JP5576187B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
また、金属製の板ばねやゴムトーションユニットは、質量があるので、椅子の質量も大きくなる。
(1)脚により支持された支基と、この支基に、左右方向を向く枢軸をもって枢着された座と、前記支基と座との間に設けられ、座における前記枢軸よりも後部を上向きに付勢する付勢手段とを備える椅子において、前記付勢手段を、前記座と一体成形され、前記支基と座との間において弾性変形することにより、前記座を上向きに付勢するようにした弾性撓曲手段とする。
図1は、本発明の椅子の着座前の正面図、図2は同じく側面図、図3は、同じく着座時の側面図、図4は、背凭れを後傾させたときの側面図、図5は、着座前の椅子の要部の中央縦断側面図、図6は、支基とその上面に取付けられた付勢手段の斜視図である。
図2に示すように、座6が不使用位置にあるとき、着座者が座ろうとする際に最初に当接する初期当接部Pが、脚柱4の中心線Oよりも後方に位置するようにしてある。
この初期当接部Pは、座6が使用位置にあるときは、着座者が適正な着座姿勢で着座したとき、その臀部である座骨部付近を安定よく支持する安定支持部と一致するように定めておくのが好ましい。
また、着座者の臀部が座6の初期当接部Pに当接した後、座6は、着座者の臀部とともに、付勢手段12の付勢力に抗して使用位置まで回動し、着座者の臀部を安定支持点まで誘導して、着座者が迅速に適正な着座姿勢を取ることができ、また着座者の荷重が脚柱4よりも後方に加わるので、座6の後部により、着座者の臀部を安定よく支持することができる。
この付勢手段12は、支基5における枢軸9より下方の部分と座6における枢軸9より後方の部分とを連結する弾性伸縮手段13と、この弾性伸縮手段13の両側方において、座板7の下面に前上端部が一体成形され、中間部が側面視において前方に向かって開口するU字状に弾性撓曲させられ、かつ前下端部が支基5における枢軸9より下方の位置に止着された左右1対の弾性撓曲手段14、14とを備えている。
ロック機能を有するガススプリングとする場合には、そのロック解除操作手段を、例えば肘掛け(図示略)の一部等に設けるのが好ましい。
また、側面視において前方または後方に向かってU字状に開口するか、あるいは、正面視において左右方向にU字状に開口する板またはロッド状のばねとすることもある。
また、弾性伸縮手段13と弾性撓曲手段14とを、小型化して、座6の下方にコンパクトに配設することができるので、椅子の体裁をよくすることができる。
また、両板ばね18は、合成樹脂製の座板7と同材質で軽いので、従来のような金属製の板ばねやゴムトーションユニットを使用する際に比して、椅子を軽量化することができる。
さらに、弾性伸縮手段13をガススプリング17とし、弾性撓曲手段14を板ばね18とすると、弾性伸縮手段13および弾性撓曲手段14の構造は簡素化され、安価に製造することができる。
このように板ばね18が弾性変形することにより、座6を下向きに回動させればさせるほど、板ばね18の反力が大となる。
座6の不使用位置から使用位置への下向き回動時に、この押動杆23により、背凭れ10の下端部が後方に押動されて、背凭れ10は起立状態に維持され、また押動杆23が弾性収縮することにより、背凭れ10は、この押動杆23の弾性復元力に抗して、図4に示すように、後傾させることができる。
連結片23cの中央部は、ガススプリング17の下面と干渉しないように、下方に凹ませてある。なお、押動杆23は、例えばポリアミド系の硬質合成樹脂により一体成形するのが好ましい。
また、後端の左右方向に幅広の連結部23dにも、左右方向を向く軸孔25が設けられ、この軸孔25には、連結部23dを、背凭れ10の下端部前面の左右方向の中央部に前向き突設された左右1対の軸受片26に枢着するための軸ピン27が挿通されている(図5参照)。
押動杆23における左右の弾性撓曲部23b、23bと、それらの各端部同士を連結する連結片23c、および連結部23dとにより、平面視ほぼ円形の閉ループ状に形成されている。
さらに、両弾性撓曲部23b、23bと、それらの端部同士を連結する前後の硬質の連結片23cおよび連結部23dとにより、平面視円形または非円形(互いに内方に弾性撓曲させる場合等)の閉ループ状に形成されているので、弾性撓曲部23bを効果的に弾性撓曲させて、大きなばね力を得ることができ、かつ繰り返し荷重に対しても十分な強度および耐久性を有することができる。しかも、各弾性撓曲部23bをほぼ円形断面としてあるので、どのような方向にも効果的に弾性変形させることができる。
2 脚杆
3 脚体
4 脚柱
5 支基
5a凹部
6 座
7 座板
8 クッション材
9 枢軸
10 背凭れ
10a延出部
11 支軸
12 付勢手段
13 弾性伸縮手段
14 弾性撓曲手段
15 軸
16 軸ピン
17 ガススプリング
18 板ばね
18a上片
18b弾性撓曲部
18c下片
18d下部取付部
19 凸部
20 凹溝
21 押え金具
22 ねじ
23 押動杆(圧縮ばね)
23a足片
23b弾性撓曲部
23c連結片
23d連結部
24、25 軸孔
26 軸受片
27 軸ピン
Claims (4)
- 脚により支持された支基と、この支基に、左右方向を向く枢軸をもって枢着された座と、前記支基と座との間に設けられ、座における前記枢軸よりも後部を上向きに付勢する付勢手段とを備える椅子において、
前記付勢手段を、前記座と一体成形され、前記支基と座との間において弾性変形することにより、前記座を上向きに付勢するようにした弾性撓曲手段としたことを特徴とする椅子。 - 弾性撓曲手段を、一端が座の下面と一体化され、他端が支基に止着され、かつ中間部が弾性撓曲するようにした板ばねとしてなる請求項1記載の椅子。
- 弾性撓曲手段を左右1対設けてなる請求項1または2記載の椅子。
- 座は、合成樹脂製の座板を備え、この座板の下面に、弾性撓曲手段を一体的に成形してなる請求項1〜3のいずれかに記載の椅子。
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