JP6017483B2 - ワイヤレス通信ネットワーク内でのマルチキャストセッションのサポート - Google Patents

Description

合衆国法典第３５部第１１９条に基づく優先権の主張

特許に対する本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により明白にここに組み込まれている、代理人ドケット第０７２４２７Ｐ１号を有する、２００７年９月２４日に出願された「ワイヤレス通信ネットワーク内でのマルチキャストセッションをサポートする方法」と題する仮出願番号第６０／９７４，８２９号に対する優先権を主張する。

発明の背景

１．発明の分野
本発明は、ワイヤレス電気通信システムにおける通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信ネットワーク内でのマルチキャストセッションをサポートすることに関する。

２．関連技術の説明
ワイヤレス通信システムは、第１世代アナログワイヤレス電話機サービス（１Ｇ）や、（暫定的２．５Ｇネットワークおよび２．７５Ｇネットワークを含む）第２世代（２Ｇ）デジタルワイヤレス電話機サービスや、第３世代（３Ｇ）高速データ／インターネット対応のワイヤレスサービスを含む、さまざまな世代を通して発展してきた。現在、使用されているワイヤレス通信システムには、セルラおよびパーソナル通信サービス（ＰＣＳ）システムを含む多くの異なるタイプが存在する。既知のセルラシステムの例は、セルラアナログアドバンスト移動電話機システム（ＡＭＰＳ）と、コード分割多元接続（ＣＤＭＡ）や、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）や、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）や、ＴＤＭＡの、移動体アクセスのグローバルシステム（ＧＳＭ（登録商標））バリエーションに基づいたデジタルセルラシステムと、ＴＤＭＡおよびＣＤＭＡ技術の両方を使用する最新のハイブリッドデジタル通信システムとを含む。

ＣＤＭＡ移動体通信を提供する方法は、ここでＩＳ−９５と呼ばれる「デュアルモード広帯域スペクトル拡散セルラシステム向け移動局−基地局互換性標準規格」と題するＴＩＡ／ＥＩＡ／ＩＳ−９５−Ａにおいて電気通信工業協会／電子工業協会により米国で標準化された。ＡＭＰＳシステムおよびＣＤＭＡシステムを組み合わせたものは、ＴＩＡ／ＥＩＡ標準規格ＩＳ−９８において記述されている。他の通信システムは、ＩＭＴ−２０００／ＵＭ、すなわち国際移動体電気通信システム２０００／ユニバーサル移動体電気通信システム標準規格において記述され、この標準規格は、広帯域ＣＤＭＡ（ＷＣＤＭＡ（登録商標））、（例えば、ＣＤＭＡ２０００ １ｘＥＶ−ＤＯ標準規格のような）ＣＤＭＡ２０００、またはＴＤ−ＳＣＤＭＡと呼ばれるものを網羅している。

ワイヤレス通信システムでは、移動局、ハンドセット、またはアクセス端末（ＡＴ）が、基地局に隣接している、あるいは、基地局の周囲の特定の地理的領域内で通信リンクまたはサービスをサポートしている、（セルサイトまたはセルとも呼ばれる）固定位置基地局から信号を受信する。基地局は、アクセスネットワーク（ＡＮ）／無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）にエントリポイントを提供し、アクセスネットワーク（ＡＮ）／無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）は、一般的に、サービス品質（Ｑｏｓ）要求に基づいてトラフィックを区別する方法をサポートするプロトコルに基づいた、標準規格インターネットエンジニアリングタスクフォース（ＩＥＴＦ）を使用しているパケットデータネットワークである。したがって、基地局は、一般的に、無線によるインターフェースを通してＡＴと対話したり、インターネットプロトコル（ＩＰ）ネットワークデータパケットを通してＡＮと対話したりする。

ワイヤレス電気通信システムでは、プッシュ・ツー・トーク（ＰＴＴ）能力が、サービスセクタおよび消費者によって一般化している。ＰＴＴは、ＣＤＭＡ、ＦＤＭＡ、ＴＤＭＡ、ＧＳＭ等のような、標準規格の商用ワイヤレスインフラストラクチャを通じて動作する「ディスパッチ」音声サービスをサポートできる。ディスパッチモデルにおいて、エンドポイント（ＡＴ）間の通信は、仮想グループ内で生じ、１人の「話者」の音声が、１人以上の「リスナ」に送信される。このタイプの通信の単一の例は、一般的に、ディスパッチ通話、すなわち簡単に言うと、ＰＴＴ通話と呼ばれる。ＰＴＴ通話は、通話の特徴を規定するグループのインスタンシエーションである。グループは、実質的に、グループ名またはグループ識別のような関係する情報や、メンバーリストによって規定される。

従来、ワイヤレス通信ネットワーク内でのデータパケットは、単一の宛先またはアクセス端末に送られるように構成されている。単一の宛先へのデータの送信を「ユニキャスト」と呼ぶ。移動体通信が増加するなか、所定のデータを同時に複数のアクセス端末に送信する能力が、より重要になっている。したがって、複数の宛先またはターゲットアクセス端末への、同じパケットまたはメッセージの同時データ送信をサポートするプロトコルが採用されている。「ブロードキャスト」が、（例えば、所定のサービスプロバイダ等によって受け持たれている所定のセル内の）すべての宛先またはアクセス端末への、データパケットの送信のことを意味する一方で、「マルチキャスト」は、宛先の所定のグループまたはアクセス端末の所定のグループへの、データパケットの送信のことを意味する。例では、宛先の所定のグループ、すなわち「マルチキャストグループ」は、１つよりも多く、（例えば、所定のサービスプロバイダ等によって受け持たれている所定のグループ内で）可能性ある宛先またはアクセス端末のすべてより少ない、可能性ある宛先またはアクセス端末を含んでいてもよい。しかしながら、いくつかの状況では、少なくとも、マルチキャストグループが１つのみのアクセス端末を含み、ユニキャストに類似している、または代替的に、マルチキャストグループが（例えば、セルまたはセクタ内で）すべてのアクセス端末を含み、ブロードキャストに類似している可能性がある。

ブロードキャストおよび／またはマルチキャストは、ワイヤレス通信システム内で多数の方法で実行されてもよい。例えば、方法には、マルチキャストグループに適応させるために複数のシーケンシャル的なユニキャスト動作を実行することや、同時の複数のデータ送信を取り扱うために一意的なブロードキャスト／マルチキャストチャネル（ＢＣＨ）を割り振ることや、これに類するものがある。プッシュ・ツー・トーク通信のためにブロードキャストチャネルを使用する従来のシステムは、「ＣＤＭＡ １ｘ−ＥＶＤＯセルラネットワークを使用するプッシュ・ツー・トークグループ通話システム」と題する、２００７年３月１日付けの米国特許出願公開番号第２００７／００４９３１４号において記述されており、この内容は、その全体が参照によりここに組み込まれている。公開番号第２００７／００４９３１４において記述されているように、ブロードキャストチャネルは、従来のシグナリング技術を使用しているプッシュ・ツー・トーク通話に対して使用できる。ブロードキャストチャネルの使用により、従来のユニキャスト技術と比較して帯域幅要求は向上したものの、ブロードキャストチャネルの従来のシグナリングは、依然として、結果的にさらなるオーバーヘッドおよび／または遅延を引き起こすことになり、システム性能を低下させる可能性がある。

第３世代パートナーシッププロジェクト２（「３ＧＰＰ２」）は、ＣＤＭＡ２０００ネットワークにおいてマルチキャスト通信をサポートするためのブロードキャストマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）仕様を規定している。したがって、２００６年２月１４日付けの「ＣＤＭＡ２０００の高レートブロードキャストマルチキャストのパケットデータエアインターフェース仕様」と題する、３ＧＰＰ２のＢＣＭＣＳ仕様のバージョン、すなわちバージョン１．０Ｃ．Ｓ００５４−Ａは、その全体が参照により組み込まれている。

概要

本発明の実施形態は、ワイヤレス通信ネットワーク内でのマルチキャストセッションをサポートする方法に向けられている。アクセス端末が、（ｉ）所定のマルチキャストセッションをサポートしていないセクタにおいてマルチキャスト登録メッセージを送信した後、または、（ｉｉ）所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを受信した後、のいずれかにおいて、ダウンリンク制御チャネルの監視レートを調整する。アクセスネットワークは、監視レートの調整を予期し、調整された監視レートに基づいて、所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージ（例えば、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ））を送る。さらに、アクセスネットワークによって送られるアナウンスメッセージは、ダウンリンク制御チャネル上で送ることができ、監視レートの調整前の、ネットワーク内の１つ以上のアクセス端末におけるダウンリンク制御チャネルの、予測されるページングサイクルまたは監視レートに基づいて送ることができる。

本発明の実施形態とそれに伴う多くの利点のより完全な正しい認識は、図面とともに考察されるとき、以下の詳細な説明を参照することによって同じものがより良く理解されると容易に得られるだろう。図面は単に、例示のために示されており、本発明を限定するものではない。

図１は、本発明の少なくとも１つの実施形態にしたがった、アクセス端末およびアクセスネットワークをサポートするワイヤレスネットワークアーキテクチャの図である。 図２は、本発明の実施形態にしたがった、キャリアネットワーク１２６を図示している。 図３は、本発明の少なくとも１つの実施形態にしたがった、アクセス端末の説明図である。 図４は、本発明の実施形態にしたがった、マルチキャストセッションを開始する通話セットアッププロセスを図示する。 図５は、ワイヤレス通信システムを図示している。 図６は、ダウンリンク制御チャネルの制御チャネルサイクルを図示する。 図７は、本発明の別の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示する。

詳細な説明

本発明の観点は、本発明の特定の実施形態に向けられている、以下の説明および関連図面において開示されている。本発明の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態を考案してもよい。さらに、本発明のよく知られている要素は、本発明の関連する詳細な説明を曖昧にしないように、詳細には記述されないか、または、省略されるだろう。

「例として、事例として、あるいは実例として機能すること」を意味するために、「例示的な」および／または「例」という文言をここで使用する。「例示的な」ものとして、および／または、「例」として、ここで記述するいずれの実施形態も、他の実施形態と比較して、必ずしも、好ましいまたは効果的なものと解釈されるものではない。同様に、「本発明の実施形態」という文言は、本発明のすべての実施形態が動作の説明した特徴、効果、またはモードを含むことを要求しない。

さらに、例えば、コンピューティングデバイスのエレメントによって実行されるアクションのシーケンスの観点から、多くの実施形態が記述されている。ここで記述したさまざまなアクションは、特定回路（例えば、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ））によって、１つ以上のプロセッサによって実行されているプログラム命令によって、または両方を組み合わせたものによって実行されてもよいことが認識されるだろう。さらに、ここで記述したアクションのこれらのシーケンスは、対応する組のコンピュータ命令を記憶させているコンピュータ読み取り可能記憶媒体の何らかの形態内で完全に具体化されると考えることができ、対応する組のコンピュータ命令は、実行時に、関係するプロセッサにここで記述した機能を実行させる。したがって、本発明のさまざまな観点は、多数の異なる形態で具体化されてもよく、これらのすべては、特許請求の範囲内にあることが意図されている。さらに、ここで記述した実施形態のそれぞれに対して、何らかのこのような実施形態の対応する形態は、例えば、ここでは、記述したアクションを実行する「ように構成されているロジック」と記述する。

ここでアクセス端末（ＡＴ）と呼ばれる高データレート（ＨＤＲ）加入者局は、移動体または静的であってもよく、１つ以上のＨＤＲ基地局と通信してもよい。１つ以上のＨＤＲ基地局は、ここでモデムプールトランシーバ（ＭＰＴ）または基地局（ＢＳ）と呼ばれる。アクセス端末は、１つ以上のモデムプールトランシーバを通して、ＨＤＲ基地局制御装置にデータパケットを送信し、データパケットを受信する。ＨＤＲ基地局制御装置は、モデムプール制御装置（ＭＰＣ）、基地局制御装置（ＢＳＣ）および／またはパケット制御機能（ＰＣＦ）と呼ばれる。モデムプールトランシーバおよびモデムプール制御装置は、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの一部である。アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間でデータパケットを伝送する。

アクセスネットワークは、会社イントラネットまたはインターネットのような、アクセスネットワーク外部の付加的なネットワークにさらに接続されていてもよく、それぞれのアクセス端末とこのような外部ネットワークとの間でデータパケットを伝送してもよい。１つ以上のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立しているアクセス端末を、アクティブアクセス端末と呼び、このアクセス端末をトラフィック状態にあると言う。１つ以上のモデムプールトランシーバとのアクティブトラフィックチャネル接続を確立するプロセス中にあるアクセス端末を、接続セットアップ状態にあると言う。アクセス端末は、例えば、光ファイバケーブルまたは同軸ケーブルを使用しているワイヤレスチャネルを通して、または、ワイヤードチャネルを通して通信する何らかのデータデバイスであってもよい。アクセス端末は、さらに、ＰＣカード、コンパクトフラッシュ（登録商標）、外部または内部モデム、あるいはワイヤレスまたはワイヤライン電話機を含む多数のタイプのデバイスのうちの任意のものであってもよいが、これらに限定されるものではない。アクセス端末がモデムプールトランシーバに信号を送る通信リンクを、リーバスリンクまたはトラフィックチャネルと呼ぶ。モデムプールトランシーバがアクセス端末に信号を送る通信リンクを、フォワードリンクまたはトラフィックチャネルと呼ぶ。ここで使用するように、トラフィックチャネルという用語は、フォワードトラフィックチャネルまたはリバーストラフィックチャネルのいずれかを意味していてもよい。

図１は、本発明の少なくとも１つの実施形態にしたがった、ワイヤレス通信システム１００の１つの例示的な実施形態のブロック図を図示している。システム１００は、エアインターフェース１０４を通してアクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）１２０と通信する、セルラ電話機１０２のようなアクセス端末を含んでいてもよく、アクセスネットワークまたは無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）１２０は、アクセス端末１０２を、パケット交換データネットワーク（例えば、イントラネット、インターネット、および／またはキャリアネットワーク１２６）とアクセス端末１０２、１０８、１１０、１１２との間のデータ接続性を提供するネットワーク機器に接続できる。ここで示したように、アクセス端末は、セルラ電話機１０２や、パーソナルデジタルアシスタント１０８や、ページャ１１０や、またはワイヤレス通信ポータルを有する独立したコンピュータプラットフォーム１１２でさえあってもよく、ここで、ページャ１１０は双方向テキストページャとして示されている。このように、本発明の実施形態は、ワイヤレス通信ポータルを含む、または、ワイヤレス通信能力を有する、何らかの形態のアクセス端末として実現されてもよい。ワイヤレス通信ポータルまたワイヤレス通信能力は、ワイヤレスモデムや、ＰＣＭＣＩＡカードや、パーソナルコンピュータや、電話機や、あるいはこれらの任意のものを組み合わせたものまたは一部組み合わせたものを含むが、これらに限定されるものではない。さらに、ここで使用されるように、「アクセス端末」や、「ワイヤレスデバイス」や、「クライアントデバイス」や、「移動体デバイス」という用語およびこれらのバリエーションは、同義的に使用されてもよい。

図１に戻って参照すると、ワイヤレスネットワーク１００のコンポーネントおよび本発明の例示的な実施形態のエレメントの相互関係は、図示した構成に限定されるものではない。システム１００は単なる例示であり、任意のシステムを含んでいてもよく、これにより、ワイヤレスクライアントコンピューティングデバイス１０２、１０８、１１０、１１２のような遠隔アクセス端末が、相互間で、および／または、エアインターフェース１０４とＲＡＮ１２０とによって接続されているコンポーネント間で、無線を通して通信することができる。エアインターフェース１０４およびＲＡＮ１２０は、限定されることなく、キャリアネットワーク１２６、インターネット、および／または他の遠隔サーバを含む。

ＲＡＮ１２０は、基地局制御装置／パケット制御機能（ＢＳＣ／ＰＣＦ）１２２に送られる（一般的に、データパケットとして送られる）メッセージを制御する。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、パケットデータサービスノード１００（「ＰＤＳＮ」）とアクセス端末１０２／１０８／１１０／１１２との間のベアラチャネル（すなわち、データチャネル）をシグナリングする役割や、確立する役割や、ティアダウンする役割を担っている。リンク層暗号化がイネーブルされた場合、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、エアインターフェース１０４を通してコンテンツを転送する前に、コンテンツの暗号化もする。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２の機能は、技術的によく知られており、簡潔にするためにさらに説明しない。キャリアネットワーク１２６は、ネットワーク、すなわちインターネットおよび／または公衆電話交換ネットワーク（ＰＳＴＮ）によって、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２と通信してもよい。代替的に、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、インターネットまたは外的ネットワークに直接的に接続していてもよい。一般的に、キャリアネットワーク１２６とＢＳＣ／ＰＣＦ１２２との間のネットワークまたはインターネット接続がデータを転送し、ＰＳＴＮが音声情報を転送する。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、複数の基地局（ＢＳ）またはモデムプールトランシーバ（ＭＰＴ）１２４に接続されていてもよい。キャリアネットワークに類似した方法では、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、一般的に、データ転送および／または音声情報転送のために、ネットワーク、すなわちインターネットおよび／またはＰＳＴＮによってＭＰＴ／ＢＳ１２４に接続されてもよい。ＭＰＴ／ＢＳ１２４は、セルラ電話機１０２のようなアクセス端末に向けてデータメッセージをワイヤレスにブロードキャストできる。技術的に知られているように、ＭＰＴ／ＢＳ１２４、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２および他のコンポーネントがＲＡＮ１２０を形成していてもよい。しかしながら、代替的な構成が使用されてもよく、本発明は、図示した構成に限定されない。例えば、別の実施形態では、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２および１つ以上のＭＰＴ／ＢＳ１２４の機能が、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２およびＭＰＴ／ＢＳ１２４の双方の機能を有する単一の「ハイブリッド」モジュールに納められていてもよい。

図２は、本発明の実施形態にしたがった、キャリアネットワーク１２６を図示している。図２の実施形態では、キャリアネットワーク１２６は、パケットデータサービングノード（ＰＤＳＮ）１６０と、ブロードキャストサービングノード１６５と、アプリケーションサーバ１７０と、インターネット１７５とを備えている。しかしながら、代替的実施形態では、アプリケーションサーバ１７０および他のコンポーネントは、キャリアネットワークの外部に位置付けられていてもよい。ＰＤＳＮ１６０は、インターネット１７５、イントラネットおよび／または遠隔サーバ（例えば、アプリケーションサーバ１７０）に対するアクセスを、例えば、ｃｄｍａ２０００無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）（例えば、図１のＲＡＮ１２０）を利用している移動局（例えば、図１からの１０２、１０８、１１０、１１２のようなアクセス端末）に提供する。アクセスゲートウェイとして機能して、ＰＤＳＮ１６０が、単純なＩＰおよび移動体ＩＰアクセス、外国エージェントサポートおよびパケット伝送を実行してもよい。ＰＤＳＮ１６０は、認証、認可、および課金（ＡＡＡ）サーバに対するクライアントおよび他のサポーティングインフラストラクチャとして機能でき、技術的に知られているように、ゲートウェイを備えた移動局にＩＰネットワークを提供する。図２に示したように、ＰＤＳＮ１６０は、従来のＡ１０接続を通して、ＲＡＮ１２０（例えば、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２）と通信してもよい。Ａ１０接続は、技術的によく知られているので、簡潔にするためにさらに記述しない。

図２を参照すると、ブロードキャストサービングノード（ＢＳＮ）１６５は、マルチキャストおよびブロードキャストサービスをサポートするように構成されていてもよい。ＢＳＮ１６５について、より詳細に以下で記述する。ＢＳＮ１６５は、ブロードキャスト（ＢＣ）Ａ１０接続を通してＲＡＮ１２０（例えば、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２）と通信し、また、インターネット１７５を通してアプリケーションサーバ１７０と通信する。マルチキャストおよび／またはブロードキャストメッセージングを転送するために、ＢＣＡ１０接続が使用される。したがって、アプリケーションサーバ１７０は、インターネット１７５を通してユニキャストメッセージングをＰＤＳＮ１６０に送り、インターネット１７５を通してマルチキャストメッセージングをＢＳＮ１６５に送る。

一般的に、さらに詳細に以下で記述するように、ＲＡＮ１２０は、ＢＳＮ１６５からＢＣＡ１０接続を通して受け取られたマルチキャストメッセージを、エアインターフェース１０４のブロードキャストチャネル（ＢＣＨ）を通して１つ以上のアクセス端末２００に送信する。

図３を参照すると、セルラ電話機のようなアクセス端末２００（ここでは、ワイヤレスデバイス）は、プラットフォーム２０２を有しており、プラットフォーム２０２は、ＲＡＮ１２０から送信されるデータおよび／またはコマンド、ソフトウェアアプリケーションを受け取り、実行できる。このデータおよび／またはコマンドは、最終的に、キャリアネットワーク１２６、インターネット、ならびに／あるいは、他の遠隔サーバおよび遠隔ネットワークから得られてもよい。プラットフォーム２０２は、特定用途向け集積回路（「ＡＳＩＣ」２０８）、または他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理デバイスに動作可能に結合されているトランシーバ２０６を含むことができる。ＡＳＩＣ２０８または他のプロセッサは、ワイヤレスデバイスのメモリ２１２中の任意の常駐プログラムとインターフェースするアプリケーションプログラミングインターフェース（「ＡＰＩ」）２１０層を実行する。メモリ２１２は、リードオンリーメモリまたはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭおよびＲＯＭ）、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通の何らかのメモリを含んでいてもよい。プラットフォーム２０２はまた、メモリ２１２中でアクティブに使用されないアプリケーションを保持できる、ローカルデータベース２１４を含むことができる。ローカルデータベース２１４は、通常、フラッシュメモリセルであるが、磁気媒体、ＥＥＰＲＯＭ、光媒体、テープ、ソフトまたはハードディスク、またはこれらに類するもののような、技術的に知られている任意の二次記憶デバイスであってもよい。内部プラットフォーム２０２コンポーネントは、技術的に知られているように、他のコンポーネントの中でも、とりわけアンテナ２２２や、ディスプレイ２２４や、プッシュ・ツー・トークボタン２２８や、キーパッド２２６のような外的デバイスに動作可能に結合されていてもよい。

したがって、本発明の実施形態は、ここで記述した機能を実行する能力を備えたアクセス端末を含んでいてもよい。当業者によって正しく認識されるように、さまざまなロジックエレメントは、ここで開示した機能を実現するために、ディスクリートエレメントにおいて、プロセッサ上で実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはソフトウェアおよびハードウェアの任意の組み合わせ上で、具体化されてもよい。例えば、ここで開示したさまざまな機能を協同してロード、記憶、および実行するために、ＡＳＩＣ２０８、メモリ２１２、ＡＰＩ２１０およびローカルデータベース２１４のすべてが使用されてもよく、したがって、これらの機能を実行するロジックは、さまざまなエレメントに渡って分配されてもよい。代替的に、機能は、１つのディスクリートコンポーネントに組み込まれてもよい。したがって、図３におけるアクセス端末の特徴は、単なる例示であると考えられ、本発明は、図示した特徴または構成に限定されない。

アクセス端末１０２とＲＡＮ１０２との間のワイヤレス通信は、コード分割多元接続（ＣＤＭＡ）、ＷＣＤＭＡ、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多重（ＯＦＤＭ）、移動体通信のためのグローバルシステム（ＧＳＭ）、あるいは、ワイヤレス通信ネットワークまたはデータ通信ネットワークにおいて使用される他のプロトコルのような、異なる技術に基づくことができる。データ通信は、一般的に、クライアントデバイス１０２と、ＭＰＴ／ＢＳ１２４と、ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２との間で行われる。ＢＳＣ／ＰＣＦ１２２は、キャリアネットワーク１２６や、ＰＳＴＮや、インターネットや、仮想プライベートネットワークや、これらに類するもののような複数のデータネットワークに接続されていてもよく、これにより、アクセス端末１０２は、より広範囲の通信ネットワークにアクセスすることができる。先に説明し、かつ、技術的に知られているように、音声送信および／またはデータは、さまざまなネットワークおよび構成を使用して、ＲＡＮからアクセス端末に送信されてもよい。したがって、ここで提供する例示は、本発明の実施形態を限定するように向けられておらず、単に、本発明の実施形態の観点の説明を支援するものである。

図４は、本発明の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示する。４００において、ＲＡＮ１２０と通信する複数のアクセス端末のうちの１つ（「ＰＴＴイニシエータ」）が、ＰＴＴセッションすなわちマルチキャストセッションを開始するように要求する。したがって、ＰＴＴイニシエータが、ＰＴＴ通話要求をアプリケーションサーバ１７０（例えば、ＰＴＴサーバ）に送る。次に、４０５において、アプリケーションサーバ１７０が、複数のセクタにおいてＰＴＴセッションをアナウンスする。例えば、アプリケーションサーバ１７０は、ＰＤＳＮ１６０および／またはＢＳＮ１６５を通して、アナウンスメッセージをＲＡＮ１２０に転送し、ＲＡＮ１２０は、エアインターフェース１０４を通して（例えば、ダウンリンク制御チャネルなどを通して）、アナウンスメッセージを複数のＡＴに送信する。

図５は、本発明の実施形態にしたがった、ワイヤレス通信システム１００のセクタ５００を図示している。セクタ５００は、基地局またはＭＰＴ／ＢＳ５０５を含んでいる。基地局５０５によってＡＴを受け持つことができる領域に対応するセクタ５００は、さらに、ＡＴ ＡないしＡＴ Ｅを含んでいる。４００に関して先に説明したＰＴＴイニシエータは、ＡＴ ＡないしＡＴ Ｅのうちの１つとすることができ、または、代わりに、（示していない）別のセクタ内のＡＴに対応していてもよい。説明の便宜上、以下では、ＰＴＴイニシエータが図５のセクタ５００内に存在していないと仮定する。４０５において、アナウンスメッセージが、ワイヤレス通信システム１００内の、セクタ５００を含む複数のセクタにおいて送信される。

１つの例において、４０５において送られるアナウンスメッセージは、アクセス制御メッセージ（ＡＣＭ）と束ねられてもよく、ＡＣＭは、フィードバックプロトコルをＡＴに提供する。言い換えると、ＡＣＭは、ＡＴがアナウンスメッセージに応答できる方法を決定する。ＡＣＭおよびフィードバックスケジューリングプロトコルのさらなる説明のために、２００７年９月２４日に出願され、代理人ドケット第０７１２４６Ｐ１を有する、「ワイヤレス通信システム内での対話式マルチキャストメッセージに応答する方法」と題する、米国仮特許出願番号第６０／９７４，７９６号を参照されたい。この特許出願は、本発明の譲受人に譲渡され、その全体が参照によりここに明確に組み込まれている。さらに、４０５において送られるアナウンスメッセージは、データオーバーシグナリング（ＤＯＳ）メッセージ内にパッケージ化でき、ＤＯＳメッセージは、ダウンリンク制御チャネルを通して送られる。ダウンリンク制御チャネルを通して送信するために、アナウンスメッセージをＤＯＳメッセージにパッケージ化することに関するさらなる説明に対しては、２００７年９月２４日に出願され、代理人ドケット第０７１２５０Ｐ１を有する、「ワイヤレス通信システム内でのマルチキャストメッセージング」と題する米国仮特許出願第６０／９７４，８３３号を参照されたい。この特許出願は、本発明の譲受人に譲渡され、その全体が参照によりここに明確に組み込まれている。

図６は、ダウンリンク制御チャネルの制御チャネルサイクルを図示する。図６を参照すると、各制御チャネルサイクルは、合計２５６のスロットを含んでいる。各制御チャネルサイクルは、同期制御チャネルカプセル（ＳＣ）と、非同期制御チャネルカプセル（ＡＣ）と、多数の亜同期制御チャネル（ＳＳＣ）とを含んでいる。１つのＳＣが、２５６スロットの期間を有する各制御チャネルサイクルに対する所定のタイムスロットにおいて規則的にまたは周期的に送信されるのに対して、ＡＣは、制御チャネルサイクル内で、「ランダム」に、すなわち、非同期のタイムスロットで送信される。ＳＣは、「Ｔ ｍｏｄ ２５６＝オフセット」に対応するタイムスロットで最初に送信され、次に、「Ｔ ｍｏｄ ４＝オフセット」に対応するタイムスロットで送信される。ここで、Ｔは、システム時間を表し、オフセットは、固定時間から遅延された時間値を表し、それらは、制御チャネルのヘッダに含まれている。各ＳＣは、複数の制御チャネルＭＡＣ層パケットを含んでいてもよいのに対して、各ＡＣは、１つの制御チャネルＭＡＣ層パケットだけを含んでいる。各ＭＰＴ／ＢＳ１２４は、１つ以上の制御チャネルＭＡＣ層パケットを送信することから、各ＭＰＴ／ＢＳ１２４が同時に送信する場合、干渉（例えば、セル間干渉）が発生するかもしれない。したがって、衝突を回避するために、異なるオフセットが、各ＭＰＴ／ＢＳ１２４に対するＳＣに適用される。ＭＰＴ／ＢＳは、１つの制御チャネル期間すなわち２５６スロットサイクル内で、３つのＳＳＣカプセルを送信してもよい。各ＳＳＣは通常、１つの制御チャネルＭＡＣ層パケットだけを送信する。２のオフセット値を仮定すると、ＳＳＣは、タイムスロット６６、１３０および１９４において送信される。制御チャネルカプセル（例えば、ＳＣ、ＡＣ、ＳＳＣなど）は、ＢＣＭＣＳシステム内の技術において一般的によく知られており、そのため、それらのさらなる説明は、簡潔にするために省略されている。

図４の４０５に戻ると、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅのそれぞれは、ページング遅延要求や、バッテリの長さの基準のような多数の理由から、ダウンリンク制御サイクルの異なるページングサイクルを有することができる。ダウンリンク制御チャネルのページングサイクルは、所定のＡＴがダウンリンク制御チャネルをチェックし、または監視する時間期間または間隔である。例えば、従来のマルチキャストセッション内でダウンリンク制御チャネルを監視するために共通に使用されるページングサイクルは、４２６ミリ秒（ｍｓ）、２１３ｍｓ、１０６．７ｍｓなどを含む。したがって、４０５において、できるだけ多くのＡＴがアナウンスメッセージを受信するのを確実にするために、ＲＡＮ１２０は、ダウンリンク制御チャネル上の「保守的な」制御チャネルカプセル（例えば、ＡＴにおいて使用される可能性のあるページングサイクルの最小公倍数）を待つ。例えば、ＲＡＮ１２０が、ＡＴが１０６．７ｍｓ、２１３ｍｓ、および４２６ｍｓのページングサイクルを使用するように構成されていると決定した場合、最小公倍数（ＬＣＭ）は、４２６ｍｓ（すなわち、４×１０６．７、２×２１３、および１×４２６）である。したがって、１つの例において、アナウンスメッセージに対する制御チャネルカプセルは、アナウンスメッセージを受信するＡＴの数を最大にするために選択され得る。別の例において、最大のページングサイクルを有するＡＴがアナウンスメッセージを取得することが保証される限り、ページングサイクルは、各ページングサイクルで動作するＡＴの相対的な割合次第で（例えば、１０６．６７または２１３ｍｓに向かって）バイアスがかけられてもよい。

以下では、図４のプロセスが、ＲＡＮ１２０内のセクタ５００において実行されるものとして記述されている。しかしながら、図４のプロセスは、ＲＡＮ１２０内の（示していない）他のセクタにおいて同時に実行されてもよいことが理解されるだろう。

４１０において、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅのそれぞれが、リバースリンクアクセスチャネル上でアナウンスＡＣＫメッセージをＲＡＮ１２０の基地局５０５に送ることによって、アナウンスメッセージに応答すると仮定する。１ｘＥＶ−ＤＯ標準規格は、マルチキャストグループへのＡＴの登録に対してＢＣＭＣＳフロー登録メッセージを提供する。ＢＣＭＣＳフロー登録メッセージは、所定のＡＴが監視することを要求している、１つ以上のＢＣＭＣＳのフローのリストを含んでいる。例えば、４０５におけるアナウンスメッセージが、ＢＣＭＣＳフローＦＬＯＷ＿１に関係付けられているＰＴＴ通話をアナウンスする場合、アナウンスメッセージに応答して送られるＢＣＭＣＳフロー登録メッセージは、ＦＬＯＷ＿１を含んでいる。ＢＣＭＣＳフロー登録メッセージは、マルチキャストまたはＰＴＴセッションの間の異なる時間にＲＡＮ１２０に送られてもよく、また、アナウンスメッセージに単に応答するのではない。

４１０において、アナウンスメッセージに関係付けられているＢＣＭＣＳフローに登録するために、各アナウンスＡＣＫメッセージが単一のアクセスプローブ内でＢＣＭＣＳフロー登録メッセージと「束ねられる」と仮定する。対照的に、従来、アナウンスメッセージに応答して送られるアナウンスＡＣＫおよびＢＣＭＣＳフロー登録メッセージは、必ずしも共に束ねられるのではなく、むしろ、通常、異なるアクセスプローブ上で独立的に送られる。アナウンスＡＣＫメッセージおよびＢＣＭＣＳフロー登録メッセージをどのように共に「束ねる」ことができるかに関するさらなる説明に対しては、２００７年９月２４日に出願され、代理人ドケット第０７２１５５Ｐ１を有する、「ワイヤレス通信ネットワーク内でのマルチキャストグループのマルチキャストグループメンバーからの肯定応答の送信を管理する方法」と題する米国仮特許出願第６０／９７４，８３１号を参照されたい。この特許出願は、本発明の譲受人に譲渡され、その全体が参照によりここに明確に組み込まれている。

４１５において、４１０において束ねられたアナウンスＡＣＫメッセージおよびＢＣＭＣＳフロー登録メッセージを送る各ＡＴは、ダウンリンク制御チャネルのそのページングサイクルを所定のページングサイクルに設定する。例えば、所定のページングサイクルは、アグレッシブな、すなわち比較的短いページングサイクルとすることができ、それにより、各ＡＴは、よい高いレートでダウンリンク制御チャネルを監視する（例えば、目を覚まし、読取る）。別の例において、所定のページングサイクルは、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅ間で現在使用されている最も短いページングサイクル（例えば、１０６．７ｍｓ）に一致し得る。ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅのうちの１つ以上は、すでに、より「アグレッシブな」レートでダウンリンク制御チャネルをページングまたは監視しているかもしれないことから、４１５は、それぞれのＡＴのページングサイクルが増加することを必ずしも意味せず、むしろ、束ねられたアナウンスＡＣＫメッセージ／ＢＣＭＣＳフロー登録メッセージを送っている各ＡＴのページングサイクルが、同じ期間に設定され、その期間は比較的アグレッシブな、すなわち短いものであるため、ＲＡＮ１２０は、後続のブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）を送る「予約された」ダウンリンク制御チャネルカプセルを待つ必要はないことを意味する。

ＢＯＭは、ダウンリンク制御チャネル上でＲＡＮ１２０によって送られるメッセージであり、ＲＡＮ１２０によって搬送されている１つ以上のマルチキャストセッションを識別し、また、マルチキャストメッセージを搬送するダウンリンクブロードキャストチャネル（ＢＣＨ）にアクセス端末が「同調」できる方法に関する情報（例えば、インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペア）を含む。従来、ＢＯＭは、同期制御チャネルカプセルのような、ダウリンク制御チャネルの制御チャネルカプセルの「予約された」スロットにおいてＲＡＮ１２０によって送られる。しかしながら、以下でより詳細に説明するように、４１５において、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅが、よりアグレッシブにそれらのページングサイクルを設定することから、ＲＡＮ１２０は、「予約された」ＢＯＭスロットを待つ必要がなく、むしろ、少なくともいくつかの例において、従来技術と比較してより早くＢＯＭを送ることができる。

したがって、４２０において、ＲＡＮ１２０は、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅから、束ねられたアナウンスＡＣＫメッセージおよびＢＣＭＣＳフロー登録メッセージを受信し、４１５においてそれぞれのＡＴで設定されたページングサイクルに基づいて、ダウンリンク制御カプセルのダウンリンク制御チャネルカプセル上でＢＯＭを送る。１つの例において、ＲＡＮ１２０およびＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅのそれぞれは、アナウンスメッセージに応答する「アグレッシブな」ページングサイクルが、それぞれの通信エンティティにおいて知られるように事前に設定され得る。したがって、ＲＡＮ１２０は、事前の設定に基づいて変更が実施されていることを仮定できることから、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅは、それらのそれぞれのページングサイクルの変更をＲＡＮ１２０に伝達する必要はない。したがって、ＲＡＮ１２０が、（例えば、少なくとも、アナウンスメッセージの受信後の所定の時間期間の間）ＢＯＭを待っている各ＡＴのページングサイクルを知っていることから、ＲＡＮ１２０は、予約されたＢＯＭスロットまたは制御チャネルカプセルを待つ必要がなく、むしろ、ＡＴによってページングされると予測される最も早い制御チャネルカプセルを選択できる。ＡＴによってページングされる最も早い制御チャネルカプセルは、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ ＥおよびＲＡＮ１２０において、どのページングサイクルが実際に事前に設定されているかに基づいて変化することが理解されるだろう。例えば、最も早い制御チャネルカプセルは、次の利用可能な非同期制御チャネルカプセル、次の利用可能な亜同期制御チャネルカプセルとすることができ、または、さらに、いくつかの例においては、次の利用可能な同期制御チャネルカプセルとすることができる。そのうえ、マルチキャスト通話に対するリソース割振り情報を含んでいるＢＯＭメッセージは、送信の信頼性のためだけでなく、他のＣＤＭＡチャネルから切り替わっているＡＴが最初のＢＯＭメッセージをとらえそこねた場合、それらのＡＴが、ＢＯＭメッセージをデコードできるようにするために、後続の亜同期および同期のページングサイクルにおいて送信され得る。ＣＤＭＡチャネルを切り替えているＡＴは、マルチキャスト通話がホスト管理されているＣＤＭＡチャネルで送信される最初のＢＯＭメッセージをとらえそこなう可能性がある。

４２５において、ＲＡＮ１２０からＢＯＭを受信すると、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅのそれぞれは、そのページングサイクルを、前の４１５から以前のレベルに戻すように「再設定する」。例えば、ページングサイクルは、ＡＴにおいてバッテリ電力を節約して使うために、よりアグレッシブなレベルに維持される必要はない。別の例において、ページングサイクルを４１５前のレベルに、ＡＴに再設定させるトリガとなるイベントは、ＲＡＮ１２０からの最初のＢＯＭの受信である必要はなく、何らかのトリガとなるイベントとすることができる。そのような可能性のあるトリガとなるイベントの例は、マルチキャストセッションの終端または終了、最初のＢＯＭの受信に続く１つ以上の追加のＢＯＭの受信などを含む。また、各ＡＴは、ページングサイクルの再設定に対して、同じトリガとなるイベントを使用する必要はない。

４２０においてＢＯＭを送った後、ＲＡＮ１２０は、マルチキャストメッセージの送信を開始でき、マルチキャストメッセージは、アプリケーションまたはＰＴＴサーバ１７０から、セクタ５００内の、ＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅに提供される（４３０）。４３５において、マルチキャストセッションを監視することに関心があるＡＴ Ａ．．．ＡＴ Ｅのそれぞれは、ＢＯＭによって示されている方法で（例えば、アナウンスされるＰＴＴセッションのＢＣＭＣＳフローＩＤに対して示されるＩＭペアに基づいて）ダウンリンクＢＣＨに同調でき、ＰＴＴセッションを監視できる。

図７は、本発明の別の実施形態にしたがった、マルチキャストメッセージングプロセスを図示する。図７において、ＰＴＴセッションがすでにアナウンスされており、ワイヤレス通信システム内の１つ以上のセクタによって、現在搬送またはサポートされていると仮定する。７００において、ＡＴ Ａが、マルチキャストセッションを現在サポートしていない新しいセクタに、入るか（例えば、その新しいセクタ内で電源を入れる）または、ハンドオフされる。例えば、ＡＴ Ａのセクタは、非サポーティングセクタに対応することができ、非サポーティングセクタの概念は、２００７年９月２４日に出願され、代理人ドケット第０７２３４０Ｐ１を有する、「ワイヤレス通信ネットワーク内でのオーバーラッピングクラスタに関係付けられているマルチキャスト通信をサポートする方法」と題する、米国仮特許出願番号第６０／９７４，８０８号内でより詳細に説明されている。この特許出願は、本発明の譲受人に譲渡され、その全体が参照によりここに明確に組み込まれている。

７０５において、ＡＴ Ａは、ＡＴ Ａの新しいセクタが所定のマルチキャストセッションをすでに搬送しているかどうかを決定するために、ＢＯＭ間隔（例えば、ＲＡＮ１２０が周期的なＢＯＭを送る、予測される期間）を待つ。７１０において、ＡＴ Ａは、ＰＴＴセッションに対するＢＣＭＣＳフローＩＤをアドバタイズする何らかのＢＯＭが、ＢＯＭ間隔内で受け取られているかどうかを決定する。ＡＴ Ａが入っているセクタがマルチキャストセッションをサポートしていないと仮定していることから、ＡＴ Ａは、待ち期間の間にＢＯＭを受信せず、プロセスは７１５に進む。

７１５において、ＡＴ Ａは、ＢＣＭＣＳフロー登録メッセージをＲＡＮ１２０に送って、ＡＴ ＡがＰＴＴセッションに対して登録されることと、ＲＡＮ１２０がＡＴ Ａのセクタ内でＰＴＴセッションをサポートすることを要求する。７２０において、図４の４１５と同様に、ＡＴ Ａは、ダウンリンク制御チャネルのそのページングサイクルを、所定のページングサイクルに設定する。所定のページングサイクルは、比較的アグレッシブに設定され、ＲＡＮ１２０において知られているか、または予測されている。次に、図４の４２０と同様に、７２５において、ＲＡＮ１２０は、ダウンリンク制御チャネルの所定の制御チャネルカプセル上で、ＰＴＴセッションに対するＢＣＭＣＳフローＩＤをアドバタイズするＢＯＭを送信する。ここで、所定の制御チャネルカプセルは、ＡＴ Ａにおける所定のページングサイクルに基づいて、選択されるか、または決定される。したがって、ＲＡＮ１２０は、非サポーティングセクタにおいて送られているＢＣＭＣＳフロー登録メッセージを、ＢＣＭＣＳフロー登録メッセージを送っているＡＴが、少なくとも一時的に、「アグレッシブな」ページングサイクルを確立するインジケータとして解釈する。別の例において、図７中で説明していないが、異なるＣＤＭＡチャネルまたは搬送波において通話がセットアップされる場合、他のＣＤＭＡチャネルまたは搬送波におけるＢＯＭメッセージは、同じアルゴリズムを使用して、ＡＴを、ＰＴＴ通話が搬送されるか、またはホスト管理されるチャネルにリダイレクトすることができる。すなわち、ここで記述した発明の実施形態のように、ホスト管理していない搬送波において、リダイレクトＢＯＭをより早く送ることができ、ＡＴは、よりアグレッシブに、ホスト管理していない搬送波をページングできる。

７３０において、図４の４２５と同様に、ＲＡＮ１２０からＢＯＭを受信すると、ＡＴ Ａは、そのページングサイクルを、前の７２０から以前のレベルに戻すように「再設定する」。例えば、ページングサイクルは、ＡＴにおいてバッテリ電力を節約して使うために、ＰＴＴセッション全体を通してよりアグレッシブなレベルに維持される必要はない。別の例において、ページングサイクルを７２０の前のレベルに、ＡＴに再設定させるトリガとなるイベントは、ＲＡＮ１２０からの最初のＢＯＭの受信である必要はなく、何らかのトリガとなるイベントとすることができる。そのような可能性のあるトリガとなるイベントの例は、図４の４２５に関する先の記述で与えられている。

７２５においてＢＯＭを送った後、ＲＡＮ１２０は、マルチキャストンメッセージの送信を開始でき、マルチキャストメッセージは、アプリケーションまたはＰＴＴサーバ１７０からＡＴ Ａに提供される（７３５）。７４０において、ＡＴ Ａは、ＢＯＭにおいて示されている方法で（例えば、アナウンスされるＰＴＴセッションのＢＣＭＣＳフローＩＤに対して示されるＩＭペアに基づいて）ダウンリンクＢＣＨに同調し、ＰＴＴセッションを監視する。

図４ないし図７の実施形態の先の説明を考慮すると、通話セットアップに関係付けられているＰＴＴセッションの開始の間の、または、新しいセクタにおいてＰＴＴセッションをサポートする間の、ＢＯＭ送信に関係付けられている遅延は、同じ、よりアグレッシブなページングサイクルにＡＴを設定することにより低減できることが理解されるであろう。

さまざまな異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して、情報および信号が表されてもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。例えば、上記の詳細な説明全体を通して参照した、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁気フィールドまたは磁気粒子、光学フィールドまたは光学微粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。

さらに、ここに開示した実施形態に関連して記述した、さまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両方を組み合わせたものとして実現されてもよいことを、当業者は正しく認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に説明するために、さまざまな実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップを、一般的に、これらの機能性の観点から先に記述している。このような機能性が、ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるか否かは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課される設計制約に依存する。熟練者が、それぞれの特定のアプリケーションの方法を変えて、記述した機能性を実現するかもしれないが、このような構成の決定は、本発明の範囲から逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。

ここで開示した実施形態に関連して記述した、さまざまな実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせにより、実現されるか、あるいは、実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代わりに、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態遷移機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組み合わせとして、複数のマイクロプロセッサとして、ＤＳＰコアに関連した１つ以上のマイクロプロセッサとして、あるいは、このような構成の他の何らかの構成として実現されてもよい。

さらに、本発明の実施形態の観点は、ここで記述した機能の論理構成を含むことができる。したがって、当業者は、本発明の実施形態が、ここで提供した例に限定されないことを認識するであろう。

ここに開示した実施形態と関連して記述した方法、シーケンス、および／またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、２つのものを組み合わせたもので直接的に具体化されてもよい。ソフトウェアで実現される場合、機能は、１つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体上に記憶されてもよければ、あるいは、１つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体に対して送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、１つの場所から別の場所へコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる何らかの利用可能媒体であってもよい。一例として、このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピュータによってアクセスできる命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝送または記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含んでいてもよいが、これらに限定されない。また、いくつかの接続は、コンピュータ読み取り可能媒体と適切に呼ばれている。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線（ＤＳＬ）、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他のリモート情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、ＤＳＬ、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク（Ｄｉｓｋおよびｄｉｓｃ）は、コンパクトディスク（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク（ｄｉｓｋ）は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク（ｄｉｓｃ）は、レーザにより光学的にデータを再生する。上述の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。

したがって、本発明の実施形態は、ここで開示した機能、ステップ、動作のシーケンス、および／またはアルゴリズムを実行するために記憶されたコードを含むコンピュータ読み取り可能媒体を含むことができる。

先述の開示は、本発明の実例となる実施形態を示しているが、特許請求の範囲によって規定した本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな変更および修正をここで実施できることに留意すべきである。ここで記述した本発明の実施形態にしたがった方法の請求項の機能、ステップおよび／または動作は、何らかの特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明の構成要素は単数形で記述され、または、特許請求の範囲に記載されているが、単数形に対する限定が明示的に示されていない限り、複数形が意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［１］ダウンリンク制御チャネルを監視する方法において、
所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整することと、
前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することとを含む方法。
［２］前記アクセス端末から、マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信し、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求することをさらに含み、
前記調整するステップは、前記送信するステップの後に実行され、前記受信するステップは、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する上記［１］記載の方法。
［３］前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられているワイヤレス通信プロトコルは、マルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージに対して、前記ダウンリンク制御チャネル上の所定の制御チャネルカプセルを指定し、前記受信するステップは、前記所定の制御チャネルカプセルよりも、より早い制御チャネルカプセル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信する上記［２］記載の方法。
［４］前記より早い制御チャネルカプセルは、前記アクセスネットワークが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後の、前記ダウンリンク制御チャネル上で次に利用可能な制御チャネルカプセルである上記［３］記載の方法。
［５］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信することをさらに含み、
前記送信するステップは、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる上記［２］記載の方法。
［６］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズし、かつ、ダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに、前記アクセス端末が同調できる方法を示すメッセージを受信するために所定の期間待つことをさらに含み、
前記送信するステップは、前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に実行される上記［２］記載の方法。
［７］前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられているワイヤレス通信プロトコルは、マルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージに対して、前記ダウンリンク制御チャネル上の所定の制御チャネルカプセルを指定し、前記所定の期間は、前記所定の制御チャネルカプセルの連続するインスタンス間の期間に少なくとも等しい上記［６］記載の方法。
［８］前記待つステップは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るときに実行される上記［６］記載の方法。
［９］複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信することをさらに含み、
前記調整するステップは、前記アナウンスメッセージに応答して実行される上記［１］記載の方法。
［１０］前記調整するステップは、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを増加させる上記［１］記載の方法。
［１１］前記受信するステップの後に、前記調整するステップの前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［１２］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［１］記載の方法。
［１３］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）であり、前記ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）は、インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに関連した、前記所定のマルチキャストセッションのブロードキャストマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）フロー識別子をリスト表示し、前記インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションに対するマルチキャスト媒体が、前記ダウンリンクブロードキャストチャネル上で搬送される上記［１２］記載の方法。
［１４］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、第１の搬送波上で受信され、前記所定のマルチキャストセッションをホスト管理している第２の搬送波を示すブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）である上記［１２］記載の方法。
［１５］所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをスケジュールする方法において、
マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信し、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求することと、
前記アクセス端末が前記受信するステップの後に前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定し、前記第１のレートは、前記アクセス端末が前記受信するステップの前に前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっていることと、
前記決定するステップに基づいて、ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信することとを含む方法。
［１６］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信することをさらに含み、
前記受信するステップは、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する上記［１５］記載の方法。
［１７］前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される上記［１６］記載の方法。
［１８］前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられているワイヤレス通信プロトコルは、マルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージに対して、前記ダウンリンク制御チャネル上の所定の制御チャネルカプセルを指定し、前記決定するステップは、前記所定の制御チャネルカプセルよりも、より早い制御チャネルカプセル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを送信することを決定する上記［１５］記載の方法。
［１９］前記より早い制御チャネルカプセルは、前記受信するステップが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後の、前記ダウンリンク制御チャネル上で次に利用可能な制御チャネルカプセルである上記［１８］記載の方法。
［２０］前記受信するステップは、前記マルチキャスト登録メッセージに加えて、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージを受信する上記［１５］記載の方法。
［２１］前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される上記［１５］記載の方法。
［２２］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［１５］記載の方法。
［２３］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）であり、前記ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）は、インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに関連した、前記所定のマルチキャストセッションのブロードキャストマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）フロー識別子をリスト表示し、前記インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションに対するマルチキャスト媒体が、前記ダウンリンクブロードキャストチャネル上で搬送される上記［２２］記載の方法。
［２４］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、第１の搬送波上で受信され、前記所定のマルチキャストセッションをホスト管理している第２の搬送波を示すブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）である上記［２２］記載の方法。
［２５］アクセス端末において、
所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整する手段と、
前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信する手段とを具備するアクセス端末。
［２６］マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信する手段をさらに具備し、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求し、
前記調整する手段は、前記送信する手段が前記マルチキャスト登録メッセージ送信した後に前記レート調整し、前記受信する手段は、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する上記［２５］記載のアクセス端末。
［２７］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する手段をさらに具備し、
前記送信する手段は、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる上記［２６］記載のアクセス端末。
［２８］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズし、かつ、ダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに、前記アクセス端末が同調できる方法を示すメッセージを受信するために所定の期間待つ手段をさらに具備し、
前記送信する手段は、前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に前記マルチキャスト登録メッセージを送信する上記［２６］記載のアクセス端末。
［２９］複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信する手段をさらに具備し、
前記調整する手段は、前記アナウンスメッセージに応答して、前記レートを調整する上記［２５］記載のアクセス端末。
［３０］前記受信する手段が前記メッセージを受信した後に、前記調整前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定する手段をさらに具備する上記［２５］記載のアクセス端末。
［３１］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［２５］記載のアクセス端末。
［３２］アクセスネットワークにおいて、
マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信する手段であって、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求する手段と、
前記受信する手段が前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定する手段と、
前記決定する手段の決定に基づいて、ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信する手段とを具備し、
前記第１のレートは、前記受信する手段が前記マルチキャスト登録メッセージを受信する前に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっているアクセスネットワーク。
［３３］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信する手段をさらに具備し、
前記受信する手段は、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する上記［３２］記載のアクセスネットワーク。
［３４］前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される上記［３３］記載のアクセスネットワーク。
［３５］前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される上記［３２］記載のアクセスネットワーク。
［３６］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［３２］記載のアクセスネットワーク。
［３７］アクセス端末において
所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整するように構成されているロジックと、
前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信するように構成されているロジックとを具備するアクセス端末。
［３８］マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信するように構成されているロジックをさらに具備し、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求し、
前記調整するように構成されているロジックは、前記送信するように構成されているロジックが前記マルチキャスト登録メッセージ送信した後に前記レート調整し、前記受信するように構成されているロジックは、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する上記［３７］記載のアクセス端末。
［３９］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信するように構成されているロジックをさらに具備し、
前記送信するように構成されているロジックは、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる上記［３８］記載のアクセス端末。
［４０］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズし、かつ、ダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに、前記アクセス端末が同調できる方法を示すメッセージを受信するために所定の期間待つように構成されているロジックをさらに具備し、
前記送信するように構成されているロジックは、前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に前記マルチキャスト登録メッセージを送信する上記［３８］記載のアクセス端末。
［４１］複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信するように構成されているロジックをさらに具備し、
前記調整するように構成されているロジックは、前記アナウンスメッセージに応答して、前記レートを調整する上記［３７］記載のアクセス端末。
［４２］前記受信するように構成されているロジックが前記メッセージを受信した後に、前記調整前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定するように構成されているロジックをさらに具備する上記［３７］記載のアクセス端末。
［４３］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［３７］記載のアクセス端末。
［４４］アクセスネットワークにおいて、
マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信するように構成されているロジックあって、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求するロジックと、
前記受信するように構成されているロジックが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定するように構成されているロジックと、
前記決定するように構成されているロジックの決定に基づいて、ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信するように構成されているロジックとを具備し、
前記第１のレートは、前記受信するように構成されているロジックが前記マルチキャスト登録メッセージを受信する前に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっているアクセスネットワーク。
［４５］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信するように構成されているロジックをさらに具備し、
前記受信するように構成されているロジックは、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する上記［４４］記載のアクセスネットワーク。
［４６］前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される上記［４５］記載のアクセスネットワーク。
［４７］前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される上記［４４］記載のアクセスネットワーク。
［４８］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［４４］記載のアクセスネットワーク。
［４９］ワイヤレス通信システム内のアクセス端末によって実行されるとき、前記アクセス端末に動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体において、
前記命令は、
所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整するためのプログラムコードと、
前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信するためのプログラムコードとを含むコンピュータ読み取り可能媒体。
［５０］マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信するためのプログラムコードをさらに含み、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求し、
前記調整するためのプログラムコードは、前記送信するためのプログラムコードが前記マルチキャスト登録メッセージ送信した後に前記レート調整し、前記受信するためのプログラムコードは、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する上記［４９］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５１］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信するためのプログラムコードをさらに含み、
前記送信するためのプログラムコードは、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる上記［５０］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５２］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズし、かつ、ダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに、前記アクセス端末が同調できる方法を示すメッセージを受信するために所定の期間待つためのプログラムコードをさらに含み、
前記送信するためのプログラムコードは、前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に前記マルチキャスト登録メッセージを送信する上記［４９］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５３］複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信するためのプログラムコードをさらに含み、
前記調整するためのプログラムコードは、前記アナウンスメッセージに応答して、前記レートを調整する上記［４９］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５４］前記受信するためのプログラムコードが前記メッセージを受信した後に、前記調整前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定するためのプログラムコードをさらに含む上記［４９］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５５］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［４９］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５６］ワイヤレス通信システム内のアクセスネットワークによって実行されるとき、前記アクセスネットワークに動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体において、
前記命令は、
マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信するためのプログラムコードであって、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求するプログラムコードと、
前記受信するためのプログラムコードが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定するためのコードと、
前記決定するためのプログラムコードの決定に基づいて、ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信するためのプログラムコードとを含み、
前記第１のレートは、前記受信するためのプログラムコードが前記マルチキャスト登録メッセージを受信する前に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっているコンピュータ読み取り可能媒体。
［５７］前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信するためのプログラムコードをさらに含み、
前記受信するためのプログラムコードは、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する上記［５６］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５８］前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される上記［５７］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［５９］前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される上記［５６］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。
［６０］前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す上記［５６］記載のコンピュータ読み取り可能媒体。

Claims (68)

1. ダウンリンク制御チャネルを監視する方法において、
   アクセス端末において、所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージであり、前記調整することは、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に前記メッセージを受信することを予測して実行され、
   前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することとを含む方法。
2. 前記アクセス端末から、マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信し、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求することをさらに含み、
   前記調整することは、前記送信することの後に実行され、前記受信することは、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する請求項１記載の方法。
3. 前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられているワイヤレス通信プロトコルは、マルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージに対して、前記ダウンリンク制御チャネル上の所定の制御チャネルカプセルを指定し、前記所定の時間は、前記所定の制御チャネルカプセルよりも、より早い制御チャネルカプセルに対応する請求項２記載の方法。
4. 前記より早い制御チャネルカプセルは、前記アクセスネットワークが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後の、前記ダウンリンク制御チャネル上で次に利用可能な制御チャネルカプセルである請求項３記載の方法。
5. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信することをさらに含み、
   前記送信することは、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる請求項２記載の方法。
6. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージを受信するために所定の期間待つことをさらに含み、
   前記送信することは、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に実行される請求項２記載の方法。
7. 前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられているワイヤレス通信プロトコルは、マルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージに対して、前記ダウンリンク制御チャネル上の所定の制御チャネルカプセルを指定し、前記所定の期間は、前記所定の制御チャネルカプセルの連続するインスタンス間の期間に少なくとも等しい請求項６記載の方法。
8. 前記待つことは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るときに実行される請求項６記載の方法。
9. 複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信することをさらに含み、
   前記調整することは、前記アナウンスメッセージに応答して実行される請求項１記載の方法。
10. 前記調整することは、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートを増加させる請求項１記載の方法。
11. 前記受信することの後に、前記調整することの前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定することをさらに含む請求項１記載の方法。
12. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項１記載の方法。
13. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）であり、前記ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）は、インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに関連した、前記所定のマルチキャストセッションのブロードキャストマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）フロー識別子をリスト表示し、前記インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションに対するマルチキャスト媒体が、前記ダウンリンクブロードキャストチャネル上で搬送される請求項１２記載の方法。
14. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、第１の搬送波上で受信され、前記所定のマルチキャストセッションをホスト管理している第２の搬送波を示すブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）である請求項１２記載の方法。
15. 前記メッセージは、ダウンリンクブロードキャストチャネル上でマルチキャスト媒体トラフィックを同調する方法に関して前記アクセス端末に通知する物理レイヤ同調命令に加えて、前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられている前記マルチキャスト媒体トラフィックが、前記ダウンリンクブロードキャストチャネル上で現在搬送されていることをアドバタイズするように構成されている請求項１記載の方法。
16. 前記ダウンリンク制御チャネルはブロードキャストマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）制御チャネルである請求項１記載の方法。
17. 前記ダウンリンク制御チャネルは２５６スロット制御チャネルサイクルを有する請求項１６記載の方法。
18. 前記メッセージは、アドバタイズするために前記ダウンリンク制御チャネルの所定の周期的な間隔において送信される周期的なスケジューリングメッセージに対応し、マルチキャストセッションは所定のセクタ内で搬送され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが（ｉ）前記周期的なスケジューリングメッセージを送信しないこと、または（ｉｉ）前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズすることなく前記周期的なスケジューリングメッセージを送信することのいずれかを検出すること、
    前記検出に応答して、前記所定のマルチキャストセッションを搬送する現在のサービングセクタを促すリバースリンク登録メッセージを送信することとをさらに含み、
    前記調整することは前記リバースリンク登録メッセージの前記送信に応答して生じる請求項１記載の方法。
19. 前記所定の周期的な間隔に基づくメッセージの次の周期的な送信に先立つ前記所定の時間内に、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージを受信することを予測する請求項１８記載の方法。
20. 前記メッセージは、アドバタイズするために前記ダウンリンク制御チャネルの所定の周期的な間隔において送信される周期的なスケジューリングメッセージに対応し、マルチキャストセッションは所定のセクタ内で搬送され、
    前記受信することは、前記所定の周期的な間隔に基づく前記メッセージの次の周期的な送信に先立つ前記所定の時間に、前記調整されたレートに基づいて前記メッセージを受信する請求項１記載の方法。
21. 所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをスケジュールする方法において、
    マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信し、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求することと、
    前記アクセス端末が前記受信することの後にダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージをいつ送るかを決定し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージは周期的なメッセージであり、前記第１のレートは、前記アクセス端末が前記受信することの前に前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっていることと、
    前記決定することに基づいて、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に、前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信することとを含む方法。
22. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信することをさらに含み、
    前記受信することは、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する請求項２１記載の方法。
23. 前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
    前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
    前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される請求項２２記載の方法。
24. 前記所定のマルチキャストセッションに関係付けられているワイヤレス通信プロトコルは、マルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージに対して、前記ダウンリンク制御チャネル上の所定の制御チャネルカプセルを指定し、前記所定の時間は、前記所定の制御チャネルカプセルよりも、より早い制御チャネルカプセルに対応する請求項２１記載の方法。
25. 前記より早い制御チャネルカプセルは、前記受信することが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後の、前記ダウンリンク制御チャネル上で次に利用可能な制御チャネルカプセルである請求項２４記載の方法。
26. 前記受信することは、前記マルチキャスト登録メッセージに加えて、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージを受信する請求項２２記載の方法。
27. 前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される請求項２１記載の方法。
28. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項２１記載の方法。
29. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）であり、前記ブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）は、インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに関連した、前記所定のマルチキャストセッションのブロードキャストマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）フロー識別子をリスト表示し、前記インターレースマルチプレクス（ＩＭ）ペアに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションに対するマルチキャスト媒体が、前記ダウンリンクブロードキャストチャネル上で搬送される請求項２８記載の方法。
30. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは、第１の搬送波上で受信され、前記所定のマルチキャストセッションをホスト管理している第２の搬送波を示すブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）である請求項２８記載の方法。
31. 前記メッセージは、アドバタイズするために前記ダウンリンク制御チャネルの所定の周期的な間隔において送信される周期的なスケジューリングメッセージに対応し、マルチキャストセッションは所定のセクタ内で搬送され、
    前記送信することは、前記アクセス端末が前記第２のレートの代わりに前記第１のレートに基づいて前記ダウンリンク制御チャネルを監視することを予測する前記決定に応答して、前記所定の周期的な間隔に基づく前記メッセージの次の周期的な送信に先立つ前記所定の時間に、前記メッセージを送信する請求項２１記載の方法。
32. アクセス端末において、
    所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末がダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージであり、前記調整することは、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に前記メッセージを受信することを予測して実行される手段と、
    前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信する手段とを具備するアクセス端末。
33. マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信する手段をさらに具備し、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求し、
    前記調整する手段は、前記送信する手段が前記マルチキャスト登録メッセージを送信した後に前記レートを調整し、前記受信する手段は、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する請求項３２記載のアクセス端末。
34. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する手段をさらに具備し、
    前記送信する手段は、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる請求項３３記載のアクセス端末。
35. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージを受信するために所定の期間待つ手段をさらに具備し、
    前記送信する手段は、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に前記マルチキャスト登録メッセージを送信する請求項３３記載のアクセス端末。
36. 複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信する手段をさらに具備し、
    前記調整する手段は、前記アナウンスメッセージに応答して、前記レートを調整する請求項３２記載のアクセス端末。
37. 前記受信する手段が前記メッセージを受信した後に、前記調整前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定する手段をさらに具備する請求項３２記載のアクセス端末。
38. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項３２記載のアクセス端末。
39. アクセスネットワークにおいて、
    マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信する手段であって、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求する手段と、
    前記受信する手段が前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後に前記アクセス端末がダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージである手段と、
    前記決定する手段の決定に基づいて、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に、前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信する手段とを具備し、
    前記第１のレートは、前記受信する手段が前記マルチキャスト登録メッセージを受信する前に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっているアクセスネットワーク。
40. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信する手段をさらに具備し、
    前記受信する手段は、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する請求項３９記載のアクセスネットワーク。
41. 前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
    前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
    前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される請求項４０記載のアクセスネットワーク。
42. 前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される請求項３９記載のアクセスネットワーク。
43. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項３９記載のアクセスネットワーク。
44. アクセス端末において、
    所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末がダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整するように構成され、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージであり、前記調整することは、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に前記メッセージを受信することを予測して実行されるロジックと、
    前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信するように構成されているロジックとを具備するアクセス端末。
45. マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信するように構成されているロジックをさらに具備し、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求し、
    前記調整するように構成されているロジックは、前記送信するように構成されているロジックが前記マルチキャスト登録メッセージを送信した後に前記レートを調整し、前記受信するように構成されているロジックは、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する請求項４４記載のアクセス端末。
46. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信するように構成されているロジックをさらに具備し、
    前記送信するように構成されているロジックは、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる請求項４５記載のアクセス端末。
47. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージを受信するために所定の期間待つように構成されているロジックをさらに具備し、
    前記送信するように構成されているロジックは、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に前記マルチキャスト登録メッセージを送信する請求項４５記載のアクセス端末。
48. 複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信するように構成されているロジックをさらに具備し、
    前記調整するように構成されているロジックは、前記アナウンスメッセージに応答して、前記レートを調整する請求項４４記載のアクセス端末。
49. 前記受信するように構成されているロジックが前記メッセージを受信した後に、前記調整前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定するように構成されているロジックをさらに具備する請求項４４記載のアクセス端末。
50. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項４４記載のアクセス端末。
51. アクセスネットワークにおいて、
    マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信するように構成されているロジックあって、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求するロジックと、
    前記受信するように構成されているロジックが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後に前記アクセス端末がダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージであるように構成されているロジックと、
    前記決定するように構成されているロジックの決定に基づいて、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に、前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信するように構成されているロジックとを具備し、
    前記第１のレートは、前記受信するように構成されているロジックが前記マルチキャスト登録メッセージを受信する前に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっているアクセスネットワーク。
52. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信するように構成されているロジックをさらに具備し、
    前記受信するように構成されているロジックは、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する請求項５１記載のアクセスネットワーク。
53. 前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
    前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
    前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される請求項５２記載のアクセスネットワーク。
54. 前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される請求項５１記載のアクセスネットワーク。
55. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項５１記載のアクセスネットワーク。
56. ワイヤレス通信システム内のアクセス端末によって実行されるとき、前記アクセス端末に動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、
    前記命令は、
    所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信することを予測して、前記アクセス端末がダウンリンク制御チャネルを監視するレートを調整し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージであり、前記調整することは、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に前記メッセージを受信することを予測して実行されるためのプログラムコードと、
    前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを受信するためのプログラムコードとを含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
57. マルチキャスト登録メッセージをアクセスネットワークに送信するためのプログラムコードをさらに含み、前記マルチキャスト登録メッセージは、前記所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求し、
    前記調整するためのプログラムコードは、前記送信するためのプログラムコードが前記マルチキャスト登録メッセージを送信した後に前記レートを調整し、前記受信するためのプログラムコードは、前記マルチキャスト登録メッセージに応答した、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを、前記アクセスネットワークから受信する請求項５６記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
58. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、前記アクセスネットワークから受信するためのプログラムコードをさらに含み、
    前記送信するためのプログラムコードは、前記マルチキャスト登録メッセージを、前記アナウンスメッセージに肯定応答する肯定応答メッセージと束ねる請求項５７記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
59. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージを受信するために所定の期間待つためのプログラムコードをさらに含み、
    前記送信するためのプログラムコードは、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズする前記メッセージが前記所定の期間内に受信されない場合に前記マルチキャスト登録メッセージを送信する請求項５７記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
60. 複数のアクセス端末に所定のマルチキャストセッションをアナウンスするアナウンスメッセージを、アクセスネットワークから受信するためのプログラムコードをさらに含み、
    前記調整するためのプログラムコードは、前記アナウンスメッセージに応答して、前記レートを調整する請求項５６記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
61. 前記受信するためのプログラムコードが前記メッセージを受信した後に、前記調整前の、前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視するレートに、前記調整されたレートを再設定するためのプログラムコードをさらに含む請求項５６記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
62. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項５６記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
63. ワイヤレス通信システム内のアクセスネットワークによって実行されるとき、前記アクセスネットワークに動作を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、
    前記命令は、
    マルチキャスト登録メッセージをアクセス端末から受信するためのプログラムコードであって、前記マルチキャスト登録メッセージは、所定のマルチキャストセッションへの前記アクセス端末の登録を要求するプログラムコードと、
    前記受信するためのプログラムコードが前記マルチキャスト登録メッセージを受信した後に前記アクセス端末がダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第１のレートに基づいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージをいつ送るかを決定し、ここにおいて、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージは周期的なメッセージであるためのコードと、
    前記決定するためのプログラムコードの決定に基づいて、前記メッセージの次の周期的な送信からはずれた、およびより早い所定の時間に、前記ダウンリンク制御チャネル上で、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージを前記アクセス端末に送信するためのプログラムコードとを含み、
    前記第１のレートは、前記受信するためのプログラムコードが前記マルチキャスト登録メッセージを受信する前に前記アクセス端末が前記ダウンリンク制御チャネルを監視すると予測される第２のレートとは異なっているコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
64. 前記所定のマルチキャストセッションをアナウンスするために、複数のアクセス端末にアナウンスメッセージを送信するためのプログラムコードをさらに含み、
    前記受信するためのプログラムコードは、前記アナウンスメッセージに応答した前記マルチキャスト登録メッセージを受信する請求項６３記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
65. 前記第２のレートを含むページングサイクルの最小公倍数（ＬＣＭ）に基づく、保守的なページングサイクルが、前記アナウンスメッセージの送信をスケジュールするために使用され、
    前記第１のレートは、前記第２のレートよりも高く、
    前記第１のレートに基づくページングサイクルが、前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージの送信をスケジュールするために使用される請求項６４記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
66. 前記マルチキャスト登録メッセージは、前記アクセス端末が新しいセクタに入るのに応答して受信される請求項６３記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
67. 前記所定のマルチキャストセッションをアドバタイズするメッセージはさらに、前記アクセス端末がダウンリンクブロードキャストチャネル上での前記所定のマルチキャストセッションに同調できる方法を示す請求項６３記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
68. 前記所定のマルチキャストセッションは、前記再設定した後続く、請求項１１に記載の方法。

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