副抵抗回路が接続されるように、前記主抵抗回路及び前記副抵抗回路のスイッチを切替制御するようにしてもよい。
本発明によれば、セル間の電圧の均等化を迅速に行うと共に回路規模を縮小できるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係るセル電圧調整装置を適用した電池監視回路100の回路構成図である。 図1に示す電池監視回路100の動作例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るセル電圧調整装置を適用した電池監視回路200の回路構成図である。 図3に示す電池監視回路200の動作例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るセル電圧調整装置を適用した電池監視回路300の回路構成図である。 図5に示す電池監視回路300の動作例を示す説明図である。 本発明に係る実施例を説明するための説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の各実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るセル電圧調整装置を適用した電池監視回路100の回路構成図である。第1実施形態では、図1に示されるように、組電池の構成例として、4個のセル(単位電池)1a,1b,1c,1dが直列に接続されているものを挙げて、説明する。
図1において、電池監視回路100は、4個のスイッチ2a,2b,2c,2dと4個の抵抗3a,3b,3c,3dとアナログ−デジタル信号変換器4とCPU(中央演算処理装置)5とトランシーバ6を備える。スイッチ2aの一方の被選択端子P1はセル1aの正極に接続されている。スイッチ2aのもう一方の被選択端子P2はセル1bの負極に接続されている。スイッチ2aの選択端子P3は抵抗3aの一方の端子に接続されている。抵抗3aのもう一方の端子はセル1aの負極およびセル1bの正極に接続されている。
スイッチ2bの一方の被選択端子P1はセル1aの正極に接続されている。スイッチ2bのもう一方の被選択端子P2はセル1bの負極に接続されている。スイッチ2bの選択端子P3は抵抗3bの一方の端子に接続されている。抵抗3bのもう一方の端子はセル1aの負極およびセル1bの正極に接続されている。
スイッチ2cの一方の被選択端子P1はセル1cの正極に接続されている。スイッチ2cのもう一方の被選択端子P2はセル1dの負極に接続されている。スイッチ2cの選択端子P3は抵抗3cの一方の端子に接続されている。抵抗3cのもう一方の端子はセル1cの負極およびセル1dの正極に接続されている。
スイッチ2dの一方の被選択端子P1はセル1cの正極に接続されている。スイッチ2dのもう一方の被選択端子P2はセル1dの負極に接続されている。スイッチ2dの選択端子P3は抵抗3dの一方の端子に接続されている。抵抗3dのもう一方の端子はセル1cの負極およびセル1dの正極に接続されている。
アナログ−デジタル信号変換器4は、セル1a,1b,1c,1dの正極および負極と接続されている。また、アナログ−デジタル信号変換器4はCPU5と接続されている。また、CPU5は、スイッチ2a,2b,2c,2dの制御端子と接続されている。また、CPU5はトランシーバ6と接続されている。また、トランシーバ6は、通信ネットワーク7に接続されている。
CPU5には、アナログ−デジタル信号変換器4を介して各セル1a,1b,1c,1dの電圧値が入力される。CPU5は各セル1a,1b,1c,1dの電圧値に基づいて各スイッチ2a,2b,2c,2dを制御する。CPU5は、トランシーバ6により、通信ネットワーク7に接続されるサーバ装置へ電池監視データを送信する。
図2は、図1に示す電池監視回路100の動作例を示す説明図である。図2の動作例では、スイッチ2aの被選択端子P1が選択されることによって、抵抗3aがセル1aと直列に接続される、セル1aに対する放電回路LP1が構成されている。また、スイッチ2cの被選択端子P1が選択されることによって、抵抗3cがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP2が構成されている。また、スイッチ2dの被選択端子P1が選択されることによって、抵抗3dがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP3が構成されている。
この図2の動作例では、セル1aに対しては一の放電回路LP1が構成されるが、セル1cに対しては二つの放電回路LP2,LP3が構成される。これにより、セル1cの放電速度をセル1aよりも速くすることができる。したがって、セル1aよりもセル1cの方が高い電圧である場合に、セル1cの放電速度をセル1aよりも速くすることで、セル1aとセル1cの電圧を両者よりも低い電圧(例えばセル1bの電圧)に迅速に合わせることができる。
さらに、一の放電回路として例えばスイッチ2aと抵抗3aから成る放電回路は、スイッチ2aにおいて、被選択端子P1が選択されればセル1aに対する放電回路LP1(図2)となるが、もう一方の被選択端子P2が選択されれば、抵抗3aがセル1bと直列に接続される、セル1bに対する放電回路となる。他の放電回路「スイッチ2bと抵抗3bの組」、「スイッチ2cと抵抗3cの組」及び「スイッチ2dと抵抗3dの組」も同様に、スイッチ2b,2c,2dの切替によって、「スイッチ2bと抵抗3bの組」はセル1a又は1bの放電回路として使用でき、「スイッチ2cと抵抗3cの組」及び「スイッチ2dと抵抗3dの組」はセル1c又は1dの放電回路として使用できる。
このように第1実施形態によれば、一の放電回路を二つのセルに対して切り替えて使用することができる。これにより、セル毎に複数の放電回路を備えなくとも、一のセルに対して二つの放電回路を使用することができるので、セル間の電圧の均等化を迅速に行うと共に回路規模を縮小できる。
なお、CPU5に対しては、電圧値が大きいセルから順番に二つの放電回路を使用しセル間の電圧の均等化を行うように、プログラミングすればよい。
また、図1に示す第1実施形態では、セル電圧調整装置は、スイッチ2a,2b,2c,2dと抵抗3a,3b,3c,3dとアナログ−デジタル信号変換器4とCPU5を有する。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態に係るセル電圧調整装置を適用した電池監視回路200の回路構成図である。第2実施形態では、図3に示されるように、第1実施形態と同様に組電池の構成例として、4個のセル1a,1b,1c,1dが直列に接続されているものを挙げて、説明する。
図3において、電池監視回路200は、6個のスイッチ10a,10b,10c,10d,10e−1,10e−2と5個の抵抗3a,3b,3c,3d,3eとアナログ−デジタル信号変換器4とCPU5とトランシーバ6を備える。スイッチ10aの一方の端子はセル1aの正極に接続されている。スイッチ10aのもう一方の端子は抵抗3aの一方の端子に接続されている。抵抗3aのもう一方の端子はセル1aの負極に接続されている。
スイッチ10bの一方の端子はセル1bの正極に接続されている。スイッチ10bのもう一方の端子は抵抗3bの一方の端子に接続されている。抵抗3bのもう一方の端子はセル1bの負極に接続されている。
スイッチ10cの一方の端子はセル1cの正極に接続されている。スイッチ10cのもう一方の端子は抵抗3cの一方の端子に接続されている。抵抗3cのもう一方の端子はセル1cの負極に接続されている。
スイッチ10dの一方の端子はセル1cの正極に接続されている。スイッチ10dのもう一方の端子は抵抗3dの一方の端子に接続されている。抵抗3dのもう一方の端子はセル1dの負極に接続されている。
スイッチ10e−1において、被選択端子P1はセル1aの正極に、被選択端子P2はセル1bの正極に、被選択端子P3はセル1cの正極に、被選択端子P4はセル1dの正極に、それぞれ接続されている。スイッチ10e−1の選択端子P5は抵抗3eの一方の端子に接続されている。
スイッチ10e−2において、被選択端子P1はセル1aの負極に、被選択端子P2はセル1bの負極に、被選択端子P3はセル1cの負極に、被選択端子P4はセル1dの負極に、それぞれ接続されている。スイッチ10e−2の選択端子P5は抵抗3eのもう一方の端子に接続されている。
アナログ−デジタル信号変換器4は、セル1a,1b,1c,1dの正極および負極と接続されている。また、アナログ−デジタル信号変換器4はCPU5と接続されている。また、CPU5は、スイッチ10a,10b,10c,10d,10e−1,10e−2の制御端子と接続されている。また、CPU5はトランシーバ6と接続されている。また、トランシーバ6は、通信ネットワーク7に接続されている。
CPU5には、アナログ−デジタル信号変換器4を介して各セル1a,1b,1c,1dの電圧値が入力される。CPU5は各セル1a,1b,1c,1dの電圧値に基づいて各スイッチ10a,10b,10c,10d,10e−1,10e−2を制御する。CPU5は、トランシーバ6により、通信ネットワーク7に接続されるサーバ装置へ電池監視データを送信する。
図4は、図3に示す電池監視回路200の動作例を示す説明図である。図4の動作例では、スイッチ10cがオンされることによって、抵抗3cがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP10が構成されている。また、スイッチ10e−1,10e−2の両方の被選択端子P3が選択されることによって、抵抗3eがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP11が構成されている。
この図4の動作例では、セル1cに対して二つの放電回路LP10,LP11が構成される。これにより、セル1cの放電速度を他のセルよりも速くすることができる。したがって、他のいずれかのセルよりもセル1cの方が高い電圧である場合に、セル1cの放電速度を該他のセルよりも速くすることで、該他のセルとセル1cの電圧を両者よりも低い電圧に迅速に合わせることができる。
このように第2実施形態によれば、スイッチ10e−1,10e−2によって抵抗3eをいずれか一のセルと直列に接続することにより、該一のセルに対して最大二つの放電回路を使用することができる。これにより、セル毎に複数の放電回路を備えなくとも、一のセルに対して二つの放電回路を使用することができるので、セル間の電圧の均等化を迅速に行うと共に回路規模を縮小できる。
なお、CPU5に対しては、電圧値が大きいセルから順番に二つの放電回路を使用しセル間の電圧の均等化を行うように、プログラミングすればよい。
また、図3に示す第2実施形態では、セル電圧調整装置は、スイッチ10a,10b,10c,10d,10e−1,10e−2と抵抗3a,3b,3c,3d,3eとアナログ−デジタル信号変換器4とCPU5を有する。
[第3実施形態]
図5は、本発明の第3実施形態に係るセル電圧調整装置を適用した電池監視回路300の回路構成図である。第3実施形態では、図5に示されるように、第1および第2実施形態と同様に組電池の構成例として、4個のセル1a,1b,1c,1dが直列に接続されているものを挙げて、説明する。
図5に示される電池監視回路300は、図1の第1実施形態と図3の第2実施形態を組み合わせた構成となっている。図5において図1、図3の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図5においてCPU5は、各セル1a,1b,1c,1dの電圧値に基づいて各スイッチ2a,2b,2c,2d,10e−1,10e−2を制御する。
図6は、図5に示す電池監視回路300の動作例を示す説明図である。図6の動作例では、スイッチ2aの被選択端子P1が選択されることによって、抵抗3aがセル1aと直列に接続される、セル1aに対する放電回路LP1が構成されている。また、スイッチ2cの被選択端子P1が選択されることによって、抵抗3cがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP2が構成されている。また、スイッチ2dの被選択端子P1が選択されることによって、抵抗3dがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP3が構成されている。
また、スイッチ10e−1,10e−2の両方の被選択端子P3が選択されることによって、抵抗3eがセル1cと直列に接続される、セル1cに対する放電回路LP11が構成されている。
この図2の動作例では、セル1aに対しては一の放電回路LP1が構成されるが、セル1cに対しては三つの放電回路LP2,LP3,LP11が構成される。これにより、セル1cの放電速度をセル1aよりも速くすることができる。したがって、セル1aよりもセル1cの方が高い電圧である場合に、セル1cの放電速度をセル1aよりも速くすることで、セル1aとセル1cの電圧を両者よりも低い電圧(例えばセル1bの電圧)に迅速に合わせることができる。
このように第3実施形態によれば、第1実施形態と第2実施形態を組み合わせることにより、一のセルに対して最大三つの放電回路を使用することができる。これにより、セル毎に複数の放電回路を備えなくとも、一のセルに対して二つ又は三つの放電回路を使用することができるので、セル間の電圧の均等化を迅速に行うと共に回路規模を縮小できる。
なお、CPU5に対しては、電圧値が大きいセルから順番に二つの放電回路を使用しセル間の電圧の均等化を行うように、プログラミングすればよい。
また、図5に示す第3実施形態では、セル電圧調整装置は、スイッチ2a,2b,2c,2d,10e−1,10e−2と抵抗3a,3b,3c,3d,3eとアナログ−デジタル信号変換器4とCPU5を有する。
図7は本発明に係る実施例を説明するための説明図である。図7の実施例において、組電池は、図1に示されるように、4個のセル1a(以下、セルAと称する),1b(以下、セルBと称する),1c(以下、セルCと称する),1d(以下、セルDと称する)が直列に接続されている。各セルA,B,C,Dの電圧は、セルBが最小電圧であり、セルAはセルBよりも60mV高く、セルCはセルBよりも40mV高く、セルDはセルBよりも20mV高くなっている。この状態からセルA,B,C,D間の電圧の均等化を図る。このため、セルA,C,Dの電圧をセルBの電圧に等しくするように、セルA,C,Dから放電させる。
前提条件として、第1実施形態および第2実施形態に係る抵抗3a,3b,3c,3dを使用した一つの放電回路当りの放電速度を1mV/分とする。また、第2実施形態に係る抵抗3eを使用した一つの放電回路当りの放電速度を2mV/分とする。
(ケース1)ケース1は本発明との比較のための例であり、セルA,C,Dに対して各一つの放電回路(放電速度は1mV/分とする)を使用する場合。
この場合、各セルA,C,Dの放電時間は以下となる。
・セルAの放電時間:60分=60mV/(1mV/分)
・セルCの放電時間:40分=40mV/(1mV/分)
・セルDの放電時間:20分=20mV/(1mV/分)
したがって、セル間の電圧の均等化に要するセルバランス時間は60分である。
(ケース2)図1の第1実施形態において、セルAに対して二つの放電回路(抵抗3a,3b)を使用し、セルCに対して初めに一つの放電回路(抵抗3c)を使用し次いで二つの放電回路(抵抗3c,3d)を使用し、セルDに対して一つの放電回路(抵抗3d)を使用する場合。
この場合、各セルA,C,Dの放電時間は以下となる。
・セルAの放電時間:30分=60mV/(2×(1mV/分))
・セルCの放電時間:30分=「20分:20mV/(1mV/分)」+「10分:残20mV/(2×(1mV/分))」
・セルDの放電時間:20分=20mV/(1mV/分)
したがって、セル間の電圧の均等化に要するセルバランス時間は30分である。これは、ケース1に対して放電時間を半分に短縮できる。
(ケース3)図3の第2実施形態において、セルAに対して初めに二つの放電回路(抵抗3a,3e)を使用し次いで一つの放電回路(抵抗3a)を使用し、セルCに対して初めに一つの放電回路(抵抗3c)を使用し次いで二つの放電回路(抵抗3c,3e)を使用し、セルDに対して一つの放電回路(抵抗3d)を使用する場合。
この場合、各セルA,C,Dの放電時間は以下となる。
・セルAの放電時間:25分=「17.5分:52.5mV/((2mV+1mV)/分)」+「7.5分:残7.5mV/(1mV/分))」
・セルCの放電時間:25分=「17.5分:17.5mV/(1mV)/分)」+「7.5分:残22.5mV/((2mV+1mV)/分)」
・セルDの放電時間:20分=20mV/(1mV/分)
したがって、セル間の電圧の均等化に要するセルバランス時間は25分である。これは、ケース1に対して放電時間を約42%に短縮できる。
また、上記ケース3において、抵抗3eを使用した一つの放電回路当りの放電速度を3mV/分に増やした場合、各セルA,C,Dの放電時間は以下となる。
・セルAの放電時間:20分=「13.3分:53.3mV/((3mV+1mV)/分)」+「6.7分:残6.7mV/(1mV/分))」
・セルCの放電時間:20分=「13.3分:13.3mV/(1mV)/分)」+「6.7分:残26.7mV/((3mV+1mV)/分)」
・セルDの放電時間:20分=20mV/(1mV/分)
したがって、セル間の電圧の均等化に要するセルバランス時間は20分である。これは、ケース1に対して放電時間を約1/3に短縮できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1a,1b,1c,1d セル(単位電池)
2a,2b,2c,2d スイッチ
3a,3b,3c,3d,3e 抵抗
4 アナログ−デジタル信号変換器
5 CPU(制御部)
6 トランシーバ
10a,10b,10c,10d,10e−1,10e−2 スイッチ
100,200,300 電池監視回路
LP1,LP2,LP3,LP10,LP11 放電回路

Claims (2)

  1. 直列に接続された複数の単位電池のうち、隣接する2つの単位電池同士が1つの組のみに属するように構成された前記組毎に2つずつ設けられて、前記2つの単位電池のいずれか一方に接続された場合に、当該接続された側の単位電池を放電させる、スイッチ及び抵抗から成る複数の主抵抗回路と、
    前記複数の単位電池のうち、電圧が最も低い単位電池には前記主抵抗回路が接続されないように、それよりも電圧が高い単位電池には1つの前記主抵抗回路が接続されるように、それよりも更に電圧が高い単位電池には2つの前記主抵抗回路が接続されるように、前記主抵抗回路のスイッチを切替制御する制御部と
    を備える単位電池電圧調整装置。
  2. 前記複数の単位電池のうち、いずれか1つの単位電池を放電させる、スイッチ及び抵抗から成る副抵抗回路
    を更に備え、
    前記制御部は、前記複数の単位電池のうち、電圧が最も低い単位電池には前記主抵抗回路及び前記副抵抗回路のいずれも接続されないように、それよりも電圧が高い単位電池には前記主抵抗回路のみが接続されるように、それよりも更に電圧が高い単位電池には前記主抵抗回路及び前記副抵抗回路が接続されるように、前記主抵抗回路及び前記副抵抗回路のスイッチを切替制御する
    請求項1に記載の単位電池電圧調整装置。
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