JP5576320B2 - 高振動周波数の機械的ムーブメントを含む時計 - Google Patents

高振動周波数の機械的ムーブメントを含む時計 Download PDF

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Description

本発明は、クロノメータ性能が改良された時計に関し、より詳細には、機械的ムーブメントが72,000回/時の振動数で、すなわち、10Hzの振動周波数で動作する時計に関する。
時計の精度を向上させるために5Hzで動作するムーブメントを作製することが知られている。しかし、この振動周波数よりも高い振動周波数で振動することができる機構の開発は、発生するテンプの速度と、必要とされる大幅な変更とにより非常に困難になる。
EP2075651には、ガンギ車の歯数と振動周波数との(5に等しい)比率を守りながら5Hzよりも高い振動周波数で動作するムーブメントを作製することを提示している。そし、この特許文献は、10Hzのムーブメントに関して、同一直径を維持したまま50個の歯数を有するガンギ車を用いる必要性を開示している。同一直径のままで50個の歯数のガンギ車を作製することにはかなりの制限があり、これが、従来の歯車列での実施及び開発を困難にしている。
EP 2 075 651
本発明の目的は、上記の欠点の全て又は一部を克服する時計を提示することにある。本発明の時計の脱進機システムが、テンプ輪(バランス)の振動周波数を、ムーブメントの限られた個数の部品に対する改変だけで増大させることを可能にし、そしてそれにより、ムーブメントのクロノメータ性能を向上させる。
従って、本発明は、テンプ輪及びテンプ輪スプリング型の共振子と、ガンギ車−スイスレバーの脱進機システムとを有するムーブメントを含む時計であって、テンプ輪が、36,000振動/時よりも高い振動数で振動し、脱進機システムは慣性の低減のために少なくとも部分的に穴が開けられ、且つ、脱進機システムは、25個未満の歯数を持つガンギ車を含む、ことを特徴とする時計に関する。
このように、脱進機システムの慣性を低減することにより、テンプ輪が72,000振動/時で振動する場合でも、「従来の」ムーブメント機構(すなわち、例えば20個の歯を有するガンギ車、及び/又は、一般的な個数の歯車セット)を維持したまま実現することが可能である。
本発明のその他の有利な特徴によれば、
−テンプ輪が、72,000振動/時で振動し、
−脱進機システムのガンギ車が、面密度が0.7mg・mm-2未満である突出形状の主要面を含み、
−ガンギ車の歯及び/又はリム(輪縁)に穴が開けられており、
−穴を開けられたガンギ車が、歯を1つづつ担持するほぼ三角形のフレーム状部を形成しており、前記三角形の底辺が、リムの内径部により形成され、且つ、前記底辺に対応する歯に2つの辺によって連結しており、
−各フレーム状部が、隣接する他の2つのフレーム状部と瓦状に重ね合わされ、
−各フレーム状部の前記2つの辺の第1の辺が、先行するフレーム状部の第2の辺と交差し、且つ、第2の辺が、後続するフレーム状部の第1の辺と交差しており、
−当該フレーム状部の前記底辺のほぼ中央において、前記先行するフレーム状部の前記第2の辺が、前記後続するフレーム状部の前記第1の辺と、連結されており、
−各フレーム状部が、ほぼ四辺形の形状の凹部と、ほぼ三角形の2つの穴開き部とを囲み、
−脱進機システムのガンギ車が20個の歯を含み、
−ガンギ車が、二酸化珪素でコーティングされた単結晶シリコンから形成され、
−脱進機システムのスイスレバーが、面密度が1mg・mm-2未満である突出形状の主要面を含み、
−スイスレバーに、それの機械的抵抗を保持するようにハニカムタイプの構造を形成する穴が開けられ、
−スイスレバーのツメ石(パレットストーン)がルビーから形成され、
−スイスレバーが、二酸化珪素でコーティングされた単結晶シリコンから形成され、
−脱進機システムの少なくとも一部が、少なくとも一部のトライポロジ及び/又は機械的特徴を変えるために外側コーティングを含み、
−テンプ輪が可変慣性タイプのテンプ輪であり、
−ムーブメントの秒車が、ムーブメントの歯車列を簡略化するために、30秒で1回転を完了するように取り付けられている。
その他の特徴及び利点は、限定的でない表示として添付図面を参照しつつ記載される以下の説明から明らかになるであろう。
本発明による時計の正面図である。 本発明による共振子及び脱進機システムの斜視図である。 図2の上面図である。 本発明による脱進機システムの斜視図である。 本発明によるガンギ車の上面図である。 本発明によるスイスレバーの上面図である。
図1に例示されているように、時計(全体を参照番号1で示す)が示されている。時計1は、後蓋(図示せず)と時計のガラス4とにより閉鎖された中間部2を含むケース3を含み、中間部2は、機械的ムーブメント5を時計1の前記後蓋と文字板6との間に受け入れることを意図されている。図1に見られる様に、時計1は幾つかの複雑な部分を含む。
こうして、腕時計ムーブメント5は現在の時刻を表示することができ(時間、分、及び、9時の位置に配置された、1回転を30秒で完了するスモールセコンドと、このスモールセコンドが0秒と30秒との間にあるか、或いは30秒と60秒との間にあるかを示す、12時の位置に配置されたインジケータ)、そしてさらに、カレンダ(6時の位置に配置されている)、タイムゾーン(6時の位置に配置されている時間)、現在の時刻の24時間表示(3時の位置に配置されている)、及び、クロノグラフ(文字板6の1回転を30秒で完了するセンターセコンドと、文字板6の1回転を60分で完了するセンターミニッツ)を含む。
有利には、クロノグラフ、及び、現在時刻の秒針は、クロノグラフの計測精度(1秒の1/10)をもたらすために、文字板の1回転を30秒で完了することにより表示される。この精度は、腕時計ムーブメント5の高振動周波数により可能にされる。
さらに、このタイプの秒表示(すなわち、ムーブメント5の秒車の完全な1回転が30秒で達成される)により、歯車列も単純化される。実際、このようにして、秒車とガンギ車との比率が2で割られ、これにより、余分な歯車セットの追加が回避される。
有利には、本発明によれば、腕時計ムーブメント5は、5Hzよりも大きい振動周波数、特には、10Hzの振動周波数に耐えることができる。本発明によれば、この結果を得るために、ムーブメント5は、好ましくは、脱進機システム7(この脱進機システムの慣性が、脱進機システムの質量を低減することにより減少される)を含む。
図2及び図3に示されている例において、ムーブメント5が、テンプ輪8及びテンプ輪スプリング10を有するタイプの共振子9と、ガンギ車11及びスイスレバー13を有するタイプの脱進機システム7とを含むを含む様子が見られる。同じく、図2及び図3に、可変慣性タイプのテンプ輪8が示されている(すなわち、外縁の周囲に見られる4つの慣性ブロック40は、個々に動かすことでテンプ輪の慣性の適合を実現し、それによりムーブメント5が調整できる)。テンプ輪8は、例えば、銅−ベリリウム合金から作製され得る。
テンプ輪スプリング10は、好ましくは、天真(バランススタッフ)12上に取り付けられたコレット41を有する単一の部品である。図2及び図3に示されている例において、テンプ輪スプリング10の外端コイル42は、ムーブメント5の不動部(例えば、ブリッジ)上のスタッドまでピンで留められている。図3に見られるように、テンプ輪スプリング10の内側コイル43は、コレット41を用いることを補償するためにグロスマンカーブを含む。テンプ輪スプリング10は、例えば、単結晶シリコンから形成されて二酸化珪素によりコーティングされ得る。
通常の方法において、共振子9が、天真12上に取り付けられたツバを介して脱進機システム7と協働する。脱進機システム7(図4〜図6に、より明確に示されている)は、突出した形状の主要面(図6に見られる)により形成されたスイスレバー13を含む。スイスレバー13は、主に、フォーク状部15とパレットアーム16,17とを接続しているレバー14により形成されている。フォーク状部15は、互いに対向した2つのホーン(角状先端部)18,19を含み、これらのホーンの下に、ダート(剣先)20が、天真12の前記ツバに固定されたピン及び前記ツバの下部とそれぞれ協働するように取り付けられている。
レバー14は、2つのパレットアーム16,17の間に、シャフト21(スイスレバー13をムーブメント5のブリッジと底部プレートとの間に回転可能に取り付けるためのもの)を受け入れる。最後に、ツメ石(パレットストーン)22,23(ガンギ車11と接触することを意図されている)が、アーム16,17各々に取り付けられる。ツメ石22,23は、例えば、合成ルビーから形成され得る。
本発明によれば、好ましくは、レバー14、及び、アーム16,アーム17は、脱進機システム7の慣性を低減するために穴が開けられている。好ましくは、前記突出形状面(図6に示す)に、面密度を1mg・mm-2未満にするために穴が開けられる(用いられる材料により、面密度は0.18mg・mm-2に低減される)。0.18mg・mm-2の値を得るために、スイスレバー13は、例えば、二酸化珪素でコーティングされた単結晶シリコンから形成され得る。
アーム16,17及び/又はレバーの厚さが0.1mm(シリコン製)である場合、ツメ石なしの未完成状態のスイスレバー13の慣性は0.75のmg・mm2と低い値であり得るが、スイスレバー13が完成状態にされる(すなわち、特には、ルビー製ツメ石22,23が取り付けられる)と、その慣性は2.85mg・mm2まで増大することが明らかである。
さらなるコーティング(例えば、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の形態の結晶化炭素)を、少なくともフォーク状部15に、フォーク状部15のトライポロジ及び/又は機械的特徴を変えるために施すことも考えられ得る。
最後に、図4〜図6に示されている例において、レバー14及びアーム16,17に穴を開けることにより、好ましくは、ハニカムタイプの構造が、スイスレバー13の機械的抵抗を保持しながら、質量は非常に著しく低減するように形成される。
脱進機システム7は、さらにガンギ車11を含む。ガンギ車11もまた、突出した形状の主要面(図5に示す)により形成されている。ガンギ車11はプレート25として形成され、このプレート25に、ピニオン27がアーバ24を介して加えられている。アーバ24とピニオン27とは互いに一体的であり得る。図4及び図5に示されているように、ピニオン27は、対称に配置された8つの葉状部44を含み、これらの葉状部44は、ピニオン27がガンギ車11上に突立することを容易にするように、プレート25に近づくに従って徐々に拡がる形状である。ピニオン27及びアーバ24は、例えば、金属又は金属合金、例えばスチールから形成され得る。
プレート25は、ハブ26と、このハブ26に5本のアーム28により連結されたリム(輪縁)29とを含む。リム29は20個のインパルス歯30を含む。もちろん、アーム28及び/又は歯30の個数を変更することが可能である。しかし、本発明によれば、有利には、腕時計ムーブメント5は20個の歯30を含むガンギ車により、高振動周波数での(すなわち、例えば10Hzでの)動作を完全に行うことができる。
本発明によれば、リム29及び/又は歯30は、脱進機システム7の慣性を低減するために穴が開けられている。好ましくは、前記突出形状の主要面(図5に示す)に穴を開けることにより、面密度を0.7mg・mm-2未満にすることができ、また、用いられる材料により、面密度は0.16mg・mm-2にまで低減される。0.16mg・mm-2の値を得るために、ボード25を、例えば、単結晶シリコンから形成して二酸化珪素でコーティングすることが可能である。
従って、ボード25の厚さが0.12mmである場合、ガンギ車11の慣性が1.59mg・mm2まで低減され得ることが明らかである。
さらなるコーティング(例えば、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の形態の結晶化炭素)を、少なくとも歯30に、歯30のトライポロジ及び/又は機械的特徴を変えるために施すことも考えられ得る。
歯30の凹部31は、図5に示されている例においてほぼ三角形であるが、もちろん、この凹部が異なる形状を有することも可能である。
リム29は、歯30の間の空間32により穴が開けられた状態であり、空間32は、鋭角αを形成するように展開されている。さらに、リム29は、歯30の各々からハブ26に向って四辺形の形状の凹部33を含み、また、凹部33各々の間に、ほぼ三角形の穴開き部34を含む。
従って、図5に点線で示されているように、歯30を1つづつ担持する各フレーム状部35は三角形であり、三角形の底辺36がリム29の内径部(内周に沿った部分)により形成され、底辺36は、対応する歯30に、三角形のほぼ直線状の辺37,38によって連結している。
こうして、図5に示された例において、各フレーム状部35が、凹部33及び2つの穴開き部34を含む。さらに、各フレーム状部35は、左右に隣接する他の2つのフレーム状部35と瓦状に重ね合わされている。かくして、各フレーム状部35が、先行するフレーム状部の辺38と交差している辺37と、後続するフレーム状部の辺37と交差している辺38とを含む。最後に、当該フレーム状部35の底辺36のほぼ中央において、その先行するフレーム状部の辺38が、その後続するフレーム状部の辺37に結合されている。ボード25のこの機構は、ボード25の機械的特性を維持したまま、ボード25の質量を著しく低減させる。
従って、本発明によれば、有利には、本発明の脱進機システム7を上記の様に適合させることで、腕時計ムーブメント5が、5Hzよりも高い振動周波数、特には、10Hzの振動周波数に耐えることができる。
もちろん、本発明が、示された例に限定されることはなく、様々な変型及び変更が当業者により考案されることが可能である。詳細には、プレート25又はスイスレバー13に形成される穴開き部31,32,33,34が、異なる形状に形成されることができ、且つ/又は、異なる様に分布されることができ、且つ/又は、貫通穴でなくてもよく、且つ/又は、用途に応じては、形成されなくてもよい。
明らかに、少なくとも1つの要素、例えば、要素11,13の基本的面が同一でない厚さで突出することが可能であり、例えば、ボード25、アーム16,17の各々、又は、レバー14の厚さが可変であってよく、又は、互いに同一でなくてよい。
さらに、各要素の、例として記載された材料を、用途に従って適合させ、且つ/又は、新規の若しくは他の材料が特に非常に適しているならば、それらを用いることも可能である。
7 脱進機システム; 8 テンプ輪; 10 テンプ輪スプリング;
11 ガンギ車; 13 スイスレバー; 26 ハブ; 28 アーム;
29 リム; 30 歯; 31,32,33,34 穴; 35 フレーム状部;
36 底辺; 37,38 辺。

Claims (16)

  1. テンプ輪(8)及びテンプ輪スプリング(10)を有するタイプの共振子(9)と、ガンギ車(11)及びスイスレバー(13)を有するタイプの脱進機システム(7)とを有するムーブメント(5)を含む時計(1)において、前記テンプ輪(8)が、36,000振動/時よりも大きい振動数で振動し、前記脱進機システム(7)が、前記脱進機システム(7)の慣性を低減するために少なくとも部分的に穴が開けられており、且つ、25個の歯数よりも少ない歯数のガンギ車を含み、
    前記ガンギ車(11)のリム(29)に穴が開けられており(32,33,34)
    前記穴が開けられたガンギ車(11)が、歯(30)を担持しているほぼ三角形のフレーム状部(35)を形成し、三角形の底辺(36)が、前記リム(29)の内径部により形成され、且つ、前記底辺(36)に対応する歯(30)に、2つの辺(37,38)により連結し、
    前記各フレーム状部(35)のが、ほぼ四辺形の形状の凹部(33)と、ほぼ三角形の2つの穴開き部(34)とを囲んでいること
    ことを特徴とする時計。
  2. 前記フレーム状部(35)の各々が、隣接する他の2つのフレーム状部(35)と瓦状に重ね合わされていることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 前記各フレーム状部(35)の前記2つの辺の第1の辺(37)が、その先行するフレーム状部の第2の辺と交差し、且つ、当該フレーム状部(35)の第2の辺(38)が、その後続するフレーム状部の第1の辺と交差していることを特徴とする請求項2に記載の時計。
  4. 当該フレーム状部(35)の前記底辺(36)のほぼ中央において、前記先行するフレーム状部の前記第2の辺が、前記後続するフレーム状部の前記第1の辺と、連結されていることを特徴とする請求項3に記載の時計。
  5. テンプ輪(8)及びテンプ輪スプリング(10)を有するタイプの共振子(9)と、ガンギ車(11)及びスイスレバー(13)を有するタイプの脱進機システム(7)とを有するムーブメント(5)を含む時計(1)において、前記テンプ輪(8)が、36,000振動/時よりも大きい振動数で振動し、前記脱進機システム(7)が、前記脱進機システム(7)の慣性を低減するために少なくとも部分的に穴が開けられており、且つ、25個の歯数よりも少ない歯数のガンギ車を含み、
    前記スイスレバー(13)に、前記スイスレバー(13)の機械的抵抗を保持するようにハニカムタイプの構造を形成する穴が開けられていることを特徴とする時計。
  6. 前記テンプ輪(8)が72,000振動/時の振動数で振動することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の時計。
  7. 前記脱進機システム(7)の前記ガンギ車(11)が、面密度が0.7mg・mm-2である突出形状の主要面を含むことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の時計。
  8. 前記ガンギ車(11)の歯(30)に穴が開けられている(31)ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の時計。
  9. 前記ガンギ車(11)のリム(29)に穴が開けられている(32,33,34)ことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の時計。
  10. 前記脱進機システム(7)の前記ガンギ車(11)が20個の歯(30)を含むこと特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の時計。
  11. 前記ガンギ車(11)が、二酸化珪素でコーティングされた単結晶シリコンから形成されること特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の時計。
  12. 前記脱進機システム(7)の前記スイスレバー(13)が、表面質量が1mg・mm-2未満である突出形状の主要面を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の時計。
  13. 前記スイスレバー(13)が、二酸化珪素でコーティングされた単結晶シリコンから形成されることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の時計。
  14. 前記脱進機システム(7)の少なくとも一部(15,30)が、前記少なくとも一部(15,30)のトライポロジ及び/又は機械的特徴を変えるために外側コーティングを含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の時計。
  15. 前記テンプ輪(8)が可変慣性タイプのテンプ輪であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の時計。
  16. 前記ムーブメント(5)の秒車が、前記ムーブメントの歯車列を簡略化するために30秒で1回転を完了するように取り付けられていることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の時計。
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