JP5575607B2 - 順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法 - Google Patents

順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオードの順方向電圧を測定する順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法に関するものである。
この種の順方向電圧測定装置として、下記の特許文献1に開示されたダイオードチェック機能を備えたA/D変換LSIが知られている。このA/D変換LSIは、電流制限抵抗を介して検査対象であるダイオードにVDD(一例として、1.5V)を印加し、このときのダイオードの順方向電圧(通常のシリコンダイオードでは0.6V〜0.65V)を2本の抵抗で分割して、この分割された電圧を測定する測定回路を備え、ダイオードチェック時にはこの測定回路を作動させて、ダイオードの順方向電圧を測定する。
特開昭59−67721号公報(第3頁、第5図)
ところが、上記のA/D変換LSIにおける上記の測定回路には、以下のような解決すべき課題が存在している。すなわち、ダイオードの一種である発光ダイオードの順方向電圧を測定したいとする要請があるが、発光ダイオードは、その種類(一例として発光色)に応じて、その標準順方向電圧が、例えば2V付近を下限とし、かつ3V台を上限とする広い電圧範囲内(具体的には一例として、1.9V〜3.6V)に分布しており、一般的なシリコンダイオードの順方向電圧よりも高いため、上記の測定回路では順方向電圧を測定するのが困難である。
この場合、上記の測定回路のVDDを発光ダイオードの順方向電圧よりも高い電圧にすることにより、発光ダイオードの順方向電圧を測定可能な構成とすることができる。しかしながら、発光ダイオードの最大逆方向電圧は、その種類に応じて異なるものの、一般的には4V〜9Vという電圧範囲内に分布しており、通常のシリコンダイオードの最大逆方向電圧よりも極めて低い電圧となっている。また、発光ダイオードの中には、最大逆方向電圧が標準順方向電圧に極めて近い電圧のものも存在している。このため、順方向電圧の測定の際に発光ダイオードに印加する電圧を、最大逆方向電圧についての上記電圧範囲の下限よりも低い電圧に規定して、逆接続に起因した発光ダイオードの破壊を確実に回避することと、正常接続(順方向接続)において抵抗値が固定された電流制限抵抗を介して様々な順方向電圧の発光ダイオードに対してほぼ一定の順方向電流(一般的なデータシートでは、順方向電圧を規定する際の電流値は20mA)を供給した状態で順方向電圧を測定することとを両立するのが困難であるという解決すべき課題が存在している。
一例として、上記の数値例では、4V〜9Vという電圧範囲内に最大逆方向電圧が分布しているため、発光ダイオードに印加する電圧を例えば3.8Vに規定する。また、1.9V〜3.6Vという電圧範囲内に順方向電圧が分布しているため、最も高い電圧である3.6Vの順方向電圧の発光ダイオードに、20mAを流すための電流制限抵抗の抵抗値は、10Ω(=(3.8−3.6)/0.02)となるが、この抵抗値の電流制限抵抗を用いて、順方向電圧が1.9Vの発光ダイオードに順方向に3.8Vを印加したときには、この発光ダイオードには、20mAとは大きく異なる190mA(=(3.8−1.9)/10)もの順方向電流が流れることになる。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、逆接続時における過電圧の印加による発光ダイオードの破壊を回避しつつ、一定の順方向電流を発光ダイオードに供給した状態で順方向電圧を測定し得る順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の順方向電圧測定装置は、測定対象となる発光ダイオードのカソード端子が接続されるカソード接続部および当該発光ダイオードのアノード端子が接続されるアノード接続部との間に予め規定された一定の電流値の測定用定電流を出力する定電流出力部と、前記発光ダイオードが前記アノード接続部と前記カソード接続部との間に接続され、かつ前記定電流出力部が当該発光ダイオードに当該アノード接続部および当該カソード接続部を介して前記測定用定電流を出力している状態において、当該アノード接続部に発生する端子電圧を当該カソード接続部の電位を基準として測定して出力部に出力する測定処理を実行する処理部とを備えた順方向電圧測定装置であって、前記定電流出力部は、前記測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最大逆方向電圧のうちの最小電圧未満で、かつ当該測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最小順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第1電圧、および当該測定対象となる発光ダイオードの前記測定用定電流での順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第2電圧のうちから選択される一方の電圧を最大出力電圧に設定可能で、かつ当該設定された最大出力電圧の範囲内で前記測定用定電流を出力可能に構成され、前記処理部は、前記定電流出力部の前記最大出力電圧が前記第1電圧に設定されている状態で前記測定処理を実行して前記端子電圧を測定すると共に、当該測定した端子電圧が当該第1電圧と一致しているか否かを判別し、当該端子電圧が当該第1電圧と一致していると判別したときには、前記発光ダイオードが前記アノード接続部と前記カソード接続部との間に逆接続状態で接続されている旨を前記出力部に出力し、当該端子電圧が当該第1電圧と一致していないと判別したときには、前記定電流出力部の前記最大出力電圧が前記第2電圧に設定されている状態で前記測定処理を実行して前記端子電圧を測定し、当該測定した端子電圧を当該アノード接続部と当該カソード接続部との間に接続されている当該発光ダイオードの順方向電圧として前記出力部に出力する。
また、請求項2記載の順方向電圧測定装置は、請求項1記載の順方向電圧測定装置において、前記定電流出力部は、前記処理部の制御によって前記最大出力電圧を前記第1電圧および前記第2電圧のいずれか一方に切り替えて前記測定用定電流を出力する1つの最大出力電圧可変型定電流電源装置を備えて構成されている。
上記目的を達成すべく請求項3記載の順方向電圧測定方法は、発光ダイオードをアノード接続部およびカソード接続部間に接続した状態において、前記発光ダイオードを含む測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最大逆方向電圧のうちの最小電圧未満で、かつ当該測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最小順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第1電圧に最大出力電圧が設定されている定電流出力部から前記アノード接続部および前記カソード接続部間に接続されている前記発光ダイオードに測定用定電流を出力している状態において、当該アノード接続部に発生する端子電圧を測定し、次いで、前記測定した端子電圧が前記第1電圧と一致しているか否かを判別し、前記端子電圧が当該第1電圧と一致していると判別したときには、前記発光ダイオードが前記アノード接続部と前記カソード接続部との間に逆接続状態で接続されている旨を出力し、前記端子電圧が当該第1電圧と一致していないと判別したときには、前記測定対象となる発光ダイオードの順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第2電圧に前記最大出力電圧が設定されている前記定電流出力部から前記アノード接続部および前記カソード接続部間に接続されている前記発光ダイオードに前記測定用電流を出力している状態において、前記端子電圧を測定し、当該測定した端子電圧を当該発光ダイオードの順方向電圧として出力する。
請求項1記載の順方向電圧測定装置および請求項3記載の順方向電圧測定方法では、定電流出力部が、第1電圧および第2電圧のうちから選択される一方の電圧を最大出力電圧とした状態で、この最大出力電圧の範囲内で測定用定電流を出力可能に構成され、処理部は、定電流出力部に対して第1電圧(発光ダイオードの最大逆方向電圧未満の電圧)を最大出力電圧として測定用定電流を出力させた状態で測定処理を実行して端子電圧を測定すると共に、測定した端子電圧が第1電圧と一致しているか否かを判別し、端子電圧が第1電圧と一致していると判別したとき(つまり、発光ダイオードが逆接続状態であると判別したとき)には、定電流出力部に対して第2電圧を最大出力電圧として測定用定電流を出力させた状態で測定処理を実行して端子電圧を順方向電圧として測定する測定処理を実行することなく、つまり、定電流出力部から第2電圧を出力させることなく、発光ダイオードが逆接続状態で接続されている旨を出力部に出力する。
したがって、この順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法によれば、逆接続時において、最大逆方向電圧以上となる第2電圧の印加(過電圧の印加)に起因する発光ダイオードの劣化や破壊を確実に回避することができる。
また、この順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法では、測定した端子電圧が第1電圧と一致しているか否かを判別した結果、端子電圧が第1電圧と一致していないと判別したとき(つまり、発光ダイオードが順接続状態であると判別したとき)には、処理部は、定電流出力部に対して第2電圧を最大出力電圧として測定用定電流を出力させた状態で測定処理を実行して順方向電圧を測定し、測定した順方向電圧を出力部に出力する。
したがって、この順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法によれば、最大逆方向電圧以上となる第2電圧の逆接続状態での印加に起因する発光ダイオードの劣化や破壊を確実に回避しつつ、一定の電流値の測定用定電流を順方向電流として発光ダイオードに供給した状態で順方向電圧を正確に測定することができる。
また、請求項2記載の順方向電圧測定装置によれば、最大出力電圧可変型の1つの定電流電源装置を備えて定電流出力部を構成したことにより、部品点数を削減することができるため、装置全体の構成を簡略化できると共に、製造コストを低減することができる。
順方向電圧測定装置1の構成を示す構成図である。 発光ダイオード11の順方向電流IF−順方向電圧VF特性図である。 順方向電圧測定装置1の動作および順方向電圧測定方法を説明するためのフローチャートである。
以下、順方向電圧測定装置および順方向電圧測定方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、順方向電圧測定装置(以下、単に「電圧測定装置」ともいう)1の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す電圧測定装置1は、アノード接続部2、カソード接続部3、定電流出力部4、処理部5、出力部6および操作部7を備え、測定対象となる複数種類の発光ダイオード11を1つずつ接続して、その順方向電圧VFを測定可能に構成されている。
アノード接続部2およびカソード接続部3は、測定対象となる複数種類の発光ダイオード11のうちの任意の1つを双方間に接続可能に構成されている。具体的には、アノード接続部2およびカソード接続部3は、測定対象の1つの発光ダイオード11の一対の端子のうちの任意の一方および他方をそれぞれ接続可能に構成されている。また、カソード接続部3は、図1に示すように、電圧測定装置1の基準電位(一例としてグランド電位)に接続されている。なお、発光ダイオード11の順方向電圧VFを測定する際には、発光ダイオード11のアノード端子11aをアノード接続部2に接続し、かつカソード端子11bをカソード接続部3に接続する(つまり、発光ダイオード11を順接続する)必要がある。このため、アノード接続部2およびカソード接続部3が配設された電圧測定装置1の不図示のケースの表面には、アノード接続部2およびカソード接続部3を識別(区別)するための不図示のマーク(極性マーク)が付されて、アノード接続部2およびカソード接続部3への発光ダイオード11の逆接続を低減し得る構成となっている。
定電流出力部4は、一例として、最大出力電圧(カソード接続部3の電位を基準とした電圧)を第1電圧V1および第2電圧V2のいずれか一方に切り替えて測定用定電流I1(本例では20mA)を出力する1つの最大出力電圧可変型定電流電源装置で構成されて、この測定用定電流I1をアノード接続部2に出力する。また、定電流出力部4は、その最大出力電圧の切り替えが処理部5によって制御される。また、定電流出力部4は、アノード接続部2およびカソード接続部3間に接続された発光ダイオード11に測定用定電流I1(本例では20mA)を供給し得るように、アノード接続部2およびカソード接続部3間のインピーダンスに応じて出力電圧を変更する(インピーダンスの高低に応じて出力電圧を増減させる)が、発光ダイオード11が逆接続されているような場合には、アノード接続部2およびカソード接続部3間のインピーダンスは極めて高くなるため、出力電圧は最大出力電圧に制限され、このときの測定用定電流I1の電流値は発光ダイオード11の逆方向電流(例えば、数十から数百μA)に制限される。
この場合、第1電圧V1は、測定対象となる複数種類の発光ダイオード11の最大逆方向電圧VRのうちの最小電圧VR1未満で、かつこの複数種類の発光ダイオード11の最小順方向電圧VFminのうちの最大電圧VF1を超える電圧に規定されている。発光ダイオード11は、種類に応じて、つまり、発光色に応じて、また同じ発光色であってもその構造に応じて、最大逆方向電圧VRが相違する。したがって、測定対象となる発光ダイオード11の最大逆方向電圧VRが、例えば、4V、5V、9Vというように分布しているときには、これらの電圧のうちの最小の電圧(この例では、4V)を最大逆方向電圧VRの最小電圧VR1とするものとする。
また、発光ダイオード11の順方向電流IFは、一例として図2の順方向電流IF−順方向電圧VF特性図に示されるように、順方向電圧VFがある一定値(最小順方向電圧VFmin。同図では、2.9V)以上になったときに流れ始める。また、発光ダイオード11の順方向電圧VFは、順方向電流IFの電流値が大きくなるに従い、電圧値が高くなる。また、この順方向電流IF−順方向電圧VF特性は、発光ダイオード11の種類に応じて相違する。したがって、測定対象となる発光ダイオード11の最小順方向電圧VFminが、例えば、種類に応じて1.7V、2.7V、2.9Vというように相違しているときには、これらの電圧のうちの最大の電圧(この例では、2.9V)を最大電圧VF1とするものとする。したがって、第1電圧V1は、最小電圧VR1(上記の例では4V)未満で、かつこの最大電圧VF1(上記の例では2.9V)を超える電圧に規定される。
この場合、後述するように、処理部5は、定電流出力部4が最大出力電圧を第1電圧V1として測定用定電流I1(本例では20mA)を出力しているときにアノード接続部2に発生している端子電圧(直流電圧)V3が第1電圧V1と一致しているときに、発光ダイオード11がアノード接続部2およびカソード接続部3間に逆接続の状態(逆接続状態)で接続されていると判別する。このため、発光ダイオード11がアノード接続部2およびカソード接続部3間に順接続の状態(順接続状態)で接続されているときに、この発光ダイオード11に測定用定電流I1(20mA)を供給したときの順方向電圧VF(つまり、端子電圧V3)が第1電圧V1に達しないことが条件となるが、この条件を満たさない発光ダイオード11も存在する場合がある。したがって、このような発光ダイオード11も測定対象とするのであれば、第1電圧V1は、最小電圧VR1(上記の例では4V)未満で、かつ測定用定電流I1(20mA)を流したときの順方向電圧VFを超える電圧に規定される。例えば、図2の順方向電流IF−順方向電圧VF特性図に示される特性を有する発光ダイオード11では、測定用定電流I1(20mA)を流したときの順方向電圧VFは約3.6Vであることから、第1電圧V1は最小電圧VR1(上記の例では4V)未満で、かつこの電圧(3.6V)を超える電圧に規定される。本例では、この特性を有する発光ダイオード11を測定対象としていることから、第1電圧V1は、一例として3.8Vに規定される。
なお、発光ダイオード11では、20mAの順方向電流IFを流したときの順方向電圧VFを順方向電圧VFの標準値VFtypとして規定する場合が多い。このため、この電圧測定装置1でも、発光ダイオード11の順方向電圧VFの測定に際して、この順方向電圧VFの標準値VFtyp(以下、「順方向電圧VFtyp」ともいう)を測定するものとする。この順方向電圧VFtypも、上記した最小順方向電圧VFminと同様にして、発光ダイオード11の種類に応じて相違し、例えば、最小順方向電圧VFminが上記の例のように1.7V、2.7V、2.9Vというように分布しているときには、標準値VFtypは、それに応じて、例えば1.9V、3.1V、3.6Vというように、最小順方向電圧VFminよりもそれぞれ若干高い電圧であって、かつ互いに相違する電圧となる。
第2電圧V2は、測定対象となるすべての発光ダイオード11に対して、順接続の状態(順接続状態)において、順方向電圧VF(本例では上記したように順方向電圧VFtyp)を測定するための電流値(本例では一例として20mA)に規定された測定用定電流I1を流し得る電圧値に規定されている。つまり、測定対象となるすべての発光ダイオード11の順方向電圧VF(本例では上記したように順方向電圧VFtyp)のうちの最大電圧を超える電圧に規定されている。本例では一例として、5.0Vに規定されている。
処理部5は、図1に示すように、一例として、アンプ21、A/D変換器22および処理回路23を備えている。アンプ21は、アノード接続部2およびカソード接続部3間に発光ダイオード11が接続され、かつ定電流出力部4からアノード接続部2およびカソード接続部3間に電流(測定用定電流I1、または発光ダイオード11が逆接続されているときに発光ダイオード11に流れる逆方向電流)が供給(出力)されている状態において、アノード接続部2に発生している端子電圧(直流電圧)V3を予め規定された増幅率で増幅することにより、A/D変換器22の定格入力電圧範囲内の電圧(直流電圧)V4として出力する。A/D変換器22は、電圧V4を予め規定されたサンプリング周期でサンプリングすることにより、電圧V4の電圧値を示す電圧データD1に変換して処理回路23に出力する。
処理回路23は、一例として、CPUおよび内部メモリを備えている。また、処理回路23は、CPUが内部メモリに記憶されている動作プログラムに従って作動することにより、操作部7から出力される測定開始指示S1を入力したときに、図3に示す順方向電圧測定処理を実行する。また、処理回路23は、この順方向電圧測定処理において、定電流出力部4に対する制御処理、A/D変換器22から出力される電圧データD1に基づく端子電圧V3の測定処理、端子電圧V3と第1電圧V1との比較処理、および表示処理を実行する。また、内部メモリには、第1電圧V1が予め記憶されている。
出力部6は、一例として、モニタ装置などの表示装置で構成されている。なお、モニタ装置に代えて、プリンタ装置やプロッタ装置などで構成することもできる。操作部7は、一例として測定開始ボタン(不図示)を備え、この測定開始ボタンが操作された際に、測定開始指示S1を処理部5に出力する。
次に、電圧測定装置1による発光ダイオード11の順方向電圧の測定動作および順方向電圧測定方法について図2を参照して説明する。
まず、測定対象となる複数種類の発光ダイオード11のうちの1つの発光ダイオード11が、アノード接続部2およびカソード接続部3に順接続状態で接続されているときの動作について説明する。
この状態において、測定開始ボタンが操作されたときには、操作部7は測定開始指示S1を処理部5に出力する。処理部5では、処理回路23が、この測定開始指示S1の操作部7からの出力を検出して、図3に示す順方向電圧測定処理30を実行する。この順方向電圧測定処理30では、処理回路23は、まず、測定処理を実行する(ステップ31)。
この測定処理では、処理回路23は、まず、定電流出力部4に対して、第1電圧V1を最大出力電圧として測定用定電流I1を生成して出力させる制御を実行する。これにより、定電流出力部4は、測定用定電流I1の生成および出力を開始する。この場合、第1電圧V1が上記したような電圧値(3.8V)、つまり発光ダイオード11の最小順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定されているため、発光ダイオード11には必ず測定用定電流I1が順方向電流IFとして流れる。したがって、定電流出力部4の出力電圧は最大出力電圧(第1電圧V1)に達しないため、アノード接続部2には、端子電圧V3として第1電圧V1未満の電圧(第1電圧V1とは相違する電圧)が発生する。
処理部5では、アンプ21が、この端子電圧V3を入力して電圧V4に増幅して出力し、A/D変換器22が、この電圧V4を電圧データD1に変換して処理回路23に出力する。このため、処理回路23は、この電圧データD1に基づいて、端子電圧V3の電圧値を測定(算出)する。最後に、処理回路23は、定電流出力部4に対して、測定用定電流I1の生成および出力を停止させる制御を実行する。これにより、この測定処理が完了する。
次いで、処理回路23は、測定した端子電圧V3と、内部メモリから読み出した第1電圧V1とを比較し、両電圧V3,V1が一致しているか否かを判別する(ステップ32)。この例では、アノード接続部2とカソード接続部3との間に発光ダイオード11が順接続状態で接続されているため、上記したように発光ダイオード11には測定用定電流I1(順方向電流IF)が流れ、アノード接続部2には端子電圧V3として第1電圧V1未満の電圧(第1電圧V1とは相違する電圧)が発生する。このため、処理部5の処理回路23は、第1電圧V1とは相違する電圧(具体的には、第1電圧V1よりも低い電圧となる順方向電圧VF(最小順方向電圧VFmin))を端子電圧V3として測定する。したがって、ステップ32において、処理回路23は、両電圧V3,V1が一致していないと判別して(つまり、アノード接続部2とカソード接続部3との間に発光ダイオード11が順接続状態で接続されていると判別して)、次の測定処理を実行する(ステップ33)。
この測定処理では、処理回路23は、定電流出力部4に対して、第電圧V2を最大出力電圧として測定用定電流I1を生成して出力させる制御を実行する。これにより、定電流出力部4は、測定用定電流I1の生成および出力を開始する。この場合、第2電圧V2が上記したような電圧値(本例では、5V)に規定されているため、測定対象となる複数種類の発光ダイオード11のうちのいずれの発光ダイオード11が接続されていたとしても、発光ダイオード11には、順方向電圧VF(本例では順方向電圧VFtyp)を測定するための電流値(本例では20mA)に規定された測定用定電流I1が順方向電流IFとして流れ、アノード接続部2には、カソード接続部3の電位を基準とした順方向電圧VF(順方向電圧VFtyp)が発生する。
処理部5では、アンプ21が、この順方向電圧VFtypを端子電圧V3として入力して電圧V4に増幅して出力し、A/D変換器22が、この電圧V4を電圧データD1に変換して処理回路23に出力する。このため、処理回路23は、この電圧データD1に基づいて、端子電圧V3の電圧値を順方向電圧VFtypとして測定(算出)する。最後に、処理回路23は、定電流出力部4に対して、測定用定電流I1の生成および出力を停止させる制御を実行する。これにより、この測定処理が完了する。
続いて、処理回路23は、測定した順方向電圧VFtypの表示処理を実行する(ステップ34)。この表示処理では、処理回路23は、測定した順方向電圧VFtypを出力部6に出力して、表示させる。これにより、アノード接続部2およびカソード接続部3間に発光ダイオード11が順接続されているときの順方向電圧測定処理30が完了する。
次に、測定対象となる複数種類の発光ダイオード11のうちの1つの発光ダイオード11が、アノード接続部2およびカソード接続部3に逆接続状態(図1において破線で示すように、発光ダイオード11のカソード端子がアノード接続部2に接続され、アノード端子がカソード接続部3に接続されている接続状態)で接続されているときの動作について説明する。
この場合には、処理回路23がステップ31で実行する測定処理において、定電流出力部4が規定の測定用定電流I1(本例では、20mA)を発光ダイオード11に対して出力しようとしたとしても、逆接続状態の発光ダイオード11には電流は殆ど流れない。このため、定電流出力部4は出力電圧を最大出力電圧(第1電圧V1)まで上昇させる。これにより、処理部5の処理回路23は、第1電圧V1を端子電圧V3として測定する。
したがって、処理回路23は、続くステップ32において、両電圧V3,V1が一致していると判別して(つまり、アノード接続部2とカソード接続部3との間に発光ダイオード11が逆接続状態で接続されていると判別して)、ステップ35に移行して、逆接続である旨の表示処理を実行し(ステップ35)、ステップ33の測定処理を実行することなく、順方向電圧測定処理30を完了させる。このため、電圧測定装置1がアノード接続部2およびカソード接続部3間に逆接続された発光ダイオード11に対してその最大逆方向電圧VR以上となる第2電圧V2を印加するという事態の発生が回避されている。
また、この場合、アノード接続部2およびカソード接続部3間に発光ダイオード11が逆接続状態で接続されている旨が出力部6に表示されている。このため、電圧測定装置1の使用者は、発光ダイオード11をアノード接続部2およびカソード接続部3から取り外し、極性を変更して、アノード接続部2およびカソード接続部3に再度接続する。次いで、使用者は、操作部7に対する上記操作を行って、処理部5の処理回路23に順方向電圧測定処理30を再開させることで、発光ダイオード11の順方向電圧VFtypを測定することができる。
このように、この電圧測定装置1では、定電流出力部4が、上記の第1電圧V1および第2電圧V2のうちから選択される一方の電圧を最大出力電圧とした状態で、この最大出力電圧の範囲内で測定用定電流I1を出力可能に構成され、処理部5は、定電流出力部4に対して第1電圧V1(発光ダイオード11の最大逆方向電圧VR未満の電圧)を最大出力電圧として測定用定電流I1を出力させた状態で測定処理を実行して端子電圧V3を測定すると共に、測定した端子電圧V3が第1電圧V1と一致しているか否かを判別し、端子電圧V3が第1電圧V1と一致していると判別したとき(つまり、発光ダイオード11が逆接続状態であると判別したとき)には、定電流出力部4に対して第2電圧V2を最大出力電圧として測定用定電流I1を出力させた状態で測定処理を実行して端子電圧V3を順方向電圧VF(順方向電圧VFtyp)として測定する測定処理を実行することなく、つまり、定電流出力部4から第2電圧V2を出力させることなく、発光ダイオード11が逆接続状態で接続されている旨を出力部6に出力する。
したがって、この電圧測定装置1によれば、逆接続時において、最大逆方向電圧VR以上となる第2電圧V2の印加(過電圧の印加)に起因する発光ダイオード11の劣化や破壊を確実に回避することができる。
また、この電圧測定装置1では、この端子電圧V3が第1電圧V1と一致しているか否かを判別した結果、端子電圧V3が第1電圧V1と一致していないと判別したとき(つまり、発光ダイオード11が順接続状態であると判別したとき)には、処理部5は、定電流出力部4に対して第2電圧V2を最大出力電圧として測定用定電流I1を順方向電流として出力させた状態で測定処理を実行して順方向電圧VF(順方向電圧VFtyp)を測定し、測定した順方向電圧VFtypを出力部6に出力する。
したがって、この電圧測定装置1によれば、最大逆方向電圧VR以上となる第2電圧V2の逆接続状態での印加に起因する発光ダイオード11の劣化や破壊を確実に回避しつつ、一定の測定用定電流I1を発光ダイオード11に供給した状態で順方向電圧VFtypを測定することができる。
また、この電圧測定装置1によれば、最大出力電圧可変型の1つの定電流電源装置を備えて定電流出力部4を構成したことにより、部品点数を削減することができるため、装置全体の構成を簡略化できると共に、製造コストを低減することができる。
なお、上記の電圧測定装置1では、最大出力電圧可変型の1つの電源装置で定電流出力部4を構成しているが、最大出力電圧が第1電圧V1に規定された状態で測定用定電流I1を出力する定電流電源装置、および最大出力電圧が2電圧V2に規定された状態で測定用定電流I1を出力する他の定電流電源装置の2つの電源装置を用いて定電流出力部4を構成することもできる。また、電圧測定装置1では、順方向電圧VFtypを測定するための測定用定電流I1(順方向電流IF)として20mAを流す構成を採用しているが、この電流値に限定されず、10mAなど、測定対象となる発光ダイオード11の特性に合わせた電流値とすることができる。
1 電圧測定装置
2 アノード接続部
3 カソード接続部
4 定電流出力部
5 処理部
6 出力部
11 発光ダイオード
11a アノード端子
11b カソード端子
IF 順方向電流
V1 第1電圧
V2 第2電圧
V3 端子電圧
VF 順方向電圧

Claims (3)

  1. 測定対象となる発光ダイオードのカソード端子が接続されるカソード接続部および当該発光ダイオードのアノード端子が接続されるアノード接続部との間に予め規定された一定の電流値の測定用定電流を出力する定電流出力部と、
    前記発光ダイオードが前記アノード接続部と前記カソード接続部との間に接続され、かつ前記定電流出力部が当該発光ダイオードに当該アノード接続部および当該カソード接続部を介して前記測定用定電流を出力している状態において、当該アノード接続部に発生する端子電圧を当該カソード接続部の電位を基準として測定して出力部に出力する測定処理を実行する処理部とを備えた順方向電圧測定装置であって、
    前記定電流出力部は、前記測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最大逆方向電圧のうちの最小電圧未満で、かつ当該測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最小順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第1電圧、および当該測定対象となる発光ダイオードの前記測定用定電流での順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第2電圧のうちから選択される一方の電圧を最大出力電圧に設定可能で、かつ当該設定された最大出力電圧の範囲内で前記測定用定電流を出力可能に構成され、
    前記処理部は、前記定電流出力部の前記最大出力電圧が前記第1電圧に設定されている状態で前記測定処理を実行して前記端子電圧を測定すると共に、当該測定した端子電圧が当該第1電圧と一致しているか否かを判別し、当該端子電圧が当該第1電圧と一致していると判別したときには、前記発光ダイオードが前記アノード接続部と前記カソード接続部との間に逆接続状態で接続されている旨を前記出力部に出力し、当該端子電圧が当該第1電圧と一致していないと判別したときには、前記定電流出力部の前記最大出力電圧が前記第2電圧に設定されている状態で前記測定処理を実行して前記端子電圧を測定し、当該測定した端子電圧を当該アノード接続部と当該カソード接続部との間に接続されている当該発光ダイオードの順方向電圧として前記出力部に出力する順方向電圧測定装置。
  2. 前記定電流出力部は、前記処理部の制御によって前記最大出力電圧を前記第1電圧および前記第2電圧のいずれか一方に切り替えて前記測定用定電流を出力する1つの最大出力電圧可変型定電流電源装置を備えて構成されている請求項1記載の順方向電圧測定装置。
  3. 発光ダイオードをアノード接続部およびカソード接続部間に接続した状態において、
    前記発光ダイオードを含む測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最大逆方向電圧のうちの最小電圧未満で、かつ当該測定対象となる複数種類の発光ダイオードの最小順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第1電圧に最大出力電圧が設定されている定電流出力部から前記アノード接続部および前記カソード接続部間に接続されている前記発光ダイオードに測定用定電流を出力している状態において、当該アノード接続部に発生する端子電圧を測定し、
    次いで、前記測定した端子電圧が前記第1電圧と一致しているか否かを判別し、
    前記端子電圧が当該第1電圧と一致していると判別したときには、前記発光ダイオードが前記アノード接続部と前記カソード接続部との間に逆接続状態で接続されている旨を出力し、
    前記端子電圧が当該第1電圧と一致していないと判別したときには、前記測定対象となる発光ダイオードの順方向電圧のうちの最大電圧を超える電圧に規定された第2電圧に前記最大出力電圧が設定されている前記定電流出力部から前記アノード接続部および前記カソード接続部間に接続されている前記発光ダイオードに前記測定用電流を出力している状態において、前記端子電圧を測定し、当該測定した端子電圧を当該発光ダイオードの順方向電圧として出力する順方向電圧測定方法。
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