JP5576136B2 - 非常品提供装置、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
非常品提供装置、方法、及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/40—Controlling or monitoring, e.g. of flood or hurricane; Forecasting, e.g. risk assessment or mapping
Description
このような非常品は緊急時に備えてのものであるため、通常は消費したりせず、所定の品質保持期限が近づくと、新たな物資に交換される。そして、交換時まで備蓄されてきた非常品は廃棄処分等されるのが一般的であった。
そこで、本発明は、非常品の提供を受ける者からの要求を受け付けると共に、需要と供給を細かくマッチングすることにより、交換時期が到来した非常品をより適切に再分配し、資源の有効活用を図ることを目的とする。
図1に示されるように、本実施形態に係る非常品提供装置1は、提供者が利用する提供者端末2と、受給者が利用する受給者端末3と、供給者が利用する供給者端末4と、インターネット等のネットワークNWを介して通信可能に構成されている。
この提供者情報DB1Aには、図2に示されるように、提供者を識別するための提供者ID、提供者を認証するためのパスワード、提供者名、住所、メールアドレス等が相互に関連付けて記憶されている。
この受給者情報DB1Bには、図3に示されるように、受給者を識別するための受給者ID、受給者を認証するためのパスワード、受給者名、住所等が相互に関連付けて記憶されている。
この供給者情報DB1Cには、図4に示されるように、供給者名、住所、供給者が供給する取扱非常品、メールアドレス等が相互に関連付けて記憶されている。
この非常品情報DB1Dには、図5に示されるように、非常品の品目毎に、非常品の交換時期算出基準が関連付けて記憶されている。
なお、非常品の品質保持期限は、供給者が提供者に非常品を供給した後に、供給者端末4から、非常品の供給完了通知と共に送信される。
なお、このような非常品については、供給者が供給完了通知と共に、非常品の品質保持期限を送信する際にも、品質保持期限がない、あるいは無期限である旨送信される。
この備蓄情報DB1Eには、図6に示されるように、提供者IDごとに、提供者が備蓄している非常品を識別するための非常品ID、非常品詳細、ステータスが相互に関連付けて記憶されている。
品質保持期限とは、非常品の品質が保持される期限日であり、供給者が提供者に非常品を供給した後に、供給者端末4から、非常品の供給完了通知と共に送信される。また、交換時期とは、供給者から通知された非常品の品質保持期限と、非常品情報DB1Dに記憶されている交換時期算出基準とに基づき、期限管理部11によって算出される情報である。この交換時期の到来に合わせて、備蓄されている非常品の交換処理が実行される。
なお、品質保持期限がない、ないしは、非常品情報DB1Dにおいて交換時期算出基準が無期限の非常品については、品質保持期限及び交換時期についても無期限とされる。
供給状況には、「備蓄中」、「供給処理待機中」、「供給中」、「−(無し)」の四つのステータスのいずれか設定される。
「備蓄中」は、提供者の下において、非常品が単に備蓄されている状態を示している。また、「供給処理待機中」は、備蓄されている非常品について交換時期が到来し、供給者に対する新たな非常品の供給要求の実行を待っている状態を示している。また、「供給中」は、供給者に対して新たな非常品の供給要求を実行し、提供者に新たな非常品を供給している最中の状態を示している。さらに「−(無し)」は、提供者の下に非常品が備蓄されておらず、供給中でもない状態を示している。このステータスは、提供者が今まで備蓄していた非常品を不要として、受給者に当該非常品を配送しているときに設定される。
「−(無し)」は、非常品の配送を行っていない状態、即ち、提供者の下に非常品が備蓄されている状態を示している。また、「マッチング待機中」は、交換時期が到来したか、あるいは備蓄が不要となった非常品について、受給者の受給要求とのマッチング処理を実行すべく、提供情報DB1Fに登録されている状態を示している。また、「配送中」は、提供者から受給者に非常品を配送している最中の状態を示している。
この提供情報DB1Fには、図7に示されるように、提供される非常品の非常品ID、非常品を提供する提供者の提供者ID、非常品の品目、品質保持期限を相互に関連付けて記憶することができる。この提供情報DB1Fに記憶された情報と、要求情報DB1Gに記憶された、受給者の受給要求に係る情報とによってマッチングが行われる。
この要求情報DB1Gには、図8に示されるように、受給者を識別するための受給者ID、受給要求に係る非常品、受給要求の受付日時を相互に関連付けて記憶することができる。
なお、非常品の項目はさらに、非常品の品目及び数量からなる。
このマッチング情報DB1Hには、図9に示されるように、マッチングを識別するためのマッチングID、非常品を提供した提供者の提供者ID、非常品の提供を受ける受給者の受給者ID、提供された非常品の情報である提供非常品を相互に関連付けて記憶することができる。
なお、提供非常品の項目はさらに、非常品ID、品目、品質保持期限からなる。
この期限管理部11は、常時あるいは所定のタイミングで、非常品DB1Dに記憶されている非常品の情報のうち、ステータスが「備蓄中」のものの交換時期に基づき、非常品の交換時期が到来したか否かを判別する。この処理は例えば、備蓄情報DB1Eに記憶された非常品の交換時期と、現在日とを対比し、一致する場合に交換時期が到来したものと判別する。
また、期限管理部11は、供給者から提供者への非常品の供給に際して受信した非常品の品質保持期限と、非常品情報DB1Dに記憶されている当該非常品の交換時期算出基準とに基づき、当該非常品の交換時期を算出する。この処理によれば、提供者に供給されたある非常品の品質保持期限が「2013年1月25日」であり、当該非常品の交換時期算出基準が「6ヶ月前」である場合、交換時期が「2013年1月25日」の「6ヶ月前」である「2012年7月25日」と算出される。また、品質保持期限が「無期限」であり、交換時期算出基準も「無期限」である場合には、交換時期は「無期限」とされる。
この更新処理部12は例えば、備蓄情報DB1Eにおいて、非常品の交換時期が到来し、当該非常品が提供情報DB1Fに登録された際、当該非常品のステータスの配送状況を「備蓄中」から「マッチング待機中」に変更する。また、交換時期が到来した非常品についてマッチングが行われなどして、供給者に新たな非常品の供給要求が出されたときには、当該非常品のステータスの配送状況を「マッチング待機中」から「供給中」に変更する。また、供給者から提供者に新たな非常品が供給された際には、当該非常品のステータスを「供給中」から「備蓄中」に変更する。
マッチング処理部13によるマッチングの結果に対しては、マッチングIDが発行され、マッチング情報DB1Hに登録される。
この通信処理部14は、提供者端末2から、備蓄している非常品の変更要求を受信したり、受給者端末3から、非常品の受給要求を受信したり、供給者端末4に対し、提供者への非常品の供給要求を送信したりする。
この提供者端末2は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、コンピュータプログラムを実行することで、通信処理部21、入出力処理部22の各機能ブロックを実現できる。
この通信処理部21は、非常品提供装置1との間で、提供者が備蓄する非常品の変更要求を送信したり、非常品のマッチング結果を受信したりする。
この受給者端末3は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、コンピュータプログラムを実行することで、通信処理部31、入出力処理部32の各機能ブロックを実現できる。
この通信処理部31は、非常品提供装置1との間で、非常品の受給要求を送信したりする。
この通信処理部41は、非常品提供装置1との間で、非常品の受給要求を送信したりする。
まず、全体の流れの概略について図10を参照して説明する。
本実施形態に係る非常品提供装置1によるサービスの開始にあたり、提供者に対し、所望の非常品を供給する(S1)。供給された非常品に関する情報は、備蓄情報DB1Eに登録して管理する。
また、提供者が備蓄している非常品の交換時期が到来したり、提供者において不要となった非常品が発生した場合には、この情報を提供情報DB1Fに登録する(S3)。
他方、非常品の交換時期の到来によりマッチングが行われた場合には、供給者端末4に対しては、非常品の供給要求を送信する(S6)。これに応じて、供給者から提供者に対して非常品が供給される。
図11は、非常品提供装置1によるサービスの提供の開始にあたり、提供者に対し、新規に非常品を供給する処理の流れ(図10における処理S1の詳細)を示している。
なお、非常品提供装置1によるサービスの享受に際し、提供者は、予め提供者IDの発行を受けたり、パスワードや住所等の提供者情報を提供者情報DB1Aに登録しておく。
Webページ100上では、供給可能な非常品が一覧化して表示されており、非常品の品目名101ごとに、供給を要求する数量を入力する数量入力欄102が設けられている。また、非常品提供装置1
に対し、数量入力欄102に入力された数量の非常品の供給要求を送信するための申込ボタン103が設けられている。
なお、Webページ100中に一覧化して表示された非常品の品目は一例に過ぎず、本発明の実施において、非常品はこれらの品目に限定されない。
そして、指定された提供者の元に、指定された数量の非常品を供給する(S104)。
この際、期限管理部11によって、非常品ごとの品質保持期限に基づいた交換時期が算出され、非常品詳細として併せて登録される。交換時期の算出処理は例えば、供給内容情報として受信した非常品の品質保持期限が「2015年10月5日」であり、非常品情報DB1Dを参照した結果、当該非常品の交換時期算出基準が「6ヶ月前」であった場合、交換時期は「2015年10月5日」の「6ヶ月前」である「2015年4月5日」と算出される。なお、非常品の品質保持期限が「無期限」で、交換時期算出基準も「無期限」であった場合には、交換時期も「無期限」として登録される。
また、当該非常品のステータスが、供給状況については「備蓄中」として、配送状況について「−(無し)」として登録される。
なお、受給者は、非常品提供装置1によるサービスの享受に際し、予め受給者IDの発行を受けたり、パスワードや住所等の受給者情報を受給者情報DB1Bに登録しておく。
受給者は、受給者端末3により、受給者IDに基づいて非常品提供装置1にアクセスし、非常品の受給要求を送信する(S201)。
Webページ200には、受給要求が可能な非常品の品目201ごとに、要求する数量の入力欄202が設けられている。また、下方には、非常品提供装置1に対し、入力した数量の非常品の受給要求を送信するための申込ボタン203が設けられている。
受給者が、Webページ200上において、所望の非常品の品目201と関連付けられた数量入力欄202に所望の数量を入力し、申込ボタン203を押下すると、受給者IDと共に、非常品の品目及び数量に係る情報が非常品提供装置1に対して送信される。
登録においては、受給要求を受信した日時が受付日時として併せて登録される。
期限管理部11は、常時あるいは所定のタイミングで、備蓄情報DB1Eを参照し、交換時期が到来した非常品があるか否かを判別する(S301)。この処理は、備蓄情報DB1Eに登録されている非常品のうち、ステータスの供給状況が「備蓄中」のものについて、現在日と交換時期とを対比することにより実行される。
また、当該非常品について、備蓄情報DB1Eを参照して、ステータスの供給状況を「備蓄中」から「供給処理待機中」に、ステータスの配送状況を「−(無し)」から「マッチング待機中」に変更する(S303)。
まず、提供者は、備蓄する非常品の品目や数量について変更したいときには、非常品提供装置1に対して備蓄内容の変更要求を送信する(S311)。
この変更要求は例えば、図17に示されるWebページ300上から行うことができる。
ここで、数量表示欄301bは、提供者の提供者IDに基づき、備蓄情報DB1Eに登録されている情報を反映したものである。
提供者が、数量入力欄301bに所望の数量を入力し、申込ボタン302を押下すると、当該入力された情報が、変更要求と共に非常品提供装置1に対して送信される。
なお、Webページ300上では、同一の品目については数量をまとめているが、これに限らず、非常品IDごとに個別に表示して、非常品IDに係る非常品ごとに必要か否かを入力可能な構成としてもよい。
この処理は、提供者が現在備蓄している非常品の数量と、変更後の数量とを対比し、数量が減じた分を、不要となった非常品として判別する。
この結果、不要となった非常品があった場合には、当該不要となった非常品を、提供情報DB1Fに登録する(S313)。例えば、米(5kg)が5つ備蓄されていたところ、3つに変更する旨の変更要求を受信した場合には、そのうちの2つが不要となったものと判別する。この際、交換時期の迫ったものから順に不要と判別するものとしてもよい。
また、更新処理部12により、備蓄情報DB1Eを参照して、当該不要となった非常品のステータスの供給状況を「備蓄中」から「−(無し)」に、配送状況を「−(無し)」から「マッチング待機中」に変更する(S314)。
この結果、追加の非常品があった場合には、供給者情報DB1Cを参照し、要求された非常品の供給者の供給者端末4に対して、当該非常品の供給要求を送信する(S316)。
そして、指定された提供者の元に、指定された数量の非常品を供給する(S318)。
この際、期限管理部11によって、非常品ごとの品質保持期限に基づいた交換時期が算出され、非常品詳細として併せて登録される。なお、非常品の品質保持期限が無期限であった場合には、交換時期も無期限として登録される。
また、当該非常品のステータスが、供給状況については「備蓄中」として、配送状況について「−(無し)」として登録される。
まず、マッチング処理部13は、まず、要求情報DB1Gを参照して、登録されている要求情報を、受付日時順にソートする(S401)。
要求情報に合致する提供情報が特定されると、このマッチング結果に対してマッチングIDが発行されると共に、マッチング情報DB1Hにマッチング結果が登録される(S403)。
また、マッチングがなされた要求情報についても、要求情報DB1Gから削除され、要求情報DB1Gが更新される(S405)。
その結果、提供情報が残っていた場合には、当該提供情報について予め決められた所定の処理を実行する(S408)。例えば、当該提供情報に係る非常品を廃棄処分するために、提供者に対して廃棄指示を出したり、廃棄のための回収を行ったりする。また、他の例では、予め決められた業者や団体等に引き渡すべく、提供者に対し、当該業者や団体への配送指示を出すなどする。
この処理の実行を経て、残っていた提供情報も提供情報DB1Fから削除され、提供情報DB1Fが更新される(S409)。
まず、非常品提供装置1において、所定のタイミングでマッチング情報DB1Hが参照され、マッチングされた提供者の提供者端末2に対して、マッチング情報とこれに基づく非常品の配送要求が送信される(S501)。
配送が完了すると、提供者は、提供者端末2から非常品提供装置1に対して、マッチングIDと共に配送完了通知を送信する(S505)。
まず、非常品提供装置1において、所定のタイミングで備蓄情報DB1Eが参照され、ステータスの供給状況が「供給処理待機中」の備蓄情報が抽出され、当該備蓄情報に係る非常品の供給者の供給者端末4に対して、非常品の供給要求が送信される(S601)。
供給が完了すると、供給者は、供給者端末4から非常品提供装置1に対して、非常品IDと共に供給完了通知を送信する(S605)。
図21に示されるように、本実施形態に係る非常品提供装置5は、提供者が利用する提供者端末2と、受給者が利用する受給者端末3と、供給者が利用する供給者端末4と、配送者が利用する配送者端末6とインターネット等のネットワークNWを介して通信可能に構成されている。
なお、提供者端末2、受給者端末3、及び供給者端末4は、第一の実施形態における各端末と同様の構成からなる。
なお、配送者情報DB1I以外の機能部は、第一の実施形態に係る非常品提供装置1が備える各機能部と同様の機能を備える。
この配送者情報DB1Iには、図22に示されるように、配送者名、住所、データの宛先情報となるメールアドレス等が互いに関連付けて記憶されている。
この配送者端末6は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、コンピュータプログラムを実行することで、通信処理部61、入出力処理部62の各機能ブロックを実現できる。
この通信処理部61は、非常品提供装置5との間で、非常品の配送要求を受信したりする。
まず、非常品提供装置5において、所定のタイミングでマッチング情報DB1Hが参照され、配送者端末6に対し、マッチング結果と共に、マッチングされた提供者の下から、マッチングされた非常品を回収し、当該非常品をマッチングされた受給者に配送することを要求する配送要求が送信される(S701)。
配送が完了すると、配送者は、配送者端末2から非常品提供装置5に対して、マッチングIDと共に配送完了通知を送信する(S706)。
図24(a)に示されるケース400は、把手が取り付けられた鞄状のケースであり、中に非常品を収容して持ち運ぶことが出来るようになっている。
このケース400の外面には、QRコード(登録商標)等のニ次元コード401が貼り付けられている。このニ次元コード401には、各種のデータをコード化して埋め込んでおくことができる。
例えば、非常品IDをコード化して埋め込んでおいて、配送等の際に当該ニ次元コード401を読み取って非常品IDを把握することで、指定された非常品を間違いなく、受給者の下に配送することが出来る。また、品目や品質保持期限等の非常品情報を埋め込んでおき、提供者の下に備蓄する際、埋め込まれた情報を読み取って非常品提供装置に送信し、備蓄情報として登録するようにしてもよい。また、これらの情報はニ次元コードに限らず、ICタグなどに持たせてもよい。
このシール502は、例えば、非常品を収納したケース500を配送する際に、提供者情報を表示するとよい。より具体的には、ニ次元コード501の読取機能、読み取ったデータを所定のシール上にプリントアウトする出力機能、非常品提供装置とネットワークを介して通信するための通信機能を備えた端末を用意する。
そして、非常品を配送する際、読取機能によりニ次元コード501から非常品IDを読み取った上、非常品提供装置と通信して、当該非常品IDに係る非常品を備蓄する提供者の提供者名を取得する。それから、出力機能によって、当該提供者名を所定のシール上にプリントアウトしてシール502を得る。こうしてプリントアウトされたシール502をケース500に貼り付けて配送を行う。なお、ニ次元コード501中に、提供者名を予めデータとして埋め込んでおいてもよい。
これにより、提供者による社会貢献をアピールすることが出来る。
11 期限管理部
12 更新処理部
13 マッチング処理部
14 通信処理部
1A 提供者情報DB
1B 受給者情報DB
1C 供給者情報DB
1D 非常品情報DB
1E 備蓄情報DB
1F 提供情報DB
1G 要求情報DB
1H マッチング情報DB
1I 配送者情報DB
2 提供者端末
21 通信処理部
22 入出力処理部
3 受給者端末
31 通信処理部
32 入出力処理部
4 業者端末
41 通信処理部
42 入出力処理部
6 配送者端末
61 通信処理部
62 入出力処理部
400 ケース
401 ニ次元コード
500 ケース
501 ニ次元コード
502 シール
NW ネットワーク
Claims (5)
- 品質保持期限が定められた非常品を備蓄すると共に、当該備蓄された非常品を新しい非常品と交換する際に、交換の対象となった非常品を第三者に提供する提供者が利用する提供者端末と、
上記提供者から、上記交換の対象となった非常品の提供を受け、当該非常品を備蓄する受給者が利用する受給者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記提供者の下において、品質保持期限に基づいて交換対象となった非常品を、上記受給者に提供するための装置であって、
上記提供者が備蓄している非常品の品目情報、及び上記非常品ごとに定められた品質保持期限から所定期間前の交換時期を相互に関連付けて記憶する備蓄情報記憶手段と、
品質保持期限に応じた交換時期を算出して上記備蓄情報記憶手段に登録しておき、上記備蓄情報記憶手段に記憶された交換時期に基づき、上記非常品ごと上記交換時期が到来したか否かを判別する期限管理手段と、
上記受給者端末から、上記受給者所望の非常品の品目情報と共に、上記受給者所望の非常品の提供要求を受信する提供要求受信手段と、
上記提供者端末から、上記提供者識別情報と、備蓄が不要となった非常品の品目情報及び変更数量情報を、備蓄数量の変更要求と共に受信する変更受付手段と、
上記期限管理手段によって、交換時期が到来したものと判別された非常品と、上記提供要求に係る非常品及び変更要求により備蓄が不要となった非常品とを対比し、上記提供要求に合致する非常品を特定するマッチング手段と、
上記マッチング手段により特定された非常品を備蓄する提供者の提供者端末に対し、上記特定された非常品を、上記受給者に配送することを要求する配送要求を送信する配送要求送信手段と、を有する、
ことを特徴とする非常品提供装置。 - 上記交換対象となった非常品の配送を担う配送者が利用する配送者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に構成され、
上記配送要求送信手段は、上記配送者端末に対し、上記マッチング手段により特定された非常品を、上記提供者の下から回収し、上記受給者に配送することを要求する配送要求を送信する、
請求項1記載の非常品提供装置。 - 交換対象となった非常品を新たに供給する供給者が利用する供給者端末と、さらにネットワークを介して通信可能に構成され、
上記供給者端末に対し、上記期限管理手段により交換時期が到来したものと判別された非常品を、上記提供者に供給することを要求する供給要求を送信する供給要求送信手段、をさらに有する、
請求項1又は2記載の非常品提供装置。 - 品質保持期限が定められた非常品を備蓄すると共に、当該備蓄された非常品を新しい非常品と交換する際に、交換の対象となった非常品を第三者に提供する提供者が利用する提供者端末と、
上記提供者から、上記交換の対象となった非常品の提供を受け、当該非常品を備蓄する受給者が利用する受給者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記提供者が備蓄している非常品の品目情報、及び上記非常品ごとに定められた品質保持期限から所定期間前の交換時期を相互に関連付けて記憶する備蓄情報記憶手段、を有するコンピュータにより、
上記提供者の下において、品質保持期限に基づいて交換対象となった非常品を、上記提供者に提供するための方法であって、
品質保持期限に応じた交換時期を算出して上記備蓄情報記憶手段に登録しておき、上記備蓄情報記憶手段に記憶された交換時期に基づき、上記非常品ごとに定められた品質保持期限から所定期間前の所定の交換時期が到来したか否かを判別する処理と、
上記受給者端末から、上記受給者所望の非常品の品目情報と共に、上記受給者所望の非常品の提供要求を受信する処理と、
上記提供者端末から、上記提供者識別情報と、備蓄が不要となった非常品の品目情報及び変更数量情報を、備蓄数量の変更要求と共に受信する処理と、
上記交換時期が到来したものと判別された非常品と、上記提供要求に係る非常品及び変更要求により備蓄が不要となった非常品とを対比し、上記提供要求に合致する非常品を特定する処理と、
上記特定された非常品を備蓄する提供者の提供者端末に対し、上記特定された非常品を、上記受給者に配送することを要求する配送要求を送信する処理と、を実行する、
ことを特徴とする非常品提供方法。 - 品質保持期限が定められた非常品を備蓄すると共に、当該備蓄された非常品を新しい非常品と交換する際に、交換の対象となった非常品を第三者に提供する提供者が利用する提供者端末と、
上記提供者から、上記交換の対象となった非常品の提供を受け、当該非常品を備蓄する受給者が利用する受給者端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記提供者が備蓄している非常品の品目情報、及び上記非常品ごとに定められた品質保持期限から所定期間前の交換時期を相互に関連付けて記憶する備蓄情報記憶手段、を有するコンピュータを、
上記提供者の下において、品質保持期限に基づいて交換対象となった非常品を、上記提供者に提供する非常品提供装置として機能させるためのコンピュータプログラムでであって、
上記コンピュータに、
品質保持期限に応じた交換時期を算出して上記備蓄情報記憶手段に登録しておき、上記備蓄情報記憶手段に記憶された交換時期に基づき、上記非常品ごとに定められた品質保持期限から所定期間前の所定の交換時期が到来したか否かを判別する処理と、
上記受給者端末から、上記受給者所望の非常品の品目情報と共に、上記受給者所望の非常品の提供要求を受信する処理と、
上記提供者端末から、上記提供者識別情報と、備蓄が不要となった非常品の品目情報及び変更数量情報を、備蓄数量の変更要求と共に受信する処理と、
上記交換時期が到来したものと判別された非常品と、上記提供要求に係る非常品及び変更要求により備蓄が不要となった非常品とを対比し、上記提供要求に合致する非常品を特定する処理と、
上記特定された非常品を備蓄する提供者の提供者端末に対し、上記特定された非常品を、上記受給者に配送することを要求する配送要求を送信する処理と、を実行させる、
コンピュータプログラム。
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