JP5578872B2 - 再剥離性粘着剤組成物、これを用いた再剥離性粘着シート、この粘着シートを用いた積層体、電子部品の製造方法及びこの製造方法を用いて得られた電子部品 - Google Patents
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(1)グリーンシートの形成工程、(2)内部電極用導体層の形成工程、(3)積層工程、(4)プレス工程、(5)切断工程、(6)焼成工程、(7)外部電極用導体層の形成工程等からなる方法である。
このように積層工程と切断工程とでは、粘着シートに求められる特性が大きく異なることから、両工程で1つのシートを共通して使用することはできなかった。なぜなら、上記(3)積層工程又は(4)プレス工程において使用される粘着シートを上記(5)切断工程で使用した場合には、グリーンシート(積層体)をしっかり固定させておくことができなくなるからであり、逆に上記(5)切断工程で使用される粘着シートを上記(3)積層工程又は(4)プレス工程において使用した場合には、グリーンシートの位置精度を確保することができないためである。このため、積層工程を経て得られたグリーンシート(積層体)をPETフィルム又は粘着シートから粘着剤の糊残り等を起こすことなく剥離した後、この積層体を別の粘着シートの上に配置させ切断工程に供し、糊残り等を起こすことなく剥離させ積層セラミックコンデンサは製造されていた。このため、少なくとも2種類の粘着シート類を使用せざるを得ず作業性及び生産性の面でいまだ満足できるものではなかった。
本発明の他の目的は、上記再剥離性粘着シートを用いた積層体、電子部品の製造方法及びこの方法により得られた電子部品を提供することにある。
本発明の再剥離性粘着剤組成物は、(A)粘着性高分子樹脂、(B)イソシアネート系架橋剤、(C)刺激によりラジカル重合して架橋する架橋成分及び(D)重合開始剤を必須成分とするものである。
前記(A)成分のガラス転移温度は20℃〜40℃の範囲である。20℃未満である場合には、例えば、後述する高多層化積層コンデンサの製造におけるプレス工程において粘着剤が染み出し、加工体を汚染するからである。40℃を超えた場合には、後述する高多層化積層コンデンサの製造におけるプレス・切断工程で、被加工体に対する粘着力を十分に確保できないからである。
本発明に用いられる(A1)成分は、20〜50℃の範囲にガラス転移温度を有するアクリル系樹脂である。ガラス転移温度が20℃未満である場合には、後述する高多層化セラミックコンデンサの製造におけるプレス工程時に粘着剤が染み出す場合があり、50℃を超える場合には、プレス・切断工程の使用条件である高温領域における粘着力を十分に発現させることができなくなるからである。
が挙げられる。
本発明に用いられる(A2)成分は、−40℃〜10℃の温度範囲にガラス転移温度を有するアクリル系樹脂である。この温度範囲にすることにより、常温下での被加工体又は加工体に対する密着性を確保することができる。
本発明に用いられる(A3)成分は、少なくとも一部の構成モノマーとして炭素数が6〜8のアルキル基がエステル結合された(メタ)アクリル酸エステルモノマーである重合体である。炭素数を6以上とすることにより(A1)成分と比較して極性を低くさせることができ後述する高多層化セラミックコンデンサの製造における加工体との親和性を低下させ、加工後の再剥離性を向上させることができる。
本発明において使用される(B)成分とは、先に説明した(A)成分の間を架橋して架橋高分子を形成し得る物質を意味する。(B)成分が前記(A)成分の反応性官能基と反応して架橋高分子を形成することで、高温領域における充分な粘着力と加熱後の優れた剥離性を発揮させることが可能となる。
本発明で用いられる前記(C)成分としては、例えば、熱や光重合性の多官能オリゴマーまたはモノマーを挙げることができる。多官能オリゴマーまたはモノマーが重合することにより、粘着層の凝集力が向上し粘着力が低下し、加工体に対する剥離性が向上することになる。
前記(D)成分としては、熱重合開始剤と光重合開始剤等を挙げることができる。
これらを使用することにより、熱又は光による刺激を与えた際に前記(C)成分をラジカル重合させることができるので、本発明の粘着剤組成物の凝集力を高めることができ、糊残りを起こすことなく加工体から容易に剥離させることが可能となる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の再剥離性粘着剤組成物は、フィルム状ないしシート状の基材を備え、その少なくとも一方の表面に、本発明の再剥離性粘着剤組成物を含む粘着層を設けたものである。但し、本発明の再剥離性粘着剤組成物そのものをフィルム状ないしシート状に形成して再剥離性粘着シートと することも可能である。
本発明にいう「基材」とは、粘着層を支持するための部材であって、フィルム状ないしシート状を呈するものである。本明細書において「フィルム状ないしシート状」というときは、薄膜状ないし薄板 状の形状を意味し、通常は4〜250μmのものが用いられる。
本発明にいう「粘着層」とは、基材の少なくとも一方の表面を被覆するように形成された層であり、本発明の再剥離性粘着剤組成物を含むものである。
本発明において、高温・高圧下でのプレス工程が必要とされる使用目的である場合には粘着剤の染み出しを防ぐ観点から2〜30μmとすることが好ましい。
電子部品を製造する方法としては、電子部品の前駆体である被加工体を再剥離性粘着シートに仮固定し、その仮固定された被加工体に加工を施した後、再剥離性粘着シートを剥離して加工体を得る工程を備えた電子部品の製造方法があり、この際使用される再剥離性粘着シートとして、 本発明の再剥離性粘着シートを用いることができる。
尚、上記の各工程で、(4)プレス工程においては、被加工体がグリーンシートを、加工体が積層体を示すことになり、(5)切断工程においては、被加工体が積層体を、加工体が切断片を示すことになる。
次いで、120℃〜150℃に加熱又は光照射することにより、粘着剤の凝集力を高め、積層体を本発明の再剥離性粘着シートより剥離させる。
尚、(4)の工程の内、積層体を120℃〜150℃に加熱又は光照射する工程を省略することで、前記積層体を本発明の再剥離性粘着シートより剥離させることなく(5)の工程を連続して行うことができる。
片面に再剥離性粘着剤組成物を含有する再剥離性粘着層を有する再剥離性粘着シートに厚さ25μmのポリエステルフィルムを圧着し、次いで、40℃の温度雰囲気下で3日間放置した。3日間放置後の粘着シートの状態を目視にて観察し、相溶性を評価した。具体的には、粘着層塗膜の透明性が維持されている場合を「○」、粘着層塗膜が白濁している場合を「×」として評価した。
片面に再剥離性粘着剤組成物を含有する再剥離性粘着層を有する再剥離性粘着シートを、幅25mm、長さ250mmに切断して試験片とし、この試験片に対して、厚さ25μmのポリエステルフィルムを、押圧力2kg、速度300mm/分の条件でゴムローラーを一往復させることにより圧着して20分間放置した後、引張試験機により、厚さ25μmのポリエステルフィルムを引張速度300mm/分で、180°方向に引き剥がした際の粘着力(剥離力)を測定する。これらの工程は全て温度23℃、湿度65%RHの条件下で行った。
片面に再剥離性粘着剤組成物を含有する再剥離性粘着層を有する再剥離性粘着シートに、厚さ25μmのポリエステルフィルムを圧着し、そのシートをプレス機にて80℃×30MPaの条件下で15分間圧着した。プレス機よりシートを取り出し、室温に放冷後、幅25mm、長さ250mmに切断して試験片とした。次いで、23℃、80℃の各温度雰囲気下で引張試験機により、厚さ25μmのポリエステルフィルムを引張速度300mm/分、180°方向に引き剥がした際の粘着力(剥離力)を測定する。
後述する粘着層形成塗工液中に熱重合開始剤が含有されている場合には、前記[プレス後の粘着力(23℃、80℃)]で測定に供する前の試験片を120℃×10分間加熱する。この試験片を引張試験機により、厚さ25μmのポリエステルフィルムを引張速度300mm/分で、180°方向に引き剥がした際の粘着力(剥離力)を測定する。
後述する粘着層形成塗工液中に光重合開始剤が含有されている場合には、前記[プレス後の粘着力(23℃、80℃)]で測定に供する前の試験片を600mJ/cm2の条件で光照射する。この試験片を引張試験機により、厚さ25μmのポリエステルフィルムを引張速度300mm/分で、180°方向に引き剥がした際の粘着力(剥離力)を測定する。
前記[刺激後粘着力]の測定後の試験片の状態を目視により観察し、その糊残り性を評価した。具体的には、粘着シートを剥離した場合に糊残りがない場合を「○」、糊残りを生じた場合を「×」として評価した。
前記[プレス後の粘着力(23℃、80℃)]の測定における試験片に切り出す前のシートの粘着層の染み出し具合を以下の基準により評価した。
○
:粘着層の染み出しが200μm未満のもの
△
:粘着層の染み出しが200〜400μmの範囲にあるもの
× :粘着層の染み出しが400μmを超えるもの
質量平均分子量42万、ガラス転移温度27℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとして、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量35万、ガラス転移温度40℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとして、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量3万、ガラス転移温度30℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとしてメタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量100万、ガラス転移温度30℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとしてメタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量32万、ガラス転移温度7.5℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとして、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量40万、ガラス転移温度−1.1℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとしてアクリル酸エチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量5万、ガラス転移温度101℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとしてメタクリル酸メチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含むものである。
質量平均分子量20万、ガラス転移温度−65℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとして、ア クリル酸2エチルヘキシルを含むものである。
質量平均分子量15万、ガラス転移温度−42℃のアクリル系樹脂である。構成モノマーとして、酢酸ビニル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルを含むものである。
イソアシアネート系の架橋剤であり、その構成成分は、ヘキサメチレンジイソシアネートの三量体である(商品名:タケネートD−170N、三井武田ケミカル社製、NCO:20.7%)。
脂肪族ポリウレタンオリゴマー(官能基数6、質量平均分子量1,100、粘度(60℃)1,400cps)である。
脂肪族ポリウレタンオリゴマー(官能基数6、 質量平均分子量1,200、粘度(60℃) 350cps)である。
ベンゾイルパーオキサイド(商品名:ナイパーBW、日油社製、一分間半減期温度:130℃)である。
ベンジルジメチルケタール(商品名:イルガキュア651、チバ・ジャパン社製)である。
エポキシ系架橋剤(商品名:TETRAD−C、三菱ガス化学社製)である。
粘着性高分子として、表1に記載のA1−1成分とA2−1成分とA3−1成分を表1に記載の部数で添加し、架橋剤として、表1に記載のB1成分を表1に記載の部数を添加し、刺激によりラジカル重合して架橋する架橋成分として、表1に記載のC1成分を表1の記載の部数で添加し、重合開始剤として表1に記載のD1成分を表1に記載の部数を添加し、架橋促進剤を表1に記載の部数で添加し、更にトルエンを固形分比が23% となるように添加し粘着層形成塗工液を得た。
表1に記載の各成分を表1に記載の部数で添加した以外は全て実施例1と同様にして粘着層形成塗工液を得た。
表2に記載の各成分を表2に記載の部数で添加した以外は全て実施例1と同様にして粘着層形成塗工液及びこれを用いて再剥離性粘着シートを作製した。このものの物性を表2に示す。尚、比較例4については、相溶性が悪く再剥離性粘着シートを作製することができなかった。尚、表2中に「―」の記載のあるものは、未評価であることを示す。
比較例6においては、以下に示すゴム状有機弾性層と熱剥離性粘着層を形成した後、熱剥離型粘着シートを作製した。具体的には以下の通りである。
(ゴム状有機弾性層)
アクリル系共重合体(アクリル酸ブチル:アクリル酸=100重量部:5重量部)100重量部、イソシアネート系架橋剤(商品名:コロネートL、日本ポリウレタン社製)3重量部をトルエンに溶解し、厚さ100μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが15μmとなるように塗布し、ゴム状有機弾性層を形成した。
(熱剥離性粘着層)
アクリル系共重合体(アクリル酸ブチル:アクリル酸=100重量部:5重量部)100重量部、エポキシ系架橋剤(商品名:TETRAD−C、三菱ガス化学社製)0.5重量部、テルペンフェノール樹脂(商品名:YSポリスターT130、ヤスハラケミカル社製)10重量部、熱膨張性微小球(商品名:マイクロスフェアーF50D、松本油脂製薬社製)50重量部、及び層状珪酸塩(商品名:合成スメクタイトMAE、コープケミカル社製)50重量部をトルエンに均一に混合、溶解して塗工液を調製し、セパレータ上に乾燥後の厚みが40μmとなるように塗布し、熱剥離性粘着層を形成した。
(熱剥離型粘着シート)
上記ゴム状有機弾性層と熱剥離性粘着層とを貼り合わせ、熱剥離型粘着シートを得た。
このものの物性を表3に示す。
実施例1〜9においては、何れも相溶性に優れ、初期粘着力は何れも0.2N/25mm以上の値を示し、更にプレス工程後の粘着力(23℃)が0.2N/25mm以上の値を示しているため、高多層化セラミックコンデンサの製造工程における積層工程と切断工程の間で積層体が脱落することなく搬送することができる。また、プレス工程後の粘着力(80℃)が2.5N/25mm以上の値を示しているため、高多層化セラミックコンデンサの製造工程における切断工程において積層体を十分保持することもできる。更に刺激後粘着力が0.1N/25mm以下であるため、刺激を与えた後に切断片を容易に剥離することができることも分かる。
尚、実施例1、7の結果より、重合開始剤として熱及び光重合開始剤の何れも使用可能であることも分かる。
比較例2においては、前記(A)成分のガラス転移温度が53℃と高いため、初期粘着力、プレス工程後の粘着力(23℃)が低い結果となり、積層体を十分に保持することができないことが分かる。
比較例3においては、アクリル樹脂の質量平均分子量が低いため、プレス後粘着力(80℃)の値が低い結果となり、高多層化セラミックコンデンサの製造工程における切断工程において、積層体を保持することができないことが分かる。
比較例4においては、アクリル樹脂の質量平均分子量が大きいため、相溶性が悪く、良好な粘着シートを作成できないことが分かる。
比較例5においては、刺激後の糊残り性が悪いため、高多層化セラミックコンデンサの製造用に使用できないことも分かる。
比較例6においては、プレス後粘着力(80℃)の値が低いため、高多層化セラミックコンデンサの製造工程における積層工程と切断工程間において、積層体を保持することができないことが分かる。また、刺激後粘着力の測定において粘着層が切断片に転写してしまい切断片への汚染があることも分かる。
Claims (8)
- (A)粘着性高分子、(B)イソシアネート系架橋剤、(C)刺激によりラジカル重合して架橋する架橋成分及び(D)重合開始剤を含有する再剥離性粘着剤組成物において、
該(A)成分のガラス転移温度(Tg)が20℃〜40℃の範囲にあり、かつその構成成分が
(A1)主成分となる構成モノマーとして炭素数1〜4のアルキル基がエステル結合されたアクリル酸又はメタクリル酸エステルモノマーである共重合体であり、質量平均分子量(Mw)が10万〜50万、ガラス転移温度(Tg)が20℃〜50℃の範囲にあるアクリル系樹脂、
(A2)主成分となる構成モノマーとして炭素数1〜8のアルキル基がエステル結合されたアクリル酸又はメタクリル酸エステルモノマーである共重合体であり、質量平均分子量(Mw)が10万〜50万、ガラス転移温度(Tg)が−40℃〜10℃の範囲にあるアクリル系樹脂、
(A3)少なくとも一部の構成モノマーとして炭素数6〜8のアルキル基がエステル結合されたアクリル酸又はメタクリル酸エステルモノマーである重合体であり、そのアルキル基の極性が前記(A1) 成分及び(A2)成分に比して低く、質量平均分子量(Mw)が5万以上、組み合わされる(A1)、(A2)成分のうち質量平均分子量が小さい方の質量平均分子量以下であるアクリル系樹脂、からなることを特徴とする再剥離性粘着剤組成物。 - 前記(C)成分がポリウレタンオリゴマーであり、前記(A)成分100質量部に対して、該(C)成分の配合量が10〜40質量部であることを特徴とする請求項1に記載の再剥離性粘着剤組成物。
- 前記(D)成分が熱重合開始剤及び/又は光重合開始剤であることを特徴とする請求項1に記載の再剥離性粘着剤組成物。
- フィルム状ないしシート状の基材を備え、その少なくとも一方の表面に、請求項1〜3いずれかに記載の再剥離性粘着剤組成物を含む粘着層を設けた再剥離性粘着シート。
- 請求項4に記載の再剥離性粘着シート上で電極を印刷したグリーンシートを積層してプレスし、積層体を得ることを特徴とする積層体の製造方法。
- 請求項4に記載の再剥離性粘着シートに、電極を印刷したグリーンシートを積層してプレスし得られた積層体を貼り合わせ、該積層体を切断してチップ状電子部品を得ることを特徴とする電子部品の製造方法。
- 請求項4に記載の再剥離性粘着シート上で電極を印刷したグリーンシートを積層してプレスし積層体を得た後に、該粘着シートを剥離することなく該積層体を切断してチップ状電子部品を得ることを特徴とする電子部品の製造方法。
- 請求項5〜7のいずれかに記載の方法により製造された電子部品。
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