JP5571114B2 - 荷重校正装置 - Google Patents

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Description

本発明は液体、粉粒体、砂利、鉱石、スクラップ等の被計量物の重量を計量する計量ホッパに取り付けて使用される荷重校正装置に関する。
計量ホッパは、ロードセルを用いた重量検出装置を介して架台に支持された容器を有している。計量ホッパの容器に被計量物が収容されると、被計量物の重量に応じて重量検出装置のロードセルが歪んで抵抗が変化し、ブリッジ回路より被計量物の重量に比例した電気信号として出力され、被計量物の重量に変換されて表示器に表示される。
従来、このような計量ホッパで計量される荷重の校正を行うにあたり、通常計量ホッパに分銅を載せて重量が正しく計量されるかを検査する方法が行われていた。
しかし、分銅の載せ降ろしは、作業性が悪く、かつ危険作業を伴い、長時間を要するという問題があるため、特許文献1では、計量ホッパの底部と架台を支持する床との間に、シリンダとロードセルを直列に接続した荷重校正装置を取り付けることが提案されている。この荷重校正装置のシリンダに油圧を作用させて計量ホッパを下方に引くことにより、分銅を用いずに計量ホッパに荷重を付与することができるとともに、荷重校正装置のロードセルによる荷重量と計量ホッパのロードセルによる計量値との比較により、計量精度を検査し、校正を行うことができる。
実願平5−54750号(特開平7−18222号)のマイクロフィルム
しかし、引用文献1の荷重校正装置は、計量ホッパの底部と架台を支持する床との間に取り付けられるため、荷重校正作業を行うにあたっては、計量ホッパの底部すなわち排出口の下方に存在する配管やバルブ、ポンプなどの既存部品を取り外し、計量ホッパの底部に荷重校正装置の取り付けるための取付金具を取り付けるという煩雑な作業を必要としていた。また、架台を支持する床には、荷重校正装置により付与される荷重の反力が作用するので、予め基礎工事を行って荷重校正装置を取り付けるための取付金具を固定しておく必要があった。さらに、荷重校正装置が取り付けられる計量ホッパの底部は床から相当な高所にあり、荷重校正装置を取り付けるには足場が必要な場合も作業に危険性を伴っていた。このように、引用文献1の荷重校正装置は、その取付作業が困難で、時間がかかるという問題があった。
本願発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、取付作業が簡便で、かつ短時間で安全に行える荷重校正装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、
ロードセルを用いた重量検出装置を介して架台又は建屋等の床梁に支持された容器を有する計量ホッパに使用する荷重校正装置であって、
前記容器の側面と前記架台又は建屋等の床梁との間に取り付けられ、前記容器に校正荷重を付与する少なくとも2つの荷重付与装置と、
前記荷重付与装置により前記容器に付与される校正荷重を検出する荷重検出部と、
前記荷重検出部により検出された校正荷重を表示する校正荷重表示部とを備え
前記荷重付与装置は、シリンダとプランジャを有するジャッキと、前記プランジャに連結された引張ロッドとからなり、
前記ジャッキのシリンダは前記架台に設けたブラケットの被係合部に係合する係合部を有し、前記引張ロッドは前記容器の側面に設けた取付アームに当接する荷重受部材を有する。
(作用)
前記構成の荷重校正装置は、計量ホッパの容器の側面と架台との間に取り付けられるので、計量ホッパの既存部品を取り外す必要がなく、また、予め容器の側面にアームを取り付け、架台にブラケットを設けておくだけで、簡単に取り付けることができる。また、荷重校正装置を取り付ける容器の側面には、架台のデッキを利用して接近することができるので、新たな足場を使用する必要がない。
本発明の他の手段として、以下の態様を採用することができる。
前記シリンダの係合部は前記シリンダの側面から突出する1対の係合突起からなり、
前記ブラケットの被係合部は前記1対の突起が係合する係合穴又は切欠きからなることが好ましい。
前記引張ロッドの荷重受部材は、前記引張ロッドに挿通され前記アーム部に当接する荷重受板と、前記引張ロッドに螺合され前記荷重受板を抜け止めする調整ナットとからなり、
前記アーム部は、前記引張ロッドが挿通される係合孔又は切欠きを有することが好ましい。
次に、荷重検出部としては、以下の3つの態様を採用することができる。
第一に、前記引張ロッドは第1ロッドと第2ロッドに分離され、前記荷重検出部は、前記第1ロッドと前記第2ロッドの間に介装された引張型ロードセルからなる。
第二に、前記荷重検出部は、前記引張ロッドの調整ナットと前記荷重受部材の間に介装された圧縮型ロードセルからなる。
この場合、前記引張ロッドの調整ナットと前記ロードセルの間に球面座金を設けることが好ましい。
第三に、前記荷重検出部は、前記シリンダ内の圧力を検出する圧力センサからなる。
この場合、前記引張ロッドの調整ナットと前記荷重受部材との間に球面座金を設けることが好ましい。
本発明によれば、計量ホッパの荷重校正作業を行うにあたり、荷重校正装置を計量ホッパの容器の側面と架台又は建屋等の床梁との間に取り付けるので、計量ホッパの既存部品を取り外すことなく、予め容器の側面にアームを取り付け、架台又は建屋等の床梁にブラケットを設けておくだけで、簡単に取り付けることができる。また、荷重校正装置を取り付ける容器の側面には、架台のデッキ又は建屋等の床梁を利用して接近することができるので、新たな足場を使用する必要がない。このように、荷重校正装置の取付作業が簡便で、かつ短時間に安全に作業を行うことができるという効果を有している。
本発明の第1実施形態の荷重校正装置を装着した計量ホッパのブロック図。 図1の計量ホッパの正面図。 図1の計量ホッパの平面図。 図1の荷重校正装置を装着するアーム部の平面図(a)及びブラケットの正面図。 図1の荷重校正装置の正面図。 図5の荷重校正装置をアーム部及びブラケットに装着する状態を示す側面図。 本発明の第2実施形態の荷重校正装置を装着した計量ホッパのブロック図。 図7の荷重校正装置の正面図。 図7の荷重校正装置をアーム部及びブラケットに装着する状態を示す側面図。 本発明の第3実施形態の荷重校正装置を装着した計量ホッパのブロック図。 図10の荷重校正装置の正面図。 図10の荷重校正装置をアーム部及びブラケットに装着する状態を示す側面図。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の荷重校正装置1Aを装着した計量ホッパ2を示す。
計量ホッパ2は、図2に示すように、被計量物が収容される下部が漏斗状になった円筒形の容器3を有している。容器3は頂部に被計量物が投入される投入口4と、底部に被計量物が排出される排出口5とを有している。容器3の周囲には容器3を支持するための架台6が設けられている。
図3に示すように、容器3の外周面の3箇所には支持アーム7が120°で等間隔に設けられている。容器3は、図2に示すように、支持アーム7と架台6の間に設けられたロードセル8を介して架台6に支持され、基礎9から所定高さの位置に設置されている。
図1に戻ると、ロードセル8はロードセル接続箱10に接続されている。ロードセル接続箱10は、ブリッジ回路を内蔵し、ロードセル8に作用する歪みによる抵抗変化から容器3に収容された被計量物の重量を電気信号として出力する。ロードセル接続箱10は重量表示装置11に接続されている。重量表示装置11は、ロードセル接続箱10から出力される電気信号を荷重に変換して計量ホッパ2の計量値を表示する。
図3に示すように、容器3の外周面の180度離れた2箇所には荷重校正装置1Aを取り付けるための取付アーム12が設けられている。取付アーム12には、図4(a)に示すように、孔13が形成され、該孔13から外縁に向かって切欠き13aが形成されている。孔13の周囲4箇所に後述する荷重受板29の位置決め突部14が形成されている。取付アーム12は、3箇所の支持アーム7の中間に設けて3箇所としてもよいが、2箇所であれば、支持アーム7と接近するので、図3中2点鎖線で示すように、隣接する支持アーム7と取付アーム12を一体に形成しておくことができる。
また、図2に示すように、架台6には、取付アーム12と対向する位置に1対のブラケット15が設けられている。1対のブラケット15は、図4(b)に示すように、基台16と、該基台16の端部から立ち上がる垂直壁17と、基台16と垂直壁17との間に設けられたリブ18とからなり、基台16は架台6にボルト19により固定されている。1対のブラケット15の垂直壁17の対向する面には、係合穴20が形成され、該係合穴20から水平方向及び垂直方向に向かって切欠き20aが形成されている。
図5に示すように、荷重校正装置1Aは、シリンダ21とプランジャ22を有する荷重付与装置として油圧ジャッキ23と、引張ロッド24と、荷重検出部としてロードセル25aとを備えている。
油圧ジャッキ23は、シリンダ21の外周に1対の円柱状の係合突起26が形成されている、油圧ジャッキ23のシリンダ21は,図1に示すように、油圧ポンプ27に接続され、手動または電動によりに油圧を作用させることができる。
引張ロッド24は、第1ロッド24aと第2ロッド24bからなっている。第1ロッド24aは、シリンダ21のプランジャ22にねじ込まれ、上端にY型金具28aが取り付けられている。第2ロッド24bは、下端に第1ロッド24aのY型金具28aと対向するY型金具28bが取り付けられ、中間に荷重受板29が挿通され、調整ナット30がねじ込まれている。第2ロッド24bの上端には、取手31が設けられている。
ロードセル25aは、両端が第1ロッド24aのY型金具28aと第2ロッド24bのY型金具28bに差し込まれ、ピン32により連結されている。ピン32の両端には環状金具33が取り付けられている、荷重校正装置1Aのロードセル25aは,図1に示すように、ロードセル接続箱34に接続されている。ロードセル接続箱34は、ブリッジ回路を内蔵し、ロードセル25に作用する歪みによる抵抗変化から引張ロッド24に付与される荷重を電気信号として出力する。ロードセル接続箱34は校正重量表示装置35に接続されている。校正重量表示装置35は、ロードセル接続箱34から出力される電気信号を荷重に変換して校正重量として表示する。
以上の構成からなる荷重校正装置1Aを計量ホッパ2に取り付けるには、予め図6に示すように、ジャッキ23、引張ロッド24、ロードセル25aを連結し、荷重受板29を取り付けた状態にしておく。この状態の荷重校正装置1Aは、取手31を持って運搬することができるし、環状金具33にショルダー紐を付けて担いで運搬することができる。荷重校正装置1Aを架台6の上まで搬送し、取手31を持って垂直に保持した状態で、シリンダ21の係合突起26をブラケット15の切欠き20aから係合穴20に向かって差し込み、荷重受板29が取付アーム12の上に位置するようにして、第2ロッド24bを取付アーム12の切欠き13aから係合孔13に向かって差し込む。これにより、荷重校正装置1Aは荷重受板29によってぶら下がった状態になる、次に、調整ナット30を締め付けて引張ロッド24を引き上げ、シリンダ21の係合突起26を係合穴20に係合させる。
この荷重校正装置1Aを使用して荷重の精度測定と校正を行うには、ジャッキ23の油圧を作用させ、プランジャ22を引き込む。これにより、引張ロッド24が引っ張られ、計量ホッパ2の容器3に校正荷重が付与される。ロードセル25aには引張荷重が作用し、ロードセル25aの歪みによる抵抗変化は、ロードセル接続箱34のブリッジ回路により電気信号として出力され、校正荷重表示装置35に表示される。
一方、荷重校正装置1Aにより計量ホッパ2の容器3に校正荷重が付与されることで、この校正荷重が支持アーム7を介してロードセル8に作用する。この結果、ロードセル8には圧縮荷重が作用し、ロードセル8の歪みによる抵抗変化は、ロードセル接続箱10のブリッジ回路により電気信号として出力され、重表示装置11に表示される。
そこで、校正重量表示装置35に表示される校正重量(W1+W2)と、重量表示装置11に表示される計量値(W11+W12+W13)を比較することで、計量値の精度を検査することができ、さらには重量表示装置11を調整する等して、計量ホッパ2の校正を行うことができる。
図7は、本発明の第2実施形態の荷重校正装置1Bを装着した計量ホッパ2を示す。
第2実施形態の計量ホッパ2は、図8に示す圧縮型のロードセル25bを用いた荷重校正装置1Bを使用する。容器3の取付けアーム12、架台6のブラケット15及びジャッキ23は第1実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。ジャッキ23のプランジャ22にねじ込まれた1本の引張ロッド24には、荷重受板29と調整ナット30が装着されている。荷重受板29と調整ナット30の間の引張ロッド24には、下から順にオイレス36、加圧金具37、円筒形のロードセル25b、加圧金具38、球面座金39が介装されている。
以上の構成からなる荷重校正装置1Bを計量ホッパ2に取り付けるには、予め図9に示すように、ジャッキ23に引張ロッド24を取り付け、引張ロッド24にロードセル25bと荷重受板29を取り付けた状態にしておく。この状態の荷重校正装置1Bは、小型であるので、そのまま運搬可能であるが、第1実施形態のように取手31やショルダー紐を取り付けてもよい。荷重校正装置1Bを架台6の上まで搬送し、第1実施形態と同様に、シリンダ21の係合突起26をブラケット15の係合孔20に差し込み、荷重受板29が取付アーム12の上に位置するようにして、引張ロッド24を係合孔13に差し込む。次に、調整ナット30を締め付けて引張ロッド24を引き上げ、シリンダ21の係合突起26を係合孔20に係合させる。
この荷重校正装置1Bを使用して荷重の精度測定と校正を行うには、ジャッキ23の油圧を作用させ、プランジャ22を引き込む。これにより、引張ロッド24が引っ張られ、計量ホッパ2の容器3に校正荷重が付与される。ロードセル25bには圧縮荷重が作用し、ロードセル25bの歪みによる抵抗変化は、ロードセル接続箱34のブリッジ回路により電気信号として出力され、校正荷重表示装置35に表示される。
引張ロッド24が引っ張られたときに、引張ロッド24が傾いたとしても、調整ナット30とロードセル25bの上側の加圧金具37との間に球面座金39が設けられているので、引張ロッド24の傾きによるロードセル25bの偏った歪みが防止され、校正重量の精度を低下させることがない。
一方、荷重校正装置1Bにより計量ホッパ2の容器4に校正荷重が付与されることで、第1実施形態と同様に、ロードセル8には圧縮荷重が作用し、ロードセル8の歪みによる抵抗変化は、ロードセル接続箱10のブリッジ回路により電気信号として出力され、重表示装置11に表示される。
そこで、校正重量表示装置35に表示される校正重量(W1+W2)と、重量表示装置11に表示される計量値(W11+W12+W13)を比較することで、計量値に精度を検査することができ、さらには重量表示装置11を調整する等して、計量ホッパ2の校正を行うことができる。
図10は、本発明の第3実施形態の荷重校正装置を装着した計量ホッパ2を示す。
第3実施形態の計量ホッパ2は、第1実施形態や第2実施形態のようなロードセル25a,25bは使用せず、図11に示す圧力センサ40を用いた荷重校正装置1Cを使用する。このため、第1実施形態や第2実施形態のようなロードセル接続箱34の代わりに、圧力センサ接続箱41を使用する。
第3実施形態は、容器3の取付アーム12、及び架台6のブラケット15は第1実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。ジャッキ23には、シリンダ21の内部の油圧を検出する圧力センサ40が取り付けられている。ジャッキ23のプランジャ23にねじ込まれた1本の引張ロッド24には、荷重受板29と調整ナット30が装着されている。荷重受板29と調整ナット30の間の引張ロッド24には、球面座金39が介装されている。
ジャッキ23の圧力センサ40は圧力センサ接続箱41に接続され、圧力センサ接続箱41は、圧力センサ40で検出されたジャッキ23のシリンダ21内の油圧を校正重量に換算する。圧力センサ接続箱41は圧力センサ接続箱41で換算された校正重量を表示する校正重量表示器35に接続されている。
以上の構成からなる荷重校正装置1Cを計量ホッパ2に取り付けるには、予め図12に示すように、ジャッキ23に引張ロッド24を取り付け、引張ロッド24に荷重受板29と調整ナット30を取り付けた状態にしておく。この状態の荷重校正装置1Cは、小型であるので、そのまま運搬可能であるが、第1実施形態のように取手31やショルダー紐を取り付けてもよい。第1実施形態と同様に、シリンダ21の係合突起26をブラケット15の係合穴20に差し込み、荷重受板29が取付アーム12の上に位置するようにして、引張ロッド24を係合孔13に差し込む。次に、調整ナット30を締め付けて引張ロッド24を引き上げ、シリンダ21の係合突起26を係合穴20に係合させる。
この荷重校正装置1Cを使用して荷重の精度測定と校正を行うには、ジャッキ23の油圧を作用させ、プランジャ22を引き込む。これにより、引張ロッド24が引っ張られ、計量ホッパ2の容器3に校正荷重が付与される。ジャッキ23のシリンダ21の内部の油圧が圧力センサ40により検出され、圧力センサ接続箱41により校正重量に変換されて電気信号として出力され、校正荷重表示装置35に表示される。
引張ロッド24が引っ張られたときに、引張ロッド24が傾いたとしても、調整ナット30と荷重受板29の間に球面座金39が設けられているので、引張ロッド24の傾きによるジャッキ23のプランジャ22の作動が妨げられることがない。
一方、荷重校正装置1Cにより計量ホッパ2の容器3に校正荷重が付与されることで、第1実施形態と同様に、ロードセル8には圧縮荷重が作用し、ロードセル8の歪みによる抵抗変化は、ロードセル接続箱10のブリッジ回路により電気信号として出力され、重表示装置11に表示される。
そこで、校正重量表示装置35に表示される校正重量(W1+W2)と、重量表示装置11に表示される計量値(W11+W12+W13)を比較することで、計量値に精度を検査することができ、さらには重量表示装置11を調整する等して、計量ホッパ2の校正を行うことができる。
このように、各実施形態の計量ホッパ2の重量校正作業にあたっては、荷重校正装置1A,1B,1Cを計量ホッパ2の容器3の側面の取付アーム12と架台6のブラケット15との間に取り付けるので、計量ホッパ2の底部の排出口5に存在する既存部品を取り外す必要がない。また、荷重校正装置1A,1B,1Cを取り付ける場所には、架台6のデッキを利用して接近することができるので、新たな足場を使用する必要がない。したがって、荷重校正装置1A,1B,1Cは、取付作業が簡便で、かつ短時間に、安全に行うことができる。
以上説明した実施形態では、種々の修正及び変形が可能である。例えば、以上の実施形態では、3つの支持アームで支持された円筒形の容器の2カ所又は3箇所に荷重校正装置1A,1B,1Cを取り付けたが、4つの支持アームで支持された円筒形又は矩形の容器では、2カ所又は4カ所に荷重校正装置を取り付けることができる。
1A,1B,1C 荷重校正装置
2 計量ホッパ
3 容器
6 架台
8 ロードセル
12 取付アーム
13 係合孔
13a 切欠き
21 シリンダ
22 プランジャ
23 ジャッキ
24 引張ロッド
24a 第1ロッド
24b 第2ロッド
25a ロードセル
25b ロードセル
26 係合突起
29 荷重受板
30 調整ナット
35 校正荷重表示装置
39 球面座金
40 圧力センサ

Claims (8)

  1. ロードセルを用いた重量検出装置を介して架台又は建屋等の床梁に支持された容器を有する計量ホッパに使用する荷重校正装置であって、
    前記容器の側面と前記架台又は建屋等の床梁との間に取り付けられ、前記容器に校正荷重を付与する少なくとも2つの荷重付与装置と、
    前記荷重付与装置により前記容器に付与される校正荷重を検出する荷重検出部と、
    前記荷重検出部により検出された校正荷重を表示する校正荷重表示部とを備え
    前記荷重付与装置は、シリンダとプランジャを有するジャッキと、前記プランジャに連結された引張ロッドとからなり、
    前記ジャッキのシリンダは前記架台に設けたブラケットの被係合部に係合する係合部を有し、前記引張ロッドは前記容器の側面に設けた取付アームに当接する荷重受部材を有することを特徴とする荷重校正装置。
  2. 前記シリンダの係合部は前記シリンダの側面から突出する1対の係合突起からなり、
    前記ブラケットの被係合部は前記1対の突起が係合する係合穴又は切欠きからなることを特徴とする請求項に記載の荷重校正装置。
  3. 前記引張ロッドの荷重受部材は、前記引張ロッドに挿通され前記アーム部に当接する荷重受板と、前記引張ロッドに螺合され前記荷重受板を抜け止めする調整ナットとからなり、
    前記アーム部は、前記引張ロッドが挿通される係合孔又は切欠きを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の荷重校正装置。
  4. 前記引張ロッドは第1ロッドと第2ロッドに分離され、
    前記荷重検出部は、前記第1ロッドと前記第2ロッドの間に介装された引張型ロードセルからなることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の荷重校正装置。
  5. 前記荷重検出部は、前記引張ロッドの調整ナットと前記荷重受部材の間に介装された圧縮型ロードセルからなることを特徴とする請求項に記載の荷重校正装置。
  6. 前記引張ロッドの調整ナットと前記圧縮型ロードセルの間に球面座金を設けたことを特徴とする請求項に記載の荷重校正装置。
  7. 前記荷重検出部は、前記シリンダ内の圧力を検出する圧力センサからなることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の荷重校正装置。
  8. 前記引張ロッドの調整ナットと前記荷重受部材との間に球面座金を設けたことを特徴とする請求項に記載の荷重校正装置。
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