JP5576119B2 - スパークリングワイン用のコンポジットコルク材料の栓およびその製造方法 - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、密接に結合し、粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から生成される2種類のコルク凝集体からなる、スパークリングワイン用のコンポジット材料のコルク栓に関し、さらに、コルク凝集体栓の2種の混合物および個別の成形を用いた該栓の製造に関する。
発明の背景
スパークリングワインおよびガス入りワインの世界市場は全盛的に拡大しており、そして既に50を超える国で毎年20億本を超えて生産されている。極めて重要な本質的な側面の1つは、この種のボトルの的確で安全なシールである。
実際、シャンパンおよびスパークリングワインまたはガス入りワインの場合、シーラントは、ボトル内側の圧力の維持を確保するような手法でシールを保証しなければならない。スパークリングワイン用ではボトル内側の圧力が1.5barを超える。
スパークリングワイン市場の要求は、多くそして詳細であり、そのうち最も重要なのは;性能の均一性(シーリング、エージング、開けた後の挙動および感覚特性の保存)、市場による許容性(マッシュルーム形状のコルクの伝統的な外観)およびコストに対して高品質であることである。
市場は現在、コルクシーラントの使用をより望んでおり、そしてこれらは現在80%を占め、残りの20%は人工シーラントおよびねじキャップによって栓をされている。
現在用いているコルクシーラントは全ての要求に適合させることはできない。
コルク凝集体栓は現在2つの区別されるプロセスによって製造されている。
−連続反応性押出し(「押出しプロセス」としても公知である)、
−閉型内での圧縮反応(「個別成形プロセス」としても公知である)
これらのプロセスの第1のものにおいては、加熱されたチューブ状セグメントを通してプレポリマー添加剤を連続的に押付けることによって粒状コルクを予め湿らせる。圧縮は、プレポリマー添加剤で粒体間の空間が埋まることを引き起こし、これは温度下で凝集粒体の端部を重合させる。この手法で製造される連続シリンダーロッドは続いて好適な長さの断片に区切られる。仕上操作を適用した後、必要な長さおよび径の栓が得られる。
これらのプロセスの第2のものにおいては、プレポリマー添加剤によって予め湿らせた粒状コルクを半連続法でシリンダー状の型内に供給する。次いで型内で2つのシリンダーピストンにより粒状物を圧縮する。高温型内で数分間適用される圧力により、重合反応が高レベルのトランスフォーメーション、典型的には95%超に到達し、そして型からの取出しに従った膨張を低減する。
不適切と考えられるために説明されていない2つの他のプロセス;すなわちチューブ状遠心分離凝集体およびパラレルパイプ状のブロック(paralellepipedic block)が存在する。
直径25mm〜30.5mmの凝集栓は、コルク粒体(2〜8mmの間と測定される)の凝集、および押出しプロセス,例えば英国特許第GB517798号に記されているプロセスにおいて用いるもの、またはそれほど多くないが個別成形プロセスによる化学添加剤の組合せの結果物である。
これらの栓の品質は、競合する圧力に対して、加工プロセスまたは選択する原料のいずれかに起因して一般的に所望よりも劣ると考えられる。
これらの栓を使用することは、ワインの感覚特性のランダムエージングを招来する可能性があり、そしてCO2の保存において信頼性がない挙動をも招来する可能性がある。
ガス入りワインまたはスパークリングワインのボトルをシールするために最も用いる栓は、各端部上に結合した天然コルクの2つの円板を有する凝集コルクの円柱からなるものである。
凝集円柱は、粒体の平均サイズ2〜8mmのコルク粒体を化学添加剤とともに凝集させることによって、そして反応性押出しプロセスによってまたは成形によって得られる。
従って、コルク円板は、伝統的な様式で、または欧州特許第0481155号明細書に記載されるように使用できる。異なる物理特性を有する2種の材料の接着による結合により、これらのうち1種が天然材料の固有の変動性および不均一性を被り、そして完全には満足されない挙動の均一性を招来する。
「新世代」凝集体コルクは、成形プロセスを介したコルク粒体の凝集により得られ、そして最小質量が粒体コルクの51パーセント、粒度分布測定が0.25〜8mmの間、そしてより高頻度には0.25〜2.5mmの間である。
これらの栓は、エージングの感覚的な中立性の改善を目的とするプロセスによって製造され、そして欧州特許第0496687号明細書に記載されるような膨張性の人工材料を含有できる。用いるプロセスに関し、これらの栓は、高い確実性で使用要求、すなわち機械的および感覚的な挙動の均一性に関するものを満たすことが可能である。しかし、コルクの視覚的な側面は一般的に潜在的な顧客の期待に合致していない。
スペイン国特許第2160005号明細書(Martin)は、接着コルク円板およびワイヤフレームを有するかまたは有さない凝集体栓を記載する。1種類の凝集体のみが存在し、そしてこの場合、コルク円板は成形中に接着されて密接な結合はしない(結合表面は規則的である)。製造プロセスは説明もクレームもされていない。
スペイン国実用新案第1043200号明細書(Emporda)は、3つの別個の部材で形成される栓を記載する。第1は粗い凝集体(4〜8mm)のものであり、第2は天然コルクのものであり、そして第3は細かい凝集体(20.5〜3mm)のものである。凝集体部材は、ユニット型内またはブロック内の押出しによって別個に得られる。部材は、成形中に接着させそして密接には結合させない(結合表面は規則的である)。
スペイン国実用新案第1047917号明細書(Emporda)は、スペイン国実用新案第1043200号明細書と類似し、そして3つの別個の部材で形成される栓も記載する。第1は粗い凝集体のものであるか、非透過性化剤を有するものであり、第2は、天然コルクのものであり、そして第3は非透過性化剤を有する細かい凝集体のものである。部材は、成形中に接着させそして密接には結合させない(結合表面は規則的である)。製造プロセスは記載されていない。
スペイン国実用新案第1057788号明細書(Rut11ant)は、2つまたは3つの別個の部材で形成される栓を記載する。第1は粗い凝集体(2.72〜4.75mm)のものであり、第2は細かい凝集体(<1mm)のものであり、そして第3は、存在する場合には、天然コルクのものである。部材は、成形中に接着させそして密接には結合させない(結合表面は規則的である)。製造プロセスは記載されていない。
スペイン国実用新案(Trefinos)は、粗い凝集体(3.5mm)の内側円柱コアおよび細かい凝集体(0.5mm)の外側リングで形成された栓を記載する。この生成物は、2つの同心ドローフレームを基にして押出しによって得られる。
スペイン国特許第2255389号明細書(Janosa)は、細かい凝集体および天然コルクの円板からなる栓を記載する。この栓を製造するプロセスは、凝集体の成分の混合によるものであり、そしてコルクの円板を成形中に組み込む。しかし、栓は粗い凝集体を有さず、そしてコルク円板を有し、結合表面は規則的である。プロセスは1つのミキサーのみ用いる。
独国実用新案第201 19 241号明細書および独国特許第1936646号明細書は、プラスチック材料の非透過性化円板によって分離される天然コルクの2つの部材からなる栓を記載する。
国際公開第2006/003284号パンフレットは、凝集体の同じ表面に接着した天然コルクの2つの円板を有する1種のみの凝集体コルクの栓で、結合表面が規則的であるもの、さらに製造方法を記載する。
仏国特許出願第2 838 714号明細書は、1種のみの凝集体コルクのスパークリングワイン用栓を記載し、これは天然コルクの接着した円板も有し、結合表面は規則的である。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の栓を形成する第1のモデルの長手方向切断部を示し、長さ(6)は38〜55mm、好ましくは40〜48mmであり、そして直径(3)は23〜32mm、好ましくは26〜31mmであり、そして長さ(4)が4〜45mm、好ましくは20〜30mmのコルクの粗い凝集体であって、面取り部(bevel)(1)が2〜8mm、好ましくは3〜5mm(栓の長手軸の角度(2)45°±20°、好ましくは45°±5°、を形成する)であるもの、そして長さ(5)が4〜45mm、好ましくは15〜25mmのコルクの細かい凝集体であって、小さい面取り部(7)が0.5〜5mm、好ましくは0〜2.5mmであるもの、からなる。
図2は、本発明の栓を製造する第2のモデルの長手方向切断部を示し、長さ(13)は38〜55mm、好ましくは40〜48mmであり、そして直径(10)は23〜32mm、好ましくは26〜31mmであり、そして長さ(11)が4〜45mm、好ましくは20〜30mmのコルクの粗い凝集体であって、面取り部(8)が2〜8mm、好ましくは3〜5mm(栓の長手軸の角度(9)45°±20°、好ましくは45°±5°、を形成する)であるもの、そして長さ(12)が4〜45mm、好ましくは15〜25mmのコルクの細かい凝集体、そして厚み(14)が2〜6.5mm、好ましくは4〜6mmの天然コルクの円板、からなる。
図3は、未仕上栓(後に仕上プロセスを行なって栓の最終製品を得る)の製造図を示す。
発明の要約
本発明は、市場の要求に合致する相補的な特性を有する2種類のコルク凝集体からなる、スパークリングワイン用のコンポジット材料のコルク栓を製造するためのものである。 本発明はまた、2つのミキサーおよびコルク凝集体の栓の個別の成形を用いた該栓の製造方法に関する。
2種類の凝集体を接続する種々の方法、特に種々の型の接着剤(ポリウレタン接着剤、「ホットメルト」接着剤および反応性「ホットメルト」接着剤、ならびにカゼイン)を用いた頂部対頂部の接着を実験室において試験した。全ての場合で接着ラインは注目すべきものである。
これらの試験により満足な結果が導かれたが、接着剤が表面に塗布されず、続いて接着ラインに沿って破断するという高いリスク、さらに成形後に続く操作の高い追加コストが存在するという結論も導かれた。
これらの観測により、「個別成形」の方法に決定した。この方法では、2種類の粒状物の結合を同じ成形操作において行なう。
図1は、本発明の栓を形成する第1のモデルの長手方向切断部を示す。 図2は、本発明の栓を製造する第2のモデルの長手方向切断部を示す。 図3は、未仕上栓(後に仕上プロセスを行なって栓の最終製品を得る)の製造図を示す。
発明の詳細な説明
本発明の第1の目的は、圧力1.5bar超のボトル中のスパークリングワイン用のコンポジット材料で形成され、引張りのみでなく捻れによってボトルのネック部から取外す際の捻れによる破断(rupture)に対する耐性を有し、柔軟性および均一性の両者について良好な結果を与え、密接に結合し、そして以下のパーセントの粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から製造される2種類のコルク凝集体:
a)粒度分布2〜10mm、好ましくは3〜7mmのコルクの第1の体から得られる10〜90体積%、好ましくは40〜60体積%の第1の凝集体;
b)粒度分布0.25〜4mm、好ましくは0.25〜2.5mmのコルクの第2の体から得られる90〜10体積%、好ましくは60〜40体積%の第2の凝集体;
で形成され、2種の凝集体間の接合表面がこれらの相互貫入によって不規則であり、そして第2の凝集体がワインに接触する栓に関する。
本発明に係る栓の他の態様において、栓は、天然コルクの1つ以上の円板を栓の下端および/または上端に含むことができる。
本発明の第2の目的は、圧力1.5bar超のボトル中のスパークリングワイン用のコンポジット材料の栓の製造方法であって、密接に結合し、そして以下のパーセントの粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から製造される2種類のコルク凝集体:
a)粒度分布2〜10mm、好ましくは3〜7mmのコルクの第1の体から得られる10〜90体積%、好ましくは40〜60体積%の第1の凝集体;
b)粒度分布0.25〜4mm、好ましくは0.25〜2.5mmのコルクの第2の体から得られる90〜10体積%、好ましくは60〜40体積%の第2の凝集体;
によって栓の個別成形を行なうことより得ることを特徴とする方法に関する。
第1の凝集体は第1の個別ミキサー内で第1の体、結合剤および他の添加剤の特定の配合を形成することによって得られ、そして第2の凝集体は第2の個別ミキサー内第2の体、結合剤および他の添加剤の特定の配合を形成することにより得られ、これらの各々は配合と称する予め確認した体積および質量からなり、これらの原料を2つの別個の系に可変量で移送することによって、生成される混合物を単一成形キャビティ内にピストン系にて導入する。円筒小孔(cylindrical alveolus)はその各端部で型支持板に固定されている。
通常ラテラルフィーダーは、振動撹拌系を利用して重力送りによって粒体を受入れる回転する円筒または半円筒のキャビティからなり、粒体を予め添加結合剤によって湿潤させる。
フィーダーは、成形チャンバーと軸方向に並べ、そして押付ピストンがフィーダー内側に摺動して粒体を型内に押し、この操作を、次に粒体をプレスするシリンダー状の型の2つの頂部において同時に生じさせる。
ピストンの並進運動によって圧縮を確保し、2種類の凝集体の接合ラインは、分離の平均概念ラインの両側の2つの部材の幾らかかの相互貫入が存在する不規則ラインである。
次いで、型を、予加熱および温度管理されたオーブンに移動し、重合を生じさせかつ冷却後に過度の膨張なく脱型を可能にするための機械的な安定性を確保するのに必要な時間、ここでこれらを維持する。
次いで、温度制御された冷却チャンバーに型を移動し、そして温度30〜80℃、好ましくは40〜60℃に冷却し、ここでピストンエジェクターで脱型する。
2種類の凝集体間の密接な結合を液体重合性結合剤によって確保する。
用いる結合剤は、凝集体の各種類で異なることができる。
用いる配合も、凝集体の各種類で異なることができる。
2種類の凝集体間の密接な結合を型内側の圧力下で保証する。
好ましくは、液体重合性結合剤が、反応性官能基を有するかまたは有さない高分子ポリウレタン構造を有する。
より好ましいのは、ベースの凝集体において用いるポリウレタンプレポリマーが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)およびそれぞれのポリマー類似体に由来するかまたはトルエンジイソシアネート(TDI)、その異性体もしくは類似体に由来する末端分子構造を有する結合剤の前駆体であることである。
本発明に係る方法は、引張りのみでなく捻れによってボトルのネック部から取外す際の捻れによる破断に対する耐性を有し、そして柔軟性および均一性の両方の点について良好な結果を示す、密接に結合している2種類の異なる凝集構造から形成される、より耐性の栓の製造を可能にする。
実験の部
フィーダー系は、型内への等量での導入を確保する、結合剤用および他の添加剤用の2つの独立の粒体混合回路からなる。
これらの系の各々に、粒体(粗いおよび細かい)ならびに種々の特性の結合剤、さらに種々の添加剤を供給できる。
2種の特定の配合物を2つの個別ミキサー内で準備し(粒体、結合剤および他の添加剤の種類、配合と称する予め確認した体積および質量からなる)、そしてこれらの原料を可変量で2つの別個の系に移送する。よって、次いで、生成される混合物を単一成形キャビティ(円筒小孔、その各端部で型支持板に固定されたもの)内にピストン系にて導入する。
ラテラルフィーダーの各々は、振動撹拌系を利用して重力送りによって粒体を受入れる回転する円筒または半円筒のキャビティからなり、粒体を予め結合剤添加剤によって湿潤させる。次いで、フィーダーを、成形チャンバーと軸方向に並べる。押付ピストンがフィーダー内側に摺動して粒体を型内に押す。
この操作を、シリンダー状の型の2つの頂部において同時に生じさせる。次いで、体積の6から1への減少があるまで粒体を型内にプレスする。これは最大3から1、好ましくは4から1に変えることができる。
よって、各頂部において未仕上栓を異なる粒体に形成する。各側における用量によって各種類の未仕上凝集体栓の長さを変えることが可能になる理由は、各栓が常に2種類の異なる種類の粒体からなるからである。
ピストンの摺動動作は、粒体の混合を確保するものではなく、むしろ部材間の幾らかかの相互貫入で不規則である、2種類の凝集体の接合ラインでの圧縮を確保する。
よって、凝集コルクの未仕上の栓は、2つの種類の区別されるが強固に結合している凝集体の型の内側に形成される。
記載される製造方法により、各種類の凝集体の相対比10〜90%、好ましくは40〜60%の制御された様式の連続的な変化が可能になる。
型を閉じた後、これらを予加熱および温度管理されたオーブン内に移動し、重合を生じさせかつ冷却後に過度の膨張なく脱型を可能にするための機械的な安定性を確保するのに必要な時間、ここでこれらを維持する。
次いで、温度制御された冷却チャンバーに型を移動し、そして温度30〜80℃、好ましくは40〜60℃に冷却する。次いでこれらを型からピストンエジェクターで取出す。粒体の導入から円柱体の押出しまでの全サイクルは30〜80分、好ましくは40〜70分を要する。
次いで、得られる未仕上栓を完全に重合させるために十分な時間貯蔵する。この時間間隔は、12〜168時間、好ましくは24〜72時間の間で、環境温度および相対湿度に応じて変動させることができる。
次いでこれらを意図する寸法に機械加工し、洗浄をしてもしなくてもよく、そしてこの場合続いて乾燥させる。これにより得られる栓は従来の表面処理の後に特別なマーキングを有することができる。
記載される本発明の方法に従って製造される栓は以下の利点を有する:
・弾力性に関する挙動および力学の優れた再現性を可能にする、物理特性の均一性、ならびに適用の特異性の有効性。これにより、機械特性のこの再現性によって、ボトル詰めに必要な圧力の恒常性による利点を得ることが可能になる。
・従来の栓と同じボトル詰め後の外装外観、およびボトル開栓時の従来の栓よりも着実な「マッシュルーム」形。
・用いる原料に対して技術的な技能がより良好であることによる感覚挙動の均一性。
以下の例および比較検討は、発明を説明するものであるがこれを限定することは意図しない。発明の精神および範囲から逸脱しない、当該分野の熟練者が提供できる明白な可能な改変が存在する。
例1
本発明に係る栓の製造
第1のミキサー内に16kgの第1の体(粒度分布3〜7mm)、2kgの結合剤1および0.1kgの添加剤1を導入し、一方、第2のミキサー内に12kgの第1の体(粒度分布0.5mm〜2.5mm)、2.5kgの結合剤2、および0.2kgの添加剤を導入する。各ミキサー内で成分の混合物を15分間で形成する。この操作は不連続的であり、そして以下のものは連続的であるため、混合時間は混合物の使用とほぼ同じであることが必要である。続いて供給系は容積を充填し、この操作は約2.5秒間要する。
シリンダー状の型の各側の上のピストンが、粒体を型内に移送し、この移送は2つの頂部で同時になされる。
よって供給貯蔵所の容積は最大必要圧縮を2つの動作において確実に生じさせ、そしてこの操作は4.5秒間要する。次いで型ラックをオーブン内に120℃で約35分間置く。次いで、型ラックを、温度65℃に設定した冷却チャンバー内に通し入れ、これは約15分間要する。従って、2つのオーブン内での総時間は50分間程度であり、これを「サイクル」の総時間と規定する。
例2
本発明の方法によって得られる栓の特性
長さ(mm)・・・・・・・48.0±0.5
直径(mm)・・・・・・・30.5±0.3
見掛けの固有質量(k/m3)・・・275±20
長さ,細かいグレイン(0.25〜2.5mm)コンポジット凝集体・・25.0±2.0
長さ,従来のグレイン(3〜7mm)コンポジット凝集体・・23.0±2.0
この例は、ワインに接触することになる細かいグレインの凝集コンポジットの長さがガス入り飲料をシールするためのシールの公知の深さに対応するため選択した。
本発明によって製造される栓と先行技術による栓との比較検討
以下に示すのは、本発明の方法に従って製造される栓と従来の方法によって製造されるもの(3〜7mm粒状物):成形凝集体、同じ端部に結合する2つの円板を有する凝集体および新世代凝集体(0.3〜1.2の粒状物から製造される)との間の物理特性の比較である。
全てのこれらの栓は、サイズ、体積および質量の同様の特性を有する。
弾力性は、押付力対緩和力の関係の補助により測定した。力についてのこれらの形態は、Norm ISO 9727に含まれる手法から得た。
栓をその初期直径30.5mmから15mm(ボトル詰め時の押付直径)に押付けるのに必要な瞬間押付強さも測定した。
測定は、15mmから17.5mm(シャンパンおよびスパークリングワインのボトルのネック部の底部直径)になった1分後に栓によって適用される力について行なった。Fcomp/Frecovの関係が低いほど、凝集コルクの機械特性が良好である。これは、押付けることができ、良好なシーリングのために絶対に必要な良好な回復強さを保てることを意味するからである。
comp−押付強さ
recov−回復強さ(残存弾性強度)
行なった比較試験は、以下の結果を示す:
弾力性
本発明の方法に従って製造された栓・・・1.23±0.02
成形凝集体栓・・・・・・・・・・・・・1.32±0.29
2つの円板を有する凝集体栓・・・・・・1.24±0.13
新世代の細かいグレインの凝集体栓・・・1.30±0.10
よって、本発明の方法によって得られる栓では、弾力性のレベルおよび試験結果の均一性に関してより良好な結果が得られたことが観測された。
捻った際の破断に対する耐性もまた、単純に引張るだけでなく捻ることによりボトルのネック部から引出せる栓の基本的なパラメータである。この動きは、このような試験用に設計された機器を用いることにより試験する。破断が生じるバイナリ値が高いほど、試験した栓はより耐性であった。以下の結果が得られた:
破断バイナリ(N.m)
本発明の方法に従って製造された栓・・・49.9±3.5
成形凝集体栓・・・・・・・・・・・・・41.9±3.8
2つの円板を有する凝集体栓・・・・・・44.1±3.8
新世代の細かいグレインの凝集体栓・・・46.2±3.7
よって、本発明の方法に従って製造された栓はより良好でより均一な結果を与えたことに注目された。
従来の凝集体と細かい凝集体コンポジットにおいて同じ程度にランダムな様式で生じた捻れによる破断もまた評価した。両者の場合に顕著な違いはなかった。
栓において、2種類の凝集体間の理論接合ラインに沿った破断は検出されなかった。
以下もまた開示される。
[1] 引張りのみでなくボトルのネック部から取外す際の捻れによる破断に対する耐性を有し、そして弾力性および均一性の両者に関して良好な結果を示す、圧力1.5bar超のボトル中のスパークリングワイン用のコンポジット材料の栓であって、密接に結合し、そして以下のパーセントの粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から製造される2種類のコルク凝集体:
a)粒度分布2〜10mmのコルクの粒体1から得られる10〜90体積%の凝集体1;
b)粒度分布0.25〜4mmのコルクの粒体2から得られる90〜10体積%の凝集体2;
を含み、2種の凝集体間の接合表面がこれらの相互貫入によって不規則であり、そして凝集体2がワインに接触することを特徴とする、栓。
[2] 40〜60体積%の凝集体1、および60〜40体積%の凝集体2を含むことを特徴とする、上記[1]に記載の栓。
[3] 粒体1の粒度分布が3〜7mmであり、そして粒体2の粒度分布が0.25〜2.5mmであることを特徴とする、上記[1]または[2]に記載の栓。
[4] 栓の上端および/または下端に天然コルクの1つ以上の円板をも含んでもよいことを特徴とする、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の栓。
[5] 圧力1.5bar超のボトル中のスパークリングワイン用のコンポジット材料の栓の製造方法であって、密接に結合し、そして以下のパーセントの粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から製造される2種類の凝集体:
a)粒度分布2〜10mmのコルクの粒体1から得られる10〜90体積%の凝集体1;
b)粒度分布0.25〜4mmのコルクの粒体2から得られる90〜10体積%の凝集体2;
からなるコルク凝集体の栓を個別に成形することを含むことを特徴とする、方法。
[6] 凝集体1が、個別ミキサー1内で粒体1、結合剤および他の添加剤の特定の配合を形成することによって得られ、そして凝集体2が、個別ミキサー2内で粒体2、結合剤および他の添加剤の特定の配合を形成することによって得られ、これらの各々が配合と称する予め確認した体積および質量からなり、これらの原料を2つの別個の系に可変量で移送することによって、生成される混合物を、各端部で型支持板に固定された単一成形キャビティである円筒小孔内にピストン系にて導入することを特徴とする、上記[5]に記載の方法。
[7] ラテラルフィーダーの各々が、振動撹拌系を利用して重力送りによって粒体を受入れる、回転する円筒または半円筒のキャビティからなり、粒体を予め添加結合剤によって湿潤させることを特徴とする、上記[6]に記載の方法。
[8] フィーダーを成形チャンバーと軸方向に並べ、そして押付ピストンがフィーダー内側に摺動して粒体を型内に押し、この操作を、次に粒体をプレスするシリンダー状の型の2つの頂部において同時に生じさせることを特徴とする、上記[5]〜[7]のいずれかに記載の方法。
[9] ピストンの並進運動によって圧縮を確保し、2種類の凝集体の接合ラインが、分離の平均概念ラインの両側の2つの部材の幾らかかの相互貫入が存在する不規則ラインであることを特徴とする、上記[5]〜[8]のいずれかに記載の方法。
[10] 閉じられた後の型を、予加熱および温度管理されたオーブンに移動し、重合を生じさせかつ冷却後に過度の膨張なく脱型を可能にするための機械的な安定性を確保するのに必要な時間、該オーブンでこれらを維持することを特徴とする、上記[5]〜[9]のいずれかに記載の方法。
[11] 温度制御された冷却チャンバーに型を移動し、そして温度30〜80℃、好ましくは40〜60℃に冷却し、次いでピストンエジェクターで脱型することを特徴とする、上記[10]に記載の方法。
[12] 型を40〜60℃に冷却することを特徴とする、上記[10]に記載の方法。
[13] 2種類の凝集体間の密接な結合を液体重合性結合剤によって確保することを特徴とする、上記[5]または[6]に記載の方法。
[14] 用いる結合剤が、凝集体の各種類で異なることができることを特徴とする、上記[5]または[6]に記載の方法。
[15] 用いる配合が、凝集体の各種類で異なることができることを特徴とする、上記[5]または[6]に記載の方法。
[16] 2種類の凝集体間の密接な結合を型内側の圧力下で保証することを特徴とする、上記[5]または[6]に記載の方法。
[17] 液体重合性結合剤が、反応性官能基を有するかまたは有さない高分子ポリウレタン構造を有することを特徴とする、上記[16]に記載の方法。
[18] ベースの凝集体において用いるポリウレタンプレポリマーが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)およびそれぞれのポリマー類似体に由来するかまたはトルエンジイソシアネート(TDI)、その異性体もしくは類似体に由来する末端分子構造を有する結合剤の前駆体であることを特徴とする、上記[17]に記載の方法。

Claims (17)

  1. 力1.5bar超のボトル中のスパークリングワイン用のコンポジット材料の栓であって、相互貫入によって密接に結合し、そして以下のパーセントの粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から製造される、2種類のコルク凝集体:
    a)粒度分布3〜7mmのコルクの第1の体から得られる10〜90体積%の第1の凝集体;
    b)粒度分布0.25〜2.5mmのコルクの第2の体から得られる90〜10体積%の第2の凝集体;
    を含み、2種の凝集体間の接合表面がこれらの相互貫入によって不規則であり、そして第2の凝集体がワインに接触することを特徴とする、栓。
  2. 40〜60体積%の第1の凝集体、および60〜40体積%の第2の凝集体を含むことを特徴とする、請求項1に記載の栓。
  3. 栓の上端および/または下端に天然コルクの1つ以上の円板を更に含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の栓。
  4. 圧力1.5bar超のボトル中のスパークリングワイン用のコンポジット材料の栓の製造方法であって、密接に結合し、そして以下のパーセントの粒度分布が異なる2つの範囲の粒体から製造される2種類の凝集体:
    a)粒度分布3〜7mmのコルクの第1の体から得られる10〜90体積%の第1の凝集体;
    b)粒度分布0.25〜2.5mmのコルクの第2の体から得られる90〜10体積%の第2の凝集体;
    からなるコルク凝集体の栓を個別に成形することを含むことを特徴とする、方法。
  5. 第1の凝集体が第1の個別ミキサー内第1の体、結合剤および他の添加剤の特定の配合を形成することによって得られ、そして第2の凝集体が第2の個別ミキサー内第2の体、結合剤および他の添加剤の特定の配合を形成することによって得られ、これらの各々が配合と称する予め確認した体積および質量からなり、これらの原料を2つの別個の系に可変量で移送することによって、生成される混合物を、各端部で型支持板に固定された単一成形キャビティである円筒小孔内にピストン系にて導入することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. ラテラルフィーダーの各々が、振動撹拌系を利用して重力送りによって粒体を受入れる、回転する円筒または半円筒のキャビティからなり、粒体を予め添加結合剤によって湿潤させることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. フィーダーを成形チャンバーと軸方向に並べ、そして押付ピストンがフィーダー内側に摺動して粒体を型内に押し、この操作を、次に粒体をプレスするシリンダー状の型の2つの頂部において同時に生じさせることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. ピストンの並進運動によって圧縮を確保し、2種類の凝集体の接合ラインが、分離の平均概念ラインの両側の2つの部材の幾らかかの相互貫入が存在する不規則ラインであることを特徴とする、請求項4〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 閉じられた後の型を、予加熱および温度管理されたオーブンに移動し、重合を生じさせかつ冷却後に過度の膨張なく脱型を可能にするための機械的な安定性を確保するのに必要な時間、該オーブンでこれらを維持することを特徴とする、請求項4〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 温度制御された冷却チャンバーに型を移動し、そして温度30〜80℃に冷却し、次いでピストンエジェクターで脱型することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 型を40〜60℃に冷却することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 2種類の凝集体間の密接な結合を液体重合性結合剤によって確保することを特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  13. 用いる結合剤が、凝集体の各種類で異なることを特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  14. 用いる配合が、凝集体の各種類で異なることを特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  15. 2種類の凝集体間の密接な結合を型内側の圧力下で保証することを特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  16. 液体重合性結合剤が、反応性官能基を有するかまたは有さない高分子ポリウレタン構造を有することを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. ベースの凝集体において用いるポリウレタンプレポリマーが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)およびそれぞれのポリマー類似体に由来するかまたはトルエンジイソシアネート(TDI)、その異性体もしくは類似体に由来する末端分子構造を有する結合剤の前駆体であることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
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