JP5574453B2 - 補充可能な付箋収納具 - Google Patents

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Description

本発明は、補充可能な付箋収納具に関する。
従来、付箋は、長手方向の端部裏面に粘着層を設けたものの積層体(付箋積層体)として販売されている。付箋積層体の収納具も各種提案されており、例えば付箋積層体を貼った台紙にバインダー孔を開口し、システム手帳に綴じることも行われている(特許文献1)。
より便利な付箋収納具として、初期状態で収納ケースの取出し口から一枚の付箋を突出させ、この付箋を引き上げると、この付箋に連動して次の付箋が収納ケース内から引き出され、再び初期状態となるいわゆるポップアップ式のものが知られている(特許文献2)。
ポップアップ式の付箋積層体は、各付箋の長手方向の第1端部及び第2端部のうち第2端部の裏面のみに粘着層を設け、各付箋の第1端部が直ぐ下の付箋の第2端部に重なるように、すなわち粘着箇所が一枚ごとに互い違いになるように積層されている。特許文献2では、単一の紙を2つ折りして、表紙及び裏紙の周辺部を糊付けした収納袋の表紙の中央部に付箋取出し口を設け、袋体の両側部に付箋積層体の両端部を固定させている。
またポップアップ式の付箋収納ケースであって、その長手方向のケース体の両側部と付箋積層体の両端部との間に隙間を設け、付箋取出し口から突出した付箋を長手方向片側へ斜めに引くと、付箋積層体がケース体内で長手方向へスライドするように構成したものが知られている(特許文献3)。これにより2番目の付箋の自動引き出しがスムーズになる。
またポップアップ式の付箋収納ケースであって、付箋取出し口付きの頂壁を、周壁への着脱自在な蓋とし、付箋を使い切ったときに蓋を外して、周壁の上端側の付箋補充口から付箋積層体を補充できるものが知られている(特許文献4の段落0021及び図25参照)。
特開2006−188031 特表平10−502322 米国特許第4770320号 特開2000−37984
近年、環境問題の観点からゴミの削減が要望されており、付箋のような消耗品に関しても付箋収納ケースごと使い捨てるのではなく、ケースの再利用を行うことが望まれている。特許文献4の付箋収納ケースもそうした要望に応えるものである。しかしながら、ケースの周壁に対して付箋取出し口付きの頂壁を一種の蓋として着脱可能に構成すると、利用者がその蓋を紛失したときに、蓋以外のケース部分が使えずに無駄になってしまう。
出願人は、先に薄い付箋収納室の頂板に付箋取出し口を、また底板に付箋補充口を有し、手帳類に挟んで携帯し易いポンプアップ式付箋収納部を提案した(特願2011−283963)。
しかし任意の物の表面に付箋収納具を剥離可能に装着できればさらに便利である。出願人は、この要請を鋭意検討して、付箋収納室の底を省略することの可能性に気付いた。通常の収納容器に底を設けないことはナンセンスである。それは、中身を収納できず、容器を移動する際に中身が取り残されるためであるが、この理由は剥離可能なポップアップ式付箋収納具に当てはまらない。装着した任意の面が底の代わりとなり、また付箋取出し口から飛び出た付箋を摘みながら付箋収納具を移動すれば中身が残されることもないからである。この特性を活かして使い易く省資源に寄与する付箋収納具とできれば有利である。
本発明の第1の目的は、付箋の補充が可能なポップアップ式の付箋収納具であって適所に取付け可能であり、かつ付箋収納室の底部分を省略したものを提案することである。
本発明の第2の目的は、上述のポップアップ式の付箋収納具であって付箋集積体が脱落しにくいものを提供することである。
第1の手段は、中央部14裏面に一の方向Aに長い長方形状の窪み16を凹設して窪み16の内部を付箋収納室Cとした板状の主部材12と、
上記付箋収納室C内に収納した付箋積層体4とからなり、
上記窪み16上方の板部分17の上記一の方向Aの中間部に、付箋取出し口18を開口し、
上記付箋積層体4は、上記一の方向Aに長い付箋6からなり、その付箋6の長手方向の第1端部8a側及び第2端部8b側のうち第2端部8b側の裏面にのみ第1粘着層10を形成し、各付箋の第1端部8aが上下に隣接する他の付箋6の第2端部8bに重なるように積層させ、
かつ最上位の付箋6Aの第1端部8a側を上記付箋取出し口18から外方へ突出させて、付箋取出し口18から突出した付箋6を引上げると、次の付箋6が付箋取出し口18から連続的に引き出されるように構成し、
上記窪み16の各短辺を、付箋積層体4を突き当てるための一対の止め部20としてなる付箋収納具であって、
上記主部材12の中央部14に設けた窪み16の下端全面を開口して付箋補充口24とするとともに、主部材12の周辺部22の下面を平坦な接地用面Gとし、この接地用面Gに、剥離可能な第2粘着層26を形成するとともに、この第2粘着層26の粘着力を第1粘着層10の粘着力よりも大とし、かつ第1粘着層10の粘着力を初期状態での付箋積層体4に対して作用する重力より大とした。
本手段では、図1に示すようにポップアップ式の付箋収納具において、付箋収納室Cを形成する窪み16を主部材12の中央部14に設け、この窪み16の下端を全面開口して付箋補充口24とすることを提案している。窪み16の下端を全面開口したから、付箋積層体4の補充が容易である。主部材12の周辺部の下面には第2粘着層26を形成したから、図6(A)又は(B)に示す如く任意の固定面Fに取り付けることができ、その第2粘着層26の粘着力を付箋積層体4の各付箋6の第1粘着層10の粘着力より大としたから、最上位の付箋6Aを引っ張っても、付箋収納具が固定面Fから不意に離脱することがない。さらにポップアップ式(付箋を引き出すことで次の付箋が付箋取出し口18から飛び出す形式)だから、図4の如く、その飛び出した付箋を指で摘みながら付箋収納具を把持すれば付箋積層体4を脱落させずに移動できる。但し、それには第1粘着層10の粘着力が付箋積層体4に対して作用する重力より大であることが条件となる。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記付箋積層体4は、各付箋6の第1粘着層10の一の方向Aの長さL2を、少なくとも同じ方向の付箋積層体4の長さLの半分程度とすることで、最上位の付箋6Aと2番目の付箋6との間に付箋取出し口18の孔縁を差し込ませた状態で当該付箋取出し口18に付箋積層体4に吊止させることが可能に設けた。
本手段では、付箋積層体4の最上位の付箋6Aと2番目の付箋6との間に付箋取出し口18を挟んで吊止できるようにした。従って上記図4の如く最上位の付箋6Aを指で摘まむことを省略しても、付箋積層体4が脱落することを防止できる。「同じ方向の付箋積層体4の長さLの半分程度」とは、当該長さの4割から6割とするとよい。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、
上記主部材12の少なくとも中央部14を、上面平坦で窪み形成箇所のみを薄肉としたほぼ平板形状とし、その平板の肉厚の範囲内に付箋積層体4が埋め込まれるように構成した。
本手段では、図1に示す如く平板の肉厚内に付箋積層体4が埋め込まれるので、付箋積層体4の収納箇所が嵩張らない。なお、平板形状であるのは、付箋収納箇所を含む中央部14のみであり、図8の如き形状も本手段の態様に含まれる。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段の何れかを有し、かつ
上記主部材12の周辺部22の下面を接地用面として第2粘着層を設ける代わりに、主部材12の周辺部22の2箇所を、携帯電話などの、側方から見て高さに比べて幅広の上面及び下面を有する形状の異種物品の両側部にフックするための係合部30に形成し、
主部材12全体を、上記異種物品の上面を覆う、上記窪み16上方の板部分17の両側から屈折板部28を垂下するとともに、これら屈折板部28の下端に付設したフック状の係合部30を上記異種物品の下面の両側部へ係合してなるカバーとして形成した
本手段では、図8に想像線で示す異種物品Dのカバーを、付箋収納具とした態様を示す。この場合には、第2粘着層の代わりにフック機能を有する係合部30で付箋収納具を固定している。
第1の手段に係る発明によれば、付箋収納室Cを形成する窪み16の下端全面を開口して付箋補充口24としたから、付箋積層体4の充填が容易であり、かつどこでも付箋収納具を取り付けることができるので便利である。
第2の手段に係る発明によれば、付箋積層体4を付箋取出し口18の孔縁に吊止可能としたから、付箋積層体4の補充の際に付箋積層体4の脱落を防止することができる。
第3の手段に係る発明によれば、付箋積層体4を主部材12の平板部分の肉厚の範囲内に埋め込まれるようにしたから、嵩張ることがない。
第4の手段に係る発明によれば、主部材12を、携帯電話などの異種物品のカバーに構成したから、付箋収納具の適用範囲が著しく広がる。
本発明の第1実施形態に係る付箋収納具の縦断面図である。 図1の付箋収納具の底面図である。 図1の付箋収納具に収納される付箋積層体の縦断面図である。 図1の付箋収納具を固定面に取り付ける作業を示す説明図である。 図4との対比のために示す参考例の説明図である。 図1の付箋収納具から付箋を取り出す作業を示す説明図である。 図1の付箋収納具の変形例の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る付箋収納具の縦断面図である。 図8の付箋収納具の平面図である。
図1〜図7は、本発明の第1実施形態に係る付箋収納具2の構造を示している。この付箋収納具2は、付箋積層体4と、主部材12とで構成されている。説明の都合上、本願発明の構成のうち従来公知の部分を先に説明する。
付箋積層体4は、従来公知の構成であり、図3に示す如く同一大きさ・同一形状で一方向に長い付箋6を積み重ねてなる。図示の付箋積層体4は長方体である。各付箋6は、長手方向の両側に第1端部8a及び第2端部8bを有し、第2端部8b寄りの部分の裏面に第1粘着層10を形成している。そして各付箋の第1端部8aがその下の付箋の第2端部8bに重なるようにそれら付箋6を積み重ねて、第1粘着層10の位置が各付箋6毎に互い違いになるように形成する。本実施形態では、付箋6の第2端部8b寄りの一半部の裏面に第1粘着層10を形成している。なお、図面では説明のために各付箋6の厚み及び付箋積層体4の厚みを大きく描いている。
各付箋6の第1粘着層10の粘着力及び広さは均一であるものとする。各付箋6は公知の材料、例えば紙や合成樹脂(弾性を有する合成樹脂製シート)で形成することができる。
この付箋積層体4の最上位の付箋6Aの第1端部8aは後述の付箋取出し口を経て上方へ突出させている。
主部材12は、中央部14の裏面側に、図2に示す如く一の方向Aに長い長方形状の窪み16を凹設するとともに、リング板状の周辺部22を有する。周辺部22については後述する。図示の主部材12は平板状の全体形状を有するが、そうではない態様について後述する。
上記窪み16の内部は付箋収納室Cに形成している。窪み上方の板部分17には、その窪み16の一の方向Aの中間に位置する付箋取出し口18を開口する。図示の付箋取出し口18は、一の方向Aと直交する長孔形状に形成しているが、その構造は適宜変更することができる。また窪み16の内周面のうち一の方向Aの両側面を、上記付箋積層体4を突き当てるための一対の止め部20とする。
そしてこの付箋収納具2を任意の面の上に置いて、図6(A)に示すように最上位の付箋6Aの先部を摘んで右斜め上方へ引っ張ると、付箋積層体4が右方へスライドして、右側の止め部20に突き当たり、その反動で最上位の付箋6Aの基部とともに2番目の付箋6の先部が付箋取出し口18側へ引き寄せられ、さらに最上位の付箋6Aの基部及び2番目の付箋6の先部がとともに付箋取出し口18を通過した後に分離する。これにより、上述の2番目の付箋6は最上位の付箋6Aとなる。
次に図6(B)に示すように最上位の付箋6Aの先部を摘んで左斜め上方へ引っ張ると、付箋積層体4が左方へスライドして、左側の止め部20に突き当たり、前の段落で述べた行程が繰り返されて、最上位の付箋6Aの基部及び2番目の付箋6の先部がともに付箋取出し口18を通過した後に分離する。以上は、従来公知のポップ・アップ方式の付箋収納具の作用の説明である。
本発明においては、図1に示す如く上記窪み16の下端全面を開口して付箋補充口24とする。この付箋補充口24を介して最上位の付箋6Aの先端部を、付箋取出し口18に挿通させ、次に付箋補充口24から残りの付箋積層体4を付箋収納室C内に収納する。
また本発明の主部材12は、上記周辺部22の下面を接地用面Gとし、この下面に第2粘着層26を有する。第2粘着層26は、剥離及び接着を繰り返すことが可能とし、任意の固定面Fに付箋収納具2を取り付けることを可能とする。
第2粘着層26の粘着力は、第1粘着層10の粘着力よりも大きいことを要する。そうしなければ図6(a)及び図6(b)の如く最上位の付箋6Aを上方に引いたときに付箋収納具2が固定面Fから分離してしまうからである。なお最上位の付箋6Aを第1粘着層10の粘着力以上の力で生ずると、最上位の付箋6Aと2番目の付箋6とが剥離するので、最上位の付箋6Aを幾ら強く引いても第1粘着層10の粘着力以上の力が付箋収納具2に伝わることはない。従って第2粘着層26の粘着力は第1粘着層10の粘着力より大きければ足りる。
図示例では、第2粘着層26を周辺部22の下面全体に形成しているが、その構造は適宜変更することができる。要するに前の段落で説明した所要の粘着力が確保できる程度の面積があれば足り、例えば周方向へ間欠的に複数箇所設けてもよい。
また第1粘着層10の粘着力は、初期状態での、すなわち未だ一枚も付箋6を取り出していない状態での付箋積層体4に対して作用する重力より大とする。そうしないと図4の状態で最上位の付箋6Aの基部と2番目の付箋6の先部との間の第1粘着層10の粘着力よりも付箋積層体4に作用する重力の方が大となり、最上位の付箋6Aを残して残りの付箋積層体部分が落下してしまうからである。
さらに付箋6の長手方向(一の方向)に上記第1粘着層10を形成する長さLは、付箋6の長手方向全長Lの半分程度(例えばLの4割〜6割の長さ)、或いはそれ以上とすることが好適である。仮に第1粘着層10を各付箋の端部のみに形成すると、最上位の付箋6Aの先部を指で押さえて付箋収納具2を持ち上げたときに、図5に示すように付箋積層体4が下方へジグザグ状に延びてしまい、取り扱いが面倒になるからである。
なお、図1の状態で付箋取出し口18の口縁18aが最上位の付箋6Aの先部と2番目の付箋6の基部との間に食い込むように挿まれることで、最上位の付箋6Aから指を離しても付箋積層体4が脱落しないようにすることもできる。そのためには、付箋積層体4の付箋の枚数を、最上位の付箋6Aの先部と2番目の付箋6の基部との挟持力で付箋積層体4を支持できる程度の範囲に留めるようにすればよい。これにより、図1の状態で最上位の付箋6Aを指で摘んだり、押さえたりせずとも、付箋収納具2を持って移動させることが可能となり、さらに利便性が高まる。
図示の主部材12は、中央部に付箋取出し口18を有する上板12bと、付箋取出し口と連続する開口部を有するリング形状の下板12aとで相互に接着してなる。その開口部の周面及び開口部に対応する上板部分下面とで上記窪み16を形成しており、また下板12aの下面には第2粘着層を形成している。もっともその構造は適宜変更することができ、例えば主部材12全体を一体成形しても構わない。また上板12b及び下板12aは柔軟な材料で形成することができる。さらに上記リング状の下板12aの下面には、同形状の粘着剤保護シートを貼着してもよい。
図7は、本実施形態の変形例であり、主部材の中心部を隆起させて、この隆起部内面で窪み16を形成したものである。
図8から図9は、本発明の第2実施形態に係る付箋収納具2の構造を示している。この実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構造については解説を省略する。
本実施形態では、主部材12の周辺部22の適当な二箇所に、異種物品Dの表面にフックさせるための係合部30を有している(図8参照)。好適な図示例では、主部材12の周辺部22の両側部分を下方への屈折板部28として、それら屈折板部28の下端部に、内方への突部である係合部30を設けている。異種物品Dは、例えば携帯電話、本などとすることができる。
2…付箋収納具 4…付箋積層体 6…付箋 6A…最上位の付箋
8a…第1端部 8b…第2端部 10…第1粘着層
12…主部材 12a…下板 12b…上板
14…中央部 16…窪み 17…窪み上方の板部分
18…付箋取出し口 18a…口縁 20…止め部 22…周辺部
24…付箋補充口 26…第2粘着層 28…屈折板部 30…係合部
A…一の方向 C…付箋収納室 D…異種物品 F…固定面 G…接地用面

Claims (4)

  1. 中央部(14)裏面に一の方向(A)に長い長方形状の窪み(16)を凹設して窪み(16)の内部を付箋収納室(C)とした板状の主部材(12)と、
    上記付箋収納室(C)内に収納した付箋積層体(4)とからなり、
    上記窪み(16)上方の板部分(17)の上記一の方向(A)の中間部に、付箋取出し口(18)を開口し、
    上記付箋積層体(4)は、上記一の方向(A)に長い付箋(6)からなり、その付箋(6)の長手方向の第1端部(8a)側及び第2端部(8b)側のうち第2端部(8b)側の裏面にのみ第1粘着層(10)を形成し、各付箋の第1端部(8a)が上下に隣接する他の付箋(6)の第2端部(8b)に重なるように積層させ、
    かつ最上位の付箋(6A)の第1端部(8a)側を上記付箋取出し口(18)から外方へ突出させて、付箋取出し口(18)から突出した付箋(6)を引上げると、次の付箋(6)が付箋取出し口(18)から連続的に引き出されるように構成し、
    上記窪み(16)の各短辺を、付箋積層体(4)を突き当てるための一対の止め部(20)としてなる付箋収納具であって、
    上記主部材(12)の中央部(14)に設けた窪み(16)の下端全面を開口して付箋補充口(24)とするとともに、主部材(12)の周辺部(22)の下面を平坦な接地用面(G)とし、
    この接地用面(G)に、剥離可能な第2粘着層(26)を形成するとともに、この第2粘着層(26)の粘着力を第1粘着層(10)の粘着力よりも大とし、
    かつ第1粘着層(10)の粘着力を初期状態での付箋積層体(4)に対して作用する重力より大としたことを特徴とする、付箋収納具。
  2. 上記付箋積層体(4)は、各付箋(6)の第1粘着層(10)の一の方向(A)の長さ(L2)を、少なくとも同じ方向の付箋積層体(4)の長さ(L)の半分程度とすることで、最上位の付箋(6A)と2番目の付箋(6)との間に付箋取出し口(18)の孔縁を差し込ませた状態で当該付箋取出し口(18)に付箋積層体(4)に吊止させることが可能に設けたことを特徴とする、請求項1記載の付箋収納具。
  3. 上記主部材(12)の少なくとも中央部(14)を、上面平坦で窪み形成箇所のみを薄肉としたほぼ平板形状とし、その平板の肉厚の範囲内に付箋積層体(4)が埋め込まれるように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の付箋収納具。
  4. 上記主部材(12)の周辺部(22)の下面を接地用面として第2粘着層を設ける代わりに、主部材(12)の周辺部(22)の2箇所を、携帯電話などの、側方から見て高さに比べて幅広の上面及び下面を有する形状の異種物品の両側部にフックするための係合部(30)に形成し、
    主部材(12)全体を、上記異種物品の上面を覆う、上記窪み(16)上方の板部分(17)の両側から屈折板部(28)を垂下するとともに、これら屈折板部(28)の下端に付設したフック状の係合部(30)を上記異種物品の下面の両側部へ係合してなるカバーとして形成したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の付箋収納具。
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