JPH0962469A - 画面設計装置 - Google Patents

画面設計装置

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JPH0962469A
JPH0962469A JP7243974A JP24397495A JPH0962469A JP H0962469 A JPH0962469 A JP H0962469A JP 7243974 A JP7243974 A JP 7243974A JP 24397495 A JP24397495 A JP 24397495A JP H0962469 A JPH0962469 A JP H0962469A
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JP
Japan
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card
stack
screen
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manager
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Application number
JP7243974A
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English (en)
Inventor
Arisa Uchiyama
ありさ 内山
Masabumi Tamura
正文 田村
Isao Masuda
勲 増田
Mika Gunda
美香 郡田
Hiroyuki Kamio
広幸 神尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】GUI操作画面の設計、画面間の遷移動作の設
計、設計された画面および動作の確認が容易に行える画
面設計装置を提供する。 【解決手段】CLM12でカード上に各種部品のレイア
ウト、その部品の属性の設定、リンク設定を行い、複数
のカードからなる所望の操作画面および画面間の遷移動
作を構築し、または、仕様入力部4を介して入力された
仕様書の画像情報から抽出された情報を解析した結果と
DB7で管理されている素材部品をもとに、操作画面と
その動作を自動的に構築し、その構築された操作画面お
よび動作をSM10でスタック単位に管理し、SM10
でスタック毎に管理されている操作画面および動作をも
とに、プロトタイプ実行部9でプロトタイプの実行を行
い、仕様出力装置5を介して仕様書として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムの操作画
面上に絵やアイコン(絵文字)等の部品を表示してマウ
スの操作により、容易にシステムを操作できるグラフィ
カル・ユーザ・インタ−フェイス(GUI)の操作画面
の設計、画面間の遷移動作の設計、設計された画面、動
作の確認等の作業を支援するグラフィカル・ユーザー・
インタ−フェイス画面設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行などの金融機関において、現
金の出金取引等を自動的に行う自動取引システムが導入
され、利用者に迅速なサービスを展開している。このよ
うな自動取引システムの操作画面の表示には、各利用者
が所望の取引のための操作が容易にできるように、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェイス(以下、簡単にG
UIと呼ぶこともある。)が用いられている。
【0003】このGUIによる操作画面上には、ユーザ
ーが取り引きの内容を指定するメニューボタン、金額や
暗証番号の入力のためのテンキーボタン、処理の取り消
しや確認用のボタンなどの対話部品及び、メッセージ用
のテキスト、キャラクターやマークのイメージ等を表示
するマルチメディア情報といった表示部品がレイアウト
されており、また、取り引きの処理に応じて必要な複数
枚の画面が用意されている。
【0004】また、ボタン等の対話部品やマルチメディ
ア情報の表示部品を画面上の所定の領域にレイアウトし
て、部品間の関連付けを行い、この関連を追うことで画
面の遷移を行うハイパーメディアシステムがある。この
ハイパーメディアシステムを利用することにより、グラ
フィカル・ユーザー・インタフェース画面の設計及び動
作仕様の確認を行うことができる。
【0005】従来、自動取引システム等で用いられる操
作画面の設計は、描画ツール等を用いて画面のイメージ
を作成するのみであり、また、画面の切り替えタイミン
グ等の動作仕様に付いてはフローチャート形式、あるい
は表形式で記述して画面仕様書及び動作仕様書を作成し
て、それに基づき製造されたソフトウェアを用いて、実
際の装置上でユーザー・インタフェース画面の確認、動
作の確認などを行っていた。そのため、仕様書での十分
な検討が必要とされる。
【0006】また、ハイパーメディアシステムで実際の
装置を作成する前に画面仕様、動作仕様の確認を行うこ
ともできるが、その場合、画面仕様書及び動作仕様書が
既にあるにもかかわらず、画面仕様に沿ったユーザー・
インタフェース画面を最初からハイパーメディアシステ
ム上で構築し、動作仕様に沿った画面上の部品の関連付
けなどの作業を行う必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
ユーザーとの対話用の操作画面を有するシステムで画面
仕様書及び動作仕様書が作成されているアプリケーショ
ンをハイパーメディアシステム上で実現しようとする
と、既に仕様書があるにもかかわらず、最初からハイパ
ーメディアシステム上でグラフィカル・ユーザー・イン
タフェース画面を構築しなければならず、また、動作に
付いても、画面上の部品間の関連付けを設定する必要が
あった。
【0008】さらに、一度ハイパーメディアシステム上
で画面及び動作を設計しても、画面の仕様を仕様書とし
て提出するために、描画ツールあるいはワードプロセッ
サ等で再度画面仕様書を作成し直さなければならず、動
作仕様に付いても同様に、ワードプロセッサ等で動作仕
様書を作成し直さなければならないという問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明は、グラフィカル・ユーザ
ー・インタフェースとしての操作画面の設計、画面間の
遷移動作の設計、設計された画面および遷移動作の確認
が容易に行え、さらに、仕様書の情報が入出力できる画
面設計装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画面設計装置
は、グラフィカル・ユーザー・インタフェースとしての
操作画面の設計を支援する画面設計装置であって、所望
の操作画面の特徴が記述された画面設計仕様書の画像を
読取る画像読取手段と、この画像読取手段で読取られた
画像の特徴から、前記所望の操作画面の特徴情報を抽出
する情報抽出手段と、この情報抽出手段で抽出された特
徴情報を解析して、その解析結果をもとに前記所望の操
作画面を操作画面を模擬した所定の大きさのカードとカ
ード上に配置する部品として作成する第1の作成手段
と、操作画面を模擬した所定の大きさのカードを作成
し、そのカード上に配置する所望の部品を選択して、そ
の部品の属性を設定することにより操作画面を作成する
第2の作成手段と、前記第1の作成手段で作成された操
作画面あるいは前記第2の作成手段で作成された操作画
面を編集する編集手段と、前記第1の作成手段で作成さ
れた操作画面あるいは前記第2の作成手段で作成された
操作画面あるいは部品を他の操作画面あるいは部品に関
連付けることにより一連の操作画面の動作を設定する動
作設定手段と、この動作設定手段で動作が設定された一
連の操作画面の動作シミュレーションを行うシミュレー
ション手段とを具備することにより、既に作成されてい
る画面仕様書の情報を読み取り、コンピュータ・グラフ
ィックスによりグラフィカル・ユーザー・インタフェー
ス画面を自動生成することが可能となり、画面設計を最
初から行う必要がなくなる。
【0011】また、本発明の画面設計装置は、グラフィ
カル・ユーザー・インタフェースとしての操作画面の設
計を支援する画面設計装置であって、複数の操作画面間
の遷移動作の特徴を記述した動作設計仕様書の画像を読
取る画像読取手段と、この画像読取手段で読取られた画
像の特徴から、前記操作画面間の遷移動作の特徴情報を
抽出する情報抽出手段と、この情報抽出手段で抽出され
た特徴情報を解析して、その解析結果をもとに、前記所
望の操作画面を操作画面を模擬した所定の大きさのカー
ドと、そのカード上に配置する部品として作成する第1
の作成手段と、前記情報抽出手段で抽出された特徴情報
を解析して、その解析結果をもとに前記操作画面間の関
連付けを行うことにより、一連の操作画面の動作を設定
する第1の動作設定手段と、操作画面を模擬した所定の
大きさのカードを作成し、そのカード上に配置する所望
の部品を選択して、その部品の属性の設定を行うことに
より操作画面を作成する第2の作成手段と、前記第1の
作成手段で作成された操作画面あるいは前記第2の作成
手段で作成された操作画面を編集する編集手段と、前記
第1の作成手段あるいは前記第2の作成手段で作成され
た操作画面あるいは部品と他の操作画面あるいは部品と
の関連付けを行うことにより一連の操作画面の動作を設
定する第2の動作設定手段と、前記第1、第2の動作設
定手段で動作が設定された一連の操作画面の動作シミュ
レーションを行うシミュレーション手段とを具備するこ
とにより、既に作成されている動作仕様書の情報を読み
取り、コンピュータ・グラフィックスによりグラフィカ
ル・ユーザー・インタフェース画面を必要枚数生成し、
画面遷移等の動作を自動設定することができ動作設計を
最初から行う必要がなくなる。
【0012】また、本発明の画面設計装置は、グラフィ
カル・ユーザー・インタフェースとしての操作画面の設
計を支援する画面設計装置であって、操作画面を模擬し
た所定の大きさのカードを作成し、そのカード上に配置
する所望の部品を選択して、その部品の属性を設定する
ことにより操作画面を作成する作成手段と、この作成手
段で作成された操作画面を編集する編集手段と、前記作
成手段で作成された操作画面あるいは部品を他の操作画
面あるいは部品に関連付けることにより一連の操作画面
の動作を設定する動作設定手段と、この動作設定手段で
動作が設定された一連の操作画面の動作シミュレーショ
ンを行うシミュレーション手段と、前記作成手段で作成
された操作画面の特徴を所定の形式で記述した画面設計
仕様書を出力する出力手段とを具備することにより、新
たに設計したユーザー・インタフェース画面の画面仕様
を所定の形式で出力する手段を有することにより、画面
仕様を描画ツールあるいはワードプロセッサ等で書き写
す手間を省くことができる。
【0013】さらに、本発明の画面設計装置は、グラフ
ィカル・ユーザー・インタフェースとしての操作画面の
設計を支援する画面設計装置であって、操作画面を模擬
した所定の大きさのカードを作成し、そのカード上に配
置する所望の部品を選択して、その部品の属性を設定す
ることにより操作画面を作成する作成手段と、この作成
手段で作成された操作画面を編集する編集手段と、前記
作成手段で作成された操作画面を他の操作画面に関連付
けることにより一連の操作画面の動作を設定する動作設
定手段と、この動作設定手段で動作が設定された一連の
操作画面の動作シミュレーションを行うシミュレーショ
ン手段と、前記動作設定手段で設定された一連の操作画
面の動作の特徴を記述した動作設計仕様書を出力する出
力手段とを具備することにより、新たに設計したユーザ
ー・インタフェース画面の動作仕様を所定の形式で出力
する手段を有することにより、動作仕様をワードプロセ
ッサ等で書き出す手間を省くことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本実施形態に係るグラフィカル・
ユーザー・インタフェース画面設計装置の構成を示した
ブロック図である。
【0016】図1において、グラフィカル・ユーザー・
インタフェース(以下GUI)画面設計装置は、モニタ
等の表示装置1、キーボードあるいはマウス等の設計時
のデータ入力装置2、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等でマルチウインドウシステムの上に構成
されるハイパーメディアシステムとしてのユーザーイン
タフェースエディタ3と、所定の書式の仕様書等から画
面仕様及び動作仕様を画像情報として入力するためのス
キャナ等で構成される仕様入力装置16と、入力された
仕様書の画像に対して必要な処理を施す画像処理部17
とにより構成される仕様入力部4と、設計した画面仕
様、動作仕様を所定の形式で出力するプリンタ等により
構成される仕様出力装置5と、タッチパネル、音声認
識、センサ等のイベントの入力を行う試行用入力装置6
と、設計された画面情報及び動作情報、マルチメディア
データ素材等を管理するデータベース(DB)7とで構
成されている。
【0017】ユーザーインタフェースエディタ3は、ボ
タン等のユーザとの対話のための対話部品やテキスト、
イメージ、サウンド、動画等のマルチメディア部品を操
作画面を模擬した指定された大きさの領域(カード)上
にレイアウトしたり、ユーザからのイベント入力時の動
作を設定する等の各種編集作業を行ったり、設計された
アプリケーションの動作を確認したりするものである。
【0018】ユーザーインタフェースエディタ3は、大
きく分けて、画面設計及び部品の情報設定等を行うエデ
ィティング部8と、入力イベントにより所定の処理を行
い設計した操作画面のアプリケーションを実行するため
のプロトタイプ実行部9とで構成されている。
【0019】操作画面は本発明によるGUI画面編集装
置においてはある所定の大きさを持つ領域である表示装
置上のカードで表され、このカード上に部品(対話部品
あるいはマルチメディア部品)をレイアウトし、カード
及び部品の情報設定を行うことで、操作画面の設計を行
う。また、複数枚のカードは例えば、アプリケーション
毎にスタックとして管理される。
【0020】図2は、本実施形態のGUI画面設計装置
における操作画面(カード)、カードの集合であるスタ
ック、カード上にレイアウトする対話部品及びマルチメ
ディア部品の関連を示したものである。ここでは複数個
のスタック(スタック1、スタック2、…、スタック
n)が存在し、各スタックは複数枚のカード(カード
1、カード2、…、カードn)を管理する。さらに、各
カードは複数個の部品(部品1−1−1、部品1−1−
2、…、部品1−1−n)を管理している。
【0021】次に、エディティング部8の構成について
説明する。
【0022】エディティング部8は、図1に示すよう
に、スタックマネージャー(SM)10、部品マネージ
ャー(PM)11、カードレイアウトマネージャー(C
LM)12、マップビューア(MV)13、コピーバッ
ファ(CB)19で構成されている。
【0023】スタックマネージャー10は、複数枚のカ
ードを、例えば銀行における引き出し、振り込み、入金
等の各種取り引き処理毎にまとめてスタックとして管理
するなどの、ファイルマネージャーとしての役割と、カ
ードレイアウトマネージャー12、マップビューア13
の起動及び制御を行う。また、データベース7とのデー
タ入出力、仕様入力装置16、仕様出力装置5の制御、
及び、仕様入力部4から入力される情報の解析、仕様出
力装置5へ出力する情報のデータ変換を行う。また、ス
タックマネージャー10は、操作メニューであるスタッ
クマネージャーメニューと、管理するスタックを表示す
るウインドウであるスタックマネージャーウインドウを
持つ。
【0024】部品マネージャー11はユーザーからの指
示で後述されるカードレイアウトマネージャー12によ
り起動され、データベース7に登録されている素材部品
からカード上にレイアウトする部品を生成し、新たに対
話部品あるいはマルチメディア部品としてカードに登録
する。部品マネージャー11はカード上に部品を登録し
た段階で毎回終了しても良いし、ユーザーの終了指示あ
るいはカードレイアウトマネージャー12の終了指示が
あった場合にのみ終了するようにしても良い。また、部
品マネージャー11は、操作メニューである部品マネー
ジャーメニューと、各種素材を表示するウインドウであ
る部品マネージャーウインドウを持つ。部品マネージャ
ーウインドウの枚数は、全種類の素材を一枚のウインド
ウで表示しても良いし、素材の種類ごとに部品マネージ
ャーウインドウを用意しても良い。
【0025】カードレイアウトマネージャー12は、カ
ード及びカード上にレイアウトされた部品の編集や、カ
ード及び部品のユーザーからの入力イベントに対して行
う処理や、音声認識あるいは文字認識等のユーザーのイ
ベント入力手段等の設定を行う。また、必要時には、部
品マネージャー11の起動、マップビューア13の起
動、ログマネージャー14の起動を行う。カードレイア
ウトマネージャー12は、ユーザーの指示あるいはスタ
ックマネージャーの指示により終了する。また、カード
レイアウトマネージャー12は、操作メニューであるカ
ードレイアウトマネージャーメニューと、カード及びカ
ード上にレイアウトされた部品を表示するウインドウで
あるカードレイアウトマネージャーウインドウを持つ。
【0026】マップビューア13は、指示されたスタッ
ク内のカード間の関連をスタック毎に表示領域を確保し
表示する。また、必要時には、カードレイアウトマネー
ジャー12の起動を行う。各スタック毎に表示されたマ
ップはユーザーからの指示、あるいはスタックマネージ
ャー10、カードレイアウトマネージャー12からの指
示により非表示され、全てのマップが非表示になった段
階でマップビューア13は終了する。
【0027】マップビューア13は、処理対象となるス
タックに対する操作メニューであるマップビューアメニ
ューと、スタックのマップを表示するウインドウである
マップビューアウインドウを持つ。
【0028】マップを表示するマップビューアウインド
ウは、1枚のみで、マップ表示を行いたいスタックを変
更する度にマップビューアウインドウの表示内容を変更
しても良いし、スタック毎にマップビューアウインドウ
を確保するようにしても良い。
【0029】また、本実施形態では、1つのマップビュ
ーアが複数のマップビューアウインドウ及び各マップビ
ューアウインドウに対応するマップビューメニューを持
ち管理するが、複数のマップビューアがそれぞれ1つの
マップビューアウインドウ、マップビューアメニューを
持つようにしても良い。
【0030】コピーバッファ19は、カードあるいは部
品をコピーする際にカードあるいは部品を一時記憶する
バッファメモリであり、ペーストの際にはコピーバッフ
ァ19内に記憶された内容がペースト先にペーストされ
る。コピーバッファ19にコピーされるものは、単数及
び複数のカード、単数及び複数の部品である。また、ス
タックマネージャー10、カードレイアウトマネージャ
ー12、マップビューア13からの問い合わせに対し、
コピーバッファ19内の内容を返すことで、各マネージ
ャーは操作メニューのペースト項目の表示、非表示を判
断する。
【0031】次に、プロトタイプ実行部9の構成につい
て説明する。
【0032】プロトタイプ実行部9は、ログマネージャ
ー(LM)14、デバイスマネージャー(DM)15と
で構成される。
【0033】ログマネージャー14は、ユーザーからの
指示で、カードレイアウトマネージャー12により起動
され、起動時にはデバイスマネージャー15を起動す
る。ログマネージャー14の起動時には、ユーザーから
の入力はカードあるいは部品に対するイベントとして対
象カード及び部品にカードレイアウトマネージャー12
経由で渡され、プロトタイプの実行を行う。
【0034】ログマネージャー14は、プロトタイプ実
行の実行開始、一時停止、終了を制御する。ログマネー
ジャー14は、ユーザーからの指示により終了し、ログ
マネージャー14の終了時には、デバイスマネージャー
15も終了する。また、ログマネージャー14は、操作
メニューであるログマネージャーメニュー、カード及び
カード上にレイアウトされた部品を表示するログマネー
ジャーウインドウを持つ。ログマネージャー14の起動
時には、カードを表示するログマネージャーウインドウ
を独自に作成しても良いし、カードレイアウトマネージ
ャー12が使用しているカード表示用のカードレイアウ
トマネージャーウインドウを兼用しても良い。
【0035】カードレイアウトマネージャーウインドウ
とログマネージャーウインドウを兼用する場合、ログマ
ネージャー14起動時にはウインドウにプロトタイプ実
行モードになっていることがユーザーに分かるように例
えば、ウインドウ枠の表示様式を変更しても良いし、ウ
インドウに付随しているカードレイアウトマネージャー
メニューを非表示、あるいはログマネージャーメニュー
に表示しなおすことでプロトタイプ実行モードであるこ
とを示しても良い。
【0036】デバイスマネージャー15は、ログマネー
ジャー14により起動され、プロトタイプ実行時の入出
力デバイスの制御を行う。プロトタイプ実行中のタッチ
パネル、センサ、音声認識装置等の入力デバイス(試行
用入力装置6)からの入力はデバイスマネージャー1
5、ログマネージャー14およびカードレイアウトマネ
ーシャー12を介して実行中のカード及び部品に送られ
る。
【0037】仕様入力部4は、例えばスキャナ等の光学
的に仕様書上の画像を読み取る仕様入力装置16と、入
力した画像に所定の画像処理、文字認識処理等を行って
必要な情報を抽出する画像処理部17とで構成されてい
る。
【0038】ここで、仕様入力部4から入力される仕様
書が画面仕様書の場合について説明する。
【0039】さて、画面仕様の場合、仕様入力装置16
で読み取られた画面仕様書の画像情報は、画像処理部1
7において、画面仕様書に記載されたカードの領域とカ
ード上にレイアウトされた部品の領域が図形情報として
検出される。さらに、画像処理部17では、各領域の色
情報、領域内のテキストの有無を例えばエッジの量、分
布具合等から検出し、文字の認識結果と位置等を文字情
報としてスタックマネージャーに出力する。
【0040】また、既に用意された画面仕様書に記載さ
れた操作画面(カード)の図面がカラーではなく、カー
ド、部品等の色がテキスト情報として単に色指定が記載
されているような場合、画像処理部17において読み取
った画像情報から文字、あるいは文字と矢印等をエッジ
の情報などを利用して検出し認識することで対応する領
域の色情報を検出することが可能である。
【0041】仕様入力部4で検出される結果をもとに、
ユーザーインタフェースエディタ3のスタックマネージ
ャー10は選択されたスタック内に新たにカードを作成
し、カード上に必要な種類の部品をデータベース7から
読出し、レイアウトすることで、既に画面仕様書が用意
されている場合でも、その仕様書を有効に利用すること
が可能となる。
【0042】次に、仕様入力部4から入力される仕様書
が動作仕様書の場合について説明する。
【0043】動作仕様の場合、読み取られた画像情報
は、画像処理部17において、例えば画像のエッジ情報
を利用して文字列の抽出、線分の抽出を行う。抽出され
た線分の連続具合から、線分が表す図形の認識を行な
い、図形情報、文字情報としてスタックマネージャー1
0に出力する。この図形情報、文字情報を解析すること
により、スタックマネージャー10は、動作仕様書に記
載された、例えばフローチャート形式でのフローチャー
ト中のボックスで示される対話用画面の画面名が記述さ
れている領域、ボックス間に引かれている線あるいは矢
印で示される、画面名で示される画面における対話部品
の選択による動作が記述されている領域を識別すること
で、動作仕様書の情報を読み取ることができる。
【0044】仕様入力部4で検出される結果に応じて、
ユーザーインタフェースエディタ3のスタックマネージ
ャー10は、選択されたスタック内に動作仕様書に記載
された対話用画面の画面名をカード名とするカードを作
成し、その対話用画面での動作記述を部品名とする対話
部品を作成してカードに登録し、さらに、動作によって
導かれる次の対話用画面の画面名をカード名として持つ
カードとの関連を対話部品に設定することで、既に動作
仕様書が用意されている場合でも、その仕様書を有効に
利用することが可能となる。
【0045】仕様出力装置5は、例えばプリンタ等であ
り、ユーザーインタフェースエディタ3のスタックマネ
ージャー10が所定の形式に変換して出力する画面仕様
及び動作仕様をプリントアウトする。
【0046】仕様入力部4、仕様出力部5でそれぞれ入
力、出力される画面仕様書、動作仕様書の書式は、スタ
ックマネージャー10に具備されたルール辞書10aに
て管理されている。その設定は、例えば、所望の書式に
対応するための情報をあらかじめデータ入力装置2を介
して入力して、スタックマネージャー10のルール辞書
10aで管理する仕様書の書式に関する所定のパラメー
タ設定を行うようにしてもよい。
【0047】次に、エディティング部8の機能および処
理動作について説明する。
【0048】GUI画面(カード)を設計しようとする
ユーザーは、例えば、データ入力装置2を操作して、ま
ず、図1のユーザーインタフェースエディタ3のスタッ
クマネージャー10を起動する。
【0049】まず、図3に示すフローチャート、およ
び、表示装置1に表示されるGUI表示画面の具体例を
示した図4を参照してスタックマネージャーの機能およ
び処理動作について説明する。
【0050】第3図において、スタックマネージャー1
0が起動されると(ステップS1a)、スタックマネー
ジャー10により実行される操作のメニュー項目を表示
したスタックマネージャーメニュー101(図4参照)
が表示され(ステップS1b)、また、スタックマネー
ジャーウインドウ103(図4参照)が表示される(ス
テップS1c)。さらに、このスタックマネージャーウ
インドウ103に、GUI画面設計装置で既に設計され
たアプリケーションを表すスタックアイコン102(図
4参照)が表示される(ステップS1d)。すると、図
4に示すように、マウス操作あるいはキーボード操作に
よりユーザーの指示入力を行うカーソル18が表示され
る。
【0051】図4では、GUI画面設計装置で既に設計
されたアプリケーションは、それぞれ「AAA」、「B
BB」、「CCC」、「DDD」という名前のスタック
として保存されていることを表している。スタックアイ
コン102は、ユーザーにより例えばマウス(データ入
力装置2)でクリックされることにより選択されると選
択状態になる。このとき、例えば、選択されたスタック
アイコン102の枠を強調して表示するなどして、選択
状態を表すようにする。なお、選択状態にあるスタック
の選択の解除は、他のスタックアイコンの選択や、スタ
ックマネージャーウインドウのスタックアイコン以外の
領域にアイコンを移動してマウスでクリックすることで
行われる。また、特定のキーとマウスのクリックとの組
み合わせでスタックの選択を解除するようにしても良
い。
【0052】スタックマネージャーウインドウ103上
で同時に複数のスタックアイコンを選択することも可能
であり、例えば、特定のキーとマウスのクリックとの組
み合わせで行うようにしても良い。スタックマネージャ
ーメニュー101の各項目はユーザーにより選択される
と、例えば色が変るなどの選択されたことを表すマーク
が表示され、選択されたメニュー項目に対応する処理が
終了したとき等の適当な段階で選択マークを非表示す
る。
【0053】スタックマネージャー10において可能な
操作はスタックマネージャーメニュー101に表示され
ている。例えば、新規スタック作成、スタック名変更、
スタック編集(カット、コピー、ペースト)、マップ表
示、カード表示、画面仕様入出力(読み込み、書き出
し)、動作仕様入出力(読み込み、書き出し)、システ
ム終了の8項目である。
【0054】次に、スタックマネージャー10のこれら
機能について、具体的に説明する。まず、新規スタック
の作成機能について、図5に示したフローチャートを参
照して説明する。
【0055】カーソル18を例えばマウスで移動させス
タックマネージャーメニュー101の「新規スタック」
の項目をクリック(マウスの指定されたボタンを1回押
して放すこと)すると(ステップS2a)、メニュー項
目に選択された旨のマーク(例えば色が変わる等)が表
示される(ステップS2b)。ここで、すてに選択され
ているスタックが存在しないときは(ステップS2
c)、新規にスタック及び対応するスタックアイコンを
作成し、新規スタックを現すスタックアイコンがスタッ
クマネージャーウインドウ103に表示される(ステッ
プS2e、ステップS2f)。この時、図6に示される
ような新規に作成されたスタックに名前を付けるための
ウインドウ50が表示され、ユーザーは、スタックに適
当な名前を付けることができるようにしても良いし、ス
タック名には予め決められたデフォルトの名前を付け、
必要に応じてユーザーが名前を変更するようにしても良
い。
【0056】新規に作成されたスタックのスタックアイ
コンは、スタックマネージャーウインドウ103に表示
されると同時に選択状態になり(ステップS2g)、ス
タックアイコンには選択マークが表示される(ステップ
S2h)。
【0057】一方、選択状態にあるスタックが既に存在
する場合に(ステップS2c)、スタックマネージャー
メニュー101の「新規スタック」を選択すると、既に
選択状態にあるスタックの選択は解除されて対応するス
タックアイコンの選択マークは非表示され(ステップS
2d)、新規に作成されたスタックが新たに選択状態と
なり対応するスタックアイコンに選択マークが表示され
る。
【0058】次に、スタック名の変更機能について、図
7に示したフローチャートを参照して説明する。
【0059】まず、カーソル18を例えばマウスで移動
させ、所望のスタックアイコン102上でクリックし
て、その選択されたスタックが選択状態になった後、ス
タックマネージャーメニュー101の「スタック名変
更」の項目にカーソル18を移動してマウスをクリック
すると(ステップS3a)、そのメニュー項目に選択さ
れた旨のマーク(例えば色が変わる等)が表示される
(ステップS3b)。ここで、すてに選択されているス
タックが存在しないときは(ステップS3c)、処理は
終了する。
【0060】一方、すでに選択されたスタックが1つ存
在するときは(ステップS3d)、例えば、図6に示し
たように、選択されたスタックの名前を変更するための
情報設定用のウインドウ50が新たに表示さる(ステッ
プS3e)。
【0061】この状態において(図6参照)、スタック
名入力用の領域50aには既にスタックに付けられてい
る名前が表示されており、スタック名入力用領域50a
にカーソル18を移動しマウスをクリックして新たな名
前を入力し、「OK」ボタン50bを選択することでス
タック名の変更を行うことができる(ステップS3
f)。また、ここで、「Cancel」ボタン50cを
選択すると、スタック名変更の処理を中止する。「O
K」ボタン50bあるいは「Cancel」ボタン50
cを選択した段階で、スタック名入力用のウインドウは
非表示される(ステップS2g、ステップS3h)。
【0062】ステップS3cで、スタックマネージャー
メニュー101の「スタック名変更」を選択する際に、
操作対象となるスタックが未選択の場合は、スタックが
未選択である旨のエラーメッセージを表示し、また、ス
テップS3dで「スタック名変更」を選択する際に、複
数のスタックが選択されている場合は、複数のスタック
が選択されている旨のエラーメッセージを表示してスタ
ック名変更の処理を中止するようにしても良い。
【0063】次に、スタックの編集機能(スタックのカ
ット、コピー、ペースト)について、図8に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0064】前述したように、操作対象となるスタック
のスタックアイコンを選択した状態で、スタックマネー
ジャーメニュー101の「スタック編集」の項目にカー
ソル18を移動してマウスをクリックすると(ステップ
S4a)、選択されたスタックの編集を行うことができ
る。このとき、そのメニュー項目に選択された旨のマー
ク(例えば色が変わる等)が表示される(ステップS4
b)。そして、図9に示されるような「スタック編集」
に対応するサブメニュー104が表示される。「スタッ
ク編集」のサブメニュー104の項目には、「カッ
ト」、「コピー」、「ペースト」がある。ユーザーは、
行いたいスタック編集のサブメニュー104の項目にカ
ーソル18を移動させてマウスのクリックにより項目の
選択を行うことでスタックを編集する。
【0065】ここでは、スタックマネージャーメニュー
101の「スタック編集」メニュー項目のサブメニュー
104の「ペースト」処理の項目の表示は、コピーバッ
ファ19内に単数あるいは複数のカードが存在するとき
のみ表示され、選択可能となり、コピーバッファ19内
に部品のみが存在する場合には非表示となり、選択不可
能となる(ステップS4c〜ステップS4e)。
【0066】スタックの「カット」処理が選択された場
合(ステップS4f)、まず、サブメニュー104は非
表示となり(ステップS4g−1)、対象スタックが選
択されているとき(ステップS4g−2)、ステップS
4g−3に進む。ここで、対象スタックとして選択状態
にあるスタックは単数でも複数でも良い。
【0067】カット処理は、まず、選択されたスタック
内のリンク設定以外の全てのカード及びカード上の部品
の内容をコピーバッファ19へコピーしてから(ステッ
プS4g−3)、選択したスタック内の全ての内容を削
除し(ステップS4g−4)、スタックアイコンの非表
示(ステップS4g−5)と削除(ステップS4g−
6)及びスタック自身の削除(ステップS4g−7)を
行う。
【0068】なお、ここで、対象スタックが削除される
ので対象スタックの選択状態は解除され、スタックアイ
コンも削除されるので、スタックアイコンの選択マーク
も非表示されることは明白であろう。
【0069】「コピー」処理が選択された場合(ステッ
プS4f)、まず、サブメニュー104は非表示となり
(ステップS4h−1)、対象スタックが選択されてい
るとき(ステップS4h−2)、ステップS4h−3に
進む。ここで、対象スタックとして選択状態にあるスタ
ックは単数でも複数でも良い。
【0070】「コピー」は選択したスタック内のリンク
設定以外の全てのカード及びカード上の部品の内容のコ
ピーバッファ19へのコピーを行い、後述の「ペース
ト」は選択したスタック内にコピーバッファ19の内容
のコピーを行うものである。
【0071】ステップS4h−3では、リンク設定を含
むスタック内容をコピーバッファ19へコピーする。ま
た、対象スタックのコピー後も対象スタックの選択状態
は維持される。
【0072】「ペースト」処理が選択された場合(ステ
ップS4f)、まず、サブメニュー104は非表示とな
り(ステップS4i−1)、対象スタックが選択されて
いるとき(ステップS4i−2)、ステップS4i−3
に進む。「ペースト」処理で対象となるスタック(選択
状態にあるスタック)は1つのみであり、複数の選択状
態にあるスタックが存在する場合(ステップS4i−
3)には、複数のスタックが選択されている旨のエラー
メッセージを表示してペースト処理を中止する(ステッ
プS4i−4)。
【0073】一方、選択状態にあるスタックが1つのみ
のとき(ステップS4i−3)、そのスタック内にコピ
ーバッファ19の内容をコピーする(ステップS4i−
5)。このとき、対象スタックは、ペースト後も選択状
態が維持される。
【0074】「ペースト」処理の他の実施形態として、
ペースト先となるスタックを予め選択することなく、新
規にペースト先となるスタックを作成してからペースト
処理を行う方法もある。この際、既に選択状態にあるス
タックが存在する場合には、新規にペースト先としてス
タックを作成すると同時に、既に選択状態にあるスタッ
クの選択を解除し、ペースト先となるスタックを選択状
態にする。
【0075】なお、サブメニュー104はユーザーによ
り項目が選択されて指示された処理を行う時、あるいは
ユーザーがスタックマネージャーメニュー101の「ス
タック編集」の項目を再度マウスでクリックした時、あ
るいは、スタックアイコン、スタックアイコン以外のス
タックマネージャーウインドウ領域をマウスでクリック
した時、非表示される。
【0076】次に、スタックのマップ表示機能につい
て、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
【0077】前述したように、操作対象となるスタック
のスタックアイコンを選択した状態で、スタックマネー
ジャーメニュー101の「マップ表示の項目にカーソル
18を移動してマウスをクリックすると(ステップS5
a)、そのメニュー項目に選択された旨のマーク(例え
ば色が変わる等)が表示される(ステップS5b)。こ
こで、すてに選択されているスタックが存在しないとき
は(ステップS5c)処理は終了する。
【0078】一方、すでに選択されたスタックが存在し
(ステップS5c)、マップビューア13が起動されて
いなきとき(ステップS5d)、スタックマネージャー
10はマップビューア13(詳細は後述する)を起動す
る(ステップS5e)。マップビューア13が起動され
ると、例えば、図11に示したように、選択されたスタ
ック内のカード間の関連をマップとして表示したマップ
ビューアウインドウ134が表示される(ステップS5
f)。この時、スタックのマップは例えば、スタック内
のカード間の関連をカードを現すアイコンと矢印で表現
する。
【0079】ステップS5dで、既にマップビューア1
3が起動されており、他のスタックの為のマップビュー
アウインドウが表示されている場合(ステップS5g)
には、選択されたスタック用に新たにマップ表示用のマ
ップビューアウインドウを確保しマップを表示する(ス
テップS5f)。この際に、どのマップがどのスタック
の内容を表示しているかが判別できるようにマップビュ
ーアウインドウには例えば表示しているマップのスタッ
ク名を表示する。選択されたスタックのマップが既に表
示されている場合には、選択したスタックのマップを表
示装置1上の他の全てのウインドウの上になるように再
度表示する(ステップS5h)。
【0080】また、カードのアイコンは、カードにつけ
られた名前を表示するような物でも良いし、カードの内
容がわかるようなカードの縮小イメージを用いても良
い。
【0081】対象となるスタックが未選択の状態で、
「マップ表示」を選択すると、ステップS5cで、スタ
ックが未選択である旨のエラーメッセージを表示するよ
うにしてもよい。また、複数のスタックが選択状態にあ
る状態で「マップ表示」を選択すると、ステップS5c
以下の処理で、各スタック毎にマップビューアウインド
ウを用意し各スタックのマップを表示するようにしても
良いし、あるいは、ステップS5cで、複数のスタック
が選択されている旨のエラーメッセージを表示して、そ
れぞれマップ表示の処理を中止するようにしても良い。
【0082】マップビューアが起動中で、マップが表示
されているスタックに対してスタックマネージャー10
によるカット、ペーストの編集が行われると、スタック
のカットの場合はカット処理時に対象スタックのマップ
は非表示され、ペーストの場合はペーストされるカード
のアイコンが対象スタックのマップに新たに表示され
る。
【0083】次に、スタック内のカードの表示機能につ
いて、図12に示したフローチャートを参照して説明す
る。
【0084】前述したように、操作対象となるスタック
のスタックアイコンを選択した状態で、スタックマネー
ジャーメニュー101の「カード表示」の項目にカーソ
ル18を移動してマウスをクリックすると(ステップS
6a)、そのメニュー項目に選択された旨のマーク(例
えば色が変わる等)が表示される(ステップS6b)。
ここで、すでに選択されているスタックが存在しないと
きは(ステップS6c)処理は終了する。
【0085】一方、すでに選択されたスタックが存在し
(ステップS6c)、カードレイアウトマネージャ12
が起動されていないとき(ステップS6d)、スタック
マネージャー10は、カードレイアウトマネージャー1
2(詳細は後述する)を起動し(ステップS6e)、例
えば、図13に示すように、選択されたスタック内のカ
ードを1枚表示したカードレイアウトマネージャウイン
ドウ122が表示される(ステップS6f)。
【0086】図13では、スタック「AAA」を選択し
カード表示を行った状態を示している。カード表示を行
っているスタックのスタックアイコンには、カード表示
中である事を表すマーク227を表示する(ステップS
6g)。以降、カード表示中のマークが表示されている
スタックに対しては、スタックの選択、スタックマネー
ジャー10での処理は行えない。カード表示中のマーク
が表示されているスタックアイコンを選択した場合に
は、カード表示中であるので選択できない旨のエラーメ
ッセージを表示するようにしても良い。また、スタック
のカード表示中のマーク227は、カードレイアウトマ
ネージャー12が終了されると非表示される。
【0087】スタックマネージャーメニュー101の
「カード表示」の選択により表示されるカードは例え
ば、予めスタック内の先頭に指定されたカードであって
も良いし、スタックに登録されている順番で最初のカー
ドであっても良い。
【0088】既にカードレイアウトマネージャー12が
起動中で、他のスタック内のカードを表示中の場合には
(ステップS6d〜ステップS6h)、例えば、図14
に示すように、ユーザにカードレイアウトマネージャー
12での作業を終了し、新たに選択したスタック内のカ
ードを表示しても良いかどうかを問い合わせるためのウ
インドウ55を表示して、ユーザーに指示された処理を
行うようにしても良い(ステップS6i)。
【0089】この場合、「YES」ボタン55aの選択
で、ウインドウ55を非表示にし、カードレイアウトマ
ネージャー12で編集中のスタック(この例では、スタ
ック名「BBB」のスタック)の保存が終了してから、
新たに選択されたスタックのカードを表示する(ステッ
プS6j〜ステップS6l)。
【0090】「NO」ボタン55bの選択で、ウインド
ウ55を非表示にし、カードレイアウトマネージャー1
2で編集中のスタックの保存を行わずに新たに選択され
たスタックのカードを表示する(ステップS6m〜ステ
ップS6n)。
【0091】「Cancel」ボタン55cの選択で、
新たに選択されたスタックのカード表示の処理を中止
し、問い合わせのメッセージを表示したウインドウ55
を非表示にする(ステップS6o)。
【0092】対象となるスタックが未選択の状態で、
「カード表示」を選択すると、ステップS6cで、スタ
ックが未選択である旨のエラーメッセージを表示するよ
うにしてもよい。また、複数のスタックが選択状態にあ
る状態で「カード表示」を選択すると、ステップS6c
で複数のスタックが選択されている旨のエラーメッセー
ジを表示して、それぞれカード表示の処理を中止するよ
うにしてもよい。
【0093】次に、画面仕様の入出力機能について、図
15に示すフローチャートを参照して説明する。
【0094】なお、ここでいう画面情報とは、カードの
イメージのことであり、カードのサイズ、色等の属性情
報と、カード上にレイアウトされた部品のカード上での
位置、サイズ、色、文字が存在する場合にはテキスト内
容等の属性情報を表す。
【0095】操作対象となるスタックのスタックアイコ
ンを選択した状態で、スタックマネージャーメニュー1
01の「画面仕様」の項目にカーソル18を移動してマ
ウスをクリックすると(ステップS7a)、図16に示
すような「画面仕様」に対応するサブメニュー105が
表示される(ステップS7b)。
【0096】「画面仕様」のサブメニュー105の項目
には、「読み込み」、「書き出し」がある。
【0097】「読み込み」は、図1の仕様入力部4によ
り入力された仕様を選択されたスタックのカード内容と
して登録する機能で、「書き出し」は、図1の仕様出力
装置5に選択されたスタック内のカード情報を仕様出力
装置5が出力することが可能な形式に変換して出力する
機能である。この時、スタックマネージャー10は、ユ
ーザーによって選択されたスタック内の全てのカードに
対するカード情報を出力しても良いし、情報出力すべき
カードを所定の条件を満たすカードのみに限定するよう
にしても良いし、さらに、カード上の全ての部品に付い
て画面情報を出力するようにしても良いし、所定の部品
については、画面情報を出力しないようにしても良い。
【0098】サブメニュー105の「書き出し」の項目
がユーザーにより選択されると(ステップS7c)、そ
の項目に選択された旨のマーク(例えば色が変わる等)
が表示される(ステップS7d)。そして、サブメニュ
ー105が非表示になる(ステップS7e)。
【0099】画面仕様の出力処理においては、選択状態
にあるスタックは単数でも複数でも良く(ステップS7
f)、選択されている順番に画面仕様を出力する(ステ
ップS7g)。
【0100】対象スタックが選択されていない状態でサ
ブメニュー105の「書き出し」を選択した場合には、
ステップS7fでスタックが選択されていない旨のエラ
ーメッセージを表示してから画面仕様出力の処理を中止
する。
【0101】サブメニュー105の「読み込み」の項目
がユーザーにより選択されると(ステップS7c)、そ
の項目に選択された旨のマーク(例えば色が変わる等)
が表示される(ステップS7h)。そして、サブメニュ
ー105が非表示になる(ステップS7i)。
【0102】画面仕様の入力においては、入力先となる
選択状態にあるスタックは1つのみであり、複数の選択
状態のスタックが存在する場合には(ステップS7j、
ステップS7l)、スタックが複数選択されている旨の
エラーメッセージを表示し(ステップS7m)、選択状
態のスタックが存在しない場合には(ステップS7
j)、スタックが選択されていない旨のエラーメッセー
ジを表示し(ステップS7k)、それぞれ画面仕様の入
力処理を中止する。
【0103】また、他の実施形態として、画面仕様の入
力に関しては、入力先となるスタックを選択せずに、入
力先スタックを新規に作成してから画面仕様の入力処理
を行う方法もある。この場合、既に選択状態にあるスタ
ックが存在する場合には、画面仕様の入力先となるスタ
ックを新規に作成すると同時に、既に選択状態にあるス
タックの選択を解除し、入力先のスタックを新たに選択
状態とする。
【0104】なお、サブメニュー105は、ユーザーが
スタックマネージャーメニュー101の「画面仕様」の
項目をを含むメニュー項目を再度マウスでクリックした
時、あるいは、スタックアイコン、スタックアイコン以
外のスタックマネージャーウインドウ領域をマウスでク
リックした時、非表示される。
【0105】次に、動作仕様の入出力機能について、図
17に示すフローチャートを参照して説明する。
【0106】ここでいう動作情報とは、カード上の対話
ボタン(部品)をユーザーが選択することにより部品の
入力イベントに対する処理として設定されたカードを表
示するというカード間の遷移情報を表している。
【0107】操作対象となるスタックのスタックアイコ
ンを選択した状態で、スタックマネージャーメニュー1
01の「動作仕様」の項目にカーソル18を移動してマ
ウスをクリックすると(ステップS8a)、図18に示
すような「動作仕様」に対応するサブメニュー106が
表示される(ステップS8b)。「動作仕様」のサブメ
ニュー106の項目には、「読み込み」、「書き出し」
がある。
【0108】「読み込み」は、図1の仕様入力部4によ
り入力された仕様を選択されたスタックの動作内容とし
て保存する機能で、「書き出し」は、図1の仕様出力装
置5に選択されたスタック内の動作情報を所定の形式に
変換して出力する機能である。この時、スタックマネー
ジャー10は、ユーザーによって選択されたスタック内
の全ての動作情報を出力しても、所定の条件を満たす動
作情報のみに限定するようにしても良い。
【0109】サブメニュー106の「書き出し」の項目
がユーザーにより選択されると(ステップS8c)、そ
の項目に選択された旨のマーク(例えば色が変わる等)
が表示される(ステップS8d)。そして、サブメニュ
ー105が非表示になる(ステップS8e)。
【0110】動作仕様の出力処理においては、選択状態
にあるスタックは単数でも複数でも良く(ステップS8
f)、選択されている順番に動作仕様を出力する(ステ
ップS8g)。
【0111】対象スタックが選択されていない状態でサ
ブメニュー106の「書き出し」を選択した場合には、
ステップS8fで、スタックが選択されていない旨のエ
ラーメッセージを表示してから動作仕様出力の処理を中
止する。
【0112】サブメニュー106の「読み込み」の項目
がユーザーにより選択されると(ステップS8c)、そ
の項目に選択された旨のマーク(例えば色が変わる等)
が表示される(ステップS8h)。そして、サブメニュ
ー105が非表示になる(ステップS8i)。
【0113】動作仕様の入力においては、入力先となる
選択状態にあるスタックは1つのみであり、複数の選択
状態のスタックが存在する場合には(ステップS8j、
ステップS8l)、スタックが複数選択されている旨の
エラーメッセージを表示し(ステップS8m)、選択状
態のスタックが存在しない場合には(ステップS8
j)、スタックが選択されていない旨のエラーメッセー
ジを表示し(ステップS8k)、それぞれ動作仕様の入
力の処理を中止する。
【0114】また、他の実施形態として、動作仕様の入
力に関しては、入力先となるスタックを選択せずに、入
力先スタックを新規に作成してから画面仕様の入力処理
を行う方法もある。この場合、既に選択状態にあるスタ
ックが存在する場合には、動作仕様の入力先となるスタ
ックを新規に作成すると同時に、既に選択状態にあるス
タックの選択を解除し、入力先のスタックを新たに選択
状態とする。
【0115】なお、サブメニュー106はユーザーがス
タックマネージャーメニュー101の「動作仕様」の項
目を再度マウスでクリックした時、あるいは、スタック
アイコン、スタックアイコン以外のスタックマネーシャ
ーウインドウ領域をマウスでクリックしたとき、非表示
される。
【0116】次に、ユーザーインタフェースエディタの
終了機能について図19に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0117】この機能は、起動中の部品マネージャー1
1、カードレイアウトマネージャー12、マップビュー
ア13を終了し、スタックマネージャー10自身を終了
することでユーザーインタフェースエディタを終了する
ものである。
【0118】まず、図4に示したスタックマネージャー
メニュー101の「終了」の項目にカーソル18を移動
してマウスをクリックすると(ステップS9a)、その
メニュー項目に選択された旨のマーク(例えば色が変わ
る等)が表示される(ステップS9b) このとき、マップビューア13が起動中のときは(ステ
ップS9c)、全てのマップを非表示にし、マップビュ
ーアメニュー、マップビューアウインドウを非表示にし
て、マップビューア13を終了する(ステップS9d〜
ステップS9f)。
【0119】部品マネージャー11が起動中のときは
(ステップS9g)、部品マネージャーメニューを非表
示にして部品マネージャーを終了する(ステップS9h
〜ステップS9i)。
【0120】カードレイアウトマネージャー12が起動
中のときは(ステップS9j)、カードレイアウトマネ
ージャー12で処理中のスタックを保存するか否かを問
い合わせるための図14に示すようなウインドウ55を
表示し、「YES」ボタン55aの選択により(ステッ
プS9k)、ウインドウ55を非表示して、スタックの
保存(ステップS9l)、表示中カードの非表示(ステ
ップS9m)を行い、カードレイアウトマネージャーメ
ニュー、ウインドウを非表示にし、カードレイアウトマ
ネージャー12を終了し、スタックアイコンのカード表
示中マークを非表示とする(ステップS19n〜S9
p)。また、ウインドウ55の「NO」ボタン55bの
選択により(ステップS9k)、ウインドウ55を非表
示して、表示中カードを非表示に、そして、カードレイ
アウトマネージャーメニュー、ウインドウを非表示に
し、カードレイアウトマネージャー12を終了し、スタ
ックアイコンのカード表示中マークを非表示とする(ス
テップS9m〜ステップS9p)。また、図14のウイ
ンドウ55の「Cancel」ボタン55cの選択によ
り(ステップS9k)、ウインドウ55を非表示して、
カードレイアウトマネージャー12、ユーザインターフ
ェイスエディタの終了処理を中止する。さらに、マップ
ビューア13、部品マネージャー11、カードレイアウ
トマネージャー12が未起動の状態になると(ステップ
S9c、ステップS9g、ステップS9j)、次に、ス
タックアイコン102を非表示にしてから、スタックマ
ネージャーメニュー101、スタックメニューウインド
ウ103を非表示にし、スタックマネージャーが終了す
る(ステップS9r〜ステップS9t)。そして、ユー
ザインターフェイスエディタ3が終了する(ステップS
9u)。
【0121】また、スタックマネージャーメニューの
「終了」項目を選択した段階で、スタックマネージャー
10、カードレイアウトマネージャー12、マップビュ
ーア13により編集操作が行われたスタックに対して、
スタックの内容をデータベース7に保存しなおすように
してもよい。この場合、例えば、図20に示すように、
編集操作の行われたスタックに付いては、各スタック毎
に保存する、あるいは保存しないをユーザーが指示でき
るウインドウ60を表示して(ステップS9k)、各ス
タックに対して「保存する」ボタン60a、「保存しな
い」ボタン60bを選択するようにする。スタック保存
を指示するウインドウ60は「OK」ボタン60dを選
択すると非表示され、「保存する」ボタン60aが選択
されているスタックに対しては、スタックを保存し、
「保存しない」ボタン60bが選択されているスタック
に対しては、スタックを保存せずに、各マネージャーお
よびユーザインタフェイスエディタを終了する。
【0122】また、図20のウインドウ60の「Can
cel」ボタン60cの選択によりユーザーインタフェ
ースエディタの終了処理を中止する。
【0123】次に、マップビューア13の機能および動
作について、図21に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0124】マップビューア13は、スタックマネージ
ャー10あるいはカードレイアウトマネージャー12の
マップ表示を指示するメニュー項目の選択により起動さ
れ(ステップS10a)、そのメニュー項目に選択され
た旨のマーク(例えば色が変わる等)が表示される(ス
テップS10b、ステップS10c)。
【0125】スタックマネージャー10のマップ表示を
指示するメニュー項目を選択した場合に操作対象となる
スタックのスタックアイコンが選択された状態でないと
き(ステップS10d)処理は終了するが、操作対象と
なるスタックのスタックアイコンが選択された状態であ
るときは、次のステップに進む。
【0126】マップビュー13が起動されると、図22
に示すように、マップビューア13により行うことが可
能な操作のメニュー項目を表示したマップビューアメニ
ュー131と、スタック内のカードを現すカードアイコ
ン132とカード間の関連を現すリンクアイコン133
を表示するマップビューアウインドウ134が表示され
る(ステップS10e〜ステップS19j)。
【0127】また、本実施形態の場合、複数のスタック
に対してそれぞれのスタック毎にマップビューアメニュ
ーを表示してマップビューアウインドウを開きマップの
表示を行う。各マップビューアメニューで選択された項
目に対する処理は、対応するスタックに対して行われ
る。また、すでにマップ表示が行われているスタックに
対して再度マップ表示の指示をした場合にも、例えば、
図23に示すように、既に表示中のマップビューアウイ
ンドウを表示装置1に表示中の他の全てのウインドウの
上に再表示する(ステップS10e、ステップS10
k)。
【0128】マップビューアウインドウ134にはどの
スタックのマップを表示中なのか判別できるように、例
えば、マップビューアウインドウ134の上端部にスタ
ック名等が表示される。図23に示したように、複数の
スタックに対してマップ表示を行った場合でも、各マッ
プビューアウインドウにはどのスタックのマップ表示を
行っているのかが判別できるようにスタック名が表示さ
れている。
【0129】他の実施形態として、マップビューアウイ
ンドウは1つのみで、表示内容をスタック毎に切り替え
て表示するようにしても良い。その際、既にマップが表
示されており、マップ表示中のスタックと異なるスタッ
クのマップ表示を行う場合には、ユーザーに表示を切り
替えても良いかどうかの問い合わせを行いユーザーの指
示に従ってマップを表示あるいはマップ表示処理の中止
を行うようにしても良い。
【0130】図22に示したようなマップビューアウイ
ンドウ134において、例えばマウスによりカーソル
を、そのマップビューアウインドウ134に表示されて
いるカードアイコン132上に移動し、マウスでドラッ
グ(マウスの指定されたボタンを押しながらマウスを移
動すること)することで、マップビューアウインドウ1
34内でカードアイコンのレイアウトを行うことができ
る。この時、カードアイコン132間に表示されている
リンクアイコン133は対応するカードアイコン132
の移動に追従して伸縮、移動する。また、カードアイコ
ン132は、どのカードのアイコンであるかが判別でき
るように、カードにつけられた名前を表示しても良い
し、カードの縮小イメージをアイコンとして表示しても
良い。
【0131】マップビューアウインドウ134に表示さ
れたカードアイコン132は、ユーザーにより例えばマ
ウスによりカーソル18をカードアイコン132上に移
動しマウスでクリックすることにより選択されて選択状
態になり、選択されたことを表すように、例えば、その
カードアイコンの枠を強調して表示するといったような
選択マークが表示される。
【0132】マップビューアメニュー131の各項目は
ユーザーにより選択されると、例えば色が変わるなどの
選択されたことを表すマークが表示され、選択されたメ
ニュー項目に対応する処理が終了した時等の適当な段階
で選択マークを非表示する。カードの選択は他のカード
アイコンの選択や、マップビューアウインドウのカード
アイコン以外の領域にアイコンを移動してマウスでクリ
ックすることで解除される。また、特定のキーとマウス
のクリックとの組み合わせでカードの選択を解除するよ
うにしても良い。マップビューアウインドウ上で複数の
カードアイコンを同時に選択することも可能であり、こ
の場合、例えば、特定のキーとマウスのクリックとの組
み合わせで複数カードアイコンの選択を行うようにして
も良い。マップビューア13において可能な操作は、図
22のマップビューアメニュー131に表示されてい
る、カード表示、カード編集(カット、コピー、ペース
ト)、マップビューアウインドウのクローズの3項目
と、カードアイコンのマウスドラッグ(マウスの指定さ
れたボタンを押しながらマウスを移動すること)による
移動である。
【0133】次に、これらマップビューア13の機能お
よび処理動作について説明する。
【0134】まず、カードの表示機能について、図2
4、図25に示すフローチャートを参照して説明する。
【0135】図22に示したように、マップビューアウ
インドウ134が表示されている状態で、操作対象とな
るカードのアイコンをマウスでクリックして選択した
後、マップビューアメニュー131の「カード表示」の
項目にカーソル18を移動してマウスをクリックすると
(ステップS11a)、そのメニュー項目に選択された
旨のマーク(例えば色が変わる等)が表示される(ステ
ップS11b)。
【0136】カードアイコン132が選択状態にあると
き、マップビューアメニュー131の「カード表示」の
メニュー項目をカーソル18で選択し、しかも、カード
レイアウトマネージャー12が起動中でないとき(ステ
ップS11c、ステップS11d−0)、図26に示す
ようにカードレイアウトマネージャー12(詳細は後述
する)が起動され、カードアイコン132が示すカード
をカードレイアウトマネージャーウインドウ122に表
示する。またこの時、スタックマネージャーウインドウ
103に表示されている処理対象カードの属するスタッ
クのスタックアイコン102にはカード表示中であるこ
とを表すマーク227が表示され、マップビューアウイ
ンドウ上のカード表示中のカードのカードアイコンに
は、選択状態を現すマーク221とは別の、カード表示
中であることを現すマーク228が表示される(ステッ
プS11d−1〜ステップS11d−5)。
【0137】既にカードレイアウトマネージャー10が
起動中であり同一スタック内の他のカードを表示中に
は、カードレイアウトマネージャーウインドウに表示中
のカードを非表示し、マップビューアウインドウで新た
に選択されたカードアイコンが示すカードを表示する
(ステップS11e−0〜ステップS11e−4)。
【0138】既にカードレイアウトマネージャー10が
起動中であり他のスタック内のカードを表示中には、図
27に示すようなユーザーにカードレイアウトマネージ
ャーでの作業を終了し、新たに選択した他のスタックの
カードを表示しても良いかどうかを問い合わせるメッセ
ージを表示したウインドウ70を表示するようにしても
良い(図25のステップS11f−0)。以下、ユーザ
の指示に従って、図25のステップS11f−1以下の
処理を行う。
【0139】また、カードを未選択の状態でマップビュ
ーアメニュー131の『カード表示』を選択した場合に
は、カードが未選択である旨のエラーメッセージを表示
し、複数のカードが選択されている状態でマップビュー
アメニュー131の『カード表示』を選択した場合に
は、複数のカードが選択されている旨のエラーメッセー
ジを表示する。
【0140】次に、カードのカット、コピー、ペースト
といったカード編集機能について、図28、図29に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0141】操作対象となるカードあるいは複数のカー
ドのカードアイコンを選択した状態で、マップビューア
メニュー131の「カード編集」の項目にカーソル18
を移動してマウスをクリックすると、選択されたカード
の編集を行うことができる。
【0142】マップビューアウインドウ134に表示さ
れたカードアイコン132から所望のものを選択した状
態で、マップビューアメニュー131の「カード編集」
の項目にカーソル18を移動させマウスでクリックする
とメニュー項目が選択され(ステップS12a)、図3
0に示すように「カード編集」に対応するサブメニュー
135が表示される。このとき、コピーバッファ19に
カードが存在する場合は、サブメニュー135の「ペー
スト」項目は表示され(ステップS12b、S12
c)、カードが存在しない場合は、サブメニュー135
のメニュー項目は表示されない(ステップS12b、S
12d)。
【0143】図30に示したように「カード編集」のサ
ブメニュー135の項目には、「カット」、「コピ
ー」、「ペースト」がある。
【0144】マップビューア13で選択されたカードが
カードレイアウトマネージャー12で表示中でない場合
は、「カット」項目を選択すると、「カット」項目を選
択された旨のマークが表示された後、サブメニュー13
5は非表示されて(ステップS12e〜ステップS12
f−2)、選択したカードのリンク設定以外の内容をコ
ピーバッファ19へコピーし、選択されたカードのカー
ドアイコンの選択マークの非表示、カードアイコンの非
表示と削除、カードの選択解除とカード自信の削除(ス
テップS12f−9、図29のステップS12f−14
〜S12f−15)を行う機能である。
【0145】ここで、カットの対象として選択されたカ
ードがカードレイアウトアネージャー12で表示中の場
合、カード内容の削除、カード自身の削除を行う前にカ
ードの非表示をおよび、それに関する処理を行う(図2
9のステップS12f−10〜S12f−13)。ま
た、対象カードが選択されていない場合は(図28のス
テップS12f−3)、エラーメッセージを表示して処
理を中止する(図28のステップS12f−4)。
【0146】「コピー」項目を選択すると、「コピー」
項目に選択された旨のマークが表示された後、サブメニ
ュー135は非表示されて(図29のステップS12g
−1、ステップS12g−2)、選択されたカードがあ
る場合は、選択したカードのリンク設定以外の内容をコ
ピーバッファ19へコピーする機能である(図29のス
テップS12g−4)。また、ここで、選択されている
カードがない場合は、エラーメッセージを表示して処理
を中止する(図29のステップS12g−3、S12g
−5)。
【0147】「ペースト」項目を選択すると、「ペース
ト」項目が選択された旨のマークが表示され後、サブメ
ニュー135は非表示されて、メニューが対応するマッ
プビューアウインドウに表示中のスタック内へコピーバ
ッファ19の内容をコピーし、コピーしたカードのカー
ドアイコンをマップビューアウインドウに表示する(図
29のステップS12h−1〜ステップS12h−
4)。
【0148】本実施形態においては、サブメニュー13
5の「ペースト」処理の項目の表示は、コピーバッファ
19内に単数あるいは複数のカードが存在するときのみ
表示、選択可能となり、コピーバッファ19内に部品の
みが存在する場合には非表示、選択不可能となる(ステ
ップS12b〜ステップS12d)。
【0149】マップビューア13において、カードのカ
ット処理を行うと、カットの対象となるカードあるいは
対象となるカード上にレイアウトされた部品から他のカ
ードあるいは他のカード上にレイアウトされた部品への
リンク設定、及びカットの対象となるカードあるいは対
象となるカード上にレイアウトされた部品への他のカー
ドあるいは他のカード上にレイアウトされた部品からの
リンク設定は全て解除され、対応するリンクアイコンも
カット処理の対象となるカードのカードアイコンと同様
に非表示、削除される(ステップS12f−6〜ステッ
プS12f−8)。
【0150】他の実施形態として、コピー処理の際に、
コピー処理の対象として選択された複数のカード間に関
連するリンク設定を含む内容すべてをコピーバッファへ
コピーするようにしてもよい。
【0151】マップビューア13でカードのカット処理
を行う際、対象カードがカードレイアウトマネージャー
12で表示中の場合は、カードレイアウトマネージャー
12でカット処理の対象となっているカードを非表示し
て予め定められた次に表示すべきカードをカードレイア
ウトマネージャーウインドウに表示してからカードのカ
ット処理を行う。この際、マップビューアウインドウ上
に表示中のカード表示中を示すマークは、カードレイア
ウトマネージャーウインドウ上でのカードの非表示と共
に非表示され、カードレイアウトマネージャーウインド
ウ上でのカードの表示と共に対象カードのカードアイコ
ンに表示されることは明らかである(ステップS12f
−10〜ステップS12f−13)。
【0152】「カット」処理の場合は、操作対象となる
選択状態にあるカードは単数でも複数でも良く、対象カ
ードが削除されるので対象カードの選択状態は解除され
る。
【0153】「コピー」処理の場合は、操作対象となる
選択状態にあるカードは単数でも複数でも良く、対象カ
ードのコピー後も選択状態が維持される。
【0154】「ペースト」処理の場合は、選択状態にあ
るカードが単数、複数に係わらず、ペースト処理後、既
に選択状態にあったカードの選択状態を解除しペースト
されたカードが新たに選択状態となる。
【0155】行いたいカード編集のサブメニュー135
の項目にカーソル18を移動させマウスのクリックによ
り項目の選択を行い、カードの編集を実行する。サブメ
ニュー135は、ユーザーにより項目が選択された時、
あるいはユーザーがマップビューアメニュー131の
「カード編集」の項目を含むメメニュー項目を再度マウ
スでクリックしたとき、あるいは、カードアイコン、カ
ードアイコン以外のマップビューアウインドウ領域をマ
ウスでクリックしたとき非表示される。
【0156】また、カードを未選択の状態で、マップビ
ューアメニュー131の「カード編集」を選択した場
合、サブメニュー135は表示されるが、さらにサブメ
ニュー135の「カット」あるいは「コピー」を選択す
るとカードが未選択である旨のエラーメッセージを表示
する(ステップS12f−4、ステップS12g−
5)。
【0157】次に、マップビューアウインドウのクロー
ズ機能について、図31に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0158】マップビューアウインドウをクローズする
場合には、図22のマップビューアメニュー131の
「クローズ」の項目にカーソル18を移動してマウスを
クリックする(ステップS13a)。この時、その項目
に選択された旨のマークが表示される(ステップS13
b)。
【0159】マップビューアウインドウのクローズの際
には、カードアイコンのカード表示中マークが非表示と
なり、選択状態にあるカードがある場合には、カードの
選択状態を解除する(ステップS13c〜ステップS1
3f)。
【0160】また、マップビューアメニュー131、カ
ードアイコン132、リンクアイコン133、マップビ
ューアウインドウ134が全て非表示される(ステップ
S13g、ステップS13h)。
【0161】マップビューアウインドウが1つしか存在
しない場合には、マップビューアウインドウのクローズ
はマップビューア13の終了を意味し、複数のマップビ
ューアウインドウが存在する場合には、全てのマップビ
ューアウインドウがクローズされた段階で、マップビュ
ーア13は終了する(ステップS13i、ステップS1
3j)。
【0162】次に、カードレイアウトマネージャー12
の機能および動作について説明する。
【0163】まず、図32〜図35に示すフローチャー
トを参照して、カードレイアウトマネージャー12の起
動時の処理動作について説明する。
【0164】本実施形態では、カードレイアウトマネー
ジャー12は、1つのスタックに対する処理を行うこと
を前提とする。また、カードレイアウトマネージャー1
2で処理中のスタックに対してはスタック内のカードあ
るいはカード上の部品を編集中であるので、スタック単
位の処理を実行するスタックマネージャー10での処理
は行えず、カードレイアウトマネーシャー12で処理中
であることを示すカード表示中のマークが付されている
スタックアイコンの選択も不可能であるが、カード単位
の処理を実行するマップビューア13での処理は行うこ
とが可能である。
【0165】カードレイアウトマネージャー12は、ス
タックマネージャー10のスタックマネージャーメニュ
ー101の「カード表示」を選択した時、あるいはマッ
プビューア13のマップビューアメニュー131の「カ
ード表示」を選択した時にスタックマネージャー10あ
るいはマップビューア13により起動される(ステップ
S14a)。
【0166】スタックマネージャー10による起動の場
合(ステップS14b)、スタックを選択した状態で
(ステップS14c)、既にカードレイアウトマネージ
ャー12が起動中であるとき、カードレイアウトマネー
ジャー12で処理中のスタックを保存または保存しない
で終了しても良いかどうかをユーザーに問い合わせる
(ステップS14f)。そして、保存、保存せず、キャ
ンセルのうち、ユーザが希望する処理を以下、ステップ
S14g〜S14lで行う。
【0167】一方、マップビューア13による起動の場
合(図34のステップS15a)、マップビューア13
でカードが選択されている状態で、既にカードレイアウ
トマネージャー12が起動中で同一スタック内の他のカ
ードを表示中の時(ステップS15b〜ステップS15
d)、カードレイアウトマネージャーメニュ−、ウイン
ドウを他の全てのウインドウの上に再表示し(ステップ
S15e)、表示中のカードを非表示し(ステップS1
5f、S15g)、新たに指定されたカードを表示する
(ステップS15h、S15i)。
【0168】現在カードレイアウトマネージャー12で
表示中のカードのスタックが処理中でないときは(ステ
ップS15d)、そのスタックを保存または保存しない
で終了しても良いかどうかをユーザーに問い合わせる
(ステップS15m)。
【0169】ステップS14d、ステップS15cで、
カードレイアウトマネージャーが起動中でなく、それぞ
れステップS14u、ステップS15eに進み、カード
レイアウトマネージャー12が起動されると、図36に
示すようなカードレイアウトマネージャーメニュー12
1、カードレイアウトマネージャーウインドウ122が
表示される(ステップS14v、ステップS14m、ス
テップS15f、ステップS15w)。
【0170】カードレイアウトマネージャーウインドウ
122には、スタックマネージャー10からのカード表
示依頼の場合はスタック内の先頭カードが、マップビュ
ーア13からのカード表示依頼の場合は指定されたカー
ドが表示される。また、カードレイアウトマネージャー
ウインドウ122には、どのスタックのカードを表示中
であるか判別できるように、例えば、スタック名を表示
する。
【0171】図36では、既にマップビューア13が起
動されており、スタックマネージャー10からのカード
レイアウトマネージャー12を起動した場合、あるいは
マップビューア13からのカードレイアウトマネージャ
ー12を起動した場合を表している。ここで、マップビ
ューア13及びカードレイアウトマネージャー12の起
動の順序はどちらが先でも構わない。
【0172】カードレイアウトマネージャー12が起動
されると、対象となったスタックのスタックアイコンに
は、カード表示中であることを示すマーク227が表示
される(ステップS14n、ステップS15y)。マッ
プビューア13が起動中で、カード表示されたカードが
属するスタックのマップが表示中の場合には、カードレ
イアウトマネージャー12で表示中のカードのカードア
イコンにカード表示中であることを示すマーク228が
表示される(ステップS14o、ステップS14q、ス
テップS15i、ステップS15x)。
【0173】また、本実施形態では、スタックマネージ
ャー10における既にカードレイアウトマネージャー1
2で処理中のスタック(カード表示中であることを示す
マークが付されているスタックアイコンが表すスタッ
ク)は、スタックマネージャー10での処理対象スタッ
クとして、選択することは不可能であるが、他の実施形
態として、このカードレイアウトマネージャー12で処
理中であるスタックのスタックアイコンをマウス等でク
リックすると、カードレイアウトマネージャーウインド
ウおよびメニューを他のすべてのウインドウ上に再表示
するようにしてもよい。
【0174】カードレイアウトマネージャーメニュー1
21には、カードレイアウトマネージャー12により行
うことが可能な操作、すなわち、カードレイアウトマネ
ージャー12の機能のメニュー項目が表示されている。
カードレイアウトマネージャー12で行える操作は、マ
ップ表示、カードレイアウトマネージャーの終了、カー
ドに対する処理(新規カード作成、カードアイコン書
替、スタック内先頭カード指定)、カードの表示(次カ
ード表示、前カード表示、スタック内先頭カード表
示)、部品の呼出、編集(カードカット、カードコピ
ー、部品カット、部品コピー、ペースト、部品順序指
定、部品揃え)、情報の設定(テンプレートカード、カ
ード、部品、ログ)、リンク関連の処理(設定、解除、
情報表示)、プロトタイプ実行、スタックの保存の10
項目と、カード上にレイアウトされた部品のマウスドラ
ッグ(マウスの指定されたボタンを押しながらマウスを
移動すること)によるカード上での位置移動である。カ
ードレイアウトマネージャーメニュー121の各メニュ
ー項目は、ユーザーにより選択されると、その旨を示す
マークやメニューの色が変わるなど、ユーザーが選択し
たことを示すようにし、メニュー項目により指示される
処理が終了した段階等、適当なときにマークは非表示さ
れる。
【0175】カードレイアウトマネージャー12では、
カードレイアウトマネージャーウインドウ122に表示
中のカードは既に選択状態であると解釈される。つま
り、カードレイアウトマネージャーにおいては、常にカ
ードまたは部品が選択されている状態にある。カードレ
イアウトマネージャーウインドウ122に表示中のカー
ド上にレイアウトされた部品(対話部品あるいはマルチ
メディア部品)について処理を行いたい場合には、対象
となる部品を選択することが必要となる。図37に示す
ように、部品123にカーソルを移動しマウスのクリッ
クにより選択すると、部品123に選択されたことを表
す選択マーク124が表示される。選択状態にある部品
の選択解除は、例えば、他の部品を選択する、部品以外
のカードの領域をクリックする(カードを選択する)、
あるいは、特定のキーとマウスのクリックの組み合わせ
により行うことができる。
【0176】また、カードレイアウトマネージャー12
において、複数のカードを選択状態にすることはカード
レイアウトマネージャーウインドウ122が1つしかな
いことより不可能であることは明白であるが、複数の部
品を選択状態にすることは可能である。複数の部品を選
択状態にするには、例えば、特定のキーとマウスのクリ
ックを組み合わせて選択することで行える。
【0177】次に、カードレイアウトマネージャー12
の各機能について説明する。
【0178】まず、マップを表示する機能について、図
38に示すフローチャートを参照して説明する。
【0179】例えば、図36に示した状態で、カードレ
イアウトマネージャーメニュー121の「マップ表示」
の項目にカーソル18を移動してマウスをクリックする
と、カードレイアウトマネージャーウインドウ122に
表示中のカードが属するスタックのマップを表示するこ
とができる(ステップS16a〜ステップS16c)。
この時、マップビューア13が未起動の場合は、カード
レイアウトマネージャー12がマップビューア13を起
動して、カードレイアウトマネージャー12で処理中の
スタックのマップを表示する(ステップS16d、ステ
ップS16e〜S16g)。
【0180】カードレイアウトマネージャーメニュー1
21の「マップ表示」項目選択時に部品が選択状態にあ
ってもマップ表示の処理には影響しない。マップ表示時
には、図37に示すように、カードレイアウトマネージ
ャーウインドウ122に表示中のカードに対応するマッ
プ上のカードアイコンには、カード表示中であることを
示すマーク228が表示される(ステップS16h)。
【0181】また、カードレイアウトマネージャーメニ
ュー121の「マップ表示」項目の選択時に既にマップ
ビューア13が起動されており、カードレイアウトマネ
ージャーウインドウ122に表示中のカードが属するス
タックのマップを表示している場合には、該当するマッ
プビューアウインドウ及びマップビューアメニューを表
示装置1に表示中の全てのウインドウの最上位に再度表
示し直すことでユーザーの注意を促すようにすることも
できる(ステップS16i〜ステップS16j)。
【0182】次に、新規カードを作成する機能につい
て、図39に示すフローチャートを参照して説明する。
【0183】例えば、図36に示した状態で、カードレ
イアウトマネージャーメニュー121の「カード」の項
目にカーソル18を移動してマウスをクリックすると、
図40に示すように、「カード」に対応するサブメニュ
ー125が表示される(ステップS17a〜ステップS
17b)。
【0184】図40において、「カード」のサブメニュ
ー125の項目には、「新規カード」、「アイコン書
替」、「先頭指定」がある。サブメニュー125の「新
規カード」の項目にカーソル18を移動してマウスでク
リックすることで、現在カードレイアウトマネージャー
12で処理中のスタック内に新規にカードを作成する
(ステップS17c〜S17f)。
【0185】新規に作成されるカードは、順序的にはカ
ードレイアウトマネージャーウインドウ122に表示中
のカードの次のカードとして作成される。新規カードの
作成時には、カードアイコンも作成されるが、新規作成
時はカードアイコンのイメージにデフォルトのイメージ
を使用する。
【0186】新規カード作成時にマップビューア13が
起動中で、カードレイアウトマネージャー12で処理中
のスタックのマップを表示している場合には、新規に作
成したカードのカードアイコンも表示する(ステップS
17i、ステップS17j)。
【0187】新規カードが作成されると、現在カードレ
イアウトマネージャーウインドウ122に表示中のカー
ドは非表示され、新規に作成されたカードが新たに表示
され(ステップS17i、S17o、S17p)、マッ
プビューア13で該当スタックのマップが表示中の場合
は、カードレイアウトマネージャーウインドウに表示中
のカードのカードアイコンのカード表示中のマークを非
表示し、新規に作成されたカードのカードアイコンにカ
ード表示中のマークを表示する(ステップS17k〜S
17n)。
【0188】カードレイアウトマネージャーメニュー1
21の「カード」項目の選択時には、選択状態にある部
品が存在してもしなくても構わない。新規カード作成時
に、現在表示中のカード上に選択状態にある部品が存在
する場合には、サブメニュー125の「新規カード」項
目選択により新規に作成されたカードを表示する前に、
部品の選択状態が解除されて表示中カードが非表示にな
り、新規作成カードが表示される(ステップS17g〜
ステップS17h)。
【0189】サブメニュー125は、ユーザーにより項
目が選択された時、あるいはユーザーがカードレイアウ
トマネージャーメニュー121の「カード」の項目をマ
ウスでクリックした時、あるいは、部品、かードをマウ
スでクリックしたときに非表示される。
【0190】次に、カードアイコンのイメージを書き替
える機能について、図41に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0191】すなわち、図40に示されるサブメニュー
125の「アイコン書替」の項目をカーソル18を移動
してマウスをクリックすることにより、現在カードレイ
アウトマネージャーウインドウ122に表示中のカード
のカードアイコンのイメージを書き替えることができる
(ステップS18a〜ステップS18e)。
【0192】本実施形態では、「アイコン書替」メニュ
ーにより作成されるアイコンイメージは表示中カードの
縮小イメージである。この際に、表示中カード上に選択
状態にある部品が存在し、部品に選択マークが表示され
ている場合には、部品の選択を解除して選択マークを非
表示してからカードイメージの縮小イメージを作成する
(ステップS18f〜ステップS18h)。
【0193】また、カードレイアウトマネージャーで処
理中のスタックのマップを表示している場合には、カー
ドレイアウトンマネージャーウインドウ122に表示中
のカードのカードアイコンのイメージを書き替えるため
にカードアイコンを再表示する(ステップS18i〜ス
テップS18j)。
【0194】次に、スタックの先頭カードを指定す機能
について図42に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0195】すなわち、図40に示されるサブメニュー
125の「先頭指定」の項目をカーソル18を移動して
マウスをクリックすることにより、現在カードレイアウ
トマネージャーウインドウ122に表示中のカードを、
該カードが属するスタックの先頭のカードに指定するこ
とができる(ステップS19a〜ステップS19f)。
【0196】スタック内の先頭カードは、プロトタイプ
実行時の先頭のカードになり、また、スタックマネージ
ャー10によりカード表示が指示された時にカードレイ
アウトマネージャーウインドウ122に表示されるカー
ドとなる。この際に、選択状態にある部品が存在しても
しなくても構わない。カードレイアウトマネージャー1
2による処理中に、特に先頭カードを指定しなかった場
合には、スタック内のカードとして最初に作成したカー
ドがデフォルトでスタックの先頭カードとなる。
【0197】次に、次カードを表示する機能について、
図43に示すフローチャートを参照して説明する。
【0198】例えば、図36に示した状態で、カードレ
イアウトマネージャーメニュー121の「表示」の項目
にカーソル18を移動してマウスをクリックすると、図
44に示すように、「表示」に対応するサブメニュー1
26が表示される(ステップS20a〜ステップS20
b)。「表示」のサブメニュー126の項目には、「次
カード」、「前カード」、「先頭カード」がある。
【0199】サブメニュー126の「次カード」の項目
にカーソル18を移動してマウスでクリックすること
で、現在カードレイアウトマネージャーウインドウ12
2に表示中のカードを非表示して、スタック内で順序的
に次のカードを表示することができる(ステップS20
c〜ステップS20n)。なお、スタック内の順序的に
最後のカードに対する次カードは、スタック内の先頭カ
ードとなる。
【0200】この際に、表示中のカード上に選択状態に
ある部品が存在する場合には(ステップS20f)、部
品の選択状態を解除して選択マークを非表示してからカ
ードの非表示を行い(ステップS20g)、その後に次
カードの表示を行うようにする。
【0201】マップビューア13で該当するスタックの
マップを表示している場合には(ステップS20h)、
カードレイアウトマネージャー12でのカード表示に合
わせて、対応するカードアイコンにカード表示中のマー
クが表示し直される(ステップS20i〜ステップS2
0l)。
【0202】サブメニュー126は、ユーザーにより項
目が選択された時、あるいはユーザーがカードレイアウ
トマネージャーメニュー121の「表示」の項目を含む
メニュー項目をマウスでクリックした時、あるいは、部
品、カードをマウス等でクリックしたときに非表示され
る。
【0203】次に、前カードを表示する機能について、
図45に示すフローチャートを参照して説明する。
【0204】図44に示した状態で、サブメニュー12
6の「前カード」の項目にカーソル18を移動してマウ
スをクリックすることにより、現在カードレイアウトマ
ネージャーウインドウ122に表示中のカードを非表示
して、スタック内で順序的に前のカードを表示すること
ができる(ステップS21a〜ステップS21n)。な
お、スタック内の順序的に先頭のカードに対する前カー
ドは、スタック内の最後のカードとなる。
【0205】この際に、表示中のカード上に選択状態に
ある部品が存在する場合には(ステップS21f)、部
品の選択状態を解除して選択マークを非表示してからカ
ードの非表示を行い(ステップS21g)、その後に前
カードの表示を行うようにする。
【0206】マップビューア13で該当するスタックの
マップを表示している場合には(ステップS21h)、
カードレイアウトマネージャー12でのカード表示に合
わせて、対応するカードアイコンにカード表示中のマー
クが表示し直される(ステップS21i〜ステップS2
1l)。
【0207】次に、スタック内の先頭カードを表示する
機能について図46に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0208】図44に示した状態で、サブメニュー12
6の「先頭カード」の項目にカーソル18を移動してマ
ウスをクリックすることにより、現在カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示中のカードを非表
示して、カードレイアウトマネージャー12で処理中の
スタックの先頭カードを表示することができる(ステッ
プS22a〜ステップS22n)。
【0209】この際に、表示中のカード上に選択状態に
ある部品が存在する場合には(ステップS22f)、部
品の選択状態を解除して選択マークを非表示してからカ
ードの非表示を行い(ステップS22g)、その後に先
頭カードの表示を行うようにする。
【0210】マップビューア13で該当するスタックの
マップを表示している場合には(ステップS22h)、
カードレイアウトマネージャー12でのカード表示に合
わせて、対応するカードアイコンにカード表示中のマー
クが表示し直される(ステップS22i〜ステップS2
2l)。
【0211】次に、部品をカードに登録する機能につい
て図47に示すフローチャートを参照して説明する。
【0212】例えば、図36に示した状態で、カードレ
イアウトマネージャーメニュー121の「部品呼出」の
項目にカーソル18を移動してマウスをクリックする
と、部品マネージャー11が起動され、図48に示すよ
うな部品マネージャー11で作成することの可能な部品
の種類を指定するための部品マネージャーメニュー11
1が表示される(ステップS23a〜ステップS23
e)。
【0213】この時、既に部品マネージャー11が起動
中である場合には(ステップS23c)、表示中の部品
マネージャーメニュー111を表示装置1に表示中の全
てのウインドウの最上位に再度表示し直すことでユーザ
ーの注意を促すようにすることもできる(ステップS2
3g)。
【0214】「部品呼出」のメニュー項目選択時には、
表示中カード上に選択状態にある部品が存在してもしな
くてもどちらでも構わない。選択状態にある部品が存在
する場合には(ステップS23j)、部品マネージャー
11における新規部品の各種属性設定が終了して(ステ
ップS23f)、新規に部品をカード上に登録した時
に、既に選択状態にある部品は選択を解除され(ステッ
プS23l)、新たに登録された部品が選択状態になる
(ステップS23k)。
【0215】部品呼出により起動される部品マネージャ
ー11の機能および動作については後で詳細に記述す
る。
【0216】次に、カード、部品の編集機能について、
図49〜図53に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0217】まず、カードの編集機能について、主に、
図49〜図50に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0218】カードレイアウトマネージャーウインドウ
122に表示中のカード上に選択部品が存在しない状
態、つまり、例えば図36に示したような表示中のカー
ドが選択されている状態で、カードレイアウトマネージ
ャーメニュー121の「編集」の項目にカーソル18を
移動してマウスをクリックすると、例えば、図54に示
すように、カードを対象とした「編集」項目に対するサ
ブメニュー127が表示される(図49のステップS2
4a〜ステップS24e)。
【0219】図54に示したように、カードに対する
「編集」のサブメニュー127の項目には、「カードカ
ット」、「カードコピー」、「ペースト」がある。
【0220】サブメニュー127の「カードカット」の
選択により(ステップS24g〜ステップS24h)、
カードレイアウトマネージャーウインドウ122に表示
中のカードのリンク設定以外の内容をコピーバッファ1
9にコピーし(ステップS24i)、表示中カードのア
イコン、関連するリンクアイコンの削除、カードに登録
された部品等のカード内容の非表示および削除を行い、
カード自信の非表示およびスタックからの削除を行う
(ステップS24s〜ステップS24u)。
【0221】カードのカット処理では、カットの対象と
なるカード上にレイアウトされた部品間でのリンク設定
は勿論のこと、カットの対象カードあるいは対象カード
上にレイアウトされた部品から他のカードあるいは他の
カード上にレイアウトされた部品へのリンク設定、ある
いはカット対象のカードあるいは対象カード上にレイア
ウトされた部品への他のカードあるいは他のカード上に
レイアウトされた部品からのリンク設定は全て解除され
る。
【0222】この際に、マップビューア13上で該当ス
タックのマップが表示中である場合は(ステップS24
j)、カードアイコンのカード表示中マークの非表示お
よび対応するカードアイコン、リンクアイコンを非表
示、削除した後にカード自信の削除を行う(ステップS
24k〜ステップS24p)。
【0223】表示中のカードが削除されると、スタック
内で順序的に前カードとなるカードが新たに表示され
(ステップS24q、ステップS24w)、マップ表示
中の場合は該当するカードアイコンにカード表示中マー
クが表示される(ステップS24r)。
【0224】「カードコピー」の選択により(図50の
ステップS25a〜ステップS25b)、カードレイア
ウトマネージャーウインドウ122に表示中のカードの
リンク設定以外の内容をコピーバッファ19へコピーす
る(ステップS25c)。
【0225】「ペースト」の選択により(図50のステ
ップS25d〜S25e)、コピーバッファ19の内容
がカードの場合はスタックに新たなカードとしてコピー
し(ステップS25f、S25g)、部品の場合はカー
ドレイアウトマネージャーウインドウ122に表示中の
カードに新たな部品としてコピーする(ステップS25
f、S25q)。スタック内に新たなカードがコピーさ
れた場合には、表示中のカードを非表示して新たにコピ
ーされたカードを表示する(ステップS25u〜S25
o)。
【0226】このとき、カードレイアウトマネージャー
12で処理中のスタックのマップを表示している場合に
は、スタック内に新たなコピーされたカードのカードア
イコンをマップビューアウインドウに表示し、カード表
示されるカードの変更にともないカードアイコンのカー
ド表示マークを付け替える(ステップS25h〜S25
m)。また、カードに新たな部品がコピーされた場合に
は、新たにコピーされた部品が選択状態になる(ステッ
プS25r)。
【0227】サブメニュー127の「ペースト」項目
は、コピーバッファ19内にカードあるいは部品が存在
する場合にのみカードレイアウトマネージャーメニュー
121の「編集」メニュー項目を選択した時に表示され
(図49のステップS24c〜ステップS24d)、コ
ピーバッファ19内に何も存在しない場合には表示され
ない(ステップS24e)。
【0228】サブメニュー127は、ユーザーにより項
目が選択された時非表示になり(ステップS24h、S
25b、S25e)、あるいはユーザーがカードレイア
ウトマネージャーメニュー121の「編集」を含むメニ
ュー項目をマウスでクリックした時、あるいは、部品、
カードをマウスでクリックした時にも非表示するように
してもよい。
【0229】次に、部品の編集機能について、主に、図
51〜図53に示すフローチャートを参照して説明す
る。カードレイアウトマネージャーウインドウ122に
表示中のカード上に選択部品が存在している状態、例え
ば、図37に示したように、部品123に選択されたこ
とを表す選択マーク124が表示される状態で、カード
レイアウトマネージャーメニュー121の「編集」の項
目にカーソル18を移動してマウスをクリックすると
(図49のステップS24a〜S24b)、例えば、図
55に示すように、部品を対象とした「編集」項目に対
するサブメニュー128が表示される(図51のステッ
プS26a〜S25c)。
【0230】部品に対する「編集」のサブメニュー12
8の項目には、「一番上へ」、「一番下へ」、「左揃
え」、「右揃え」、「上揃え」、「下揃え」、「部品カ
ット」、「部品コピー」、「ペースト」がある。
【0231】カード上の部品を選択した状態で、サブメ
ニュー128の「一番上へ」を選択すると(ステップS
26d、図53のステップS28a)、選択状態にある
部品は位置的に重なってレイアウトされている他の選択
状態にない部品の上位に再度レイアウトしなおされる
(図53のステップS28b〜ステップS28c)。
【0232】サブメニュー128の「一番下へ」を選択
すると(図51のステップS26d、図53のステップ
S28d)、選択状態にある部品は位置的に重なってレ
イアウトされている他の選択状態にない部品の下位に再
度レイアウトしなおされる(図53のステップS28e
〜ステップS28f)。
【0233】サブメニュー128の「左揃え」、「右揃
え」、「上揃え」、「下揃え」を選択すると(図51の
ステップS26d、図53のステップS28g、S28
j、S28m、S28p)、選択状態にある部品の中
で、「左揃え」の場合は、外接四角形の左上座標が最も
左寄り、つまり、X座標値が最も小さい部品に合わせ
て、全ての選択状態にある部品の外接四角形の左上座標
を揃えるように(図53のステップS28h〜ステップ
S28i)、「右揃え」の場合は、外接四角形の右上座
標が最も右より、つまり、X座標値が最も大きい部品に
合わせて、全ての選択状態にある部品の外接四角形の右
上座標を揃えるように(図53のステップS28k〜ス
テップS28l)、「上揃え」の場合は、外接四角形の
左上座標が最も上寄り、つまり、Y座標値が最も小さい
部品に合わせて、全ての選択状態にある部品の外接四角
形の左上座標を揃えるように(図53のステップS28
n〜ステップS28o)、「下揃え」の場合は、外接四
角形の左下座標が最も下寄り、つまり、Y座標が最も大
きい部品に合わせて、全ての選択状態にある部品の外接
四角形の左下座標を揃えるように(ステップS28q〜
ステップS28r)それぞれレイアウトを変更する。
【0234】また、部品が選択されている状態で、サブ
メニュー128の「部品カット」を選択することにより
(図51のステップS26d、S26e)、選択中の部
品のリンク設定以外の内容をコピーバッファ19にコピ
ーした後に対象部品からの、あるいは対象部品へのリン
ク設定を全て解除してからカードから削除する(ステッ
プS26f〜S26l)。このとき、カードレイアウト
マネージャーで処理中のスタックのマップを表示中であ
る場合には、解除されるリンク設定に対応するリンクア
イコンは非表示、削除される(ステップS26h、S2
6m、26i)。
【0235】「部品コピー」の選択により(ステップS
26d、S26n)、選択中の部品のリンク設定以外の
内容をコピーバッファ19へコピーする(ステップS2
6o〜ステップS26p)。
【0236】「ペースト」の選択は、選択状態にある部
品が存在しても、コピーバッファ19にカードあるいは
部品が存在すれば、「ペースト」項目はサブメニュー1
28に表示される(図51のステップS26b)。
【0237】「ペースト」の選択により(図51のステ
ップS26d、図52のステップS27a)、コピーバ
ッファ19の内容がカードの場合はスタックに新たなカ
ードとしてコピーし(ステップS27d、ステップS2
7e)、部品の場合はカードレイアウトマネージャーウ
インドウ122に表示中のカードに新たな部品としてコ
ピーする(ステップS27d、ステップS27n)。
【0238】この時、スタック内に新たなカードがコピ
ーされた場合には、表示中のカードを非表示して(ステ
ップS27h〜S27i、S27l)、新たにコピーさ
れたカードを表示する(ステップS27j、ステップS
27m)。
【0239】カードレイアウトマネージャー12で処理
中のスタックのマップが表示中であるときには、スタッ
ク内に新たにコピーされたカードのカードアイコンがマ
ップビューアウインドウに表示され、カードアイコンの
カード表示であることを示すマークは表示されるカード
の変更に伴い付け替えられる(ステップS27f、S2
7g、S27h、S27k)。
【0240】また、選択状態にある部品が存在する場合
には、コピーバッファ19の内容がコピーされる前に、
選択中の部品は選択を解除され(ステップS27c)、
コピーバッファ19の内容が部品のときは、新たにコピ
ーされた部品が選択状態になる(ステップS27p)。
【0241】サブメニュー128の「ペースト」項目
は、コピーバッファ19内にカードあるいは部品が存在
する場合にのみカードレイアウトマネージャーメニュー
121の「編集」メニュー項目を選択した時に表示さ
れ、コピーバッファ19内に何も存在しない場合には表
示されない(図51のステップS26a〜S26c)。
【0242】サブメニュー128は、ユーザーにより項
目が選択された時に非表示される(図51のステップS
26f、S26o、図52のステップS27b、図53
のステップS28b、S28e、S28h、S28k、
S28n、S28q)。あるいはユーザーがカードレイ
アウトマネージャーメニュー121の「編集」の項目を
含むメニュー項目を再度マウスでクリックした時、ある
いは、部品、カードをマウスでクリックした時に非表示
されるようにしてもよい。
【0243】次に、テンプレートカードの情報を設定す
る機能について、図56に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0244】例えば、図36に示した状態で、カードレ
イアウトマネージャーメニュー121の「情報設定」の
項目にカーソル18を移動してマウスでクリックする
と、例えば、図58に示すように、「情報設定」に対応
するサブメニュー129が表示される(ステップS29
a〜S29e)。
【0245】「情報設定」のサブメニュー129の項目
には、「テンプレート」、「カード」、「部品」、「ロ
グ」がある。ここで、テンプレートとはテンプレートカ
ードのことである。テンプレートカードは、各スタック
毎に1枚用意され、スタック内のカードの雛形になるも
のであり、スタック内に新規作成されるカードはこのテ
ンプレートカードの情報に従ったデフォルトのサイズ、
色等の情報を持つことになる。また、ログとは、プロト
タイプ実行時の操作記録のことである。
【0246】テンプレートカード、カード、ログの情報
設定の際には、選択状態にある部品が存在してもしなく
ても構わず、カードの情報設定は現在カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示中のカードに対す
る情報設定を行う。
【0247】サブメニュー129はユーザーによりサブ
メニュー項目が選択されたときに非表示となる(ステッ
プS29h、S29n、S29u、S30b)。あるい
は、ユーザーがカードレイアウトマネージャーメニュー
121の「情報設定」の項目を含むメニュー項目を再度
マウスでクリックしたとき、あるいは、部品、カードを
マウスでクリックしたときにも非表示するようにしても
よい。
【0248】テンプレートカードの情報設定は、図58
に示したような状態で、サブメニュー129の「テンプ
レート」の項目にカーソル18を移動してマウスでクリ
ックすることで行うことができる(ステップS29f、
ステップS29g)。
【0249】サブメニュー129の「テンプレート」を
選択すると、図59に示すようなテンプレートカードの
情報設定用ウインドウ229が新たに表示され(ステッ
プS29i)、情報設定が可能な項目の入力欄には予め
指定されたデフォルトの数値や文字列、あるは、ユーザ
により既に設定された数値や文字列が表示されている。
本実施形態では、テンプレートカードの情報には、カー
ドの横サイズ、縦サイズ、背景色がある。ユーザーは変
更したい項目の入力欄をマウスでクリックし、値をキー
ボードから入力するか、例えば、色と色名を現したカラ
ーマップ等のように入力欄をマウスでクリックした際に
表示される選択項目を選択することによりテンプレート
カードの情報設定を行うことができる。
【0250】情報設定用ウインドウ229は、例えば、
ユーザーの「OK」ボタン229aの選択により非表示
され(ステップS29j、ステップS29k)、設定項
目の値にしたがってテンプレートカードの情報が変更さ
れる(ステップS29l)。また、「Cancel」ボ
タン229bの選択により非表示され(ステップS29
j、ステップS29m)、情報設定の処理を中止する。
【0251】次に、カードの情報を設定する機能につい
て図56に示したフローチャートを参照して説明する。
【0252】現在、カードレイアウトマネージャーウイ
ンドウ122に表示中のカードに対する情報設定は、例
えば、図58に示すように、カードレイアウトマネージ
ャーメニュー121の「情報設定」項目のサブメニュー
129の「カード」の項目にカーソルを移動してマウス
でクリックすることで行うことができる(ステップS2
9f、ステップS29m)。
【0253】サブメニュー129の「カード」を選択す
ると、図60に示すようなカードの情報設定用ウインド
ウ230が新たに表示される(ステップS29n〜S2
9o)。なお、情報設定用ウインドウ230の情報設定
の可能な項目の入力欄には予め指定されたデフォルトの
数値や文字列、あるいは、ユーザーにより既に設定され
た数値や文字列が表示されている。本実施形態では、カ
ードの情報には、カード名、カードの横サイズ、縦サイ
ズ、背景色がある。
【0254】ユーザーは変更したい項目の入力欄をマウ
スでクリックし、値をキーボードから入力するか、例え
ば、色と色名を現したカラーマップ等のように入力欄を
マウスでクリックした際に表示される選択項目を選択す
ることによりカードの情報設定を行うことができる。
【0255】情報設定用ウインドウ230は、例えば、
ユーザーの「OK」ボタン230aの選択により、非表
示され(ステップS29p、S29g)設定項目の値に
したがってカードの情報が変更される(ステップS29
r)。また、「Cancel」ボタン230bの選択に
より非表示され(ステップS29p、S29s)、情報
設定の処理を中止する。
【0256】次に、部品の情報を設定する機能につい
て、図56、図57に示したフローチャートを参照して
説明する。
【0257】ところで、本実施形態の部品の種類には、
ユーザーとの対話用の部品としてテキストボタン、イメ
ージボタン、特殊部品のテキストボタン、イメージボタ
ンが、マルチメディア情報を表示、出力する部品として
テキスト部品、イメージ部品、動画部品、特殊部品のサ
ウンド部品、音声合成部品が用意されている。テキスト
ボタンは、キートップにユーザーの指定したテキストを
表示した部品であり、リンクが設定されている場合に
は、実行時のユーザーによる部品選択により、リンク先
の部品に設定された情報を送る。イメージボタンは、キ
ートップにユーザーの指定したイメージを表示した部品
であり、リンクが設定されている場合には、実行時のユ
ーザーによる部品選択により、リンク先の部品に設定さ
れた情報を送る。特殊部品には、テキストボタン、イメ
ージボタン、サウンド部品、音声合成部品があり、画面
仕様出力の際にはそのイメージを出力しない部品であ
る。画面仕様出力の際にイメージを出力しないことを除
けば、特殊部品のテキストボタン、イメージボタンに付
いては特殊部品ではないテキストボタン、イメージボタ
ンと同じものである。また、特殊部品のサウンド部品
は、ユーザーが指定するサウンドファイルで表されるサ
ウンドを出力するための部品であり、サウンド部品をリ
ンク元とするリンクを設定することはできない。特殊部
品の音声合成部品は、ユーザーが指定した文章を規則合
成音で出力するための部品であり、音声合成部品をリン
ク元とするリンクを設定することはできない。サウンド
部品、音声合成部品は、サウンドあるいは音声合成がそ
れ自体がイメージを持たないので、ユーザーに部品の存
在を示すためのイメージアイコンを持っている。テキス
ト部品は、ユーザーの指定したテキストを表示するため
の部品であり、テキスト部品をリンク元とするリンクの
設定は行えない。イメージ部品は、ユーザーの指定した
イメージファイルで表されるイメージを表示するための
部品であり、テキスト部品と同様に、イメージ部品をリ
ンク元とするリンクを設定することはできない。動画部
品は、ユーザーの指定した動画ファイルで表される一連
の動画を表示するための部品であり、動画部品をリンク
元とするリンクの設定は行えない。
【0258】本実施形態では、全ての部品はカードレイ
アウトマネージャーウインドウに表示されるカード上に
レイアウトすることができるが、他の実施形態として、
特殊部品はカードレイアウトマネージャーウインドウに
表示されるカードとは別の領域を用意して、その領域内
でのみレイアウト可能としてもよい。
【0259】選択中の部品の情報設定は、情報設定を行
いたい部品を選択した状態で、カードレイアウトマネー
ジャーメニュー121の「情報設定」項目のサブメニュ
ー129の「部品」の項目にカーソルを移動してマウス
でクリックすることで行なうことができる(ステップS
29a〜ステップS29e、ステップS29f、ステッ
プS29t)。
【0260】なお、サブメニュー129の「部品」を選
択する情報設定を行いたい部品の選択を行わない状態、
あるいは複数の部品を選択している状態でサブメニュー
129の「部品」を選択したときには(ステップS29
b、S29d)、エラーメッセージを表示するようにし
てもよいし、サブメニューの「部品」項目を非表示する
ようにしてもよい(ステップS29c)。
【0261】サブメニュー129の「部品」を選択する
と、部品の種類毎に用意されている部品の情報設定用ウ
インドウが新たに表示される(ステップS29u〜S2
9v)。なお、情報設定用ウインドウの情報設定の可能
な項目の入力欄には予め指定されたデフォルトの数値や
文字列、あるいは、ユーザーにより既に設定された数値
や文字列が表示されている。
【0262】ここで、部品の情報を設定するための情報
設定用ウインドウの具体例について説明する。
【0263】図61は、テキストボタンの情報設定用ウ
インドウ231の一具体例であり、部品名、部品の横サ
イズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、部品の背
景色、文字色、文字フォント、テキスト内容、部品がレ
イアウトされたカード表示時の初期状態、リンク実行後
状態のそれぞれの現在の設定が表示されており、設定値
は変更可能である。
【0264】図62は、イメージボタンの情報設定用ウ
インドウの一具体例であり、部品名、部品の横サイズ、
縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、表示イメージフ
ァイル名、部品がレイアウトされたカードの表示時の初
期状態、リンク実行後状態のそれぞれの現在の設定が表
示されており、設定値は変更可能である。
【0265】図63は、特殊部品のテキストボタンの情
報設定用ウインドウの一具体例であり、部品名、部品の
横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、部品
の背景色、文字色、文字フォント、テキストの内容、部
品がレイアウトされたカード表示時の初期状態、リンク
実行後状態のそれぞれの現在の設定が表示されており、
設定値は変更可能である。
【0266】図64は、特殊部品のイメージボタンの情
報設定用ウインドウの一具体例であり、部品名、部品の
横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、表示
イメージファイル名、部品がレイアウトされたカードの
表示時の初期状態、リンク実行後状態のそれぞれの現在
の設定が表示されており、設定値は変更可能である。図
65は、特殊部品のサウンド部品の情報設定用ウインド
ウの一具体例であり、部品名、イメージアイコンの横サ
イズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、出力サウ
ンドファイル名、部品がレイアウトされたカード表示時
の初期状態のそれぞれの現在の設定が表示されており、
設定値は変更可能である。また、サウンド部品はリンク
先としては指定可能であるが、リンク元には指定不可能
な部品であるので、リンク実行後の状態設定はない。
【0267】図66は、特殊部品の音声合成部品の情報
設定用ウインドウの一例であり、部品名、イメージアイ
コンの横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位
置、出力内容、男性音、女性音の区別、部品がレイアウ
トされたカード表示時の初期状態のそれぞれの現在の設
定が表示されており、設定値は変更可能である。また、
音声合成部品はリンク先としては指定可能であるが、リ
ンク元には指定不可能な部品であるので、リンク実行後
の状態設定はない。
【0268】図67は、テキスト部品の情報設定用ウイ
ンドウの一具体例であり、部品名、部品の横サイズ、縦
サイズ、カード上のX位置、Y位置、部品の背景色、文
字色、文字フォント、テキスト内容、部品がレイアウト
されたカード表示時の初期状態のそれぞれの現在の設定
が表示されており、設定値は変更可能である。また、テ
キスト部品はリンク先としては指定可能であるが、リン
ク元には指定不可能な部品であるので、リンク実行後の
状態設定はない。
【0269】図68は、イメージ部品の情報設定用ウイ
ンドウの一例であり、部品名、部品の横サイズ、縦サイ
ズ、カード上のX位置、Y位置、表示イメージファイル
名、部品がレイアウトされたカード表示時の初期状態の
それぞれの現在の設定が表示されており、設定値は変更
可能である。また、イメージ部品はリンク先としては指
定可能であるが、リンク元には指定不可能な部品である
ので、リンク実行後の状態設定はない。
【0270】図69は、動画部品の情報設定用ウインド
ウの一例であり、部品名、部品の横サイズ、縦サイズ、
カード上のX位置、Y位置、表示動画ファイル名、部品
がレイアウトされたカード表示時の初期状態のそれぞれ
の現在の設定が表示されており、設定値は変更可能であ
る。また、動画部品はリンク先としては指定可能である
が、リンク元には指定不可能な部品であるので、リンク
実行後の状態設定はない。
【0271】ユーザーは情報設定ウインドウの変更した
い項目の入力欄をマウスでクリックし、値をキーボード
から入力するか、例えば、色と色名を現したカラーマッ
プ等のように入力欄をマウスでクリックした際に表示さ
れる選択項目を選択することにより部品の情報設定値を
行うことができる。
【0272】図56、図57の説明に戻り、各情報設定
用ウインドウ231は、例えば、ユーザーの「OK」ボ
タン231aの選択により、非表示となり、設定項目の
値にしたがって選択中の部品の情報が変更される(ステ
ップS29w〜S29y)。また、「Cancel」ボ
タン231bの選択により、各情報設定用ウインドウ2
31は非表示となり、情報の設定処理が中止される(ス
テップS29z)。
【0273】また、各部品の部品名、カードのカード名
については、必ずしも設定しなければならないものでは
なく、必要時のみに設定するようにしてもよいし、同じ
部品名あるいはカード名を持つ部品あるはカードが存在
してもよい。さらに、部品に付いては、例えば、部品を
マウスのドラッグ(マウスの指定されたボタンを押しな
がらマウスを移動すること)により移動された場合は、
部品情報であるカード上でのX位置、Y位置は自動的に
更新される。
【0274】次に、ログファイルの出力情報を設定する
機能について、同じく図56、図57に示したフローチ
ャートを参照して説明する。
【0275】本実施形態では、プロトタイプ実行時のユ
ーザー操作等により発生するイベントの種類と、発生時
刻等のログを記録するログファイルを出力をするかしな
いかの指定をすることができる。
【0276】ログの情報設定は、例えば、図58に示し
たような状態で、カードレイアウトマネージャーメニュ
ー121の「情報設定」項目のサブメニュー129の
「ログ」の項目にカーソルを移動してマウスでクリック
することで行うことができる(ステップS29a〜ステ
ップS29f、ステップS30a)。
【0277】サブメニュー129の「ログ」を選択する
と、図70に示すようなログの情報設定用ウインドウ2
32が新たに表示される(ステップS30b〜S30
c)。ログの情報設定用ウインドウ232の情報設定可
能な項目の入力欄には予め指定されたデフォルトの値あ
るいは、ユーザーにより既に設定された値が表示されて
いる。
【0278】ユーザーは変更したい項目の入力欄をマウ
スでクリックし、値をキーボードから入力するか、項目
欄をクリックして表示される選択枝を選択することで部
品の情報設定値を行うことができる。
【0279】情報設定用ウインドウ232は、例えば、
ユーザーの「OK」ボタン232aの選択により、非表
示され、設定項目の値にしたがって選択中のログの情報
が変更される(ステップS30d〜S30f)。また、
「Cancel」ボタン232bの選択により非表示さ
れ、情報の設定処理が中止される(ステップS30
g)。
【0280】本実施形態では、ログ情報設定はログファ
イル出力の選択のみであったが、そればかりではなく、
カメラによる操作状況の映像、音声記録の実行あるいは
非実行を選択するようにしてもよい。
【0281】次に、リンクを設定する機能について、図
71に示すフローチャートを参照して説明する。
【0282】まず、例えば、図36に示したような状態
で、カードレイアウトマネージャーメニュー121の
「リンク」の項目にカーソル18を移動してマウスでク
リックすると、例えば、図73に示すように、「リン
ク」に対応するサブメニュー200が表示される(ステ
ップS31a〜S31b)。
【0283】「リンク」のサブメニュー200の項目に
は、「設定」、「解除」、「情報表示」がある。サブメ
ニュー200の「設定」を選択することによりリンクの
設定を行い、「解除」を選択することによりリンクの解
除を行い、「情報表示」を選択することによりリンクの
情報を表示することができる。
【0284】ここで、リンクとは、部品間、部品とカー
ド間、あるいはカード間の関連付けのことであり、リン
ク元の部品あるいはカードと、リンク先の部品あるいは
カードを指定することでリンクの設定を行う。動作シミ
ュレーションを行うプロトタイプ実行時に、リンク元と
なった部品あるいはカードをユーザーが、例えばタッチ
パネル上で選択すると、リンク元の部品あるいはカード
は、リンク先の部品あるいはカードにメッセージを送
り、リンク実行後状態として設定された状態に変化す
る。送られるメッセージはリンク先の部品あるいはカー
ドを活性化または非活性化するものであり、リンク先が
テキストボタン、イメージボタン、テキスト部品、イメ
ージ部品、特殊部品のテキストボタン、特殊部品のイメ
ージボタン、あるいはカードであるなら、活性化のメッ
セージで部品の表示、非活性化のメッセージで非表示を
行う。また、リンク先がサウンド部品、音声合成部品、
動画部品である場合は、活性化のメッセージで音声の出
力あるいは動画の再生を行い、非活性化のメッセージで
音声出力の中止あるいは動画再生の中止を行う。
【0285】現在カードレイアウトマネージャーウイン
ドウ122に表示中のカード上にレイアウトされている
部品と非表示中の他のカードとの間にリンクを設定する
ためには、まずリンク元となる部品を選択する。選択状
態にある部品が存在する状態で、カードレイアウトマネ
ージャーメニュー121の「リンク」項目を選択し、図
73に示したようなカードレイアウトマネージャーメニ
ュー121の「リンク」項目のサブメニュー200を表
示させ、さらに、「設定」項目をマウスのクリックで選
択する(ステップS31a〜S31d)。
【0286】サブメニュー200の「設定」項目を選択
すると、図74に示すようなリンク先確認用メッセージ
233がリンク設定処理中であることを表すため、およ
び、リンク先の確認のために表示される(ステップS3
1e〜ステップS31h)。この段階で、ユーザーは、
カードレイアウトマネージャーメニュー121の「表
示」項目のサブメニューの「次カード」、「前カー
ド」、「先頭カード」を利用して、あるいは、マップが
表示中であるなら、マップ表示されているカードアイコ
ンを利用してリンク先のカードをカードレイアウトマネ
ージャーウインドウ122に表示させる(ステップS3
1i)。この時、リンク先確認メッセージは表示された
ままであり、リンク先となるカードをカードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示した状態で、図7
5に示されるように、リンク先確認メッセージの「O
K」ボタン233aをマウスクリックで選択するとリン
ク先確認メッセージは非表示される(ステップS31j
〜S31k)。さらに、第73図(c)に示されるよう
なリンク先部品あるいはカードへ送るメッセージ内容を
設定するためのメッセージ設定ウインドウ234が表示
される(ステップS31l)。
【0287】リンク先の部品あるいはカードに送るメッ
セージの内容を設定終了後に、ユーザーがメッセージ設
定ウインドウ234の「OK」ボタン234aを選択す
ることで、メッセージ設定ウインドウ234は非表示さ
れ(ステップS31o)、リンク元部品と現在カードレ
イアウトマネージャーウインドウ122に表示中のカー
ドの間にリンクを設定することができる(ステップS3
1m〜S31p)。
【0288】一方、リンク先確認メッセージでの「Ca
ncel」ボタン233b、あるいは、メッセージ設定
ウインドウでの「Cancel」ボタン234bをユー
ザーが選択した段階で、リンク設定処理は中止され、リ
ンク先確認メッセージ233あるいはメッセージ設定ウ
インドウ234は非表示される(ステップS31j、ス
テップS31u、ステップS31m、ステップS31
n)。
【0289】部品間でリンクを設定する場合には、ま
ず、リンク元部品を選択して「設定」メニュー項目を選
択した後に、リンク先となる部品をレイアウトしたカー
ドをカードレイアウトマネージャーウインドウ122に
表示させてリンク先部品を選択した後(ステップS31
a〜ステップS31i)、リンク先確認メッセージの
「OK」ボタン233aをマウスクリックで選択しメッ
セージを設定することで同様に行える(ステップS31
j〜ステップS31p)。この際、リンク元部品として
複数の部品が選択されている場合は、リンク設定処理を
中止する(ステップS31g)。
【0290】また、同一部品あるいは同一カードをリン
ク元とする複数のリンクを設定することを可能として
も、不可能であるとしてもよい。複数設定可能な場合に
は、所定の条件によりリンク先を指定することができる
ようにしてもよく、リンク設定時には、条件内容を設定
するための処理を加えてもよい。
【0291】リンク設定時に、例えば、カードと他のカ
ードあるいは他のカード上の部品との間でリンクが設定
された時や、カード上の部品と他のカードあるいは他の
カード上の部品との間にリンクが設定された時のよう
に、リンクがカード間に跨って設定される場合には、リ
ンク元カードあるいはリンク元部品がレイアウトされた
カードのカードアイコンを始点とし、リンク先カードあ
るいはリンク先部品のレイアウトされたカードのカード
アイコンを終点とするリンクアイコンを作成して(ステ
ップS31q〜S31r)、カードレイアウトマネージ
ャー12で処理中のスタックのマップが表示されている
場合には、マップビューウインドウ上の対応するカード
アイコン間に表示させる(ステップS31s〜S31
t)。
【0292】また、リンク設定終了時あるいは、リンク
処理中止時には、リンク設定処理開始時に表示中であっ
たカードあるいは、リンク元となるカードあるいは部品
がレイアウトされているカードを再度カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示させるようにして
もよい。さらに、リンク元カードあるいはリンク元部品
のレイアウトされたカードと、リンク先カードあるいは
リンク先部品のレイアウトされたカードを同時に見なが
らリンク設定が行えるように、リンク先カードあるいは
リンク先部品がレイアウトされたカードが、リンク元カ
ードあるいはリンク元部品のレイアウトされたカードと
は異なる場合には、リンク先のカードあるいは部品がレ
イアウトされたカードを表示するためのウインドウをカ
ードレイアウトマネージャーウインドウ122とは別に
用意し、リンク設定処理の際に使用するようにしてもよ
い。
【0293】次に、リンクを解除する機能について、主
に、図72に示すフローチャートを参照して説明する。
【0294】まず、例えば、図73に示したような状態
で、カードレイアウトマネージャーメニュー121の
「リンク」項目のサブメニュー200の「解除」項目を
選択することで、設定したリンクを解除することができ
る。具体的には、解除したいリンクのリンク元となって
いる部品を選択状態に、あるいはリンク元となっている
カードをカードレイアウトマネージャーウインドウ12
2に表示した状態でサブメニュー200の「解除」をマ
ウスクリックで選択すると(図71のステップS31a
〜ステップS31c、図72のステップS32a)、選
択中部品、あるいは選択中の部品が存在しない場合には
カードレイアウトマネージャーウインドウ122表示中
カードをリンク元とするリンクを解除する(ステップS
32e)。この際、選択中の部品、あるいは選択中の部
品が存在しないときには、表示中のカードをリンク元と
するリンクが存在しない場合には、その旨を伝えるメッ
セージを表示するようにしてもよい(ステップS32
c、ステップS32d)。
【0295】また、リンク元の部品あるいはカードから
複数のリンクが設定されいる場合には、どの部品あるい
はカードをリンク先とするリンクを解除するのかを、例
えばリンク先のカード名あるいは部品名等を指示するこ
とにより指定できるようにしてもよい。
【0296】また、本実施形態では、一度設定したリン
クのリンク先、リンク元あるいはリンク先に送るメッセ
ージ内容の変更は、変更したいリンクを解除した後に再
度リンク設定を行うことで実行する。
【0297】リンク先がリンク元カードあるいはリンク
元部品がレイアウトされたカードとは異なるカードある
いは異なるカード上にレイアウトされた部品である場合
のように、カード間にまたがったリンクを解除すると
き、解除されたリンクに対応するリンクアイコンを削除
し、さらに、カードレイアウトマネージャー12におい
て処理中のスタックのマップが表示されている場合に
は、リンク解除時にマップビューアウインドウに表示中
の解除されたリンクに対応するリンクアイコンは非表
示、削除される(ステップS32f〜S32i)。
【0298】次に、リンク情報を表示する機能につい
て、主に、図72に示したフローチャートを参照して説
明する。
【0299】まず、例えば、図73に示したような状態
で、カードレイアウトマネージャーメニュー121の
「リンク」項目のサブメニュー200の「情報表示」項
目を選択することで(図71のステップS31a〜ステ
ップS31c、図72のステップS32j)、例えば、
図77に示すような、選択中の部品あるいは選択中の部
品が存在しない場合はカードレイアウトマネージャーウ
インドウ122に表示中のカードのリンクに関する情報
を表示したリンク情報表示用のウインドウ235を表示
する(ステップS32n)。
【0300】図77に示したように、「情報表示」項目
の選択により表示されるリンク情報表示用ウインドウ2
35には、選択中の部品、あるいは選択中の部品が存在
しない場合には表示中のカードをリンク元とするリンク
のリンク先の部品/カードの種別、部品/カード名、リ
ンクの実行によりリンク先に送られるメッセージの内容
などが記載されている。また、選択中の部品あるいは選
択中の部品が存在しない場合は、表示中のカードをリン
ク元とするリンクが存在しないとき、その旨を伝えるメ
ッセージを表示する(ステップS32m)。さらに、カ
ードレイアウトマネージャー12で処理中のスタックの
マップが表示されている場合には、リンク情報表示用ウ
インドウのによるリンク情報の表示と同時に、図78に
示すように、マップビューアウインドウに表示中のリン
ク先の部品がレイアウトされているカードのカードアイ
コン、あるいはリンク先のカードのカードアイコンにリ
ンク先であることを現すマーク201を表示させるよう
にしてもよい。
【0301】本実施形態では、リンク情報表示用ウイン
ドウ235に表示中の情報に対しては、変更等の操作は
行えず、リンク情報表示用ウインドウ235はユーザー
の「クローズ」ボタン235aの選択により非表示され
るが(ステップS32o〜S32p)、他の実施形態と
して、表示させたリンク情報を変更できるようにしても
よい。
【0302】また、本実施形態では、対象部品あるいは
カードをリンク元とするリンクの情報のみを表示するよ
うにしたが、他の実施形態として、対象部品あるいはカ
ードをリンク先とするリンクの情報も合わせて表示する
ようにしても良い。
【0303】次に、動作シミュレーションを行うための
プロトタイプを実行する機能について、図79に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0304】例えば、図36に示したような状態で、カ
ードレイアウトマネージャーメニュー121の「実行」
の項目にカーソル18を移動してマウスでクリックする
と、図80に示すように、「実行」に対応するサブメニ
ュー202が表示される(ステップS33a〜ステップ
S33b)。「実行」のサブメニュー202の項目に
は、「プロトタイプ実行」がある。サブメニュー202
の「プロトタイプ実行」を選択することにより、カード
レイアウトマネージャーでの編集作業を中断してプロト
タイプの実行を行うことができる(ステップS33c〜
ステップS33d)。
【0305】なお、本実施形態では、カードレイアウト
マネージャーメニュー121の「実行」メニュー項目の
サブメニュー202として「プロトタイプ実行」項目を
設け、サブメニュー202の「プロトタイプ実行」項目
を選択することでプロトタイプの実行を行うようにした
が、カードレイアウトマネージャーメニュー121の
「実行」メニュー項目を選択することでプロトタイプの
実行を行うようにしてもよい。
【0306】ユーザーの「プロトタイプ実行」項目の選
択により(ステップS33c)、カードレイアウトマネ
ージャーウインドウに表示中のカードは一度非表示され
(ステップS33i)、図81に示すように、カードレ
イアウトマネージャーメニュー121とカードレイアウ
トマネージャーウインドウ122は非表示されて(ステ
ップS33j〜ステップS33k)、ログマネージャー
14がカードレイアウトマネージャー12により起動さ
れ(ステップS33l)、新たにユーザーとログマネー
ジャー14との対話用のログマネージャーメニュー14
1とログマネージャーウインドウ142とが表示される
(ステップS33m〜ステップS33n)。
【0307】ログマネージャーウインドウ142には、
「プロトタイプ実行」項目を選択した時にカードレイア
ウトマネージャーウインドウ122に表示されていたカ
ードが再表示されており(ステップS33o)、ログマ
ネージャーウインドウ142に表示中のカードからのプ
ロトタイプを実行することができる。この際、必ずしも
ログマネージャーウインドウ142を新たに表示する必
要はなく、カードレイアウトマネージャーウインドウ1
22をそのまま使用するようにしてもよく、その場合、
ログマネージャー14が起動中であることをユーザーに
対して明確にするために例えば、ウインドウの枠の色を
変える等の工夫をしてもよい。ログマネージャー14で
の処理にに付いては後で詳細に説明する。
【0308】プロトタイプ実行時にはカードレイアウト
アネージャー12で選択中の部品があってもなくても構
わず、選択中部品が存在する場合には、選択マークの非
表示、選択解除処理(ステップS33g、S33h)が
追加される。
【0309】次に、処理中のスタックを保存する機能に
ついて、図82に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0310】例えば、図36に示したような状態で、カ
ードレイアウトマネージャーメニュー121の「スタッ
ク」の項目にカーソル18を移動してマウスをクリック
すると、図83に示すように、「スタック」に対応する
サブメニュー203が表示される(ステップS34a〜
S43b)。「スタック」のサブメニュー203の項目
には、「保存」、「終了」がある。
【0311】サブメニュー203の「保存」の項目にカ
ーソル18を移動してマウスでクリックすることで、現
在カードレイアウトマネージャー12で処理中のスタッ
クを保存することができる(ステップS34c〜S34
f)。この際に、選択状態にある部品が存在してもしな
くても構わない。
【0312】次に、カードレイアウトマネージャーを終
了する機能について、同じく、図82に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0313】図83に示したような状態で、「スタッ
ク」のサブメニュー203の「終了」の項目にカーソル
18を移動してマウスでクリックすることで(ステップ
S34a〜S34g)、カードレイアウトマネージャー
12による編集処理を中止し、カードレイアウトマネー
ジャー12を終了することができる。
【0314】カードレイアウトマネージャー12の終了
時に、選択状態の部品が存在するとき場合は、選択状態
にある部品の選択マークの非表示(ステップS23
j)、選択解除を行い(ステップS34k)、部品マネ
ージャー11が起動中の場合は、部品マネージャー11
の終了(ステップS34l〜ステップS34n)、カー
ドレイアウトマネージャーで処理中のスタックのマップ
が表示中の場合にはマップの非表示を同時に行う(ステ
ップS34o〜ステップS34s)。カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示中のカードの非表
示(ステップS34t)、カードレイアウトマネージャ
ーメニュー121の非表示(ステップS34u)、カー
ドレイアウトマネージャーウインドウ122の非表示が
行われ(ステップS34v)、カードレイアウトマネー
ジャー12を終了する(ステップS34w)。
【0315】そして、カードレイアウトマネージャー1
2が終了すると(ステップS34w)、スタックマネー
ジャー10のスタックマネージャーウインドウ102に
表示されているカードレイアウトマネージャー12で処
理中であったスタックのスタックアイコンから、カード
表示中であることを表すマークが非表示される(ステッ
プS34x)。
【0316】また、カードレイアウトマネージャー12
の終了時には、処理中のスタックを保存するかどうかを
ユーザーに問い合わせ、ユーザーがスタックの保存を希
望する場合には保存処理を行ってから、希望しない場合
は保存処理を行わずに終了処理を行うようにしてもよ
い。
【0317】次に、部品マネージャー11の機能および
動作について説明する。
【0318】部品マネージャー11は、例えば、図36
に示したような状態で、カードレイアウトマネージャー
メニュー121の「部品呼出」項目の選択でカードレイ
アウトマネージャー12により起動される。
【0319】部品マネージャー11の起動時には、前述
の図48に示したように、部品マネージャーメニュー1
11が表示される。部品マネージャー11は、カードレ
イアウトマネージャー12により起動されると、ユーザ
ーによる部品マネージャー11の終了指示があるまで部
品マネージャーメニュー111を表示したままの起動状
態にある。
【0320】部品マネージャー11は、カード上にレイ
アウトされる部品をデータベース7に登録されている部
品素材から作成し、現在カードレイアウトマネージャー
ウインドウ122に表示中のカードに登録する。さら
に、カードレイアウトマネージャーウインドウ122に
表示中のカードに登録された部品は表示され、新たに選
択状態になる。
【0321】図48に示したように、部品マネージャー
メニュー111には、作成することのできる部品の種類
毎のメニュー項目が用意されている。本実施形態では、
部品マネージャーメニュー111のメニューの項目には
文字を使用しているが、例えば図84に示すように、部
品の種類が判別できるようなイメージのアイコンにより
メニュー項目を構成するようにしてもよい。
【0322】以下、部品マネージャー11の各機能につ
いて説明する。
【0323】まず、テキストボタンを作成する機能につ
いて、図85に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0324】テキストボタンは、リンク元として設定す
ることの可能な部品であり、ユーザーの指定した文字列
をボタンのキートップに表示することのできる部品であ
る。例えば、図48に示したように、部品マネージャー
メニュー111が表示されている状態で、部品マネージ
ャーメニュー111の「テキストボタン」項目にカーソ
ル18を移動してマウスクリックで選択すると、図86
に示すような、新規にテキストボタンを作成するため
の、テキストボタンの属性設定用ウインドウ112が表
示される(ステップS35a〜ステップS35c)。
【0325】図86に示すように、テキストボタンを作
成するために設定する属性には、部品名、部品の横サイ
ズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、部品の背景
色、文字色、文字フォント、テキスト内容、部品がレイ
アウトされたカード表示時の初期状態などがあり、部品
の横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、部
品の背景色、文字色、文字フォント、初期状態には予め
デフォルトの値が設定されている。
【0326】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS35d)。
【0327】ユーザーの「OK」ボタン112aあるは
「Cancel」ボタン112bの選択により属性設定
ウインドウ112は非表示され(ステップS35e〜ス
テップS35g)、「OK」ボタン112aの選択の場
合は、設定された属性で新規にテキストボタンを作成し
て(ステップS35h)、カードレイアウトマネージャ
ーウインドウ122に表示中のカードに登録し(ステッ
プS35i)、「Cancel」ボタン112bの選択
の場合には部品作成処理を中止する。
【0328】カードに登録されたテキストボタンは表示
され(ステップS35j)、選択状態になり(ステップ
S35n)、選択マークが表示される(ステップS35
o)。このとき、すでに選択状態にある部品が存在する
ときには、その選択状態にある部品の選択マークを非表
示とし(ステップS35l)、選択が解除される(ステ
ップS35m)。
【0329】テキストボタンの属性として、ここで記述
したもの以外に、例えば、部品上での文字列の表示開始
位置の指定、文字の縦書き、横書きの指定、文字間隔の
指定など文字の編集に必要な属性を追加してもよい。ま
た、本実施形態では、テキストボタンの初期状態には
「表示」あるいは「非表示」が選択できるようになって
いる。これは、部品がレイアウトされたカードがプロト
タイプ実行状態で表示された時に、該部品はカード表示
と同時に「表示状態」あるいは「非表示状態」になるこ
とを指定しており、カードレイアウトマネージャー12
による編集状態では常時「表示状態」にある。
【0330】さらに、カードに登録する前に部品の外観
を確認するためのプレビュー機能を部品作成時に付加す
るようにしてもよい。
【0331】次に、イメージボタンを作成する機能につ
いて、図87に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0332】イメージボタンは、リンク元として設定す
ることの可能な部品であり、ユーザーの指定したイメー
ジファイルをボタンのキートップに表示することのでき
る部品である。
【0333】例えば、図48に示したように、部品マネ
ージャーメニュー111が表示されている状態で、部品
マネージャーメニュー111の「イメージボタン」項目
にカーソル18を移動してマウスクリックで選択する
と、図88に示すような、新規にイメージボタンを作成
するための、イメージボタンの属性設定用ウインドウ1
13が表示される(ステップS36a〜ステップS36
c)。
【0334】図88に示すように、イメージボタンを作
成するために設定する属性には、部品名、部品の横サイ
ズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、表示イメー
ジファイル名、部品がレイアウトされたカードの表示時
の初期状態などがあり、部品の横サイズ、縦サイズ、カ
ード上のX位置、Y位置、初期状態には予めデフォルト
の値が設定されている。
【0335】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS36d)。
【0336】ユーザーの「OK」ボタン113aあるい
は「Cancel」ボタン113bの選択により属性設
定ウインドウ113は非表示され(ステップS36e〜
ステップS36g)、「OK」ボタン113aの選択の
場合は、設定された属性で新規にイメージボタンを作成
して(ステップS36h)、カードレイアウトマネージ
ャーウインドウ122に表示中のカードに登録し(ステ
ップS36i)、「Cancel」ボタン113bの選
択の場合には部品作成処理を中止する。
【0337】カードに登録されたイメージボタンは表示
され(ステップS36j)、選択状態になり(ステップ
S36n)、選択マークが表示される(ステップS36
o)。このとき、すでに選択状態にある部品が存在する
ときには、その選択状態にある部品の選択マークは非表
示され(ステップS36l)、選択が解除される(ステ
ップS36m)。
【0338】本実施形態では、イメージボタンの初期状
態には「表示」あるいは「非表示」が選択できるように
なっている。これは、部品がレイアウトされたカードが
プロトタイプ実行状態で表示された時に、該部品はカー
ド表示と同時に「表示状態」あるいは「非表示状態」に
なることを指定しており、カードレイアウトマネージャ
ー12による編集状態では常時「表示状態」にある。
【0339】さらに、カードに登録する前に部品の外観
を確認するためのプレビュー機能を部品作成時に付加す
るようにしてもよい。
【0340】次に、テキスト部品を作成する機能につい
て図89に示すフローチャートを参照して説明する。
【0341】テキスト部品は、リンク先として設定する
ことは可能であるが、リンク元として設定することの不
可能な部品であり、ユーザーの指定した文字列を表示す
ることのできる部品である。
【0342】例えば、図48に示したように、部品マネ
ージャーメニュー111が表示されている状態で、部品
マネージャーメニュー111の「テキスト部品」項目に
カーソル18を移動してマウスクリックで選択すると、
図90に示すような、新規にテキスト部品を作成するた
めの、テキスト部品の属性設定用ウインドウ114が表
示される(ステップS37a〜ステップS37c)。
【0343】図90に示すように、テキスト部品を作成
するために設定する属性には、部品名、部品の横サイ
ズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、部品の背景
色、文字色、文字フォント、テキスト内容、部品がレイ
アウトされたカード表示時の初期状態などがあり、部品
の横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、部
品の背景色、文字色、文字フォント、初期状態には予め
デフォルトの値が設定されている。
【0344】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS37d)。
【0345】ユーザーの「OK」ボタン114aあるは
「Cancel」ボタン114bの選択により属性設定
ウインドウ114は非表示され(ステップS37e〜ス
テップS37g)、「OK」ボタン114aの選択の場
合は、設定された属性で新規にテキスト部品を作成して
(ステップS37h)、カードレイアウトマネージャー
ウインドウ122に表示中のカードに登録し(ステップ
S37i)、「Cancel」ボタン114bの選択の
場合には部品作成処理を中止する。
【0346】カードに登録されたテキスト部品は表示さ
れ(ステップS37j)、選択状態になり(ステップS
37n)、選択マークが表示される(ステップS37
o)。このとき、すでに選択状態にある部品が存在する
ときには、その選択状態にある部品の選択マークは非表
示され(ステップS37l)、選択が解除される(ステ
ップS37m)。
【0347】テキスト部品の属性として、ここで記述し
たもの以外に、例えば、部品上での文字列の表示開始位
置の指定、文字の縦書き、横書きの指定、文字間隔の指
定など文字あるいは文字列の編集に必要な属性を追加し
てもよい。また、本実施例では、テキスト部品の初期状
態には「表示」あるいは「非表示」が選択できるように
なっている。これは、部品がレイアウトされたカードが
プロトタイプ実行状態で表示された時に、該部品はカー
ド表示と同時に「表示状態」あるいは「非表示状態」に
なることを指定しており、カードレイアウトマネージャ
ー12による編集状態では常時「表示状態」にある。
【0348】さらに、カードに登録する前に部品の外観
を確認するためのプレビュー機能を部品作成時に付加す
るようにしてもよい。
【0349】次に、イメージ部品を作成する機能につい
て図91に示すフローチャートを参照して説明する。
【0350】イメージ部品は、リンク先として設定する
ことは可能であるが、リンク元として設定することの不
可能な部品であり、ユーザーの指定したイメージファイ
ルを表示することのできる部品である。
【0351】例えば、図48に示したように、部品マネ
ージャーメニュー111が表示されている状態で、部品
マネージャーメニュー111の「イメージ部品」項目に
カーソル18を移動してマウスクリックで選択すると、
図92に示すような、新規にイメージ部品を作成するた
めの、イメージ部品の属性設定用ウインドウ115が表
示される(ステップS38a〜ステップS38c)。
【0352】図92に示すように、イメージ部品を作成
するために設定する属性には、部品名、部品の横サイ
ズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、表示イメー
ジファイル名、部品がレイアウトされたカード表示時の
初期状態などがあり、部品の横サイズ、縦サイズ、カー
ド上のX位置、Y位置、初期状態には予めデフォルトの
値が設定されている。
【0353】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS38d)。
【0354】ユーザーの「OK」ボタン115aあるい
は「Cancel」ボタン115bの選択により属性設
定ウインドウ115は非表示され(ステップS38e〜
ステップS38g)、「OK」ボタン115aの選択の
場合は、設定された属性で新規にイメージ部品を作成し
て(ステップS38h)、カードレイアウトマネージャ
ーウインドウ122に表示中のカードに登録し(ステッ
プS38i)、「Cancel」ボタン115bの選択
の場合には部品作成処理を中止する。
【0355】カードに登録されたイメージ部品は表示さ
れ(ステップS38j)、選択状態になり(ステップS
38n)、選択マークが表示される(ステップS38
o)。このとき、すでに選択状態にある部品が存在する
ときには、その選択状態にある部品の選択マークは非表
示され(ステップS38l)、選択が解除される(ステ
ップS38m)。
【0356】本実施形態例では、イメージ部品の初期状
態には「表示」あるいは「非表示」が選択できるように
なっている。これは、部品がレイアウトされたカードが
プロトタイプ実行状態で表示されたときに、該部品はカ
ード表示と同時に「表示状態」あるいは「非表示状態」
になることを指定しており、カードレイアウトマネージ
ャー12による編集状態では常時「表示状態」にある。
【0357】さらに、カードに登録する前に部品の外観
を確認するためのプレビュー機能を部品作成時に付加す
るようにしてもよい。
【0358】次に、特殊部品のテキストボタンを作成す
る機能について、図93に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0359】特殊部品は、画面仕様の出力の際にイメー
ジを出力しない部品であり、その種類にはテキストボタ
ン、イメージボタン、サウンド部品、音声合成部品があ
る。特殊部品のテキストボタンは画面仕様出力時にその
イメージを出力しないことを除けば前述のテキストボタ
ンと同一の部品である。
【0360】例えば、図48に示したように、部品マネ
ージャーメニュー111が表示されている状態で、部品
マネージャーメニュー111の「特殊部品」項目にカー
ソル18を移動してマウスクリックで選択すると、図9
7に示すような、「特殊部品」に対応するサブメニュー
116が表示される(ステップS37a〜ステップS3
7b)。
【0361】図97に示すように、サブメニュー116
の項目には、「テキストボタン」、「イメージボタ
ン」、「サウンド部品」、「音声合成部品」がある。
【0362】図97に示すようにサブメニュー116が
表示されている状態で、サブメニュー116の「テキス
トボタン」の項目にカーソル18を移動しマウスのクリ
ックにより選択すると、図98に示されるような、新規
に特殊部品のテキストボタンを作成するための、テキス
トボタンの属性設定用ウインドウ117が表示される
(ステップS39c〜ステップS39f)。
【0363】図98に示すように、特殊部品のテキスト
ボタンを作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、
部品の背景色、文字色、文字フォント、テキスト内容、
部品がレイアウトされたカード表示時の初期状態などが
あり、部品の横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、
Y位置、部品の背景色、文字色、文字フォント、初期状
態には予めデフォルトの値が設定されている。
【0364】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS39g)。
【0365】ユーザーの「OK」ボタン117aあるは
「Cancel」ボタン117bの選択により属性設定
ウインドウ117は非表示され(ステップS39h〜ス
テップS37j)、「OK」ボタン117aの選択の場
合は、設定された属性で新規に特殊部品のテキストボタ
ンを作成して(ステップS39k)、カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示中のカードに登録
し(ステップS39l)、「Cancel」ボタン11
7bの選択の場合には部品作成処理を中止する。
【0366】カードに登録されたテキストボタンは表示
され(ステップS39m)、選択状態になり、選択マー
クが表示される(ステップS39p)。このとき、すで
に選択状態にある部品が存在するときには、その選択状
態にある部品の選択マークは非表示され、選択が解除さ
れる(ステップS39o)。
【0367】特殊部品のテキストボタンの属性として、
ここで記述したもの以外に、例えば、部品上での文字列
の表示開始位置の指定、文字の縦書き、横書きの指定、
文字間隔の指定など文字および文字列の編集に必要な属
性を追加してもよい。また、本実施例では、特殊部品の
テキストボタンの初期状態には「表示」あるいは「非表
示」が選択できるようになっている。これは、部品がレ
イアウトされたカードがプロトタイプ実行状態で表示さ
れたときに、該部品はカード表示と同時に「表示状態」
あるいは「非表示状態」になることを指定しており、カ
ードレイアウトマネージャー12による編集状態では常
時「表示状態」にある。
【0368】さらに、カードに登録する前に部品の外観
を確認するためのプレビュー機能を部品作成時に付加す
るようにしてもよい。
【0369】次に、特殊部品のイメージボタンを作成す
る機能について、主に、図94に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0370】特殊部品のイメージボタンは画面仕様出力
時にそのイメージを出力しないことを除けば前述のイメ
ージボタンと同一の部品である。
【0371】図97に示すようにサブメニュー116が
表示されている状態で、サブメニュー116の「イメー
ジボタン」の項目にカーソル18を移動してマウスクリ
ックで選択すると(図93のステップS39c)、図9
9に示すような、新規に特殊部品のイメージボタンを作
成するための、イメージボタンの属性設定用ウインドウ
118が表示される(ステップS40a〜ステップS4
0c)。
【0372】図99に示すように、特殊部品のイメージ
ボタンを作成するために設定する属性には、部品名、部
品の横サイズ、縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、
表示イメージファイル名、部品がレイアウトされたカー
ドの表示時の初期状態などがあり、部品の横サイズ、縦
サイズ、カード上のX位置、Y位置、初期状態には予め
デフォルトの値が設定されている。
【0373】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS40d)。
【0374】ユーザーの「OK」ボタン118aあるい
は「Cancel」ボタン118bの選択により属性設
定ウインドウ118は非表示され(ステップS40e〜
ステップS40g)、「OK」ボタン118aの選択の
場合は、設定された属性で新規に特殊部品のイメージボ
タンを作成して(ステップS40h)、カードレイアウ
トマネージャーウインドウ122に表示中のカードに登
録し(ステップS40i)、「Cancel」ボタン1
18bの選択の場合には部品作成処理を中止する。
【0375】カードに登録されたイメージボタンは表示
され(ステップS40j)、選択状態になり、選択マー
クが表示される(ステップS40m)。このとき、すで
に選択状態にある部品が存在するときには、その選択状
態にある部品の選択マークは非表示され、選択が解除さ
れる(ステップS40l)。
【0376】本実施形態では、特殊部品のイメージボタ
ンの初期状態には「表示」あるいは「非表示」が選択で
きるようになっている。これは、部品がレイアウトされ
たカードがプロトタイプ実行状態で表示されたときに、
該部品はカード表示と同時に「表示状態」あるいは「非
表示状態」になることを指定しており、カードレイアウ
トマネージャー12による編集状態では常時「表示状
態」にある。
【0377】さらに、カードに登録する前に部品の外観
を確認するためのプレビュー機能を部品作成時に付加す
るようにしてもよい。
【0378】次に、特殊部品のサウンド部品を作成する
機能について、主に、図95に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0379】特殊部品のサウンド部品は、リンク先とし
て設定することは可能であるが、リンク元として設定す
ることの不可能な部品であり、ユーザーに指定したサウ
ンドファイルを出力することのできる部品である。
【0380】図97に示すようにサブメニュー116が
表示されている状態で、サブメニュー116の「サウン
ド部品」の項目にカーソル18を移動してマウスクリッ
クで選択すると(図93のステップS39c)、図10
0に示すような、新規に特殊部品のサウンド部品を作成
するための、サウンド部品の属性設定用ウインドウ11
9が表示される(ステップS41a〜ステップS41
c)。
【0381】図100に示すように、特殊部品のサウン
ド部品を作成するために設定する属性には、部品名、イ
メージアイコンの横サイズ、縦サイズ、イメージアイコ
ンのカード上のX位置、Y位置、出力サウンドファイル
名、部品がレイアウトされたカードの表示時の初期状態
などがあり、イメージアイコンの横サイズ、縦サイズ、
イメージアイコンのカード上のX位置、Y位置、初期状
態には予めデフォルトの値が設定されている。
【0382】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS41d)。
【0383】ユーザーの「OK」ボタン119aあるい
は「Cancel」ボタン119bの選択により属性設
定ウインドウ119は非表示され(ステップS41e〜
ステップS41g)、「OK」ボタン119aの選択の
場合は、設定された属性で新規に特殊部品のサウンド部
品を作成して(ステップS41h)、カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示中のカードに登録
し(ステップS41i)、「Cancel」ボタン11
9bの選択の場合には部品作成処理を中止する。
【0384】カードに登録されたサウンド部品は表示さ
れ(ステップS41j)、選択状態になり、選択マーク
が表示される(ステップS41m)。このとき、すでに
選択状態にある部品が存在するときには、その選択状態
にある部品の選択マークは非表示され、選択が解除され
る(ステップS41l)。
【0385】本実施形態では、特殊部品のサウンド部品
の初期状態には「出力する」あるいは「出力しない」が
選択できるようになっている。これは、部品がレイアウ
トされたカードがプロトタイプ実行状態で表示されたと
きに、該部品はカード表示と同時に「サウンド出力をす
る」あるいは「サウンド出力しない」ことを指定してお
り、カードレイアウトマネージャー12による編集状態
では常時「サウンド出力しない」状態にある。ここで、
サウンド部品の初期状態として、例えば、プロトタイプ
の実行時にサウンド部品を現すイメージアイコンの表示
あるいは非表示を指定するようにし、サウンド部品自身
は他の部品あるいはカードからのリンクにより活性化の
メッセージを受けた時にサウンド出力するようにしても
よい。
【0386】さらに、カードに登録する前に部品のサウ
ンド出力を確認するためのサウンド再生機能を部品作成
時に付加するようにしてもよい。
【0387】次に、特殊部品の音声合成部品を作成する
機能について、主に、図96に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0388】図97に示すようにサブメニュー116が
表示されている状態で、サブメニュー116の「音声合
成部品」の項目にカーソル18を移動してマウスクリッ
クで選択すると(図93のステップS39c)、図10
1に示すような、新規に特殊部品の音声合成部品を作成
するための、音声合成部品の属性設定用ウインドウ20
4が表示される(ステップS42a〜ステップS42
c)。
【0389】図101に示すように、特殊部品の音声合
成部品を作成するために設定する属性には、部品名、イ
メージアイコンの横サイズ、縦サイズ、イメージアイコ
ンのカード上のX位置、Y位置、出力内容の日本語文
章、男性音、女性音の区別、部品がレイアウトされたカ
ードの表示時の初期状態などがあり、イメージアイコン
の横サイズ、縦サイズ、イメージアイコンのカード上の
X位置、Y位置、男性音、女性音の区別、初期状態には
予めデフォルトの値が設定されている。
【0390】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS42d)。
【0391】ユーザーの「OK」ボタン204aあるい
は「Cancel」ボタン204bの選択により属性設
定ウインドウ204は非表示され(ステップS42e〜
ステップS42g)、「OK」ボタン204aの選択の
場合は、設定された属性で新規に特殊部品の音声合成部
品を作成して(ステップS42h)、カードレイアウト
マネージャーウインドウ122に表示中のカードに登録
し(ステップS42i)、「Cancel」ボタン20
4bの選択の場合には部品作成処理を中止する。
【0392】カードに登録された音声合成部品は表示さ
れ(ステップS42j)、選択状態になり、選択マーク
が表示される(ステップS42m)。このとき、すでに
選択状態にある部品が存在するときには、その選択状態
にある部品の選択マークは非表示され、選択が解除され
る(ステップS42l)。
【0393】本実施形態では、特殊部品の音声合成部品
の初期状態には「出力する」あるいは「出力しない」が
選択できるようになっている。これは、部品がレイアウ
トされたカードがプロトタイプ実行状態で表示されたと
きに、該部品はカード表示と同時に「規則合成音出力す
る」あるいは「規則合成音出力しない」ことを指定して
おり、カードレイアウトマネージャー12による編集状
態では常時「規則合成音出力しない」の状態にある。こ
こで、音声合成部品の初期状態として、例えば、プロト
タイプの実行時に音声合成部品を現すイメージアイコン
の表示あるいは非表示を指定するようにし、音声合成部
品自身は他の部品あるいはカードからのリンクにより活
性化のメッセージを受けた時に規則合成音出力するよう
にしてもよい。
【0394】さらに、カードに登録する前に部品の規則
合成音出力を確認するための規則合成音再生機能を部品
作成時に付加するようにしてもよい。
【0395】次に、部品マネージャー11の動画部品を
作成する機能について図102に示すフローチャートを
参照して説明する例えば、前述の図48に示すように、
部品マネージャーメニュー111の「動画部品」項目に
カーソル18を移動してマウスクリックで選択すると、
図103に示すような、新規に動画部品を作成するため
の、動画部品の属性設定用ウインドウ205が表示され
る(ステップS43a〜ステップS43c)。
【0396】図103に示すように、動画部品を作成す
るために設定する属性には、部品名、部品の横サイズ、
縦サイズ、カード上のX位置、Y位置、表示動画ファイ
ル名、部品がレイアウトされたカード表示時の初期状態
などがあり、部品の横サイズ、縦サイズ、カード上のX
位置、Y位置、初期状態には予めデフォルトの値が設定
されている。
【0397】ユーザーは設定したい項目の入力領域にカ
ーソル18を移動してマウスをクリックして選択し、値
をキーボードから入力するか、入力領域の選択により表
示される選択枝の中から候補を選択することで設定を行
う(ステップS43d)。
【0398】ユーザーの「OK」ボタン205aあるい
は「Cancel」ボタン205bの選択により属性設
定ウインドウ205は非表示され(ステップS43e〜
ステップS43g)、「OK」ボタン205aの選択の
場合は、設定された属性で新規に動画部品を作成して
(ステップS43h)、カードレイアウトマネージャー
ウインドウ122に表示中のカードに登録し(ステップ
S43i)、「Cancel」ボタン205bの選択の
場合には部品作成処理を中止する。
【0399】カードに登録された動画部品は表示され
(ステップS43j)、選択状態になり(ステップS4
3n)、選択マークが表示される(ステップS43
o)。このとき、すでに選択状態にある部品が存在する
ときには、その選択状態にある部品の選択マークは非表
示され(ステップS43l)、選択が解除される(ステ
ップS43m)。
【0400】本実施形態では、動画部品の初期状態には
「表示」あるいは「非表示」が選択できるようになって
いる。これは、部品がレイアウトされたカードがプロト
タイプ実行状態で表示されたときに、該部品はカード表
示と同時に「表示状態」あるいは「非表示状態」になる
ことを指定しており、カードレイアウトマネージャー1
2による編集状態では常時「表示状態」にある。ここ
で、動画部品の初期状態として、例えば、プロトタイプ
の実行時に部品がレイアウトされたカードが表示される
と同時に「動画再生する」あるいは「動画再生しない」
を指定するようにし、動画部品は常に先頭のフレームを
表示しているものとしてもよい。
【0401】さらに、カードに登録する前に部品の内容
を確認するための動画再生機能を部品作成時に付加する
ようにしてもよい。
【0402】次に、部品マネージャーを終了する機能に
ついて、図104に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0403】例えば、図48に示したように、部品マネ
ージャーメニュー111が表示されている状態で、部品
マネージャーメニュー111の「終了」の項目にカーソ
ル18を移動してマウスクリックで選択すると(ステッ
プS44a〜ステップS44b)、部品マネージャーメ
ニュー111は非表示され(ステップS44c)、部品
マネージャー11が終了する(ステップS44d)。
【0404】以上、本発明のGUI画面設計装置におけ
る、グラフィカル・ユーザ・インタ−フェイス(GU
I)の操作画面の設計、画面間の遷移動作の設計を行う
エディティング部8の各部の機能および処理動作につい
て説明した。
【0405】次に、このエディティング部8で設計され
た結果をシミュレート(プロトタイプの実行操作)する
プロトタイプ実行部9の各部の機能および処理動作につ
いて説明する。
【0406】プロトタイプの実行、すなわち、設計した
カードの動作の確認は、本発明のグラフィカル・ユーザ
ー・インタフェース画面設計装置のプロトタイプ実行部
9によって実行される。
【0407】プロトタイプ実行部9は、ユーザーからの
イベントを対象となるカードあるいは部品にカードレイ
アウトマネージャー12を経由して送り、各種イベント
の発生、表示中カード、イベント入力された部品などの
情報をログファイルとして記録するログマネージャー1
4と、例えばタッチパネル、音声認識装置、センサ等の
試行用入力装置を制御するデバイスマネージャー15と
で構成される。
【0408】設計したカードの動作の確認をしようとす
るユーザーは、図79を参照して説明したように、カー
ドレイアウトマネージャー12が起動中の状態で、カー
ドレイアウトマネージャーメニュー121の「実行」メ
ニュー項目をマウスのクリック等で選択する。カードレ
イアウトマネージャーメニュー121の「実行」項目が
選択されると、図80に示したような「実行」項目に対
応する「プロトタイプ実行」のサブメニュー202が表
示され、この「プロトタイプ実行」メニュー項目の選択
によりログマネージャー14が起動される。
【0409】ログマネージャー14が起動されると、図
81に示したように、カードレイアウトマネージャーメ
ニューとカードレイアウトマネージャーウインドウは非
表示され、新たにログマネージャー14により行うこと
が可能な操作のメニュー項目を表示したログマネージャ
ーメニュー141とログマネージャーウインドウ142
とが表示される。
【0410】ログマネージャーウインドウ142には、
「プロトタイプ実行」項目を選択した時にカードレイア
ウトマネージャーウインドウ122に表示されていたカ
ードが表示され、ログマネージャーウインドウ142に
表示中のカードからのプロトタイプを実行する。この
際、必ずしもログマネージャーウインドウ142を新た
に生成する必要はなく、カードレイアウトマネージャー
ウインドウをそのまま使用するようにしてもよいことは
前述したとおりである。
【0411】本実施形態では、編集時にカードレイアウ
トマネージャーウインドウに表示していたカードからプ
ロトタイプの実行を行うようにしているが、「プロトタ
イプ実行」のメニュー選択により、予め設定された所定
のカード、例えば処理中のスタック内の先頭カードから
プロトタイプの実行を行うようにしてもよい。
【0412】また、本実施形態では、ログマネージャー
メニュー141のメニュー項目には文字を表示してメニ
ューにより行うことのできる操作を表しているが、これ
を例えば、図105に示すような、イメージアイコンな
どにより操作内容を現すようにしても構わない。
【0413】また、本実施形態では、カードレイアウト
マネージャーメニューの「実行」項目のサブメニュー項
目である「プロトタイプ実行」を選択することでプロト
タイプの実行を行うようにしているが、サブメニューを
必ずしも用意する必要はなく、カードレイアウトマネー
ジャーメニューの「実行」項目を選択することでプロト
タイプの実行を行うようにしてもよい。
【0414】また、プロトタイプ実行時に、カードレイ
アウトマネージャー12によりログファイルの出力が設
定されている場合は、例えば、現在表示中のカード、ユ
ーザーの入力イベントの種類、入力イベントを受けとっ
た部品の種類、部品名、入力イベントの発生した時刻等
をログファイルに書き込むようにしてもよい。
【0415】まず、プロトタイプ実行部9のログマネー
ジャー14について説明する。
【0416】前述したように、ログマネージャー14が
起動されて、図81に示したように、ログマネージャー
メニュー141が表示されるが、このログマネージャー
メニュー141には、ログマネージャー14により行う
ことが可能な操作のメニュー項目が表示されている。す
なわち、ログマネージャー14の機能としては、プロト
タイプの実行、プロトタイプの一時停止、プロトタイプ
の終了の3項目がある。
【0417】ログマネージャーメニュー141の各メニ
ュー項目は、ユーザーにより選択されると、その旨を示
すマークやメニューの色が変わるなど、ユーザーが選択
したことを示す選択マークが表示されるようになってお
り、このマークはメニュー項目により指示される処理が
終了した段階等の適当な時点で非表示される。
【0418】以下、ログマネージャー14の各機能につ
いて図106、図107に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0419】図81に示したように、ログマネージャー
メニュー141が表示された状態で、ログマネージャー
メニュー141の「実行」項目にカーソルを例えばマウ
スにより移動して選択することで、プロトタイプの実行
を開始する(ステップS45a〜ステップS45b)。
【0420】プロトタイプ実行状態になると、スタック
内の各カード及びカード上にレイアウトされた部品は活
性化され、それぞれ初期状態として設定されている状態
に移行する(ステップS45c)。
【0421】図108は、カードレイアウトマネージャ
ー12による編集時のカードの一例を示す。ここでは、
部品206の属性として、部品名には「訂正キー」が、
初期状態には「非表示」が設定されており、部品207
〜216の属性として、部品名にはそれぞれ「1ボタ
ン」、「2ボタン」、「3ボタン」、「4ボタン」、
「5ボタン」、「6ボタン」、「7ボタン」、「8ボタ
ン」、「9ボタン」、「0ボタン」が、初期状態にはそ
れぞれ「表示」が、実行後状態にはそれぞれ「表示」
が、リンク先にはそれぞれ部品206が、リンク先に送
る実行メッセージにはそれぞれ「活性化」が設定されて
いる。
【0422】プロトタイプ実行時には、図109に示す
ような状態で表示される。すなわち、図108では、図
108の部品206は初期状態が「非表示」であるの
で、プロトタイプ実行状態になると非表示される。ま
た、プロトタイプ実行開始で、部品207〜216のう
ちのどれかにユーザーからの入力イベントが発生すると
(ステップS45d〜ステップS45h)、イベント入
力の会った部品はリンク先である部品206に「活性
化」のメッセージを送り(ステップS45i〜ステップ
S45j)、実行後状態として設定されている状態に移
行し(ステップS45k)、部品206が表示される
(ステップS45l)。
【0423】カードレイアウトマネージャー12による
編集時にはマウスなどによるユーザーからの入力イベン
トは部品が編集操作の対象として選択されたと解釈する
が、プロトタイプ実行時には部品のリンク実行指示と解
釈される。具体的には、例えばユーザーが部品をマウス
のカーソルで選択あるいは、表示装置1の上に設置され
た試行用入力装置6であるタッチパネル上で部品を指示
した際、この部品にリンクが設定されている場合には
(ステップS45i)、部品はリンク先部品にメッセー
ジ送信を実行し(ステップS45j)、自らは実行後状
態として設定されている状態に移行する(ステップS4
5k)。
【0424】プロトタイプ実行時には、ログマネージャ
ー14はタッチパネルあるいは、音声認識装置、センサ
等である試行用入力装置6からのユーザーによる入力イ
ベントをデバイスマネージャー15経由で制御する(ス
テップS45e)。また、制御された入力イベントはデ
バイスマネージャー15からスログマネージャー14及
びカードレイアウトマネージャー12を経由して対象の
カードあるいは部品に通知される(ステップS45f〜
S45h)。
【0425】さらに、プロトタイプ実行時にマップビュ
ーア13が起動中であり、処理中のスタックのマップを
表示している場合には、ログマネージャーウインドウ1
42に表示中のカードを表すマップビューアウインドウ
上のカードアイコンに現在ログマネージャーウインドウ
に表示中であることを示すマークを付けるようにしても
よい。
【0426】図81に示したように、ログマネージャー
メニュー141が表示された状態で、ログマネージャー
メニュー141の「一時停止」項目にカーソル18を例
えばマウスにより移動して選択することで(図106の
ステップS45a、図107のステップS46a)、プ
ロトタイプの実行を一時停止する(ステップS46
b)。この段階で、さらに、図81に示したようにログ
マネージャーメニュー141の「実行」項目にカーソル
18を例えばマウスにより移動して選択することで、一
時停止したプロトタイプを一時停止したカードから再度
実行することができる(ステップS46c、図106の
ステップS45b〜ステップS45l)。
【0427】図81に示したように、ログマネージャー
メニュー141が表示された状態で、ログマネージャー
メニュー141の「終了」項目にカーソルを例えばマウ
スにより移動して選択することで(図106のステップ
S45a、図107のステップS46d)、プロトタイ
プの実行を終了し、ログマネージャー14を終了するこ
とができる。
【0428】ログマネージャー14の終了の際には、ロ
グマネージャーウインドウ142に表示中のカードは一
旦非表示され(ステップS46e)、ログマネージャー
メニュー141、ログマネージャーウインドウ142は
非表示され(ステップS46f〜ステップS46g)、
カードレイアウトマネージャーメニュー121、カード
レイアウトマネージャーウインドウ122が再度表示さ
れる(ステップS46i〜ステップS46j)。この
際、カードレイアウトマネージャーウインドウ122に
は、ログマネージャーメニュー141の「終了」項目を
選択した時点でログマネージャーウインドウ142に表
示されていたカードが再表示される(ステップS46
k)。ログマネージャー14を終了することで、カード
あるは部品は再度カードレイアウトマネージャーで編集
可能な状態になる(ステップS46h)。
【0429】以上、ユーザーとの対話用の操作画面をG
UI画面設計装置上で構築する際のユーザー・インタフ
ェースエディタ3における操作に付いて説明したが、本
発明によるGUI画面設計装置では、既に用意されてい
る客先提出量の仕様書を利用することが可能である。最
初からユーザーとの対話用の操作画面をGUI画面設計
装置上に構築するのではなく、仕様書を利用してある程
度操作画面を自動生成することにより、ユーザーの手間
を軽減することができる。
【0430】そこで、次に、GUI画面設計装置におけ
る、画面仕様書をもとにした操作画面の自動生成を行う
機能および処理動作について、図110に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0431】既に作成された仕様書等の画面仕様を入力
するために、ユーザーはユーザー・インタフェース・エ
ディタ3のスタックマネージャー10を起動する。前述
したように、スタックマネージャー10を起動すると、
図4に示したように、スタックマネージャー10により
行うことが可能な操作のメニュー項目を表示したスタッ
クマネージャーメニュー101と、GUI画面設計装置
で既に設計されたアプリケーションを現すスタックアイ
コン102と、スタックアイコン102を表示するため
のスタックマネージャーウインドウ103と、マウス操
作あるいはキーボード操作によりユーザーの指示入力を
行うカーソル18が表示される。
【0432】この状態で、読み込んだ画面仕様に基づい
て構築するカードを管理するスタックのスタックアイコ
ンをスタックマネージャーウインドウ上で選択してか
ら、スタックマネージャーメニュー101の「画面仕
様」項目にカーソル18を例えばマウスで移動して選択
すると、図16に示したように「読み込み」と「書き出
し」項目を持つサブメニュー105が表示される(ステ
ップS47a〜ステップS47b)。ここで、「読み込
み」項目を選択することで、画面仕様書の画面仕様の入
力を行うことができる。
【0433】スタックマネージャー10は、サブメニュ
ー105の「読み込み」の項目が選択されると(ステッ
プS47c〜S47d)、予め選択されたスタック内
に、入力される情報に従って生成されるカード及び部品
を作成する。
【0434】紙に出力されている画面仕様書の読取りの
ための仕様入力装置16としては、例えばスキャナ等が
ある。
【0435】図111に画面仕様書の具体例を示す。画
面の仕様を表した画面仕様書は、通常、操作画面1つに
ついて1枚用意されている。図111において、画面仕
様書には、操作画面を識別するための画面番号と、操作
画面の名称を表す画面名称と、操作画面を表す図形30
0内に、ボタン等の対話部品やマルチメディア情報を表
示する部品のイメージ図形、表示文字等が描かれてい
る。ここで、操作画面を表す図形300は、本発明によ
るGUI画面設計装置でのカードであり、操作画面を表
す図形内に描かれている図形はカード上にレイアウトさ
れる部品となる。さらに、画面仕様書の操作画面を表す
図形300の特定の位置に存在する図形301、302
には、例えば、それぞれ「タイトル」、「案内文言」と
いった名称が付けられており、操作画面を表す図形自身
には、「背景」という名称が付けられている。また、画
面仕様書の操作画面を表す図形300の領域外に記述さ
れている文章は、例えば画面の各領域の色を指定するた
めのものである。
【0436】図111の画面仕様書では、「タイトル」
という名称が付された図形301は、その領域内に文字
列「いらっしゃいませ」を持ち、「案内文言」という名
称が付された図形302は、その領域内に文字列「ご利
用のお取引きを押して下さい。」をもつ。「タイトル」
(図形301)の文字列の文字色、つまり文字列「いら
っしゃいませ」の文字色は緑色で、下地色、つまり「タ
イトル」の背景色は黒色であることを示し、「案内文
言」(図形302)の文字列の文字色、つまり文字列
「ご利用のお取引きを押して下さい。」の文字色は黒色
で、下地色、つまり「案内文言」の背景色は白色である
ことを示し、「背景」の色は低輝度白であることを示し
ている。
【0437】図16に示したサブメニュー105の「読
み込み」にカーソル18をマウスなどで移動して選択す
ると、スタックマネージャー10はサブメニュー105
を非表示し(ステップS47e)、例えば、図112に
示すような案内用メッセージ217を表示するなどして
ユーザーに仕様入力の準備を促す(ステップS47
g)。なお、前述したように、この画面仕様書の読み込
みを行い際には、その読み込んだ画面仕様に基づいて構
築するカードを管理する、スタックが選択されている必
要がある(ステップS47f)。
【0438】スキャナに画面仕様書をセットするなどし
て準備が整うと、ユーザーは例えば案内用メッセージ2
17の「OK」ボタン217aをカーソル18をマウス
で移動して選択することで、準備が整ったことをスタッ
クマネージャー10に通知し(ステップS47h)、ス
タックマネージャー10は案内用メッセージ217を非
表示して(ステップS47j)、仕様入力部4の仕様入
力装置16を制御して画面仕様の画像を入力し画像処理
部17へ転送する(ステップS47k)。
【0439】この際、案内用メッセージ217の「Ca
ncel」ボタン217bを選択すると、スタックマネ
ージャー10は案内用メッセージ217を非表示して画
面仕様入力処理を中止する(ステップS47i)。
【0440】画像処理部17では、例えば、2値化処
理、ラベリング処理、ラベリングされた領域の大きさ、
配置等の計測処理、文字認識処理など、図面読取り技術
や光学式文字認識技術で使われる公知の技術で図形、文
字を認識し、認識結果と、図形あるいは文字の座標値を
図形情報及び文字情報としてスタックマネージャー10
に転送する(ステップS47l)。
【0441】スタックマネージャー10は、それに具備
されたルール辞書10aを参照して、画面仕様書から得
られる情報を解析する(ステップS47m)。このルー
ル辞書10aには、例えば、次の(1)〜(21)に示
すように、図形情報、文字情報からカードあるいは部品
を生成し、必要な属性を設定するためのルール、文書情
報の意味を解析するためのルール、図形あるいは文字列
の位置及び状態から対応する部品の種類を特定するため
のルール(仕様書の書式)等が記述されている。 (1)最も面積が大きい、あるいは他の図形を全て包含
する図形はカードであり、その名称は“背景”である。 (2)カードを表す図形の図形領域外に存在し、文字列
「画面番号」に続く数字は、カードの識別番号である。 (3)カードを表す図形の図形領域外に存在し、文字列
「画面略称」に続く文字列はカードの属性であるカード
名を示す。 (4)カード上で(x1、y1)、(x2、y2)、(x3、y
3)、(x4、y4)を頂点とする領域内に存在し、かつ自
身の領域内に文字列が存在する図形の部品種類はテキス
ト部品であり、その名称は“タイトル”である。 (5)カード上で(x5、y5)、(x6、y6)、(x7、y
7)、(x8、y8)を頂点とする領域内に存在し、かつ自
身の領域内に文字列が存在する図形の部品種類はテキス
ト部品であり、その名称は“案内文言”である。 (6)名称が“タイトル”、“案内文言”以外であり、
自らの領域内に文字列が存在し、かつその文字列中に
「イラスト」という文字列が存在しない図形の部品種類
はテキストボタンでり、図形内に位置する文字列をテキ
ストボタンの表示文字列として持つ。 (7)名称が“タイトル”、“案内文言”以外であり、
自らの領域内に文字列が存在し、かつその文字列中に
「イラスト」という文字列が存在する図形の部品種類は
イメージ部品であり、図形内に位置する文字列の内、
「イラスト」という文字列以前に出現する文字列をイメ
ージ部品ののイメージファイル名として持つ。 (8)カードを表す図形内に存在し、他の図形の領域外
に位置する文字列はテキスト部品であり、その文字列を
テキスト部品の表示テキストとして持ち、文字列を包含
するサイズをテキスト部品のサイズとして持ち、カード
の背景色と同じ色の色名をテキスト部品の属性である背
景色の値として持つ。 (9)テキストの色の色名は、指示がない限りblack で
ある。 (10)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で、「黒色」は色名の“black ”を表す。 (11)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で、「緑色」は色名の“green ”を表す。 (12)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で、「黄色」は色名の“yellow”を表す。 (13)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で、「白」は色名の“white ”を表す。 (14)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で、「低輝度白」は色名の“lightgray ”である。 (15)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で「背景」は、カードを示す。 (16)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で「タイトル」は、“タイトル”の名称を持つ部品を
示す。 (17)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で「案内文言」は、“案内文言”の名称を持つ部品を
示す。 (18)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で「文言色」は、部品の属性の文字色を示し、文字列
「文言色」に続く文字列が文字色名を示す。 (19)カードを表す図形の図形領域外に存在する文字
列で「下地色」は、部品の属性の背景色を示し、文字列
「下地色」に続く文字列が背景色名を示す。 (20)カードを表す図形の図形領域外に存在し、かつ
「:」が存在する文字列は、「:」の右側に指示が、左
側に指示の対象が記述されている。 (21)カードを表す図形の図形領域外に存在し、かつ
「−」が存在する文字列は、「−」の右側に指示が、左
側に指示の対象が記述されている。
【0442】なお、このようなルールは、仕様書の読み
込みを開始する際に、あらかじめ設定されている必要が
あることはいうまでもない。
【0443】スタックマネージャー10は、このような
ルールを管理するルール辞書10aを用いて情報を解析
し(ステップS47m)、認識した図形情報から例えば
最も面積の大きい図形あるは他の全ての図形を包含する
ような図形をカードと判断して、図形情報及び文字情報
からカード上にレイアウトされる部品を生成し各属性の
値を設定することにより、画面仕様書からの画面仕様を
入力して指定されたスタック内にカードを生成し(ステ
ップS47n)、その生成されたカードをあらかじめ選
択されたスタック内に登録する(ステップS47o)。
【0444】1枚目の画面仕様書の処理が終了すると
(ステップS47p)、スタックマネージャー10は例
えば、図113に示すような画面仕様入力処理の続行を
問い合わせるメッセージ218を表示し(ステップS4
7q)、ユーザーに同一スタック内にて管理されるべき
次の画面の仕様書の入力準備を促す。
【0445】ここで、ユーザーは、入力準備を終了後に
問合せメッセージ218の「OK」ボタン218aをカ
ーソル18をマウスで移動して選択し画面仕様入力処理
を続行するか、問合せメッセージ218の「終了」ボタ
ン218bを選択して仕様入力処理を終了する(ステッ
プS47r)。
【0446】ユーザーが引き続き仕様入力を行うことを
選択すると、スタックマネージャー10は問合せメッセ
ージ218を非表示して(ステップS47s)、前述の
ステップS47kに戻り、1枚目の仕様書の場合と同様
の処理を繰り返し、同一のスタック内にカードを作成し
ていく。
【0447】ユーザーが画面仕様入力処理の終了を選択
した場合は、スタックマネージャー10は案内メッセー
ジ218を非表示して(ステップS47t)、画面仕様
入力処理を終了する。
【0448】本実施形態では、画面仕様入力の際に画面
仕様書から得られる図形情報、文字情報を基に作成する
カード及び部品を管理するためのスタックを予め選択す
るようにしたが、予めスタックを選択することなく、画
面仕様入力の際にスタックマネージャー10が作成され
るカード及び部品を管理するスタック及び対応するスタ
ックアイコンを新規に作成するようにしてもよい。ま
た、画面仕様書を読み込んで解析した結果、全ての操作
画面上の取消ボタンの背景色は赤にする等といった、あ
る特定の文字列を属性として持つ部品が存在した場合に
は、該部品には予め定められた色を属性として設定する
ようにしてもよいし、全ての操作画面上の取り消しボタ
ンのカード上でのレイアウト位置を予め設定された位置
にするといった、ある特定の部品に付いてはその属性の
レイアウト位置には予め指定された値を設定するように
してもよい。さらに、スタックマネージャー10は、画
面仕様書解析用のルール辞書10aをユーザーによって
適宜追加、変更するための手段を有してもよい。
【0449】次に、GUI画面設計装置における、動作
仕様書をもとにした操作画面の動作の自動設定を行う機
能および処理動作について、図114に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0450】すなわち、既にユーザーによる操作に従っ
た処理手順の動作の仕様書がある場合には、この仕様書
を読み込み、認識、解析することにより、動作仕様書を
利用してある程度本発明によるGUI画面設計装置上で
使用する画面を自動作成することができる。動作仕様書
からは、処理中に必要な画面の枚数、ユーザーの入力イ
ベントによって発生する画面間での遷移、つまりリンク
の関係を得ることができる。
【0451】まず、前述したように、ユーザーはユーザ
ー・インタフェース・エディタ3のスタックマネージャ
ー10を起動し、図4に示したような状態から、読み込
んだ動作仕様に基づいて構築するカードを管理するスタ
ックのスタックアイコンをスタックマネージャーウイン
ドウ上で選択し、スタックマネージャーメニュー101
の「動作仕様」項目にカーソル18を例えばマウスで移
動して選択すると、図18に示したように「読み込み」
と「書き出し」項目を持つサブメニュー106が表示さ
れる(ステップS48a〜ステップS48b)。ここ
で、「読み込み」項目を選択することで、動作仕様書の
動作仕様を入力することができる。
【0452】スタックマネージャー10は、サブメニュ
ー106の「読み込み」の項目が選択されると(ステッ
プS48c〜ステップS48d)、予め選択されたスタ
ック内に、スキャナ等の仕様入力装置16入力される動
作仕様書に従って生成されるカード及び部品を作成す
る。
【0453】図115に動作仕様書の具体例を示す。動
作仕様書では、特定の取り引きでのシステムの状態と、
状態の遷移が把握できるように記述される。図115に
おいて、動作仕様書には、例えば、銀行のATMによる
支払い取り引きでの手順が記述されており、四角形で囲
まれた文字列がATMの状態を、矢印で状態の遷移を、
矢印の近傍の文字列で状態遷移の条件をそれぞれ表して
いる。ここで、それぞれのATMの状態には、操作画面
が存在することより、各状態を、本発明によるGUI画
面設計装置のカードで表すことができ、それぞれの状態
の名称が対応するカードのカード名となる。状態間の移
動は、カード上の部品の選択によりリンク先のカードに
実行メッセージを送ることで実行されるカードの遷移で
表現すことができ、状態移行時の条件がカード遷移のト
リガー、つまり、リンクのリンク元となる部品の部品名
である。また、どの処理に対する動作の仕様書であるか
を表す「処理名」は、動作仕様書に従って生成されるカ
ード及び部品を管理するスタックのスタック名に対応す
る。
【0454】図115に示す動作仕様書では、処理名と
して「支払取引」が与えられており、システムの最初の
状態は「顧客待ち」状態である。「顧客待ち」状態での
入力イベントには、「引出ボタン」というイベントがあ
る。「顧客待ち」状態で「引出ボタン」イベントが入力
されると、状態は「カード挿入」状態に移る。「カード
挿入」状態での入力イベントには、「カード挿入」と
「取消」というイベントがあり、「カード挿入」状態で
「カード挿入」イベントが入力されれると、状態は「通
帳挿入」状態に移り、また、「カード挿入」状態で「取
消」イベントが入力されると、状態は「顧客待ち」状態
に移る。「通帳挿入」状態での入力イベントには、「通
帳挿入」と「取消」というイベントがあり、「通帳挿
入」状態で「通帳挿入」イベントが入力されると、状態
は「暗証入力」状態に移り、また、「通帳挿入」状態で
「取消」イベントが入力されると状態は「カード受取」
状態に移る。「カード受取」状態でのイベントには、
「カード受取」というイベントがあり、「カード受取」
状態で「カード受取」イベントが入力されると、状態は
「顧客待ち」状態に移る。「暗証入力」状態でのイベン
トには、「暗証入力」と「取消」というイベントがあ
り、「暗証入力」状態で「暗証入力」イベントが入力さ
れると、状態は「金額入力」状態に移り、また、「暗証
入力」状態で「取消」イベントが入力されると、状態は
「通帳受取」状態に移る。「通帳受取」状態でのイベン
トには、「通帳受取」イベントがあり、「通帳受取」状
態で「通帳受取」イベントが入力されると、状態は「カ
ード受取」状態に移る。「金額入力」状態でのイベント
には、「確認」と「訂正」と「取消」というイベントが
あり、「金額入力」状態で「確認」イベントが入力され
ると、状態は「交信中」状態に移り、「金額入力」状態
で「訂正」イベントが入力されると、状態は再度「金額
入力」状態に移り、また、「金額入力」状態で「取消」
イベントが入力されると、状態は「通帳受取」状態に移
る。「交信中」状態でのイベントには、「交信終了」と
いうイベントがあり、「交信中」状態で「交信終了」イ
ベントが入力されると、状態は「現金受取」状態に移
る。「現金受取」状態でのイベントには、「現金受取」
というイベントがあり、「現金受取」状態で「現金受
取」イベントが入力されると、状態は「媒体受取」状態
に移る。「媒体受取」状態でのイベントには、「媒体受
取」というイベントがあり、「媒体受取」状態で「媒体
受取」イベントが入力されると、状態は「顧客待ち」状
態に移る。
【0455】図18のサブメニュー106の「読み込
み」にカーソル18をマウスなどで移動して選択する
と、スタックマネージャー10はサブメニュー106を
非表示し、(ステップS48e)、例えば、図116に
示すような案内用メッセージ219を表示するなどして
ユーザーに仕様入力の準備を促す(ステップS48
g)。なお、前述したように、この動作仕様書の読み込
みを行い際には、その読み込んだ動作仕様に基づいて構
築するカードを管理する、スタックが選択されている必
要がある(ステップS48f)。
【0456】スキャナに画面仕様書をセットするなどし
て準備が整うと、ユーザーは例えば案内用メッセージ2
19の「OK」ボタン219aをカーソル18をマウス
で移動して選択することで、準備が整ったことをスタッ
クマネージャー10に通知し(ステップS48h)、ス
タックマネージャー10は案内用メッセージ219を非
表示して(ステップS48j)、仕様入力部4の仕様入
力装置16を制御して動作仕様の画像を入力し画像処理
部17へ転送する(ステップS48k)。
【0457】この際、案内用メッセージ219の「Ca
ncel」ボタン219bを選択すると、スタックマネ
ージャー10は案内用メッセージ219を非表示して動
作仕様入力処理を中止する(ステップS48i)。
【0458】画像処理部17では、例えば、2値化処
理、ラベリング処理、ラベリングされた領域の大きさ、
配置等の計測処理、文字認識処理など、図面読取り技術
や光学式文字認識技術で使われる公知の技術で図形、文
字を認識し、認識結果と、図形あるいは文字の座標値を
図形情報及び文字情報としてスタックマネージャー10
に転送する(ステップS48l)。
【0459】スタックマネージャー10は、それに具備
されたルール辞書10aを参照して、動作仕様書から得
られる情報を解析する(ステップS48m)。このルー
ル辞書10aには、例えば、次の(22)〜(27)に
示すように、図形情報、文字情報からカードあるいは部
品を生成し、必要な属性を設定するためのルールが記述
されている。 (22)文字列「処理名:」に続く文字列は、スタック
名を表す。 (23)図形中の四角形は、カードを表す。 (24)四角形で囲まれる領域内に位置する文字列は、
カードの名前である。 (25)図形中の矢印はリンクの存在を現し、矢印の始
点に存在する四角形で現されるカード上にリンク先がカ
ードである部品が存在することを示す。 (26)矢印の近傍に位置する文字列は、矢印の始点に
存在する四角形で現されるカード上のリンク先がカード
である部品の名前である。 (27)矢印の終点に存在する四角形で現されるカード
は、矢印の始点に存在する四角形で現されるカード上の
部品のリンク先である。
【0460】スタックマネージャー10は、このような
ルールを管理するルール辞書10aを用いて情報を解析
し(ステップS48m)、例えば、認識した図形情報か
ら四角形を抽出し、抽出された四角形の個数に応じてス
タック内にカードを作成する。また、文字認識結果及び
文字列の位置情報から、作成した各カードに対応する名
前をカードに設定する。さらに、図形情報から矢印を抽
出し、矢印の始点に対応するカード上に、矢印の近傍に
位置する文字列の認識結果を名前として持つ部品を作成
し、その部品に矢印の終点に位置するカードをリンク先
としてリンク設定を行うことにより、仕様書からの動作
仕様を入力してスタック内にカードを生成し(ステップ
S48n)、その生成されたカードをあらかじめ選択さ
れたスタック内に登録する(ステップS48o)。
【0461】1枚目の動作仕様書の処理が終了すると
(ステップS48p)、スタックマネージャー10は例
えば、図117に示すような動作仕様入力の続行を問合
せるメッセージ220を表示し(ステップS48q)、
ユーザーに同一スタック内にて管理されるべき次の動作
の仕様書の入力準備を促す。
【0462】ここで、ユーザーは、入力準備を終了後に
案内用メッセージ220の「OK」ボタン220aをカ
ーソル18をマウスで移動して選択し動作仕様入力処理
を続行するか、案内用メッセージ220の「終了」ボタ
ン220bを選択して仕様入力処理を終了する(ステッ
プS48r)。
【0463】ユーザーが引き続き仕様入力を行うことを
選択すると、スタックマネージャー10は案内用メッセ
ージ220を非表示して(ステップS48s)、前述の
ステップS48kに戻り、1枚目の仕様書の場合と同様
の処理を繰り返し、同一のスタック内にカードを作成し
ていく。
【0464】ユーザーが動作仕様入力処理の終了を選択
した場合は、スタックマネージャー10は案内メッセー
ジ220を非表示して(ステップS48t)、動作仕様
入力処理を終了する。
【0465】本実施形態では、動作仕様入力の際に動作
仕様書から得られる図形情報、文字情報を基に作成する
カード及び部品を管理するためのスタックを予め選択す
るようにしたが、予めスタックを選択することなく、動
作仕様入力の際にスタックマネージャー10が作成され
るカード及び部品を管理するスタック及び対応するスタ
ックアイコンを新規に作成するようにしてもよい。さら
に、スタックマネージャー10は、動作仕様書解析用の
ルール辞書10aをユーザーによって適宜追加、変更す
るための手段を有してもよい。
【0466】また、他の実施形態として、動作は仕様か
ら得られる情報をもとに作成するカードおよび部品を管
理するために選択したスタック内にすでにカードが存在
する場合、仕様書から得られるカード名と同じカード名
をもつカードについては、新規にカードを作成せずに、
既存のカード上に画面遷移のトリガーとなる部品を作
成、登録するようにしてもよい。さらに、画面遷移の条
件を部品名としてもつ部品が遷移元の画面名と同じ名前
をもつカード上に既に存在する場合には、カードの場合
と同様に、新規に部品を作成せずに、既存の部品を利用
するようにする。
【0467】本発明のGUI画面設計装置では、前述し
たように、ユーザーがユーザー・インタフェース・エデ
ィタ3で設計したアプリケーションの仕様を客先提出用
の仕様書として出力することが可能である。これにより
仕様書を最初から描画ツールあるいはワードプロセッサ
等を用いて作成し直す必要がなくなる。
【0468】そこで、次に、本発明のGUI画面設計装
置により設計された画面の仕様を出力する機能および処
理動作について、図118に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0469】まず、ユーザーはユーザー・インタフェー
ス・エディタ3のスタックマネージャー10を起動す
る。前述したように、スタックマネージャー10を起動
すると、図4示したように、スタックマネージャー10
により行うことが可能な操作のメニュー項目を表示した
スタックマネージャーメニュー101と、GUI画面設
計装置で既に設計されたアプリケーションを表すスタッ
クアイコン102と、スタックアイコン102を表示す
るためのスタックマネージャーウインドウ103と、マ
ウス操作あるいはキーボード操作によりユーザーの指示
入力を行うカーソル18が表示される。
【0470】この状態で、画面仕様出力の対象となるス
タックを選択してから、スタックマネージャーメニュー
101の「画面仕様」項目にカーソル18を例えばマウ
スで移動して選択すると、図15に示したように「読み
込み」と「書き出し」項目を持つサブメニュー105が
表示される(ステップS49a〜ステップS49b)。
ここで、サブメニュー105の「書き出し」項目を選択
することで、スタックマネージャー10は画面仕様を出
力する。
【0471】スタックマネージャー10は、サブメニュ
ー105の「書き出し」の項目が選択されると(ステッ
プS49c〜S49d)、サブメニュー105を非表示
とし(ステップS49e)、選択されているスタック内
のカードとカード上の部品のイメージと、カードあるい
は部品の属性として設定されている色名等の情報を抽出
して(ステップS49g)、例えば図106に示したよ
うな画面仕様書の書式に変換して(ステップS49
h)、プリンタ等の仕様出力装置5で出力する(ステッ
プS49i〜S49j)。この際、カードの属性として
設定されているカードの名前を操作画面の名称を表すも
のとして出力するようにしてもよい。また、本発明によ
るGUI画面設計装置では、特殊部品に付いてはそのイ
メージを画面仕様として出力しないようになっている。
必要がある(ステップS47f)。画面仕様出力の対象
となるスタックは選択されている。
【0472】次に、本発明のGUI画面設計装置により
設計された動作の仕様を出力する機能および処理動作に
ついて、図119に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0473】まず、動作仕様を出力するスタックのスタ
ックアイコンを選択した状態で、スタックマネージャー
メニュー101の「動作仕様」項目にカーソル18を例
えばマウスで移動して選択すると、図18に示すように
「読み込み」と「書き出し」項目を持つサブメニュー1
06が表示される(ステップS50a〜ステップS50
b)。ここで、サブメニュー106の「書き出し」項目
を選択することで、スタックマネージャー10は既に本
発明によるGUI画面設計装置により設計された動作の
仕様を出力する。
【0474】スタックマネージャー10は、サブメニュ
ー106の「書き出し」の項目が選択されると(ステッ
プS50c〜S50d)、サブメニュー106を非表示
し(ステップS50e)、選択されているスタック内の
全てのカードに対してカードの属性として設定されてい
る名前を抽出する。さらに、カード上にレイアウトされ
ている部品中でカードをリンク先として持つ部品に対し
ては、その部品がレイアウトされているカードの名前と
部品自身の名前、及びリンク先カードの名前を抽出する
(ステップS50g)。
【0475】抽出されたそれぞれの情報を仕様出力装置
5で例えば図115に示したような動作仕様書の書式に
変換して(ステップS50h)、プリンタ等の仕様出力
装置5に出力する(ステップS50i〜S50j)。こ
の際、スタックの属性として設定されているスタックの
名前を出力する動作仕様の処理名を表すものとして出力
するようにしてもよい。また、本発明によるGUI画面
設計装置では、選択したスタック内の全てのカードに付
いて動作仕様を出力するようになっているが、例えば、
どの部品からもリンク先として指定されておらず、か
つ、カードをリンク先に指定した部品がレイアウトされ
ていないカードに付いては動作仕様の情報として抽出し
ないようにしてもよい。画面仕様出力の場合と同様に、
動作仕様出力の場合にも、対象となるスタックは選択さ
れている必要がある(ステップS50f)。
【0476】以上、本発明によるGUI画面設計装置で
の新規画面の作成、編集操作、プロトタイプ実行操作、
仕様入力操作、及び仕様出力操作について説明した。
【0477】このようなGUI画面設計装置を用いて、
ユーザがあらかじめ作成された仕様書をもとに所望のG
UI画面設計を行う場合の手順の一具体例について、図
120に示すフローチャートを参照して簡単に説明す
る。
【0478】まず、ユーザは、あらかじめ作成された画
面仕様書を仕様入力装置16を介して入力する(ステッ
プS51a)。その際、図105に示したような処理動
作が行われ、スタックマネージャー10で、あらかじめ
選択された1つのスタック内に登録されたカードとして
管理される。
【0479】所望の画面仕様書の入力が終了した後、次
に、動作仕様書の入力を図114に示したような処理動
作に従って行う(ステップS51b)。すると、その操
作仕様書の記載内容をもとに、ステップS51aであら
かじめ選択されたスタック内に登録された複数の画面間
がリンクされて、自動的に画面動作が設定される。
【0480】その後、必要に応じて、カードレイアウト
マネージャー12を起動して画面の編集処理、新規画面
の作成、およびそれらのリンク設定を前述したように行
うことができる(ステップS51c〜S51e)。
【0481】所望の画面の作成、および、その動作の設
定が終了したら、次に、ログマネージャー14を起動し
て、図102〜図103に示したように動作シミュレー
ションを行う(ステップSS51f)。
【0482】シミュレーション結果が、ユーザが所望す
るものでなかったときは、適宜、カードレイアウトマネ
ージャー12を起動して画面の編集、動作設定等を行
い、動作シミュレーションの結果所望の結果が得られた
ら、スタックマネージャー10に管理されているスタッ
クの内容を画面仕様書、動作仕様書として仕様出力装置
5を介して出力すればよい(ステップS51g)。
【0483】このように、上記実施形態によれば、ユー
ザ・インターフェイス・エディタ3のエディティング部
8のカードレイアウトマネージャー12でカード上に各
種部品をレイアウトし、その部品の属性の設定と、カー
ドと部品、部品と部品、カードとカードの間にリンク設
定(関連付け)を行い、部品がレイアウトされた複数の
カードからなる所望の操作画面およびそれら画面間の遷
移動作を構築し、その構築された操作画面および動作
を、スタックマネージャー10で例えば銀行における引
き出し、振り込み、入金等の各種取り引き処理毎にまと
めてスタックとして管理し、また、仕様書入力部4で、
仕様入力装置16を介して入力された画面仕様書、動作
仕様書の画像情報に対し、所定の画像処理、文字認識処
理を行って必要な情報を抽出し、その抽出された情報を
エディティング部8のスタックマネージャー10で、具
備されたルール辞書10aを参照して解析し、その解析
結果とデータベース7で管理されている素材部品をもと
に、カードレイアウトマネージャー12で操作画面とそ
の動作を自動的に再構築して、その構築された操作画面
および動作をスタックマネージャー10でスタック単位
で管理し、一方、このようにスタックマネージャー10
でスタック毎に管理されているあらかじめ構築された操
作画面および動作をもとに、エディティング部8のカー
ドレイアウトマネージャー12を経由して、プロトタイ
プ実行部9のログマネージャー14でプロトタイプの実
行(シミュレーション)を行い、また、仕様出力装置5
を介してあらかじめルール辞書10aで管理されている
規則に基づく所定の書式の画面仕様書、動作仕様書とし
て出力することにより、グラフィカル・ユーザー・イン
タフェースとしての操作画面の設計、画面間の遷移動作
の設計、それら設計された画面および動作の確認といっ
た、グラフィカル・ユーザー・インタフェースの画面設
計に必要な作業の支援が容易に行える。
【0484】なお、上記実施形態では、メニュー項目の
選択操作は、マウスのクリックで行うように説明した
が、特定のキーの組み合わせによるりキーボードからメ
ニュー選択の操作をするようにしてもよい。
【0485】また、本実施形態で説明したボタン等の対
話部品やテキスト、イメージ、サウンド、動画等のマル
チメディア情報の表示部品以外にも、例えば、指定され
た時間が経過すると指定された処理を行うようなタイマ
ー機能付きの部品等、必要に応じて部品を用意してもよ
いし、カードと部品、カード間、あるいは部品間に設定
することのできるリンクに、リンク先を条件によって指
定することのできる機能を付加してもよい。
【0486】さらに、画面仕様書及び動作仕様書からの
画面仕様、動作仕様の読み込みの際に画面仕様書に記載
された画面名で表されるでカード名と動作仕様書に記載
された状態名で現されるカード名で画面仕様と動作仕様
の対応を取ることで、同一処理に対する画面仕様、動作
仕様を仕様書から読み込み、同一スタック内にカード及
び部品を構築することも可能である。
【0487】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、グ
ラフィカル・ユーザー・インタフェースとしての操作画
面の設計、画面間の遷移動作の設計、設計された画面お
よび動作の確認が容易に行える画面設計装置を提供でき
る。
【0488】すなわち、コンピュータ・グラフィックス
を用いて操作画面をコンピュータ上に作成し、レイアウ
ト編集、リンク設定を行うことにより画面をユーザー・
インタフェースとして用いたシステムのための画面の設
計、動作の設計を行い、動作を確認する作業を支援する
ことができる。さらに、既に仕様書などが用意されてい
る場合には、その仕様書の情報を解析することにより、
自動的にコンピュータ・グラフィックスによる操作画面
及び動作を構築することができる。また、設計した仕様
を仕様書として出力することが可能となり、仕様書作成
の手間が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るGUI画面設計装置の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明のGUI画面設計装置で定義されるスタ
ック、カード、部品の関連を説明するための図。
【図3】スタックマネージャー起動時の処理動作を説明
するためのフローチャート。
【図4】スタックマネージャー起動時に表示されるスタ
ックマネージャーで操作することが可能な項目を示すス
タックマネージャーメニュー、スタックを表すスタック
アイコン、スタックアイコンを表示するスタックマネー
ジャーウインドウを説明するための図。
【図5】スタックマネージャーで新規スタック作成のた
めの処理動作を説明するためのフローチャート。
【図6】スタックマネージャーでの新規スタック作成の
ためのスタックマネージャーメニュー操作の一例を説明
するための図。
【図7】スタックマネージャーでのスタック名変更のた
めの処理動作を説明するためのフローチャート。
【図8】スタックマネージャーでのスタック編集のため
の処理動作を説明するためのフローチャート。
【図9】スタックマネージャーでのスタック編集のため
のスタックマネージャーメニュー操作の一例を説明する
ための図。
【図10】スタックマネージャーでのスタックのマップ
表示のための処理動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図11】マップビューア起動時に表示されているマッ
プビューアで操作することが可能な項目を示すマップビ
ューアメニュー、スタック内のカードを表すカードアイ
コンおよびカード間の関連を表すリンクアイコンを表示
するマップビューアウインドウを説明するための図。
【図12】スタックマネージャーでのスタック内のカー
ド表示のための処理動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図13】カードレイアウトマネージャー起動時に表示
されているカードレイアウトマネージャーで操作するこ
とが可能な項目を示すカードレイアウトマネージャーメ
ニュー、スタック内のカードおよびカード上の部品を表
示するカードレイアウトマネージャーウインドウと、ス
タックマネージャーでのスタック内のカード表示のため
のスタックマネージャーメニュー操作の一例を説明する
ための図。
【図14】カードレイアウトマネージャー起動時に表示
されているカードレイアウトマネージャーで操作するこ
とが可能な項目を示すカードレイアウトマネージャーメ
ニュー、スタック内のカードおよびカード上の部品を表
示するカードレイアウトマネージャーウインドウと、ス
タックマネージャーでのスタック内のカード表示のため
のスタックマネージャーメニュー操作の一例を説明する
ための図で、新たに選択したスタック内のカードを表示
しても良いかどうかを問い合わせるためのウインドウの
表示例も示した図。
【図15】スタックマネージャーでの画面仕様の入力あ
るいは出力のための処理動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図16】スタックマネージャーでの画面仕様の入力あ
るいは出力のためのスタックマネージャーメニュー操作
の一例を説明するための図。
【図17】スタックマネージャーでの動作仕様の入力あ
るいは出力のため処理動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図18】スタックマネージャーでの動作仕様の入力あ
るいは出力のためのスタックマネージャーメニュー操作
の一例を説明するための図。
【図19】スタックマネージャーでのユーザーインタフ
ェースエディタの終了のための処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図20】スタックマネージャーでのユーザーインタフ
ェースエディタの終了のためのスタックマネージャーメ
ニュー操作の一例を説明するための図。
【図21】マップビューア起動時の処理動作を説明する
ためのフローチャート。
【図22】マップビューア起動時に表示されるマップビ
ューアで操作することが可能な項目を示すマップビュー
アメニュー、スタック内のカードを表すカードアイコ
ン、カード間の関連を表すリンクアイコンを表示するマ
ップビューアウインドウを説明するための図。
【図23】マップビューア起動時に表示されるマップビ
ューアメニュー、マップビューアウインドウの他の表示
例を示した図。
【図24】マップビューアでのスタック内のカード表示
のための処理動作を説明するためのフローチャート。
【図25】マップビューアでのスタック内のカード表示
のための処理動作を説明するためのフローチャート。
【図26】マップビューアでのスタック内のカード表示
のためのマップビューアメニュー操作の一例を説明する
ための図。
【図27】マップビューアでのスタック内のカード表示
のためのマップビューアメニュー操作の一例を説明する
ための図。
【図28】マップビューアでのカード編集のための処理
動作を説明するためのフローチャート。
【図29】マップビューアでのカード編集のための処理
動作を説明するためのフローチャート。
【図30】マップビューアでのカード編集のためのマッ
プビューアメニュー操作の一例を説明するための図。
【図31】マップビューアを終了するための処理動作を
説明するためのフローチャート。
【図32】カードレイアウトマネージャー起動時の処理
動作を説明するためのフローチャート。
【図33】カードレイアウトマネージャー起動時の処理
動作を説明するためのフローチャート。
【図34】カードレイアウトマネージャー起動時の処理
動作を説明するためのフローチャート。
【図35】カードレイアウトマネージャー起動時の処理
動作を説明するためのフローチャート。
【図36】カードレイアウトマネージャー起動時に表示
されるカードレイアウトマネージャーで操作することが
可能な項目を示すカードレイアウトマネージャーメニュ
ー、スタック内のカードを表示するカードレイアウトマ
ネージャーウインドウを説明するための図。
【図37】カードレイアウトマネージャーウインドウ上
に表示されたカード上の部品を選択した際の選択マーク
の一例を示す図。
【図38】カードレイアウトマネージャーでのスタック
のマップ表示のための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図39】カードレイアウトマネージャーでの新規カー
ド作成するための処理動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図40】カードレイアウトマネージャーでの新規カー
ド作成、カードレイアウトマネージャーウインドウに表
示中のカードのカードアイコンイメージ切り替え、カー
ドレイアウトマネージャーウインドウに表示中のカード
を先頭カード指定するためのカードレイアウトマネージ
ャーメニュー操作の一例を説明するための図。
【図41】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーウインドウに表示中のカードのカ
ードアイコンイメージを切り替えるための処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図42】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーウインドウに表示中のカードを先
頭カード指定するための処理動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図43】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーウインドウに表示中のカードの次
カード表示のための処理動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図44】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーウインドウに表示中のカードの次
カード表示、前カード表示、スタック内の先頭カード表
示のためのカードレイアウトマネージャーメニュー操作
の一例を説明するための図。
【図45】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーウインドウに表示中のカードの前
カード表示のための処理動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図46】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーウインドウに表示中のカードが属
するスタック内の先頭カード表示のための処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図47】カードレイアウトマネージャーでの新規に部
品をカード上に登録するための処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図48】カードレイアウトマネージャーでの部品呼出
のためのカードレイアウトマネージャーメニュー操作お
よび部品マネージャー起動時に表示される部品マネージ
ャーで操作可能な項目を示す部品マネージャーの一例を
説明するための図。
【図49】カードレイアウトマネージャーでのカードお
よび部品編集のための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図50】カードレイアウトマネージャーでのカードお
よび部品編集のための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図51】カードレイアウトマネージャーでのカードお
よび部品編集のための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図52】カードレイアウトマネージャーでのカードお
よび部品編集のための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図53】カードレイアウトマネージャーでのカードお
よび部品編集のための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図54】カードレイアウトマネージャーでのカード編
集のためのカードレイアウトマネージャーメニュー操作
の一例を説明するための図。
【図55】カードレイアウトマネージャーでの部品編集
のためのカードレイアウトマネージャーメニュー操作の
一例を説明するための図。
【図56】カードレイアウトマネージャーでのテンプレ
ートカードの情報設定、カードの情報設定、部品の情報
設定、ログの情報設定のための処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図57】カードレイアウトマネージャーでのテンプレ
ートカードの情報設定、カードの情報設定、部品の情報
設定、ログの情報設定のための処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図58】カードレイアウトマネージャーでのテンプレ
ートカードの情報設定、カードの情報設定、部品の情報
設定、ログの情報設定のためのカードレイアウトマネー
ジャーメニュー操作の一例を説明するための図。
【図59】カードレイアウトマネージャーでのテンプレ
ートカードの情報設定用のウインドウの具体例を示した
図。
【図60】カードレイアウトマネージャーでのカードの
情報設定用のウインドウの具体例を示した図。
【図61】カードレイアウトマネージャーでのテキスト
ボタンの情報設定用のウインドウの具体例を示した図。
【図62】カードレイアウトマネージャーでのイメージ
ボタンの情報設定用のウインドウの具体例を示した図。
【図63】カードレイアウトマネージャーでの特殊部品
のテキストボタンの情報設定用のウインドウの具体例を
示した図。
【図64】カードレイアウトマネージャーでの特殊部品
のイメージボタンの情報設定用のウインドウの具体例を
示した図。
【図65】カードレイアウトマネージャーでの特殊部品
のサウンド部品の情報設定用のウインドウの具体例を示
した図。
【図66】カードレイアウトマネージャーでの特殊部品
の音声合成部品の情報設定用ウインドウの具体例を示し
た図。
【図67】カードレイアウトマネージャーでのテキスト
部品の情報設定用ウインドウの具体例を示した図。
【図68】カードレイアウトマネージャーでのイメージ
部品の情報設定用ウインドウの具体例を示した図。
【図69】カードレイアウトマネージャーでの動画部品
の情報設定用ウインドウの具体例を示した図。
【図70】カードレイアウトマネージャーでのログの情
報設定用ウインドウの具体例を示した図。
【図71】カードレイアウトマネージャーでのリンク設
定、リンク解除、リンク情報表示のための処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図72】カードレイアウトマネージャーでのリンク設
定、リンク解除、リンク情報表示のための処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図73】カードレイアウトマネージャーでのリンク設
定、リンク解除、リンク情報表示のためのカードレイア
ウトマネージャーメニュー操作の一例を説明するための
図。
【図74】カードレイアウトマネージャーでのリンク設
定操作の一例を説明するための図。
【図75】カードレイアウトマネージャーでのリンク設
定操作の一例を説明するための図。
【図76】カードレイアウトマネージャーでのリンク設
定操作の一例を説明するための図。
【図77】カードレイアウトマネージャーでのリンク情
報表示用のウインドウの一例を示す図。
【図78】カードレイアウトマネージャーでのリンク情
報表示用のウインドウの一例を示す図。
【図79】カードレイアウトマネージャーでのプロトタ
イプ実行のための処理動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図80】カードレイアウトマネージャーでのプロトタ
イプ実行のためのカードレイアウトマネージャーメニュ
ー操作の一例を説明するための図。
【図81】カードレイアウトマネージャーにより起動さ
れるログマネージャーの起動時に表示されるログマネー
ジャーで操作することが可能な項目を示すログマネージ
ャーメニュー、プロトタイプ実行を開始するカードが表
示されるログマネージャーウインドウを説明するための
図。
【図82】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーで処理中のスタックの保存、カー
ドレイアウトマネージャーの終了のための処理動作を説
明するためのフローチャート。
【図83】カードレイアウトマネージャーでのカードレ
イアウトマネージャーで処理中のスタックの保存、カー
ドレイアウトマネージャーの終了のためのカードレイア
ウトマネージャーメニュー操作の一例を説明するための
図。
【図84】本発明によるグラフィカル・ユーザー・イン
タフェース画面設計装置におけるユーザーインタフェー
スエディタの部品マネージャー起動時に表示される部品
マネージャーで作成することが可能な部品種類を示す部
品マネージャーメニューの他の一例を説明するための
図。
【図85】部品マネージャーでのテキストボタン作成の
ための処理動作を説明するためのフローチャート。
【図86】部品マネージャーでのテキストボタン作成の
ための部品マネージャーメニュー操作の一例を説明する
ための図で、作成するテキストボタンの属性設定用のウ
インドウの一例を示した図。
【図87】部品マネージャーでのイメージボタン作成の
ための処理動作を説明するためのフローチャート。
【図88】部品マネージャーでのイメージボタン作成の
ための部品マネージャーメニュー操作の一例を説明する
ための図で、作成するイメージボタンの属性設定用のウ
インドウの一例を示した図。
【図89】部品マネージャーでのテキスト部品作成のた
め処理動作を説明するためのフローチャート。
【図90】部品マネージャーでのテキスト部品作成のた
めの部品マネージャーメニュー操作の一例を説明するた
めの図で、作成するテキスト部品の属性設定用のウイン
ドウの一例を示した図。
【図91】部品マネージャーでのイメージ部品作成のた
めの処理動作を説明するためのフローチャート。
【図92】部品マネージャーでのイメージ部品作成のた
めの部品マネージャーメニュー操作の一例を説明するた
めの図で、作成するイメージ部品の属性設定用のウイン
ドウの一例を示した図。
【図93】部品マネージャーでの特殊部品作成のための
処理動作を説明するためのフローチャートで、主に、テ
キストボタンの作成のための処理動作を示している。
【図94】部品マネージャーでの特殊部品作成のための
処理動作を説明するためのフローチャートで、主に、イ
メージボタンの作成のための処理動作を示している。
【図95】部品マネージャーでの特殊部品作成のための
処理動作を説明するためのフローチャートで、主に、サ
ウンド部品の作成のための処理動作を示している。
【図96】部品マネージャーでの特殊部品作成のための
処理動作を説明するためのフローチャートで、主に、音
声合成部品の作成のための処理動作を示している。
【図97】部品マネージャーでの特殊部品作成のための
部品マネージャーメニュー操作の一例を説明するための
図。
【図98】部品マネージャーでの特殊部品のテキストボ
タン作成のための部品マネージャーメニュー操作の一例
を説明するための図で、作成する特殊部品のテキストボ
タンの属性設定用のウインドウの一例を示した図。
【図99】部品マネージャーでの特殊部品のイメージボ
タン作成のための部品マネージャーメニュー操作の一例
を説明するための図で、作成する特殊部品のイメージボ
タンの属性設定用のウインドウの一例を示した図。
【図100】部品マネージャーでの特殊部品のサウンド
部品作成のための部品マネージャーメニュー操作の一例
を説明するための図、作成する特殊部品のサウンド部品
の属性設定用のウインドウの一例を示した図。
【図101】部品マネージャーでの特殊部品の音声合成
部品作成のための部品マネージャーメニュー操作の一例
を説明するための図で、作成する特殊部品の音声合成部
品の属性設定用のウインドウの一例を示した図。
【図102】部品マネージャーでの動画部品作成のため
の処理動作を説明するためのフローチャート。
【図103】部品マネージャーでの動画部品作成のため
の部品マネージャーメニュー操作の一例を説明するため
の図で、作成する動画部品の属性設定用のウインドウの
一例を示した図。
【図104】部品マネージャーでの部品マネージャー終
了のための処理動作を説明するためのフローチャート。
【図105】カードレイアウトマネージャーにより起動
されるログマネージャーの起動時に表示されるログマネ
ージャーで操作することが可能な項目を示すログマネー
ジャーメニューの他の一例を示した図。
【図106】ログマネージャーでのシミュレーションの
実行、一時停止、終了のための処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図107】ログマネージャーでのシミュレーションの
実行、一時停止、終了のための処理動作を説明するため
のフローチャート。
【図108】カードレイアウトマネージャーでの編集中
のカード及びカード上の部品の様子の一例を示した図。
【図109】カードレイアウトマネージャーでのログマ
ネージャーでのプロトタイプ実行中のカード及びカード
上の部品の様子の一例を示した図。
【図110】スタックマネージャーでの画面仕様の読み
込みを実行するための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図111】画面仕様書の記述の具体例を示した図。
【図112】スタックマネージャーでの画面仕様の入力
操作の一例を説明するための図。
【図113】スタックマネージャーでの画面仕様の入力
操作の一例を説明するための図。
【図114】スタックマネージャーでの動作仕様の読み
込みを実行するための処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【図115】動作仕様書の記述の具体例を示した図。
【図116】スタックマネージャーでの動作仕様の入力
操作の一例を説明するための図。
【図117】スタックマネージャーでの動作仕様の入力
操作の一例を説明するための図。
【図118】スタックマネージャーにおける画面仕様出
力の処理動作を説明するめのフローチャート。
【図119】スタックマネージャーにおける動作仕様出
力の処理動作を説明するためのフローチャート。
【図120】GUI画面の設計手順の一具体例を示した
フローチャート。
【符号の説明】
1…表示装置、2…データ入力装置、3…ユーザーイン
タフェースエディタ、4…仕様入力部、5…仕様出力
部、6…試行用入力装置、7…データベース、8…エデ
ィティング部、9…プロトタイプ実行部、10…スタッ
クマネージャー、101…スタックマネージャーメニュ
ー、102…スタックアイコン、103…スタックマネ
ージャーウインドウ、104…スタックマネージャーメ
ニューのスタック編集サブメニュー、105…スタック
マネージャーメニューの画面仕様サブメニュー、106
…スタックマネージャーメニューの動作仕様サブメニュ
ー、227…スタックアイコンのカード表示中マーク、
217…画面仕様書読み込み用案内メッセージ、218
…2枚目以降の画面仕様書読み込み用案内メッセージ、
219…動作仕様書読み込み用案内メッセージ、220
…2枚目以降の動作仕様書読み込み用案内メッセージ、
11…部品マネージャー、111…部品マネージャーメ
ニュー、112…テキストボタン属性設定用ウインド
ウ、113…イメージボタン属性設定用ウインドウ、1
14…テキスト部品属性設定用ウインドウ、115…イ
メージ部品属性設定用ウインドウ、116…部品マネー
ジャーメニューの特殊部品サブメニュー、117…特殊
部品のテキストボタン属性設定用ウインドウ、118…
特殊部品のイメージボタン属性設定用ウインドウ、11
9…特殊部品のサウンド部品属性設定用ウインドウ、2
04…特殊部品の音声合成部品属性設定用ウインドウ、
205…動画部品属性設定用ウインドウ、12…カード
レイアウトマネージャー、121…カードレイアウトマ
ネージャーメニュー、122…カードレイアウトマネー
ジャーウインドウ、123…部品、124…部品の選択
マーク、125…カードレイアウトマネージャーメニュ
ーのカードサブメニュー、126…カードレイアウトマ
ネージャーメニューの表示サブメニュー、127…カー
ドレイアウトマネージャーメニューのカード用編集サブ
メニュー、128…カードレイアウトマネージャーメニ
ューの部品用編集サブメニュー、129…カードレイア
ウトマネージャーメニューの情報設定サブメニュー、2
00…カードレイアウトマネージャーメニューのリンク
サブメニュー、202…カードレイアウトマネージャー
メニューの実行サブメニュー、203…カードレイアウ
トマネージャーメニューのスタックサブメニュー、22
9…テンプレートカード情報設定用ウインドウ、230
…カード情報設定用ウインドウ、231…テキストボタ
ン情報設定用ウインドウ、232…ログ情報設定用ウイ
ンドウ、233…リンク設定時のリンク先確認用ウイン
ドウ、234…リンク設定時の実行メッセージ設定用ウ
インドウ、235…リンク情報表示時のリンク情報表示
用ウインドウ、13…マップビューア、131…マップ
ビューアメニュー、132…カードアイコン、133…
リンクアイコン、134…マップビューアウインドウ、
135…マップビューアメニューのカード編集サブメニ
ュー、201…カードアイコンのリンク先カードマー
ク、228…カードアイコンのカード表示中マーク、1
4…ログマネージャー、141…ログマネージャーメニ
ュー、142…ログマネージャーウインドウ、15…デ
バイスマネージャー、16…仕様入力装置、17…画像
処理部、18…カーソル、19…コピーバッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郡田 美香 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 神尾 広幸 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィカル・ユーザー・インタフェー
    スとしての操作画面の設計を支援する画面設計装置であ
    って、 所望の操作画面の特徴が記述された画面設計仕様書の画
    像を読取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読取られた画像の特徴から、前記所
    望の操作画面の特徴情報を抽出する情報抽出手段と、 この情報抽出手段で抽出された特徴情報を解析して、そ
    の解析結果をもとに前記所望の操作画面を操作画面を模
    擬した所定の大きさのカードとカード上に配置する部品
    として作成する第1の作成手段と、 操作画面を模擬した所定の大きさのカードを作成し、そ
    のカード上に配置する所望の部品を選択して、その部品
    の属性を設定することにより操作画面を作成する第2の
    作成手段と、 前記第1の作成手段で作成された操作画面あるいは前記
    第2の作成手段で作成された操作画面を編集する編集手
    段と、 前記第1の作成手段で作成された操作画面あるいは前記
    第2の作成手段で作成された操作画面あるいは部品を他
    の操作画面あるいは部品に関連付けることにより一連の
    操作画面の動作を設定する動作設定手段と、 この動作設定手段で動作が設定された一連の操作画面の
    動作シミュレーションを行うシミュレーション手段と、 を具備したことを特徴とする画面設計装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の作成手段は、前記情報抽出手
    段で抽出された前記所望の操作画面の特徴情報をもと
    に、その操作画面を構成する部品の種類を判断し、その
    判断された部品で前記所望の操作画面を作成することを
    特徴とした請求項1記載の画面設計装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の作成手段は、前記情報抽出手
    段で抽出された前記所望の操作画面の特徴情報をもと
    に、その操作画面を構成する部品の種類と、その部品の
    属性を判断し、その判断結果をもとに、前記所望の操作
    画面を作成することを特徴とした請求項1記載の画面設
    計装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の作成手段は、前記情報抽出手
    段で抽出された前記所望の操作画面の特徴情報をもと
    に、その操作画面を構成する部品の種類と、その部品の
    色を判断し、その判断結果をもとに、前記所望の操作画
    面を作成することを特徴とした請求項1記載の画面設計
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の作成手段は、前記情報抽出手
    段で抽出された前記所望の操作画面の特徴情報をもと
    に、その操作画面を構成する部品の種類と、その部品の
    配置位置を判断し、その判断結果をもとに、前記所望の
    操作画面を作成することを特徴とした請求項1記載の画
    面設計装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の作成手段は、前記情報抽出手
    段で抽出された前記所望の操作画面の特徴情報をもと
    に、その操作画面を構成する部品の種類を判断し、前記
    特徴情報のうち文字列と認識された特徴情報をもとに、
    その部品の属性を判断して、それら判断結果をもとに前
    記所望の操作画面を作成することを特徴とした請求項1
    記載の画面設計装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の作成手段は、前記情報抽出手
    段で抽出された前記所望の操作画面の特徴情報をもと
    に、その操作画面を構成する部品の種類を判断し、前記
    特徴情報のうち文字列と認識された特徴情報をもとに、
    その部品の色を判断して、それら判断結果をもとに前記
    所望の操作画面を作成することを特徴とした請求項1記
    載の画面設計装置。
  8. 【請求項8】 前記画像読取装置は、前記画面設計仕様
    書の画像を光学的に読取ることを特徴とした請求項1記
    載の画面設計装置。
  9. 【請求項9】 グラフィカル・ユーザー・インタフェー
    スとしての操作画面の設計を支援する画面設計装置であ
    って、 複数の操作画面間の遷移動作の特徴を記述した動作設計
    仕様書の画像を読取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読取られた画像の特徴から、前記操
    作画面間の遷移動作の特徴情報を抽出する情報抽出手段
    と、 この情報抽出手段で抽出された特徴情報を解析して、そ
    の解析結果をもとに、前記所望の操作画面を操作画面を
    模擬した所定の大きさのカードと、そのカード上に配置
    する部品として作成する第1の作成手段と、 前記情報抽出手段で抽出された特徴情報を解析して、そ
    の解析結果をもとに前記操作画面間の関連付けを行うこ
    とにより、一連の操作画面の動作を設定する第1の動作
    設定手段と、 操作画面を模擬した所定の大きさのカードを作成し、そ
    のカード上に配置する所望の部品を選択して、その部品
    の属性の設定を行うことにより操作画面を作成する第2
    の作成手段と、 前記第1の作成手段で作成された操作画面あるいは前記
    第2の作成手段で作成された操作画面を編集する編集手
    段と、 前記第1の作成手段あるいは前記第2の作成手段で作成
    された操作画面あるいは部品と他の操作画面あるいは部
    品との関連付けを行うことにより一連の操作画面の動作
    を設定する第2の動作設定手段と、 前記第1、第2の動作設定手段で動作が設定された一連
    の操作画面の動作シミュレーションを行うシミュレーシ
    ョン手段と、 を具備したことを特徴とする画面設計装置。
  10. 【請求項10】 前記画像読取装置は、前記動作設計仕
    様書の画像を光学的に読取ることを特徴とした請求項9
    記載の画面設計装置。
  11. 【請求項11】 グラフィカル・ユーザー・インタフェ
    ースとしての操作画面の設計を支援する画面設計装置で
    あって、 操作画面を模擬した所定の大きさのカードを作成し、そ
    のカード上に配置する所望の部品を選択して、その部品
    の属性を設定することにより操作画面を作成する作成手
    段と、 この作成手段で作成された操作画面を編集する編集手段
    と、 前記作成手段で作成された操作画面あるいは部品を他の
    操作画面あるいは部品に関連付けることにより一連の操
    作画面の動作を設定する動作設定手段と、 この動作設定手段で動作が設定された一連の操作画面の
    動作シミュレーションを行うシミュレーション手段と、 前記作成手段で作成された操作画面の特徴を所定の形式
    で記述した画面設計仕様書を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする画面設計装置。
  12. 【請求項12】 グラフィカル・ユーザー・インタフェ
    ースとしての操作画面の設計を支援する画面設計装置で
    あって、 操作画面を模擬した所定の大きさのカードを作成し、そ
    のカード上に配置する所望の部品を選択して、その部品
    の属性を設定することにより操作画面を作成する作成手
    段と、 この作成手段で作成された操作画面を編集する編集手段
    と、 前記作成手段で作成された操作画面を他の操作画面に関
    連付けることにより一連の操作画面の動作を設定する動
    作設定手段と、 この動作設定手段で動作が設定された一連の操作画面の
    動作シミュレーションを行うシミュレーション手段と、 前記動作設定手段で設定された一連の操作画面の動作の
    特徴を記述した動作設計仕様書を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする画面設計装置。
  13. 【請求項13】 前記部品は、対話的に文字表示、音声
    出力、画像表示を行うマルチメディア情報の表示部品で
    あることを特徴とする請求項1、9、11、12記載の
    画面設計装置。
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