JP5578465B2 - 誘導加熱コイル - Google Patents

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Description

本発明は、交番電力が投入されることでワークを誘導加熱する誘導加熱用コイルに関する。
ワークの機械的強度を高めるために、焼入れなどの熱処理がワークに施されている。熱処理を施す際には、例えば誘導加熱コイルが用いられ、この誘導加熱コイルに高周波電力が投入されると、ワークの表面近傍に渦電流が生じてワークが誘導加熱される。ワークが軸状物である場合にあっては、ワークを回転させながらマルチターンコイルの中空軸にワークを連続送りすることで、ワーク表面を周方向に均一に加熱することができる。誘導加熱コイルとして、一巻きしたものや、第1及び第2のワンターン部をリード部で直列接続したものが知られている(例えば特許文献1)。
図7は従来の誘導加熱コイルを模式的に示すもので、(A)は平面図、(B)は斜視図である。従来の誘導加熱コイル100では、それぞれ隙間111a,112aを有するように一巻きしてなる第1のワンターン部111及び第2のワンターン部112が軸方向に近接され、リード部113が第1のワンターン部111と第2のワンターン部112とを連結している。第1の導入端子部114が第1のワンターン部111の一端部111bに取り付けられ、第2の導入端子部115が第2のワンターン部112の他端部112bに取り付けられている。リード部113は軸方向に延びており、リード部113の軸方向の長さは、図7(A)に示すように、第1及び第2のワンターン部111,112の軸方向に離れている距離に等しい。図7に示す誘導加熱コイル100は、第1のワンターン部111及び第2のワンターン部112における外周部、即ち半径外方向に向いた面に架橋されている。特許文献1に開示されている誘導加熱コイルにおいては、リード部は、図7に示す場合とは異なり第1及び第2のワンターン部の外周面から半径外方向に張り出して架橋されておらず、第1及び第2のワンターン部における軸方向の対向面に取り付けられている。
意匠登録第1165042号公報
しかしながら、ワークである軸状物の端部を保持して誘導加熱コイルの中空に送り込む装置において、装置構成上、軸状物を回転することができない場合がある。この場合、ワークは周方向に均一に熱処理が施されない。図7(A)において一点破線で示すワークWを回転させずに矢印で示す軸方向に送り込む場合を想定すると、ワークWの表面のうちリード部113に対向する領域W101には、電流経路P102に基づく変動磁界による渦電流しか流れず、ワークWのそれ以外の領域、例えば図7(A)において右側に示す領域W102では経路P101と経路P102の電流に基づく変動磁界による渦電流が流れ、図7(A)において左側に示す領域W103では経路P102と経路P103の電流に基づく変動磁界による渦電流が流れる。つまり、ワークWのうちリード部113に対向する領域W101には一つの経路P102による電流に基づく変動磁界の影響しか受けないが、ワークWのそれ以外の領域W102、W103には経路P101、P103の何れかと経路P102という二つの経路による電流に基づく変動磁界の影響を受ける。よって、ワークWを周方向に均一に誘導加熱することができない。
特許文献1に開示されている誘導加熱コイルは、図7に示す誘導加熱コイルと異なり、リード部を第1及び第2のワンターン部の外周面外側に配置しておらず、リード部の取付端を第1のワンターン部及び第2のワンターン部の対向面に設けてリード部を第1及び第2のワンターン部の外周面外側に突出させていないで軸方向に平行に配置している。この場合おいても、図7に示す場合と同様、ワークのうちリード部に対向する領域には一つの経路による電流に基づく変動磁界の影響しか受けないが、ワークのそれ以外の領域には二つの経路による電流に基づく変動磁界の影響を受ける。よって、ワークを回転させない限り、ワークを周方向に均一に加熱することは困難となる。
本発明においては、ワークを回転しなくてもほぼ均一に誘導加熱することができる、誘導加熱コイルを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究を進めた結果、第1及び第2のワンターン部に架橋するリード部の配置を工夫することで、本発明を完成するに至った。
本発明の目的を達成するために、本発明の誘導加熱コイルは、隙間を有して一巻き状に形成されてなる第1のワンターン部と、隙間を有して一巻き状に形成されてなる第2のワンターン部と、第1のワンターン部と第2のワンターン部とを直列接続するリード部と、を備えており、第1のワンターン部と第2のワンターン部とが同心上に軸方向に並んで、それらの隙間が軸周りにずれており、リード部が軸方向に平行な部分と軸方向に交差する部分とを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1のワンターン部の隙間によりワーク表面に渦電流が生じない部分と第2のワンターン部の隙間によりワーク表面に渦電流が生じない部分とが軸周りにずらしているため、渦電流が生じにくい部分を可及的に狭めることができる。よって、ワークを回転しなくても、ワークを誘導加熱コイルの軸に送り込むことによって周方向にほぼ均一に誘導加熱することができる。
本発明の第1の実施形態に係る誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。 図1に示す誘導加熱コイルの外形を示し、(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は平面図、(F)は底面図である。 図2(E)のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。 本発明の課題を解決する別のアプローチとしての実施形態に係る誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。 従来の誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の幾つかの実施形態について詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は本発明の第1の実施形態に係る誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。図2は図1に示す誘導加熱コイルについての外形を示し、(A)は正面図、(B)は背面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は平面図、(F)は底面図である。図3は図2(E)のA−A線に沿う断面図である。第1の実施形態に係る誘導加熱コイル10は、図示するように、第1のワンターン部11と第2のワンターン部12とリード部13と第1の導入端子部14と第2の導入端子部15とを備える。
第1のワンターン部11と第2のワンターン部12はほぼ同じ曲率を有しており軸が中空となっている。第1のワンターン部11は、その一端部11aとその他端部11bとが隙間11cを空けて対向するように一巻き状に形成されている。第2のワンターン部12は、その一端部12aとその他端部12bとが隙間12cを空けて対向するように一巻き状に形成されている。ここで、第1のワンターン部11及び第2のワンターン部12は、何れも、軸方向からみて例えば紙面の表側から裏側に向かって右回りに巻かれており、右回りの起点となる端部を一端部11a,12aと呼び、右回りの終点となる端部を他端部11b,12bと呼ぶことにする。第1のワンターン部11の一端部11aは第2のワンターン部12の他端部12b側に位置しており、つまり、第2のワンターン部12の他端部12bは第1のワンターン部11の一端部11a側に位置している。第1のワンターン部11と第2のワンターン部12とは、それぞれの隙間11c,12c同士を軸周りにずらして同軸上に並んで配置されている。
第1の導入端子部14は第1のワンターン部11の一端部11aの外周面に取り付けられており、第1の導入端子部14は第1のワンターン部11の外周面から外側に向けて直線状に延びている。第1の導入端子部14は、第1のワンターン部11への取付位置に応じて、第1のワンターン部11の軸からその取付位置への方向が半径外方向と所定の鋭角をなして交差するように延びていてもよい。第2の導入端子部15は第2のワンターン部12の他端部12bの外周面に取り付けられており、第2の導入端子部15は第2のワンターン部12の外周面から外側に向けて直線状に延びている。第2の導入端子部15は、第2のワンターン部12への取付位置に応じて、第2のワンターン部12の軸からその取付位置へ向いた方向が半径外方向と所定の鋭角をなして交差するように、延びていてもよい。
第1のワンターン部11の隙間11cと第2のワンターン部12の隙間12cとは、第1のワンターン部11と第2のワンターン部12とを仮想的に軸方向にずらして重ね合わせた場合、軸に垂直な方向、即ち図1(A)に示すように左右の方向に離隔している。隙間11cと隙間12cとの離隔距離は、図1(A)における平面視において、第1の導入端子部14の軸に直交する方向の寸法と、第2の導入端子部15の軸に直交する方向の寸法と、の和に等しい。ここで、第1の導入端子部14の軸に直交する方向の寸法とは、第1の導入端子部14の軸方向の厚み、即ち第1のワンターン部11の厚みではなく、第1及び第2のワンターン部11,12における隙間11c,12cの離隔方向の寸法を意味する。
リード部13は、一方の接続端部13aと、他方の接続端部13bと、一方の接続端部13aと他方の接続端部13bとを両端に有するリード中間部13cと、を有する。図1(B)ではリード中間部13cを分断して第1のワンターン部11と第2のワンターン部12とを離隔して示しているが、リード部13の軸方向の長さは図1(A)に示すように第1及び第2のワンターン部11,12の軸方向に離れている距離に等しい。一方の接続端部13aは、第1のワンターン部11における他端部11b外周面に対して外側に延びるように取り付けられる。リード中間部13cは、第1及び第2の導入端子部14,15の延びる方向からみて略J字状を有しており、一方の接続端部13aから軸方向に平行に延び、第2の導入端子部15の軸方向外側を迂回して他方の接続端部13bに至っている。他方の接続端部13bは、第2のワンターン部12における一端部12a外周面に外側に延びるように取り付けられている。ここで、一方の接続端部13a,他方の接続端部13bは何れも第1の導入端子部14、第2の導入端子部15に平行に延びている。
以上のように、第1の実施形態では、リード部13、特にリード中間部13cは、軸方向に平行に延びる部分と、軸方向に交差する部分、第1の実施形態では第2の導入端子部15の外側に迂回する部分と、を有しており、一方の接続端部13aと他方の接続端部13bとが、平面視つまり第1及び第2の導入端子部14,15が延びる方向から見て、第1のワンターン部11の一端部11aと第2のワンターン部12の他端部12bとを挟んで左右に離隔しているため、その左右に離隔している部位同士を、リード中間部13cが連結している。つまり、リード中間部13cが、第1のワンターン部11と第2のワンターン部12の軸方向に延び、かつ、ねじれた位置で軸に交差する部分を有して、第1のワンターン部11と第2のワンターン部12とに架橋している。
第1の実施形態に係る誘導加熱コイル10は前述のような構造を有するので、第1の導入端子部14及び第2の導入端子部15に対し外部から電力が供給され、第1のワンターン部11と第2のワンターン部12との間に交番電力が投入されると、経路P11、経路P12、経路P13の順に、第1のワンターン部11、リード部13及び第2のワンターン部12の表面に交番電流が流れる。リード部13が、第2のワンターン部12の外側を巻いて迂回して設けられかつ第1のワンターン部11と第2のワンターン部12とを直列接続している。よって、第1のワンターン部11において、第1の導入端子部14が取り付けられた一端部11aから、リード部13の一方の接続端部13aが取り付けられた他端部11bまで、経路P11に沿って周方向に均一に流れやすくなる。第2のワンターン部12においても、リード部13の他方の接続端部13bが取り付けられた一端部12aから、第2の導入端子部15までの他端部12bまで、経路P13に沿って周方向に均一に流れやすくなる。つまり、ワーク表面に周方向に異なる位置で渦電流を流さない隙間11c,12cがそれぞれ軸周りに第1及び第2の導入端子部14,15の断面寸法の和だけ離隔するように、第1のワンターン部11及び第2のワンターン部12が配置されている。
よって、第1のワンターン部11では隙間11cを除いた部分全てに交番電流が流れ、第2のワンターン部12では隙間12cを除いた部分全てに交番電流が流れ、第1のワンターン部11と第2のワンターン部12との内周面において交番電流が流れない領域が狭くなり、ワークWの外周面のうち第1のワンターン部11及び第2のワンターン部12とで誘導加熱される部分がワークの周方向にほぼ均一となる。換言すれば、ワークWを軸方向に送り込むことで、隙間11c及び12cを除いてワークWの表面に二ターン分の交番電流による渦電流が流れることになる。よって、第1及び第2のワンターン部11,12の中空にワークを送り込んで挿通するだけでよい。ワークをその軸周りにまわす必要がなく、ワークの送り機構を簡略化することができ、ワークを回転させる機構が配備されてない装置においても誘導加熱コイル10を配備するだけでよい。
ここで、第1のワンターン部11及び第2のワンターン部12は、図3に示すように、その内部は水などの冷却媒体を流すために中空になっている。これは導通により生じる誘導加熱コイル10の熱を冷却媒体が吸収するためである。第1のワンターン部11及び第2のワンターン部12それ自体は内径の軸方向の厚みが外径の軸方向の厚みより小さくなっており、第1のワンターン部11の軸方向外側と第2のワンターン部12の軸方向外側はすり鉢状になっている。これは、ワークWに対向する内周面を外周面より小さくすることで、内周面側に流れる電流密度を大きくし、かつ外周面側を大きくすることで冷却媒体の量を確保するためである。
〔第2の実施形態〕
図4は第2の実施形態に係る誘導加熱コイル20を示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。第2の実施形態に係る誘導加熱コイル20は、第1の実施形態に係る誘導加熱コイル10と同様、図4(A)及び(B)に示すように、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22とリード部23と第1の導入端子部24と第2の導入端子部25とを備える。第1のワンターン部21及び第2のワンターン部22は、何れも、第1の実施形態と同様、一端部21a,22aと他端部21b,22bとが対向するよう一巻き状に形成されている。そして、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22とは、それぞれの隙間21c,22cを軸周りに左右に離隔して同軸上に並んで配置されている。
第1の導入端子部24は、第1の実施形態と同様に、第1のワンターン部21の一端部21a外周面に外側に直線状に延びるように取り付けられている。第2の導入端子部25は、第2のワンターン部22の他端部22b外周面にクランク状に折れ曲がって延びるように取り付けられている。即ち、第2の導入端子部25は、一旦第1の実施形態と同様に第2のワンターン部22の外周面から外方向に直線的に延び、図面において反時計周りとなる方向に略直角に折れ曲がり、さらに、所定の長さだけ第2のワンターン部22の外周面と対向するよう延び、その後、第2のワンターン部22の外周面から遠ざかるように略直角に折れ曲がって直線状に延びている。第1のワンターン部21の隙間21cと第2のワンターン部22の隙間22cとは、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22とを仮想的に軸方向にずらして重ね合わせた場合、軸に垂直な方向、即ち図4(A)に示すように左右の方向に、離隔している。隙間21cと隙間22cとの離隔距離は、図4(A)における平面視において、第1の導入端子部24の軸に直交する方向の寸法と、第2の導入端子部25における取付部位近傍の軸に直交する方向の寸法と、の和に等しい。
リード部23は、一方の接続端部23aと、他方の接続端部23bと、一方の接続端部23aと他方の接続端部23bとを両端に有するリード中間部23cと、を有する。図4(B)ではリード中間部23cを分断して第1のワンターン部21と第2のワンターン部22とを離隔して示しているが、リード部23の軸方向の長さは図4(A)に示すように第1及び第2のワンターン部21,22の軸方向に離れている距離に等しい。一方の接続端部23aは、第1のワンターン部21における他端部21b外周面に対して外側に延びるように、例えば半径外方向に直線状に延びるように取り付けられる。リード中間部23cは、第1及び第2の導入端子部24,25の延びる先端からみてL字状を有しており、一方の接続端部23aから軸方向に平行に延び、第2のワンターン部22の外周面と対向するように折れ曲がって他方の接続端部23bに至っている。即ち、リード中間部23cは第2の導入端子部25のクランク部25aの上で直交するように折れ曲がっている。他方の接続端部23bは、第2のワンターン部22における一端部22a外周面に外側に直線状に延びるように取り付けられている。
リード部23、特にリード中間部23cは、軸方向に平行に延びる部分と、軸方向に交差する部分、即ち、第2の導入端子部25におけるクランク部25aの外側で軸と交差するよう直線状に延びる部分と、を有しており、一方の接続端部23aと他方の接続端部23bとは、平面視つまり第1及び第2の導入端子部24,25の先端が延びる方向から見て、第1のワンターン部21の一端部21aと第2のワンターン部22の他端部22bとを挟んで左右に離隔しているため、その左右離隔している部位同士を、リード中間部23cが連結している。
第2の実施形態においても、リード中間部23cが、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22の軸方向に延びかつ軸にねじれた位置で交差する部分を有して、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22とに架橋している。
第2の実施形態に係る誘導加熱コイル20は前述のような構造を有するので、第1の導入端子部24及び第2の導入端子部25に対し外部から電力が供給され、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22との間に交番電力が投入されると、第1のワンターン部21、リード部23及び第2のワンターン部22の表面に交番電流が流れる。その際、リード部23が、第2のワンターン部22の外周面外側で軸と直交する部分を有しており、リード中間部23cが軸とねじれた位置で交差しているので、第1の実施形態の場合と同様、第1のワンターン部21、第2のワンターン部22において隙間21c,22cを除いて周方向に均一な電流が流れやすくなる。つまり、ワーク表面に周方向に異なる位置で渦電流を流さない隙間21c,22cがそれぞれ軸周りに第1及び第2の導入端子部24,25の断面寸法の和だけ離隔するように第1のワンターン部21及び第2のワンターン部22が配置されている。よって、ワークのうち、第1のワンターン部21では隙間21cを除いた部分全てに交番電流が流れ、第2のワンターン部22では隙間22cを除いた部分全てに交番電流が流れ、第1のワンターン部21と第2のワンターン部22との内周面において交番電流が流れない領域が狭くなり、第1のワンターン部21及び第2のワンターン部22とで誘導加熱される部分がワークの周方向にほぼ均一となる。換言すれば、ワークを軸方向に送り込むことで、隙間21c及び22cを除いてワークの表面に二ターン分の交番電流による渦電流が流れることになる。よって、第1及び第2のワンターン部21,22の中空にワークを送り込んで挿通するだけでよい。このため、ワークをその軸周りにまわす必要がなく、ワークの送り機構を簡略化することができ、ワークを回転させる機構が配備されてない装置においても誘導加熱コイル20を配備するだけでよい。
〔第3の実施形態〕
図5は第3の実施形態に係る誘導加熱コイル30を示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。第3の実施形態に係る誘導加熱コイル30は、第1及び第2の実施形態に係る誘導加熱コイル10,20と同様、図5(A)及び(B)に示すように、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32とリード部33と第1の導入端子部34と第2の導入端子部35とを備える。第1のワンターン部31及び第2のワンターン部32は、何れも、第1の実施形態と同様、一端部31a,32aと他端部31b,32bとが対向するよう一巻き状に形成されている。そして、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32とは、それぞれの隙間31c,32cを軸周りに左右に離隔して同軸上に並んで配置されている。
第1の導入端子部34は、第1の実施形態と同様、第1のワンターン部31の一端部31a外周面に取り付けられ、第1の導入端子部34は第1のワンターン部11の外周面から外側に向けて直線状に延びている。第2の導入端子部35は、第2のワンターン部32の他端部32b外周面に外側に向けて、クランク状に折れ曲がって延びるように取り付けられている。図示するように、第2の導入端子部35はクランク状に折れ曲がっていてもよいが、これは第2の導入端子部35の先端側の取付位置によるためであって、第2の実施形態の場合とは異なり必須とはならない。第1のワンターン部31と第2のワンターン部32とは、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32とを仮想的に軸方向にずらして重ね合わせた場合、軸に垂直な方向、即ち図5(A)に示すように左右の方向に、離隔している。隙間31cと隙間32cとの離隔距離は、平面視において、後述するように、リード部33の一方の接続端部33aの軸に直交する方向の寸法と、リード部33の他方の接続端部33bの軸に直交する方向の寸法と、の和に等しい。
リード部33は、一方の接続端部33aと、他方の接続端部33bと、一方の接続端部33aと他方の接続端部33bとを両端に有するリード中間部33cと、を有する。図5(B)では他方の接続端部33bを分断して第1のワンターン部31と第2のワンターン部32とを離隔して示しているが、リード部33の軸方向の長さは、図5(A)に示すように、第1及び第2のワンターン部31,32の軸方向に離れている距離に等しい。一方の接続端部33aは、第1のワンターン部31における他端部31b外周面に外側に向けて直線状に延びるように取り付けられる。他方の接続端部33bは、第1及び第2の実施形態とは異なり、第2のワンターン部32における一端部32aに取り付けられるよう直線状に軸方向に延びている。ここで、第2のワンターン部32と他方の接続端部33bとの間に距離がある場合には台座部(図示せず)を設けてもよい。リード中間部33cは、第1のワンターン部31の外周面外側に配置されており、一方の接続端部33aから第1のワンターン部31の外周面外側で軸とねじれた位置で交差、例えば直交する方向に直線状に延びて他方の接続端部33bに接続している。
第3の実施形態においても、リード部33は、軸方向に平行に延びる部分と、軸方向に交差する部分と、を有しているが、第1のワンターン部31の隙間31cと第2のワンターン部32の隙間32cとが平面視においてリード部33の一方の接続端部33aと他方の接続端部33bとの各幅の和だけ左右にずれているので、その左右のずれをリード中間部33cが電気的につないでいる。つまり、第3の実施形態においても、リード部33が、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32の軸とねじれた位置で交差する部分をリード中間部33cとして有しており、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32とに架橋している。
第3の実施形態に係る誘導加熱コイル30は前述のような構造を有するので、第1の導入端子部34及び第2の導入端子部35に対し外部から電力が供給され、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32との間に交番電力が投入されると、第1のワンターン部31、リード部33及び第2のワンターン部32の表面に交番電流が流れる。その際、リード部33が、第1のワンターン部31の外周面外側において軸とねじれた位置で交差しているので、第1の実施形態の場合と同様、第1のワンターン部31、第2のワンターン部32において隙間31c,32cを除いて周方向に均一な電流が流れやすくなる。つまり、第1のワンターン部31及び第2のワンターン部32は、ワーク表面に周方向に異なる位置で渦電流を流さない隙間31c,32cが軸周りに離隔するように配置されている。よって、第1のワンターン部31では隙間31cを除いた部分全てに交番電流が流れ、第2のワンターン部32では隙間32cを除いた部分全てに交番電流が流れ、第1のワンターン部31と第2のワンターン部32との内周面において交番電流が流れない領域が狭くなり、ワークの外周面のうち第1のワンターン部31及び第2のワンターン部32とで誘導加熱される部分がワークの周方向にほぼ均一となる。換言すれば、ワークを軸方向に送り込むことで、隙間31c及び32cを除いてワークの表面に二ターン分の交番電流による渦電流が流れることになる。従って、第1及び第2のワンターン部31,32の中空にワークを送り込んで挿通するだけでよい。ワークをその軸周りにまわす必要がなく、ワークの送り機構を簡略化することができ、ワークを回転させる機構が配備されてない装置においても誘導加熱コイル30を配備するだけでよい。
第1乃至第3の実施形態で説明したように、第1のワンターン部11,21,31及び第2のワンターン部12,22,32がそれぞれ隙間を除いて周方向に均一に電流を流すようにして、直列に二つのコイルにより互いに補ってできるだけ周方向に均一にワークを誘導加熱しているが、本発明の課題を解決するには別のアプローチをしてもよい。
図6は、本発明の課題を解決する別のアプローチとしての実施形態に係る誘導加熱コイルを示し、(A)は平面図、(B)は斜視図である。別のアプローチとしての実施形態に係る誘導加熱コイル40は、図6(A)及び(B)に示すように、第1のワンターン部41と第2のワンターン部42とリード部43と第1の導入端子部44と第2の導入端子部45以外に補助部46と別のリード部47とを備える。
第1のワンターン部41及び第2のワンターン部42は、何れも、前述の第1乃至第3の実施形態と同様、一端部41a,42a及び他端部41b,42bが隙間41c,42cを有するよう対向させて一巻き状に形成されている。補助部46は、第1のワンターン部41及び第2のワンターン部42と曲率が同じ円弧状を有している。第1のワンターン部41、第2のワンターン部42及び補助部46は同軸線上に配置され、第1のワンターン部41と第2のワンターン部42とが軸方向に並んでそれらの隙間41c,42cを軸周りに左右方向にずらして配置されており、補助部46が軸方向に第2のワンターン部42を挟んで第1のワンターン部41と対峙する位置に並んで配置され、補助部46は、第1のワンターン部41、第2のワンターン部42及び補助部46を仮想的に軸方向に移動すると、補助部46は第1のワンターン部41の隙間41c、第2のワンターン部42の隙間42cと重なるように配置されている。
リード部43は、第1乃至第3の実施形態とは異なり、軸方向に沿って平行に延びており、第1のワンターン部41の他端部41bと第2のワンターン部42の一端部42aとに、第1及び第2のワンターン部41,42の外周面に取り付けられて第1及び第2のワンターン部41,42に架橋されている。別のリード部47は軸方向に沿って平行に延びており、第2のワンターン部42の他端部42bと補助部46との間に架橋されている。
第1の導入端子部44は第1乃至第3の実施形態と同様、第1のワンターン部41の一端部41aに外側に延びるように直線状に取り付けられている。第2の導入端子部45は、第1乃至第3の実施形態とは異なり、補助部46の他端部に半径方向に延びるように、直線状に延びて取り付けられている。なお、図6(B)ではリード部43及び別のリード部47を分断して示している。
図6に示す誘導加熱コイル40は前述のように構成されているので、第1の導入端子部44と第2の導入端子部45との間に交番電力を入力することで、第1のワンターン部41、第2のワンターン部42のそれぞれで交番電流が流れるが、第1のワンターン部41、第2のワンターン部42におけるリード部43の近傍では交番電流が表面に流れにくい。そのため、ワークを誘導加熱コイル40の軸にワークを通しても、第1及び第2のワンターン部41,42の内周面に流れる交番電流によりワークが誘導加熱された際、隙間41c,42cの近傍ではワークに渦電流が流れにくいが、補助部46に流れる交番電流によりワークに渦電流が生じるので、渦電流の不足分を補うことができる。よって、ワークを周方向に均一に加熱することができる。
別のアプローチとしては、さらに、図7に示した従来の誘導加熱コイル100において、リード部113に平行にコアを取り付けることで、第1のワンターン部111と第2のワンターン部112との相互誘導係数を増加して、ワークの周方向に均一に誘導加熱することもできる。
以上説明したように、第1のワンターン部及び第2のワンターン部における隙間同士が軸周りにずれて配置されており、リード部が第1のワンターン部と第2のワンターン部とを直列接続する際、例えばリード部を軸方向に平行な部分とねじれた位置で軸と直交する部分とを備えたり、補助部を別途取り付けたり、リード部にコアを取り付けることで、周方向に均一にワークを誘導加熱することができる。なお、誘導加熱コイルは、何れもCuなどの金属素材で構成され、誘導加熱コイルに交番電力を供給することで、ワークの表面に対して渦電流を生じるが、その際、誘導加熱コイルは、第1及び第2のワンターン部並びにリード部を含めて全て中空となっているので、その中空に冷却媒体としての水を流して誘導加熱用コイル自体がジュール熱による発熱を吸収している。
10,20,30,40,100:誘導加熱コイル
11,21,31,41,111:第1のワンターン部
12,22,32,42,112:第2のワンターン部
11a,21a,31a,41a:第1のワンターン部の一端部
11b,21b,31b,41b:第1のワンターン部の他端部
12a,22a,32a,42a:第2のワンターン部の一端部
12b,22b,32b,42b:第2のワンターン部の他端部
11c,12c,21c,22c,31c,32c,41c,42c:隙間
13,23,33,43:リード部
13a,23a,33a,43a:一方の接続端部
13b,23b,33b,43b:他方の接続端部
13c,23c,33c,43c:リード中間部
14,24,34,44:第1の導入端子部
15,25,35,45:第2の導入端子部
25a:クランク部
33d:台座部
46:補助部
47:別のリード部

Claims (6)

  1. 一端部から軸周りに他端部に一巻き状に形成され該一端部と該他端部との間に隙間を有する第1のワンターン部と、一端部から上記軸周りに他端部に一巻き状に形成され該一端部と該他端部との間に隙間を有する第2のワンターン部と、上記第1のワンターン部と上記第2のワンターン部とを直列接続するリード部と、を備えており、
    第1の導入端子部が、上記第1のワンターン部の一端部に外側に延びるように取り付けられ、
    第2の導入端子部が、上記第2のワンターン部の他端部に外側に延びるように取り付けられ、
    上記第1のワンターン部と上記第2のワンターン部とが同心上に軸方向に並んで、上記第1のワンターン部及び上記第2のワンターン部の隙間が軸周りにずれて、上記第1のワンターン部の一端部と上記第2のワンターン部の他端部とが上記第1のワンターン部の他端部と上記第2のワンターン部の一端部の間に設けられており、
    上記リード部が、上記第1のワンターン部の他端部に外側に延びるように取り付けられる一方の接続端部と、上記第2のワンターン部の一端部に外側に延びるように取り付けられる他方の接続端部と、上記一方の接続端部から上記他方の接続端部に至るリード中間部と、を有し、
    上記リード中間部が、軸方向に平行な部分と軸方向に交差する部分とを有する、誘導加熱コイル。
  2. 前記リード中間部は、前記一方の接続端部から軸方向に延び、軸方向と交差しつつ上記第2の導入端子部を迂回して前記他方の接続端部に至る、請求項1に記載の誘導加熱コイル。
  3. 前記第2の導入端子部が、前記第2のワンターン部の他端部にクランク状に折れ曲がって延びるように取り付けられ、
    前記リード中間部が、前記一方の接続端部から軸方向に延び、軸方向と交差しつつ前記第2のワンターン部の外周面と対向するよう折れ曲がって前記他方の接続端部に至る、請求項1に記載の誘導加熱コイル。
  4. 前記一方の接続端部と前記他方の接続端部とが、前記第1の導入端子部が延びる方向からみて、前記第1のワンターン部の一端部及び前記第2のワンターン部の他端部を挟んで離隔して設けられている、請求項1乃至3の何れかに記載の誘導加熱用コイル。
  5. 隙間を有して一巻き状に形成されてなる第1のワンターン部と、隙間を有して一巻き状に形成されてなる第2のワンターン部と、上記第1のワンターン部及び上記第2のワンターン部と曲率が同じ円弧状をなす補助部と、上記第1のワンターン部と上記第2のワンターン部とを直列接続するリード部と、上記補助部と前記第2のワンターン部とを直列接続する別のリード部と、を備えており、
    上記第1のワンターン部、上記第2のワンターン部及び上記補助部が同軸線上に配置され、上記第1のワンターン部と上記第2のワンターン部とが軸方向に並んで、それらの隙間が軸周りにずれており、上記補助部が上記第2のワンターン部を挟んで上記第1のワンターン部と対峙する位置に上記第1のワンターン部及び上記第2のワンターン部の各隙間と重なるよう軸方向に並んで配置される、誘導加熱コイル。
  6. 前記第1のワンターン部及び前記第2のワンターン部の軸に沿って挿入されるワークの誘導加熱に用いられる、請求項1乃至の何れかに記載の誘導加熱コイル。
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