JP5574326B2 - 構造体の連結制震構造 - Google Patents

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Description

本発明は、構造体の連結制震構造に関し、特に、ねじれ振動を防止することができる構造体の連結制震構造に関するものである。
従来、複数の建物などの構造体をダンパーを介して接続し、地震や風に対するこれら構造体の応答を低減する連結制震構造が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
図4に示すように、この連結制震構造は、隣り合う建物A、B同士を制震ダンバー1(オイルダンパー)で連結する構造であり、新築建物同士を連結する方式や、既存建物と新築建物とを連結する方式がある。特に、既存建物と隣接した新築建物との間を連結する方式は、既存建物の内部構造の補強が殆ど不要であり意匠性を損なわないことから、制震レトロフィットとして採用した事例が増えている。
しかしながら、この連結制震構造は、連結部のダンパー反力により、各々の建物に偏芯がなくてもねじれ振動を誘発することがあり、せっかく重心位置での応答を低減したのに制震効果が相殺されてしまうという問題があった。
例えば、図5に示すように、建物A、B間をX、Y両方向に効く粘弾性ダンパー2で連結制震した場合には、ダンパー2中心から建物Aの重心までの距離をeとすると、Y方向入力による負担力Qyのとき、建物AにM=Qy・eのねじりモーメントが作用し、ねじれ振動を誘発してしまう。
このねじれ振動に対しては、一般に、下記の3つの対策が採られる。
(1)図6に示すように、建物のX、Y方向に連結制震しても偏芯しないような建物配置とし、建物Aを応答低減対象として建物B、Cとの間に制震ダンパー1を設置する。しかしながら、この場合には、建物の平面配置を制約することになり、建築計画の自由度が損なわれてしまう。また、建物B、Cをこのように都合良く配置できる場合は少ないという問題がある。
(2)図7に示すように、建物A、B間にX方向の応答低減だけを対象にした制震ダンパー1を配置する。しかしながら、この場合には、Y方向については、全く応答低減ができなくなってしまうという問題がある。
(3)上記の(2)において、建物A、B間をX、Y方向に制震ダンパー1で連結し、ねじれ振動を考慮した計画とする。しかしながら、建物Aが既存建物の場合には、ねじれ振動によって構造性能を維持できない部分が出てくるという問題がある。
ところで、特許文献2に示される制震構造は、図8および図9に示すように、低層の既存建物Aの屋上と高層の新設建物Bの外壁面との間に制震ダンパー3を有する制震部材4を設置して既存建物Aを制震補強した構造である。この構造は、Y方向地震力が作用した場合には、制震部材4の反力中心が屋根架構5上において外壁より建物A重心側に位置するため、既存建物Aの重心と制震部材Aの反力中心との偏芯距離eを、上記の図5における距離eに比べて小さくできる特長がある。
しかしながら、この特許文献2の制震構造は、既存建物Aに作用するねじりモーメントは上記の図5におけるねじりモーメントMよりかなり小さくなるものの、完全になくせるわけではない。また、完全になくすためには、屋根架構5を既存建物Aの重心位置まで延長する必要があり、大幅なコストアップを招いてしまう。さらに、この制震構造は既存屋根上にしか適用できず、中間階には適用できないといった問題がある。
特許第4238990号公報 特開2009−281074号公報
ところで、「2つの建物の壁面間にダンパーを設置して、X、Y2方向に制震作用を働かせながら制震時のダンパー反力によるねじれ振動を生じさせない」ためには、2つの建物の重心位置が一致することが必要である。これは、図10(a)に示すように、建物Aを囲むように建物Bを2軸対称に配置することで実現可能であるが、建築計画上の制約からこうした配置を採用する例は少ない。
一方、図10(b)は最も現実的に多い配置であるが、上記の従来の連結制震構造を適用して2つの建物の壁面間にダンパーを設置して、X、Y2方向に制震作用を働かせながらねじれ振動を生じさせないようにすることは難しい。このため、図10(b)のような配置に対し、2つの構造体(建物)の壁面間にダンパーを設置して、X、Y2方向に制震作用を働かせながらねじれ振動を防止することができる技術の開発が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ねじれ振動を防止することができる構造体の連結制震構造を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る構造体の連結制震構造は、重心位置の異なる2つの構造体を複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造であって、前記2つの構造体のうち一方の構造体は既存建物であり、他方の構造体は地震動入力時に作用するねじりモーメントに抵抗し得る耐力と剛性とが付与された新築構造物であり、前記軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、その軸方向の延長線上に前記一方の構造体の重心が位置するように設置したことを特徴とする。なお、ここでいう構造体の重心は、ある高さで水平断面における2次元的重心を意味する。
また、本発明の請求項2に係る構造体の連結制震構造は、上述した請求項1において、前記軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、水平に設置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る構造体の連結制震構造は、上述した請求項1または2において、前記構造体の重心位置が高さによって異なる場合に、前記軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、その軸方向の延長線上に当該高さにおける重心が位置するように設置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る構造体の連結制震構造は、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記構造体は建物であり、前記軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを前記建物の梁成位置の壁面に連結したことを特徴とする。
本発明によれば、重心位置の異なる2つの構造体を複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造であって、前記軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、その軸方向の延長線上に一方の構造体の重心が位置するように設置したので、この一方の構造体にはこれら2つの軸抵抗型ダンパーによるねじりモーメントは作用しない。したがって、制震時のねじれ振動の発生を防止することができる。
図1は、本発明に係る構造体の連結制震構造の実施例を示す平面図である。 図2は、本発明に係る構造体の連結制震構造の実施例を示す斜視図である。 図3は、軸抵抗型ダンパーの一例を示す斜視図である。 図4は、従来の連結制震構造の一例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 図5は、従来の連結制震構造のねじれ振動を説明する平面図である。 図6は、従来の連結制震構造の一例を示す平面図である。 図7は、従来の連結制震構造の他の一例を示す平面図である。 図8は、従来の特許文献2の連結制震構造を示す正面図である。 図9は、従来の特許文献2の連結制震構造を示す平面図である。 図10は、2つの建物の配置例を示す平面図であり、(a)は2つの建物が2軸対称に配置されて重心位置が同じ場合、(b)は2つの建物が隣接する一般的な場合である。
以下に、本発明に係る構造体の連結制震構造の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1および図2に示すように、本発明に係る構造体の連結制震構造10は、重心位置が異なるように互いに水平方向に距離を隔てて配置された建物Aと建物B(2つの構造体)を上側と下側の各々において軸方向が平行でない各2つの軸抵抗型ダンパー12で連結して、建物Aの震動応答を低減して制震するパッシブ制震構法による連結制震構造である。各軸抵抗型ダンパー12は、その軸方向の延長線上に建物A(一方の構造体)の重心が位置するように設置してある。なお、ここでいう建物Aの重心とは、建物Aのある高さの水平面内における2次元的な重心を意味するものである。
建物Aは、鉄骨造、RC造、SRC造あるいはハイブリッド構造などの任意の構造形式の建物でよく、耐震、制震あるいは免震構造のいずれであってもよい。また、新築建物、既存建物のいずれであってもよい。既存建物の場合には、制震改修(レトロフィット)となる。
建物Bは、剛性と耐力とが十分確保された構造物としてある。建物Aと建物Bの組み合わせとしては、例えば、建物Aが歴史的な価値をもつ既存建物であり、建物Bはそれに隣接する高耐力な新築構造物である場合が考えられる。
軸抵抗型ダンパー12は、図3に示すような軸方向速度に応じた軸方向力を生じるオイルダンパー(粘性ダンパー)や粘弾性ダンパーで構成することができる。また、ダンパー両端間の軸方向変位に応じた軸方向力を生じる鋼材ダンパーや摩擦ダンパー、軸方向相対加速度に応じた軸方向力を生じる慣性質量ダンパーで構成してもよく、いずれか1種類のみを使用してもよいし、複数種のダンパーを併用しても構わない。
軸抵抗型ダンパー12は、基本的に水平に配置して各建物A、Bの梁成内(床位置)の壁面に連結することが好ましいが、建物A、B同士の階高が異なる場合等においては必ずしも同一高さでなくてもよい。また、重心位置が各階(高さ)で異なる場合には、当該階に対応して設置する各ダンパーの軸方向を建物Aの当該階重心に向けて設置することが好ましい。同一階に複数のダンパーを異なる方向に向けて設置することで、水平面内で互いに直角なX方向、Y方向の両方向に効かせることが可能である。
軸抵抗型ダンパー12の設置箇所数は、図1および図2に示すような4箇所に限るものではなく、水平面内で互いに直角なX方向、Y方向の両方向に制御力を働かせながら地震時のダンパー反力によるねじれ振動を抑制することが可能であれば何箇所であってもよい。
次に、本発明によって得られる効果について説明する。
(1)軸抵抗型ダンパー12の軸方向が建物Aの重心を通るため、建物Aにはダンパー反力によるねじりモーメントは作用しない。このため、Y方向の地震動入力時において応答低減対象の建物Aにねじれ振動が励起することはない。
(2)X方向の地震動入力時には、水平面内でX軸に関してθだけ傾斜配置された軸抵抗型ダンパー12のX方向成分(剛性や減衰係数や慣性質量をcosθ倍したもの)がX方向に配置されたダンパー諸元とみなせる。同様に、Y方向の地震動入力時については、軸抵抗型ダンパー12のY方向成分(剛性や減衰係数や慣性質量をsinθ倍したもの)がY方向に配置されたダンパー諸元とみなせる。したがって、X、Y両方向に応答低減効果を発揮することができる。
(3)一方、建物BにはY方向の地震動入力時にねじりモーメントが作用するが、例えば、建物Aが既存建物であり、建物Bが新設建物である場合には、新築する建物Bに大きな耐力と剛性を付与することは容易である。また、新築する建物Bを建物Aと重心を一致させるように配置計画する必要はないので、新築する建物Bの配置計画に制約を与えない。
(4)軸抵抗型ダンパー12としては、製品化されているものをそのまま用いることができ、建物Aと建物Bとの間への設置工事も容易に行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、重心位置の異なる2つの構造体を複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造であって、前記軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、その軸方向の延長線上に一方の構造体の重心が位置するように設置したので、この一方の構造体にはこれら2つの軸抵抗型ダンパーによるねじりモーメントは作用しない。したがって、制震時のねじれ振動の発生を防止することができる。
以上のように、本発明に係る構造体の連結制震構造は、2つの構造体(建物)の壁面間にダンパーを設置して、X、Y2方向に制震作用を働かせながらダンパー反力によるねじれ振動を防止するのに有用であり、特に、既存建物の制震改修において、新設建物の配置の制約を受けずに制震時のねじれ振動を簡便に防止するのに適している。
1,3 制震ダンバー
2 粘弾性ダンパー
10 構造体の連結制震構造
12 軸抵抗型ダンパー

Claims (4)

  1. 重心位置の異なる2つの構造体を複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造であって、
    前記2つの構造体のうち一方の構造体は既存建物であり、他方の構造体は地震動入力時に作用するねじりモーメントに抵抗し得る耐力と剛性とが付与された新築構造物であり、
    前記軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、その軸方向の延長線上に前記一方の構造体の重心が位置するように設置したことを特徴とする構造体の連結制震構造。
  2. 前記軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、水平に設置したことを特徴とする請求項1に記載の構造体の連結制震構造。
  3. 前記構造体の重心位置が高さによって異なる場合に、前記軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを、その軸方向の延長線上に当該高さにおける重心が位置するように設置したことを特徴とする請求項1または2に記載の構造体の連結制震構造。
  4. 前記構造体は建物であり、前記軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパーを前記建物の梁成位置の壁面に連結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の構造体の連結制震構造。
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