JP5581277B2 - 情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム - Google Patents

情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5581277B2
JP5581277B2 JP2011167801A JP2011167801A JP5581277B2 JP 5581277 B2 JP5581277 B2 JP 5581277B2 JP 2011167801 A JP2011167801 A JP 2011167801A JP 2011167801 A JP2011167801 A JP 2011167801A JP 5581277 B2 JP5581277 B2 JP 5581277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workflow
unit
display
combined
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011167801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013033307A (ja
Inventor
洋 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2011167801A priority Critical patent/JP5581277B2/ja
Publication of JP2013033307A publication Critical patent/JP2013033307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5581277B2 publication Critical patent/JP5581277B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、及びワークフロー作成プログラムに関し、特に、電子機器での動作制御に用いられ、複数の機能の組み合わせでなるワークフローを作成する技術に関する。
従来から、電子機器で実行可能な複数の機能の組み合わせでなるワークフローを作成する情報処理装置においては、ソフトウェアにプラグインを組み合わせたり、又は、プラグイン同士を組み合わせることで、新たなワークフローを作成する技術が提案されている。
ここで、プラグインとは、ソフトウェアへの機能追加のため等に用いられる小さな単位のプログラムを指す。さらには、下記特許文献1に示されるように、プラグイン同士の組み合わせからなる仮想プラグインという概念を用いて、プラグイン単位での組み合わせを行う場合よりもワークフローの作成を容易にする技術も提案されている。
特開2011−23820号公報
しかし、上記従来のワークフロー作成技術のようにプラグイン単位での組み合わせを行ってワークフローを作成する場合、各プラグインの構成が細かく設定されているため、これら各プラグインを結合可能とするためには複雑な処理が必要である。特許文献1に示される技術は、上記複数のプラグインの組み合わせからなる仮想プラグインという概念を用いるため、単にプラグイン同士での組み合わせを行う場合よりも、ワークフローの設計や作成に要する時間が短縮されるが、仮想プラグインに対する仮想プラグイン又はプラグインの結合は、プラグイン同士の結合となるため、上記同様の複雑な処理が必要になる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、従来よりも簡単な操作及び処理により、機能を拡張した新たなワークフローを作成できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電子機器の表示部に表示される表示画面内の操作用画像に対するユーザーの操作に応じた動作制御に用いられ、複数の機能の組み合わせでなるワークフローを作成する情報処理装置であって、
表示ディスプレイと、
前記電子機器で実行可能な複数のワークフローを記憶するワークフロー記憶部と、
前記表示部の表示画面に表示させる背景画像を記憶する背景画像記憶部と、
前記表示部の表示画面に表示させる操作用画像を記憶する操作用画像記憶部と、
前記ワークフロー記憶部に記憶されたワークフローの一覧を示すワークフローリストを、前記背景画像記憶部に記憶された背景画像および前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像を含む表示画面とともに前記表示ディスプレイに表示させる表示制御部と、
前記表示制御部により前記表示ディスプレイに表示されたワークフローリストの中から、当該ワークフロー作成作業を行う作業者により、結合の対象とする複数のワークフローを選択する選択指示を受け付けるワークフロー受付部と、
前記ワークフロー記憶部に記憶されている各ワークフロー同士を結合可能とする条件を示す結合条件を記憶し、前記ワークフロー受付部によって受け付けられた複数のワークフロー同士が、当該結合条件に合致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローを結合させて結合ワークフローを作成する結合部と
前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像の中から、当該動作制御アプリケーション生成作業を行う作業者による操作用画像の指定を受け付ける画像受付部と、
前記画像受付部によって受け付けられた操作用画像と、前記結合部により作成された結合ワークフローとを関連付ける関連付部と、
前記結合ワークフローに関連付けられた操作用画像の前記背景画像中における配置箇所を受け付け、当該配置箇所を受け付けた場合には、前記操作用画像を前記背景画像中の前記配置箇所に配置した表示画面を前記表示ディスプレイに表示させるレイアウト受付部と、
前記表示ディスプレイに表示された前記背景画像および前記操作用画像を含む表示画面の表示画面データと前記操作用画像に関連付けられた前記結合ワークフローとを有する動作制御アプリケーションを生成する動作制御アプリケーション生成部と、
を備える情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、電子機器の表示部に表示される表示画面内の操作用画像に対するユーザーの操作に応じた動作制御に用いられ、複数の機能の組み合わせでなるワークフローを作成するワークフロー作成プログラムであって、
前記電子機器で実行可能な複数のワークフローを記憶するワークフロー記憶部と、
前記表示部の表示画面に表示させる背景画像を記憶する背景画像記憶部と、
前記表示部の表示画面に表示させる操作用画像を記憶する操作用画像記憶部と、
前記ワークフロー記憶部に記憶されたワークフローの一覧を示すワークフローリストを、前記背景画像記憶部に記憶された背景画像および前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像を含む表示画面とともに表示ディスプレイに表示させる表示制御部と、
前記表示制御部により前記表示ディスプレイに表示されたワークフローリストの中から、当該ワークフロー作成作業を行う作業者により、結合の対象とする複数のワークフローを選択する選択指示を受け付けるワークフロー受付部と、
前記ワークフロー記憶部に記憶されている各ワークフロー同士を結合可能とする条件を示す結合条件を記憶し、前記ワークフロー受付部によって受け付けられた複数のワークフロー同士が、当該結合条件に合致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローを結合させて結合ワークフローを作成する結合部と
前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像の中から、当該動作制御アプリケーション生成作業を行う作業者による操作用画像の指定を受け付ける画像受付部と、
前記画像受付部によって受け付けられた操作用画像と、前記結合部により作成された結合ワークフローとを関連付ける関連付部と、
前記結合ワークフローに関連付けられた操作用画像の前記背景画像中における配置箇所を受け付け、当該配置箇所を受け付けた場合には、前記操作用画像を前記背景画像中の前記配置箇所に配置した表示画面を前記表示ディスプレイに表示させるレイアウト受付部と、
前記表示ディスプレイに表示された前記背景画像および前記操作用画像を含む表示画面の表示画面データと前記操作用画像に関連付けられた前記結合ワークフローとを有する動作制御アプリケーションを生成する動作制御アプリケーション生成部と、
して情報処理装置を機能させるワークフロー作成プログラムである。
これらの発明によれば、作業者は、既に作成されているワークフローを組み合わせる操作を行うだけで、機能を拡張した新たな結合ワークフローを簡単に作成できる。また、ワークフロー同士は上記結合条件を確保することにより結合可能とするため、従来のようにプラグイン単位での結合を行って新たなワークフローを作成する場合よりも処理を簡単にできる。
また、これら発明によれば、結合ワークフローを関連付けた操作用画像を含む前記表示画面の表示画面データを有する動作制御アプリケーションを簡単に生成することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置であって、前記判定部は、結合対象とされる複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能とが同じであることを、前記結合条件として記憶するものである。
この発明によれば、判定部は、結合対象とされる上記第1のワークフローで最後に実行される機能と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能とが同じである場合に、当該第1及び第2のワークフローを結合するので、作成された結合ワークフローにおける第2のワークフローで最初に実行される機能の確実な実行性を確保することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置であって、前記結合部は、前記判定部により前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値を、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値として設定するものである。
この発明によれば、結合部は、前記判定部により前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて、結合対象とされる上記第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値を、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値として設定しているので、作成された結合ワークフローにおいて第1のワークフローで処理されたデータ等を、第2のワークフローによる処理において共通して用いることが可能になる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置であって、前記結合部は、前記判定部により前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値とが、予め定められた禁則条件に反する場合には、これら両設定値の少なくとも一方を変更して当該禁則条件に適合させるものである。
この発明によれば、結合部は、結合条件に合致する上記複数のワークフローについて、先に実行される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値と、当該第1のワークフローに続いて実行される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値の少なくとも一方を変更して禁則条件に適合させるので、第1のワークフローのよる処理と第2のワークフローによる処理との連係を確保することが可能になる。
本発明によれば、従来よりも簡単な操作及び処理により、機能を拡張した新たなワークフローを作成することができる。
動作制御アプリケーション生成システムを構成するパーソナルコンピュータ及び複合機の概略構成を示す図である。 PCによる結合ワークフローを含む動作制御アプリケーション作成時の処理を示す図である。 PCのシーケンス図である。 PCが備える表示部の表示画面の一例である。 PCが備える表示部の表示画面の一例である。 (A)(B)(C)は複合機1のワークフロー一覧と、結合ワークフローの例を表で示した図である。 複合機における上記生成された動作制御アプリケーションに基づく表示画面の表示部での表示処理、ユーザーからの動作実行指示の受付処理、及び複合機の動作制御を示すフローチャートである。 複合機についてのシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理装置、動作制御アプリケーション生成システム、及び動作制御アプリケーション生成プログラムについて図面を参照して説明する。
図1は動作制御アプリケーション生成システムを構成するパーソナルコンピュータ及び複合機の概略構成を示す図である。動作制御アプリケーション生成システム10は、電子機器の一例としての複合機1と、情報処理装置の一例としてのパーソナルコンピュータ(以下、PC)3とで構成される。
複合機1は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能等の機能を兼ね備えている。複合機1には、ユーザーから複合機1について操作指示を受け付ける操作部500を有し、この操作部500には、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部50が備えられている。
また、PC3は、複合機1における表示部50の表示制御及び複合機1の動作制御に供する動作制御アプリケーションを生成する動作制御アプリケーション生成プログラムがインストールされている。この動作制御アプリケーション生成プログラムは、本発明の一実施形態でもある。PC3は、複合機1において実行可能とされている各ワークフローを記憶している。ここで、ワークフローとは、複合機1で実行可能な複数の機能の組み合わせを示す情報と、当該組み合わせを構成する各機能を実行する順序を示す情報とを有する。
複合機1では、複合機1に備えられている操作部の操作により、複数の機能(例えば、スキャン動作と、複合機1にネットワーク接続されたパーソナルコンピュータのフォルダに当該スキャン動作により得られた画像データを保存する動作(フォルダ動作)等)を組み合わせて、これら機能が示す動作を連続して行わせるワークフローが記憶されている。なお、複合機1は、PC3において作成された後述する動作制御アプリケーションの他、結合ワークフローをPC3から受け取って、複合機1で実行可能なワークフローとして記憶するようにしてもよい。
複合機1は、PC3から、LAN(Local AreaNetwork)又はUSBメモリ等を介して上記動作制御アプリケーションを受け取って記憶(インストール)し、当該動作制御アプリケーションに基づいて、表示部50による画面表示を制御し、当該表示画面に表示された操作ボタンに基づくユーザーによる操作で入力される指示に従って動作制御を行う。
PC3は、制御部310を備えている。制御部310は、CPU等からなり、PC31の全体的な動作制御を司ると共に、記憶部312に記憶されている上記動作制御アプリケーション生成プログラムに従って動作することで、アプリケーション生成部3100として機能し、以下に示す各部として機能する。アプリケーション生成部3100は、複合機1の表示部50に表示させる表示画面の表示画面データを、例えばXML(Extensible Markup Language)形式のデータで生成し、当該表示画面データを含んで複合機1の動作制御に供する動作制御プログラムを生成するツールである。アプリケーション生成部3100は、当該表示画面を構成する各種操作ボタン等としての各操作用画像のカスタマイズを行う指示を作業者から受け付けて表示画面を生成する処理、及び、当該表示画面のデータ(以下、表示画面データという)を含んだ動作制御プログラムの生成処理を開始する。ここで、操作用画像とは、ユーザーからの指示を受け付けるために複合機1における表示部50の表示画面に操作ボタン等として表示させる画像である。
アプリケーション生成部3100は、画像選択指示受付部3101、ワークフロー受付部3103、表示対象パーツ構築部3104、レイアウト指示受付部3105、動作制御アプリケーション生成部3106、操作用画像記憶部3107、ワークフロー記憶部3108、判定部3109、及び結合部3110として機能する。
画像選択指示受付部3101は、複合機1の表示部50の表示画面のカスタマイズ時に、当該表示画面に表示させる操作用画像を選択する画像選択指示を作業者から受け付ける。画像選択指示受付部3101は、当該表示画面内にユーザーからの指示を受け付けるために表示させる例えば操作ボタン、アイコン、文字列等の操作用画像の選択を、操作部313(マウス又はキーボード等)を介して作業者から受け付ける。作業者が選択可能な複数の操作用画像の画像データは、操作用画像記憶部3107が記憶している。例えば、作業者により操作部313を介してアプリケーション生成部3100の起動指示が受け付けられると、画像選択指示受付部3101は、表示部315にカスタマイズ受付画面を表示させる。このカスタマイズ受付画面には、作業者による選択候補としての上記操作用画像が表示され、当該表示中の操作用画像から作業者所望の操作用画像が操作部の操作で作業者により指定されると、画像選択指示受付部3101が、当該指定された操作用画像の選択を受け付ける。
ワークフロー受付部3103は、結合部3110による結合処理の対象とするワークフローを選択する結合対象選択指示を、操作部313を介して作業者から受け付ける。当該ワークフローはワークフロー記憶部3108に記憶されている。
表示対象パーツ構築部(関連付部)3104は、画像選択指示受付部3101で受け付けられた画像選択指示が示す操作用画像に、結合部3110による結合処理で作成された結合ワークフローを関連付けてなる表示対象パーツを構築する。すなわち、表示対象パーツ構築部3104は、操作用画像に対して、これに対応する複合機1の機能を関連付けして表示対象パーツとして作成する。
例えば、表示対象パーツ構築部3104は、操作用画像に対して、「スキャン動作後に指定されたフォルダに、スキャン読取で得たデータを保存する」というワークフローを関連付けて表示対象パーツを構築する。さらには、表示対象パーツ構築部3104は、操作用画像に対して、「スキャン動作後に指定されたフォルダに、スキャン読取で得たデータを保存する」という上記ワークフロー及び「指定されたフォルダに保存されているデータを印刷する」というワークフローを結合させてなる結合ワークフローを関連付けて表示対象パーツを構築する。
レイアウト指示受付部3105は、画像選択指示受付部3101で受け付けられた操作用画像(表示対象パーツ構築部3104により構築された表示対象パーツでもある)についての上記表示画面内での配置を指示するレイアウト指示を、作業者から操作部313を介して受け付ける。例えば、レイアウト指示受付部3105は、上記表示画面の背景画像のデータ(例えば、アプリケーション生成部3100が記憶している)を用いて、表示部315に当該表示画面の背景画像を擬似的に表示させ、当該背景画像中における任意の箇所が作業者により操作部313を用いて指定されると、当該指定された箇所を上記操作用画像の配置箇所として受け付ける。
動作制御アプリケーション生成部3106は、表示対象パーツ構築部3104により構築された表示対象パーツと、レイアウト指示受付部3105で受け付けられたレイアウト指示とによって設定される内容からなる表示画面(複合機1の表示部50に表示される表示画面)の表示画面データを例えばXML形式で生成し、当該表示画面データを備えた動作制御アプリケーションを生成する。すなわち、動作制御アプリケーション生成部3106は、複合機1の表示部50に表示させる表示画面の背景画面画像に、上記レイアウト指示が示す当該背景画面画像上の位置に上記構築された表示対象パーツが配置された表示画面の表示画面データを生成する。動作制御アプリケーション生成部3106によって生成された動作制御アプリケーションは、一旦記憶部312に記憶される。本実施形態では、動作制御アプリケーション生成部3106は、XML形式でScriptファイルに表示画面データをエクスポートする。なお、本実施形態では、表示画面のデータファイルとしてXML形式のScriptファイルを使用するが、システム構成上は、XML形式以外でもよく、例えば、他のマークアップ言語であっても構わない。
操作用画像記憶部3107は、上記操作用画像を記憶している。また、ワークフロー記憶部3108は、複合機1で実行可能な複数のワークフローを記憶している。
判定部3109は、ワークフロー記憶部3108に記憶されている各ワークフローを結合させる場合に、当該ワークフロー同士を結合可能とするための条件を示す結合条件を記憶している。判定部3109は、ワークフロー受付部3103によって受け付けられた複数のワークフロー同士が、当該結合条件に合致するか否かを判定する。この結合条件は、結合対象とされる複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に続いて、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能が確実に実行されることを担保するための条件である。結合条件としては、例えば、結合対象とされる複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能とが同じであること等が用いられる。
結合部3110は、判定部3109によって上記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローを結合させて結合ワークフローを作成する。結合ワークフローとは、複合機1で実行可能な複数のワークフローの組み合わせを示す情報と、当該組み合わせを構成する各ワークフローを実行する順序を示す情報とを有し、複数のワークフローを構成する機能を連続して実行させるものである。結合ワークフローとは、結合前の各ワークフローよりも機能が拡張されたワークフローである。
結合部3110は、判定部3109により上記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて結合処理を行うとき、先に実行されるものとして結合する第1のワークフローにおいて最後に実行される機能に用いられる設定値を、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値として設定する。
また、結合部3110は、判定部3109により上記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値とが、予め定められた禁則条件に反する場合には、これら両設定値の少なくとも一方を変更して当該禁則条件に適合する値とする。なお、当該両設定値は、第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値を、第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値に適合させることが好ましい。
すなわち、作業者は、画像選択指示受付部3101での操作用画像の選択と、結合部3110でのワークフロー結合処理の実行指示と、レイアウト指示受付部3105での上記レイアウト指示とを行うと、動作制御アプリケーション生成部3106による動作制御アプリケーション生成処理により、複合機1の表示部50に表示させる表示画面を、所望の表示対象パーツが所望の位置に配置されるようにカスタマイズして作成することができる。
記憶部312は、HDD等からなり、当該PC3において表示画面生成を行うための動作制御アプリケーション生成プログラムがインストールされている。また、記憶部312には、上記動作制御アプリケーション生成部3106によって生成された動作制御アプリケーション等が記憶されている。
操作部313は、マウスポインタ又はキーボード等からなり、作業者による操作で当該作業者からの各種指示を受け付けるものである。
通信部311は、ネットワークを介して複合機1との間でデータ入出力を行うインタフェイスである。例えば、通信部311は、記憶部312に記憶されている上記生成された動作制御アプリケーションを複合機1に出力する。
表示部315は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり、制御部310による表示制御により各種の画像を表示する。
パネルシュミレータ部314は、アプリケーション生成部3100によってエクスポートされた上記Scriptファイルでなる表示画面データの内容を解析し、表示部315での表示を可能にするために当該表示画面データをHTML形式のデータに変換するツールである。
複合機1は、コントローラ11と、記憶部12と、プラットフォーム13と、制御ユニット(Web container)200に備えられた拡張アプリケーション15と、ウェブブラウザ16と、表示部50とを有している。
複合機1の拡張アプリケーション15は、主にScript Interpreter151と、Business Logic152とで構成される。
通信部154は、PC3との間で例えばLAN等を介して各種データ、例えば、上記のジョブ情報を示すデータ、又は動作制御アプリケーションの通信を行うインタフェイスである。なお、通信部154は、USBメモリインタフェイスを備え、USBメモリを介して、PC3から、動作制御アプリケーションを取得するようにしてもよい。
通信部154は、PC3の通信部311から受信した(或いは、上記外部メモリから取得した)上記動作制御アプリケーションを記憶部12に記憶させる。
ScriptInterpreter151は、記憶部12に登録された動作制御アプリケーションに含まれる上記表示画面データであるScriptファイルのファイルを読み込んで内容を解析する。ScriptInterpreter151は、表示部50に表示画面を表示するためのHTML変換処理と、表示画面内に配置された操作ボタン等の操作用画像に関連付けられたアクション(ジョブ情報が示すジョブ)を実行するためのBusiness Logic152への展開処理とを行う。ScriptInterpreter151は、上記表示用にHTML形式への変換処理を行ったデータを、Business Logic152に渡す。
BusinessLogic152は、ウェブブラウザ16に、Script Interpreter151から受け取った上記HTML変換処理済みの表示用データを送信する。また、Business Logic152は、上記Script Interpreter151から得られた情報(操作用画像に関連付けられているワークフロー又は結合ワークフロー。以下、単にワークフローというときは両方を含む。)を基に、複合機1の動作を制御する。
すなわち、Business Logic152は、複合機1のウェブブラウザ16により表示部50に表示される表示画面に表示されている操作ボタン等の操作用画像がユーザーによりウェブブラウザ16上で指定されると、いずれの操作用画像が指定されたかのパーツ指定指示を、ウェブブラウザ16から取得し、Script Interpreter151から渡された情報(ScriptInterpreter151によるScriptファイルの解析で得られた情報)を基に、上記パーツ指定指示が示す操作用画像に設定されているワークフローの内容、すなわち、当該ワークフローを構成する各機能及びその実行順序を解析する。Business Logic152は、更に、解析した各機能を上記順序で実行するために、当該解析した各機能に対応するAPIを呼び出す。当該解析した各機能に対応するAPIを示す情報は、Business Logic152からコントローラ11に渡される。コントローラ11は、当該当該解析したジョブに対応するAPIを実行する。当該複合機1は、コントローラ11により、複合機1の各動作、例えば、コピー動作、スキャナ動作、ファクス動作、及びプリンタ動作が制御される。
記憶部12には、上記動作制御アプリケーション、コントローラ11として動作させるための制御プログラム、拡張アプリケーション15のプログラム、ウェブブラウザ16のプログラム等が記憶されている。複合機1の中央制御部であるCPUが、記憶部12に記憶されている各プログラムに従って動作することで、上記のコントローラ11、拡張アプリケーション15、及びウェブブラウザ16等として機能する。
図2は、PC3による結合ワークフローを含む動作制御アプリケーション作成時の処理を示す図である。図3はPC3のシーケンス図である。図4及び図5は表示部315の表示画面の一例である。図6(A)(B)(C)は複合機1のワークフロー一覧と、結合ワークフローの例を表で示した図である。
作業者は、例えば、PC3の操作部313を操作して表示画面作成指示を入力する。当該作業者による表示画面作成指示の入力が制御部310に受け付けられると、制御部310は、記憶部312に記憶されている動作制御アプリケーション生成プログラムに基づいて、動作制御アプリケーション生成処理を開始させる(S1)。
続いて、制御部310は、例えば、図4に例を示すような、カスタマイズ受付画面54を表示部315に表示させる(S2,図3では「カスタマイズ画面」)。制御部310は、このカスタマイズ受付画面54として、ツールボックス領域D0に、操作用画像記憶部3107に記憶されている操作用画像の一覧を有する画面を表示部315に表示させる。
例えば、カスタマイズ受付画面54の「設定コントロール」表示部分D1を、作業者がマウスポインタ等でなる操作部313を左クリックで指定する操作等に基づいて、当該表示部分D1に表示されている画像名が示す操作用画像を選択する指示を制御部310が受け付けると(S3)、制御部310は、図4に示すように、カスタマイズ受付画面54の一部をなす表示領域D2内に、当該指定された操作用画像を表示する。
例えば、ワークフロー記憶部3108には、複合機1で実行可能なワークフローとして、図6(A)に表で示す各ワークフローが予め記憶されている。各ワークフローは、それぞれを識別可能とするためにIDが付されており、Input側(先に実行される)の機能とOutput側(Input側の次に実行される)の機能とで構成される。例えば、ID001のワークフローは、Input側がScan機能、Output側がPrint機能とされ、これらScan機能及びPrint機能によりコピー動作を行うものである。
そして、制御部310は、図5に例を示すようなワークフローリスト画面55として、ワークフロー記憶部3108に記憶されているワークフローの一覧を有する画面を表示部315に表示させる。例えば、制御部310は、既に表示しているカスタマイズ受付画面54の上にワークフローリスト画面55を重ねて表示させる。
このワークフローリスト画面55の表示部315での表示中に、作業者による操作部313の操作等により、当該ワークフローリスト画面55において所望のワークフローの名称が表示されている表示部分D3,D5が指定されることにより、結合の対象とする2つのワークフローが選択されると、当該表示部分D3,D5に表示されているワークフローを結合対象として選択する選択指示がワークフロー受付部3103に受け付けられる(S4)。
続いて、判定部3109は、ワークフロー受付部3103に選択が受け付けられた上記2つのワークフロー同士が結合条件に合致するか否かを判定する(S5)。本実施形態では、判定部3109は、結合対象とされる複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能とが同じであることを結合条件として上記判定を行う。ここで、判定部3109により、ワークフロー受付部3103に選択が受け付けられた上記2つのワークフロー同士が上記結合条件に合致しないと判定された場合は(S5でNO)、処理は終了する。
ここで、判定部3109により、ワークフロー受付部3103に選択が受け付けられた上記2つのワークフロー同士が上記結合条件に合致すると判定された場合は(S5でYES)、結合部3110は、上記結合条件に合致すると判定された当該2つのワークフローを結合させて結合ワークフローを作成する(S6)。例えば、図6(A)に示すID004(Box保存)とID005(Box印刷)とが結合の対象として選択されている場合は、第1のワークフローで最後に実行される機能と、第2のワークフローで最初に実行される機能とが同じであるため、判定部3109により結合条件に合致すると判定される。一方、ID001(コピー)とID002(メール送信)とが結合の対象として選択されている場合は、第1のワークフローで最後に実行される機能と、第2のワークフローで最初に実行される機能とが異なるため、判定部3109により結合条件に合致しないと判定される。
また、この結合処理においては、結合部3110は、結合条件に合致すると判定された当該2つのワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値とが、予め定められた禁則条件に適合しているか否かを判断し、この禁則条件に反する場合には、これら両設定値の少なくとも一方を当該禁則条件に適合する値に変更する。例えば、結合部3110は、第1のワークフローで得られるデータと、第2のワークフローで扱われるデータとが同一のカラー設定とされていることを禁則条件として記憶しており、「モノクロでのスキャン動作後に指定されたフォルダに、スキャン読取で得たデータを保存する」という第1のワークフローと、「指定されたフォルダに保存されているデータを読み出し、当該読み出したデータをカラーで印刷する」という第2のワークフローとを結合させる場合、第1のワークフローにおけるスキャン動作と、第2のワークフローにおける印刷動作のカラー設定が異なっているため、禁則条件に反すると判断し、第1のワークフローにおけるスキャン動作と、第2のワークフローにおける印刷動作の設定をカラー又はモノクロのいずれかに統一する。例えば、結合部3110は、第2のワークフローにおける印刷動作の設定の「カラー」に合わせて、第1のワークフローにおけるスキャン動作の設定を「モノクロ」から「カラー」に変更する。なお、結合部3110は、第1及び第2のワークフローの各設定が当該禁則条件に反しない場合は、当該第1及び第2のワークフローの各設定をそのまま用いる。
また、この結合処理においては、結合部3110は、上記第1のワークフローにおいて最後に実行される機能に用いられる設定値を、当該第1のワークフローに続いて実行される上記第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値として設定する。例えば、結合部3110は、「スキャン動作後に指定されたフォルダに、スキャン読取で得たデータを保存する」という第1のワークフローと、「指定されたフォルダに保存されているデータを読み出し、当該読み出したデータを印刷する」という第2のワークフローとが結合される場合、結合部3110は、第1のワークフローで最後に実行されるフォルダ保存動作によりスキャン読取で得たデータを保存したフォルダを示す情報(IPアドレス、フォルダ名等)と、当該保存した文書を特定するための文書情報を、第2のワークフローで最初に実行されるフォルダからのデータ読み出し動作で用いる、当該データ読み出し対象とするフォルダを示す情報(IPアドレス、フォルダ名等)を上記第1のワークフローのフォルダ保存動作で用いたフォルダを示す情報(IPアドレス、フォルダ名等)に設定し、読み出し対象とするデータを特定するための文書情報等を、上記第1のワークフローのフォルダ保存動作で用いた文書情報に設定する、等を行う。
例えば、結合部3110は、結合ワークフローとして、図6(A)に示すID004(Box保存)を第1のワークフロー(Input側ワークフロー)とし、ID005(Box印刷)を第2のワークフロー(Output側ワークフロー)として結合させる場合、ID004(Box保存)を先に行った後、ID005(Box印刷)をこれに続いて行うという実行順序及び当該実行の対象となる各ワークフロー(各ワークフローのID)を結合ワークフローとして作成する(図6(B))。
また、ワークフロー受付部3103は、3つ以上の複数のワークフローの選択を受け付け、結合部3110が、当該選択された複数のワークフローを結合させて結合ワークフローを作成するものとしてもよい。例えば、図6(C)に示すように、第1のワークフロー(Input側ワークフロー)をID004(Box保存)とし、第2のワークフロー(Output側ワークフロー)をID005(Box印刷)及びID006(Box送信(メール))の2つとすることも可能である。この場合も、第1のワークフロー及び第2のワークフローに対する判定部3109及び結合部3110による上記判定及び結合処理は、同様にして行われる。この例の場合、ID004(Box保存)を先に行った後、ID005(Box印刷) 及びID006(Box送信(メール))をこれに続いて行うという実行順序及び各ワークフローが結合ワークフローとして結合部3110により作成される。この場合、第2のワークフローとしてのID005(Box印刷)及びID006(Box送信(メール))は、いずれかを先に行うものとしてもよいし、これらを同時に行うとしてもよい。
上記ワークフロー結合処理により結合ワークフローが作成された後、表示対象パーツ構築部3104が、当該作成された結合ワークフローを上記選択された操作用画像に関連付けて、表示対象パーツを作成する(S7)。例えば、表示対象パーツ構築部3104は、操作用画像に対して、当該結合ワークフローとの紐付けと、当該結合ワークフローが示す機能を実行するためのプログラムの紐付けとを行う(図3におけるカスタマイズ画面及び機能拡張)。
さらに、作業者が、マウスポインタ等でなる操作部313のドラッグ&ドロップ操作により、領域D2に表示されている操作用画像を移動させて当該領域D2内における操作用画像の表示位置を変更すると、当該操作により変更された操作用画像の領域D2内における位置が表示画面内における操作用画像の位置を示すレイアウト指示として、当該レイアウト指示がレイアウト指示受付部3105に受け付けられる(S8)。
なお、上記S2乃至S9の処理は、作業者が、PC3において、カスタマイズ受付画面54内の終了ボタン(図略)をマウス等によりクリックし、作業者からの動作制御アプリケーション生成終了指示が入力されるまで、複数の表示対象パーツ生成のために繰り返される(S9でNO,S3に戻りS2乃至S9の処理を繰り返す)。
作業者から上記動作制御アプリケーション生成終了指示が入力されて制御部310に受け付けられると(S9でYES)、この時点で生成されている各表示対象パーツと、各表示対象パーツについてのレイアウト指示に従って、動作制御アプリケーション生成部3106が動作制御アプリケーションを生成する(S10)。この後、上記生成された動作制御アプリケーションは記憶部312に記憶される。すなわち、図3のシーケンスに沿っていえば、動作制御アプリケーション生成部3106は、UI部品、ソースコード、及びライブラリ等のアプリケーション構築に必要となるリソースを用いて、上記生成された表示対象パーツを備えた表示画面データ(複合機1の表示部50に表示させる表示画面用)を同梱して動作制御アプリケーションを構築し、複合機1にインストール可能な形式にする(Packager)。
当該一連の処理によれば、作業者は、既に作成されているワークフローを組み合わせる操作を行うだけで、機能を拡張した新たな結合ワークフローを簡単に作成できる。また、ワークフロー同士は上記結合条件を確保することにより結合可能とするため、従来のようにプラグイン単位での結合を行って新たなワークフローを作成する場合よりも処理を簡単にできる。このため、作業者は、操作用画像と結合ワークフローとの関連付けを簡単に行え、所望通りにカスタマイズした表示画面の生成を簡単な操作で行える。
なお、上記動作制御アプリケーション生成部3106による動作制御アプリケーションの生成後、作業者による操作部313の操作により、上記生成された動作制御アプリケーションを複合機1に送信する指示が当該操作部313に受け付けられると、通信部311が、当該生成された動作制御アプリケーションを複合機1にネットワークを介して送信する。
複合機1において、上記生成された動作制御アプリケーションが通信部154により受信されると、コントローラ11により当該動作制御アプリケーションは記憶部12に記憶(インストール)される。
また、生成された上記動作制御アプリケーションのPC3から複合機1への移行は、作業者がUSBメモリ等の運搬可能な記憶媒体に動作制御アプリケーションを記憶させ、当該USBメモリを複合機1の通信部154に読み取らせることによって行うことも可能である。この場合も、コントローラ11により当該動作制御アプリケーションは記憶部12に記憶(インストール)される。
なお、本発明の実施形態は上記の通りであるが、上記S4乃至S6に示した複数のワークフローを結合させることにより結合ワークフローを作成することをもって、本発明の実施形態と解することも可能である。
次に、複合機1における上記生成された動作制御アプリケーションに基づく表示画面の表示部50での表示処理、ユーザーからの動作実行指示の受付処理、及び複合機1の動作制御を説明する。図7は、複合機1における上記生成された動作制御アプリケーションに基づく表示画面の表示部50での表示処理、ユーザーからの動作実行指示の受付処理、及び複合機1の動作制御を示すフローチャートである。図8は複合機1についてのシーケンス図である。
上述したように、複合機1の記憶部12には、PC31から通信部154により取得された上記動作制御アプリケーションが記憶(インストール)されている。
ここで、ユーザーによる複合機1の操作部500の操作等により、表示部50に表示画面を表示させる必要が生じると、Script Interpreter151が、記憶部12に記憶されている動作制御アプリケーションが含む表示画面の表示画面データ(Scriptファイル)を読み出す(S21)。
ScriptInterpreter151は、当該読み出した表示画面データを解析し、表示部50に表示画面を表示するためのHTML変換処理と、表示画面内に配置された操作用画像に関連付けられたワークフロー(又は結合ワークフロー)を構成する各機能を実行可能とするためにBusiness Logic152への展開処理とを行う(S22)。
続いて、Business Logic152は、Script Interpreter151から得た上記HTML変換処理後のデータを表示部50での表示が可能となるように解析し、ウェブブラウザ16に渡す(S23)。ウェブブラウザ16は、当該受け取った表示画面データを表示部50に表示させる(S24)。S23及びS24は、図8では、Boundaryの「操作部」から動作制御アプリケーションの「アプリ画面」のシーケンスに対応する。
このウェブブラウザ16による上記表示画面の表示中に、ユーザーによるタッチパネル機能を利用した操作等で、表示部50に表示されている表示画面のいずれかの表示ボタン(操作用画像)が押下されると(S25でYES)、当該押下された表示ボタン(操作用画像)を示す画像指定指示が、ウェブブラウザ16から、拡張アプリケーション15のBusiness Logic152に送られる(図8における動作制御アプリケーションの「アプリ画面」から「プログラム」のシーケンスに対応)。なお、上記ウェブブラウザ16による表示画面の表示中に、ユーザーによる上記表示ボタン押下が行われない場合は、ウェブブラウザ16は、当該表示画面を表示部50に表示した状態で、ユーザーによる上記表示ボタン押下を待機する(S25でNO,S24)。
BusinessLogic152は、上記画像指定指示を受信すると、当該動作制御アプリケーションに含まれるUIワークフロー設定に基づいて、この画像指定指示の示す操作用画像に関連付けられて記憶されているワークフロー又は結合ワークフロー、すなわち、当該ワークフロー又は結合ワークフローを構成する機能を特定する(S26)。S26は、図8における動作制御アプリケーションの「プログラム」から「UIワークフロー設定」のシーケンスに対応する。
続いて、Business Logic152は、上記解析した設定値を用いて上記機能を実行するために、当該設定値を用いた機能に対応するAPIを特定し、当該APIを示すAPI情報をコントローラ11に渡す(S27)。コントローラ11は、当該受け取ったAPI情報に従って、プログラム設定から対応するAPIを読み出し、この読み出したAPIを実行することで、当該各機能を実行する(S28)。S26及びS27は、図8における動作制御アプリケーションの「プログラム」からControlの「プログラム実行」及びEntityの「プログラム設定」のシーケンスに対応する。
このようにして、複合機1では、PC3で生成された上記動作制御アプリケーションに基づいた動作制御が行われる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。図1乃至図8に示した構成及び処理は、本発明の実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。また、上記実施形態で示した複合機1は、本発明に係る電子機器の一例に過ぎず、本発明に係る電子機器は、複合機1及び画像形成装置以外に、他の電子機器であっても構わない。
なお、上記実施形態では、複合機1で実行可能なワークフローであって、結合部3110による結合処理の候補とするワークフローは、PC3のワークフロー記憶部3108に記憶されているとしているが、PC3が、複合機1との通信により、当該複合機1の記憶部12に記憶されているワークフローを複合機1から取得するものとしてもよい。この場合、図1に二点鎖線で示すように、アプリケーション生成部3100は、更にワークフロー取得部3102を有するものとする。ワークフロー取得部3102は、複合機1との通信により、当該複合機1の記憶部12に記憶されているワークフローを複合機1から取得する。ワークフロー取得部3102は、複合機1から、LAN(Local Area Network)又はUSBメモリ等を介して、当該複合機1から上記ワークフローを取得する。取得された単数又は複数のワークフローは、下記ワークフロー受付部3103での選択受付が可能となるようにワークフロー記憶部3108に記憶される。複合機1では、その通信部154から、LAN(Local Area Network)又はUSBメモリ等を介して、PC3に対して当該ワークフローを送信することが可能とされている。
例えば、ワークフロー取得部3102は、図2に示した動作制御アプリケーション作成時の処理において、S1の処理後であって、少なくともS4の前の時点で、複合機1に対して、当該複合機1に保有されているワークフローの送信要求を、通信部311によりLAN等を介して送信し、複合機1の通信部154から、記憶部12に記憶されているワークフローを受信する。ワークフロー取得部3102により取得された当該ワークフローはワークフロー記憶部3108が記憶する。
1 複合機
10 動作制御アプリケーション生成システム
11 コントローラ
12 記憶部
310 制御部
3100 アプリケーション生成部
3110 結合部
3101 画像選択指示受付部
3102 ワークフロー取得部
3103 ワークフロー受付部
3104 表示対象パーツ構築部
3105 レイアウト指示受付部
3106 動作制御アプリケーション生成部
3107 操作用画像記憶部
3108 ワークフロー記憶部
3109 判定部
3110 結合部
54 カスタマイズ受付画面
55 ワークフローリスト画面

Claims (5)

  1. 電子機器の表示部に表示される表示画面内の操作用画像に対するユーザーの操作に応じた動作制御に用いられ、複数の機能の組み合わせでなるワークフローを作成する情報処理装置であって、
    表示ディスプレイと、
    前記電子機器で実行可能な複数のワークフローを記憶するワークフロー記憶部と、
    前記表示部の表示画面に表示させる背景画像を記憶する背景画像記憶部と、
    前記表示部の表示画面に表示させる操作用画像を記憶する操作用画像記憶部と、
    前記ワークフロー記憶部に記憶されたワークフローの一覧を示すワークフローリストを、前記背景画像記憶部に記憶された背景画像および前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像を含む表示画面とともに前記表示ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部により前記表示ディスプレイに表示されたワークフローリストの中から、当該ワークフロー作成作業を行う作業者により、結合の対象とする複数のワークフローを選択する選択指示を受け付けるワークフロー受付部と、
    前記ワークフロー記憶部に記憶されている各ワークフロー同士を結合可能とする条件を示す結合条件を記憶し、前記ワークフロー受付部によって受け付けられた複数のワークフロー同士が、当該結合条件に合致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローを結合させて結合ワークフローを作成する結合部と
    前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像の中から、当該動作制御アプリケーション生成作業を行う作業者による操作用画像の指定を受け付ける画像受付部と、
    前記画像受付部によって受け付けられた操作用画像と、前記結合部により作成された結合ワークフローとを関連付ける関連付部と、
    前記結合ワークフローに関連付けられた操作用画像の前記背景画像中における配置箇所を受け付け、当該配置箇所を受け付けた場合には、前記操作用画像を前記背景画像中の前記配置箇所に配置した表示画面を前記表示ディスプレイに表示させるレイアウト受付部と、
    前記表示ディスプレイに表示された前記背景画像および前記操作用画像を含む表示画面の表示画面データと前記操作用画像に関連付けられた前記結合ワークフローとを有する動作制御アプリケーションを生成する動作制御アプリケーション生成部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記判定部は、結合対象とされる複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能とが同じであることを、前記結合条件として記憶する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記結合部は、前記判定部により前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値を、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値として設定する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記結合部は、前記判定部により前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローについて、先に実行されるものとして結合される第1のワークフローで最後に実行される機能に用いられる設定値と、当該第1のワークフローに続いて実行されるものとして結合される第2のワークフローで最初に実行される機能に用いられる設定値とが、予め定められた禁則条件に反する場合には、これら両設定値の少なくとも一方を変更して当該禁則条件に適合させる請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 電子機器の表示部に表示される表示画面内の操作用画像に対するユーザーの操作に応じた動作制御に用いられ、複数の機能の組み合わせでなるワークフローを作成するワークフロー作成プログラムであって、
    前記電子機器で実行可能な複数のワークフローを記憶するワークフロー記憶部と、
    前記表示部の表示画面に表示させる背景画像を記憶する背景画像記憶部と、
    前記表示部の表示画面に表示させる操作用画像を記憶する操作用画像記憶部と、
    前記ワークフロー記憶部に記憶されたワークフローの一覧を示すワークフローリストを、前記背景画像記憶部に記憶された背景画像および前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像を含む表示画面とともに表示ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部により前記表示ディスプレイに表示されたワークフローリストの中から、当該ワークフロー作成作業を行う作業者により、結合の対象とする複数のワークフローを選択する選択指示を受け付けるワークフロー受付部と、
    前記ワークフロー記憶部に記憶されている各ワークフロー同士を結合可能とする条件を示す結合条件を記憶し、前記ワークフロー受付部によって受け付けられた複数のワークフロー同士が、当該結合条件に合致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記結合条件に合致すると判定された複数のワークフローを結合させて結合ワークフローを作成する結合部と
    前記操作用画像記憶部に記憶された操作用画像の中から、当該動作制御アプリケーション生成作業を行う作業者による操作用画像の指定を受け付ける画像受付部と、
    前記画像受付部によって受け付けられた操作用画像と、前記結合部により作成された結合ワークフローとを関連付ける関連付部と、
    前記結合ワークフローに関連付けられた操作用画像の前記背景画像中における配置箇所を受け付け、当該配置箇所を受け付けた場合には、前記操作用画像を前記背景画像中の前記配置箇所に配置した表示画面を前記表示ディスプレイに表示させるレイアウト受付部と、
    前記表示ディスプレイに表示された前記背景画像および前記操作用画像を含む表示画面の表示画面データと前記操作用画像に関連付けられた前記結合ワークフローとを有する動作制御アプリケーションを生成する動作制御アプリケーション生成部と、
    して情報処理装置を機能させるワークフロー作成プログラム。
JP2011167801A 2011-07-29 2011-07-29 情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム Expired - Fee Related JP5581277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011167801A JP5581277B2 (ja) 2011-07-29 2011-07-29 情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011167801A JP5581277B2 (ja) 2011-07-29 2011-07-29 情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013033307A JP2013033307A (ja) 2013-02-14
JP5581277B2 true JP5581277B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=47789163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011167801A Expired - Fee Related JP5581277B2 (ja) 2011-07-29 2011-07-29 情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5581277B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10827089B1 (en) 2019-09-11 2020-11-03 Xerox Corporation Apparatus and method for creating consolidated work flows on a multi-function device

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962469A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Toshiba Corp 画面設計装置
JP2004151893A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Fuji Xerox Co Ltd 連携情報生成装置及びプログラム
JP2006065803A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2007282199A (ja) * 2006-03-15 2007-10-25 Ricoh Co Ltd フロー実装システム、フロー実装方法、フロー実装プログラム及び画像処理装置
JP4838608B2 (ja) * 2006-03-20 2011-12-14 株式会社リコー ワークフロー処理装置、ワークフロー処理方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
JP2009129340A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Canon Inc ジョブフロー処理装置
JP5157682B2 (ja) * 2008-03-17 2013-03-06 株式会社リコー 情報処理装置、画像形成装置、操作画面変更方法、操作画面変更プログラムおよび記憶媒体
JP5391889B2 (ja) * 2009-07-13 2014-01-15 株式会社リコー 画像形成装置、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2011070472A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Sharp Corp アプリケーション開発支援方法、システム、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013033307A (ja) 2013-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6454213B2 (ja) 画像出力システム、画像処理装置、画像出力装置、これらにおける方法及びプログラム
US8873073B2 (en) Information processing device, computer-readable recording medium on which operational control program is recorded, electrical device, and operational control system
JP5870904B2 (ja) 印刷システム、プリンタドライバプログラム、制御方法
JP5047067B2 (ja) 情報処理装置、データ出力システム、データ生成プログラム及びその記録媒体
US20140029035A1 (en) Printing setting apparatus, computer readable recording medium, and image forming system
JP5564323B2 (ja) 表示画面生成プログラム、表示画面生成装置、及び表示画面生成方法
JP2009301336A (ja) 画像形成システム、表示画面生成プログラム、及び表示画面生成装置
JP6827821B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
US8645962B2 (en) Instruction generating apparatus including a receiving section, a determining section, and a generation section, document processing system, and a computer readable medium
JP5581277B2 (ja) 情報処理装置、及びワークフロー作成プログラム
JP5303198B2 (ja) 表示画面生成プログラム、表示画面生成装置、及び画像形成装置
JP5340113B2 (ja) 動作制御システム
JP5555675B2 (ja) 情報処理装置、動作制御アプリケーション生成システム、及び動作制御アプリケーション生成プログラム
JP2011096098A (ja) 情報処理装置、動作制御システム、及び動作制御プログラム
US11265429B2 (en) Storage medium storing application program, information processing apparatus, and method of creating workflow
JP2013030117A (ja) 情報処理装置、アプリケーション生成システム、及びアプリケーション生成プログラム
JP6822368B2 (ja) コンピュータプログラム及びワークフロー生成装置
JP2011039615A (ja) 情報処理装置、動作制御システム、及びウェブアプリケーション生成プログラム
JP5103291B2 (ja) 画像形成システム及び電気機器
JP5256098B2 (ja) 画像形成システム、情報処理装置、及び画面データ管理プログラム
JP5328453B2 (ja) 情報処理装置、画像形成システム、及び画面データ管理プログラム
JP2014056424A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御システム
JP2020126367A (ja) サポートプログラム、情報処理装置、および印刷方法
JP5140624B2 (ja) 画像形成システム、サーバ、及び画面データ管理プログラム
JP6188402B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5581277

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees