JP5573664B2 - 数値制御装置、移動制御方法、移動制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

数値制御装置、移動制御方法、移動制御プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、数値制御装置、移動制御方法、移動制御プログラム及び記憶媒体に関する。
数値制御装置は、加工プログラムで指令した経路を高速で移動する場合、コーナ点の前後で速度を加減速制御する。特許文献1は、コーナ点に向かって移動速度を許容速度まで減速し、コーナ点に到達した後、移動速度を指令速度まで加速する技術を開示する。補間後加減速は、各軸に分配した移動指令に時定数をかけて加減速を行う。数値制御装置は、コーナ点で許容速度まで減速する場合、コーナ点の前のブロックの最後、及びコーナ点の後のブロックの最初において、予め定めた時定数の1/2費やして許容速度の移動指令値を出力していた。
特開平2−137006号公報
加工プログラムにおいては、時定数を変更できる指令がある。上記方法は、時定数が一定の場合、問題ないが、加工プログラム実行中に時定数を変更する以下の問題が発生する。時定数を長くした場合、前述した加減速方法では、予め定めた時定数(コーナ減速時間)で減速するが、コーナ減速時間が短すぎて、許容速度に到達できないという問題点があった。時定数を短くした場合、コーナ減速時間が長すぎて許容速度で移動する時間が長くなり、サイクルタイムが大きくなるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、加工プログラム実行中に時定数を変更しても、コーナ点の前後で適切に加速度制御ができる数値制御装置、移動制御方法、移動制御プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る数値制御装置は、加工プログラムに基づき、主軸の移動経路の移動速度を制御する数値制御装置であって、前記加工プログラムを1ブロック毎に解析する解析手段と、前記解析手段が解析した1ブロック中に、時定数を記憶する記憶手段に記憶した前記時定数を変更する指令である時定数変更指令があるか否かを判定する時定数変更指令判定手段と、前記時定数変更指令判定手段が前記1ブロック中に、前記時定数変更指令があると判定した場合、前記記憶手段に記憶した前記時定数を、前記時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する時定数変更手段と、前記記憶手段に記憶した前記時定数に基づき、前記移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出するコーナ減速時間算出手段と、前記解析手段が解析した1ブロック中に移動指令があるか否かを判定する移動指令判定手段と、前記移動指令判定手段が前記1ブロック中に前記移動指令があると判定した場合、前記解析手段が解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する移動開始時速度決定手段と、前記解析手段が解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する移動終了時速度決定手段と、前記移動開始時速度決定手段が決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定手段が決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ減速時間算出手段が算出した前記コーナ減速時間とに基づき、前記コーナ減速時間に前記移動開始時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過してから前記移動速度を減速した状態から減速する前の元の状態に復帰させるまでに必要な距離である開始時減速距離と、前記コーナ減速時間に前記移動終了時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過する前に前記移動速度の減速が必要な距離である終了時減速距離とを各々算出するコーナ点減速距離算出手段と、前記移動指令が指定する移動距離のうち前記主軸が移動した移動済み距離を算出する移動済み距離算出手段と、前記コーナ点減速距離算出手段による前記開始時減速距離及び前記終了時減速距離の算出、及び前記移動済み距離算出手段による前記移動済み距離の算出が完了した後で、前記移動指令が指定する移動速度、前記移動開始時速度決定手段が決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定手段が決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ点減速距離算出手段が算出した前記開始時減速距離、及び前記終了時減速距離と、前記移動済み距離算出手段が算出した前記移動済み距離とに基づき、前記移動指令を実行する移動指令実行手段とを備えている。
第1態様では、時定数変更手段は、加工プログラム中に時定数変更指令があれば、記憶手段に記憶した時定数を、時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する。コーナ減速時間算出手段は、記憶手段に記憶した時定数に基づき、移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出する。移動開始時速度決定手段は、解析手段が解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する。移動終了時速度決定手段は、解析手段が解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する。コーナ点減速距離算出手段は、移動開始時速度決定手段が決定した移動開始時速度と、移動終了時速度決定手段が決定した移動終了時速度と、コーナ減速時間算出手段が算出したコーナ減速時間とに基づき、移動経路のコーナ点における開始時減速距離と、終了時減速距離とを各々算出する。故に、数値制御装置は、加工プログラムの実行中に時定数を変更しても、コーナ点の前後で適切に加速度制御ができる。
本発明の第2態様に係る移動制御方法は、加工プログラムに基づき、主軸の移動経路の移動速度を制御する数値制御装置によって行われる移動制御方法であって、前記加工プログラムを1ブロック毎に解析する解析ステップと、前記解析ステップが解析した1ブロック中に、時定数を記憶する記憶手段に記憶した前記時定数を変更する指令である時定数変更指令があるか否かを判定する時定数変更指令判定ステップと、前記時定数変更指令判定ステップが前記1ブロック中に前記時定数変更指令があると判定した場合、前記記憶手段に記憶した前記時定数を、前記時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する時定数変更ステップと、前記記憶手段に記憶した前記時定数に基づき、前記移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出するコーナ減速時間算出ステップと、前記解析ステップが解析した1ブロック中に移動指令があるか否かを判定する移動指令判定ステップと、前記移動指令判定ステップが前記1ブロック中に前記移動指令があると判定した場合、前記解析ステップが解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する移動開始時速度決定ステップと、前記解析ステップが解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する移動終了時速度決定ステップと、前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ減速時間算出ステップが算出した前記コーナ減速時間とに基づき、前記コーナ減速時間に前記移動開始時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過してから前記移動速度を減速した状態から減速する前の元の状態に復帰させるまでに必要な距離である開始時減速距離と、前記コーナ減速時間に前記移動終了時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過する前に前記移動速度の減速が必要な距離である終了時減速距離とを各々算出するコーナ点減速距離算出ステップと、前記移動指令が指定する移動距離のうち前記主軸が移動した移動済み距離を算出する移動済み距離算出ステップと、前記コーナ点減速距離算出ステップによる前記開始時減速距離及び前記終了時減速距離の算出、及び前記移動済み距離算出ステップによる前記移動済み距離の算出が完了した後で、前記移動指令が指定する移動速度と、前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ点減速距離算出ステップが算出した前記開始時減速距離、及び前記終了時減速距離と、前記移動済み距離算出ステップで算出した前記移動済み距離とに基づき、前記移動指令を実行する移動指令実行ステップとを備えている。
第2態様では、時定数変更ステップは、加工プログラム中に時定数変更指令があれば、記憶手段に記憶した時定数を、時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する。コーナ減速時間算出ステップは、記憶手段に記憶した時定数に基づき、移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出する。移動開始時速度決定ステップは、解析手段が解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する。移動終了時速度決定ステップは、解析ステップが解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する。コーナ点減速距離算出ステップは、移動開始時速度決定ステップが決定した移動開始時速度と、移動終了時速度決定ステップが決定した移動終了時速度と、コーナ減速時間算出ステップが算出したコーナ減速時間とに基づき、移動経路のコーナ点における開始時減速距離と、終了時減速距離とを各々算出する。故に、数値制御装置は、加工プログラムの実行中に時定数を変更しても、コーナ点の前後で適切に加速度制御ができる。
本発明の第3態様に係る移動制御プログラムは、加工プログラムに基づき、主軸の移動経路の移動速度を制御する数値制御装置を機能させる移動制御プログラムであって、コンピュータに前記加工プログラムを1ブロック毎に解析する解析ステップと、前記解析ステップが解析した1ブロック中に、時定数を記憶する記憶手段に記憶した前記時定数を変更する指令である時定数変更指令があるか否かを判定する時定数変更指令判定ステップと、前記時定数変更指令判定ステップが前記1ブロック中に前記時定数変更指令があると判定した場合、前記記憶手段に記憶した前記時定数を、前記時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する時定数変更ステップと、前記記憶手段に記憶した前記時定数に基づき、前記移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出するコーナ減速時間算出ステップと、前記解析ステップが解析した1ブロック中に移動指令があるか否かを判定する移動指令判定ステップと、前記移動指令判定ステップが前記1ブロック中に前記移動指令があると判定した場合、前記解析ステップが解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する移動開始時速度決定ステップと、前記解析ステップが解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する移動終了時速度決定ステップと、前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ減速時間算出ステップが算出した前記コーナ減速時間とに基づき、前記コーナ減速時間に前記移動開始時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過してから前記移動速度を減速した状態から減速する前の元の状態に復帰させるまでに必要な距離である開始時減速距離と、前記コーナ減速時間に前記移動終了時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過する前に前記移動速度の減速が必要な距離である終了時減速距離とを各々算出するコーナ点減速距離算出ステップと、前記移動指令が指定する移動距離のうち前記主軸が移動した移動済み距離を算出する移動済み距離算出ステップと、前記コーナ点減速距離算出ステップによる前記開始時減速距離及び前記終了時減速距離の算出、及び前記移動済み距離算出ステップによる前記移動済み距離の算出が完了した後で、前記移動指令が指定する移動速度と、前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ点減速距離算出ステップが算出した前記開始時減速距離、及び前記終了時減速距離と、前記移動済み距離算出ステップで算出した前記移動済み距離とに基づき、前記移動指令を実行する移動指令実行ステップとを実行させることを特徴とする。
第3態様では、時定数変更ステップは、加工プログラム中に時定数変更指令があれば、記憶手段に記憶した時定数を、時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する。コーナ減速時間算出ステップは、記憶手段に記憶した時定数に基づき、移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出する。移動開始時速度決定ステップは、解析手段が解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する。移動終了時速度決定ステップは、解析ステップが解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する。コーナ点減速距離算出ステップは、移動開始時速度決定ステップが決定した移動開始時速度と、移動終了時速度決定ステップが決定した移動終了時速度と、コーナ減速時間算出ステップが算出したコーナ減速時間とに基づき、移動経路のコーナ点における開始時減速距離と、終了時減速距離とを各々算出する。故に、数値制御装置は、加工プログラムの実行中に時定数を変更しても、コーナ点の前後で適切に加速度制御ができる。
本発明の第4態様に係る記憶媒体は、請求項3に記載の制御プログラムを記憶したことを特徴とする。
第4態様では、請求項3に記載の制御プログラムを記憶している。故に、コンピュータが制御プログラムを実行することで、第3態様に記載の効果を得ることができる。
数値制御装置20と工作機械2の電気的構成を示すブロック図である。 フラッシュメモリ24の記憶領域を示す概念図である。 、P、P、…、P、…からなる座標列の移動経路を示す図である。 連続するブロックB、Bi+1を一定速度で回ったときに発生する加速度を説明する図である。 加工プログラムの一例を示す図である。 ブロックB1,B2からなる移動経路を示す図である。 補間後加減速処理前の移動指令に基づく速度パターンである。 補間後加減速処理後の移動指令に基づく速度パターンである。 CPU21による制御処理のフローチャートである。 図9の続きを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態である数値制御装置20、移動経路修正方法、移動経路修正プログラム及び記憶媒体について、図面を参照して説明する。図1に示す数値制御装置20は、加工プログラムが指令する経路にしたがい、工作機械2の主軸の移動を制御する。工作機械2は、加工物と工具の相対移動により、加工物を切削する。
数値制御装置20の電気的構成について、図1を参照して説明する。数値制御装置20は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24を有するマイクロコンピュータと、入力インタフェイス25と、入出力インタフェイス26とを備えている。入力インタフェイス25は、キーボード12に接続している。
ROM22は、数値制御装置20のメインプログラムに加え、加工プログラムを1ブロックずつ読込んで工作機械2の主軸(図示外)の移動等を制御する本発明の「制御プログラム」等を記憶する。「制御プログラム」は、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体としてのフラッシュメモリ24等に記憶してもよい。図2に示すように、フラッシュメモリ24は、加工プログラムを記憶する加工プログラム記憶領域241と、時定数を記憶する時定数記憶領域242とを少なくとも備えている。
入出力インタフェイス26は、工作機械2のX軸モータ51を駆動する駆動回路41と、工作機械2のY軸モータ52を駆動する駆動回路42と、工作機械2のZ軸モータ53を駆動する駆動回路43と、工作機械2の主軸モータ54を駆動する駆動回路44に接続している。X軸モータ51及びY軸モータ52の駆動は、工作機械2のテーブル(図示省略)をX軸方向及びY軸方向に移動する。Z軸モータ53の駆動は、工作機械の主軸をZ軸方向に移動する。入出力インタフェイス26は、工作機械2のマガジンモータ55を駆動する駆動回路45、ディスプレイ11を駆動する駆動回路46と接続している。マガジンモータ55は、複数の工具を収納した工具マガジン(図示略)を工具交換時に回転する。ディスプレイ11は、作業者が後述する加工プログラム等を入力する際、キーボード12を介して入力した情報を表示する。
X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55は、各モータの位置を検出するエンコーダ(図示省略)を備えている。各エンコーダは、各駆動回路41、42、43、44、45に接続している。
次に、軸の移動経路のコーナ点における減速処理について説明する。コーナ点はブロックとブロックの接続部で発生する。CPU21は、連続するブロックの角度に基づき、その始端・終端で、加速・減速を行い、コーナ点の速度制御を行う。
CPU21は、加工プログラムを1ブロックずつ読込んで、内部処理形式(ブロックデータ)に変換する。CPU21は、連続するブロックがなす角度に応じたコーナ通過速度を設定する。加工プログラムが指令する経路は、図3に示すように、P、P、P、…、P、…からなる座標列である。CPU21は、座標列を読み取って各ブロックの各軸移動量、ブロック長、指令速度からなるブロックデータB(以下、ブロックBと呼ぶ)を生成する。各記号に付けた添え字iは、経路開始からのブロック番号を表している。
図4に示すように、CPU21は、連続する二つのブロックBとBi+1とがなす角度θに基づき、コーナ減速速度を設定する。コーナ減速速度としては、例えば、特開平2−137006号公報が開示する技術を適用できる。軸がコーナ点Qを速度vで回ったときに発生する速度ベクトルの変化量Δvは、余弦定理により、
(Δv)=2v−2vcosθ
よって、Δv=v√{2(1−cosθ)}となる。
この速度変化が1サンプリング周期ΔT間に起こるとすれば、その加減速の大きさは、 (Δv/ΔT)=v√{2(1−cosθ)}/ΔT ・・・(1)
となる。
駆動系や機械系に作用する最大許容加減速αがこれらの設計値から与えられ、(1)式の加速度がこれをオーバーしないようにする条件から、コーナ点における許容速度Vcは、
・Vc=α・ΔT/√{2(1−cosθ)} ・・・(2)
となり、コーナ角度θの値を用いて(2)式により許容速度Vcを決定する。
次に、主軸の移動経路のコーナ点における補間後加減速について説明する。補間後加減速では、加工プログラムに基づき、各軸に分配した移動指令に時定数をかけて加減速を行う。具体例を挙げて説明する。例えば、図5に示す加工プログラムは、第1指令、第2指令、第3指令、第4指令を備える。第1指令は、M260;である。第2指令は、G1 X10.000 F1000;である。第3指令は、G1 Y10.000;である。第4指令は、M269;である。M260は、時定数を変更する指令であり、フラッシュメモリ24に予め記憶してある時定数に変更する。図6に示すように、第2指令は、速度1000mm/minで、主軸をA点(現在位置)からX軸方向に+10mm移動(B点まで)することを指示する。第3指令は、主軸をB点から速度1000mm/minで、Y軸方向に+10mm移動(C点まで)することを指示する。第2指令による移動ブロックをBとし、第3指令による移動ブロックをBとする。第4指令は、時定数を元に戻す指令である。
図7に示す速度パターンは、図5に示す加工プログラムに基づき、所定周期ごとに速度を出力した結果であり、補間後加減速処理前である。CPU21は、第1〜4指令に基づき、所定周期毎に、速度1000mm/minを時定数を変更して出力する。その後、時定数を元に戻す。ブロックBとBのコーナ点における許容速度は、ブロックBとBとがなす角度θに基づき、決定する。CPU21は、ブロックBの終了時からBの開始時にかけて、時定数tの時間だけ許容速度Vcの移動指令を出力する。具体的には、ブロックBの終了時のt/2時間と、ブロックBの開始時のt/2時間とにおいて、許容速度Vcの移動指令を出力する。
図8に示す速度パターンは、図7の速度パターンを補間後加減速処理したものである。時間t0から指令速度に到達する時間t1までに要する時間は、時定数tである。指令速度に達した時間t1から時間t2まで指令速度の移動指令を出力する。時間t2から時定数tの時間をかけて時間t4において許容速度Vcまで減速する。時間t4から時定数tの時間をかけて時間t5において指令速度に達する。時間t6から時定数tの時間をかけて速度は零となる。故に、主軸の移動経路の方向が急激に変化するコーナ点で許容速度Vcまで減速するため、工具が通過するときに、機械に作用する衝撃や振動を防止できる。
CPU21が実行する制御処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。作業者がキーボード12を操作すると、CPU21は、ROM22に記憶した本発明の「制御プログラム」を読み込んで実行する。
CPU21は、フラッシュメモリ24の加工プログラム記憶領域241(図2参照)に記憶した加工プログラムを1ブロック解析する(S11)。CPU21は、解析した1ブロック中に「時定数変更指令」があるか否かを判断する(S12)。時定数変更指令は、時定数を変更する指令である。CPU21は、1ブロック中に時定数変更指令がないと判断した場合(S12:NO)、制御指令は移動指令である。CPU21は、移動指令に基づき、指令速度Vと移動距離Dを読み込んでRAM23(図1参照)に記憶する(S15)。
CPU21は、1ブロック中に時定数変更指令があると判断した場合(S12:YES)、フラッシュメモリ24の時定数記憶領域242(図2参照)に記憶した時定数tに、新しい時定数t'を複写して書き換える(S13)。CPU21は、時定数記憶領域242に記憶した時定数tに基づき、コーナ減速時間tcを算出する(S14)。コーナ減速時間tcは、時定数tの1/2である。CPU21は、算出したコーナ減速時間tcをRAM23に記憶する。CPU21は、S14の処理後、S11に戻り、処理を繰り返す。
CPU21は、制御指令が移動指令であって(S12:YES)、指令速度Vと移動距離Dを記憶した後(S15)、前のブロックが移動指令か否か判断する(S16)。CPU21は、前のブロックが移動指令でないと判断した場合(S16:NO)、現在解析中のブロックが最初の移動指令である。故に、CPU21は、開始時速度VcsをRAM23に記憶した指令速度Vに設定する(S18)。CPU21は、新たに設定した開始時速度VcsをRAM23に記憶する。CPU21は、前のブロックが移動指令であると判断した場合(S16:YES)、開始時速度VcsをRAM23に記憶した前回の終了時速度Vceに設定する(S17)。CPU21は、新たに設定した開始時速度VcsをRAM23に記憶する。
CPU21は、次のブロックも移動指令か否かを判断する(S19)。CPU21は、次のブロックが移動指令でないと判断した場合(S19:NO)、移動経路は現在解析中のブロックで終わる。故に、CPU21は、終了時速度VceをRAM23に記憶した指令速度Vに設定する(S21)。CPU21は、新たに設定した終了時速度VceをRAM23に記憶する。CPU21は、次のブロックも移動指令であると判断した場合(S19:YES)、現在解析中のブロックと次のブロックとのなす角度θから、終了時速度Vceを算出する(S20)。CPU21は、算出した終了時速度VceをRAM23に記憶する。角度θに基づく終了時速度Vceの算出方法は、上述した通りである。
CPU21は、RAM23に記憶した開始時速度Vcsと、終了時速度Vesと、コーナ減速時間tcとに基づき、開始時減速距離Dcsと、終了時減速距離Dceとを計算する(S22)。計算方法は以下の通りである。
・Dcs=Vcs×tc/2
・Dce=Vce×tc/2
図10に示すように、CPU21は、RAM23に記憶した移動残距離Rを移動距離Dにして初期化する(S24)。移動残距離Rは、移動開始位置から目標位置までの残りの距離である。CPU21は、移動開始位置から移動した距離Dnを算出する(S25)。距離Dnは、移動距離Dから残距離Rを差し引いた値である。
CPU21は、距離Dnが開始時減速距離Dcs未満か否か判断する(S26)。CPU21は、距離Dnが開始時減速距離Dcs未満と判断した場合(S26:YES)、開始時のコーナ減速が必要である。故に、CPU21は、開始時速度Vcsの移動指令を、工作機械2のX軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53の駆動回路41、42、43にそれぞれ出力する(S28)。
CPU21は、距離Dnが開始時減速距離Dcs以上と判断した場合(S26:NO)、移動残距離Rが終了時減速距離Dce未満か否か判断する(S27)。CPU21は、移動残距離Rが終了時減速距離Dce未満と判断した場合(S27:YES)、終了時のコーナ減速が必要である。故に、CPU21は、終了時速度Vceの移動指令を、工作機械2のX軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53の駆動回路41、42、43にそれぞれ出力する(S29)。
CPU21は、移動残距離Rが終了時減速距離Dce以上と判断した場合(S27:NO)、減速する区間ではないので減速する必要がない。故に、CPU21は、指令速度Vの移動指令を工作機械2のX軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53の駆動回路41、42、43にそれぞれ出力する(S30)。
CPU21は、移動残距離Rから、駆動回路41、42、43に出力した移動量を減算し、RAM23に記憶した移動残距離Rを更新する(S31)。CPU21は、移動終了か否かを判断する(S32)。CPU21は、移動はまだ終了しないと判断した場合(S32:NO)、S25に戻り、移動を終了するまで処理を繰り返す。(S27)。CPU21は、移動は終了と判断した場合(S32:YES)、加工プログラムは終了か否かを判断する(S33)。CPU21は、加工プログラムがまだ終了しないと判断した場合(S33:NO)、図9のS11に戻りに、次ブロックに移行して処理を繰り返す。CPU21は、加工プログラムが終了したと判断した場合(S33:YES)、本処理を終了する。
以上説明において、図9のS11の処理を実行するCPU21は本発明の「解析手段」に相当する。S12の処理を実行するCPU21は本発明の「時定数変更指令判定手段」、「移動指令判定手段」に相当する。S13の処理を実行するCPU21は本発明の「時定数変更手段」に相当する。S14の処理を実行するCPU21は本発明の「コーナ減速時間算出手段」に相当する。S16,S17,S18の処理を実行するCPU21は本発明の「移動開始時速度決定手段」に相当する。S19,S20,S21の処理を実行するCPU21は本発明の「移動終了時速度決定手段」に相当する。S22の処理を実行するCPU21は本発明の「コーナ点減速距離移算出手段」に相当する。図10のS24〜S32の処理を実行するCPU21は本発明の「移動指令実行手段」に相当する。
以上説明したように、本実施形態の数値制御装置20は、加工プログラムを1ブロック毎に解析する。1ブロック中に時定数変更指令があった場合、フラッシュメモリ24に記憶した時定数tを変更する。数値制御装置20は、ブロックとブロックのコーナを通過する際のコーナ減速時間tcをフラッシュメモリ24に記憶した時定数tに基づき算出する。数値制御装置20は、加工プログラム実行中に時定数を変更しても、フラッシュメモリ24に記憶した変更後の時定数tに応じてコーナ減速時間tcを算出できる。故に、数値制御装置20は、コーナ点で許容速度まで減速できなかったり、許容速度で移動する時間が長くなってサイクルタイムが大きくなったりする等の問題が生じない。
上記実施形態である数値制御装置20は、縦型の工作機械2を制御するものであるが、本発明は横型の工作機械にも適用可能である。
2 工作機械
12 キーボード
20 数値制御装置
24 フラッシュメモリ
41〜43 駆動回路
51 X軸モータ
52 Y軸モータ
53 Z軸モータ
54 主軸モータ
241 加工プログラム記憶領域
242 時定数記憶領域

Claims (4)

  1. 加工プログラムに基づき、主軸の移動経路の移動速度を制御する数値制御装置であって、
    前記加工プログラムを1ブロック毎に解析する解析手段と、
    前記解析手段が解析した1ブロック中に、時定数を記憶する記憶手段に記憶した前記時定数を変更する指令である時定数変更指令があるか否かを判定する時定数変更指令判定手段と、
    前記時定数変更指令判定手段が前記1ブロック中に、前記時定数変更指令があると判定した場合、前記記憶手段に記憶した前記時定数を、前記時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する時定数変更手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記時定数に基づき、前記移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出するコーナ減速時間算出手段と、
    前記解析手段が解析した1ブロック中に移動指令があるか否かを判定する移動指令判定手段と、
    前記移動指令判定手段が前記1ブロック中に前記移動指令があると判定した場合、前記解析手段が解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する移動開始時速度決定手段と、
    前記解析手段が解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する移動終了時速度決定手段と、
    前記移動開始時速度決定手段が決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定手段が決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ減速時間算出手段が算出した前記コーナ減速時間とに基づき、前記コーナ減速時間に前記移動開始時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過してから前記移動速度を減速した状態から減速する前の元の状態に復帰させるまでに必要な距離である開始時減速距離と、前記コーナ減速時間に前記移動終了時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過する前に前記移動速度の減速が必要な距離である終了時減速距離とを各々算出するコーナ点減速距離算出手段と、
    前記移動指令が指定する移動距離のうち前記主軸が移動した移動済み距離を算出する移動済み距離算出手段と、
    前記コーナ点減速距離算出手段による前記開始時減速距離及び前記終了時減速距離の算出、及び前記移動済み距離算出手段による前記移動済み距離の算出が完了した後で、前記移動指令が指定する移動速度、前記移動開始時速度決定手段が決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定手段が決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ点減速距離算出手段が算出した前記開始時減速距離、及び前記終了時減速距離と、前記移動済み距離算出手段が算出した前記移動済み距離とに基づき、前記移動指令を実行する移動指令実行手段と
    を備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 加工プログラムに基づき、主軸の移動経路の移動速度を制御する数値制御装置によって行われる移動制御方法であって、
    前記加工プログラムを1ブロック毎に解析する解析ステップと、
    前記解析ステップが解析した1ブロック中に、時定数を記憶する記憶手段に記憶した前記時定数を変更する指令である時定数変更指令があるか否かを判定する時定数変更指令判定ステップと、
    前記時定数変更指令判定ステップが前記1ブロック中に前記時定数変更指令があると判定した場合、前記記憶手段に記憶した前記時定数を、前記時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する時定数変更ステップと、
    前記記憶手段に記憶した前記時定数に基づき、前記移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出するコーナ減速時間算出ステップと、
    前記解析ステップが解析した1ブロック中に移動指令があるか否かを判定する移動指令判定ステップと、
    前記移動指令判定ステップが前記1ブロック中に前記移動指令があると判定した場合、前記解析ステップが解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する移動開始時速度決定ステップと、
    前記解析ステップが解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する移動終了時速度決定ステップと、
    前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ減速時間算出ステップが算出した前記コーナ減速時間とに基づき、前記コーナ減速時間に前記移動開始時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過してから前記移動速度を減速した状態から減速する前の元の状態に復帰させるまでに必要な距離である開始時減速距離と、前記コーナ減速時間に前記移動終了時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過する前に前記移動速度の減速が必要な距離である終了時減速距離とを各々算出するコーナ点減速距離算出ステップと、
    前記移動指令が指定する移動距離のうち前記主軸が移動した移動済み距離を算出する移動済み距離算出ステップと、
    前記コーナ点減速距離算出ステップによる前記開始時減速距離及び前記終了時減速距離の算出、及び前記移動済み距離算出ステップによる前記移動済み距離の算出が完了した後で、前記移動指令が指定する移動速度と、前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ点減速距離算出ステップが算出した前記開始時減速距離、及び前記終了時減速距離と、前記移動済み距離算出ステップで算出した前記移動済み距離とに基づき、前記移動指令を実行する移動指令実行ステップと
    を備えたことを特徴とする移動制御方法。
  3. 加工プログラムに基づき、主軸の移動経路の移動速度を制御する数値制御装置を機能させる移動制御プログラムであって、
    コンピュータに
    前記加工プログラムを1ブロック毎に解析する解析ステップと、
    前記解析ステップが解析した1ブロック中に、時定数を記憶する記憶手段に記憶した前記時定数を変更する指令である時定数変更指令があるか否かを判定する時定数変更指令判定ステップと、
    前記時定数変更指令判定ステップが前記1ブロック中に前記時定数変更指令があると判定した場合、前記記憶手段に記憶した前記時定数を、前記時定数変更指令が指定する新たな時定数に変更する時定数変更ステップと、
    前記記憶手段に記憶した前記時定数に基づき、前記移動経路のコーナ点におけるコーナ減速時間を算出するコーナ減速時間算出ステップと、
    前記解析ステップが解析した1ブロック中に移動指令があるか否かを判定する移動指令判定ステップと、
    前記移動指令判定ステップが前記1ブロック中に前記移動指令があると判定した場合、前記解析ステップが解析したブロックの前ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動開始時速度を決定する移動開始時速度決定ステップと、
    前記解析ステップが解析したブロックの次ブロックの制御指令に基づき、解析したブロックの移動終了時速度を決定する移動終了時速度決定ステップと、
    前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ減速時間算出ステップが算出した前記コーナ減速時間とに基づき、前記コーナ減速時間に前記移動開始時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過してから前記移動速度を減速した状態から減速する前の元の状態に復帰させるまでに必要な距離である開始時減速距離と、前記コーナ減速時間に前記移動終了時速度を乗じて得られる距離であって、前記コーナ点を通過する前に前記移動速度の減速が必要な距離である終了時減速距離とを各々算出するコーナ点減速距離算出ステップと、
    前記移動指令が指定する移動距離のうち前記主軸が移動した移動済み距離を算出する移動済み距離算出ステップと、
    前記コーナ点減速距離算出ステップによる前記開始時減速距離及び前記終了時減速距離の算出、及び前記移動済み距離算出ステップによる前記移動済み距離の算出が完了した後で、前記移動指令が指定する移動速度と、前記移動開始時速度決定ステップが決定した前記移動開始時速度と、前記移動終了時速度決定ステップが決定した前記移動終了時速度と、前記コーナ点減速距離算出ステップが算出した前記開始時減速距離、及び前記終了時減速距離と、前記移動済み距離算出ステップで算出した前記移動済み距離とに基づき、前記移動指令を実行する移動指令実行ステップとを実行させることを特徴とする移動制御プログラム。
  4. 請求項3に記載の移動制御プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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