JP5581381B2 - 無線通信システム内で通信セッション中のアクセス端末におけるアンテナ割り当ての維持 - Google Patents

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Description

本特許出願は、本譲受人に譲渡され、参照することによりその全体が明確に本明細書に組み込まれている、2009年5月22日に出願した仮出願第61/180,628号、題名「MAINTAINING AN ALLOCATION OF ANTENNAS AT AN ACCESS TERMINAL DURING A COMMUNICATION SESSION WITHIN A WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTEM」の優先権を主張するものである。
本発明の実施形態は、無線通信システム内で通信セッション中のアクセス端末におけるアンテナの割り当てを維持することに関する。
無線通信システムは、第1世代のアナログ無線電話サービス(1G)、第2世代(2G)のデジタル無線電話サービス(中間の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、および第3世代(3G)の高速データ/インターネット可能無線サービスを含む幾世代を経て発展してきた。現在では、Cellular and Personal Communications Service(PC-S)システムを含む、多くの異なるタイプの無線通信システムが使用されている。既知のセルラ式システムの例には、セルラ式アナログ先進移動電話サービス(AMPS)、ならびに、符号分割多重アクセス(CDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、TDMAのGlobal System for Mobileアクセス(GSM)変形、およびTDMAとCDMAの両方の技術を使用したより新しいハイブリッドデジタル通信システムに基づいた、デジタルセルラ式システムが含まれる。
CDMAモバイル通信を提供する方法は、本明細書ではIS-95と呼ばれる題名「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」のTIA/EIA/IS-95-Aにおいて、米国電気通信工業会/電子工業会によって標準化された。AMPSとCDMAを組み合わせたシステムは、TIA/EIA標準IS-98に記載されている。他の通信システムは、広帯域CDMA(WCDMA)、CDMA2000(例えばCDMA2000 1xEV-DO標準など)、またはTD-SCDMAと呼ばれるものをカバーしている標準である、IMT-2000/UM、すなわちInternational Mobile Telecommunications System 2000/Universal Mobile Telecommunications Systemに記載されている。
無線通信システムでは、移動局、携帯端末またはアクセス端末(AT)が、固定位置のベースステーション(セルサイトまたはセルとも呼ばれる)からの信号を受信する。なお、ベースステーションは、ベースステーションに隣接するかまたはこれを取り囲む特定の地理的領域内での通信リンクまたはサービスをサポートする。ベースステーションは、アクセスネットワーク(AN)/無線アクセスネットワーク(RAN)にエントリポイントを提供する。一般的には、このネットワークは、サービス品質(QoS)要件に基づいてトラフィックを差別化する方法をサポートする、標準のインターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)ベースのプロトコルを用いる、パケットデータネットワークである。したがって、ベースステーションは、通常、無線インターフェースを通してATと、また、インターネットプロトコル(IP)ネットワークデータパケットを通してANと情報交換する。
無線通信システムにおいては、プッシュツートーク(Push-to-talk (PTT))機能が、サービス事業者や消費者に好まれるようになってきている。PTTは、CDMA、FDMA、TDMA、GSMなどの、標準の商用無線インフラ上で動く音声「ディスパッチ」サービスに対応可能である。ディスパッチモデルにおいては、エンドポイント(AT)間の通信は、1人の「話者」の音声が1人または複数の「聴者」に送信されるバーチャルグループの範囲内で発生する。このタイプの通信の一例は、一般的にはディスパッチコールまたは単にPTTコールと呼ばれる。PTTコールは、コールの特性を定義するグループのインスタンス化である。グループは基本的には、メンバーリストと、グループ名やグループ識別などの関連情報とにより定義される。
第3世代パートナーシッププロジェクト2(The 3rd Generation Partnership Project 2("3GPP2"))は、CDMA2000ネットワークにおいてマルチキャスト通信をサポートするための、ブロードキャスト-マルチキャストサービス(BCMCS)仕様を規定している。したがって、題名「CDMA2000 High Rate Broadcast-Multicast Packet Data Air Interface Specification」、2006年2月14日付け、第1.0 C.S0054-A版である、3GPP2のBCMCS仕様の版が、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。
米国特許出願公開第2007/0049314号
題名「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」のTIA/EIA/IS-95-A 題名「CDMA2000 High Rate Broadcast-Multicast Packet Data Air Interface Specification」、2006年2月14日付け、第1.0 C.S0054-A版
従来、無線通信ネットワーク内のデータパケットは、1つの宛先すなわちアクセス端末に送信されるように構成されていた。1つの宛先へのデータの送信は、「ユニキャスト」と呼ばれる。モバイル通信が増加するにつれ、特定のデータを並行して複数のアクセス端末に送信する能力がより重要になってきた。したがって、同一のパケットまたはメッセージの複数の宛先、すなわち対象アクセス端末、への同時データ送信をサポートするために、いくつかのプロトコルが採用されている。「ブロードキャスト」は、全ての宛先すなわちアクセス端末(例えば、特定のセル内の、特定のサービスプロバイダにサービスを受ける端末など)へのデータパケットの送信を意味し、一方、「マルチキャスト」は、特定の宛先グループ、すなわちアクセス端末グループ、へのデータパケットの送信を意味する。一例では、宛先の特定のグループすなわち「マルチキャスト」グループは、1つ以上かつ総数未満の可能な宛先すなわちアクセス端末(例えば、特定のサービスプロバイダにサービスを受ける特定のグループの範囲内の)を有してもよい。しかしながら、マルチキャストグループがユニキャストと同様にただ1つのアクセス端末しか包含しないか、あるいは代わりに、マルチキャストグループがブロードキャストと同様に全てのアクセス端末(例えば、セル内またはセクタ内の)を包含することが、ある状況では少なくとも起こり得る。
ブロードキャストおよび/またはマルチキャストは、例えば、マルチキャストグループに対応するために複数の順次的なユニキャストオペレーションを実行することや、同時に複数のデータ送信を処理するためのユニークなブロードキャスト/マルチキャストチャネルを割り当てすることなどの、いくつかの方法を用いて無線通信システム内で行ってもよい。プッシュツートーク通信のためのブロードキャストチャネルを用いる従来のシステムは、参照することによりその内容が全体として本明細書に組み込まれる、2007年3月1日付けの、題名「Push-To-Talk Group Call System Using CDMA 1x-EVDO Cellular Network」、米国特許出願公開第2007/0049314号に記載されている。米国特許出願公開番号第2007/0049314号に記載されているように、ブロードキャストチャネルは従来のシグナリング技術を用いるプッシュツートークコールに用いることができる。ブロードキャストチャネルを使用することによって従来のユニキャスト技術に対する帯域幅要件が改善できる可能性があるものの、ブロードキャストチャネルの従来のシグナリングは、依然として付加的なオーバーヘッドおよび/または遅延をもたらすことがあり、システム性能を悪化させる可能性がある。
実施形態は、無線通信システム内のアクセス端末における、ダウンリンク通信の監視に関するものである。アクセス端末は、第1のネットワークの第1のダウンリンクブロードキャストチャネル上の、自分のアクティブ通信セッション(例えば、高優先度マルチキャストセッション)に関連するデータを、少なくとも自らの主アンテナで監視する。アクセス端末は、随意的に、第2のネットワークのダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、自分の副アンテナで定期的に監視してもよい。なお、主アンテナは副アンテナよりも高い感度を有している。アクセス端末は、定期的に監視される第2のネットワークのダウンリンクチャネル上のメッセージング情報の品質レベルにかかわりなく、第1のネットワークへの主アンテナの排他的な割り当てを維持する。
本発明の実施形態およびその多くの付随する利点についてのより完全な理解は、本発明が、単に例示として提供され本発明を限定するものではない添付図面と関連して考察される以下の詳細な説明を参照することによって、よりよく理解されるに従って容易に得られることになる。
本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、アクセス端末とアクセスネットワークをサポートする無線ネットワークアーキテクチャの図である。 本発明の一実施形態例に係る、キャリアネットワークを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係るアクセス端末の例示である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、図2のアクセス端末のアンテナのより詳細な図である。 通信セッション中にアクセス端末の複数のアンテナを割り当てする、従来のプロセスを示す図である。 通信セッション中にアクセス端末の複数のアンテナを割り当てする、従来のプロセスを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、通信セッション中にアクセス端末の複数のアンテナを割り当てするプロセスを示す図である。 図5Aに続き、本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、通信セッション中にアクセス端末の複数のアンテナを割り当てするプロセスを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、図5A・5Bの通信セッションが終了した後に、アクセス端末の複数のアンテナを再割り当てするプロセスを示す図である。 図5Cに続き、本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、図5A・5Bの通信セッションが終了した後に、アクセス端末の複数のアンテナを再割り当てするプロセスを示す図である。
本発明の態様は、本発明の特定の実施形態に向けられた以下の説明および関連図面において開示される。代替の実施形態が、本発明の範囲から逸脱することなしに考案されてもよい。また、本発明の周知の要素については、本発明に関連する詳細を分かりにくくしないために、詳細については説明しないか、または説明を省略する。
「例となる(exemplary)」および/または「例(example)」という言葉は、「例、事例(instance)、または例証(illustration)として役立つ」ことを意味するものとして、本明細書の中で用いられる。本明細書における「例となる(exemplary)」および/または「例(example)」と記述された如何なる実施形態も、必ずしも、他の実施形態全体にわたって好ましいまたは好都合であるとは解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明の全ての実施形態が、議論されている特性、利点、または動作モードを含むものである、ということを要求するものではない。
さらに、多くの実施形態は、例えばコンピュータデバイスの要素により実行される一連の動作の観点で記述される。本明細書の中で記述されるさまざまな動作は、特定の回路(例えば、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuits (ASIC)))により、あるいは1つまたは複数のプロセッサにより実行されるプログラム命令により、あるいは両者の組合せによって実行され得ることが認められるであろう。また、本明細書で説明されるこれらの一連の動作は、実行されると関連するプロセッサに本明細書で説明される機能性を実行させる、対応する一式のコンピュータ命令を内部に格納した、任意の形態のコンピュータ読み取り可能記憶媒体内に、完全に具体化されると考えられ得る。このように、本発明のさまざまな態様は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、これらの全てが請求される対象の範囲内にあるということが意図されている。しかも、本明細書で説明される実施形態のそれぞれに対して、任意のこれら実施形態の対応する形態が、例えば、記述された動作を実行「するために構成されたロジック」として本明細書で説明されてもよい。
本明細書でアクセス端末(AT)と呼ばれるHigh Data Rate(HDR)加入者ステーションは、移動式であっても固定式であってもよく、かつ、本明細書でモデムプールトランシーバ(modem pool transceiver (MPT))またはベースステーション(BS)と呼ばれる、1つまたは複数のHDRベースステーションと通信してもよい。アクセス端末は、データパケットを1つまたは複数のモデムプールトランシーバを介して、モデムプールコントローラ(modem pool controller (MPC))、ベースステーションコントローラ(BSC)、および/またはパケットコントロールファンクション(packet control function (PCF))と呼ばれる、HDRベースステーションコントローラへ送受信する。モデムプールトランシーバおよびモデムプールコントローラは、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの一部である。アクセスネットワークは、データパケットを複数のアクセス端末間で伝送する。
アクセスネットワークは、企業イントラネットまたはインターネットなどの該アクセスネットワークの外部の追加のネットワークにさらに接続されてもよく、また、データパケットを、各アクセス端末とこのような外部のネットワークとの間で伝送してもよい。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとの間でアクティブなトラフィックチャネル接続を確立したアクセス端末は、アクティブアクセス端末と呼ばれ、トラフィック状態にあると言われる。1つまたは複数のモデムプールトランシーバとのアクティブなトラフィックチャネル接続を確立中のアクセス端末は、接続セットアップ状態にあると言われる。アクセス端末は、無線チャネルを通してまたは光ファイバケーブルあるいは同軸ケーブルなどを用いる有線チャネルを通して通信する、任意のデータデバイスであってもよい。アクセス端末はさらに、PCカード、コンパクトフラッシュ、外部もしくは内部モデム、または無線もしくは有線電話を含む多くの種類のデバイスの任意のものであってもよい。ただし、これらに限定されない。アクセス端末がモデムプールトランシーバに信号を送信する通信リンクは、リバースリンクまたはトラフィックチャネルと呼ばれる。モデムプールトランシーバが信号をアクセス端末に送信する通信リンクは、フォワードリンクまたはトラフィックチャネルと呼ばれる。本明細書で用いられるように、トラフィックチャネルという用語は、フォワードトラフィックチャネルとリバーストラフィックチャネルのどちらかを指すことができる。
図1は、本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、無線システム100の1つの例示的な実施形態のブロック図を示す。システム100は、エアーインターフェース104を横切って、アクセスネットワークすなわち無線アクセスネットワーク(RAN)120と通信する携帯電話102などのアクセス端末を含むことができる。ここで、無線アクセスネットワーク(RAN)120は、アクセス端末102を、パケット交換データネットワーク(例えば、イントラネット、インターネットおよび/またはキャリアネットワーク126)とアクセス端末102、108、110、112との間のデータ接続性を提供するネットワーク機器に接続することができる。ここで図示するように、アクセス端末は、携帯電話102、携帯情報端末108、ここでは2方向テキストページャーとして示されるページャー110、あるいは無線通信ポータルを有する個別のコンピュータプラットフォーム112でさえあり得る。本発明の実施形態は、このように、無線通信ポータルを含むか、または無線通信能力を有する、任意の形態のアクセス端末上で実現され得る。なお、このアクセス端末は、無線モデム、PCMCIAカード、パーソナルコンピュータ、電話、あるいはこれらの任意の組合せもしくは副次的組合せを備えるが、これらに限定されるものではない。さらに、本明細書で用いられるように、「アクセス端末」、「ワイヤレスデバイス」、「クライアントデバイス」、「モバイル端末」という用語およびこれらの変形物は、同義的に用いられてもよい。
図1に戻ると、無線ネットワーク100の構成要素および本発明の例となる実施形態の要素同士の相互関係は、例示する構成に限定されるものではない。無線ネットワーク100は、単に例としてのものであり、無線クライアントコンピューティングデバイス102、108、110、112などのリモートアクセス端末を互いの間でおよびそれらの中で、および/または、キャリアネットワーク126、インターネットおよび/または他のリモートサーバを制限なく含むエアーインターフェース104およびRAN120を介して接続される構成要素の間でおよびそれらの中で無線で交信させる、任意のシステムを含むことができる。
RAN120は、ベースステーションコントローラ/パケットコントロール機能(BSC/PCF)122に送信されるメッセージ(通常データパケットとして送信される)を制御する。BSC/PCF122は、パケットデータサービスノード160(「PDSN」)とアクセス端末102/108/110/112との間のベアラーチャネル(bearer channel)(すなわちデータチャネル)のシグナリング、開設および解体に関与する。もし、リンクレイヤ暗号化が可能な場合、BSC/PCF122も同様に、エアーインターフェース104を横切ってコンテンツを転送する前に、それを暗号化する。BSC/PCF122の機能は、この分野で公知のことであり、簡潔にするためにこれ以上は考察されない。キャリアネットワーク126はBSC/PCF122と、ネットワーク、インターネットおよび/または公衆交換電話網(public switched telephone network(PSTN))により通信してもよい。あるいはBSC/PCF122は、インターネットまたは外部のネットワークに直接接続してもよい。典型的には、キャリアネットワーク126とBSC/PCF122間のネットワークまたはインターネット接続が、データを転送し、PSTNが音声情報を転送する。BSC/PCF122は、複数のベースステーション(BS)すなわちモデムプールトランシーバ(MPT)124に接続され得る。キャリアネットワークと同様に、BSC/PCF122は通常、データ転送および/または音声情報転送のためのネットワーク、インターネットおよび/またはPSTNにより、MPT/BS124に接続される。MPT/BS124は、データメッセージを無線で携帯電話102のようなアクセス端末にブロードキャストすることができる。当技術分野で知られているように、MPT/BS124、BSC/PCF122、および他の構成要素が、RAN120を形成する。しかしながら、代替の構成も同様に用いられてもよく、本発明は例示される構成に限られるものではない。例えば、他の実施形態においては、BSC/PCF122と1つまたは複数のMPT/BS124の機能性は、BSC/PCF122とMPT/BS124の両方の機能性を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに統合されてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る、キャリアネットワーク126を示す。図2の実施形態において、キャリアネットワーク126は、パケットデータサービングノード(PDSN)160、ブロードキャストサービングノード(BSN)165、アプリケーションサーバ170、インターネット175を備えている。しかしながら、アプリケーションサーバ170および他の構成要素は、代替的実施形態においては、キャリアネットワークの外部に位置していてもよい。PDSN160は、CDMA2000無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、図1のRAN120)を例えば利用する移動局(例えば、図1のアクセス端末102、108、110、112など)に対して、インターネット175、イントラネット、および/または、リモートサーバ(例えば、アプリケーションサーバ170)へのアクセスを提供する。PDSN160は、アクセスゲートウエイとして動作して、単純IPおよびモバイルIPアクセス、フォーリンエージェント対応、ならびにパケット伝送を提供してもよい。PDSN160は、認証(Authentication)/許可(Authorization)/課金(Accounting)(AAA)サーバおよび他のサポートインフラに対するクライアントとして振る舞うことができ、当技術分野で知られているように、IPネットワークへのゲートウエイを移動局に対して提供する。図2に示すように、PDSN160は、RAN120(例えば、BSC/PCF122)と、従来のA10接続を介して交信してもよい。A10接続は、この分野で公知のことであり、簡潔にするためにこれ以上は説明されない。
図2を参照すると、ブロードキャストサービングノード(BSN)165は、マルチキャストサービスとブロードキャストサービスに対応するように構成されてもよい。BSN165について、以下今まで以上に詳細に述べる。BSN165は、ブロードキャスト(BC)A10接続を介してRAN120(例えば、BSC/PCF122)と、また、インターネット175を介してアプリケーションサーバ170と通信する。BCA10接続は、マルチキャストおよび/またはブロードキャストメッセージを転送するために用いられる。したがって、アプリケーションサーバ170は、ユニキャストメッセージングをインターネット175を介してPDSN160に送信し、また、マルチキャストメッセージングをインターネット175を介してBSN165に送信する。
以下でより詳細に述べるように、一般に、RAN120は、BCA10接続を介してBSN165から受信したマルチキャストメッセージングを、エアーインターフェース104のブロードキャストチャネル(BCH)を介して、1つまたは複数のアクセス端末200へと送信する。
図3Aを参照すると、携帯電話などのアクセス端末200(ここでは、ワイヤレスデバイス)は、RAN120から送信され、突き詰めるとキャリアネットワーク126、インターネットおよび/または他のリモートサーバやネットワークからやって来る、ソフトウエアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受け取って実行することができる、プラットフォーム202を有する。プラットフォーム202は、特定用途向け集積回路(「ASIC」208)、または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、もしくは他のデータ処理デバイスに動作可能に接続された、トランシーバ206を含むことができる。ASIC208または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ212内の常駐プログラムとのインターフェースをとるアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)210レイヤを実行する。メモリ212は、読み取り専用またはランダムアクセスメモリ(RAM and ROM)、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリで構成されてもよい。プラットフォーム202はまた、活発には使用されないアプリケーションをメモリ212の中に保持することができる、ローカルデータベース214を含むことができる。ローカルデータベース214は、典型的にはフラッシュメモリセルであるが、当技術分野で知られている二次記憶装置、例えば、磁気媒体、EEPROM、光媒体、テープ、ソフトまたはハードディスクなどであり得る。当技術分野で知られているように、プラットフォーム202は、他の構成要素の中でも特に、アンテナ222、ディスプレー224、プッシュツートークボタン228、キーパッド226などの外部デバイスにも動作可能に接続され得る。
したがって、本発明の実施形態は、本明細書で説明される機能を実行する能力を備えるアクセス端末を含むことができる。当業者により理解されることになるように、さまざまな論理要素は、個別素子、プロセッサ上で実行されるソフトウエアモジュール、または本明細書で開示される機能性を実現するためのソフトウエアとハードウエアとの組合せにおいて具象化され得る。例えば、ASIC208、メモリ212、API210、ローカルデータベース214は、全て本明細書で開示されるさまざまな機能を協調してロード、ストア、実行するために用いられてもよく、したがって、これらの機能を実行するロジックは、さまざまな要素にわたって分散されてもよい。あるいは、これらの機能性が、1つの個別構成要素の中に組み込まれるということもあり得る。したがって、図3Aのアクセス端末の特性は、単に例示的なものとして考えられるべきであり、本発明は、例示された特性または配置に限定されるものではない。
アクセス端末102およびRAN120間の無線通信は、符号分割多重アクセス(CDMA)、WCDMA、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、または無線通信ネットワークもしくはデータ転送ネットワークにおいて用いられる可能のある他のプロトコルなどの、異なる技術に基づくことができる。データ通信は、通常、クライアントデバイス102、MPT/BS124、BSC/PCF122間に存在する。BSC/PCF122は、キャリアネットワーク126、PSTN、インターネット、仮想プライベートネットワークなどの複数のデータネットワークに接続することができ、したがって、アクセス端末102がより広範な通信ネットワークにアクセスすることを可能にする。前述のように、また当技術分野で知られているように、音声伝送および/またはデータはさまざまなネットワークや構成を用いて、RANからアクセス端末に送信することができる。したがって、本明細書で提供される説明図は、本発明の実施形態を限定することを意図してはおらず、これらは単に本発明の実施形態の態様の説明を助けるためである。
図3Bは、本発明の少なくとも1つの実施形態に係る、図2のアクセス端末のアンテナ222のより詳細な図を示す。とりわけ、図3Bは、アンテナ222の複数アンテナ配置を例示している。図3Bを参照すると、アンテナ222は、第1のアンテナ222Aと第2のアンテナ222Bを備えている。第1および第2のアンテナ222A、222Bは、異なる動作特性を伴う物理的に別れたアンテナである。第1のアンテナ222Aは、「主アンテナ」に相当し、第2のアンテナ222Bは、「副アンテナ」に相当する。主および副アンテナ222A、222Bの両方は、RAN120からのダウンリンク送信に同調するように用いられ得る。しかしながら、主アンテナは、第1のアンテナ222Aを用いてデコードされるメッセージの成功率が、第2のアンテナ222Bを用いてデコードされるメッセージよりも高くなるように(例えば、同じ品質のメッセージが両アンテナで受信されると仮定した場合)、副アンテナに比べ高い感度を有している。
さらに、主および副アンテナは、各アンテナが同じダウンリンク送信に同調するように、連動して用いることができ、このことにより、当技術分野で知られているように、両アンテナがそれぞれ単独で実現できるよりもより高いダウンリンクメッセージのデコード成功率を得るために、AT200に信号ダイバーシティを利用することを可能とさせる。一例においては、主アンテナすなわち第1のアンテナ222Aは、副アンテナすなわち第2のアンテナ222Bよりも約3デシベル(dB)高い感度を有してもよい。さらに、図3Bでは明示的に例示してはいないが、3つ以上のアンテナをAT200に取り付けることも可能である。この場合、複数の主アンテナ(例えば、少なくとも1つのアンテナよりも高い感度を有するアンテナ)および/または複数の副アンテナ(例えば、少なくとも1つの他のアンテナよりも低い感度を有するアンテナ)があってもよい。また、主アンテナ222Aは第2のアンテナ222Bよりも物理的に大きいように例示されているが、アンテナの同調感度が、少なくとも1つのアンテナが「主」と、また少なくとも1つのアンテナが「副」と分類することができるように互いに区別できる限りは、アンテナの物理的なサイズが実際に異なっている必要はない。
図3Bでは、1つが主アンテナで他の1つが副アンテナである2つのアンテナとして例示されているが、一部のATは、3つ以上のアンテナを含むアンテナ構成を有している。この場合、これら3台以上のアンテナは、アンテナグループすなわちアンテナセットに分割し、そのうちの1つのセットが主アンテナセット、他のセットが副アンテナセットとすることができる。その場合には、2台以上のアンテナを主アンテナセットおよび/または副アンテナセットに含み、これら主および副アンテナセットを一緒に用いて、このアンテナセット全体で、副アンテナセットよりも高い感度を持たせるようにしてもよい。したがって、以下で主および副アンテナが参照される場合に、これらの参照には、単一のアンテナおよび/またはセットにグループ化された複数のアンテナの指定を含むということが理解されるであろう。
AT200などのアクセス端末にとって、異なるタイプの無線通信ネットワークを監視するのは一般的なことである。例えば、AT200は、1x EV-DOなどの第1のネットワークからのデータおよび/または他のメッセージングを監視するように構成することができ、また同様に、CDMA2000 1xなどの第2のネットワークからのデータおよび/または他のメッセージングを監視するように構成することもできる。したがって、AT200が主および副アンテナを別々の通信ネットワークに割り当てする仕方により、これら別々のネットワークに対するAT200のデコード性能が影響を受け、もし主アンテナを割り当てられた場合副アンテナが割り当てられた場合に比べて、AT200における特定のネットワークの送信がより成功裏にデコードされる。
図4A・4Bは、通信セッション中に特定のAT(「AT1」)の主および副アンテナの割り当てについての、従来のプロセスを示す。図4A・4Bを参照すると、AT1(例えば、上述のようにAT200として構成された)は、第1の無線通信プロトコル(例えば、1x EV-DO)に従って動作している第1のネットワークと、第2の無線通信プロトコル(例えば、CDMA2000 1x)に従って動作している第2のネットワークとのそれぞれを監視することを決定する(ステップ400)。この時点で、AT1は、どちらのネットワークのアクティブ通信セッションも行っていないと仮定する。
次に、AT1は、その主および副アンテナのこれら第1および第2のネットワークへの割り当て方法を決定する(ステップ405)。例えば、1x EV-DOのようなネットワークにとっては、CDMA2000 1xのような他のネットワークに優先されるということが一般的である。この場合には、通常運転中(例えば、CDMA2000 1xが閾値品質レベル以上に維持されている時)は、アンテナ割り当ては、主アンテナが1x EV-DOネットワークのために留保され、一方、副アンテナは、必要な場合には、CDMA2000 1xネットワークを監視するために用いられるように構成され得る。例えば、どちらかのネットワーク上にアクティブな通信セッションが存在しない場合には、主アンテナは(例えば、信号ダイバーシティのために副アンテナと連動して、あるいは、それ自体として)定期的に第1のネットワークのダウンリンクチャネルを監視してAT1が第1のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断するために、および、第2のネットワークのダウンリンクチャネルを定期的に監視してAT1が第2のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断するために用いることができる。しかしながら、もし第1のネットワークと第2のネットワークのページングサイクルが時を違えず重複するような衝突が起こった場合、副チャネルは、第2のネットワークのダウンリンクチャネルを監視するために用いられ、一方、主アンテナは依然として第1のネットワークのダウンリンクチャネルを監視するために用いられる。
したがって、AT1は第1のネットワークを少なくともAT1の主アンテナを(例えば、場合によってはダイバーシティのために副アンテナとともに)用いて定期的に監視し、AT1が第1のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断し(ステップ410)、かつAT1は、第2のネットワークをAT1の副アンテナで定期的に監視してAT1が第2のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断する(ステップ415)。先に説明したように、AT1が副アンテナを第2のネットワークを監視するために使用するということは、主アンテナが第1のネットワークを監視するために用いられているということを仮定している。何故なら、AT1は、そうでなければ、空いている主アンテナを一時的に第2のネットワークを監視するために使用するだろうからである。このように、ステップ415は、副アンテナが第2のネットワークを監視するために用いられるということを示しているものの、このステップが実際には主アンテナを用いて行われる場合(例えば、第1のネットワークが主アンテナを使用していない時)があるということが理解されるであろう。この例では、第1のネットワークへ主アンテナが割り当てされていることから、第1のネットワーク(例えば、1x EV-DO)は一般に、第2のネットワーク(例えば、CDMA2000 1x)よりも重要であると考えられるということが仮定されてもよい。
次に、RAN120の第2のネットワークは定期的に、アクティブ通信セッションに関連しないメッセージング情報を送信する(ステップ420)。一例では、このメッセージング情報は、AT1が呼び出されているかどうかを示す定期的なページングメッセージに相当してもよい。次に、AT1が、RAN120の第1のネットワークを用いてダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上に通信セッション(例えば、マルチキャスト通信セッション等)を確立し、RAN120の第1のネットワークが通信ネットワークのためのデータをダウンリンク(BCH)上でAT1に送信するようにするものと仮定する(ステップ425)。AT1の観点からすれば、もし第1のネットワーク上の通信セッションが、プッシュツートーク(PTT)のような時間依存の通信であり、一方で、上記ページングメッセージが第2のネットワークがAT1に送信するためのデータを持っているということを単に潜在的にAT1に示しているだけであれば、この通信セッションのためのデータは、ステップ420からの第2のネットワーク上のページングメッセージよりも重要であるということができる。しかしながら、以下でより詳細に述べるように、AT1は従来、ブロードキャストチャネル(BCH)上のデータ監視の、ページングサイクルデコーディングと対比しての相対的重要度を、主アンテナを第1のネットワークから第2のネットワークへと再割り当てするかどうかを判断する上で、考慮に入れていない。部分的には、この理由は、BCHにサポートされる従来の通信セッションは、一般に、一時的なデコーディング性能悪化に対して極めて敏感であるとは考えられてはいないことがあげられる。例えば、もしTVチャネルがBCH上でブロードキャストされる場合、数パケットの喪失は、ユーザエクスペリエンス(user experience)を著しく損なうことはない(例えば、ユーザはTVチャネル上で、一時的なピクシレーション(pixilation)および/または音声ジッターを単に体験するだけかもしれない)。さらに、従来のブロードキャストアプリケーションの大部分は特に遅延に敏感だというわけではなく、また、RAN120は、数パケットを失った後でさえも全パケットのデコードの成功を可能とさせるために、強力な誤り訂正符号(例えば、リードソロモンコード)を適用することが多い。このコーディングスキームは、RS符号が数パケットにわたって適用される場合に特に、大きな符号化遅延を引き起こす場合がある。理解されるであろうが、メディアブロードキャスティングのようなより典型的なBCHアプリケーションに適用される従来の技術は、時間依存性のBCHアプリケーション(例えば、プッシュツートーク(PTT)セッション)の性能を劣化させる可能性がある。
したがって、AT1は、RAN120の第1のネットワーク上の通信セッションを、少なくともAT1の主アンテナ(例えば、場合によってはダイバーシティのために副アンテナもともに)を用いて監視し(ステップ430)、また、第2ネットワーク上のメッセージング情報を(例えば、ページングサイクル間隔でページングメッセージを)をAT1の副アンテナで(例えば、少なくとも、主アンテナが第1のネットワークの監視に用いられている場合)定期的に監視し続ける(ステップ435)。このように、もしAT1が主および副アンテナを実際に連動して用いて通信セッションのデータをデコードする場合、主アンテナは、少なくともステップ435のように副アンテナが第2のネットワークに同調している期間中は、副アンテナなしで使用されるということが分かる。
次に、第1のネットワーク上の通信セッションの品質が適切に維持されており(例えば、フレームエラー率(FER)、信号対雑音比(SNR)、および/または他の測定基準が特定の品質測定基準を満たしている)、AT1は、次に、第2のアンテナによりデコードされた第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が十分かどうかを判断するものと仮定する(ステップ440)。ステップ440において、もしAT1が、副アンテナによりデコードされたメッセージング情報(例えば、ページングサイクル)の品質が十分である(例えば、閾値レベル同じかそれ以上)と判断した場合、プロセスはステップ430に戻り、AT1は、主アンテナを用いた第1のネットワーク上の通信セッションの監視と(ステップ430)、副アンテナを用いての第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングサイクル)の定期的な監視を続ける(ステップ435)。あるいは、もしAT1が、副アンテナによりデコードされたメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が十分でないと(例えば、閾値レベルに満たない)と判断した場合は、AT1は主および副アンテナを再割り当てして、(i)AT1が第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)を主アンテナで定期的に監視し、(ii)AT1が第1のネットワーク上の通信セッションを少なくとも副アンテナを用いて、かつ、場合によっては、主アンテナが第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)のデコードのために用いられていない場合には、主アンテナも用いて、監視する。
当業者には理解されるであろうが、たとえ第1のネットワーク上の通信セッションがAT1に対する高優先度のデータを転送し、かつ、ページングメッセージが第2のネットワークがAT1へのデータを有していることの単に潜在的な示唆しか含まないとしても、第2のネットワークの品質が閾値レベルを下回って劣化した場合には、主アンテナは第1のネットワークから外されて再割り当てされる。このことが、今度は、第1のネットワークの通信セッションの性能を劣化させる可能性がある。したがって、本発明の実施形態は、第2のネットワーク上の低優先度メッセージング情報の品質レベルにかかわりなく、第1のネットワーク上のブロードキャストチャネル(BCH)上の高優先度通信セッションへの、主アンテナの割り当てを維持することに向けられている。
図5A・5Bは、本発明の一実施形態に係る、通信セッション中にAT1の主および副アンテナを割り当てするプロセスを示す。図4A・4Bにおいてと同様に、AT1は図3BにおけるAT200として構成され、AT1が相対的に高感度の主アンテナと、相対的に低感度の副アンテナを有していると仮定してもよい。
図5A・5Bを参照すると、AT1は、第1の無線通信プロトコル(例えば、1x EV-DO)に従って動作している第1のネットワークと、第2の無線通信プロトコル(例えば、CDMA2000 1x)に従って動作している第2のネットワークとのそれぞれを監視することを決定する(ステップ500)。この時点で、AT1は、どちらのネットワークのアクティブ通信セッションをも行っていないと仮定する。
次に、AT1は、その主および副アンテナのこれら第1および第2のネットワークへの割り当て方法を決定する(ステップ505)。例えば、もし第1のネットワークが1x EV-DOに相当し、第2のネットワークがCDMA2000 1xに相当する場合、アンテナ割り当ては、通常運転中は、主アンテナが1x EV-DOネットワークのために留保され、一方、副アンテナは、必要な場合には、CDMA2000 1xネットワークを監視するために用いられるように構成され得る。例えば、どちらのネットワーク上にもアクティブな通信セッションが存在しない場合には、主アンテナは(例えば、信号ダイバーシティのために副アンテナと連動して、あるいは、それ自体として)定期的に第1のネットワークのダウンリンクチャネルを監視してAT1が第1のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断するために、一方、副アンテナは第2のネットワークのダウンリンクチャネルを定期的に監視してAT1が第2のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断するために用いることができる。この場合にも、もし第1および第2のネットワークのページングサイクルに関して重複がなければ、主アンテナは両ネットワークのページングサイクルを監視するために用いることができる。AT1が第2のネットワークを副アンテナで監視するステップ515の例は、したがって、第1および第2のネットワーク上のページングサイクル間のある程度の重複を仮定している。もし第1と第2のネットワーク間にアンテナに対する競合があれば、主アンテナが第1のネットワークに割り当てされ、副アンテナが第2のネットワークに割り当てされるのではあるが、AT1は、可能ならば、第2のネットワークのデコードを行うために主アンテナを使おうとするということが理解されよう。
したがって、AT1は第1のネットワークを少なくともAT1の主アンテナ(例えば、場合によってはダイバーシティのために副アンテナもともに)を用いて定期的に監視し、AT1が第1のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断し(ステップ510)、かつAT1は、第2のネットワークをAT1の副アンテナで定期的に監視してAT1が第2のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断する(例えば、少なくとも主アンテナが第1のネットワークを監視するために使用されている場合)(ステップ515)。この例では、第1のネットワークへ主アンテナが割り当てされていることから、第1のネットワーク(例えば、1x EV-DO)は一般に、第2のネットワーク(例えば、CDMA2000 1x)よりも重要であると考えられるということが仮定されてもよい。
次に、RAN120の第2のネットワークは定期的に、第2のネットワーク上のアクティブ通信セッションに関連しないメッセージング情報を送信する(ステップ520)。一例では、このメッセージング情報は、AT1が呼び出されているかどうかを示す、特定のページングサイクルすなわち間隔で送信される定期的なページングメッセージに相当してもよい。次に、図5A・5Bには示していないが、AT1が、ブロードキャストチャネル(BCH)上のRAN120の第1のネットワークとの通信セッションを確立し、RAN120の第1のネットワークがダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上の通信セッションのためのマルチキャストデータをAT1に送信すると仮定する(ステップ505)。
図4A・4Bに関して上述したように、AT1の観点からすれば、アクティブな時間依存の通信セッションに関連するデータは、第2のネットワーク上のページングメッセージよりも重要であるということができる。上で述べたように、この理由は、BCHにサポートされる従来の通信セッションは、一般に、一時的なデコーディング性能悪化に対して、極めて敏感であるとは考えられてはいないことがあげられる。このように、メディアブロードキャスティングのようなより典型的なBCHアプリケーション(例えば、上で詳細に考察された)に適用される従来の技術は、時間依存性のBCHアプリケーション(例えば、プッシュツートーク(PTT)セッション)の性能を劣化させる可能性がある。しかしながら、図4A・4Bにおいて、異なるタイプのダウンリンクメッセージングの相対的な重要性または優先度は、従来は、ステップ445で行われるアンテナ切り替えすなわち再割り当てを実行を判断する上で考慮に入れられなかった。
図5A・5Bに戻ると、AT1は第1のネットワーク上の通信セッションに対する優先度レベルを設定する(ステップ530)。一例においては、もし第1のネットワーク上の通信セッションが、高優先度マルチキャスト通信セッションに相当する場合には、AT1は、高優先度マルチキャスティングフラグ(high-priority multicasting (HPM) flag)に特定の論理レベル(例えば、「1」または「0」)を設定して、AT1が第1のネットワーク上の通信セッションを他のネットワークからの通信よりも優先するようにする。他の例においては、2値の優先度レベル(例えば、「1」または「0」)の代わりに、より微妙な優先度レベルを、第1のネットワーク上の通信セッションに対して設定して、第1のネットワークの通信セッションの優先度が他のネットワークの通信の優先度に対して比較できるようにすることができる。
一例においては、ステップ530で設定される優先度レベルは、通信セッションのためにサポートされている通信のタイプ(例えば、プッシュツートークグループコール、緊急データセッション、IPマルチキャスティングプロトコルによりサポートされる高優先度マルチメディアマルチキャスト通信セッションなど)に基づくことができる。代替的な例では、ステップ530で設定される優先度レベルは、通信セッションをサポートするネットワークにかかわらず、どんなアクティブ通信セッションに対してもある特定のレベルに設定することができる。他の代替的な例では、ステップ530で設定される優先度レベルは、ネットワーク個別ベースで、どんなアクティブ通信セッションに対してもある特定のレベルに設定することができる。例えば、第2のネットワーク上のアクティブ通信セッションには高い優先度レベルは付与せず、一方で、第1のネットワーク上のアクティブ通信セッションには高い優先度レベルを付与してもよい。
さらなる例においては、ステップ530の優先度レベル設定は、AT1のユーザの好みに基づくことができる。言い換えれば、優先度レベルは対外的に設定される必要はなく(例えば、RAN120がコールは緊急コールであることを示すことによるなど)、AT1のユーザの個人的嗜好に対応してもよい。したがって、もしAT1のユーザが特定のマルチキャストグループを伴うマルチキャストセッションを、他の全てのタイプの通信よりも優先することを好む場合は、ステップ530で設定される優先度レベルは、ユーザが規定する優先度レベルに相当する。あるいは、ユーザが規定した「強制(override)」優先度レベルが存在しない場合は、特定の通信タイプに対するデフォルトの優先度レベルおよび/またはネットワークが設定した優先度レベルを、ステップ530において用いることができる。
以下でより詳細に述べるように、(i)2値の高優先度状態(例えば、マルチキャスト通信セッションのためのHPMフラグを介して)、または、(ii)AT1において監視される他の通信に割り当てられるよりも高い優先度レベル、のどちらかを割り当てられる通信セッションは、その通信セッションがアクティブである限りは、そのアンテナ(あるいは複数のアンテナ)を、通信セッションに害を与えるものに対して再割り当てさせることはない。
次に、AT1は、RAN120の第1のネットワーク上の通信セッションを、少なくともAT1の主アンテナ(例えば、場合によってはダイバーシティのために副アンテナもともに)を用いて監視し(ステップ535)、またAT1は、第2ネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングサイクル)をAT1の副アンテナで定期的に監視し続ける(ステップ540)。このように、一例においては、もしAT1が主および副アンテナを実際に連動して用いて通信セッションのデータをデコードする場合、ステップ540のように、主アンテナは、少なくとも副アンテナが第2のネットワークに同調している期間中は、副アンテナなしで使用されるということが分かる。
あるいは、図5A・5Bの中では明示的に示してはいないが、ステップ540が実行される必要がない場合が少なくとも可能性としては存在する。この場合、AT1は、第2のネットワーク上のAT1の潜在的なページを定期的に探索するために副アンテナを「失う(losing)」ことなく、主および副アンテナをともに通信セッションのデータをデコードするために用いてもよい。したがって、本例では、AT1は、第1のネットワーク上の通信セッションがアクティブである限りは、第2のネットワーク全体を無視する。この実施形態は、AT1が単に第1のネットワークの通信セッションに対して高い優先レベルを持つことにより、または代替的に、第1のネットワークの通信セッションの品質劣化に応答することによってのいずれかにより、始動されてもよい。したがって、一実施形態においては、AT1は、副アンテナで第2のネットワーク上のページングサイクルを監視することと、第2のネットワーク全体を無視することとの間を、第1のネットワーク上の通信セッションの品質レベルに基づいて、行きつ戻りつ切り替えることができる。
次に、ステップ540が実行されて、メッセージング情報(例えば、AT1の潜在的なページを示すページングメッセージ)をチェックするためにAT1が定期的に副アンテナを第2のネットワークに同調させるものと再び仮定すると、AT1は、第1のネットワーク上の通信セッションの監視を停止するかどうかを判断する(ステップ545)。例えば、AT1は、もしAT1のユーザが「終了」ボタンを押したか、または、もし第1のネットワーク上の通信セッションの品質レベルがセッションを維持するために必要な閾値を下回った場合には、第1のネットワーク上の通信セッションを中断することができる。
もしステップ545でAT1が第1のネットワーク上の通信セッションの監視を中断すると判断した場合は、プロセスは、ステップ500Bに進むが、これについては図5C・5Dに関して以降で詳述する。あるいは、もしAT1がステップ545で第1のネットワーク上の通信セッションの監視を継続すると判断した場合は、AT1は、副アンテナによりデコードされた第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が十分かどうかを判断する(ステップ550)。ステップ550において、もしAT1が、副アンテナによりデコードされたメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が十分である(例えば、閾値レベル同じかそれ以上)と判断した場合、プロセスはステップ535に戻り、AT1は、主アンテナを用いた第1のネットワーク上の通信セッションの監視と(ステップ535)、副アンテナを用いての第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の定期的な監視を続ける(ステップ540)。あるいは、もしAT1が、副アンテナによりデコードされたメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が不十分(例えば、閾値レベル)であると判断した場合は、プロセスはステップ555に進む。
図5A・5Bを参照すると、ステップ555において、AT1は第1のネットワーク上の通信セッションが第2のネットワーク上のメッセージング情報よりも高い優先度を有しているかどうかを判断する。例えば、AT1は、ステップ555の判断を、ステップ530で設定された第1のネットワーク上の通信セッションに対する優先度レベルを、第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)に付随する優先度レベルと比較することによって実行することができる。あるいは、AT1は、単に第1のネットワーク上の通信セッションに対する優先度ビットまたはフラグ(例えば、もし通信セッションがマルチキャスト通信セッションに該当する場合は、HPMフラグ)をチェックすることができ、もしこの先優先度ビットまたはフラグが、高い優先度状態を示す場合(例えば、「1」または「0」に設定されることにより)、第1のネットワーク上の通信セッションが第2のネットワーク上のメッセージング情報よりも高い優先度を有していると判断する。この場合、優先度ビットまたはフラグを高い優先度状態に設定するということが、通信セッションへの主アンテナの割り当てが、この通信セッションがアクティブである限り中断されないということを保証する。
したがって、もしAT1が、第1のネットワーク上の通信セッションが第2のネットワーク上のメッセージング情報よりも高い優先度を有していると判断した場合は、プロセスはステップ535に戻り、アンテナ割り当ては、第2のネットワーク上のメッセージング情報の品質レベルが不十分であるにもかかわらず、依然として変わらずに維持される。言い換えれば、第2のネットワーク上のメッセージング情報は、第1のネットワーク上の通信セッションのために犠牲にされる。
代替的には、たとえありそうもないとしても、第2のネットワークのメッセージング情報が第1のネットワークの通信よりも高い優先度を割り当てられるということもあり得るということが、少なくとも理論的には可能である。この場合、AT1は、第1のネットワーク上の通信セッションが第2のネットワーク上のメッセージング情報よりも高い優先度は持っていないと判断し、プロセスは図4A・4Bのステップ445に進み、アンテナ割り当ての切り替えが実行される。
ここで図5C・5Dを参照すると、AT1が第1のネットワーク上の通信セッションの監視を停止することを決定した後(例えば、図5A・5Bのステップ545において)、AT1は、図5A・5Bのステップ530で以前設定された第1のネットワークに対する優先度レベルを、必要ならば調整する(ステップ500B)。例えば、もし通信セッションが、ステップ530で高優先度を示すために設定されたHPMフラグ(例えば、「1」)を伴うマルチキャスト通信セッションに相当する場合、このHPMフラグを、ステップ500Bにおいて、このマルチキャスト通信セッションはもはやアクティブでないということを反映するために、他の論理レベル(例えば、「0」)に初期化してもよい。いずれにせよ、ステップ500Bにおける優先度レベルは、第1のネットワークがAT1に対するアクティブな通信セッションを伝送していた場合に比べ、第1のネットワークに対するより低い優先度のレベルを示すように調整されることになる。
この場合にも、AT1は第1のネットワークを少なくともAT1の主アンテナ(例えば、場合によってはダイバーシティのために副アンテナとともに)を用いて定期的に監視し、AT1が第1のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断し(ステップ505B)、かつ、AT1は、第2のネットワークをAT1の副アンテナで定期的に監視してAT1が第2のネットワークにより呼び出されているかどうかを判断する(例えば、少なくとも主アンテナが利用可能ではない場合)(ステップ510B)。理解されるように、図5C・5Dのステップ505B、510Bは、図5A・5Bのステップ510、515におおむね相当してもよい。
したがって、第1のネットワークはメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)を送信し(ステップ515B)、また、第2のネットワークは通信セッションのためのデータの送信を停止し、同様にメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)を送信する(ステップ520B)。ステップ525Bにおいては、AT1は、副アンテナによりデコードされた第2のネットワーク上のメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が十分かどうかを判断する(例えば、簡単にするために、この場合にも第1のネットワークのメッセージングの品質レベルは十分なままであると仮定する)。ステップ525Bにおいて、もしAT1が、副アンテナによりデコードされたメッセージング情報(例えば、ページングメッセージング)の品質が十分である(例えば、閾値レベルと同じかまたはそれ以上)であると判断した場合は、プロセスは図5A・5Bのステップ510に戻り、AT1は第1のネットワーク上のページングサイクルを主アンテナを介して定期的に監視を続け(ステップ510)、また、第2のネットワーク上のページングサイクルを副アンテナを介して定期的に監視を続ける(例えば、「第1と第2のネットワーク間にページングサイクルの衝突がなく、主アンテナが第2のネットワーク上のページングメッセージのデコードに利用可能である」ということでない限り)(ステップ515)。
あるいは、もしAT1が、副アンテナによりデコードされたメッセージング情報(例えば、ページングメッセージ)の品質が不十分である(例えば、閾値レベルに満たない)と判断した場合は、プロセスはステップ530Bに進み、AT1は、主および副アンテナの割り当てを、主アンテナを第2のネットワークに割り当てし、副アンテナを第1のネットワークに割り当てするように調整する。
なお、いくつかの実施形態は、アクティブ通信セッションをマルチキャスト通信セッションに相当するものとして説明するが、他の実施形態が、アクセス端末(「AT1」)が特定のネットワークのダウンリンクブロードキャストチャネル(BCH)上のデータを監視するように構成され、1つまたは複数の他の参加者への送信のための当該特定のネットワークのリバースリンクチャネル上のデータを送信するようには構成されない、任意の半二重通信セッションに相当することができるということが理解されよう。
当業者は、情報および信号が、多様な異なる技術および技法の任意のものを用いて表されてもよいということを、理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通して参照してもよい、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、符号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光粒子、またはこれらの組合せにより表されてもよい。
さらに、当業者は、本明細書で開示された実施形態に関連して説明された、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップは、電子的ハードウエア、コンピュータソフトウエア、または両者の組合せとして実行されてもよいということを理解するであろう。ハードウエアおよびソフトウエアのこの置き換え可能性を明確に表すために、さまざまな例としてのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、上では概してこれらの機能性に関して説明された。これらの機能性が、ハードウエアとして実行されるかソフトウエアとして実行されるかは、特定のアプリケーションおよびこの全体システムに課される設計制約に依存する。当業者は、これらの説明された機能性をそれぞれの特定のアプリケーションに対してさまざまな方法で実行してもよいが、このような実行の判断が本発明の範囲からの離反を起こすものとして解釈されるべきではない。
本明細書の中で開示された実施形態に関連して説明された、さまざまな例示的なロジックブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能ロジックデバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウエアコンポーネント、または、本明細書の中で説明された機能を実行するために設計されたこれらの任意の組合せを伴って、実装または実行されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロコンピュータでもよいし、代替的に、プロセッサは任意の伝統的なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサは同様に、例えば、DSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連動する1つまたはそれ以上のマイクロプロセッサ、または他のこのような構成のような、計算デバイスの組合せとして実行されてもよい。
本明細書の中で開示される実施形態に関連して説明された方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、ハードウエア、プロセッサにより実行されるソフトウエアモジュール、または双方の組合せの中に、直接組み込まれてもよい。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形式のストレージ媒体の中に存在していてもよい。例示的なストレージ媒体は、プロセッサがストレージ媒体から情報を読んだり、ストレージ媒体に情報を書いたりすることができるように、プロセッサに接続される。別の方法では、ストレージ媒体は、このプロセッサに不可欠としてもよい。プロセッサおよびストレージ媒体は、ASICの中に存在してもよい。ASICは、ユーザ端末(例えば、アクセス端末)の中に存在してもよい。別の方法では、プロセッサおよびストレージ媒体は、ユーザ端末の中に個別コンポーネントとしてあってもよい。
1つまたは複数の実施形態においては、説明された機能は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、またはこれらの任意の組合せの中で実行されてもよい。もしソフトウエアの中で実行される場合、これらの機能は、コンピュータで読み取り可能な媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして、格納または送信されてもよい。コンピュータで読み取り可能な媒体には、コンピュータストレージ媒体と、コンピュータプログラムのある場所から他の場所への転送を手助けする任意の媒体を含む通信媒体との両方が含まれる。ストレージ媒体は、コンピュータがアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。例としてであり、限定するものとしてではないが、コンピュータ読み取り可能媒体には、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、または、他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、または他の時期ストレージデバイス、または所望のプログラムコードを指令もしくはデータ構成として伝えたり格納するのに用いることができ、かつ、コンピュータによりアクセス可能な、任意の他の媒体を含むことができる。また、任意の接続は、コンピュータで読み取り可能な媒体と適切に称される。例えば、もしソフトウエアが、ウエブサイト、サーバ、あるいは他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を用いて送信される場合、これらの同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で用いられるように、ディスク(disk)および(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびブルーレイディスクを含み、diskはデータを磁気的に再生し、一方discはデータをレーザーにより光学的に再生する。これらの組合せも、同様にコンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
上記の開示は、本発明の例示的な実施形態を示すが、注目すべきは、この中でさまざまな変更および変形が、添付の請求項により定義されるような本発明の範囲から逸脱することなしに成し得るであろうということである。本明細書で説明された本発明の実施形態に係る方法クレームの機能、ステップおよび/または動作は、どんな特定の順序でも実行される必要はない。さらに本発明の要素は単数形で記述または特許請求される可能性があるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が意図されている。
100 システム
102、102、108、110、112、200 アクセス端末
104 エアーインターフェース
120 無線アクセスネットワーク
122 BSC/PCF
124 MPT/BS
126 キャリアネットワーク
160 パケットデータサービングノード(PDSN)
165 ブロードキャストサービングノード(BSN)
170 アプリケーションサーバ
175 インターネット
202 プラットフォーム
206 トランシーバ
208 ASIC
210 アプリケーションプログラミングインターフェース(API)
212 メモリ
214 ローカルデータベース
222 アンテナ
224 ディスプレー
226 キーパッド
228 プッシュツートークボタン
222A 第1のアンテナ
222B 第2のアンテナ

Claims (38)

  1. 無線通信システム内のアクセス端末においてダウンリンク通信を監視する方法であって、
    第1のネットワークの第1のダウンリンクチャネル上のデータを、少なくとも前記アクセス端末の主アンテナを用いて監視するステップであって、前記監視されるデータが、前記アクセス端末のアクティブ通信セッションに関連するステップと、
    第2のネットワークのダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、前記アクセス端末の副アンテナを用いて定期的に監視するステップであって、前記アンテナが、前記副アンテナよりも高い感度を有するステップと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも高い優先度を有する場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルにかかわらず、前記主アンテナの前記第1のネットワークへの排他的割り当てを維持するステップと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも低い優先度を有し、かつ前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルが閾値を下回る場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記メッセージング情報を定期的に監視するように前記主アンテナを再割り当てし、かつ前記第1のネットワークのダウンリンクチャネル上の前記アクティブ通信セッションを監視するように、前記副アンテナを再割り当てするステップとを含む方法。
  2. 前記第1のネットワークが、1x EV-DOネットワークに相当し、前記第2のネットワークがCDMA2000 1xネットワークに相当する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記監視するステップが、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを、前記主アンテナのみで監視する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記監視するステップが、前記定期的に監視するステップが実行中の場合には、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを、前記主アンテナのみで監視し、また
    前記監視するステップが、前記定期的に監視するステップが実行中でない場合には、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを、ダイバーシティに基づいて、(1)前記主アンテナおよび(2)前記副アンテナを用いて監視する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記アクティブ通信セッションが、マルチキャスト通信セッションに相当する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記アクティブ通信セッションが、半二重グループ通信セッションであり、前記アクセス端末が、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを監視するように構成されており、かつ、他のグループ参加者に送信するための前記第1のネットワークのリバースリンク上のデータを送信するようには構成されていない、請求項1に記載の方法。
  7. もし(1)前記アクセス端末が、前記アクティブ通信セッションの監視を中止すると判断し、かつ、(2)前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の前記品質レベルが閾値よりも下がった場合に、前記定期的に監視するステップを支援するために前記主アンテナを前記第2のネットワークに再割り当てするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記維持するステップが、少なくとも前記アクティブ通信セッションの間は、前記第1のネットワークのために第1の優先度レベルを設定することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の優先度レベルが、前記第2のネットワークの第2の優先度レベルよりも高い、請求項8に記載の方法。
  10. 前記維持するステップが、
    前記第1の優先度レベルを前記の第2の優先度レベルと比較することによって、および
    該比較するステップに基づいて前記主アンテナを前記第2のネットワークに再割り当てしないことを判断するステップによって実行される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の優先度レベルが、前記第1のネットワークから離れて前記主アンテナを再割り当てすることを無効にするように機能する、高い優先度レベルである、請求項8に記載の方法。
  12. 前記アクセス端末が前記アクティブ通信セッションの監視を中止した後に、前記第1のネットワークのために第2の優先度レベルを設定するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記第2の優先度レベルが前記第1のネットワークに対して設定された後に、前記主アンテナの前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの再割り当てを許可するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. もし前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の前記品質レベルが閾値よりも下がった場合に、前記許可するステップの後に、前記定期的に監視するステップを支援するために前記主アンテナを前記第2のネットワークに再割り当てするステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記アクティブ通信セッションが終了した後に、前記監視するステップを終了するステップと、
    前記アクセス端末の前記副アンテナを用いて前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネルを監視する前記定期的に監視するステップを継続するステップと、
    前記第1のネットワークの第2のダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、前記アクセス端末の前記主アンテナを用いて定期的に監視するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記定期的に監視するステップにより監視される前記メッセージング情報が、前記第2のネットワークが前記アクセス端末を呼び出しているかどうかを示す1つまたは複数のページングサイクルに相当する、請求項1に記載の方法。
  17. もし前記アクティブ通信セッション中に、前記監視されるデータの品質レベルが閾値レベルを下回った場合には、
    前記定期的に監視するステップを停止するステップと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、ダイバーシティに基づいて(1)前記主アンテナと(2)前記副アンテナとの両方により監視されるように前記監視するステップを修正するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記定期的に監視するステップにより監視される前記メッセージング情報の前記品質レベルが、測定されたフレームエラー率(FER)、測定された信号対雑音比(SNR)、または測定された信号強度のうち少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  19. 無線通信システム内のダウンリンク通信を監視するように構成されたアクセス端末であって、
    第1のネットワークの第1のダウンリンクチャネル上のデータを、少なくとも前記アクセス端末の主アンテナを用いて監視する手段であって、前記監視されるデータが、前記アクセス端末のアクティブ通信セッションに関連する手段と、
    第2のネットワークのダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、前記アクセス端末の副アンテナを用いて定期的に監視する手段であって、前記アンテナが、前記副アンテナよりも高い感度を有する手段と、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも高い優先度を有する場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルにかかわらず、前記主アンテナの前記第1のネットワークへの排他的割り当てを維持する手段と、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも低い優先度を有し、かつ前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルが閾値を下回る場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記メッセージング情報を定期的に監視するように前記主アンテナを再割り当てし、かつ前記第1のネットワークのダウンリンクチャネル上の前記アクティブ通信セッションを監視するように、前記副アンテナを再割り当てする手段とを含むアクセス端末。
  20. 前記第1のネットワークが、1x EV-DOネットワークに相当し、前記第2のネットワークがCDMA2000 1xネットワークに相当する、請求項19に記載のアクセス端末。
  21. 前記監視する手段は、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを、前記主アンテナのみで監視する、請求項19に記載のアクセス端末。
  22. 前記監視する手段が、前記定期的な監視が実行中の場合には、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを、前記主アンテナのみで監視し、また
    前記監視する手段が、前記定期的に監視することが実行中でない場合には、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを、ダイバーシティに基づいて、(1)前記主アンテナおよび(2)前記副アンテナを用いて監視する、請求項19に記載のアクセス端末。
  23. 前記アクティブ通信セッションが、マルチキャスト通信セッションに相当する、請求項19に記載のアクセス端末。
  24. 前記アクティブ通信セッションが、半二重グループ通信セッションであり、前記アクセス端末が、前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データを監視するように構成されており、かつ、他のグループ参加者に送信するための前記第1のネットワークのリバースリンク上のデータを送信するようには構成されていない、請求項19に記載のアクセス端末。
  25. もし(1)前記アクセス端末が、前記アクティブ通信セッションの監視を中止すると判断した場合、および、(2)前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の前記品質レベルが閾値よりも下がった場合に、前記定期的な監視を支援するために前記主アンテナを前記第2のネットワークに再割り当てする手段をさらに含む、請求項19に記載のアクセス端末。
  26. 前記維持する手段が、少なくとも前記アクティブ通信セッションの間は、前記第1のネットワークのために第1の優先度レベルを設定することを含む、請求項19に記載のアクセス端末。
  27. 前記第1の優先度レベルが、前記第2のネットワークの第2の優先度レベルよりも高い、請求項26に記載のアクセス端末。
  28. 前記維持する手段が、前記第1の優先度レベルを前記の第2の優先度レベルと比較することによって、および、該比較するステップに基づいて前記主アンテナを前記第2のネットワークに再割り当てしないことを判断する手段によって実行される、請求項27に記載のアクセス端末。
  29. 前記第1の優先度レベルが、前記第1のネットワークから離れて前記主アンテナを再割り当てすることを無効にするように機能する、高い優先度レベルである、請求項26に記載のアクセス端末。
  30. 前記アクセス端末が前記アクティブ通信セッションの監視を中止した後に、前記第1のネットワークのために第2の優先度レベルを設定する手段をさらに含む、請求項26に記載のアクセス端末。
  31. 前記第2の優先度レベルが前記第1のネットワークに対して設定された後に、前記主アンテナの前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへの再割り当てを許可する手段をさらに含む、請求項30に記載のアクセス端末。
  32. もし前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の前記品質レベルが閾値よりも下がった場合に、前記許可することの後に、記前記定期的な監視を支援するために前記主アンテナを前記第2のネットワークに再割り当てする手段をさらに含む、請求項31に記載のアクセス端末。
  33. 前記アクティブ通信セッションが終了した後に、前記監視するステップを終了する手段と、
    前記アクセス端末の前記副アンテナを用いて前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネルを監視する前記定期的に監視するステップを継続する手段と、
    前記第1のネットワークの第2のダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、前記アクセス端末の前記主アンテナを用いて定期的に監視する手段とをさらに含む、請求項19に記載のアクセス端末。
  34. 前記定期的に監視する手段により監視される前記メッセージング情報が、前記第2のネットワークが前記アクセス端末を呼び出しているかどうかを示す1つまたは複数のページングサイクルに相当する、請求項19に記載のアクセス端末。
  35. もし前記アクティブ通信セッション中に、前記監視されるデータの品質レベルが閾値レベルを下回った場合には、
    前記定期的に監視するステップを停止する手段と、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、ダイバーシティに基づいて(1)前記主アンテナと(2)前記副アンテナとの両方により監視されるように前記監視するステップを修正する手段とをさらに含む、請求項19に記載のアクセス端末。
  36. 前記定期的に監視することにより監視される前記メッセージング情報の前記品質レベルが、測定されたフレームエラー率(FER)、測定された信号対雑音比(SNR)、または測定された信号強度に基づく、請求項19に記載のアクセス端末。
  37. 無線通信システム内のダウンリンク通信を監視するように構成されたアクセス端末であって、
    第1のネットワークの第1のダウンリンクチャネル上のデータを、少なくとも前記アクセス端末の主アンテナを用いて監視するように構成されたロジックであって、前記監視されるデータが、前記アクセス端末のアクティブ通信セッションに関連するロジックと、
    第2のネットワークのダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、前記アクセス端末の副アンテナを用いて定期的に監視するように構成されたロジックであって、前記アンテナが、前記副アンテナよりも高い感度を有するロジックと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも高い優先度を有する場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルにかかわらず、前記主アンテナの前記第1のネットワークへの排他的割り当てを維持するように構成されたロジックと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも低い優先度を有し、かつ前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルが閾値を下回る場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記メッセージング情報を定期的に監視するように前記主アンテナを再割り当てし、かつ前記第1のネットワークのダウンリンクチャネル上の前記アクティブ通信セッションを監視するように、前記副アンテナを再割り当てするように構成されたロジックとを含むアクセス端末。
  38. 自らの上に記憶された命令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、前記命令は、無線通信システム内のダウンリンク通信を監視するように構成されたアクセス端末により実行されると、前記アクセス端末に動作を実行させ、前記命令は、
    第1のネットワークの第1のダウンリンクチャネル上のデータを、少なくとも前記アクセス端末の主アンテナを用いて監視するプログラムコードであって、前記監視されるデータが、前記アクセス端末のアクティブ通信セッションに関連するプログラムコードと、
    第2のネットワークのダウンリンクチャネル上のメッセージング情報を、前記アクセス端末の副アンテナを用いて定期的に監視するプログラムコードであって、前記アンテナが、前記副アンテナよりも高い感度を有するプログラムコードと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも高い優先度を有する場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルにかかわらず、前記主アンテナの前記第1のネットワークへの排他的割り当てを維持するプログラムコードと、
    前記第1のネットワークの前記第1のダウンリンクチャネル上の前記データが、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報よりも低い優先度を有し、かつ前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記定期的に監視されるメッセージング情報の品質レベルが閾値を下回る場合、前記第2のネットワークの前記ダウンリンクチャネル上の前記メッセージング情報を定期的に監視するように前記主アンテナを再割り当てし、かつ前記第1のネットワークのダウンリンクチャネル上の前記アクティブ通信セッションを監視するように前記副アンテナを再割り当てするプログラムコードとを含む非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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